JPH0210194A - 水冷却減速炉用の上方内部装備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、側部水流出ノズルを設けられふたにより閉じ
た容器金持つような水冷却減速炉の上方内部装備に関す
る。

本発明上方内部装備は、上部炉心板とクラスタ案内を支
える支持板とを備え、各クラスタ案内により前記の２つ
の板を相互に連結し又前記クラスタ案内にその支持板の
上方に突出する部分を設けである。

〔技術的分野〕

本発明は限定するものではないがとくに、低減速型又は
スペクトルシフト型或はこれ等の両型式のいわゆる新型
加圧水炉に使うのに適している。

この種の原子炉の燃料集合体は、現用の熱中性子炉の場
合よりも一層密接な間隔にして炉心内に配分することが
多い。このような間隔の短縮により、炉心から上向きに
流出する流れの横断面積を縮小させ又クラスタ案内の格
子を経て各ノズルに向かう流線の湾曲した比較的密接な
りラスタ案内配置が得られる。

自由に残される流几横断面積は、スペクトルシフト型原
子炉ではなお一層小さい。このような原子炉は、吸収制
御クラスタ用の案内だけでなく、又炉心内の水量を変更
しおそらくは（燃料親物質を含む燃料棒クラスタの場合
に）さらに低速中性子の選択吸収によりスベクトルを硬
化するスペクトル変更クラスタ用の案内も備えている。

〔従来の技術〕

欧州特許第２７９，８２８号（Ｆｒａｍａｔｏｍｅ　）
及び仏国特許第２，３９９，７１５号（Ｗ’ｅｓｔｉｎ
ｇｈｏｕ８ｅ　）の各明細書に記載しであるよりな現用
の熱中性子加圧水炉では、炉心から出る加圧水は各クラ
スタ案内と設けである場合に各板を相互に連結する各ス
ペーサとの間で上方内部装備を経て流出ノズルに差向け
られる。第１図に例示しだ従来の配置では、炉心１【］
はその上方に取付けた上刃内部装備を持つ。この装備は
、各案内２６を支える支持板１４に、均等に配分した各
スペーサ１６により固定した上部炉心板１２を備えてい
る。支持板１４は、各スペーサ１６を固定した底壁を、
カバー２４により閉じた原子炉容器２２により支えだ７
ランジ２０にスリーブ１８によって連結した中実部分で
ある。

クラスタ案内２６は、各スペーサ１６間の場所に、各ク
ラスタを受入れる燃料集合体の場所に整合した状態に配
置しである。第１図に示すように各クラスタ案内２６は
三部分から成っている。この内部装備内に位置する下部
案内部分には、支持板１４の底壁の上面に支えられた連
結フランジを設けである。この下部案内部分の下端部分
は、上部炉心板１２に形成した案内穴にはまっている。

各クラスタ案内２６の下部案内部分は各下部案内部分に
フランジ及びボルトにより固定しである。

図示のように水は、各クラスタ案内２６間又は各スペー
サ１６の脚部或はこ几等の両方で上部炉心板１６に形成
した各式と各クラスタ案内２６の下部区域に形成した窓
２８とを経て炉心１０から出る。各クラスタ案内２６は
そ几ぞ八、クラスタの各棒の配分に対応して切欠きを持
つ上下方向に配分した水平の案内板３０を取付けである
。

支持板１４の底壁は流出ノズル３２より幾分高いレベル
にある。各クラスタ案内２６に対するＬ１又各スペーサ
１Ｇに対するＬ２の各支持点間長さは、重要であシ、各
部材にたわみ荘全付与する。

このたわみ性により、冷却材に与えられる流れ横断面積
が現用の原子炉に認められる横断面積より幾分小さく、
従って流速が増すと、承認できないほどの振動が生ずる
。

〔発明の要約〕

本発明の目的は、耕規な原子炉内部装軸を提供すること
にある。本発明の目的はなおとぐに、不安定性及び振動
を低減する内部装備を提供することにある。

このために本発明は、支持板の底壁が流出ノズルのレベ
ルのすぐ上方の水平レベルにある前記したような内部装
備を提供するものである。各クラスタ案内は、底壁を貫
く通路に形成されこの底壁の厚さの下半部に位置させた
肩部を介し底壁に衝合状態に連結しである。クラスタ案
内の突出部分の上端部は、半径方向スペーサ板により心
合せするのがよいこのスペーサ板はこの場合、容器に支
えたフランジと、このフランジのレベルより高いレベル
に位置する端部壁と、スペーサ板のこの水平端部壁及び
フランジを相互に連結する環部分とを持つ。

