JPH0193336A - 伸長加工紙製造装置 - Google Patents

伸長加工紙製造装置

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JPH0193336A
JPH0193336A JP30118487A JP30118487A JPH0193336A JP H0193336 A JPH0193336 A JP H0193336A JP 30118487 A JP30118487 A JP 30118487A JP 30118487 A JP30118487 A JP 30118487A JP H0193336 A JPH0193336 A JP H0193336A
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JP
Japan
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belt
paper
base paper
gear
stretched
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JP30118487A
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English (en)
Inventor
Akito Yamada
山田 昭人
Toyohiko Mizuno
水野 豊彦
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Daifuku Seishi Kk
Original Assignee
Daifuku Seishi Kk
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  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は伸長加工紙製造装置、詳しくは伸長性!!雑
と短繊維とが混抄されてなる原紙をところどころで伸ば
し、主に伸びた状態の伸長性繊維からなる部分と、伸び
ない、または伸びの少ない状態の伸長性繊維及び短繊維
からなる部分との2つのパターンを備え、撚糸用テープ
、フィルタ、通気性テープ、包装紙、装飾用の紙等とし
て用いられる伸長加工紙を製造する伸長加工紙製造装置
に関するものである。
(前頭技術) 例えば、従来の撚糸用テープは原紙を単に細くスリット
しただけのものであり、それを全体に加熱してできる撚
糸の形状は甲調であった。
また、従来のフィルタは紙が備えている透気性及び通水
性を利用したちのであり、このフィルタにおいては、抄
紙に用いる原材料の段階で完成品としての紙の粗さ及び
透気性を所定の値にすべく、原材料の種類、配合、離解
、薬品あるいは紙の厚さ等の調整や、抄紙機の各ロール
による加工等の調整をしな【プればならず、−旦できあ
がった紙の粗さ及び透気性を後から変更するためには、
穴をあけるといった手数のかかる手段をとるしかないと
いった問題点があった。
そこで1本発明の発明者はこれら問題点について検討し
た結果、次のような加工用の原紙、その原紙を部分的に
伸ばして製造し、撚糸用テープやフィルタ等として用い
る伸長加工紙、さらにその撚糸用テープを加工して得る
撚糸及びその製造方法等を提案している。
まず原紙は、伸長性繊M2と知謀M3とを混抄すること
により得られる。
この原紙を部分的に伸ばすと、主に伸びた状態の伸長性
繊維2からなる部分と、伸びない、または伸びの少ない
状態の伸長性繊N2及び短繊維3からなる部分との2つ
のパターンを備える伸長加工紙となる。
この伸長加工紙を撚糸用テープに具体化し、さらに第1
1図に示すような撚糸1を製造する場合には、まず、原
紙を帯状に形成する。次に、この帯状の原紙4をところ
どころで伸ばし、第8〜10図のような主として伸びた
状態の伸長性繊維2からなる部分5と、伸びない、また
は伸びの少ない状態の伸長性繊維2及び短繊維3からな
る部分6との2つのパターンを備える帯状の伸長加工紙
7を製造する。その後、この帯状の伸長加工紙7を長さ
方向に細くスリン]・シて撚糸用テープとし、さらにこ
