JPH0199655A - ボイラ媒塵の電気集塵方法 - Google Patents
ボイラ媒塵の電気集塵方法Info
- Publication number
- JPH0199655A JPH0199655A JP62256589A JP25658987A JPH0199655A JP H0199655 A JPH0199655 A JP H0199655A JP 62256589 A JP62256589 A JP 62256589A JP 25658987 A JP25658987 A JP 25658987A JP H0199655 A JPH0199655 A JP H0199655A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- soot
- boiler
- amount
- electrostatic precipitator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 title claims abstract description 79
- 239000004071 soot Substances 0.000 title claims abstract description 38
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 12
- 239000012717 electrostatic precipitator Substances 0.000 claims abstract description 30
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims abstract description 21
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims abstract description 16
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims abstract description 16
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 abstract 2
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 abstract 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- HEMHJVSKTPXQMS-UHFFFAOYSA-M Sodium hydroxide Chemical compound [OH-].[Na+] HEMHJVSKTPXQMS-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 239000003245 coal Substances 0.000 description 7
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 7
- 239000010881 fly ash Substances 0.000 description 6
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 5
- KKCBUQHMOMHUOY-UHFFFAOYSA-N Na2O Inorganic materials [O-2].[Na+].[Na+] KKCBUQHMOMHUOY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- 101100348017 Drosophila melanogaster Nazo gene Proteins 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 238000005367 electrostatic precipitation Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000002002 slurry Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 1
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 description 1
