JPH019134Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH019134Y2 JPH019134Y2 JP1731383U JP1731383U JPH019134Y2 JP H019134 Y2 JPH019134 Y2 JP H019134Y2 JP 1731383 U JP1731383 U JP 1731383U JP 1731383 U JP1731383 U JP 1731383U JP H019134 Y2 JPH019134 Y2 JP H019134Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid member
- insulating case
- core
- cylinder
- case body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 22
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000414 obstructive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は筒状コアに複数の巻線を施す場合に筒
状コアと巻線とを絶縁すると共に巻線間同士を絶
縁するコア絶縁ケースに関するものである。
状コアと巻線とを絶縁すると共に巻線間同士を絶
縁するコア絶縁ケースに関するものである。
従来の絶縁ケースを第1図にリングコアと共に
分解斜視図により示す。絶縁ケースはリングコア
1を収納できるような中空有底円筒空間を持つケ
ース本体2とこの空間を閉塞できるような絶縁性
蓋部材3とから成つている。ケース本体2は、内
周内部空間を軸方向に平行な複数部分に等分割し
ている仕切部4を持ち、該仕切部4は円筒端面よ
り所定長突出しており、置にケース本体2の底部
では、前記仕切部と連続して外周部まで突出部が
延在している。
分解斜視図により示す。絶縁ケースはリングコア
1を収納できるような中空有底円筒空間を持つケ
ース本体2とこの空間を閉塞できるような絶縁性
蓋部材3とから成つている。ケース本体2は、内
周内部空間を軸方向に平行な複数部分に等分割し
ている仕切部4を持ち、該仕切部4は円筒端面よ
り所定長突出しており、置にケース本体2の底部
では、前記仕切部と連続して外周部まで突出部が
延在している。
また、蓋部材3は、前記ケース本体2の仕切部
4の突出高さと同じ高さ且つ所定幅の凸部5が径
方向に延在し、且つ内径部分から略三角形状にわ
ずかに突出する部分6を持つ。そして、この略三
角形状の突出部分には仕切部4の突出部分の側端
に嵌合し得るような縦溝7が形成されている。
4の突出高さと同じ高さ且つ所定幅の凸部5が径
方向に延在し、且つ内径部分から略三角形状にわ
ずかに突出する部分6を持つ。そして、この略三
角形状の突出部分には仕切部4の突出部分の側端
に嵌合し得るような縦溝7が形成されている。
このような従来の構造では、蓋部材3を絶縁ケ
ース本体2に挿入する際に、仕切部4と蓋部材3
の溝7との位置決めを正確にしなければ、上手に
挿入できないという欠点があり、作業工数がかか
る等の問題があつた。
ース本体2に挿入する際に、仕切部4と蓋部材3
の溝7との位置決めを正確にしなければ、上手に
挿入できないという欠点があり、作業工数がかか
る等の問題があつた。
本考案は上記の欠点を解決し、挿入の容易な蓋
部材を提供し、作業性の良いコア絶縁ケースを提
供することを目的とする。
部材を提供し、作業性の良いコア絶縁ケースを提
供することを目的とする。
本考案は上記の目的を達成する為に、蓋部材に
おいて、従来はケース本体の仕切部と該仕切部に
嵌合する溝とによつて、蓋部材を挿入固定してい
たが、本考案は従来の溝のように仕切部端部を両
側より狭むのびはなく、仕切端部の片側面のみと
係合する突出部により蓋部材を挿入固定するもの
である。
おいて、従来はケース本体の仕切部と該仕切部に
嵌合する溝とによつて、蓋部材を挿入固定してい
たが、本考案は従来の溝のように仕切部端部を両
側より狭むのびはなく、仕切端部の片側面のみと
係合する突出部により蓋部材を挿入固定するもの
である。
以下実施例により詳細に説明する。第2図は、
本考案に係る一実施例の分解斜視図を示す。絶縁
ケースはリングコア1を収納できる中空底有円筒
空間を持つケース本体8とこの空間を閉塞できる
ような絶縁性蓋部材9とから成つている。ケース
本体は従来とほぼ同じように、内部内周空間を軸
方向に平行な複数部分に等分割している仕切部1
0を有し、該仕切部は円筒端部より所定長突出し
且つケース本体8底部ではケース本体8の外周ま
で突出部が径方向に延在している。この蓋部材9
は前記ケース本体8の仕切部10の突出高さとほ
ぼ同一の高さを持つ凸部11を径方向に有し、更
に該凸部11は、前記ケース本体8の仕切部10
の端部の片面と係合する凸部12を内径より内側
へ突出している。この凸部12は、それぞれケー
ス本体8の仕切部10の相対する片面同士に係合
するものであり、左回りの回転により係止するも
のである。つまりこの蓋部材9をケース本体へ挿
入する際、多少ずらして挿入した後、左回りに回
転させると、仕切部10と凸部12が接触し、蓋
部材9の位置決めができる。この蓋部材9の平面
図を第3図に示す。
本考案に係る一実施例の分解斜視図を示す。絶縁
ケースはリングコア1を収納できる中空底有円筒
空間を持つケース本体8とこの空間を閉塞できる
ような絶縁性蓋部材9とから成つている。ケース
本体は従来とほぼ同じように、内部内周空間を軸
