JPH0196483A

JPH0196483A - 高粘体の定量供給方法

Info

Publication number: JPH0196483A
Application number: JP62250659A
Authority: JP
Inventors: Nobumasa Mogi; 茂木　信正; Makoto Nakamura; 誠中村; Kazunori Yamamoto; 山本　一則; Izumi Nagamatsu; 永松　泉; Kojiyuurou Kitano; 北野　小十郎; Sumito Goto; 後藤　住人; Yoshitaka Sakurai; 櫻井　義孝; Hajime Oshida; 押田　肇
Original assignee: Taiyo Fishery Co Ltd; Toyo Engineering Corp
Current assignee: Toyo Engineering Corp; Maruha Nichiro Corp
Priority date: 1987-10-06
Filing date: 1987-10-06
Publication date: 1989-04-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野コ本発明は魚肉類のすり身等、物性の変化し易い物質、特
に見掛は比重、かさ比重の変化しやすい高粘体の定量供
給方法に関する。

［従来の技術］高粘体、特に物性の変化しやすい物、特に見掛は比重・
かさ比重の変化しやすい物に対しては、原料の性質、特
に粒度・粘度・含水率の影響を受は易く、圧送する場合
、見掛は比重・かさ比重の変化が大きく、従って圧力変
化と内部応力に配慮が必要で、容積計量の精度は直線性
、繰り返し性で安定させる必要がある。

従来、この種の魚肉のすり身等の高粘体を定量供給し、
一定量を包装する方法としては、単にヌク。リューコン
ベアおよびポンプを使用して魚肉等の原料を包装筒へ送
り込み、一定量宛区切って包装体とする方法あるいはポ
ンプを停止して包装する方法が実施されていた。

［発明が解決しようとする問題点コ上記方法においては、物性の変化し易い物体、特に見掛
は比重、かさ比重の変化し易い高粘体を高速かつ正確に
定量供給することは極めて困難で、はとんど不可能であ
った。従）て、この種の高粘体の高速かつ高精度な定量
供給方法の開発が要望されていた。

本発明は上記要望に応えるものであって、複数のポンプ
を用いて、この種の高粘体を高速かつ高精度に定量供給
できる定量供給方法を提供することを目的とするもので
ある。

［問題点を解決するための手段］本発明の手段は、高粘体を計量ポンプにより定量供給す
る方法において、該計量ポンプは高粘体移送ラインに並
列に配置された荒計量用ポンプ（Ｐ１）および制御計量
用ポンプ（Ｐ２）よりなり、該計量ポンプの下流部には
両計量ポンプ（Ｐｌ、　Ｐ２）より吐出された高粘体の
検査手段が配置され、該検査手段の信号により前記制御
計量用ポンプを制御することを特徴とする高粘体の定量
供給方法である。

［作　用］高粘体の大部分は荒計量用ポンプで送られ、−部は制御
計量用ポンプで送られる。検査手段からの信号で高粘体
の供給量を計測し、供給量の変動を示す信号により制御
計量用ポンプを制御して、常に一定量の高粘体を高速か
つ高精度で供給する。

［実施例］つぎに、本発明を実施例により図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の詳細な説明のためのフローシートであ
る。この図において、魚肉等よりなる原料Ｒは原料用ス
クリューコンベア１ａおよび原料用ポンプ１ｂよりなる
原料自動計量供給装置１により混練機２へ給送される。

−力添加物自動計量供給装置３により添加物も混練機２
へ給送される。

混練機２において原料Ｒと添加物が混練調理され、高粘
体よりなる製品となり、製品用スクリューコンベア４に
より、計量用ポンプ５へ送られる。計量用ポンプ５は並
列に配置された高吐出量の荒計量用ポンプ（例えば容積
式３葉２軸ロータリーポンプ）Ｐｌと低吐出量の制御計
量用ポンプ（例えば容積式２軸スクリユ一式ギヤポンプ
）Ｐ２よりなり、製品スクリューコンベア４に連通し分
岐した製品ラインに配設され、各々が製品を計量し送り
出す。計量用ポンプ５　（ＰＬ、　Ｐ２）より排出され
た製品は合流して成形ノズル６を経て包装機７により包
装され、包装された製品は検査コンベア８において重量
検査され、包装製品として出荷される。