- 230000001376 precipitating effect Effects 0.000 description 1
- 239000012716 precipitator Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はボイラ煤塵の′電気集塵方法に係り、特に石炭
焚ボイラの煤塵集塵量を低減し一定に保持するようにし
たボイラ煤塵の電気集塵方法に関する。
焚ボイラの煤塵集塵量を低減し一定に保持するようにし
たボイラ煤塵の電気集塵方法に関する。
火力発電所等で用いられているＣＷＭ（ＣｏａＩ Ｗ
ａｔｅｒ Ｍｉｘｔｕｒｅ）焚ボイラにはその排気路
中に電気集塵器を設置し、電気集塵器を経た出口煤塵量
を低減することが行われている。
ａｔｅｒ Ｍｉｘｔｕｒｅ）焚ボイラにはその排気路
中に電気集塵器を設置し、電気集塵器を経た出口煤塵量
を低減することが行われている。
第３図にこの種のＣＷＭ焚ボイラを用いた従来のプラン
ト構成図を示す。ＣＷＭ焚ボイラ１に供給する燃料とし
ての石炭・水スラリ（ＣＷＭ）はその製造設備２からＣ
ＷＭサービスタンク３に送られ、ポンプ４によりＣＷＭ
焚ボイラ１に圧送される。この燃料はＣＷＭ焚ボイラ出
側の空気予熱器５にて加熱された燃焼用空気とともにＣ
ＷＭ焚ボイラｌに供給される。ＣＷＭ焚ボイラ１の排気
ガスは、前記空気予熱器５を経て電気集塵器６に通流さ
れ、ここで煤塵が除去され、清浄化されて誘引通風機７
により煙突８から排出される。このようなプラントにお
ける電気集塵器は排気ガス中のフライアッシュに帯電さ
せ、集塵電極に集塵させるが、フライアッシュの見掛け
の固有抵抗は集塵率に影響を及ぼすので、ある一定の範
囲であることが望ましいとされている。
ト構成図を示す。ＣＷＭ焚ボイラ１に供給する燃料とし
ての石炭・水スラリ（ＣＷＭ）はその製造設備２からＣ
ＷＭサービスタンク３に送られ、ポンプ４によりＣＷＭ
焚ボイラ１に圧送される。この燃料はＣＷＭ焚ボイラ出
側の空気予熱器５にて加熱された燃焼用空気とともにＣ
ＷＭ焚ボイラｌに供給される。ＣＷＭ焚ボイラ１の排気
ガスは、前記空気予熱器５を経て電気集塵器６に通流さ
れ、ここで煤塵が除去され、清浄化されて誘引通風機７
により煙突８から排出される。このようなプラントにお
ける電気集塵器は排気ガス中のフライアッシュに帯電さ
せ、集塵電極に集塵させるが、フライアッシュの見掛け
の固有抵抗は集塵率に影響を及ぼすので、ある一定の範
囲であることが望ましいとされている。
ところが、上述した火力発電所等のＣＷＭ焚ボイラから
発生するフライアッシュは、一般にその゛固有抵抗が１
０１１Ωｃｍ以上の高抵抗ダストであるため、フライア
ッシュ中のＮａ、Ｏの少ない炭種によっては電気集塵器
の集塵板に堆積した高抵抗ダスト層からの逆１ｉ離が生
して捕集し難くなるという問題があった。すなわち、フ
ライアッシュの固有抵抗値が高くなると集塵されたダス
ト中の電界強度が高くなり、ダスト層の局部的絶縁破壊
を生ずるようになる。このため、火花電圧の低下、放電
線の振動等の現象が現れ、印加しうる電圧が低下して集
塵率は劣化する。更に抵抗値が増加すると、火花の発生
は止むが、ダスト層が発光し放電Ｎ流が異常に増加する
いわゆる逆電離現象が生じる。この結果、ダスト層に現
れる正コロナのために空間に浮遊しているフライアッシ
ュの負電荷が中和され、集塵率が掻端に低下するのであ
る。
発生するフライアッシュは、一般にその゛固有抵抗が１
０１１Ωｃｍ以上の高抵抗ダストであるため、フライア
ッシュ中のＮａ、Ｏの少ない炭種によっては電気集塵器
の集塵板に堆積した高抵抗ダスト層からの逆１ｉ離が生
して捕集し難くなるという問題があった。すなわち、フ
ライアッシュの固有抵抗値が高くなると集塵されたダス
ト中の電界強度が高くなり、ダスト層の局部的絶縁破壊
を生ずるようになる。このため、火花電圧の低下、放電
線の振動等の現象が現れ、印加しうる電圧が低下して集
塵率は劣化する。更に抵抗値が増加すると、火花の発生
は止むが、ダスト層が発光し放電Ｎ流が異常に増加する
いわゆる逆電離現象が生じる。この結果、ダスト層に現
れる正コロナのために空間に浮遊しているフライアッシ
ュの負電荷が中和され、集塵率が掻端に低下するのであ
る。
また、炭種が変わればボイラ煤塵中のＮａ、’Ｏも異な
り、この変動によって電気集塵器の出口煤塵量も変動す
る問題があった。
り、この変動によって電気集塵器の出口煤塵量も変動す
