JPH0210245A - 材料の破壊強度測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は材料の破壊強度測定装置に関するものである
。

（従来の技術） 第３図は引張り破壊強度を測定する従来例の測定装置（
以下従来例という）の要部側面図であり、図中、１は上
部試料取付は部４に連結し支柱２に固定されたばね計り
、３は測定される材料の試験片、４は試験片３を取付け
る上下試料取付は部、５は試験片、例えば、セラミック
試験片を試料取付は部４に固定するボルト、６は下部試
料取付は部４とピストン７と連結しており、ピストン７
により移動する移動テーブルである。

次にこの従来例の動作を第３図を用いて説明する。

第３図において、試験片３をボルト５により上下の試料
取付は部４のそれぞれに固定する。次にピストン７を下
降させて、移動テーブル６を支柱２を滑りながら下降さ
せる。この際、試料３にかかる力をばね計９１で検出し
測定する。

（発明が解決しようとする課雇） 以上のように、従来例は、引張り破壊強度の測定は可能
であるが、圧縮破壊強度を測定しようとする場合は、測
定することが不可能であるという問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、従来引張り荷重のみを検出していた検出手段
を用いて、引張り破壊強度と、圧縮破壊強度の両方を検
出できる装置を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

このため、この発明においては、引張りもしくは圧縮の
それぞれの破壊強度測定のために荷重する荷重手段と、
該荷重手段による前記引張りもしくは圧縮のそれぞれの
荷重を検出する検出手段とを有し、かつ補記検出手段は
面記引張りと圧縮のそれぞの荷重検出に共用できること
により、前記目的を達成しようとするものである。

〔作用〕

この発明における破壊強度測定装置は、荷重手段と検出
手段とを有するので、引張りもしくは圧縮のそれぞの破
壊強度測定のために荷重し、該引張りもしくは圧縮荷重
のそれぞれを共用で検出する。

〔実施例〕

以下この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図はこの発明の一実施例である材料の破壊強度測定
装置（以下装置という）の要部側面図、第２図はこの装
置による３点曲げ強度測定の例を示す部分図であり、図
中、前記従来例におけると同一または相当構成要素は同
一符号で表わし、重複説明は省略する。

次に、図面について、第１図中、ｌａは圧縮ワーク部９
の上部中央に連結され、支柱２に固定されており、後記
荷重手段による引張りまたは圧縮のそれぞれの荷重検出
に共用できる検出手段Ｂの例えばばね計り、８は両端部
８ａが移動テーブル６に固定され、側柱８ｂをワーク部
９の底部９ａの抜は孔９ｂに滑動自在に嵌通したコの字
形の引張りおよび圧縮破壊強度測定のためのワーク部、
９は底部９ａの中央に上部試料取付は部４ａを釣下げて
固定し、上部９ｃにばね計り１ａを連結し、かつ底部９
ａにワーク部８の側柱８ｂを滑動自在に嵌通させる抜は
孔９ｂを仔し底部９ａの上面に圧縮破壊強度測定用試料
３ｂを載置できるようにした口の字形枠状のワーク部で
あり、このワーク部８．９の組立ては、例えばワーク部
９を上部９ｃとし字状部９ｄに分けて製作し、−字状部
９ｄの抜は孔９ｂにワーク部８の側柱８ｂを嵌入し、両
端部８ａを移動テーブル６に溶接等で固定する。次にワ
ーク部９の１」字状部９ｄと上部９Ｃを合せて接合部９
ｅで溶接等により連結する。以上の方法によりワーク部
８．９の組立てをすることができる。尚、ワーク部９の
抜は孔９ｂは、１つ又は複数の丸孔もしくは角孔とし、
ワーク部８の側柱８ｂの断面形状は抜は孔９ｂと同一と
する。

