JPH02102581A - 力覚センサ - Google Patents

力覚センサ

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JPH02102581A
JPH02102581A JP63256675A JP25667588A JPH02102581A JP H02102581 A JPH02102581 A JP H02102581A JP 63256675 A JP63256675 A JP 63256675A JP 25667588 A JP25667588 A JP 25667588A JP H02102581 A JPH02102581 A JP H02102581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
force
component
axis
detection
resistance coefficient
Prior art date
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Pending
Application number
JP63256675A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Akahori
赤堀 隆司
Hiroshi Yamazaki
博史 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02102581A publication Critical patent/JPH02102581A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば産業用ロボット、三次元ロードセル、
三次元ジョイスティック等に利用される力覚センサに関
する。
従来の技術 従来の力覚センサを第4図に基づいて説明する。
まず、第一の従来例の全体構成について述べる。
起歪体1は円板形状をなしており、その中心部は作用部
2とされその周辺部は支持部3とされており、これら作
用部2と支持部3との間には肉厚の薄い弾性変形部(ダ
イヤフラム)4が形成されている。前記作用部2の下方
にはx、y、z軸方向の力が作用する円柱状をなした力
伝達体5が設けられている。また、前記起歪体1の表面
には正方形状をなした単結晶基板6が接着固定されてお
り、この単結晶基板6の一面には検出面7が形成されて
いる。この検出面7の中心を通る複数の軸線上には5機
械的変形により電気抵抗を変化させる検出素子8が形成
されている。
前記単結晶基板6は、第5図に示すように、(110)
面のn−8i基板を用い、<110>軸方向に2構成分
力検出用のP型拡散抵抗Rz、。
Rz、、Rz、、Rz4が配設されている。また、〈1
10〉軸方向に対して±45″方向をなす方向に、X軸
成分力検出用のP型拡散抵抗RX1g RXs * R
Xs eRx4及びY軸成分力検出用のP型拡散抵抗R
y1゜R)’z * Ryx t Ry4がそれぞれ配
設されている。この場合、(110)面のn−5L基板
6のP型拡散抵抗のピエゾ抵抗係数は第6図に示すよう
な特性となる。
このような構成において、今、力の3成分力(F X?
 F yy F Z)のうちFxが力伝達体5に加わり
ダイヤフラム4が変形しこれに連れて単結晶基板6が変
形すると、その検出面7に形成された検出素子8が機械
的な変形を受けて歪抵抗効果により電気抵抗が変化する
。これにより、第13図(a)に示すようなブリッジ回
路の平行状態が崩れ、そのブリッジ回路の検出電圧Vx
に電位差が現われそのX軸方向に作用する力Fxを検出
することができる。なお、Fy、Fzの場合にもそれぞ
れ第13図(bOc)に示すようなブリッジ回路により
力の成分力を検出することができる。
発明が解決しようとする課題 このような従来の装置においては、次のような各種の問
題点がある。その第一の問題点は、P型拡散抵抗のピエ
ゾ抵抗係数の特性によって、成分力の相互干渉が生じ、
力の作用していない方向の成分力までも検出してしまう
ということである。
また、その第二の問題点は、最高の検出感度を得ること
ができず、応力の作用している方向と強さを正確に測定
することができないという問題がある。さらに、その第
三の問題点は、Z軸方向の成分力の検出感度がX、Y軸
方向の成分力の検出感度に比べ劣るということである。
以下、これらの問題点を順を追って説明する。
まず、その第一の問題点である成分力の相互干渉が生じ
ることについて説明する。一般に、応力が存在する時の
抵抗変化ΔRは、 ΔR/R=πqσ悲+πtσt+πSσ5−(1)πQ
