JPH0210416Y2 - - Google Patents

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JPH0210416Y2
JPH0210416Y2 JP1984033880U JP3388084U JPH0210416Y2 JP H0210416 Y2 JPH0210416 Y2 JP H0210416Y2 JP 1984033880 U JP1984033880 U JP 1984033880U JP 3388084 U JP3388084 U JP 3388084U JP H0210416 Y2 JPH0210416 Y2 JP H0210416Y2
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JP
Japan
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impeller
chamber body
inlet
storage chamber
ribs
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JP1984033880U
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JPS60145318U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 この考案は、出入口変換が容易な流量計に係
る。
ロ 従来技術 例えば第1図に示すように下から上に向かつて
流体が通る管路に介挿して用いるのを本来の目的
とする従来の流量計を、上から下に向かつて流体
が通る管路に介挿して用いることはできない。
このままで用いると、流量積算値を示す指針は
逆転し、羽根車の自重から浮力を差し引いた力に
流れによる力が加わつて推力受は摩耗し、精度が
低下するからである。
例えば工場における流体の水平、垂直の配管で
は、流れの方向に無関係に、流量計の表示面の向
きを、便利な方向に定めたい場合が多いが、従来
の流量計では不可能な場合がある。
ハ 考案の目的 この考案の目的は、出入口変換が容易で、しか
も従来技術の前記欠点がない流量計を得ることに
ある。
ニ 考案の構成 この考案は、流体供給路に接続可能な2個の接
続部1a,1bと、その内側空間に収納室2を形
成する有底のほゞ円筒形部分とを一体形成した外
箱1と、前記接続部1a,1bの各々を前記収納
室2に収納室2の直径線上で対向する開口部1
c,1dで連通させる2個の通路3,4と、外箱
1の前記開口部1c,1dの上下に当る位置に配
設した計量部取り付け座1f,1eと、前記収納
室2内に保持され、羽根車7とその下部軸6を有
する計量室体5とを備え、該計量室体5、下部軸
6及び羽根車7は計量室体5の所定の下端入口5
gから所定の上端出口5hまで内部を流体が通過
すると羽根車7が回転してその流量を量る計量部
mを構成し、前記計量室体5は、羽根車7を収納
する円筒部5cと、前記計量部取り付け座1f,
1eに載置されるべく、該円筒部5cの外周に設
けた上下2段のつば5b,5aと、円筒部5cの
外側で円周を2等分する2個所に両つば5b,5
aの間にあつて円筒部5cの母線でかつ半径方向
に延びる2個のリブ5d,5dと、前記計量部m
の上部に配置されて羽根車7と連動する指示装置
11とを有し、前記下段のつば5aに2個のリブ
5dの間の半周に流入口aを他の半周に仕切りc
を形成し、又上段のつば5bには流入口aに対向
する半周に仕切りdを他の半周に流出口bを形成
し、更に、リブ5dと仕切りc,dの外周に外箱
1の開口部1c又は1dに択一的に対向配置可能
とした出入口変換が容易な流量計である。
ホ 実施例 第2図と第3図とに示す実施例について次に説
明する。
外箱1はその内側空間に収納室2を構成する有
底のほゞ円筒形部分と下向き接続部1aと上向き
接続部1bとが一体形成され、両接続部はいずれ
も、図示しない流体供給路に接続可能である。外
箱1の内側空間は収納室2を構成し、収納室2を
構成する外箱1の部分は直径線に沿つて対向する
2位置の開口部1c,1dで開口し、収納室2は
この開口部1c,1dで下側通路3と上側通路4
との内端に連通している。下側通路3と上側通路
4との外端は同一垂直線に沿うそれぞれ下向き接
続部1aと上向き接続部1bに及ぶ。
収納室2を形成する外箱1の内周で前記開口部
1c,1dの上下に当る位置に、上下2段の計量
部取り付け室1e,1fを備え、これにのせるべ
き上下2段のつば5a,5bをもつ計量室体5を
備える。計量室体5は、円筒部5cの外周に前記
つば5a,5bを備え、第4図に示すように、全
周を2等分する2個所に円筒部5cの外側でつば
5a,5bの間に半径方向に延びるリブ5dを備
