JPH0197510A - 管内ライニング後の枝管開口位置の削孔方法及び削孔装置 - Google Patents
管内ライニング後の枝管開口位置の削孔方法及び削孔装置Info
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- JPH0197510A JPH0197510A JP25677587A JP25677587A JPH0197510A JP H0197510 A JPH0197510 A JP H0197510A JP 25677587 A JP25677587 A JP 25677587A JP 25677587 A JP25677587 A JP 25677587A JP H0197510 A JPH0197510 A JP H0197510A
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- Drilling And Boring (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、下水管などの既設管を更新管によってライニ
ングした後、枝管の開口位置を削孔するための削孔方法
及び削孔装置に関する。
ングした後、枝管の開口位置を削孔するための削孔方法
及び削孔装置に関する。
(従来の技術)
近時、老朽化した下水管等の既設管を再生させるために
更生管工法が用いられている。
更生管工法が用いられている。
この更生管工法とは、更新管をスパイラル状に巻きなが
ら既設管内に製管してライニングし、更新管と既設管の
隙間に裏込剤を注入する工法である。しかるに、取付管
を有する既設管にかかる更生管工法を採用した場合、前
記裏込剤を注入した後取付管用の貫通穴を削孔しなけれ
ばならない。
ら既設管内に製管してライニングし、更新管と既設管の
隙間に裏込剤を注入する工法である。しかるに、取付管
を有する既設管にかかる更生管工法を採用した場合、前
記裏込剤を注入した後取付管用の貫通穴を削孔しなけれ
ばならない。
従来、既設管が鉄などの磁性体で作られている場合には
磁気センサを利用して取付管の開口位置を検出し、更新
管内から取付管用の貫通穴を削孔する方法が提案されて
いる(例えば、特開昭56−127420号公報参照)
。
磁気センサを利用して取付管の開口位置を検出し、更新
管内から取付管用の貫通穴を削孔する方法が提案されて
いる(例えば、特開昭56−127420号公報参照)
。
(発明が解決しようとする問題点)
しかるに、既設管がいわゆるヒユーム管等のコンクリー
ト材からなる非磁性体で構成されていると、上述した磁
気センサを用いた削孔方法を適用することができない。
ト材からなる非磁性体で構成されていると、上述した磁
気センサを用いた削孔方法を適用することができない。
これに対し、取付管内に削孔機を投入して、取付管側か
ら削孔する方法も考えられるが、取付管の配管状況によ
っては削孔機の投入が困難な場合がある。
ら削孔する方法も考えられるが、取付管の配管状況によ
っては削孔機の投入が困難な場合がある。
(問題点を解決するための手段)
本発明に係る管内ライニング後の枝管開口位置の削孔方
法は、本管内に更新管を製管してライニングする工法に
おいて、本管内に対する枝管の開口位置及び開口形状を
ライニング前に予め検出して記憶し、この記憶内容に従
ってライニング後、本管側から前記枝管への貫通穴を削
孔するもので。
法は、本管内に更新管を製管してライニングする工法に
おいて、本管内に対する枝管の開口位置及び開口形状を
ライニング前に予め検出して記憶し、この記憶内容に従
ってライニング後、本管側から前記枝管への貫通穴を削
孔するもので。
ある。また、かかる削孔方法を特定発明とし、該方法を
直接実施するための装置である第2の発明に係る削孔装
置は、ライニング前の本管内を自動走行する第1の装置
と、ライニング後の本管内を自動走行する第2の装置か
らなり、第1の装置は所定の基準点から枝管の開口まで
の距離、所定の基準軸から開口の形成された角度及び該
開口の形状を測定する測定手段と、該測定結果を記憶す
る記憶手段とを備え、前記第2の装置は前記記憶手段の
記憶内容を読み取る読取手段と、該記憶内容によって規
定される所定の位置を所定の開口形状で削孔する削孔手
段を備えたものである。
直接実施するための装置である第2の発明に係る削孔装
置は、ライニング前の本管内を自動走行する第1の装置
と、ライニング後の本管内を自動走行する第2の装置か
らなり、第1の装置は所定の基準点から枝管の開口まで
の距離、所定の基準軸から開口の形成された角度及び該
開口の形状を測定する測定手段と、該測定結果を記憶す
る記憶手段とを備え、前記第2の装置は前記記憶手段の