:縦ピエゾ抵抗係数 πt:横ピエゾ抵抗係数 πS:剪断ピエゾ抵抗係数 σ11=縦方向応力 σt:横方向応力 σS:剪断方向応力 となる。
ここで、剪断応力σSがσQ、σtに比べて小さいこと
から、以後この剪断応力σSは無視すると、ΔR/R=
πΩσn+πtσt  ・ (2)と変形される。
この(2)式において、第一項のπΩσ悲は検出感度や
検出精度に係わるものであり、第二項のπtσtは他成
分力の干渉や測定精度に関するものである。この式から
例えば、力伝達体5に力Fxが加わった場合にはX軸縦
方向応力σnが作用している他に、Y軸横方向応力σt
も同時に作用していることを意味する。この場合、σ口
が第13図(a)のブリッジ回路に検出電圧Vxとして
検出されると共に、σtも同時に第13図(b)のブリ
ッジ回路に検出電圧vyとして検出されることになる。
このようにX軸方向の成分力Fxのみが作用している時
に、実際には作用していないY軸方向の成分力Fyまで
も検出されるという、いわゆる、成分力の干渉現象が生
じる。このような相互干渉をなくすためには(2)式に
おいてπ口)πtの条件を満足させれば、 ΔR/R=πQσα  ・・・(3) となり、そのような干渉現象を取り除くことができるわ
けである。しかし、第6図に示すようなピエゾ抵抗係数
(πg、πt)特性をもつ(110)面のn−8L基板
6を用いる場合には、A、B点、C,D点をそれぞれ通
過する方位にP型拡散抵抗8が配設されているため、π
口)πtの条件をどうしても満足させることができず、
その結果、(3)式の関係を得ることができないという
問題がある。
そこで、このような問題を解決するために、第二の従来
例としての特願昭62−148344号に本出願人によ
り出願されているものがある。すなわち、第7図に示す
ような(211)面のn−8i基板を用い、第8図に示
すようなピエゾ抵抗係数特性をもつX、Y軸成分力検出
用のP型拡散抵抗8を、H,I点及びJ、に点をそれぞ
れ通過する<111>軸に対して±45°をなす方向に
配設することによって、πQ)πtの条件を満足させる
ことができ、これにより(3)式の関係を得ることがで
きる。なお、Z軸成分力検出用のP型拡散抵抗8は<1
11>軸方向に配設する。この第二の従来例に示すよう
なピエゾ抵抗係数の特性(第8図参照)をもつ基板6を
用いることによって、第一の従来例で述べたような第一
の問題点である成分力の干渉現象を取り除くことはでき
る。
しかし、これまで述べた第一の従来例及び第二の従来例
には以下に述べるような、最高の検出感度を得ることが
できず、応力の作用している方向と強さを正確に測定す
ることができないという第二の問題点がある。
次に、その第二の問題点を第6図に基づいて説明する。
検出素子8は、第9図に示すように、電流主の流れる方
向に長いQl<Q、の形状をしているが、この検出素子
8にその縦方向とθをなす角度の方向に応力σが加わっ
たとすると、第10図かられかるように、 σQ=σcosθ  ・・・(4) σt=σsin θ   ・・・ (5)に分解される
この場合、θ=0の時にσQが最大となるため。
(3)式よりΔR/Rもこの時最大となるはずである。
しかしながら、検出素子8内を流れる電流iの方向は(
φ−φ)から(ψ+φ)までの範囲で変化し、しかも、
第6図において、検出素子8の配設されたψ=±45°
方向のピエゾ抵抗係数πΩの値は、45°よりも少し低
い角度のA0点。
C0点を通過する(ψ−φ)方向のピエゾ抵抗係数πQ
 (極大値d’rcQ/dt= O)  (7)値より
も小さい。
従って。
σQ (ψ)=σQ(ψ−φ)  ・・・ (6)πQ
(ψ)くπQ(ψ−φ) ・・・(7)となり。
πQ(ψ)σQ(ψ)くπQ(ψ−φ)σQ(ψ−φ)
、・ ΔR(ψ)/R〈ΔR(ψ−φ)/R・・・(8
)の関係が得られる。
この(8)式の関係からψ=±45°方向に実際に配設
されている検出素子8のΔR(ψ)/Rの値は、(ψ−
φ)方向に配設される場合よりも小さな値となる。従っ
て1本来、検出素子8の配設されているψ=±45°方
向に応力σQが作用している時に検出電圧Vxが最大値
を示すべきであるが、しかし実際には、πQの極大値と
なる(ψ−φ)方向に検出電圧の最大値を示す方向がズ
レることになる。
そこで、このような最高の検出感度を得ることができず
応力の作用している方向と強さを正確に測定することが
できないという第二の問題点を解決する方法としては、
第三の従来例としての特願昭62−234042号に本
出願人により出願されているものがある。すなわち、第
11図及び第12図に示すように、(111)面のn−
8i基板6を用い、P型拡散抵抗8のピエゾ抵抗係数π