各クラスタ案内の剛性は、これ等の案内の上部支持点が
低いレベルにあり又これ等の案内が支持板にはｔ、６支
持板により案内されこの支持板に固着しであるから、増
大する。前記したような構造により半径方向スペーサ板
はさらに、クラスタの駆動軸の案内スリーブ（このスリ
ーブは容器のカバーに固定しである）とクラスタ案内と
の間を密封し、そしてドームすなわちカバーの下方の容
積を通る流れを制限する。

〔実施Ｖ／１〕 実施列について図面を参照して説明すると、第２図にお
いて原子炉は、第１図の原子炉に又現在運転中のｐｗｎ
　Ｋ　＠似の全体構造を持つ。炉心１０は、個別の横断
面が六角形又は正方形である並置した燃料集合体から形
成しである。簡明化のために炉心の２つの燃料集合体だ
けを示しである。炉心１０ば、容器に乗る上部フランジ
とノズル３２に連結するだめのアダプタ４２とを持つ胴
部４０により・支えだ下部炉心板（図示してない）に取
付けである。胴部４０のすそ部分と炉心１００周辺との
間の環状空間には、中性子反射材全形成する金属光てん
物４４を受入れである。

第１図の場合と同様に本発明による上方内部装備は、ク
ラスタ案内２６を支える支持板１４全備えている。支持
板１４は、１個を例示した管状スペーサ１Ｇにより上部
炉心板１２に連結しである。

各スペーサ１６は若干のクラスタ案内２６のまわりに位
置させである。

第２図に示しだ本発明の実施例では、支持板１４は、普
通の支持板の環部分より幾分長い長さを持つ円筒環を備
えて、支持板底壁の下面がノズル３２０レベルのすぐ上
方になるようにしである。

第６図に示すように各案内２６には、支持板１４を貫く
通路内にできるだけ低い位置に形成した対応する上向き
の肩部４Ｂに受ける外側の下向き）Ｍ部４６を形成しで
ある。従って各案内２６は支持板１４の底壁に当てかわ
れる。各肩部４６．４８はそれぞれ、水平に対してたと
えば４５°の角度に傾斜させるのが有利である。通路の
頂部部分は、クラスタ案内２６がすべりばめになる穴５
０を形成しであるが、肩部４Ｂ及び穴５０の間には半径
方向すき才がある。従って案内２６及び支持板１４間の
連結により、案内２６を支持板１４を貫いて上下刃向に
適正に整合する状態に保持する。

実際上肩部４８は、底壁の下半部に、支持板１４の下面
から多くの場合底壁の厚さの約１／１゜にほぼ等しい距
離に位置させる。穴５０は底壁厚さの１／１ｏにほぼ等
しい長さにすることが多い。

普通の構造をこのように変更することにより長さＬｌ、
Ｌ２（第１図）は値Ｌ’ｉ、Ｌ’２に減小する。たとえ
ば１３０Ｑ　ＭＷ’６原子炉では長さＬｌ、Ｌ２は現在
ではそれぞれ約２４３０１１ｍ及び２１２５１π７ｎで
ある。これ等の長さは、本発明を実施することによりそ
れぞｒＬ２１５０ｍｍ及び１７５０朋に短縮される。

各クラスタ案内２６は２部分から形成しである。

下部部分は、たとえばフランジ軸、腺のまわりに配分し
たボルト５４により支持板１４に連結するように配置し
た頂部フランジ５２（第６図）を持つ。

同じボルト５４により、クラスタ案内２６の上部部分の
下部フランジをフランジ５２に締付ける。

これ等の２個のフランジの相対的心合せのためにスタッ
ドを設けである。

支持板１４の底壁のレベルを下げると、案内２Ｇ及びス
ペーサ１６の各支持点間の長さに好ましい効果を及ぼす
が、この場合案内２６の上部部分の長さが増す。第３図
のＬ３に等しい片持ち長さは、何等かの作用を行わなけ
几は増すことになる。この長さの増加は若干の場合に、
クラスタ案内２６の上部出口と、協働クラスタを駆動す
る軸が貫いて突出するカバー２４に連結した対応するス
リーブ５６の軸線との相互不整合を招く。

