JPH0194955A - 銅線くずの湿式回収方法 - Google Patents
銅線くずの湿式回収方法Info
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- JPH0194955A JPH0194955A JP25443587A JP25443587A JPH0194955A JP H0194955 A JPH0194955 A JP H0194955A JP 25443587 A JP25443587 A JP 25443587A JP 25443587 A JP25443587 A JP 25443587A JP H0194955 A JPH0194955 A JP H0194955A
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- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 40
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 25
- 238000011084 recovery Methods 0.000 title abstract description 13
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims abstract description 29
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- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 32
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Landscapes
- Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は被覆廃銅線から銅線くずを湿式により回収す
る方法に関する。
る方法に関する。
従来の技術
従来被覆廃銅線から銅線くずを回収する方法として第4
、第5図に示すような乾式により回収する方法がある。
、第5図に示すような乾式により回収する方法がある。
この回収方法においては、第4図に示すように、連続銅
線切断機21により電カケーシル等の破端線が約20〜
50閣の長さに切断され。
線切断機21により電カケーシル等の破端線が約20〜
50閣の長さに切断され。
1次クラッシャ22に送入されて4〜15IIII+程
度に粉砕され、銅から被覆物を剥離したうえ、空気輸送
によって1次分級器23に送入し、ここで紙または他の
比較的軽い微粉体を分級し、ここで沈降したものが2次
クラッシャ24に送入される。なお第4図において、実
線矢印は重量物の、また点線矢印は軽量物の移送経路を
示す。
度に粉砕され、銅から被覆物を剥離したうえ、空気輸送
によって1次分級器23に送入し、ここで紙または他の
比較的軽い微粉体を分級し、ここで沈降したものが2次
クラッシャ24に送入される。なお第4図において、実
線矢印は重量物の、また点線矢印は軽量物の移送経路を
示す。
そして2次クラッシャ24では2〜5III11程度に
粉砕し、粉砕されたものは空気輸送によって2次分級器
25に送入されて軽い微粉体と沈降物とに分離され、沈
降物は乾式比重選別機26に送入されて、エアレーショ
ン及び振動による空気分級が行われ、これにより分離さ
れた比重の重い銅27が回収されるとともに他の非回収
物28は3次分級器29によって、軽微粉と沈降物とに
分離され、沈降物は篩分機30によって篩下の再選別物
31と、篩上の廃棄物33とに分離され、再選別回収物
31は再度乾式比重選別機26に再送入される。
粉砕し、粉砕されたものは空気輸送によって2次分級器
25に送入されて軽い微粉体と沈降物とに分離され、沈
降物は乾式比重選別機26に送入されて、エアレーショ
ン及び振動による空気分級が行われ、これにより分離さ
れた比重の重い銅27が回収されるとともに他の非回収
物28は3次分級器29によって、軽微粉と沈降物とに
分離され、沈降物は篩分機30によって篩下の再選別物
31と、篩上の廃棄物33とに分離され、再選別回収物
31は再度乾式比重選別機26に再送入される。
この際のそれぞれの分級機における浮遊物側の軽量微粉
物は廃棄物32として処理される。
物は廃棄物32として処理される。
発明が解決しようとする問題点
第5図には前記のような回収方法における回収鋼マチバ
ラの例が示されており、この図面中aは全量%、bはゴ
ム、塩化ビニール等の%、Cは銅の%をそれぞれ示す。