の撚糸用テープを加熱して、前記各部分5.6からそれ
ぞれ細い部分1aと太い部分1bとが形成されて凹凸形
状を持った撚糸を製造する。
また、フィルタに具体化するには、上記のような原紙を
部分的に伸ばして、原紙のところどころに主として伸び
た状態の伸長性繊維2からなる部分を形成し、同部分を
フィルタ部Fとして用いる。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、撚糸用テープ、フィルタ、通気性テー
プ等として用いられる上記のような伸長加工紙を連続的
かつ能率的に製造できる装置を提案することにある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明の伸長加工紙製造装置は、所定間隔をおいて形成
された凹部材を備える第1の回転体と、前記第1の回転
体と協働して帯状の原紙を挟着するとともに、前記凹部
材に係合するよう所定間隔をおいて形成され前記凹部材
に対応した帯状の原紙を引伸ばす凸部材を描える第2の
回転体と、両回転体に挟まれる帯状の原紙に所定のテン
ションをかけるテンション付与機構とを備えることを特
徴としている。
(作用) 両回転体はテンション付与機構にて所定のテンションを
かけられた帯状の原紙を挟着して互いに回動する。そし
て、前記凹部材に前記凸部材が係合ザることにて凹凸部
材間に対応した帯状の原紙を引伸ばす。
この際、凹凸部材間に対応した箇所で、伸長性繊維と短
繊維とが混抄されてなる帯状の原紙の伸長性繊維は仲ば
され、短繊維は切断されたり繊翰同士がす扱けたりほぐ
れたりすることにより分断される。
このようにして製造される伸長加工紙は、主として伸び
た状態の伸長性繊維からなる部分と、伸びない、または
伸びの少ない状態の伸長性繊維及び短繊維からなる部分
との2つのパターンを備えるものとなる。
(実施例) 以下、本発明の第1実施例を第1〜3図に従い説明する
第1図のように台15中央上部にはギヤボックス16が
、下部には駆動モータ17が設けられている。ギヤボッ
クス16には下側歯車13が回動可能に軸着されるとと
もに同下側歯車13上方において上側歯車支持部018
が上下方向への位置調節可能に支持され、さらに、同上
側歯車支持部材18には上側歯車14が回動可能に軸着
されている。下側歯車13と上側歯車14とには互いに
噛合するように凸部材としての歯部11と凹部材として
の谷部12とがそれぞれ交互に連続形成されており、両
歯車13.14は上側歯車支持部材18の上下方向の位
置を変えることにより歯部11と谷部12との噛み合い
深さL3が調節される。
下側歯車13の回動軸13aに取着されたプーリー13
bと、駆動モータ17に連結された無段変速機19の回
動軸19aに取着されたプーリ19bとの間にはベルト
20が懸回されている。
また、台15の一側部上部には支持部材21を介して供
給リール22が回動可能に軸着され、間合15の下部に
はテンション付与ta構としてのパウダーブレーキ23
が回動可能に軸着されている。
供給リール22とバ1クダーブレーキ23とのそれぞれ
の回動軸22a、23aにはそれぞれプーリ22b、2
3bが設けられ両プーリ22b、23b間にはベルト2
4が懸回されている。
また、台15上部の供給リール22とギヤボックス16
間には支持台25aを介してテンションセンサ25が設
けられている。25bはテンシコンセンサ25の上部に
軸受け25Cで支持されているテンション検出1コール
である。さらに、同支持台25aの両脇にはガイドロー
ラa1,02が、同ガイドローラg1に対応する台15
下部には張力制御装置25dが設けられている。そして
本装置の使用時には、テンションセンサ25がテンショ
ン検出ロール25bを押えつける帯状の原紙4の張力を
検出し、それに基いて張力制御装置25dがパウダブレ
ーキ23を制御することにより供給リール22の回動を
現制し加工時に帯状の原紙4に対し所定のテンションを
与えるようになっている。また、使用時にはガイドロー
ラQ1、g2、テンションローラ25bにより帯状の原
紙4のしわを伸ばすようになっている。
一方、台15の他側部の上部には支持部材26を介して
駆動ローラ27が回υノ可能に軸着され、下部にはチェ