る問題があった。
本発明は、上記従来の問題点に着目し、ボイラ排気路中
に電気集塵器を配置したシステムにおいて、電気集塵器
出側の煤ｍｌＩを低減するとともに、炭種が変わっても
煤塵量を一定に保持することのできるボイラ煤塵の電気
集塵方法を提供することを目的とする。
に電気集塵器を配置したシステムにおいて、電気集塵器
出側の煤ｍｌＩを低減するとともに、炭種が変わっても
煤塵量を一定に保持することのできるボイラ煤塵の電気
集塵方法を提供することを目的とする。
本発明者は、ボイラ排気ガス中のＮａ、Ｏの含有量が煤
塵の固有抵抗を下げて電気ｆｆｉ！！効率を高め、同時
に電気！ｉ塵器の出口煤塵量を低い一定の量に保つこと
ができるとの知見から当該発明をなすに到ったものであ
る。すなわち、発明者はＮａ分がダスト固有抵抗と電気
集塵効率に与える彩りを確認するために実験を行った。
塵の固有抵抗を下げて電気ｆｆｉ！！効率を高め、同時
に電気！ｉ塵器の出口煤塵量を低い一定の量に保つこと
ができるとの知見から当該発明をなすに到ったものであ
る。すなわち、発明者はＮａ分がダスト固有抵抗と電気
集塵効率に与える彩りを確認するために実験を行った。
この結果を第２図に示す。これはＣＷＭ焚ボイラの燃焼
排気ガスのダスト中のＮａ、Ｏと、電気集塵器の出口に
おけるダストの固有抵抗（Ωｃｍ）と電気集塵器の集塵
効率（％）との関係を測定したものである。図から理解
できるように、ダスト中のＮａｚ Ｏが増大するにした
がって固有抵抗Ｒが低下し、２％以上になると固有抵抗
Ｒは１０１０〜１０”（０口）を示し、Ｒ＝１０Ｉ０に
漸近する。また、集塵効率もダスト中のＮａ、Ｏが増大
するにしたがって高まり、２〜３％で効率が９９．７％
以上となり、１００％に漸近する。このようなことから
、ボイラ排気中の煤塵濃度増大に合わせてダストに含ま
れるＮａｇ ０分が増加するように、ボイラ燃料にＮａ
分を注入制御すればよいとの知見を得たのである。
排気ガスのダスト中のＮａ、Ｏと、電気集塵器の出口に
おけるダストの固有抵抗（Ωｃｍ）と電気集塵器の集塵
効率（％）との関係を測定したものである。図から理解
できるように、ダスト中のＮａｚ Ｏが増大するにした
がって固有抵抗Ｒが低下し、２％以上になると固有抵抗
Ｒは１０１０〜１０”（０口）を示し、Ｒ＝１０Ｉ０に
漸近する。また、集塵効率もダスト中のＮａ、Ｏが増大
するにしたがって高まり、２〜３％で効率が９９．７％
以上となり、１００％に漸近する。このようなことから
、ボイラ排気中の煤塵濃度増大に合わせてダストに含ま
れるＮａｇ ０分が増加するように、ボイラ燃料にＮａ
分を注入制御すればよいとの知見を得たのである。
上記知見から、本発明に係るボイラ煤塵の電気集塵方法
は、ＣＷＭ製造に必要な添加剤とは別に、Ｎ ａ ｚ
ＣＯｙ、 Ｎ ａ ＯＨ等のＮａ分を含んだ液体をＣＷ
Ｍ焚ボイラの燃焼バーナ入口で注入すれば、電気集塵
器での集塵率向上と出口煤塵量を一定に保つことができ
るとの見地に基づき、ボイラの排気路中に配置された電
気集塵器の出口煤塵濃度を検出し、この検出濃度の増大
に応じてボイラ燃料中にＮａを添加注入制御することに
より、煤塵中のＮａ１ｌを制御して電気集塵するように
構成したものである。
は、ＣＷＭ製造に必要な添加剤とは別に、Ｎ ａ ｚ
ＣＯｙ、 Ｎ ａ ＯＨ等のＮａ分を含んだ液体をＣＷ
Ｍ焚ボイラの燃焼バーナ入口で注入すれば、電気集塵
器での集塵率向上と出口煤塵量を一定に保つことができ
るとの見地に基づき、ボイラの排気路中に配置された電
気集塵器の出口煤塵濃度を検出し、この検出濃度の増大
に応じてボイラ燃料中にＮａを添加注入制御することに
より、煤塵中のＮａ１ｌを制御して電気集塵するように
構成したものである。
この場合、適用されるボイラとしては、前述したＣＷＭ
焚ボイラの他、ＣＯＭ（Ｃｏａｌ ａｎｄ Ｏｉｌ
Ｍｉｘｔｕｒｅ）焚ボイラ、その他の石炭焚ボイラ
に適用できる。また、注入されるＮａはＮａｚＣＯｔ、
ＮａＯＨ等、Ｎａ分を含んだ液体としてボイラの燃料中
に注入すればよいが、必ずしもＮａ水溶液とする必要が
なく、要するにボイラ排気ガス中にＮａｚＯが生成され
ればよい。
焚ボイラの他、ＣＯＭ（Ｃｏａｌ ａｎｄ Ｏｉｌ
Ｍｉｘｔｕｒｅ）焚ボイラ、その他の石炭焚ボイラ
に適用できる。また、注入されるＮａはＮａｚＣＯｔ、
ＮａＯＨ等、Ｎａ分を含んだ液体としてボイラの燃料中
に注入すればよいが、必ずしもＮａ水溶液とする必要が
なく、要するにボイラ排気ガス中にＮａｚＯが生成され
ればよい。