方向に平行な複数部分に等分割している仕切部1
0を有し、該仕切部は円筒端部より所定長突出し
且つケース本体8底部ではケース本体8の外周ま
で突出部が径方向に延在している。この蓋部材9
は前記ケース本体8の仕切部10の突出高さとほ
ぼ同一の高さを持つ凸部11を径方向に有し、更
に該凸部11は、前記ケース本体8の仕切部10
の端部の片面と係合する凸部12を内径より内側
へ突出している。この凸部12は、それぞれケー
ス本体8の仕切部10の相対する片面同士に係合
するものであり、左回りの回転により係止するも
のである。つまりこの蓋部材9をケース本体へ挿
入する際、多少ずらして挿入した後、左回りに回
転させると、仕切部10と凸部12が接触し、蓋
部材9の位置決めができる。この蓋部材9の平面
図を第3図に示す。
また、本考案に係る別の実施例の蓋部材の平面
図を第4図に示す。この蓋部材13は、径方向に
前記ケース本体8の仕切部10の突出高さとほぼ
同じ高さの凸部14を有し、その凸部14と連続
して、内径より内側へ前記ケース本体8の仕切部
10と係合する凸部が突出している。この蓋部材
では回転はできないものの、前記ケース本体8の
仕切部10と一方向により係合するものであり、
前記仕切部10の片面方向には障害となる凸部が
ない為、ケース本体8へ蓋部材13を挿入するこ
とが非常に容易となるものであり、一度挿入すれ
ば蓋部が動くことはなく、巻線を施すのも有効な
ものである。
図を第4図に示す。この蓋部材13は、径方向に
前記ケース本体8の仕切部10の突出高さとほぼ
同じ高さの凸部14を有し、その凸部14と連続
して、内径より内側へ前記ケース本体8の仕切部
10と係合する凸部が突出している。この蓋部材
では回転はできないものの、前記ケース本体8の
仕切部10と一方向により係合するものであり、
前記仕切部10の片面方向には障害となる凸部が
ない為、ケース本体8へ蓋部材13を挿入するこ
とが非常に容易となるものであり、一度挿入すれ
ば蓋部が動くことはなく、巻線を施すのも有効な
ものである。
以上詳記した如く、本考案によるとケース本体
に蓋部材を挿入する際に、ケース本体の仕切部と
蓋部材の凸部との位置決めを正確にしなくとも、
容易に挿入でき、作業性の非常に良いコア絶縁ケ
ースを得ることができるものである。
に蓋部材を挿入する際に、ケース本体の仕切部と
蓋部材の凸部との位置決めを正確にしなくとも、
容易に挿入でき、作業性の非常に良いコア絶縁ケ
ースを得ることができるものである。
第1図は従来のコアケースの分解斜視図であり
第2図は本考案に係る一実施例の分解斜視図であ
り、第3図は第2図の蓋部材の平面図であり、第
4図は本考案に係る別の実施例の蓋部材の平面図
である。 1:リングコア、8:ケース本体、9,13:
蓋部材、10:仕切部、11,14:凸部。
第2図は本考案に係る一実施例の分解斜視図であ
り、第3図は第2図の蓋部材の平面図であり、第
4図は本考案に係る別の実施例の蓋部材の平面図
である。 1:リングコア、8:ケース本体、9,13:
蓋部材、10:仕切部、11,14:凸部。
Claims (1)
- 筒状コアの収納空間を形成している底を持つ円
筒と、前記円筒の内周内部空間を軸方向に平行な
複数部分に等分割していると共に、円筒端面より
所定長突出し且つ底部においては前記円筒外周部
まで延在している仕切部とが一体的に形成されて
いる絶縁ケース本体と前記コア収納空間を閉塞で
きるようなリング状の絶縁部材の蓋部材とから成
り、前記絶縁ケース本体内に前記筒状コアを収納
し蓋部材で塞いだ後巻線を施すコア絶縁ケースに
おいて、前記蓋部材の上面には径方向に凸部を有
し、該凸部は蓋部材の内周部より更に内側に突出
する凸部を有し、その内側へ突出した凸部のそれ
ぞれは前記絶縁ケース本体の仕切部の片面と接触
し、それにより蓋部材を固定することを特徴とす
るコア絶縁ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1731383U JPS59125813U (ja) | 1983-02-08 | 1983-02-08 | コア絶縁ケ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1731383U JPS59125813U (ja) | 1983-02-08 | 1983-02-08 | コア絶縁ケ−ス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59125813U JPS59125813U (ja) | 1984-08-24 |
JPH019134Y2 true JPH019134Y2 (ja) | 1989-03-13 |
Family
ID=30148541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1731383U Granted JPS59125813U (ja) | 1983-02-08 | 1983-02-08 | コア絶縁ケ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59125813U (ja) |
-
1983
- 1983-02-08 JP JP1731383U patent/JPS59125813U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59125813U (ja) | 1984-08-24 |
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