ーン式無段変速槻28が設けられている。ヂエーン式無
段変速ta28の入力軸29及び出力軸30それぞれに
プーリ29a、30aが取着されており、入力軸29の
プーリ29aと前記駆動モータ17に連結された無段変
速機19のプーリ19bとの間及び出力軸30のプーリ
30aと駆動ローラ27の回動軸27aのプーリ27b
との間にはそれぞれベルト31.32が懸回されている
。さらに台15同側部の駆動ローラ27右側方には右方
に延びる一対のガイドレール33が設けられ、両ガイド
レール33上に回動@34a両端が載詔されることによ
り巻取リール34が転勤可能に支持されている。巻取リ
ール34の回動軸34aにはワイヤ35を介しておもり
36が設けられており、同ワイヤ35が駆動ローラ27
の回動@27aに空転可能に設けられた透型27Cにか
けられることにより巻取リール34は駆動ローラ27に
接し、巻取リール34は駆動ローラ27によって駆動さ
れる。
このように構成された本装置により帯状の原紙4を加工
して帯状の伸長加工紙7とするには、まず帯状の原紙4
を巻いたロールを供給リール22に取付(プるともにガ
イドローラ01、テンション検出ロール25b、ガイド
ローラg2を介して帯状の原紙4の端部をギヤボックス
16の噛合し合う下側歯車13と下側歯車14の間を通
し、さらに駆動ローラ27の外周部上側に掛は渡した後
、同端部を巻取り−ル34に巻付る。次に帯状の原紙4
に所定の噛み合い深さしろを得るためにギアボックス1
6の上側歯車支持部材18の位置を調節して固定し、ま
た、張力制御装置25cのスイッチを入れる。
この状態で駆動モータ17を回動させると、ギヤボック
ス16の下側歯車13が無段変速機19、ベル1−20
等を介して回動され、また、駆動ローラ27が無段変速
機19、ベルト31、チェーン式無段変速機28、ベル
ト32等を介して回動され、さらに駆動ローラ27に接
して連動づる巻取リール34も回動される。帯状の原紙
4はギヤボックス16の下側歯車13と上側歯車14に
挟まれて帯状の伸長加工紙7に加工されながら第1図の
右側に送られ、さらに巻取り−ル34に巻取られる。巻
取リール34は帯状の伸長加工紙7が巻れるに従って太
くなるとともに、おもり36の作用により駆動ローラ2
7に接して連動しつつ同図の右方へ移動する。
このとき、第3図に示すように帯状の原紙4は、下側歯
車13の歯部11の回転方向に対し後側の縁部11Cと
上側歯車14の歯部11の回転方向に対し前側の縁部1
1dとにより引張られることにより伸長性繊維2は伸ば
され、知識M3は切断されたり!!!維同士がす央けた
りほぐれたりすることにより分断される。つまり、帯状
の原紙4は歯車13.14の1ピツチL4のうち1箇所
で噛み合い深さの長さL3に対応する長さだけ引張られ
てその中央部分で伸長性繊維2が伸ばされる。このよう
にして、第8〜10図のような、主として伸びた状態の
伸長性繊維2からなる部分5と、伸びない、または伸び
の少ない状態の伸長性繊N2及び短繊維3からなる部分
6との2つのパターンを持った帯状の伸長加工紙7が形
成される。
この後、撚糸用テープや通気性テープを製造する場合に
は、この帯状の伸長加工紙7を長さ方向に細くスリット
し、また、第12図に示すようなフィルタ部Fが縞状の
フィルタを製造する場合には、この帯状の伸長加工紙7
を所定の長さに切断する。
このようにすることにより本実施例によれば、回転体で
あるl!aft!13.14を用いるので帯状の原紙4
を連続して部分的に伸ばして能率的に2つのパターンを
持つ帯状の伸長加工紙7を製造することができ、加工時
に帯状の原紙4にテンションをかけるので帯状の原紙4
を確実に伸ばすことができる。
また、主として伸びた状態の伸長性lli雑2からなる
部分5の長さLlを両歯車13.14の歯部11と谷部
12との噛み合い深さし3や帯状の原紙4にかけるテン
ションにより、あるいは伸びない、または伸びの少ない
状態の伸長性[t2及び知識N3からなる部分6の長さ
L2を両歯車13゜14のピッチL4を変えることによ
り容易に変更できるので、種々の用途に適した伸長加工
紙を容易に作ることができる。
さらに、装置が比較的単純であること、あるいは、下側