この注入量としては、出口煤塵中にＮａｇ Ｏが２％以
上含まれるようにするが、望ましくは３％以上含まれる
ように注入制御すればよい。これは、第２図に示したよ
うに、煤塵中のＮａ分に対するダスト固有抵抗がＩＱＩ
ＩΩｃｍ未満となる値を対応特性図から求めて設定すれ
ばよい。
上含まれるようにするが、望ましくは３％以上含まれる
ように注入制御すればよい。これは、第２図に示したよ
うに、煤塵中のＮａ分に対するダスト固有抵抗がＩＱＩ
ＩΩｃｍ未満となる値を対応特性図から求めて設定すれ
ばよい。
（作用〕
上述のように構成した電気集塵方法によれば、ボイラの
燃料中にＮａ水溶液を別に注入添加するため、Ｎａ分を
含んだ燃料は燃焼してＮａｔＯを生成する。このため、
ボイラの排気ガス中のＮａ２Ｏが増し、これが電気集塵
器を通流するとき、煤塵の固有抵抗が低下しているので
、良好に集塵電極に吸着される。また、炭種によって変
動する煤塵中のＮａ２Ｏも燃料中へのＮａ分注入により
一定値に調整されるので、電気集塵器の出口煤塵量は低
量であると同時に一定値を示すこととなる。
燃料中にＮａ水溶液を別に注入添加するため、Ｎａ分を
含んだ燃料は燃焼してＮａｔＯを生成する。このため、
ボイラの排気ガス中のＮａ２Ｏが増し、これが電気集塵
器を通流するとき、煤塵の固有抵抗が低下しているので
、良好に集塵電極に吸着される。また、炭種によって変
動する煤塵中のＮａ２Ｏも燃料中へのＮａ分注入により
一定値に調整されるので、電気集塵器の出口煤塵量は低
量であると同時に一定値を示すこととなる。
以下に、本発明に係るボイラ煤塵の電気集塵方法の実施
例を図面を参照して詳細に説明する。
例を図面を参照して詳細に説明する。
第１図は本実施例に係る電気集塵方法が適用されるＣＷ
Ｍ焚ボイラのプラント構成図である。この基本的構成は
、第３図に示した従来例と同様であり、次のように構成
されている。すなわち、ＣＷＭ焚ボイラ１に供給する燃
料としての石炭・水スラリ（ＣＷＭ）はその製造設（ｌ
Ｗ２からＣＷＭサービスタンク３に送られ、燃料ポンプ
４によりＣＷＭ焚ボイラ１に圧送される。この燃料はＣ
ＷＭ焚ボイラ出側の空気予熱器５にて加熱された燃焼用
空気とともにＣＷＭ焚ボイラ１に供給される。
Ｍ焚ボイラのプラント構成図である。この基本的構成は
、第３図に示した従来例と同様であり、次のように構成
されている。すなわち、ＣＷＭ焚ボイラ１に供給する燃
料としての石炭・水スラリ（ＣＷＭ）はその製造設（ｌ
Ｗ２からＣＷＭサービスタンク３に送られ、燃料ポンプ
４によりＣＷＭ焚ボイラ１に圧送される。この燃料はＣ
ＷＭ焚ボイラ出側の空気予熱器５にて加熱された燃焼用
空気とともにＣＷＭ焚ボイラ１に供給される。
ＣＷＭ焚ボイラ１の排気ガスは、前記空気予熱器５を経
て電気４Ｊ塵器６に通流され、ここで煤塵が除去され、
清浄化されて誘引通風機７により煙突８から排出される
ものとなっている。
て電気４Ｊ塵器６に通流され、ここで煤塵が除去され、
清浄化されて誘引通風機７により煙突８から排出される
ものとなっている。
このような基本的構成に対して、本発明を実施するため
に、この設備にはＮａｔＣＯｊやＮａＯＨ等の水溶液が
充填されたＮａ分注入タンク１０が設けられており、こ
のＮａ分注入タンクｌＯからＮａ水溶液をＣＷＭ焚ボイ
ラ１の燃焼バーナに供給すべく燃料ポンプ４の出口に配
管接続されている。この配管にはＮａ水溶液の注入量を
制御する制御弁１２が介装され、制御弁１２の開閉量に
応じた量だけボイラ燃料に注入できるようにしている。
に、この設備にはＮａｔＣＯｊやＮａＯＨ等の水溶液が
充填されたＮａ分注入タンク１０が設けられており、こ
のＮａ分注入タンクｌＯからＮａ水溶液をＣＷＭ焚ボイ
ラ１の燃焼バーナに供給すべく燃料ポンプ４の出口に配
管接続されている。この配管にはＮａ水溶液の注入量を
制御する制御弁１２が介装され、制御弁１２の開閉量に
応じた量だけボイラ燃料に注入できるようにしている。
また、電気集塵器６の出側には当該電気集塵器６から排
出されるガスの煤塵濃度を測定する煤塵濃度計１４が設
置されている。この煤塵濃度計１４には前記制御Ｍ弁１
２の開閉量を制御するＮａ注入量制御器１６に接続され
、前記制御弁１２への開閉指示信号を出力するようにな
っている。
出されるガスの煤塵濃度を測定する煤塵濃度計１４が設
置されている。この煤塵濃度計１４には前記制御Ｍ弁１
２の開閉量を制御するＮａ注入量制御器１６に接続され
、前記制御弁１２への開閉指示信号を出力するようにな
っている。