記憶内容を読み取る読取手段と、該記憶内容によって規
定される所定の位置を所定の開口形状で削孔する削孔手
段を備えたものである。
(作用)
1)本発明に係る削孔方法では、枝管の開口位置及び開
口形状を検出する検出工程、この検出結果を記憶する記
憶工程をライニング前に実行する。そして、ライニング
後にはこの記憶内容に従って本管側から枝管の開口へ向
けての削孔工程を実行する。
口形状を検出する検出工程、この検出結果を記憶する記
憶工程をライニング前に実行する。そして、ライニング
後にはこの記憶内容に従って本管側から枝管の開口へ向
けての削孔工程を実行する。
2)本発明に係る削孔装置においては、第1の装置の測
定手段によって前記検出工程が実行され、記憶手段によ
って前記記憶工程が実行される。
定手段によって前記検出工程が実行され、記憶手段によ
って前記記憶工程が実行される。
この記憶内容は第2の装置の読取手段によって読み取ら
れる。そして、第2の装置はライニング後の本管内を走
行し、削孔手段は読み取ったデータに基づいて削孔する
。
れる。そして、第2の装置はライニング後の本管内を走
行し、削孔手段は読み取ったデータに基づいて削孔する
。
(実施例)
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。
。
本発明の削孔装置は、既設管(本管)1内をライニング
前に自動走行する第1装置Aとライニング後に自動走行
する第2装置Bによって構成されている。
前に自動走行する第1装置Aとライニング後に自動走行
する第2装置Bによって構成されている。
第1図は、前記第1装置Aを既設管1内を自動走行させ
た状態を示している。
た状態を示している。
第1装置Aはライニングに先立って既設管1内における
取付管(枝管)3の開口位置及び開口形状を測定する装
置である。ここで、開口位置とは所定の基準点(0)か
ら取付管3の開口4までの距離及び所定の基準線(P)
から該開口4が位置。
取付管(枝管)3の開口位置及び開口形状を測定する装
置である。ここで、開口位置とは所定の基準点(0)か
ら取付管3の開口4までの距離及び所定の基準線(P)
から該開口4が位置。
する角度をいう。この基準点(0)はマンホール5の真
下中央部の任意個所に設定され、基準線(P)は例えば
この基準点(0)の垂直上方に設定されている。
下中央部の任意個所に設定され、基準線(P)は例えば
この基準点(0)の垂直上方に設定されている。
第1装置Aは自動走行手段と、その前方に周方向に回転
可能に取付けられたカメラ6と、該カメラ6の被写体側
を投光するライト7によって構成されている。このライ
ト7は既設管1内を十分射光するのに要する光源で構成
し、この第1装置Aの上部に固定したものでもよ(、ま
た前記カメラ6の回転方向に同期して回転可能に構成し
てもよい。
可能に取付けられたカメラ6と、該カメラ6の被写体側
を投光するライト7によって構成されている。このライ
ト7は既設管1内を十分射光するのに要する光源で構成
し、この第1装置Aの上部に固定したものでもよ(、ま
た前記カメラ6の回転方向に同期して回転可能に構成し
てもよい。
第1装置Aには、メモリカード8が装着されている。こ
の第1装WAのハードウェア構成を第3図に示している
。
の第1装WAのハードウェア構成を第3図に示している
。
第3図において、前記カメラ6で過像された映像信号は
A/D変換部9にてデジタル信号に変換された後、画像
メモリ10に記憶される。また、このデジタル信号は方
向判別部11に入力され、ここで前記開口4位置の方向
を示す制御信号が作成される。
A/D変換部9にてデジタル信号に変換された後、画像
メモリ10に記憶される。また、このデジタル信号は方
向判別部11に入力され、ここで前記開口4位置の方向
を示す制御信号が作成される。
この制御信号は、前記カメラ6の首振角度を調整するた
めの首振角度調整部12に入力され、カメラ6を回転制
御させる。このカメラ6の回転角は、エンコーダ(図示
省略)により検出され、画像処理部13に入力される。
めの首振角度調整部12に入力され、カメラ6を回転制
御させる。このカメラ6の回転角は、エンコーダ(図示
省略)により検出され、画像処理部13に入力される。
画像処理部13には、この第1装置Aの走行距離を測定
する距離センサ14からの信号も入力されている。この
距離センサ14は、例えば第1装置Aの走行輪のシャフ
トに取付けられたエンコーダである。
する距離センサ14からの信号も入力されている。この
距離センサ14は、例えば第1装置Aの走行輪のシャフ
トに取付けられたエンコーダである。
しかして、前記画像処理部13では、距離センサ14で
検出された前記基準点(0)から開口4の基端までの距