歯車13と上側歯巾14として多種類の歯車を用意して
もそれほどコストがかからないことから多品種の伸長加
工紙撚紙を安価に作ることができる。
あるいは、帯状の伸長加工紙7の巻取りは前述のように
構成した巻取リール34を用いることにより、常に同速
度で正確に巻き取ることができる。
なお、ギアボックス16とガイドローラq2との間にス
リッタSを設けてもよい。このようにすると、加工時に
帯状の原紙4は第1図の右方へ送られつつスリッタSで
複数本に細くスリットされた後、下側歯車13と上側歯
@14で加工される。
このようにするとスリットする作業と伸ばす作業を一度
に行なうことができるので能率をざらに高めることがで
きる。
また、バラタブレーキの代りにエアブレーキやImmア
ブレーキ用いてもよい。
次に、本発明の第2実施例について第4.5図により説
明する。
本第2実施例の伸長加工紙製造装置は、第4図のように
回転体である歯車8と同歯車8に噛合して連動する歯付
ベルト9と同歯付ベルト9を押圧する押付ベル1−10
と、さらに、テンション付与機構どして第1実施例と同
様なパウダーブレーキ(図示しない)とを備えている。
そして、歯巾8と歯付ベルト9とにはそれぞれ凸部材と
しての歯部11と凹部材としての谷部12とが交互に連
続形成されている。歯車8は駆動源(図示しない)によ
り同図で反時計回り方向へ回動し、歯付ベルト9も歯車
8に噛合しつつ左側へ送られる。また、押付ベルト10
は歯車8と歯付ベルト9の噛合部分8aにおいて歯付ベ
ルト9の外側面9aに接し、歯付ベルト9を押圧しつつ
回動する。
帯状の原紙4はその端部をパウダーブレーキ(図示しな
い)によりテンションをかけられつつ、歯車8と歯付ベ
ルト9の間に通されて同歯車8と同歯付ベルト9により
伸ばされて帯状の伸長加工紙7に加工されながら第8図
の左側へ送られ、巻取リール(図示しない)により巻取
られる。
このとき、第5図のように帯状の原紙4は、歯車8と歯
付ベルト9とのそれぞれの歯部11と谷部12とに挾ま
れて、同歯車8の歯部11の回転方向に対し後側の縁部
11aと、歯付ベルト9の歯部11の移動方向に対し前
側の縁部11bとにより引張られることにて前記第1実
施例と同様に帯状の伸長加工紙7に加工される。
このように第2実施例では、回転体である歯車8と歯付
ベルト9とを用いるので原紙テープ4を連続して部分的
に伸ばし、能率的に2つのパターンを持つ帯状の伸長加
工紙7を形成することができる。
また、加工時に帯状の原紙4にパウダーブレーキ23に
てテンションをかけ、押付ベルト9で歯付ベルト9押え
るので帯状の原紙7を確実に伸ばすことができる。
さらに、主として伸びた状態の伸長性I Iff 2 
hlらなる部分5の長さLlを歯車8と歯付ベルト9と
のそれぞれ歯部11と谷部12との噛み合い深さL3や
テープ体7にかけるテンションによって、また、伸びな
い、または伸びの少ない状態の伸長性繊lft2及び炉
繊維3からなる部分6の長さL2を、歯車8と歯付ベル
ト9のピッチL4を変えることにより容易に変更できる
ので、種々の用途に適した伸長加工紙を容易に作ること
ができる。
次に、本発明の第3実施例について第6,7図に従い説
明する。
第6図のように、図示しない装置本体中央部に設けられ
た3つのローラ39a、39b、39c間には所定間隔
を置いて形成された凸部材どしての突部40aを持つ雄
型ベルト40が懸回されている。また、これら3つのロ
ーラ39a、39b。
39cのうち中央にあるローラ39bは上下位置調節可
能に設けられており、同ローラ39bの上下位置を変る
ことで雄型ベルト40の下部分の傾きを調節できる。
同中央部の前記ローラ39aの左方、及びローラ39b
の右方には2つの口iう41a、41bが設けられると
ともに装置本体上部にも2つのローラ41c、41dが
設けられ、これら4つのローラ41a、41b、41c
、41dには前記雄型ベルト40の突部40aが貫通可
能に形成された孔42aを持つテンション付与機構とし
ての孔付ベルト42が前記雄型ベルト40の外周を囲む
ように懸回されている。
装置本体下部には2つのローラ43a、43bが設けら
れ、両ローラ43a、43b間には前記雄型ベルト40