lが第12図に示すようにどの方位に対しても等しいも
のを用いるようにすれば、上述したような方位により生
じる検出感度の差を考慮して配設する必要がなくなり、
どの方位に対しても均一な検出感度を得ることができ応
力の作用している方向と強さを正確に測定することがで
きる。しかし、この第三の従来例の場合には、そのピエ
ゾ抵抗係数の特性により、πtがπΩに比べ無視できる
ほどの大きさのものではないため、前述した第一の従来
例としての成分力の干渉現象を取り除くことができない
という問題が残存してしまう。
上述したように、第一の従来例及び第二の従来例では最
高の検出感度を得ることができず応力の作用している方
向と強さを正確に測定することができないという第二の
問題点が残る。また、第三の従来例では成分力の相互干
渉を除去することができないという第一の問題点が残る
次に、第三の問題点であるZ軸方向の成分力の検出感度
がX、Y軸方向の成分力の検出感度に比べ劣ることにつ
いて説明する。第4図において、力伝達体5にFx(又
はFy)が加わった場合、テコの原理により力伝達体5
の腕の長さに比例した力が得られ実際に加わる力よりも
増幅されたものとなり、起歪体1の中心部分にモーメン
トMx(My)が発生する。これらモーメントMX(M
y)によりダイヤフラム4が変形し、X軸縦方向応力σ
QX(Y軸縦方向応力σay)が作用する。また、力伝
達体5に力Fzが加わった場合には、Mx(My)のよ
うなモーメント力は作用せず、その方Fzは増幅される
ことなく起歪体1の中心部に加わり、これにより、ダイ
ヤフラム4にはZ軸縦方向応力σQZが作用する。
このような応力σQx+σQYyσitzの比率関係を
実際に試作した力覚センサの実験結果により比較すると
、 σB=σmy’:、(2〜3)・σoz  −(9)と
なる。
また、(2)式との関係から、 ΔRx / Rx =ΔRy/Ry =π2xσ念X #πQZσQX #(2〜3)−πQZσaZ =(2〜3)−ΔRz / RZ ・・・ (10) となる。
これにより、Z軸方向の検出感度は、X、Y軸方向の検
出感度に比べ172〜173倍程度に劣ってしまうとい
う問題がある6 そこで、このような問題を解決するための方法として、
第二の従来例のようなP型拡散抵抗8のピエゾ抵抗係数
πgを用いる方法がある。すなわち、第8図において、
πlz&L点にとり、πQx+πQyをH,J点にとる
ことによって、πI=π1y=(1/2)πoz−(1
1)の関係が得られるので、(9)、(10)式との関
係により。
ΔRx / Rx =πQXσgx #(1/2)πQz・(2〜3)σQZ=πQZσII
z =ΔRz/Rz   ・= (12) となる。
これにより、第二の従来例の場合にはZ軸方向の検出感
度をX、Y軸方向の検出感度と同等にすることができる
が、しかし、この場合には前述したように最高の検出感
度を得ることができないという第二の問題点が残存する
。また、第一の従来例(第6図参照)及び第三の従来例
(第12図参照)の場合には、それらのピエゾ抵抗係数
の特性上、どうしてもZ軸方向の検出感度をX、Y軸方
向の検出感度と同等にすることができないという第三の
問題点が残存することになる。
課題を解決するための手段 そこで、このような問題点を解決するために、本発明は
、単結晶基板が(100)面を有するP型単結晶基板に
よりなり、このP型単結晶基板の(100)面上に形成
されるx、y、z軸成分力検出用のn型拡散抵抗を、歪
抵抗係数π鑓の値が極値(d 7CQ/dθ=0)とな
る方位にそれぞれ配設した。
作用 従って、X、Y軸成分力検出用のn型拡散抵抗をπQの
値が最小値となる方位に配設し、Z軸成分力検出用のn
型拡散抵抗をπΩの値が最大値となる方位に配設するこ
とによって、x、Y軸方向においてπ9〉πtの関係を
満足させ、しかも、Z軸方向のπQZの値がX、Y軸方
向のπQX、πQYの値に比べ数倍程度大きくなる関係
を満足させることができるため、X、Y成分力の相互干
渉をなくすことができ、また、最高の検出感度を得た状
態で応力の作用している方向と強さを正確に測定するこ
とが可能となり、さらに、Z軸方向の成分力の検出感度
をX、Y軸方向の成分力の検出感度と同等にすることが
できる。
実施例 本発明の一実施例を第1図及び第3図に基づいて説明す
る。なお、力覚センサの全体構成については従来技術で
述べたのでここでの説明は省略し。
同一部分については同一符号を用いる。
単結晶基板は(100)面を有するP型Sj、単結晶基
板(以下、P−8L基板)6からなっている。このP−
3i基板6の(100)面上には、x、y、z軸成分力