離L(第1図参照)、画像メモリ9の内容からパターン
認識して求めた開口4の形状、及び首振角度調整部12
から出力されるカメラ6の前記基準線(P)からの回転
角(θ)を演算処理する。演算結果は、前記メモリカー
ド8に格納される。
検出された前記基準点(0)から開口4の基端までの距
離L(第1図参照)、画像メモリ9の内容からパターン
認識して求めた開口4の形状、及び首振角度調整部12
から出力されるカメラ6の前記基準線(P)からの回転
角(θ)を演算処理する。演算結果は、前記メモリカー
ド8に格納される。
ここで、第4図(a)、 (b)を参照して、前記方向
判別部11の判別作用及び画像処理部13での形状認識
作用について説明する。
判別部11の判別作用及び画像処理部13での形状認識
作用について説明する。
第4図(a)、 (b)は、共にカメラ6で撮像される
画面15.20の一例を示している。矢印はカメラ6の
移動方向を示している。
画面15.20の一例を示している。矢印はカメラ6の
移動方向を示している。
第4図(a)では、画面15を上下に2等分する中実軸
16に対して、図面上実線で示す撮像形状17に比べて
幾分下方にずれた位置に前記開口4の基端側の撮像形状
18(破線で示す)が示されている。かかる状況は、例
えば中実軸I6より上側の撮像形状18の面積Slと下
側の面積S2との比較によって判断される。
16に対して、図面上実線で示す撮像形状17に比べて
幾分下方にずれた位置に前記開口4の基端側の撮像形状
18(破線で示す)が示されている。かかる状況は、例
えば中実軸I6より上側の撮像形状18の面積Slと下
側の面積S2との比較によって判断される。
本例では、開口4の中実軸19がカメラ6の回転位置よ
りも下側にあるので、この場合には前記SIとS、とが
等しくなるようにカメラ6が図面上、上側に移動するよ
うに首振回転される。
りも下側にあるので、この場合には前記SIとS、とが
等しくなるようにカメラ6が図面上、上側に移動するよ
うに首振回転される。
しかして、このように画面15の中実軸16と開口4の
中実軸19とが一致した状態で第1装置Aがさらに移動
すると、第4図(blに示す画面20となる。なお、第
4図(alに示すように開口4の基端部分が撮像されて
いるときには、前記開口4の基端(1)と前記基準点(
0)との距離は、距離センサ14にて測定されている。
中実軸19とが一致した状態で第1装置Aがさらに移動
すると、第4図(blに示す画面20となる。なお、第
4図(alに示すように開口4の基端部分が撮像されて
いるときには、前記開口4の基端(1)と前記基準点(
0)との距離は、距離センサ14にて測定されている。
画面20は、前記画像処理部13にて画像処理されるも
のである。前記中実軸16に直交して撮像形状18に亘
る縦幅ライン21の長さW、、W、。
のである。前記中実軸16に直交して撮像形状18に亘
る縦幅ライン21の長さW、、W、。
W31・・・が所定間隔毎に読み取られ、この中から最
大長さW+*axが演算され、同時にこの間口4の基端
(I)から終端(E)までの長さLIが演算される。
大長さW+*axが演算され、同時にこの間口4の基端
(I)から終端(E)までの長さLIが演算される。
そして、この最大長さW、11.と長さLIとがこの間
口4の形状を認識するパラメータとなる。例えばW。つ
とり、とが等しい時は、開口4の形状が円であることを
示している。なお、通常開口4は楕円又は円であるので
このようなパラメータを用いた形状認識が用いられるが
、もちろん他の形状認識手法を用いてもよい。
口4の形状を認識するパラメータとなる。例えばW。つ
とり、とが等しい時は、開口4の形状が円であることを
示している。なお、通常開口4は楕円又は円であるので
このようなパラメータを用いた形状認識が用いられるが
、もちろん他の形状認識手法を用いてもよい。
第2図は、第2装置jBをライニング後の更新管2内を
自動走行させた状態を示している。
自動走行させた状態を示している。
図面上、符号22は更新管2と既設管1間に流。
し込んだ裏込剤を示している。
第2装置Bは、ライニング前に既設管1内を自動走行さ
せた第1装置Aに装着されていたメモリカード8が装着
され、このメモリカード8の情報をもとに装置本体上に
設けたウォータージェット装置23にて、前記取付管3
への貫通穴を削孔するものである。
せた第1装置Aに装着されていたメモリカード8が装着
され、このメモリカード8の情報をもとに装置本体上に
設けたウォータージェット装置23にて、前記取付管3
への貫通穴を削孔するものである。
この第2装置Bのハードウェア構成を第5図に示してい
る。
る。
メモリカード8の内容は、データ解析部24において、
位置制御に係るデータDIと前記ウォータージェット装
