JPH0193637A - 車両用懸架装置 - Google Patents
車両用懸架装置Info
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- JPH0193637A JPH0193637A JP62250897A JP25089787A JPH0193637A JP H0193637 A JPH0193637 A JP H0193637A JP 62250897 A JP62250897 A JP 62250897A JP 25089787 A JP25089787 A JP 25089787A JP H0193637 A JPH0193637 A JP H0193637A
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/50—Special means providing automatic damping adjustment, i.e. self-adjustment of damping by particular sliding movements of a valve element, other than flexions or displacement of valve discs; Special means providing self-adjustment of spring characteristics
- F16F9/52—Special means providing automatic damping adjustment, i.e. self-adjustment of damping by particular sliding movements of a valve element, other than flexions or displacement of valve discs; Special means providing self-adjustment of spring characteristics in case of change of temperature
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/42—Cooling arrangements
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- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、自動車や附随車等の車両に使われる懸架装置
に係り、特に、内部に作動流体が収容″されかつ減衰力
を発生させるためのオリフィス部をもつ車両用懸架装置
に関する。
に係り、特に、内部に作動流体が収容″されかつ減衰力
を発生させるためのオリフィス部をもつ車両用懸架装置
に関する。
[従来の技術]
いわゆる油空圧サスペンションと呼ばれる懸架装置は、
シリンダの内部に作動流体としての油と、ガスとを収容
したものであり、ショックアブソーバとしての機能を発
揮させるためにシリンダ内にオリフィス部が設けられて
いる。この種の懸架装置は、シリンダとロッドとが相対
的に軸方向に移動することによってオリフィス部に作動
油が流れ、油の粘性抵抗等により減衰力が生じるように
なっている。
シリンダの内部に作動流体としての油と、ガスとを収容
したものであり、ショックアブソーバとしての機能を発
揮させるためにシリンダ内にオリフィス部が設けられて
いる。この種の懸架装置は、シリンダとロッドとが相対
的に軸方向に移動することによってオリフィス部に作動
油が流れ、油の粘性抵抗等により減衰力が生じるように
なっている。
また、例えば実開昭58−15512号公報や特開昭5
8−110314号公報に見られるように、シリンダ内
に供給する作動流体の量を変化させることによって車高
を調整できるようにした懸架装置も提案されている。
8−110314号公報に見られるように、シリンダ内
に供給する作動流体の量を変化させることによって車高
を調整できるようにした懸架装置も提案されている。
[発明が解決しようとする問題点コ
前述したようにシリンダの内部に作動流体が収容された
油圧緩衝機ないし油空圧懸架装置について、耐久性等に
関する検討を行ったところ、特に低速重量車両に使われ
る懸架装置のシール類や摺動部のブツシュ等が損傷する
可能性のあることが見出だされた。その原因を追及した
ところ次のようなことがわかった。
油圧緩衝機ないし油空圧懸架装置について、耐久性等に
関する検討を行ったところ、特に低速重量車両に使われ
る懸架装置のシール類や摺動部のブツシュ等が損傷する
可能性のあることが見出だされた。その原因を追及した
ところ次のようなことがわかった。
上記懸架装置は、走行中の路面の凹凸等からの入力によ
ってシリンダとロッドが相対的に往復運動を繰返すため
