JPH02102718A - 液体の膜分離装置 - Google Patents

液体の膜分離装置

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JPH02102718A
JPH02102718A JP25668088A JP25668088A JPH02102718A JP H02102718 A JPH02102718 A JP H02102718A JP 25668088 A JP25668088 A JP 25668088A JP 25668088 A JP25668088 A JP 25668088A JP H02102718 A JPH02102718 A JP H02102718A
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membrane
liquid
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chemical cleaning
separator
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JP25668088A
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Hiroyoshi Emori
弘祥 江森
Hitoshi Masuda
等 増田
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液体の膜分離装置に係り、特に、膜モジュー
ルの洗浄機構を有する膜分離装置に関する。
〔従来の技術〕
膜を用いた液体の分離用膜モジュールとしては、中空糸
型、管状型、スパイラル型及び耐圧板型がある。これら
の液体分離用膜モジュールは、いずれも被処理液を流動
させ、膜面の濃度分極を抑制することによって透過水を
効率的に得るものである。しかしながら、上記した液体
分離用膜モジュールを用いる液体処理法では、被処理液
が50cp以上の高粘度液になると、液体分離の処理が
困難となるばかりでなく、被処理液を流動させ、加圧す
るためのエネルギーが大きくなるという問題点がある。
一方、液体分離用膜モジュールとして、回転円板膜を用
いる液体膜分離装置は、回転円板数自体を駆動させるこ
とによって膜近傍の液の濃度を抑制し、透過水を得るも
のであり、低エネルギーで液体分離を行うことができる
利点がある。
回転円板膜を備えた液体膜分離装置には、膜透過水集水
パイプの軸方向に百数十枚の回転円板膜が設置され、こ
のような多数枚の回転円板膜を設置した膜透過水集水パ
イプが複数段配置されている。被処理液は、多数枚の回
転円板膜の外周に滞留し、回転している状態の回転円板
膜を透過した透過水は、膜透過水集水パイプを介して集
水されるようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような装置で液体分離処理を継続して行うと、回転
円板膜の膜面にゲル層が形成され、このゲル層が大きな
透過抵抗を持つため、膜透過流速は著しく低下する。従
来、膜透過流速を回復させる方法として、薬品洗浄、ゲ
ル層の形成を抑制する方法として、邪魔板の使用、空気
洗浄、スポンジ洗浄などが知られている。しかし、薬品
洗浄を行うためには、装置を停止させ、回転円板膜を取
りはずす必要がある。他方、邪魔板の使用や空気洗浄は
あまり効果が見られず、スポンジ洗浄も、常に膜面とス
ポンジ面が接している状態での洗浄方法では、膜面の圧
密化により、かえって膜透過流速の減少を促す結果とな
り、膜透過流速の減少を抑制するのは、極めて困難であ
り、結局、薬品洗浄を行わなければならない。
したがって、本発明は、多数の回転円板膜を有する膜モ
ジュールを備えた膜分離装置において、前記の従来技術
の問題点を解消し、膜モジュールを取りはずさないで薬
品洗浄を行うことができる液体の膜分離装置を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、膜透過流速を回復させるする手段として、膜
モジュールの一部又は全部を浸漬しうる反転可能な薬品
洗浄容器を設けることによって上記の目的を達成したも
のである。
すなわち、本発明による液体の膜分離装置は、円板状の
多孔質体又は流路を形成する仮に液体を透過可能な膜を
装着し、一定圧で固液分離を行う液体の膜分離装置にお
いて、前記膜の一部又は全部を浸漬しうる反転可能な薬
品洗浄容器を設けたことを特徴とする。
本発明の膜分離装置に用いる薬品洗浄容器は、回転円板
膜の約半分を包囲するほぼ半円形の端面を有する形状の
ものが好ましく、回転円板膜の軸に回転可能に嵌めこま
れ、膜分離装置の運転時には反転・倒立し、薬品洗浄時
には膜モジュールの下部にセットされる。
洗浄に使用される薬品は、特に制限はなく、例えば次亜