第２図に示しだ本発明の実施例では、このような不整合
は、半径方向スペーサ板５８を設けることにより生しな
いようにしである。このスペーサ板５８は帽子形の形状
を持つ。スペーサ板５Ｂは、普通の手段（図示してない
）により支持板１４のフランジに締付けたフランジ又は
リムと、円筒環と、各フランジのレベルより８いレベル
に位置させた上端部壁とを持つ。この上端部壁は、それ
ぞれ案内の上端部分全受入れこれを心合せする大全形成
しである。この上端部分は、直圧を細くしてこれ等の各
穴内にすべりばめしである。スペーサ板５８の端部壁は
、スリーブ５６の広がり端部部分がスペーサ板５８に当
てかわれるようなレベルに位置し、ドームすなわちカバ
ーのすぐ下方の容積を通過する水流を制限する成る程度
の密封作用を生ずる。

この端部壁を貰いて又はスペーサ板５８の円筒環を貫い
て広い穴を形成し、支持板１４及びスペサ板５８により
仕切る容積を経て冷却水を流通させるようｖｃ　１．で
ある。

本発明は多くの変型を行うことができる。たとえば若干
のクラスタ案内だけに支持板１４の底壁に当ててう肩部
を設けるが、他の条内（水流により比較的低い応力金堂
ける案内）はフランジにより適宜に固定する。このよう
な構造は、スペーサ１Ｇにより囲まれ循環水の作用に対
してスペーサ１６により著しく保護されるような案内２
６の構造にとくに応用できる。前記したように本発明は
、中性子の寄生吸収だけを生ずる開側ｌクラスタのほか
にスペクトル変更クラスタ案内つＰＷ’Ｒにとくに有利
であるが、本発明はこのような原子炉に限定するもので
はない。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の加圧水型原子炉の上方内部装備の一部の
上下方向断面図である。第２図は原子炉の本発明による
上方内部装備の上下方向１１９ｒ面図、第６図は第２図
に示した内部装備の支持板への案内の連結部を拡大して
示す上下方向ｇｆｒ而図面ある。 １０・・・炉心、１２・・・上部炉心板、１４−支持板
、２２・・・容器、２４−・・カバー、２６・・・クラ
スタ案内、３２−ノズル、３６．４８・・・肩部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、側部の水流入ノズル及び流出ノズルを設けられカバ
   ーにより閉じた容器を持つ水冷却減速炉用の上方内部装
   備において、 上部炉心板と、 この上部炉心板の上方に位置させた支持板と、前記の上
   部炉心板及び支持板を相互に連結しこの支持板の上方に
   上向きに突出するクラスタ案内とを備え、 前記支持板に流出ノズルのすぐ上方の水平レベルに位置
   する底壁を設け、前記クラスタ案内のうちの少なくとも
   若干の各クラスタ案内に、前記底壁を貫く各通路内に形
   成され前記底壁の下半部分に位置する上向きの肩部に受
   ける下向きの肩部を設けて成る上方内部装備。 ２、容器に支えた支持フランジとこの支持フランジのレ
   ベルより高いレベルに位置する端部壁と前記の端部壁及
   び支持フランジを相互に連結する環部分とを持つスペー
   サ板と備え、前記端部壁に、支持板から上向きに突出す
   るクラスタ案内の上端部を滑動自在に受入れる心合せ穴
   を形成して、前記各上端部を適正な間隔に半径方向に保
   持するようにした請求項１記載の内部装備。 ３、半径方向スペーサ板の端部壁を、各クラスタを制御
   する駆動軸を受入れるスリーブ用の流れ制限支持体を形
   成するようなレベルに位置させた請求項２記載の内部装
   備。 ４、上向きの肩部を、支持板の底壁の下面からこの底壁
   の厚さの１／１０にほぼ等しい距離に設けた請求項１記
   載の内部装備。 ５、通路にその上部部分に、各クラスタ案内を滑動自在
   に受入れる穴を設けた請求項１記載の内部装備。