置23のジェットノズル25の移動方向制御に係るデー
タD!に区別される。データD、は位置制御部26にお
いて、この第2装置Bの前記基準点(0)からの距離を
測定する距離センサ27での測定値と比較され、ジェッ
トノズル25の吐出方向を前記取付管3の開口4の基端
(1)まで移動させる。そして、データD!はジェット
ノズル25の移動制御部28に入力され、ここでジェッ
トノズル25を前記開口4の形状に合わせた軌跡運動を
指示する。
位置制御に係るデータDIと前記ウォータージェット装
置23のジェットノズル25の移動方向制御に係るデー
タD!に区別される。データD、は位置制御部26にお
いて、この第2装置Bの前記基準点(0)からの距離を
測定する距離センサ27での測定値と比較され、ジェッ
トノズル25の吐出方向を前記取付管3の開口4の基端
(1)まで移動させる。そして、データD!はジェット
ノズル25の移動制御部28に入力され、ここでジェッ
トノズル25を前記開口4の形状に合わせた軌跡運動を
指示する。
第6図及び第7図は、前記第1装置Aにおいて開口位置
を測定するための他の実施例を示している。
を測定するための他の実施例を示している。
第6図は、前記カメラ6の代わりに上下動する回転ロー
ラ30によって開口4の位置検出をするものであり、第
7図は上下左右に付勢力を以て既設管lの内周面に接触
させた検出ロッド31を装置本体の後部に設けた場合で
ある。
ラ30によって開口4の位置検出をするものであり、第
7図は上下左右に付勢力を以て既設管lの内周面に接触
させた検出ロッド31を装置本体の後部に設けた場合で
ある。
また、第8図(al、 (blは、開口4の形状を測定
するための他の実施例を示している。
するための他の実施例を示している。
第8図(alは上方に突出したさぐり棒32を移動させ
るもので、第8図(b)は2つのさぐり板33゜34を
水平に移動させることで測定するものである。
るもので、第8図(b)は2つのさぐり板33゜34を
水平に移動させることで測定するものである。
次に、上述した削孔装置を用いた削孔方法について、第
9図及び第10図に示す動作流れ図を参照して説明する
。
9図及び第10図に示す動作流れ図を参照して説明する
。
ステップ■〜■は第1装置Aによる測定作業の準備を行
う工程を示し、ステップ■〜@は実際の。
う工程を示し、ステップ■〜@は実際の。
測定工程を示している。
まず、準備工程(ステップ■〜■)を終了した後、ステ
ップ■で前記基準点(0)をマンホール5内の所定位置
にマーキングする。ステップ■で第1装置Aをステップ
■において前記カメラ6が取付管3の開口4を検出する
まで走行させる。開口4を検出すると、ステップ■で開
口4の基端と前記基準点(0)からの距離を距離センサ
14の出力信号から測定する。この後、−旦停止後(ス
テップ■)、ステップ■で開口4の中実軸19と画面1
5の中実軸16との位置合わせを行い、このときのエン
コーダ出力により開口4の基準線(P)に対する角度を
測定する。その後、ステップ[相]で開口4の形状を確
認する。そして、ステップ0では前記距離センサ14の
値、カメラ6の首振角度、開口4の形状をメモリカード
8へ格納する。そして、ステップ@でマンホール5から
隣のマンホール5の片端までの間移動したのを確認する
と終了する。
ップ■で前記基準点(0)をマンホール5内の所定位置
にマーキングする。ステップ■で第1装置Aをステップ
■において前記カメラ6が取付管3の開口4を検出する
まで走行させる。開口4を検出すると、ステップ■で開
口4の基端と前記基準点(0)からの距離を距離センサ
14の出力信号から測定する。この後、−旦停止後(ス
テップ■)、ステップ■で開口4の中実軸19と画面1
5の中実軸16との位置合わせを行い、このときのエン
コーダ出力により開口4の基準線(P)に対する角度を
測定する。その後、ステップ[相]で開口4の形状を確
認する。そして、ステップ0では前記距離センサ14の
値、カメラ6の首振角度、開口4の形状をメモリカード
8へ格納する。そして、ステップ@でマンホール5から
隣のマンホール5の片端までの間移動したのを確認する
と終了する。
第10図は、削孔作業工程を示す流れ図である。
ステップ0はライニング工程を示し、既設管1内に更新
管2が挿入され、これら間隙には前記裏込剤22が注入
される。その後、ステップ0において、第2装置Bにス
テップ■でセットしたメモリカード8を装着する。第2
装置Bは、ステップ@でこのメモリカード8の内容に従
って取付管3への貫通穴を順次削孔する。
管2が挿入され、これら間隙には前記裏込剤22が注入
される。その後、ステップ0において、第2装置Bにス
テップ■でセットしたメモリカード8を装着する。第2