える。2つのリブ5dの外端面は収納室2の内周
面に密接している。つば5aの2個のリブ5dの
間の半周を取り付け座1eに当てるべき部分を残
して扇形に欠損させて流入口aを形成し、つば5
aの他の半周は仕切りcを形成してある。つば5
bの2個のリブ5dの間で流入口aとはリブ5d
について反対側の半周を取り付け座1fに当てる
べき部分を残して扇形に欠損させて流出口bを形
成し、つば5bの他の半周は欠損を設けないで仕
切りdを形成してある。
計量室体5のを円筒部5c内の空間の下半部に
整流羽根を兼ねる放射状リブ5eとボス5fとを
一体的に形成してある。ボス5fは垂直に直立し
た下部軸6を備え、これに回転自在にねじれ羽根
車7の中心穴をはめてある。ねじれ羽根車7と一
体をなす羽根車軸7aの上端は、後記減速装置の
上台板に固定した上軸受8に支えられている。計
量室体5、下部軸6及びねじれ羽根車7は、計量
室体5の下端入口5gから上端出口5hに向かつ
て流体が通過するとき、ねじれ羽根車7が流量に
比例して回転する計量部mを構成する。
中箱9bは、円筒部9aと上下全長のほぼ中間
に備えた中床9bとを一体的にもち、円筒部9a
の下端は上つば5bの外周に当たり、中床9bの
中央には羽根車軸7aが通る穴10があいてい
る。中床9bの上側の空間には減速並びに指示装
置11があり、その上端の上台板12の外周は円
筒部9aの上端にのつている。円筒部9aの外周
と上台板12の外周とは外箱1の内周にしつくり
とはまり、上台板12の外周寄りの上面は、外箱
1の上面とほぼ同一平面に合致する。その面はゴ
ム間座13をのせ、更にその上に窓ガラス14を
のせ、その上に間座15をのせ、しめねじ16を
外箱1にねじこんでゴム間座13で気密を保つと
ともに、上台板12及び円筒部9aを介して下つ
ば5aと上つば5bを外箱1の取り付け座1e,
1fに押し付けて固定する。(第2図の場合) 計量室体5において、つば5a,5bの流入口
aや流出口bがない側の半周の外周面とリブ5d
の外周面とは、連続して殆ど全周に渡り収納室2
の内面すなわち外箱1の内周面に密接する全周接
触部5iを構成し、これによつて収納室2の内側
で計量室体5の外側の空間を計量室体5の入口5
gと出口5hとのそれぞれに連通する2つの空間
に仕切つて分割する。
全周接触部5iは、横から見てZ形をなすに対
して、収納室2の開口部1c,1dはZ形の上下
端すなわち上つば5bと下つば5aとの間に位置
するから、計量室5は、第2図に示すように、流
入口a従つて計量室体5の下側の入口5gが下側
通路3に連通し、流出口b従つて計量室体5の上
側の出口5hが上側通路4に連通した第1の結合
状態と、この反対に、第3図に示すように、流入
口a従つて前記入口5gが上側通路4に連通し、
流出口b従つて前記出口5hが下側通路3に連通
した第2の結合状態とを、択一的に択一して、計
量室体5を半回転異なる位置に組付けるだけでき
わめて容易に、かつ全く同一の部品である計量室
体5を用いて実現することができる。
なお、計量室体5の上記の構造は、下側通路3
と上側通路4とに替えて、収納室2の開口1c,
1dから直接水平に延長する通路を備えて、水平
に流体が通る管路に介挿して用いる水平管路設置
流量計にも適用することができる。
ヘ 作用 第2〜4図に示した実施例を下側通路3を上流
側、上側通路4を下流側に接続して用いるには、
計量室体5を第2図に示す向きに固定すれば、流
体は図示イ−ロ−ハ−ニの順序に矢印に沿つて流
れ、羽根車7は正規の方向に回転し、満足に計量
する。この反対に、上側通路4を上流側、下側通
路3を下流側に接続して用いるには、計量室体5
を第2図と180度(半回転)違う第3図に示す向
きに固定すれば、流体は図示ニ−ロ−ハ−イの順
序に矢印に沿つて流れ、ロ−ハの順序は変らない
から羽根車7はやはり正規の方向に回転し、満足
に計量する。
前記水平管路設置流量計においても、上記の事
情は全く同じである。
ト 考案の効果 この考案の流量計によると、流体の通過方向の
上下、左右反対のものを得るのに、全く同様の部
品を用いて、ただ、収納室2に対する計量室体5
の固定姿勢を選ぶだけですむから、生産に当たり
特別の部品を準備する必要はなく、組み立て時に
発注者の指定に対応すればよい。従つて仕掛り品
は少なくかつ指定への速やかな対応が可能であ
る。又、流量計の表示面の向きを、流れ方向に関
係なく、使い易い方向に定めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の流量計の1例の断面図、第2図
はこの考案の1実施例を下から上に流れる管路に
用いる組み立て状態での断面図、第3図は第2図
の実施例において上から下に流れる管路に用いる
組み立て状態での断面図、第4図は第2図の実施
例に用いる計量室体の斜視図である。 1……外箱、1a,1b……連続部、1c,1