このように構成されたＣＷＭ焚ボイラプラントによる電
気集塵方法は次のように構成されている。
気集塵方法は次のように構成されている。
すなわち、前記煤塵濃度計１４の検出値が増大した場合
、この増大量に応じてＮａ分注入タンク１０からボイラ
燃料中にＮａを含んだ液体を注入させるのである。これ
は煤塵濃度計１４からの入力信号に基づき、Ｎａ注入量
制御器１６では、検出値が変動して濃度が増加した場合
、第２図に示した特性図に応して煤塵の固有抵抗が減す
るように制御弁１２を開放し、電気集塵器６の出側煤塵
中に含まれるＮａｚＯが増大するように調整させる。
、この増大量に応じてＮａ分注入タンク１０からボイラ
燃料中にＮａを含んだ液体を注入させるのである。これ
は煤塵濃度計１４からの入力信号に基づき、Ｎａ注入量
制御器１６では、検出値が変動して濃度が増加した場合
、第２図に示した特性図に応して煤塵の固有抵抗が減す
るように制御弁１２を開放し、電気集塵器６の出側煤塵
中に含まれるＮａｚＯが増大するように調整させる。
煤塵中に含まれるＮａ、○がＮａ分注入タンク１０から
燃料に注入する量に比例するので、この注入量と電気集
塵器６の集塵効率との相関関係を予め求めておき、この
関係から電気集塵３６が最大効率を維持するようにＮａ
分注入タンク１０からの注入量を決定し、これに応じて
制御弁１２の開閉量を制御すればよい。具体的な注入量
は前記特性図により定められるが、電気集塵器６の出側
煤塵中に含まれるＮａ２Ｏが２〜３％以上となるように
注入すればよい。
燃料に注入する量に比例するので、この注入量と電気集
塵器６の集塵効率との相関関係を予め求めておき、この
関係から電気集塵３６が最大効率を維持するようにＮａ
分注入タンク１０からの注入量を決定し、これに応じて
制御弁１２の開閉量を制御すればよい。具体的な注入量
は前記特性図により定められるが、電気集塵器６の出側
煤塵中に含まれるＮａ２Ｏが２〜３％以上となるように
注入すればよい。
このように、本実施例によれば、煤塵濃度が変動した場
合に、ボイラ燃料中にＮａ水溶液を注入し、排気ガスの
Ｎａｇ Ｏの増加を図り、電気集塵器６の出側煤塵量を
一定に保つことができる。このため、炭種が変動しても
電気集塵効率を最大に保持し、排気ガスの含有煤塵量を
低減することができるのである。
合に、ボイラ燃料中にＮａ水溶液を注入し、排気ガスの
Ｎａｇ Ｏの増加を図り、電気集塵器６の出側煤塵量を
一定に保つことができる。このため、炭種が変動しても
電気集塵効率を最大に保持し、排気ガスの含有煤塵量を
低減することができるのである。
（発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、炭種に応して燃
料中にＮａ分を注入制ｊ′ｆＩｌシ、排気ガス中の煤塵
の固有抵抗を低減し、電気ａＰ１器出側の煤塵量を低減
し、かつ一定量とすることができるという効果が得られ
る。
料中にＮａ分を注入制ｊ′ｆＩｌシ、排気ガス中の煤塵
の固有抵抗を低減し、電気ａＰ１器出側の煤塵量を低減
し、かつ一定量とすることができるという効果が得られ
る。
第１図は本発明に係る電気集塵方法を実施するためのＣ
Ｗ Ｍ焚ボイラプラントの構成図、第２図はダスト中の
Ｎａｔ Ｏとダスト固有抵抗、電気集、塵効率との関係
を示す特性図、第３図は従来のＣノ ＷＭ焚ボイラプラントの構成図である。 １・・・・・・ＣＷＭ焚ボイラ、６・・・・・・電気集
塵器、１０・・・・・・Ｎａ分注入タンク、１２・・・
・・・制御弁、１４・・・・・・煤塵濃度計、１６・・
・・・・Ｎａ注入量制御器。 出願人 日立プラント建設株式会社 第１図 ＮＣＷＭ焚ボイラ ６電気漿１器 １ｏ：＃Ｑ分；主入クック 第 ２ 図 １２ φノ社ｐ弁＋４：１Ｊ
１１農ｎｔす １６：Ｎａ；主入を和！待ρ器 タスト中〜ａ２０（’／ｌ） 第３図
Ｗ Ｍ焚ボイラプラントの構成図、第２図はダスト中の
Ｎａｔ Ｏとダスト固有抵抗、電気集、塵効率との関係
を示す特性図、第３図は従来のＣノ ＷＭ焚ボイラプラントの構成図である。 １・・・・・・ＣＷＭ焚ボイラ、６・・・・・・電気集
塵器、１０・・・・・・Ｎａ分注入タンク、１２・・・
・・・制御弁、１４・・・・・・煤塵濃度計、１６・・
・・・・Ｎａ注入量制御器。 出願人 日立プラント建設株式会社 第１図 ＮＣＷＭ焚ボイラ ６電気漿１器 １ｏ：＃Ｑ分；主入クック 第 ２ 図 １２ φノ社ｐ弁＋４：１Ｊ
１１農ｎｔす １６：Ｎａ；主入を和！待ρ器 タスト中〜ａ２０（’／ｌ） 第３図
Claims (1)