塩素酸ナトリウム、洗剤などが挙げられる。
〔実施例〕
次に、図面に示した実施例に基づいて本発明を詳述する
第1a図は本発明の膜分離装置の一実施例を運転中の状
態で示す側面図、第1b図は第1a図の装置を膜モジュ
ールの薬品洗浄中の状態で示す側面図、第2図は薬品洗
浄時の薬品洗浄容器の斜視図である。
第1a図及び第1b図に示したように、膜モジュールl
の回転軸となる透過水集水パイプに薬品洗浄容器2が回
転可能に嵌めこまれている。この薬品洗浄容器2は、は
ぼ半円形の端面を有するが、その一方の上側端部はやや
突出して、処理槽5の壁の同様に突出する部分に当接し
、該容器がそれ以上下方へ回転しないように構成されて
いる。また、処理槽5の上記の突出部分とは反対側の壁
には、ストッパー4を設け、薬品洗浄容器2がそれより
上方へ回転しないようになっている。
この■々膜分離装置用いて液体の膜分離処理を行う場合
には、第1a図に示したように薬品洗浄容器2は倒立し
ているが、薬品洗浄を行う場合には、薬品洗浄容器2は
、第1b図に示したように、膜モジュール1の下部にセ
ットされ、薬品投入装置(図示せず)により、例えば次
亜塩素酸ナトリウム、洗剤などの洗浄用の薬品3が注入
される。このとき、膜モジュール1は、第2図に示した
ように約半分が薬品3に浸漬されているが、膜モジュー
ル1を回転させることによりその全体が薬品に浸漬され
、洗浄される。
洗浄工程完了後は、洗浄薬品は排液装置(図示せず)に
より容器外へ排出され、次いで洗浄水を注入して残留し
た薬品を完全に洗浄排出する。
このようにして洗浄された後、薬品洗浄容器2を反転・
倒立させ、被処理液が膜モジユール全体を浸漬する水位
まで被処理液を導入し、膜分離処理の運転を行う。
第3図は、本発明の別の実施例を示す膜分離装置を運転
中の状態で示す斜視図である。この装置は、廃水の曝気
処理に応用したものであり、処理槽15の予定水位より
下方に膜モジュール11及び薬品洗浄容器工2が設置さ
れている。この薬品洗浄容器12には、曝気処理時に下
側になる部分に空気洗浄管6が設けられている。空気洗
浄管6がら空気を吹き込むことにより運転時にも空気洗
浄を行うことができ、膜面でのゲル層の形成を抑制する
ことができる。また、薬品洗浄時に空気洗浄管6から空
気を吹き込むことにより洗浄効果が向上する。薬品洗浄
容器12には、さらに邪魔板7が取り付けられており、
この邪魔板7による乱流効果によって膜面でのゲル層の
形成が抑制される。また、邪魔板7の表面にスポンジな
どの膜面を傷つけない材料を付け、これを膜面に押し当
てることにより表面洗浄を行うこともできる。
〔発明の効果〕
本発明の膜分離装置は、膜モジュールを取りはずすこと
なく、薬品洗浄を容易に効率よく行うことができ、また
、膜面の目詰まり・ゲル層の形成を抑制することができ
る。したがって、本発明の膜分離装置を用いれば、安定
して一定の透過水量が得られ、効率のよい膜分離処理を
達成することができる。
本発明の膜分離装置は、廃水の浄化処理など、各種の液
体の分離精製に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1a図は本発明の膜分離装置の一実施例を運転中の状
態で示す側面図、第1b図は第1a図の装置を膜モジュ
ールの薬品洗浄中の状態で示す側面図、第2図は薬品洗
浄時の薬品洗浄容器の斜視図、第3図は本発明の別の実
施例を示す膜分離装置を運転中の状態で示す斜視図であ
る。 符号の説明 1.11・・・膜モジュール、2.12・・・薬品洗浄
容器、3・・・薬品、5.15・・・処理槽、6・・・
空気洗浄管、7・・・邪魔板第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円板状の多孔質体又は流路を形成する板に液体を
    透過可能な膜を装着し、一定圧で固液分離を行う液体の
    膜分離装置において、前記膜の一部又は全部を浸漬しう
    る反転可能な薬品洗浄容器を設けたことを特徴とする液
    体の膜分離装置。
JP63256680A 1988-10-12 1988-10-12 液体の膜分離装置 Expired - Lifetime JPH0622661B2 (ja)

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JP63256680A JPH0622661B2 (ja) 1988-10-12 1988-10-12 液体の膜分離装置

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JPH02102718A true JPH02102718A (ja) 1990-04-16
JPH0622661B2 JPH0622661B2 (ja) 1994-03-30

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