JPH0210281A - 超高温における磁気共鳴の分光測定用プローブ - Google Patents

超高温における磁気共鳴の分光測定用プローブ

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JPH0210281A
JPH0210281A JP1049739A JP4973989A JPH0210281A JP H0210281 A JPH0210281 A JP H0210281A JP 1049739 A JP1049739 A JP 1049739A JP 4973989 A JP4973989 A JP 4973989A JP H0210281 A JPH0210281 A JP H0210281A
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JP1049739A
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Christian Brevard
クリスチャン ブレバール
Jean-Pierre Coutures
ジャン ピエール クートレ
Dominique Massiot
ドミニク マシオ
Jean-Claude Rifflet
ジャン クロード リフレ
Francis Taulelle
フランシス トウレル
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Sadis Bruker Spectrospin SA
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
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    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
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    • G01R33/34Constructional details, e.g. resonators, specially adapted to MR
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、核磁気共鳴または電子常磁性共鳴において用
いられる共鳴器で行う測定のような、超高源における磁
気共鳴の分光測定用プローブに関する。
[従来の技t4’i] 励起状態中に材料標本が示す核スピン系への工・ネルギ
ー伝達は、核標本を収めたプローブを介して行われ、平
衡状態に復するスピン系より放出されるエネルギーの回
収もまたプローブによって行われる。プローブは共鳴器
の必須部分をなす。共鳴の分光測定が行われるのは、こ
のプローブを通じてである。
プローブは標本を支える機械的部分と、無線周波共鳴器
または本来の意味における極超短波共鳴器をなすアンテ
ナ網を有する電子回路とで構成されている。このアンテ
ナ網は無線周波または極超短波域にある電磁派を発生さ
せ、その電磁派は標本を収納する容積内に収束される。
磁気共鳴において用いられる共鳴器によって超高温にお
ける共鳴分光測定を行うためには、次の二つの必須条件
が同時に満される必要がある。
(1) e3本は無線周波または極超短波の照射容積内
に収められていること。
(2)標本は、意図する温度で測定できるように。
同じ照射容積内で加熱されること。
現在のところ、標本の加熱は、標本を支えるマウントを
収めた共鳴器のチャンバを横切る、恒温に保たれた空気
流によって行われている。
また、温度WA節は、たとえば熱電対の付いた調節ルー
プによって、調節ケースに表示されa+II定チャンバ
内で保たれている。たとえば+100℃という指示値に
合わせて行われる。
200〜600℃の範囲にある811定温度については
、現在は、磁気共鳴測定法で特殊な遮蔽プローブを用い
ており、プローブの冷却は熱抽出ポンプおよび液(一般
的には油)の全体によって確保されているが、共鳴器の
保護に必要なこの種の冷却機構は、all定プローブの
コスト増の大きな要因となっている。
標本の無線周波または極超短波の放出は、準備されてい
る無線周波または極超短波において検出器によって検出
されるが、従来、この検出器は@11本に直接に接触し
ていた。
標本と検出器は必然的に関連しているので、標本の温度
上昇は検出器の熱雑音の相関的な上昇となって現れ、検
出器は測定すべき信号をマスクするに至る。
しかも、キャプセル封じその他どんな断熱も。
キャプセル封じの場合は温度を維持することの;!8困
難について、また、その他種々の断熱法についてはその
断熱材が無線周波または極超短波に対して示すスクリー
ンの性格とその断熱材から発生するかも知れない妨害信
号の性格について、予め明らかにすることができない。
測定が意味を有するうえで重要な第二の条件は。
標本を変質させず、またそれを収めている容器とのあら
ゆる化学反応を避けることである。
実際には、加熱された標本は、標本を支えるマウントと
の反応によって、検出器の特性を変化させる可能性のあ
る独自の物理・化学特性を呈する。