、シリンダとロッドとの摺動部が摩擦によって発熱する
だけでなく、油がオリフィス部を通ることにより油自体
の温度が上昇する。
ってシリンダとロッドが相対的に往復運動を繰返すため
、シリンダとロッドとの摺動部が摩擦によって発熱する
だけでなく、油がオリフィス部を通ることにより油自体
の温度が上昇する。
通常の車両の場合には、懸架装置に生じた熱はシリンダ
外壁からの自然放熱効果や、走行中の風による強制空冷
効果によって冷やされるため、実用上はほとんど問題に
ならない。
外壁からの自然放熱効果や、走行中の風による強制空冷
効果によって冷やされるため、実用上はほとんど問題に
ならない。
ところが、空気が流通しにくい箇所に懸架装置が設置さ
れている場合や、重量が大きくかつ低速で走行する車両
においては、発熱量に比べて放熱効果が不足しがちなた
め、シリンダの表面温度が130℃を超えることさえあ
る。従ってこのような高温が、懸架装置に使われている
シール類やブツシュの溶融や摩耗をひきおこす可能性の
あることがわかった。特に高荷重で使用される懸架装置
には高いダンピング特性をもつオリフィスが使用されて
おり、高発熱を伴うため、放熱上の問題点がより顕著に
あられれる。
れている場合や、重量が大きくかつ低速で走行する車両
においては、発熱量に比べて放熱効果が不足しがちなた
め、シリンダの表面温度が130℃を超えることさえあ
る。従ってこのような高温が、懸架装置に使われている
シール類やブツシュの溶融や摩耗をひきおこす可能性の
あることがわかった。特に高荷重で使用される懸架装置
には高いダンピング特性をもつオリフィスが使用されて
おり、高発熱を伴うため、放熱上の問題点がより顕著に
あられれる。
また、本発明者らが開発した懸架装置のように、シリン
ダの内部がベローズ等の筒状の仕切り部材によって気室
と液室とに仕切られており、しかもシリンダ内壁と液室
との間に上記気室が存在する場合には、液室内で高温と
なった作動油の熱がシリンダに伝わりに<<、放熱効果
が不足しやすい傾向のあることが認められた。
ダの内部がベローズ等の筒状の仕切り部材によって気室
と液室とに仕切られており、しかもシリンダ内壁と液室
との間に上記気室が存在する場合には、液室内で高温と
なった作動油の熱がシリンダに伝わりに<<、放熱効果
が不足しやすい傾向のあることが認められた。
なお、車高調整機能をもつ懸架装置は、シリンダの外部
からシリンダ内への油の注入と排出を行なえるようにな
っているが、従来のこの種の懸架装置は前述した先行技
術(特開昭58−110814号)に例示されるように
、各シリンダに対しでそれぞれ1つの油管路を通じて油
の出し入れを行うように構成されている。このためシリ
ンダ内に油を出し入れすることはできるが、シリンダの
内部に油を循環させることができず、従ってシリンダ内
の油を強制的に冷却することは不可能であった。
からシリンダ内への油の注入と排出を行なえるようにな
っているが、従来のこの種の懸架装置は前述した先行技
術(特開昭58−110814号)に例示されるように
、各シリンダに対しでそれぞれ1つの油管路を通じて油
の出し入れを行うように構成されている。このためシリ
ンダ内に油を出し入れすることはできるが、シリンダの
内部に油を循環させることができず、従ってシリンダ内
の油を強制的に冷却することは不可能であった。
更に別の問題として、オリフィス部をもっ懸架装置は、
極寒冷地において作動油の粘度が著しく上昇することに
よって油がオリフィス部を流れなくなってしまったり、
減衰力が大きくなり過ぎることによって極端に硬い特性
になるなどの問題点もあった。
極寒冷地において作動油の粘度が著しく上昇することに
よって油がオリフィス部を流れなくなってしまったり、
減衰力が大きくなり過ぎることによって極端に硬い特性
になるなどの問題点もあった。
従って本発明の目的は、懸架装置が高温になることによ
る様々な不具合を防止できるとともに、寒冷地にあって
も適切な減衰力を得ることができるような車両用懸架装
置を提供することにある。
る様々な不具合を防止できるとともに、寒冷地にあって
も適切な減衰力を得ることができるような車両用懸架装
置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を果たすために本発明は、内部に作動流体が収
容されるシリンダ2およびこのシリンダ2の軸方向に移
動自在に挿入されたロッド3を含むシリンダ機構4と、
このシリンダ機構4内に設けられ上記ロッド8がシリン
ダ2に対して軸方向に移動する際に作動流体が流れる箇
所に配置されたオリフィス部31とを備えた車両用懸架
装置1に適用される。本発明において、上記シリンダ機
構4には、シリンダ機構4内部の液室17とシリンダ機
構4の外部とを連通させる第1の流体通路41を設ける
とともに、この第1の流体通路41とはシリンダ機構4