以上の各部分の構成において、荷重手段Ａは引張りまた
は圧縮のそれぞの破壊強度測定のために荷重するワーク
部８および９．移動テーブル６゜ピストン７より構成さ
れており、検出手段Ｂは荷重手段Ａによる引張りまたは
圧縮のそれぞれの荷重を共用して検出するばね計り１ａ
より構成されている。

次に第２図において、１０は試験片３の３点曲げ強度を
測定するために、ワーク部８の上部に１点、ワーク部９
の底部９ａに２点設けたくさびである。

次にこの一実施例の動作を第１図および第２図を用いて
説明する。

第１図において、 （１）材料の試験片の引張り試験、特に引張り破壊強度
測定をする場合 材料の試験片３ａを試料取付は部４にボルト５で固定し
、ピストン７を下降させ、ピストン７に連結している移
動テーブル６を下降させる。

これに従って、移動テーブル６に固定されている下試料
取付は部４ｂは下降する。一方、上試料取付は部４ａは
ワーク部９に固定されているからほとんど移動しない。

この結果試験片３ａには引張り応力がかかり、支柱２に
固定されたばね計り１ａで、試験片３ａにかかった引張
り荷重が検出でき、試験片３ａが破壊する荷重を知るこ
とにより、引張り破壊強度測定をすることができる。

（２）材料の試験片の圧縮試験、特に圧縮破壊強度測定
をする場合 材料の試験片３ｂをワーク部９の底部９ａの上に載置し
、ピストン７を降下させ、移動テーブル６を下降させる
。これに従って、ワーク部８は下降し、試験片３ｂはワ
ーク部８の」二部８ｃとワーク部９の底部９ａにより圧
縮荷重ががけられ、圧縮応力が発生する。この圧縮荷重
はワーク部９を介してばね計り１ａに伝えられ、前記引
張り荷重を検出したばね計りと同一のばね計りＩａで、
試験片３ｂにかかった圧縮荷重が検出でき、試験片３ｂ
が破壊する荷重を知ることにより、圧縮破壊強度測定を
することができる。

尚、前記一実施例では圧縮強度と、引張り強度のそれぞ
れの測定を組み合わせたが、第２図に示すように、試料
３ｃをワーク部９のくさび状突起１０の２点上にａ置し
、ワーク部９のくさび状突起１０の１点により圧縮力を
加えることにより、試験片３ｃの３点曲げ強度を測定す
ることができる。

以上説明したように、この一実施例によれば、従来の引
張り強度のみ測定できる安価なばね計りを用いて、引張
り強度、圧縮強度の両方を測定することができ、また試
料を固定する治具を交換するｒ−間を省くことができる
。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、引張りまたは
圧縮のそれぞれの破壊強度測定のために荷重する荷重手
段と、該荷重手段によるｔｆｉ前記引張りまたは圧縮の
そわぞれの荷重を検出する検出手段を有し、かつ前記検
出手段は前記引張りと圧縮のそれぞれの荷重検出に共用
できるので、従来引張り荷重のみを検出していた検出手
段を用いて、引張り破壊強度と圧縮破壊強度の両方を検
出できる装置が得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例である装置の要部側面図、
第２図はこの装置による３点曲げ強度測定の例を示す部
分図、第３図は従来例の引張り破壊強度測定装置の要部
側面図である。 １．１ａ＝・・・・ばね計り ２・・・・・・支柱 ３．３　ａ、３　ｂ、３ｃ＝−”試験片４・・・・−試
料墳付は部 ６・・・・・・移動テーブル ７・・・・・・ピストン ８．９・・・・・・ワーク部 ｌＯ・・・・・・突起 Ａ・・・・・・荷重手段 Ｂ　−−−−−−検出手段 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 引張りまたは圧縮のそれぞれの破壊強度測定のために荷
   重する荷重手段と、該荷重手段による前記引張りまたは
   圧縮のそれぞれの荷重を検出する検出手段とを有し、か
   つ前記検出手段は前記引張りと圧縮のそれぞれの荷重検
   出に共用できるものであることを特徴とする材料の破壊
   強度測定装置。