この事実から、これらの温度上昇は、標本の内部にマウ
ントとの相互作用による化学反応を誘発し、標本の性質
が変化して、そのためK11l定を著しく歪める恐れが
ある。
更に、測定温度の著しい上昇は熱散逸により共鳴器に拡
散し、そのため共鳴器の作動特性を大きく変化させる。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、目指す81り定のため800〜2,500℃
の範囲にある超高温を実現できる条件において、加熱の
間、照射容積内に標本を保持しながら、標本と検出器と
の間の完全な独立を実現することを目的としている。
[課題を解決するための手段および作用]本発明は、固
体状態であれ液体状態であれ、耐火材、セラミック材な
ど高い耐熱性を有するある種の材料の挙動を観察するの
に望ましい著しい温度上昇に伴う多数の技術的制約を克
服することを可能にする。
そのため、本発明は、加熱手段としてレーザー光を標本
に集束することと、隔離手段として共鳴器の内部容積中
に標本を浮揚させることとを同時に用いることを特徴と
する。
本発明によって1次のような多数の利点が得られる。
(1)soo〜2,500℃の範囲の超高温における測
定を可能にする、共鳴器と標本の間の完全な独立。
(2)既存のプローブに小規模な調整に限られる簡単な
修正をほどこすだけで、既存プローブをこの種のプロー
ブに代えることが可能。
(3)プローブの特性とセット全体の作動特性が温度に
関係なくほとんど一定であることの保証。
(4)製作が簡単であること。
(5)感度を失わせることなく、容易に高温を得ること
ができること。
(6)標本の浮揚によって得られる確実な隔離。
(7)浮揚気体流と、蒸発窒素流で保持されたコイルに
よって経路づけられた熱散逸。
本発明の全体的創意は、標本のその環境とその加熱手段
からの完全な独立性を確保するため、次のような二つの
主要手段を同時的に用いることにある。
一つは、d、損気体の制御した流出を用いることによっ
て、標本を共1!β器の内部にたえず浮揚状態に保つこ
とであり、他の一つは、標本に集束するコヒーレント光
束によって標本を加熱すること、である。
共鳴器の電子機構を蒸発窒素流の下に保持することが重
要である。
[実施例] 以下実施例を取り上げながら本発明についてより詳細に
説明しよう。しかし、本発明が説明を行った特定の手段
だけに限定されるものでないことは言うまでもない。
本発明によるプローブは、超伝導コイルの磁石2のなか
に在来のプローブの代わりに挿入されるプローブ本体1
を有している。プローブ本体1は共鳴器−浮揚装置3を
収めている。
本発明では、共+lh器は光導体4の役割を果たす導管
によって光学的に外部に接続されており、該導管は適当
な波長のレーザー6が放出するコヒーレント光束を終端
の窓5を通して受は取り、該光束は光素子7により場合
によって集束された後、反射鏡8によって上記の窓5の
方へ向けられる。
レーザー光は、なかに標本9が置かれている共鳴器−浮
揚装置3を横切り、集束によって、該標本9が占める共
鳴器の中心部を局部的に加熱することができる。
一実施例として、金属に対しては波長1.06℃mのレ
ーザーを採用し、また絶縁体、すなわち、酸化物、ハロ
ゲンおよびその他に対しては10゜6℃mの二酸化炭素
レーザーを採用する。
標本加熱法としてのレーザー6のこの独創的な使用は、
標本9が占める容積内へのエネルギーの大きな集束を確
保し、かつ著しい温度上昇を可能にするものである。
もう一つの独創的な特性は、分析すべき標本9の隔離手
段に関するもので、それによると、本発明によるプロー
ブの共鳴器−浮揚装置3は、銅あるいは他の適当な非磁
性台MEまたは素材で作られた、全体の外形が円筒状の
、側面の閉じた中空の本体10を呈しており、該本体1
0は金属座11に載っており、該金属座11は蒸発窒素
の循環路12によって冷却されている。
共鳴器−浮揚装置3の諸部品が無線周波アンテナ13を
構成している。好ましい実施態様では。
それらの部品は、先細次いで先太の二重ノズル14をな
す双円錐形の内部形1ぷを呈している。このノズル14
は下側(先細円錐)空洞15次いで上側(先太円錐)空
洞16を有する自由な内部容積を限定しており、これら
の空洞は通路(円形通路)17をなす絞り部分によって
隔てられている。
その挙動を測定すべき標本9は、上側空洞16のなかに
置かれる。
標本9の寸法は、二つの空洞15および16の間の絞り
部分の通路17を通り抜けることがないように選択する
ものとする。
実際、浮揚力が存在しないときは、標本は低い点に来る
ので、標本が上側空洞16内に留まっていることが重要
である。
本発明では、上側空洞16のなかに置かれてい。
る標本9は、加熱レーザー光束が伝わる光導体4によっ
て導入された浮揚気体18の制御された流れによって浮
揚状態に維持されている。
この浮揚気体18の流れは流量計19によって制御され
、適当な装置によって調節される。
先細次いで先太の二重ノズルという形態によってもたら
されるベンチュリ効果は、熱散逸だけでなく気体流の浮
揚力をも著しく改善している。
一実施例として、双円錐形の内部容積は20IInの合
計高さを呈し、半角は60°、また通路直径は2〜3.