- （１）、ボイラの排気路中に配置された電気集塵器の出
口煤塵濃度を検出し、この検出濃度の増大に応じてボイ
ラ燃料中にＮａを添加注入制御することにより、煤塵中
のＮａ量を制御して電気集塵することを特徴とするボイ
ラ煤塵の電気集塵方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62256589A JPH0199655A (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | ボイラ媒塵の電気集塵方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62256589A JPH0199655A (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | ボイラ媒塵の電気集塵方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0199655A true JPH0199655A (ja) | 1989-04-18 |
Family
ID=17294727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62256589A Pending JPH0199655A (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | ボイラ媒塵の電気集塵方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0199655A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008119874A (ja) * | 2006-11-09 | 2008-05-29 | Toppan Forms Co Ltd | 可逆性感熱記録媒体の印影形成装置 |
| JP2008119875A (ja) * | 2006-11-09 | 2008-05-29 | Toppan Forms Co Ltd | 可逆性感熱記録媒体の印影形成装置 |
| JP2010279922A (ja) * | 2009-06-08 | 2010-12-16 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 集塵効率改善方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5864144A (ja) * | 1981-10-15 | 1983-04-16 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | ボイラ燃焼ガスに含まれるフライアツシユの調質方法 |
-
1987
- 1987-10-12 JP JP62256589A patent/JPH0199655A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5864144A (ja) * | 1981-10-15 | 1983-04-16 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | ボイラ燃焼ガスに含まれるフライアツシユの調質方法 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008119874A (ja) * | 2006-11-09 | 2008-05-29 | Toppan Forms Co Ltd | 可逆性感熱記録媒体の印影形成装置 |
| JP2008119875A (ja) * | 2006-11-09 | 2008-05-29 | Toppan Forms Co Ltd | 可逆性感熱記録媒体の印影形成装置 |
| JP2010279922A (ja) * | 2009-06-08 | 2010-12-16 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 集塵効率改善方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5024681A (en) | Compact hybrid particulate collector | |