検出用のn型拡散抵抗8が形成されている。この場合、
X軸成分力検出用のn型拡散抵抗RxL、Rx、、Rx
、、Rx、は、歪抵抗係数としてのピエゾ抵抗係数πg
が極値としての最小値(d7CQ/d F) = O、
P点)となる<TTO>軸方位に配設されている。また
、Y軸成分力検出用のn型拡散抵抗Ryt*Ry*tR
yieRy+は、ピエゾ抵抗係数πQが極値としての最
小値(dπlddθ=0゜Q点)となる<’r 10>
軸方位に配設されている。
さらに、Z軸成分力検出用のn型拡散抵抗Rz1゜Rz
、、Rz3.Rz4はピエゾ抵抗係数παが極値としテ
ノ最大値(d 7C*/dθ=0.R点)となる〈工O
O〉軸方位に配設されている。従って、これらX。
Y軸方向にそれぞれ配設されるn型拡散抵抗8は、Z軸
方向に配設されるn型拡散抵抗8に対して±45°をな
す方位に配設されていることになる。
なお、角度θはピエゾ抵抗係数の特性図(第2図)にお
けるψと同方向にとったものである。
このような構成において、(100)面をもつP−8L
基板6上にn型拡散抵抗8を配設することによって、従
来から問題とされていた成分力の相互干渉が生じるとい
うことや、最高の検出感度が得られず応力の作用してい
る方向と強さを正確に測定することができないというこ
と、さらには。
Z軸方向の検出感度がX、Y軸方向の検出感度に比べ2
〜3倍程度劣るという問題等を解決することができる理
由について以下順を追って説明する。
まず、成分力の相互干渉をなくすことができる理由につ
いて説明する。第2図において、X、 Y軸成分力検出
用のn型拡散抵抗8のピエゾ抵抗係数πQ、πtは、P
、Q点において、 πg=πlX=πQy# 32 X 10−”cm”/
dyne・・・(13) T、U点において、 πt =πtx=πty# 0 、 I X 10−”
cm”/dyne・・・ (14) となる。
これら2つの値からπQ〉πtの条件を満足するため、
この関係を(2)式に入れると(3)式を得ることがで
きる。これにより、例えば、力伝達体5に力Fxが加わ
った場合に、X軸縦方向応力σQは検出されるが、Y軸
横方向応力σtまでも検出されてしまうというようなこ
とはないため、これにより従来から問題とされていたX
、Y間における成分力の相互干渉をなくし正確な力検出
を行うことができる。
次に、最高の検出感度を得て応力の作用している方向と
強さを正確に測定することができる理由について説明す
る。第2図において、Z軸成分力検出用の検出素子8は
、πnの値が最大値Cd7Ca/dθ=0)となるR点
を通過する方位の軸線上に配設されているため、Z軸方
向の検出感度を最高にすることができる。一方、X、Y
軸成分力検出用の検出素子8は、π悲の最小値(dyc
Q/1=o)であるP、Q点を通過する方位の軸線上に
配設されている。このようにπQの値がd 7Cold
θ=0となる方位にX、Y軸方向の検出素子8をそれぞ
れ配設することによって、それぞれの方向に同じ大きさ
の応力が加わった際に、X軸方向のピエゾ抵抗係数の値
及びY軸方向のピエゾ抵抗係数の値に変動がなくほぼ等
しいため、X。
Y軸方向の検出感度を同等にすることができ、しかも、
最高の検出感度でその応力の方位と強さを正確に測定す
ることができる。
次に、Z軸方向の検出感度をX、Y軸方向の検出感度と
同等にすることができる理由について説明する。第2図
において、R点におけるピエゾ抵抗係数π9は、 πQ=πQz# 102 X 10−”cm”/dyn
e・・・(15) となる。
これにより(13)式との関係から、 πQX=πly;(1/3)πlz  −(16)の関
係となる。
従って、(3)、(9)、(16)式により、ΔRx 
/ Rx =πQXσQX =  (1/3)  πQz・(2〜3)σQZζπQ
ZσaZ =ΔRz/Rz    ・=  (17)となる。
同様に、ΔRy / Ryについても(17)式の関係
を得ることができる。従って、この式より、Z軸方向の
検出感度をX、Y軸方向の検出感度と同等にすることが
できる。
上述したように、(100)面を有するP−8i基板6
を用いてピエゾ抵抗係数πΩの値が極大又は極小(d 
Tcaddθ=O)となる方位にx、y、z軸成分力検
出用のn型拡散抵抗8を配設することによって、X、Y
軸方向においてπQ〉πtの関係を満足させ、しかも、
Z軸方向のπQZの値がX。
Y軸方向のπQxtπQyの値に比べ2〜3倍程度大き
くなる関係を満足させることができる。このため、X、
Y成分力の相互干渉をなくすことができ。
また、最高の検出感度を得た状態で応力の作用している
方向と強さを正確に測定することが可能となり、さらに
、Z軸方向の成分力の検出感度をX。