5mの範囲とする。
ここで浮揚装置の本体は、例えば、波長10゜6ηmの
レーザー(二酸化炭素レーザー)光の場合は銅製であり
、波長1.06ηmのレーザーと組み合わせて使用すべ
きときはセラミック製であることを明π己する6 ?/揚低気体18体積流量は1分間1〜1.5リットル
の範囲にある。
これらの手段によって、質量が20〜120 mgの間
にある標本9の場合の安定浮揚状態は、約1時間にわた
って維持することができる。
無線周波アンテナまたは本来の意味での共鳴器は誘電挙
動を有する電流ループによって形成されなければならな
い。
そのため、共鳴器−浮揚装置3の本体は導体セグメント
と絶縁体セグメント、そして好ましくは銅製セグメント
とセラミック製セグメントの交互の連続による積み重ね
によって作られている。
こうして構成された共鳴回路を、必要な容量およびイン
ダクタンスの付加によって、関与する作業周波数に一致
させ適合させる。
種々の測定および観察機器および装置がプローブを取り
囲んでいる。浮揚状態の標本9を観察するためのカメラ
20およびビデオモニター21、また同期検出24によ
ってコンピュータ23に接続された高温計22などであ
る。コンピュータは分光計25に接続されており、レー
ザーの出力自動制御にも用いられる。
本来の方式では、分光計25は共鳴器−浮揚装置3の本
体をなす無線周波アンテナ13にも接続されている。な
ぜなら、測定の一般原理にしだがい、該アンテナ13が
検出器の役割も果たしているからである。
プローブ出力部には、使用されるレーザー光のための吸
収材料、たとえばセラミック製のシャッター26を予想
している。
標本温度の1lll’l定は光高温計によって、2〜1
0ηmの範囲で、また使用される材料が透過性を有せず
、単位に近い放射率を示す範囲において行われる。
共鳴器本体の変形実施形態は第3図に示されている。こ
の変形では、上側空洞15と下側空洞16は全体がピラ
ミッド形を採り、通路17は単純な三角のスリン1−と
なっている。
もちろん、これらの空洞は、気体流にその浮揚効果を発
揮させるように側面が閉じられている。
浮揚については上で詳細に説明した。しかしながら、単
純な多様な変更、付加、直接的な変異形、同等の諸手段
による置換が本発明の枠内に含まれることは言うまでも
ない。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明による超高温における磁気共
鳴の分光測定用プローブは、耐火材、セラミック材等高
耐熱性を有する材料の挙動を観察するに望ましい超高温
環境を可能とするものであって、実用的効果は極めて大
きい。
【図面の簡単な説明】
添付図面中、第1図はプローブと、その測定・分析セラ
1〜の全体図、第2図は標本を置いた、浮揚機構付き共
鳴器の本体の透視概略図、第3図は変形浮揚機構付き共
鳴器の本体の平面詳細図である。 1・・・プローブ本体、3・・・共鳴器−浮揚装置、4
・・・光導体、6・・・レーザー、9・・・標本、11
・・・金属座、14・・・二重ノズル、15・・・下側
空洞、16・・・上側空洞、17・・・通路、18・・
・浮揚気体。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)超空中の共鳴器を有し、該共鳴器が分析すべき標
    本を収めている高温における磁気共鳴の分光測定のため
    のプローブであって、標本の加熱手段としてコヒーレン
    ト光束、および該標本のその環境からの隔離手段として
    共鳴器の内部容積のなかにある浮揚装置を同時に用いる
    ことを特徴とする超高温における磁気共鳴の分光測定用
    プローブ。
  2. (2)共鳴器が同時に浮揚装置であることを特徴とする
    請求項1記載の超高温における磁気共鳴の分光測定用プ
    ローブ。
  3. (3)浮揚が、共鳴器−浮揚装置の本体を縦に通過する
    、流量の制御され調節されている気体流によって行われ
    ることを特徴とする請求項1および2記載の超高温にお
    ける磁気共鳴の分光測定用プローブ。
  4. (4)共鳴器−浮揚装置の本体が中空で、側面で閉じ、
    下側空洞と上側空洞を有しており、両空洞が通路をなし
    ている絞り域によって分離されていることを特徴とする
    請求項1、2及び3記載の超高温における磁気共鳴の分
    光測定用プローブ。
  5. (5)標本が通路の断面積より寸法が小さいことを特徴
    とする請求項4記載の超高温における磁気共鳴の分光測
    定用プローブ。
  6. (6)共鳴器−浮揚装置の本体が導体セグメントと絶縁
    体セグメントの交互の連続による積み重ねによって作ら
    れていることを特徴とする請求項1乃至5記載の超高温
    における磁気共鳴の分光測定用プローブ。
  7. (7)連続的セグメントが銅製セグメントとセラミック
    製セグメントの交互の連続であることを特徴とする請求
    項6記載の超高温における磁気共鳴の分光測定用プロー
    ブ。
  8. (8)共鳴器−浮揚装置の本体が金属座に載っており、
    該金属座が気体を入れた冷却楯環路によって冷却される
    ことを特徴とする請求項1乃至7記載の超高温における
    磁気共鳴の分光測定用プローブ。
  9. (9)レーザー光が光導体によってプローブと共鳴器−
    浮揚装置の本体のなかに導入されることを特徴とする請
    求項1乃至8記載の超高温における磁気共鳴の分光測定
    用プローブ。
  10. (10)レーザー光吸収スクリーンによって遮断されて
    いることを特徴とする請求項1乃至9記載の超高温にお
    ける磁気共鳴の分光測定用プローブ。
JP1049739A 1988-03-01 1989-03-01 超高温における磁気共鳴の分光測定用プローブ Pending JPH0210281A (ja)

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