JPH0210036Y2 - - Google Patents

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JPH0210036Y2
JPH0210036Y2 JP13108585U JP13108585U JPH0210036Y2 JP H0210036 Y2 JPH0210036 Y2 JP H0210036Y2 JP 13108585 U JP13108585 U JP 13108585U JP 13108585 U JP13108585 U JP 13108585U JP H0210036 Y2 JPH0210036 Y2 JP H0210036Y2
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JP
Japan
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vehicle
traveling direction
steering
display device
steering angle
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JP13108585U
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JPS6238735U (ja
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  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、車輌の進行方向表示装置に関し、特
に4輪操舵車の進行方向を人手によることなく自
動的に表示することができる車輌の進行方向表示
装置に関する。
〈従来技術〉 通常の車輌の於ては、ステアリングコラムに設
けられたターンシグナルレバースイツチを手動操
作することにより、方向指示ランプを点滅し、ス
テアリングコラムの運動により前記スイツチを自
動復帰させるようにしていた。通常の車輌は前2
輪のみを転舵するようになつており、ハンドルの
操舵方向と車輌の進行方向とが常に一致し、運転
者及び車外の人が予期する方向に車輌が進行する
こととなり、格別の支障が無かつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、近年、車輌の取回し性及び操縦
安定性を改善するために、前後輪をいずれも転舵
し得る4輪操舵車が提案されている。例えば、特
開昭第55−91458号公報に於いては、操舵角に応
じて前後輪の転舵比を変更し、必要に応じて、前
後輪の転舵角を同位相及び逆位相のいずれにもし
得るような4輪操舵車が提案されている。このよ
うな4輪操舵車にあつては、特に、前後輪の転舵
角が同位相にあるときに後進する場合には、操舵
方向と車輌の進行方向との間の関係が従来とは逆
になり、4輪操舵車に不馴れな運転者が当惑する
事態が考えられる。
このような従来技術の実状に鑑み、本考案の主
な目的は、4輪操舵車を運転する際、運転者が手
動によつてターンシグナルレバーを操作すること
なく、自動的に車輌の進行方向を認識し得るよう
にした車輌の進行方向表示装置を提供することに
ある。
〈問題点を解決するための手段〉 このような目的は、本考案によれば、前輪及び
後輪をいずれも転舵可能にしてなる4輪操舵車の
ための進行方向表示装置に於て、前輪及び後輪の
転舵角を演算する転舵角演算手段と、変速装置の
シフトポジシヨンを検出するシフトポジシヨンセ
ンサと、前記転舵角演算手段及び前記センサの出
力に基づき車輌の進行方向を演算する手段と、該
演算手段の演算結果に基づき車輌の進行方向を指
示するための手段とを具備することを特徴とする
進行方向表示装置を提供することにより達成され
る。
〈作用〉 このように自動的に進行方向を指示すれば、運
転者に、車輌の進行方向を予告することができ、
車輌の取扱性が改善される。更に、このような方
向指示装置を、車外からも目視し得るようにして
おけば、車外の人にも車輌の進行方向を知らせる
ことができ、安全性が改善される。
〈実施例〉 以下に添付の図面を参照して本考案を特定の実
施例について詳細に説明する。
第1図は、本考案に基づく進行方向表示装置を
搭載した車輌を模式的に示しており、該車輌内の
適所には、CPUを内蔵するコントローラ1が設
置されているこのコントローラ1は実際には四輪
操舵制御ユニツトの一部であつて良い。また、車
輌内外から目視し得るように、該車輌のインスト
ルメントパネル上部及び後座席後部のリアトレイ
の上には、それぞれ、進行方向をランプにより表
示する進行方向表示部2,3が設けられている。
第2図はこのような進行方向表示部の一例を示
すもので、中央に設けられた直進ランプ4と、そ
の左右に設けられた左折ランプ5及び右折ランプ
6とからなつている。右左折ランプ5,6は、複
数のランプを進行方向に向けて順次点滅させるこ
とにより、積極的に進行方向を指示するものであ
つても良い。また、進行方向表示部2,3と連動
するブザーを設け、運転者及び車外の人に対し
て、音響によつても注意を促すようにすると良
い。このブザーは、発進時または低速直進時に発
音することにより、運転者にハンドル操作を適確
に定めるのを補助することができる。
車輌の前後部に設けられた進行方向表示部2,
3は、車輌の内外に向けて表示し得るものである
が、同一進行方向でも、車輌の内外では、見る方
向の違いから進行方向が異なつて見えるため、進
行方向表示部2,3の前後面のランプ4〜6の配
列は左右逆になつている。
コントローラ1は、前輪の転舵角を検知する前
輪転舵角センサ7、後輪の転舵角を検知する後輪
転舵角センサ8、ギヤシフトしたときのシフトポ
ジシヨンを検知するシフトポジシヨンセンサ9、
イグニツシヨンスイツチのON・OFF状態を検知
するイグニツシヨンスイツチセンサ10及び車輌
の進行速度を検知する車速センサ11に接続され
ている。
次に、その作用について説明する。
まずイグニツシヨンキーがOFFの状態、或い
は変速機が中立位置にある場合、表示部2,3に
は何らの表示もなされない。
次に、イグニツシヨンキーをONの状態とし、
変速機が前進位置にギヤシフトされた状態につい
て考える。
ハンドルを直進状態としたまま前進すると、コ
ントローラ1は、前輪転舵角センサ7、後輪転舵
角センサ8、シフトポジシヨンセンサ9及び車速
センサ11から出力結果を演算し、前方の進行方
向表示部2に於ては、前進時及び停止時のいずれ
かの場合も、直進ランプ4を点灯すると共に、車
速が0〜2Km/hの範囲にあつては、ブザーを作