Y軸方向の成分力の検出感度と同等にすることができる
次に、前述した実施例の変形例を第3図に基づいて説明
する。これは、Z軸成分力検出用のn型拡散抵抗8を4
個から8個にした場合の例であり、その他の同一部分に
ついての説明は省略する。
具体的には、Z軸成分力検出用のn型拡散抵抗Rz、 
、 Rz、 、 Rz、 、 Rz、は、ピエゾ抵抗係
数π9が極値としての最大値(d 7Cu/dθ=O,
S点)となる<010>軸方位に配設されている。これ
により、前述した実施例の場合と同様な効果を得ること
ができる他に、Z軸方向の検出素子8を4個から8個に
したことにより、そのZ軸方向の検出精度をより一層上
げることができる。
発明の効果 本発明は、単結晶基板が(]、 OO)面を有するP型
単結晶基板によりなり、このP型単結晶基板の(100
)面上に形成されるX、Y、Z軸成分力検出用のn型拡
散抵抗を歪抵抗係数πlの値が極値(dπlddθ=O
)となる方位にそれぞれ配設したので、これにより、X
、Y軸成分力検出用のn型拡散抵抗をπαの値が最小値
となる方位に配設し、Z軸成分力検出用のn型拡散抵抗
をπgの値が最大値となる方位に配設することによって
、X、Y軸方向においてπ悲)πtの関係を満足させ。
しかも、Z軸方向のπQZの値がX、Y軸方向のπQX
、πQYの値に比べ数倍程度大きくなる関係を満足させ
ることができるため、X、Y成分力の相互干渉をなくす
ことができ、また、最高の検出感度を得た状態で応力の
作用している方向と強さを正確に測定することが可能と
なり、さらに、Z軸方向の成分力の検出感度をX、Y軸
方向の成分力の検出感度と同等にすることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す(100)面のP −
S i基板の平面図、第2図はそのn型拡散抵抗のピエ
ゾ抵抗係数を示す特性図、第3図は本発明の変形例を示
す(100)面のP−8i基板の平面図、第4図は従来
例を示す力覚センサの縦断側面図、第5図は第一の従来
例を示す(110)面のn−Si基板の平面図、第6図
はそのP型拡散抵抗のピエゾ抵抗係数を示す特性図、第
7図は第二の従来例を示す(211)面のn−8i基板
の平面図、第8図はそのP型拡散抵抗のピエゾ抵抗係数
を示す特性図、第9図は検出素子の形状を示す平面図、
第10図はそれに応力σが加わった時の様子を示す説明
図、第11図は(111)面のn−8L基板の平面図、
第12図はそのP型拡散抵抗のピエゾ抵抗係数を示す特
性図、第13図(a)(b)(c)は各種ブリッジ回路
を示す回路図である。 1・・・起歪体、5・・・力伝達体、6・・・単結晶基
板(P型単結晶基板)、8・・・検出素子(n型拡散抵
抗)、P、Q、R,S・・・極値 出 願 人    株式会社 リ コ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 力伝達体を有する起歪体の表面に検出素子が一面に形成
    された単結晶基板を接着固定することにより、前記力伝
    達体に作用する力の成分力を前記検出素子の歪抵抗効果
    により検出する力覚センサにおいて、前記単結晶基板は
    (100)面を有するP型単結晶基板によりなり、この
    P型単結晶基板の(100)面上に形成されるX、Y、
    Z軸成分力検出用のn型拡散抵抗を、歪抵抗係数πlの
    値が極値(dπl/dθ=0)となる方位にそれぞれ配
    設したことを特徴とする力覚センサ。
JP63256675A 1988-10-12 1988-10-12 力覚センサ Pending JPH02102581A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7430921B2 (en) 2003-10-06 2008-10-07 Hitachi, Ltd. Apparatus for measuring a mechanical quantity

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7430921B2 (en) 2003-10-06 2008-10-07 Hitachi, Ltd. Apparatus for measuring a mechanical quantity
US7770462B2 (en) 2003-10-06 2010-08-10 Hitachi, Ltd. Apparatus for measuring a mechanical quantity

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