内の別の位置に連通する第2の流体通路42を設け、か
つこれら流体通路41.42にはシリンダ機構4の外部
から上記液室17に作動流体を供給することおよび作動
流体を排出することの可能な流体供給ユニット55を設
け、更にこの流体供給ユニット55には作動流体の温度
を調整可能な温度制御手段61.82を設けたものであ
る。なお、流体通路41.42は一対以上設けられてい
てもよい。
容されるシリンダ2およびこのシリンダ2の軸方向に移
動自在に挿入されたロッド3を含むシリンダ機構4と、
このシリンダ機構4内に設けられ上記ロッド8がシリン
ダ2に対して軸方向に移動する際に作動流体が流れる箇
所に配置されたオリフィス部31とを備えた車両用懸架
装置1に適用される。本発明において、上記シリンダ機
構4には、シリンダ機構4内部の液室17とシリンダ機
構4の外部とを連通させる第1の流体通路41を設ける
とともに、この第1の流体通路41とはシリンダ機構4
内の別の位置に連通する第2の流体通路42を設け、か
つこれら流体通路41.42にはシリンダ機構4の外部
から上記液室17に作動流体を供給することおよび作動
流体を排出することの可能な流体供給ユニット55を設
け、更にこの流体供給ユニット55には作動流体の温度
を調整可能な温度制御手段61.82を設けたものであ
る。なお、流体通路41.42は一対以上設けられてい
てもよい。
[作用]
上記構成の懸架装置において作動流体を循環させるには
、流体供給ユニットを作動させることによって第1の流
体通路を通じてシリンダ機構内に作動流体を供給すると
ともに、第2の流体通路を通じてシリンダ機構内の作動
流体の一部を流体供給ユニットti11に回収する。こ
のように作動流体を循環させながら、温度制御手段によ
って作動流体を所定の温度に保つようにする。また、流
体供給ユニットによってシリンダ機構内の作動流体の量
を調整すれば、シリンダに対するロッドの伸びを変化さ
せる二とができるから、車高の調整も可能である。
、流体供給ユニットを作動させることによって第1の流
体通路を通じてシリンダ機構内に作動流体を供給すると
ともに、第2の流体通路を通じてシリンダ機構内の作動
流体の一部を流体供給ユニットti11に回収する。こ
のように作動流体を循環させながら、温度制御手段によ
って作動流体を所定の温度に保つようにする。また、流
体供給ユニットによってシリンダ機構内の作動流体の量
を調整すれば、シリンダに対するロッドの伸びを変化さ
せる二とができるから、車高の調整も可能である。
[実施例1
以下、本発明の一実施例につき、第1図ないし第3図を
参照して説明する。
参照して説明する。
本実施例の懸架装置1は、シリンダ2と、このシリ/ダ
2に対し軸方向に相対移動自在に挿入された、中空のロ
ッド3を備えている。シリンダ2とロッド3はシリンダ
機構4を構成する。上記シリンダ2は、外筒5と、この
外筒5の内側に同心状に配置された内筒6と、端部材7
などを備えて構成されている。外筒5の下端には車輪側
の部材に連結するためのi1結部8が設けられていると
ともに、ガス封入口9が設けられている。また、端部材
7には、軸受としてのブツシュ11やオイルシール12
.シール押え13などが設けられている。
2に対し軸方向に相対移動自在に挿入された、中空のロ
ッド3を備えている。シリンダ2とロッド3はシリンダ
機構4を構成する。上記シリンダ2は、外筒5と、この
外筒5の内側に同心状に配置された内筒6と、端部材7
などを備えて構成されている。外筒5の下端には車輪側
の部材に連結するためのi1結部8が設けられていると
ともに、ガス封入口9が設けられている。また、端部材
7には、軸受としてのブツシュ11やオイルシール12
.シール押え13などが設けられている。
シリンダ2の内側には、金属製のベローズ15が外筒5
および内筒6と同心状に設けられている。
および内筒6と同心状に設けられている。
このベローズ15は、シリンダ2の軸線方向に伸縮自在
であり、その自由端側には、内筒6の開口端と接離臼τ
L:t:ベローズキャップ16が設けられている。ベロ
ーズ15の固定端側は、ベローズ固定用部材15gによ
ってシリンダ2に固定される。
であり、その自由端側には、内筒6の開口端と接離臼τ
L:t:ベローズキャップ16が設けられている。ベロ
ーズ15の固定端側は、ベローズ固定用部材15gによ
ってシリンダ2に固定される。
ベロー7.15はシリンダ2の内部を液室17と低圧気
室18とに仕切っている。この気室18には、加圧すれ
た窒素ガス等の不活性ガスがガス封入口9から封入され
る。液室17には作動流体として油1・収容される。
室18とに仕切っている。この気室18には、加圧すれ
た窒素ガス等の不活性ガスがガス封入口9から封入され
る。液室17には作動流体として油1・収容される。
一方、中空ロッド3の図示上端3a側には、車ν、側に
連結するための連結部20が設けられているとともに、