装置Bは、ステップ@でこのメモリカード8の内容に従
って取付管3への貫通穴を順次削孔する。
なお、本例では第2装置Bはウォータージェットによる
削孔を行ったが、この他にリーマ状の削孔機を用いるこ
ともできる。また、取付管3が既設管1の管軸方向に対
して傾斜して取付けられている場合(第1図もしくは第
2図において、右方側に位置する取付管3の場合)には
、ウォータージェットの噴出方向を管軸に対して直角に
設定すると、取付管3の内壁を破損させることになる。
削孔を行ったが、この他にリーマ状の削孔機を用いるこ
ともできる。また、取付管3が既設管1の管軸方向に対
して傾斜して取付けられている場合(第1図もしくは第
2図において、右方側に位置する取付管3の場合)には
、ウォータージェットの噴出方向を管軸に対して直角に
設定すると、取付管3の内壁を破損させることになる。
この場合には、取付管3の軸芯傾斜角度及び既設管1の
軸芯と取付管3の軸芯との交点位置を第1装置Aで認識
記憶させ、第2装置Bのウォータージェット装置23を
この交点に位置させ、ウォータージェットの噴出方向を
上記軸芯傾斜角度と等しくなるように設定するとよい。
軸芯と取付管3の軸芯との交点位置を第1装置Aで認識
記憶させ、第2装置Bのウォータージェット装置23を
この交点に位置させ、ウォータージェットの噴出方向を
上記軸芯傾斜角度と等しくなるように設定するとよい。
さらに、上述した実施例は、いわゆる更正管工法の場合
を例示したが、これに限るものではなく、本管側から枝
管の開口位置を削孔する他の工法においても適用される
。また、本管は下水管に限定するものでもない。
を例示したが、これに限るものではなく、本管側から枝
管の開口位置を削孔する他の工法においても適用される
。また、本管は下水管に限定するものでもない。
(発明の効果)
以上述べたように、本発明によれば、ライニング後、本
管側から正確に枝管の開口へ貫通穴を削孔することがで
きる。また、自動走行による削孔であるので作業性が良
い。さらに、通常枝管の削孔はテレビカメラ等で見なが
ら行うものであるが、本発明は位置をすべて記憶してい
るのでその必要がない。
管側から正確に枝管の開口へ貫通穴を削孔することがで
きる。また、自動走行による削孔であるので作業性が良
い。さらに、通常枝管の削孔はテレビカメラ等で見なが
ら行うものであるが、本発明は位置をすべて記憶してい
るのでその必要がない。
第1図は本発明に係る更正管工法における取付管開口位
置の削孔装置を構成する第1装置を既設管内に走行させ
た状態を示す断面図、第2図は同削孔装置を構成する第
2装置を更新管内に走行させた状態を示す断面図、第3
図は第1装置のハ−ドウエア構成を示すブロック図、第
4図(al、 (b)はカメラの画面の一例を示す図、
第5図は第2装置のハードウェア構成を示すブロック図
、第6図及び第7図は開口位置の他の測定手段を示す断
面図、第8図(a)、 (b)は開口の形状の他の測定
手段を示す部分断面図、第9図は第1装置の動作手順を
説明する流れ図、第10図は第2装置の動作手順を説明
する流れ図である。 A・・・第1装置 B・・・第2装置1・・・
既設管(本管) 2・・・更新管3・・・取付管(
枝管) 4・・・開口6・・・カメラ
8・・・メモリカード23・・・ウォータージェット
装置 25・・・ジェットノズル 特許出願人 積水化学工業株式会社 代表者 廣1)馨 第1図 填2図 第5図 L J 窄6図 箪7図 第8図 (a)(b) = yo g く □ ◎ ■ ■
置の削孔装置を構成する第1装置を既設管内に走行させ
た状態を示す断面図、第2図は同削孔装置を構成する第
2装置を更新管内に走行させた状態を示す断面図、第3
図は第1装置のハ−ドウエア構成を示すブロック図、第
4図(al、 (b)はカメラの画面の一例を示す図、
第5図は第2装置のハードウェア構成を示すブロック図
、第6図及び第7図は開口位置の他の測定手段を示す断
面図、第8図(a)、 (b)は開口の形状の他の測定
手段を示す部分断面図、第9図は第1装置の動作手順を
説明する流れ図、第10図は第2装置の動作手順を説明
する流れ図である。 A・・・第1装置 B・・・第2装置1・・・
既設管(本管) 2・・・更新管3・・・取付管(
枝管) 4・・・開口6・・・カメラ
8・・・メモリカード23・・・ウォータージェット
装置 25・・・ジェットノズル 特許出願人 積水化学工業株式会社 代表者 廣1)馨 第1図 填2図 第5図 L J 窄6図 箪7図 第8図 (a)(b) = yo g く □ ◎ ■ ■
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)本管内に更新管を製管してライニングする工法にお
