JPH0195682A - 高品位テレビジヨンシステムの付加情報伝送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は高品位テレビジョン信号に文字信号等の他の付
加情報を多重して伝送する方式に関する。

（ロ）従来の技術 テレビジョン放送を利用してコンピュータ等からのデー
タを伝送する場合、そのテレ・ビジミン信号がＮＴＳＣ
％ＰＡＬ％８ＥＣＡＭ等の標準方式のものであれば、例
えば特開昭６０−１）２５８２号公報（ＨＯ４Ｎ７１０
８７寿に示されるように、上記データ等の付加情報を垂
直帰線期間に挿入することができる。

しかし、この方法ｋＮＨＫによって開発された１ハイビ
ジヨンシステム１と称される高品位テレビジョン放送に
適用することはできない。なぜなら、色信号が時間軸圧
縮されてｒ４度信号とＴｅ’Ｉ（’ｌ’ｉｍｅ　（：ｏ
ｍｐｒｅｓｓｅｄ　　工ｎｔｅ６ｙｒａｔｉｏｎ）エン
コードされ、且つ、多重サブサンプル処理により帯域圧
縮された上記高品位テレビジョン信号は第６図に示すよ
うに第６〜第４２ライン及び第５６５〜第６０５ライン
に相当する垂直帰線期間内にＰＣＭ変調された音声信号
が挿入されているからである。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 そこで本発明は、上記の如き高品位テレビジョンシステ
ムに於いても１文字データ等の多数のビット数の情報デ
ータを高品位テレビジョン信号に付加して伝送できるよ
うにすることを目的とする。

に）問題点を解決するための手段 本発明でに、先の高品位テレビジョン信号に二通りのパ
ターンの水平同期信号が設定され、その各水平同期信号
が選択的に映像信号に付加されて伝送されることに着眼
し、付加すべき情報データの各ビットの論理値に応じて
上記二種の水平同期信号の一方が選択されるようにした
。

（ホ）作　用 上記構成に依れば、前記情報データが１水平期間に１ビ
ットの割合でシリアルに伝送される。

（へ）実施例 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。

第１図は本発明を実施した高品位テレビジョンシステム
の送信側装置の要部の概略構成を示してオ、ｉｊ）、　
１ｌＩＦｉＴｃ　Ｉエンコードされ且つ多重サブサンプ
ル処理した高品位テレビジョン信号（以下、単に高品位
ＴＶｆａ号と云う）が入力される入力端子で、この端子
に入力される上記高品位ＴＶ信号は水平同期信号の挿入
前の信号である。　１２＋（３］はこの高品位ＴＶ信号
の水平同期信号挿入期間に対応するタイミングパルスＴ
Ｐ１によつて第１第２の水平同期信号をそれぞれ発生す
る第１第２水平同期信号発生回路であり、その第１第２
の各水平同期信号は各サンプリング点に於いて振幅レベ
ルがそれぞれ第４図（ａ）Φ）の如く変化するパターン
となって″いる。

一方、（４）は前記高品位ＴＶ信号に付加して伝送すべ
き情報データが入力されるバックアメモリ、（５）は前
記タイミングパルス（ＴＰｌ）によってこの１′。

メモリ（４）から１水平期間に１ビットづつシリアル＾
続出される上記データに応じて切換回路（６）ｔ−切換
える制御回路であり、上記データの論理１０′のビット
では切換回路（６）をａ側に切換え、論理’＠１＃のビ
ットではｂ側に切換えるようになっている。

（７）は上記切換回路（６）の出力信号を前述の高品位
ＴＶ信号に加算する加算回路、（８）は水平同期信号が
付加された高品位ＴＶ信号の出力端子であシ、この高品
位ＴＶ信号が変調されて受信側に送出されるようになつ
ている。

すなわち、従来の高品位テレビジョン放送が前述の第１
第２水平同期信号（第４図（ａ）（ｂ））を１ライン毎
に交互に付加して伝送するようになっているのに対して
、８ｇ１図の送信側装置では前述の構成を採ることによ
って、付加すべき情報データの各ビットに応じて前記＠
１第２水平同期信号（ａ）Φ）の一方が順次選択されて
伝送されるのである。従って、１フレー！当り１）２５
ビット即ち約１にビットのデータを伝送できる訳である
。

次に第２図は受信側装置の要部の概略構成を示しており
、（９）は送信側から伝送され復調された高品位ＴＶ信
号の入力端子、（８１はその高品位ＴＶ信号が導入され
るＡ／Ｄ変換回絡、αＢはそのＡ／Ｄ変換後の高品位Ｔ
Ｖ信号中の水平同期信号部を分離する同期分離回路であ
シ、これらは何れも従来の高品位テレビジョン受像機内
のものと何等変らないものである。１）７Ｊはシフトレ
ジスタ等からなる４サンプル周期相当の遅延時間を有す
る遅延回路、４１３はその遅延後の出力信号から遅延前
の入力信号の減算を行なう減算回路、■は前記同期分離
回路ｕｌｌから第１または第２水平同期信号（第４図（
ａ）（ｂ））の第８１）目のサンプル点のデータが出力
されたときに発生されるタイミングパルスＴＰ２　　の
タイミングで前記減算回Ｋ（１３の出力信号の極性を判
定する極性判別回路、α５１はこの判別回路ｕ４の判定
結果に応じて論理＠０＃または１）１の信号を順次シリ
アルに導出する論理回路である。

したがって、この第２図の受信側装置では、第１第２水
平同期信号（ａ）（ｂ）の第４＃目、第８番目の各サン
プル点のデータ値Ｓ４．８８間のレベル差（８４−８８
）の極性の判別を上記判別回路α４で行ない、それによ
つて受信中の水平同期信号が第１＠２水平同期信号（，
１）（ｂ）の何れであるかｔ検知し、それにより論理回
路α９が第１水平同期信号のとき論理１０１ｔ−出力し
、第２水平同期信号（ｂ）のときは論理′１＃　ｔ、出
力するので、送信側で付加された情報データが再生され
る訳である。

（ト）発明の効果 本発明に依れば、垂直ブランキング期間を音声信号の伝
送に使用している高品位ＴＶ倍信号対しても、１フレー
ム当ｖ１にビット程度の情報データを多重して伝送する
ことができ、しかも、その構成が非常に簡単であるため
安価に実現できると云う利点もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施した高品位テレビジョンシスムの
送信側装置の要部の概略構成を示すブロック図、第２図
は同じく受信側装置の要部の概略構成を示すブロック図
である。 第３図は高品位ＴＶ放送信号の信号フォーマットを示す
模式図、第４図はその水平同期信号のパターンを示す図
である。 ｆ２１（３１：第１第２水平同期信号発生回路、　（５
）：制御回路、　（ら）：切換回路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）水平同期信号が映像信号レベルの範囲内に存在し
   、且つ、その水平同期信号のパターンが二通りに設定さ
   れた高品位テレビジョン信号に該テレビジョン信号以外
   の情報データを付加して伝送する方式であって、前記水
   平同期信号のパターンを付加すべき情報データの各ビッ
   トの論理値に対応して切換えることにより、上記情報デ
   ータを１水平期間に１ビットづつ伝送するようにしてな
   る高品位テレビジョンシステムの付加情報伝送方式。