ラバーバンパ21やダストカバー22、ガス封入口23
等が設けられている。ロッド3の内部には、このロッド
3と同心の内筒25が設けられている。そしてロッド3
の内面壁と内筒25との間に金属製の第2のベローズ2
6が設けられている。このベローズ26は、ロッド3と
同心でかつロッド3の軸線方向に伸縮自在であり、ベロ
ーズ26の自由端側にベローズキャップ27が設けられ
ている。ベローズ26の固定端側は、ベローズ固定用部
材26aによってロッド3に固定される。このベローズ
26は、中空ロッド3の内部を液室28と高圧気室29
とに仕切っている。
連結するための連結部20が設けられているとともに、
ラバーバンパ21やダストカバー22、ガス封入口23
等が設けられている。ロッド3の内部には、このロッド
3と同心の内筒25が設けられている。そしてロッド3
の内面壁と内筒25との間に金属製の第2のベローズ2
6が設けられている。このベローズ26は、ロッド3と
同心でかつロッド3の軸線方向に伸縮自在であり、ベロ
ーズ26の自由端側にベローズキャップ27が設けられ
ている。ベローズ26の固定端側は、ベローズ固定用部
材26aによってロッド3に固定される。このベローズ
26は、中空ロッド3の内部を液室28と高圧気室29
とに仕切っている。
高圧気室29には、前述した低圧気室18のガスよりも
高い圧力で、窒素ガス等の不活性ガスが封入されている
。
高い圧力で、窒素ガス等の不活性ガスが封入されている
。
また、中空ロッド3の下端3b側にオリフィス部31が
設けられている。このオリフィス部31は、ブツシュ3
2aを備えたピストン32と、弁ボデイ33と、回転位
置に応じて流路断面積を変化させることの可能な回転弁
34と、この回転弁34を所定の角度ずつ回転駆動させ
るアクチュエータ35の一例としてのステッピングモー
タ等を□備えて構成される。中空ロッド3内の液室28
とシリンダ内の液室17とは、オリフィス部31を介し
て互いに連通可能である。また、ピストン32の上側に
位置する液室36は、液路37を介して液室17に連通
する。アクチュエータ35の近傍には油温・を検出する
ための温度センサ38が設けられている。
設けられている。このオリフィス部31は、ブツシュ3
2aを備えたピストン32と、弁ボデイ33と、回転位
置に応じて流路断面積を変化させることの可能な回転弁
34と、この回転弁34を所定の角度ずつ回転駆動させ
るアクチュエータ35の一例としてのステッピングモー
タ等を□備えて構成される。中空ロッド3内の液室28
とシリンダ内の液室17とは、オリフィス部31を介し
て互いに連通可能である。また、ピストン32の上側に
位置する液室36は、液路37を介して液室17に連通
する。アクチュエータ35の近傍には油温・を検出する
ための温度センサ38が設けられている。
中空ロッド3の周壁40には、第3図に示されるように
、第1の流体通路41と第2の流体通路42およびリー
ド線挿通孔43がロッド3の軸線方向に沿って互いに平
行に設けられている。第1の流体通路41の下端側は液
室17に連通している。この流体通路41の上端側には
接続ニップル44を介して送液配管45が接続される。
、第1の流体通路41と第2の流体通路42およびリー
ド線挿通孔43がロッド3の軸線方向に沿って互いに平
行に設けられている。第1の流体通路41の下端側は液
室17に連通している。この流体通路41の上端側には
接続ニップル44を介して送液配管45が接続される。
第2の流体通路42の下端側は、流路48を経てベロー
ズ26と内筒25との間の隙間に通じており、更にこの
隙間は内筒25の上部の溝49を介して液室28に連通
している。第2の流体通路42の上端側には接続ニップ
ル50を介して排液配管51が接続される。リード線挿
通孔43には、アクチュエータ35や温度センサ38の
リード線53が挿通される。
ズ26と内筒25との間の隙間に通じており、更にこの
隙間は内筒25の上部の溝49を介して液室28に連通
している。第2の流体通路42の上端側には接続ニップ
ル50を介して排液配管51が接続される。リード線挿
通孔43には、アクチュエータ35や温度センサ38の
リード線53が挿通される。
そして送液配管45と排液配管51に流体供給ユニット
55が接続される。この流体供給ユニット55は、電磁
弁56.57や可変オリフィス58、ポンプ59および
タンク60などを備えているとともに、温度制御手段と
しての冷却機61を備えている。更に、寒冷地のように
作動油の温度が下がり過ぎる地域で使われる場合には、
温度制御手段の一例として加熱ヒータ62が併用される
。
55が接続される。この流体供給ユニット55は、電磁
弁56.57や可変オリフィス58、ポンプ59および
タンク60などを備えているとともに、温度制御手段と
しての冷却機61を備えている。更に、寒冷地のように