ラの例が示されており、この図面中aは全量%、bはゴ
ム、塩化ビニール等の%、Cは銅の%をそれぞれ示す。
これからもわかるように前記従来の回収方法は、非常に
複雑な手段及び方法が採用されているにかかわらず、空
気分級法における限界分級効率のために、回収鋼27に
は6%強の被覆物が混入していて回収鋼27の品質によ
る引取価額の低下をもたらし、また廃棄物33中に約4
%の未回収鋼が混入し、さらに実際の操業においては、
篩分機30の篩下再選別物31における銅線は、非常に
微粉であってひげ状となっているため、乾式比重選別機
26による再選別が困難であって廃棄物32中に混入す
ることもあり、これらの結果回収鋼の歩留りは実際には
70%程度にしかならず、残りの30%は廃棄してしま
うこととなるため、銅を無駄にしてしまうという問題が
ある。
複雑な手段及び方法が採用されているにかかわらず、空
気分級法における限界分級効率のために、回収鋼27に
は6%強の被覆物が混入していて回収鋼27の品質によ
る引取価額の低下をもたらし、また廃棄物33中に約4
%の未回収鋼が混入し、さらに実際の操業においては、
篩分機30の篩下再選別物31における銅線は、非常に
微粉であってひげ状となっているため、乾式比重選別機
26による再選別が困難であって廃棄物32中に混入す
ることもあり、これらの結果回収鋼の歩留りは実際には
70%程度にしかならず、残りの30%は廃棄してしま
うこととなるため、銅を無駄にしてしまうという問題が
ある。
また被覆物中の塩化ビニール等は再使用が可能なため1
回収が望まれているのであるが、前記の回収方法ではそ
れが不可能であって、廃棄物として処理されていたとい
う問題もある。
回収が望まれているのであるが、前記の回収方法ではそ
れが不可能であって、廃棄物として処理されていたとい
う問題もある。
この発明の目的は、前記従来の回収方法のもつ問題点を
解決し、簡単な手段を用い、被覆物をともなわない高品
度の銅線くずを高収益率をもって回収し、さらに再使用
可能な塩化ビニール等の被覆物をも同時に回収すること
のできる銅線くずの回収方法を提供するにある。
解決し、簡単な手段を用い、被覆物をともなわない高品
度の銅線くずを高収益率をもって回収し、さらに再使用
可能な塩化ビニール等の被覆物をも同時に回収すること
のできる銅線くずの回収方法を提供するにある。
問題点を解決するための手段
この発明は前記のような目的を達成するにつき、粉砕さ
れた被覆銅線につき空気分級器で紙質物質を除去した後
、湿式比重選別機の水中において比重差に伴う沈降速度
の差により上部から順に、軽量被覆物、中量被覆物及び
銅線くずに分離し、銅線くずを回収するとともに、中量
被覆物をさらに湿式分級器において、浮遊被覆物と沈降
被覆物とに分離することを特徴とするものである。
れた被覆銅線につき空気分級器で紙質物質を除去した後
、湿式比重選別機の水中において比重差に伴う沈降速度
の差により上部から順に、軽量被覆物、中量被覆物及び
銅線くずに分離し、銅線くずを回収するとともに、中量
被覆物をさらに湿式分級器において、浮遊被覆物と沈降
被覆物とに分離することを特徴とするものである。
作 用
前記の方法において、最初に被覆物中の風力で除去可能
な紙質物質は空気分級器で除去し、その後風力で除去が
困難な被覆物は湿式比重選別機において、その比重差に
よる沈降速度の遅速を利用して上中下部にそれぞれ位置
することとなる軽量被覆物、中量被覆物及び銅線くずに
分離して、銅線くずを回収するとともに、さらに中量被
覆物を湿式分級器により、浮遊被覆物と沈降被覆物とに
分離し。
な紙質物質は空気分級器で除去し、その後風力で除去が
困難な被覆物は湿式比重選別機において、その比重差に
よる沈降速度の遅速を利用して上中下部にそれぞれ位置
することとなる軽量被覆物、中量被覆物及び銅線くずに
分離して、銅線くずを回収するとともに、さらに中量被
覆物を湿式分級器により、浮遊被覆物と沈降被覆物とに
分離し。
このようにして水より軽い軽量被覆物たるプラスチック
及び比重の大きい銅線くずを湿式比重選別機で分離回収
し、そこでは分離困難なゴム、塩化ビニール等の混在し
ている中量被覆物がさらに湿式分級器に送入されて両者
が分離することとなり、このようにしてプラスチック、
塩化ビニール、ゴム及び銅線くずがそれぞれ他と混在す
ることなく分離して回収される。
及び比重の大きい銅線くずを湿式比重選別機で分離回収
し、そこでは分離困難なゴム、塩化ビニール等の混在し
ている中量被覆物がさらに湿式分級器に送入されて両者
が分離することとなり、このようにしてプラスチック、
塩化ビニール、ゴム及び銅線くずがそれぞれ他と混在す
ることなく分離して回収される。
実施例