動させる。ハンドルを左右いずれかに操舵した状
態で前進する場合には、前方の進行方向表示部2
の直進ランプ4を点灯すると共に、同表示部2の
左折ランプ5及び右折ランプ6の対応するいずれ
か一方を点滅する。
また、車輌停止時に車輪が左右いずれかに転舵
された状態にあれば、発進方向に対する注意を促
すために、前方の進行方向表示部2の直進ランプ
4を点灯し、同表示部2の左折ランプ5及び右折
ランプ6の対応するいずれか一方を点滅すると共
に、更にブザーを作動させる。この状態で発進す
れば、ブザーの作動が解除される。
次に、イグニツシヨンキーがONの状態であつ
て、変速機が後進位置にギヤシフトされた状態に
ついて考える。
ハンドルを直進状態としたまま後進すると、コ
ントローラ1は、前輪転舵角センサ7、後輪転舵
角センサ8、シフトポジシヨンセンサ9及び車速
センサ11からの出力結果を演算し、後方の進行
方向表示部3に於ては、後進時及び停止時のいず
れの場合も、直進ランプ4を点灯すると共に、車
速が0〜2Km/hの範囲にあつては、ブザーを作
動させる。ハンドルを左右いずれかに操舵した状
態で後進する場合には、後方の進行方向表示部3
の直進ランプ4を点灯すると共に、同表示部3の
左折ランプ5及び右折ランプ6の対応するいずれ
か一方を点滅する。この場合、前後輪の位相関係
に応じて操舵方向と車輌の進行方向との間の関係
が逆になる場合があるが、コントローラ1には、
4輪操舵制御のデータが与えられており、進行方
向を適切に判断することができる。
また、車輌停止時に車輪が左右いずれかに転舵
された状態にあれば、発進方向に対する注意を促
すために、後方の進行方向表示部3の直進ランプ
4を点灯し、同表示部3の左折ランプ5及び右折
ランプ6の対応する一方を点滅すると共に、更に
ブザーを作動させる。この状態で発進すれば、ブ
ザーの作動が解除される。
このようにして、運転者はブザーにより、ステ
アリング操作の適正化のための情報を得ることが
でき、各方向指示ランプにより進行方向に関する
的確な予告情報を得ることができる。
以上、本考案の好適実施例について説明した
が、上記以外の態様にて本考案を実施し得ること
は云うまでもない。例えば、進行方向表示部を従
来から用いられている方向指ランプにより兼用し
たり、進行方向表示部をインストルメントパネル
内に設けたり、直進ランプを省略するなど様々な
態様にて本考案を実施することができる。
〈考案の効果〉 上記したように、本考案によれば、運転者はタ
ーンシグナルレバーの操作等の進行方向表示の操
作を何らすることなく通常の運転操作をするのみ
で、進行方向が前後の進行方向表示部に自動的に
表示されることから、運転者は進行方向を判断す
る煩わしさから解放され、判断の誤り等を未然に
防止し得る。従つて、運転操作を容易化するばか
りでなく、安全性を向上する効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に基づく装置を装備した自動車
の概略側面図である。第2図は本考案に基づく装
置の一実施例に於ける進行方向表示部の正面図で
ある。 1……コントローラ、2,3……進行方向表示
部、4〜6……ランプ、7……前輪転舵角セン
サ、8……後輪転舵角センサ、9……シフトポジ
シヨンセンサ、10……イグニツシヨンスイツチ
センサ、11……車速センサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 前輪及び後輪をいずれも転舵可能にしてなる
    4輪操舵車のための進行方向表示装置に於て、 前輪及び後輪の転舵角を演算する転舵角演算
    手段と、変速装置のシフトポジシヨンを検出す
    るシフトポジシヨンセンサと、前記転舵角演算
    手段及び前記センサの出力に基づき車輌の進行
    方向を演算する手段と、該演算手段の演算結果
    に基づき車輌の進行方向を指示するための手段
    とを具備することを特徴とする進行方向表示装
    置。 (2) 上記指示手段が、車輌前部及びまたは後部に
    て、車室内及び車外のいずれからも目視し得る
    位置に設けられた左右方向及び直進方向指示手
    段を有すること特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載の進行方向表示装置。 (3) 上記指示手段が、インストルメントパネル内
    に設けられた左右方向及び直進方向指示手段を
    有すること特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項もしくは第2項に記載の進行方向表示装
    置。
JP13108585U 1985-08-28 1985-08-28 Expired JPH0210036Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13108585U JPH0210036Y2 (ja) 1985-08-28 1985-08-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13108585U JPH0210036Y2 (ja) 1985-08-28 1985-08-28

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JPS6238735U JPS6238735U (ja) 1987-03-07
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Family

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JP13108585U Expired JPH0210036Y2 (ja) 1985-08-28 1985-08-28

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JP2014091361A (ja) * 2012-11-01 2014-05-19 Denso Corp 車両用表示装置

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JP7020359B2 (ja) * 2018-09-28 2022-02-16 株式会社豊田自動織機 警告装置

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JPS6238735U (ja) 1987-03-07

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