作動油の温度が下がり過ぎる地域で使われる場合には、
温度制御手段の一例として加熱ヒータ62が併用される
。
電磁弁56.57はマイクロコンピュータなどを利用し
たコントローラ64からの指令によって開閉が制御され
る。コントローラ64には、温度センサ38からの信号
と、図示しない車高センサからの車高信号などが入力さ
れるようになっている。
たコントローラ64からの指令によって開閉が制御され
る。コントローラ64には、温度センサ38からの信号
と、図示しない車高センサからの車高信号などが入力さ
れるようになっている。
次に、上記構成の懸架装置1の作用について説明する。
シリンダ2に対してロッド3が押込まれる方向に荷重が
作用した場合、ロッド3の押込み量が少ないうちは第2
図に示されるように第1のベローズ15のみが伸長し、
低圧気室18のみが体積変動を生じる。すなわち液室1
7,28の圧力が高圧気室29の内圧に打勝つまでは第
1のベローズ15のみが伸縮し、第2のベローズ26の
ベローズキャップ27は内筒25の開口端に密接した状
態のままである。
作用した場合、ロッド3の押込み量が少ないうちは第2
図に示されるように第1のベローズ15のみが伸長し、
低圧気室18のみが体積変動を生じる。すなわち液室1
7,28の圧力が高圧気室29の内圧に打勝つまでは第
1のベローズ15のみが伸縮し、第2のベローズ26の
ベローズキャップ27は内筒25の開口端に密接した状
態のままである。
このように中空ロッド3が軸方向に往復運動をすると、
液室17,36内の油がオリフィス部31を通じて交互
に流れることにより、オリフィス抵抗によってロッド3
の動きが抑制されるとともに、気室18内のガスの反発
力によってばね作用が発揮される。
液室17,36内の油がオリフィス部31を通じて交互
に流れることにより、オリフィス抵抗によってロッド3
の動きが抑制されるとともに、気室18内のガスの反発
力によってばね作用が発揮される。
シリンダ2に対するロッド3の押込み量が一定の値を超
えた時には、低圧気室18の内圧が所定値を超えること
により、高圧気室29内のガスが圧縮されるようになる
から、第1図に想像線で示されるように第2のベローズ
26のベローズキャップ27が内筒25の開口端から離
れるとともにこのベローズ26が伸びる。従ってこの場
合には、2つの気室18.29が同時にガスばねとして
働く。また、アクチュエータ35を駆動して回転弁34
の位置を変えると、オリフィス部31の開口量が切替わ
ることにより減衰力を変化させることができる。
えた時には、低圧気室18の内圧が所定値を超えること
により、高圧気室29内のガスが圧縮されるようになる
から、第1図に想像線で示されるように第2のベローズ
26のベローズキャップ27が内筒25の開口端から離
れるとともにこのベローズ26が伸びる。従ってこの場
合には、2つの気室18.29が同時にガスばねとして
働く。また、アクチュエータ35を駆動して回転弁34
の位置を変えると、オリフィス部31の開口量が切替わ
ることにより減衰力を変化させることができる。
更に、ポンプ59を起動させるとともに流入側の電磁弁
56を開弁させかつ排出側の電磁弁57を閉弁させれば
、油が送液配管45と第1の流体通路41を通じて液室
17内に補給されるため、シリンダ2に対するロッド3
の突出量を大きくすることができる。つまり車高を上げ
ることができる。逆に、流入側の電磁弁56を閉弁させ
かつ排出側の電磁弁57を開弁させることによりシリン
ダ2内の油の一部をタンク60に回収すれば、車高を下
げることができる。このような車高調整は、車高センサ
からの信号にもとづいてコントローラ64によって常に
一定の高さが維持されるようにプログラミングしておい
てもよいし、あるいは運転者の判断によって手動スイッ
チでマニュアル操作するようにしてもよい。なお、電磁
弁56゜57が共に閉弁されていれば車高は保持される
。
56を開弁させかつ排出側の電磁弁57を閉弁させれば
、油が送液配管45と第1の流体通路41を通じて液室
17内に補給されるため、シリンダ2に対するロッド3
の突出量を大きくすることができる。つまり車高を上げ
ることができる。逆に、流入側の電磁弁56を閉弁させ
かつ排出側の電磁弁57を開弁させることによりシリン
ダ2内の油の一部をタンク60に回収すれば、車高を下
げることができる。このような車高調整は、車高センサ
からの信号にもとづいてコントローラ64によって常に
一定の高さが維持されるようにプログラミングしておい
てもよいし、あるいは運転者の判断によって手動スイッ
チでマニュアル操作するようにしてもよい。なお、電磁
弁56゜57が共に閉弁されていれば車高は保持される
。
上記構成の懸架装置1は、車両の走行中にシリンダ2に
対してロッド3が往復運動を繰返すことにより、オリフ
ィス部31での発熱と、シリンダ2とロッド3の摺動部