第1図はこの発明にかかる回収方法の第4図と同様の工
程図である。
程図である。
この方法において、1,2は前記従来例の21゜22と
同様の連続銅線切断機及びクラッシャをそれぞれ示す。
同様の連続銅線切断機及びクラッシャをそれぞれ示す。
そしてクラッシャ2で粉砕されたものは空気分級機3に
送入され、ここで被覆物中の浮遊する紙質物質のみが除
去され、沈降混合物は湿式比重選別機4に送入される。
送入され、ここで被覆物中の浮遊する紙質物質のみが除
去され、沈降混合物は湿式比重選別機4に送入される。
ここで使用される湿式比重選別機4としては、この出願
の出願人がさきに特願昭62−199592号として出
願しているので、その詳細説明を省略する「湿式比重選
別機」を使用するのが好適であり、この選別機は被選別
物が収容されている水が脈動を与えられて上下動し、中
の被選別物が比重の差によって沈降速度を異にするのを
利用して被処理物を選別するものである。
の出願人がさきに特願昭62−199592号として出
願しているので、その詳細説明を省略する「湿式比重選
別機」を使用するのが好適であり、この選別機は被選別
物が収容されている水が脈動を与えられて上下動し、中
の被選別物が比重の差によって沈降速度を異にするのを
利用して被処理物を選別するものである。
このような選別機4により、例えばプラスチックのよう
に水より比重が小さい軽量被覆物7は選別機4の上部か
ら、また比重が一番大きい銅線くず5は選別機4の下部
からそれぞれ取出されて、水と分離されたうえそれぞれ
製品として回収される。
に水より比重が小さい軽量被覆物7は選別機4の上部か
ら、また比重が一番大きい銅線くず5は選別機4の下部
からそれぞれ取出されて、水と分離されたうえそれぞれ
製品として回収される。
そして両者5,7の中間において選別機4の中部に位置
する例えばゴム系、塩化ビニール系等の混合物からなる
中量被覆物は、この選別機4から取出されて、湿式分級
器6に送入される。そしてこの分級器6では比重の小さ
い塩化ビニール系と、それよりわずかに比重の大きいゴ
ム系とをそのわずかな比重の差を遠心力利用によって、
前者を浮遊物とし、後者を沈降物とすることで分級する
。この際使用する液体は水の外に疑似比重液を使用して
もよい。そして浮遊物及び沈降物はそれぞれ異なる固液
分離器8,10に送入して液体を分離し、塩化ビニール
系10とゴム系11として回収し、残りの再選別回収物
13は再度湿式比重選別機4または湿式分級器6に再度
送入される。
する例えばゴム系、塩化ビニール系等の混合物からなる
中量被覆物は、この選別機4から取出されて、湿式分級
器6に送入される。そしてこの分級器6では比重の小さ
い塩化ビニール系と、それよりわずかに比重の大きいゴ
ム系とをそのわずかな比重の差を遠心力利用によって、
前者を浮遊物とし、後者を沈降物とすることで分級する
。この際使用する液体は水の外に疑似比重液を使用して
もよい。そして浮遊物及び沈降物はそれぞれ異なる固液
分離器8,10に送入して液体を分離し、塩化ビニール
系10とゴム系11として回収し、残りの再選別回収物
13は再度湿式比重選別機4または湿式分級器6に再度
送入される。
第2図にはこの発明の回収方法における回収銅マチバラ
の例が示されており、これから明らかなように回収銅5
には被覆物すが混入されておらず、また廃棄物中にはき
わめて少量の銅線くずCが混入しているにすぎない。
の例が示されており、これから明らかなように回収銅5
には被覆物すが混入されておらず、また廃棄物中にはき
わめて少量の銅線くずCが混入しているにすぎない。
第3図にはこの発明の回収方法における被覆物の回収マ
チバラの例が示されており、この図面中dは全重量%、
eはゴム質の%、fは塩化ビニール質の%、gはプラス
チックの%をそれぞれ示す。これから明らかなようにプ
ラスチック12は完全に単体で回収され、また塩化ビニ
ール系9とゴム系11とにおける塩化ビニール質f及び
ゴム質eはそれぞれ約901%の混入率となり、塩化ビ
ニールを再利用す □るのが充分可能なものとなって
いる。
チバラの例が示されており、この図面中dは全重量%、
eはゴム質の%、fは塩化ビニール質の%、gはプラス
チックの%をそれぞれ示す。これから明らかなようにプ
ラスチック12は完全に単体で回収され、また塩化ビニ
ール系9とゴム系11とにおける塩化ビニール質f及び
ゴム質eはそれぞれ約901%の混入率となり、塩化ビ
ニールを再利用す □るのが充分可能なものとなって
いる。
発明の効果
この発明は前記のようであって、湿式比重選別機によっ
て分離された軽量被覆物、中量被覆物及び銅線くずから
銅線くずを回収し。
て分離された軽量被覆物、中量被覆物及び銅線くずから
