JPH0191542A - デ−タ通信方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明はデータ通信方法に関する。

〈従来の技術〉 近年データ通信は種々の分野で行われるでいるが、通信
を行う局間の周波数偏差がデータ送信のエラーレート（
ビット誤り比率）に悪影響を与える欠点があった。

〈発明の概要〉 本発明は上記した周波数偏差に基づくエラーレートの悪
化を効果的に防止するためになされたもので、通信開始
に際し互いに所定のデータを送信し、受信周波数をずら
しながら該所定のデータを受信し、各受信周波数におけ
る該所定のデータのエラーレートを算出し、この算出結
果に基づいて受信周波数の微調整を行うことを基本的な
特徴とするものである。

〈実施例〉 以下本発明の一実施例を説明する。第１図はその概念図
であり、一方の局の送信機８と他方の局の受信機９を示
しである。実際は当然に送受信は双方向的に行われるか
ら、それぞれの局に送信機８と受信機９とが設けられて
いる。まず送信開始の際に送信機８側に設けられた特定
コード発生装置７から所定のデータが出力される。この
所定のデータとしては種々のものが採用できるが、この
実施例では特定のコードを送信するようにしている。該
特定コードはそのビット長等データ送信コ−ドと同一に
するのが望ましい。この特定コードの送信時間は所定の
長さとし、受信側の後記する処理時間に応じて決めれば
良い。

送信された特定コードは受信Ｉｆ＆９に受信され（この
際の受信周波数をいま中心周波数と呼ぶ）、制御装置１
を介して、誤り検出装置２において各ビット毎にその符
号誤りのチエツクがなされる。

そして、エラーレート演算装置３においてエラーレート
が演算され、エラーレート記憶装置４に記憶される。次
に制御装置１は受信機９を制御してその受信周波数を中
心周波数から若干ずらし、同様に特定コードの誤りを誤
り検出装置２に検出させ、エラーレート記憶装置４にエ
ラーレートを記憶させる０以上の動作を所定回数行う、
この実施例では中心周波数から前後７ステツプずらし、
合計１５の周波数に対するエラーレートを算出している
。このエラーレートの算出値はエラーレート分布解析装
置５において解析され、この解析結果に基づいて制御装
置１は受信機９のチューナを制御し、最適な受信周波数
に微調整する。

第２図はエラーレートの分布状態の一例を示すものであ
る。全中心周波数が８とすると、９から１５までの各周
波数におけるエラーレートを求め。

次に７から１までの各周波数のエラーレートをもとめて
、図示する分布を得ている。第２図Ａの場合、エラーレ
ートは１０の周波数で最低値を示す分布になっているた
め、制御装置１′は受信周波数を８から１０近傍にシフ
トさせる。一方Ｂの場合には６の周波数で最低値を示す
分布になっているから、８から６近傍の周波数にシフト
させる。分布状態が予め決められたパターンから大きく
はずれる場合等解析不能の場合には最初の中心周波数を
維持すれば良い。

以上により、受信機９はエラーの少ない数滴の受信周波
数に微調整される。

第３図に本発明方法を実施するための構成の一例を示す
、なお、送信機は特定のコード等を送信できるものであ
ればなんでも良く、従来既知の構成をそのまま採用出来
るから、説明は省略する。

受信機９は高周波増幅器９０、第１ミキサ９１、Ｖｃｏ
である第１局部発振回路９２、フィルタ９３、第２ミキ
サ９４、Ｖｘｏである第２局部発振回路９５、中間周波
増幅器９６、検波回路９７、モデム９８及びアンテナ９
９等から構成されている。このモデム９８の出力側にマ
イクロコンピュータを主体に構成される演算制御装置１
０が設けられている。送信機８から送信された特定コー
ドは受信機９に受信され検波回路９７から演算制御装置
１０へと受信される。演算制御装置１０の出力はラダー
抵抗から構成されるＤ／Ａ変換器１１を介して第２局部
発振回路９５に制御電圧として入力されている。

演算制御装置１０の動作を第４図のフローチャートを参
照して説明する６送信機８から一定時間特定のコードが
送信されると（ステップ５０）、受信機９はこれを中心
周波数により受信する（ステップ５１）。演算制御装置
１０は該コードの各ビットの誤りを検出し、エラーレー
トを算出し、これを内部のメモリに記憶しておく。そし
て順次Ｄ／Ａ変換器１１に信号を送り第２局部発振回路
９５により周波数を少しづつずらして、同一の動作を繰
り返す（ステップ５２乃至５８）。この例では上記した
ように第３図に示す８の周波数を中心とし、その前後１
から１５までの１５ステツプの周波数についてエラーレ
ートの測定を行っている。所定ステップの測定が終了し
たら、演算制御装置１０においてエラーレートの分布を
解析する（ステップ５９）。その手法は上記したとおり
である０分布が正常な場合、第２局部発振回路９５を制
御して周波数を該分布に基づいて微調整する。

すなわち、この例では中心周波数をエラーレートが最低
となる周波数にシフトするように第２局部発振回路９５
を微調整する（ステップ６０．６１）。分布が正常でな
い場合、周波数のシフトは行わず、最初に設定した中心
周波数のままにしておく（ステップ６２）。上記周波数
の微調整が終了したらデータ通信を開始する（ステップ
６３）。

〈発明の効果〉 以上説明したように本発明のデータ通信方法によれば１
通信開始に際してエラーレートを低くするように受信周
波数の微調整が行われるため、周波数偏差によるデータ
伝送エラーを抑制することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を説明するためのブロック図
、第２図は周波数に対するエラーレートの分布状態を示
すグラフ、第３図は装置の一実施例を示すブロック図、
第４図はその動作を説明するフローチャート図である。 に制御装置、２：誤り検出装置、３：エラーレート演算
装置、４：エラーレート記憶装置、５：エラーレート分
布解析装置、７：特定コード発生装置、８：送信機、９
：受信機、１０：演算制御装置、１１：Ｄ／Ａ変換器。 特許出願人　　　クラリオン株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 通信開始に際し、互いに所定のデータを送信し、受信周
   波数をずらしながら該所定のデータを受信し、 各受信周波数における該所定のデータのエラーレートを
   算出し、 この算出結果に基づいて受信周波数の微調整を行う、 ことを特徴とするデータ通信方法。