での発熱によって油温が上昇する。この熱を排出するた
めに、次の動作が行われる。
対してロッド3が往復運動を繰返すことにより、オリフ
ィス部31での発熱と、シリンダ2とロッド3の摺動部
での発熱によって油温が上昇する。この熱を排出するた
めに、次の動作が行われる。
温度センサ38によってシリンダ2内の油温が所定値を
超えたことが検出されると、コントローラ64からの指
令によりポンプ59が起動するとともに電磁弁56.5
7が開弁させられる。ポンプ59によって昇圧された作
動油は、電磁弁56と送液配管45および流体通路41
を通って液室17に送り込まれる。液室17に送り込ま
れた作動油は、オリフィス部31を通ることによってオ
リフィス部31およびアクチュエータ35等の熱を吸収
しながら、液室28側に流入する。この液室28内の油
は、ベローズ26の内面と内筒25との隙間を流下した
のち流路48を通り、更に第2の流体通路42.排液配
管51.可変オリフィス5只、電磁弁57を経て冷却器
61に導入され、冷却されるとともにタンク60に回収
される。
超えたことが検出されると、コントローラ64からの指
令によりポンプ59が起動するとともに電磁弁56.5
7が開弁させられる。ポンプ59によって昇圧された作
動油は、電磁弁56と送液配管45および流体通路41
を通って液室17に送り込まれる。液室17に送り込ま
れた作動油は、オリフィス部31を通ることによってオ
リフィス部31およびアクチュエータ35等の熱を吸収
しながら、液室28側に流入する。この液室28内の油
は、ベローズ26の内面と内筒25との隙間を流下した
のち流路48を通り、更に第2の流体通路42.排液配
管51.可変オリフィス5只、電磁弁57を経て冷却器
61に導入され、冷却されるとともにタンク60に回収
される。
また、寒冷地のように作動油の温度が下がり過ぎる場合
には、ヒータ62に通電してタンク60内の作動油を加
熱した状態で、上記と同様に作動油を循環させることに
より、作動油の粘度が高くなり過ぎることを防止できる
。
には、ヒータ62に通電してタンク60内の作動油を加
熱した状態で、上記と同様に作動油を循環させることに
より、作動油の粘度が高くなり過ぎることを防止できる
。
上記のように電磁弁56.57が共に開弁された場合、
一定の車高が維持されるように、図示しない車高センサ
からの車高信号がコントローラ64に入力されるととも
に、コントローラ64によって可変オリフィス58の開
度が自動調整される。電磁弁56.57は、車両の走行
モード時に常時開弁させるようにしてもよいが、油温が
所定の範囲から外れたことを温度センサ38が検知した
時にのみ開弁させてもよい。
一定の車高が維持されるように、図示しない車高センサ
からの車高信号がコントローラ64に入力されるととも
に、コントローラ64によって可変オリフィス58の開
度が自動調整される。電磁弁56.57は、車両の走行
モード時に常時開弁させるようにしてもよいが、油温が
所定の範囲から外れたことを温度センサ38が検知した
時にのみ開弁させてもよい。
上記実施例によれば、作動流体としての油がオリフィス
部31を通って循環させられるので、特に高温になりや
すいオリフィス部31を効果的に冷却することができる
。また、オリフィス部31の近傍に設けられているアク
チュエータ35を同時に冷却できるため、アクチュエー
タ35が高温にさらされることによって不具合を生じる
ことも防止できる。
部31を通って循環させられるので、特に高温になりや
すいオリフィス部31を効果的に冷却することができる
。また、オリフィス部31の近傍に設けられているアク
チュエータ35を同時に冷却できるため、アクチュエー
タ35が高温にさらされることによって不具合を生じる
ことも防止できる。
なお本発明は、減衰力の切替え機能をもたない(アクチ
ュエータ35をもたない)懸架装置にも同様に適用でき
る。また、寒冷地以外で使用される車両の場合には、ヒ
ータ62を省略してもよい。
ュエータ35をもたない)懸架装置にも同様に適用でき
る。また、寒冷地以外で使用される車両の場合には、ヒ
ータ62を省略してもよい。
[発明の効果コ
上述したように本発明によれば、懸架装置内に発生する
熱を強制的に除去することができる。このため、例えば
低速重量車両用の懸架装置のように高減衰力が必要でか
つ自然放熱効果が充分に得られないものにあっても、シ
ール類や摺動部ブツシュの損傷ないし材質の劣化、ある
いはシリンダ内アクチュエータの不具合の発生等を防止
できる。
熱を強制的に除去することができる。このため、例えば
低速重量車両用の懸架装置のように高減衰力が必要でか
つ自然放熱効果が充分に得られないものにあっても、シ
ール類や摺動部ブツシュの損傷ないし材質の劣化、ある
いはシリンダ内アクチュエータの不具合の発生等を防止
できる。
また、温度制御手段としてヒータを用いた場合には、極