銅線くずを回収し。
ついで中量被覆物を湿式分級器に導いて浮遊被覆物と沈
降被覆物とに分離して回収するようにしたので、その手
段方法がきわめて簡単 □であるのに加えて、高品度の
銅線くずを高収益率をもって回収し、さらに被覆物中塩
化ビニールのような再使用可能なものを効率よく回収で
きるという効果がある。
降被覆物とに分離して回収するようにしたので、その手
段方法がきわめて簡単 □であるのに加えて、高品度の
銅線くずを高収益率をもって回収し、さらに被覆物中塩
化ビニールのような再使用可能なものを効率よく回収で
きるという効果がある。
第1図はこの発明の方法の1実施例につき。
その工程を示す図面、第2図は同上の回収銅マチバラの
例を示す図面、第3図は同上の被覆物の回収マチバラの
例を示す図面、第4図は従来の銅線くずの回収方法の工
程を示す図面、第5園は同上の回収鋼マチバラの例を示
す図面である。 1・・・連続銅線切断機 2・・・クラッシャ3・・・
空気分級器 4・・・湿式比重選別機5・・・回収
銅 6・・・湿式分級器8.10・・・固液分
離器 特許出願人 住友重機械工業株式会社 廃棄物 回収飼5第3図
例を示す図面、第3図は同上の被覆物の回収マチバラの
例を示す図面、第4図は従来の銅線くずの回収方法の工
程を示す図面、第5園は同上の回収鋼マチバラの例を示
す図面である。 1・・・連続銅線切断機 2・・・クラッシャ3・・・
空気分級器 4・・・湿式比重選別機5・・・回収
銅 6・・・湿式分級器8.10・・・固液分
離器 特許出願人 住友重機械工業株式会社 廃棄物 回収飼5第3図
Claims (1)
- 1、被覆銅線を粉砕した後、空気分級器において紙質物
質を除去し、ついで湿式比重選別機に送入し、比重の差
を利用して沈降速度の早い順に選別機の下部に位置する
銅線くず、中部に位置する中量被覆物及び上部に位置す
る軽量被覆物に分離したうえ、銅線くずを水と分離して
回収するとともに、中量被覆物をさらに湿式分級器に送
入して、浮遊被覆物と沈降被覆物とに分離して回収する
ことを特徴とする銅線くずの湿式回収方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25443587A JPH0194955A (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 | 銅線くずの湿式回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25443587A JPH0194955A (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 | 銅線くずの湿式回収方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0194955A true JPH0194955A (ja) | 1989-04-13 |
Family
ID=17264952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25443587A Pending JPH0194955A (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 | 銅線くずの湿式回収方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0194955A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5117262A (en) * | 1990-01-31 | 1992-05-26 | Tokyo Electric Co., Ltd. | Electrophotographic apparatus with detachable ozone filter mounted near charging device |
-
1987
- 1987-10-07 JP JP25443587A patent/JPH0194955A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5117262A (en) * | 1990-01-31 | 1992-05-26 | Tokyo Electric Co., Ltd. | Electrophotographic apparatus with detachable ozone filter mounted near charging device |
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