制御盤１０により、原料自動計量供給装置１（ｌａ、　
ｌｂ）の原料Ｒの供給量、添加物自動計量供給装置３の
添加物供給量、混練機２の混線条件、製品用スクリュー
コンベア４、および計量用ポンプ５の荒計量用ポンプＰ
１の作動条件を設定し、制御する。

また制御盤ＩＯには、検査コンベア８より製品検査の信
号が入力され、この信号により計量ポンプ５の制御計量
用ポンプＰ２を制御する。

制御盤１０は、人力信号にパルスカウンターと製品検査
、出力にプリセットカウンタによるスウィッチングから
成り、遠隔から制御盤の制御を受け、一連の連続処理を
可能とした。

荒計量用ポンプＰ１は、大型高吐出であり、例えば、連
続的に９０ｋｇ〜６００ｋｇを容積計量し、定量供給す
るには適しているポンプだが、間欠的な少量定量供給に
は不向きで精度的バラツキが大きい。

特にすり身１０ｋｇ計量においては偏差値３．７％であ
り、直線性、繰返し性等から評価は低いものであった。

実施例では、荒計量用ポンプＰ１と吐出量の小さい制御
計量用ポンプＰ２を使用する事で高速性を生かしながら
、高精度を得た。特にすり身１０ｋｇ計量において、所
要時間１．５秒、計量偏差値０．２％と向上し、またプ
リセットカウンター値の設定値変更に対応した微量調整
も簡易操作ででき、更に制御計量用ポンプＰ２の自動制
御運転では、製品検査よりもらった信号により合流ノズ
ル及び成形ノズル内の内圧均一化による効果と定量計量
精度向上に有効であった。

この内圧均一化は、定量計量において極めて重要となる
もので、見掛は比重・カサ比重の変化し易い物性におい
て、圧力をかければ締まり、圧力を除けば緩む。容積計
量においては、ポンプ内部で同様の現象を繰返している
もので、構成からコンベヤ（４）・分岐ノズル・合流ノ
ズル・成形ノズル６各局部の内圧を安定化させる事と、
特に原料の性質変化、含水率変化等に対し、かさ比重を
安定させる事、特にポンプ吐出側の合流ノズル・成形ノ
ズル内の容積に対し、制御計量ポンプＰ２の吐出量を制
御により修正する事で、内圧の安定化と定−量計量精度
を高めた。

［発明の効果コ以上説明したように、本発明は高粘体を定量供給するに
際し、高粘体の移送ラインを分岐して、荒計量用ポンプ
と制御計量用ポンプを並列に配置し、両ポンプを通過し
た高粘体を検査し、検査の信号により制御ポンプを制御
することにより、高粘体の定量供給を高速かつ高精度で
実施することができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のフローシートである。１・・・原料自動計量供給装置、２・・・混練機、３・・・添加物自動計量供給装置、４・・・製品用スクリューコンベア、５・・・計量用ポンプ、Ｐｌ・・・荒計量用ポンプ、Ｐ２・・・制御計ｂ１用ポンプ、６・・・成形ノズル、７・・・包装機、８・・・検査コンベア、１０・・・制御盤、

Claims

【特許請求の範囲】

高粘体を計量ポンプにより定量供給する方法において、
該計量ポンプは高粘体移送ラインに並列に配置された荒
計量用ポンプ（Ｐ＿１）および制御計量用ポンプ（Ｐ＿
２）よりなり、該計量ポンプの下流部には両計量ポンプ
（Ｐ＿１、Ｐ＿２）より吐出された高粘体の検査手段が
配置され、該検査手段の信号により前記制御計量用ポン
プを制御することを特徴とする高粘体の定量供給方法。