いて、 本管内に対する枝管の開口位置及び開口形状をライニン
グ前に予め検出して記憶し、この記憶内容に従ってライ
ニング後、本管側から前記枝管への貫通穴を削孔するこ
とを特徴とする管内ライニング後の枝管開口位置の削孔
方法。 2)ライニング前の本管内を自動走行する第1の装置と
、ライニング後の本管内を自動走行する第2の装置から
なり、 第1の装置は所定の基準点から枝管の開口までの距離、
所定の基準軸から開口の形成された角度及び該開口の形
状を測定する測定手段と、該測定結果を記憶する記憶手
段とを備え、前記第2の装置は前記記憶手段の記憶内容
を読み取る読取手段と、該記憶内容によって規定される
所定の位置を所定の開口形状で削孔する削孔手段を備え
たことを特徴とする管内ライニング後の枝管開口位置の
削孔装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62256775A JP2515823B2 (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | 管内ライニング後の枝管開口位置の削孔方法及び削孔装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62256775A JP2515823B2 (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | 管内ライニング後の枝管開口位置の削孔方法及び削孔装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0197510A true JPH0197510A (ja) | 1989-04-17 |
JP2515823B2 JP2515823B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=17297274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62256775A Expired - Fee Related JP2515823B2 (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | 管内ライニング後の枝管開口位置の削孔方法及び削孔装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2515823B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7986625B2 (en) | 2002-12-10 | 2011-07-26 | International Business Machines Corporation | Resource-aware system, method and program product for managing request traffic based on a management policy |
JP2017203530A (ja) * | 2016-05-13 | 2017-11-16 | 積水化学工業株式会社 | 更生管の削孔方法及び削孔装置 |
JP2018081015A (ja) * | 2016-11-17 | 2018-05-24 | 積水化学工業株式会社 | 既設管更生用の位置測定装置及び反射装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4712800U (ja) * | 1971-03-10 | 1972-10-14 | ||
JPS58106198U (ja) * | 1982-01-08 | 1983-07-19 | 東邦瓦斯株式会社 | 内面プラスチツクライニング幹管の枝管開口装置 |
JPS63162109A (ja) * | 1986-08-19 | 1988-07-05 | Hokuriyou Juki Kk | 下水管の穿孔装置 |
-
1987
- 1987-10-12 JP JP62256775A patent/JP2515823B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017203530A (ja) * | 2016-05-13 | 2017-11-16 | 積水化学工業株式会社 | 更生管の削孔方法及び削孔装置 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2515823B2 (ja) | 1996-07-10 |
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