d……開口部、2……収納室、3,4……通路、
5……計量室体、5a,5b……つば、5c……
円筒部、5d……リブ、5g……入口、5h……
出口、6……下部軸、7……羽根車、m……計量
部(計量室体5、下部軸6、羽根車7からなる)、
5i……全周接触部、11……指示装置、a……
流入口、b……流出口、e,d……仕切り。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体供給路に接続可能な2個の接続部1a,1
    bと、その内側空間に収納室2を形成する有底の
    ほゞ円筒形部分とを一体形成した外箱1と、前記
    接続部1a,1bの各々を前記収納室2に収納室
    2の直径線上で対向する開口部1c,1dで連通
    させる2個の通路3,4と、外箱1の前記開口部
    1c,1dの上下に当る位置に配設した計量部取
    り付け座1f,1eと、前記収納室2内に保持さ
    れ、羽根車7とその下部軸6を有する計量室体5
    とを備え、該計量室体5、下部軸6及び羽根車7
    は計量室体5の所定の下端入口5gから所定の上
    端出口5hまで内部を流体が通過すると羽根車7
    が回転してその流量を量る計量部mを構成し、前
    記計量室体5は、羽根車7を収納する円筒部5c
    と、前記計量部取り付け座1f,1eに載置され
    るべく、該円筒部5cの外周に設けた上下2段の
    つば5b,5aと、円筒部5cの外側で円周を2
    等分する2個所に両つば5b,5aの間にあつて
    円筒部5cの母線でかつ半径方向に延びる2個の
    リブ5d,5dと、前記計量部mの上部に配置さ
    れて羽根車7と連動する指示装置11とを有し、
    前記下段のつば5aに2個のリブ5dの間の半周
    に流入口aを他の半周に仕切りcを形成し、又上
    段のつば5bには流入口aに対向する半周に仕切
    りdを他の半周に流出口bを形成し、更に、リブ
    5dと仕切りc,dの外周に外箱1の開口部1c
    又は1dに択一的に対向配置可能とした出入口変
    換が容易な流量計。
JP3388084U 1984-03-08 1984-03-08 出入口変換が容易な流量計 Granted JPS60145318U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3388084U JPS60145318U (ja) 1984-03-08 1984-03-08 出入口変換が容易な流量計

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JP3388084U JPS60145318U (ja) 1984-03-08 1984-03-08 出入口変換が容易な流量計

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Publication Number Publication Date
JPS60145318U JPS60145318U (ja) 1985-09-26
JPH0210416Y2 true JPH0210416Y2 (ja) 1990-03-15

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ID=30536737

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JP3388084U Granted JPS60145318U (ja) 1984-03-08 1984-03-08 出入口変換が容易な流量計

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0531531Y2 (ja) * 1985-11-30 1993-08-13

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57106822A (en) * 1980-12-24 1982-07-02 Sanfuremu Akiyumu Kk Steam flow meter

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JPS57106822A (en) * 1980-12-24 1982-07-02 Sanfuremu Akiyumu Kk Steam flow meter

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JPS60145318U (ja) 1985-09-26

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