の突部40aと噛合するように断面V字状の溝448が
所定間隔を置いて形成された雌型ベルト44が懸回され
ている。
これら雄型ベルト40、孔付ベルト42、雌型ベルト4
4の三者の位置関係は雄型ベルト40の下部外周部に孔
付ベルト42の下部内周部が当接し、さらに、同孔付ベ
ルト42の下部外周面には雌型ベルト44の上部外周面
が当接するようになっている。そして、互いに当接し合
った雄型ベルト40と孔付ベルト42と雌型ベルト44
とは雄型ベルト40の突部40aが孔付ベルト42の孔
42aと雌型ベルト44の満448に貫通しながら回動
される。また、これら3つのベルト40゜42.44の
左右両側方にはそれぞれ供給リール45と巻取リール4
6が設けられている。なお、巻取り−ル46は第1実施
例と同様に、図示しないガイドレールによりその回動軸
が支持され、II”ilしく図示しない駆動ローラに当
接しつつ回動するようになっている。
さて、この装置を使用する際には、まずローラ39bの
上下位置を固定して雄型ベルト4oと孔付ベルト42と
が当接する角度を調節する。次に帯状の原紙4を巻いた
ロールを供給リール45に取付けるとともに同帯状の原
紙4を孔付ベルト42と雌型ベルト44の間に通し、さ
らに帯状の原紙4の端部を巻取リール46に巻付(ブる
。このとぎ、帯状の原紙4は孔付ベルト42で押圧固定
されて溝上縁部44b間でテンションががけられる。
この状態で各ベルト40,42.44及び巻取リール4
6を駆動モータ(図示しない)により回動させると、第
7図のように帯状の原紙4は溝上縁部44b間で伸ばさ
れ帯状の伸長加工紙7に加工されつつ同図の右側へ送ら
れ、巻取リール46に巻取られる。
本第3実施例によれば、雄型ベルト40.孔付ベルト4
2、雌型ベルト44を回動させて次々に加工するので能
率的であり、主として伸びた状態の伸長性綴紐2からな
る部分5の長さLlを雄型ベルト40の突部40aと雌
型ベルト44の溝44aとの噛み合い深ざLlにより、
あるいは伸びない、または伸びの少ない状態の伸長性繊
lft2及び短繊維3からなる部分6の長さL2を雌型
ベルト44の6満44aの間隔L8で決めるので容易に
種々の用途に適した伸長加工紙を容易に作ることができ
る。
また、孔付ベルト42で帯状の原紙4を抑圧固定して帯
状の原紙4に対し溝上縁部44b間でテンションをかけ
るので帯状の原紙4を確実に伸ばすことができる。
さらに、雄型ベルト4oの孔付ベルト42に対する当接
角度を調節することにて突部40aの帯状の原紙4に対
する降下速度、つまり、帯状の原な(4の伸び速度を調
節できるので帯状の原紙4の強さ等に合わせて加工する
ことができる。
なお、突部40a等の形状は種々に変更可能であり、あ
るいは、雄型ベルト40.孔付ベルト42、雌型ベルト
44のそれぞれに突部40a、孔42a1溝4.48を
横方向に複数個形成してもよい。
このような装置で、帯状の原紙を前記と同様の方法で加
工してさらに所定の長さに切断すると、第13図に示す
ようなフィルタ部Fが点在するフィルタを製造すること
ができる。
発明の効果 以上詳述したように、本発明によると、まず、回転体に
備えた凹部材と凸部材とによりに原紙を次々と伸ばすの
で能率的に伸長加工紙を製造することができる。また、
加工時にテンション付与機構により原紙に所定のテンシ
ョンをかけるので確実に加工することができる。さらに
、凹部材と凸部材と間隔や噛合い深さ、あるいは、テン
ションを変えることにて秤々の形状の伸長加工紙を容易
に作ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は2つの歯車を備えた本発明の装置の正面図、第
2図は同装置の要部正面図、第3図は同装置の両歯車の
噛合部分の拡大正面図、第4図は歯車と歯付ベルトを備
えた本発明の装置の要部正面図、第5図は同装置の歯車
と歯付ベルトの噛合部分の拡大正面図、第6図は雄型ベ
ルト、孔付ベルト、雌型ベルトを備えた本発明の装置の
要部正面図、第7図は同装置により伸長加工紙を製造し
ている状態の正面図、第8図は本発明の装置で製造する
帯状の伸長加工紙の正面図、第9図は第8図のA−A断
面図、第10図は第8図のB−8断面図、第11図は伸