| CA1128823A (en) | Steam air preheater for maintaining the flue gas temperature entering dust collection equipment | |
| JP3447294B2 (ja) | 静電沈降分離装置に対する調節剤の供給の制御方法 | |
| US20160265769A1 (en) | System for electrically-driven classification of combustion particles | |
| US4779207A (en) | SO3 flue gas conditioning system | |
| RU2509607C2 (ru) | Способ и устройство для регулирования мощности, подаваемой на электростатический осадитель | |
| US5597403A (en) | Flue gas conditioning system for intermittently energized precipitation | |
| JPH0199655A (ja) | ボイラ媒塵の電気集塵方法 | |
| CN107812417A (zh) | 燃煤发电机组电除尘器改造方法 | |
| US6360680B1 (en) | Method of operating a furnace based upon electrostatic precipitator operation | |
| CA1131406A (en) | Method to lower fly-ash resistivity | |
| Dinelli et al. | Enhanced precipitation efficiency of electrostatic precipitators by means of impulse energization | |
| WO2012089922A1 (en) | Particle measurement unit | |
| JPS5936559A (ja) | 電気集塵機の制御方法 | |
| US4428866A (en) | Composition for reducing fly ash resistivity | |
| JP6159390B2 (ja) | 煙道ガス調質システムおよび方法 | |
| JP2013245899A (ja) | 火力発電設備及びその運転方法 | |
| Turner et al. | Sizing and costing of electrostatic precipitators: Part I. Sizing considerations | |
| Hoang et al. | Experimental Verification of Electrostatic Precipitator Stable Operation Under Oil and Co-fuel Firing Conditions of a Coal-fired Power Plant | |
| Chauke et al. | Effect of high frequency power supplies on the electrostatic precipitator collection efficiency as compared to conventional transformer rectifiers | |
| Tachibana et al. | Intermittent energization on electrostatic precipitators | |
| RU2045091C1 (ru) | Устройство управления процессом очистки газа в электрофильтре | |
| Ranstad et al. | Results from ESP-upgrades, including control systems | |
| Patil et al. | A Novel Comprehensive Solution to Preserve Environment by Optimum Tuning of Electrostatic Precipitator | |
| RU2173218C1 (ru) | Способ управления процессом очистки газов в электрофильтре |