寒地であっても適切な減衰力を得ることができる。
寒地であっても適切な減衰力を得ることができる。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は懸架装置の縦
断面図、第2図はロッドが移動した状態を示す断面図、
第3図はロッドの横断面図である。 1・・・懸架装置、2・・・シリンダ、3・・・ロッド
、4・・・シリンダ機構、17・・・液室、31・・・
オリフィス部、41・・・第1の流体通路、42・・・
第2の流体通路、55・・・流体供給ユニット、61・
・・冷却器(温度制御手段)。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第10 第2図
断面図、第2図はロッドが移動した状態を示す断面図、
第3図はロッドの横断面図である。 1・・・懸架装置、2・・・シリンダ、3・・・ロッド
、4・・・シリンダ機構、17・・・液室、31・・・
オリフィス部、41・・・第1の流体通路、42・・・
第2の流体通路、55・・・流体供給ユニット、61・
・・冷却器(温度制御手段)。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第10 第2図
Claims (5)
- (1)内部に作動流体が収容されるシリンダおよびこの
シリンダの軸方向に移動自在に挿入されたロッドを含む
シリンダ機構と、このシリンダ機構内に設けられ上記ロ
ッドがシリンダに対して移動する際に作動流体が流れる
箇所に配置されたオリフィス部とを備えた車両用懸架装
置において、上記シリンダ機構には、上記作動流体が収
容されるシリンダ機構内部の液室とシリンダ機構の外部
とを連通させる第1の流体通路を設けるとともに、この
第1の流体通路とはシリンダ機構内の別の位置に連通す
る第2の流体通路を設け、かつこれら流体通路にはシリ
ンダ機構の外部から上記液室に作動流体を供給すること
および作動流体を排出することの可能な流体供給ユニッ
トを設け、更にこの流体供給ユニットには作動流体の温
度を調整可能な温度制御手段を設けたことを特徴とする
車両用懸架装置。 - (2)上記第1の流体通路と第2の流体通路は、作動流
体が上記オリフィス部を通って上記液室とシリンダ機構
の外部との間を循環できるように設けられていることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車両用懸架装置
。 - (3)上記温度制御手段は作動流体の温度を下げるため
の冷却器を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の車両用懸架装置。 - (4)上記温度制御手段は作動流体の温度を上げるため
のヒータを含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の車両用懸架装置。 - (5)上記シリンダ機構の内部に作動流体の温度を検出
する温度センサが設けられており、作動流体の温度が所
定の温度範囲から外れた状態の時にのみ上記流体供給ユ
ニットが動作させられて作動流体が循環することを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の車両用懸架装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62250897A JPH0193637A (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | 車両用懸架装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62250897A JPH0193637A (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | 車両用懸架装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0193637A true JPH0193637A (ja) | 1989-04-12 |
JPH0438937B2 JPH0438937B2 (ja) | 1992-06-26 |
Family
ID=17214653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62250897A Granted JPH0193637A (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | 車両用懸架装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0193637A (ja) |
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