長加工紙から製造する撚糸の正面図、第12図は本発明
の装置で製造するフィルタの正面図、第13図も本発明
の装置で製造するフィルタの正面図である。 8・・・歯車、9・・・歯付ベルト、11・・・歯部、
12・・・谷部、13・・・下側歯車、14・・・上側
歯車、23・・・テンション付与機構、40・・・雄型
ヘルド、40a00.突部、4206.孔付ベル゛1〜
.42a・・・孔、44・・・雌型ベルト、44a・・
・溝。 特許出願人   大福製紙株式会社 代 理 人   弁理士  恩1)博宣第2図    
  図面その2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、所定間隔をおいて形成された凹部材を備える第1の
    回転体と、前記第1の回転体と協働して帯状の原紙(4
    )を挟着するとともに、前記凹部材に係合するよう所定
    間隔をおいて形成され前記凹凸部材に対応した帯状の原
    紙(4)を引伸ばす凸部材を備える第2の回転体と、両
    回転体に挟まれる帯状の原紙(4)に所定のテンション
    をかけるテンション付与機構(23)とを備えることを
    特徴とする伸長加工紙製造装置。 2、前記凹部材及び凸部材はそれぞれ第1と第2回転体
    の周囲に所定間隔をおいて形成された歯部(11)と谷
    部(12)であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の伸長加工紙製造装置。 3、両回転体は互いに噛合する2つの歯車(13、14
    )であることを特徴とする特許請求の範囲第1項または
    第2項に記載の伸長加工紙製造装置。 4、両回転体は歯車(8)と歯付ベルト(9)であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に記
    載の伸長加工紙製造装置。 5、前記両回転体は、前記凹部材として所定間隔をおい
    て形成された断面V字状の溝(44a)を持つ雌型ベル
    ト(44)と、前記凸部材として所定間隔を置いて形成
    された突部(40a)を持つ雄型ベルト(40)であり
    、前記テンション付与機構は雌型ベルト(44)の溝(
    44a)と孔付ベルト(42)の孔(42a)とに位置
    を合わせて所定間隔を置いて形成された孔(42a)を
    持つ孔付ベルト(42)であり、雄型ベルト(40)、
    孔付ベルト(42)、雌型ベルト(44)の三者の位置
    関係が雄型ベルト(40)の下部外周部に孔付ベルト(
    42)の下部内周部が当接し、さらに、同孔付ベルト(
    42)の下部外周面には雌型ベルト(44)の上部外周
    面が当接するようになっていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の伸長加工紙製造装置。 6、前記テンション付与機構はブレーキ(23)である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3〜5項のうちいず
    れか1項に記載の伸長加工紙製造装置。
JP30118487A 1987-11-27 1987-11-27 伸長加工紙製造装置 Pending JPH0193336A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002161497A (ja) * 2000-11-27 2002-06-04 Tanakaya Inc 縮み域形成シート
JP2013202828A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Oji Holdings Corp エンボス加工装置

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JPS61270143A (ja) * 1985-05-27 1986-11-29 アイキ工業株式会社 片面段ボ−ル紙を製造する方法および装置

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