JPH018560Y2 - - Google Patents
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- JPH018560Y2 JPH018560Y2 JP5533483U JP5533483U JPH018560Y2 JP H018560 Y2 JPH018560 Y2 JP H018560Y2 JP 5533483 U JP5533483 U JP 5533483U JP 5533483 U JP5533483 U JP 5533483U JP H018560 Y2 JPH018560 Y2 JP H018560Y2
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- JP
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- flow rate
- valve
- pressure
- diaphragm valve
- diaphragm
- Prior art date
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- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 19
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 9
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 5
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は、航空機に供給する燃料の流量を制御
するための燃料給油車の流量制御装置に係るもの
である。
するための燃料給油車の流量制御装置に係るもの
である。
(従来技術および解決しようとする課題)
従来、燃料給油車においては、流量を感知して
流量調整弁を制御するための流量制御弁が設けら
れていたが、この流量制御弁は給油中に保持すべ
き最大流量を制御しており、給油終了近くになつ
たときには流量を少なくして給油停止を容易に、
正確に行なう必要があるが、この場合には、流量
制御弁の設けられた機械室において流量制御弁の
調整ハンドルを操作して調整するために、作業者
は作業台から降りるか他の作業者を必要とし、低
流量に切り換えるための作業が厄介であつた。ま
た作業台付近に開閉弁を設けて、この開閉弁を適
宜開度に操作して低流量とするものもあるが、こ
の場合には流量制御弁は作動せず、流量を一定に
保持することができなかつた。
流量調整弁を制御するための流量制御弁が設けら
れていたが、この流量制御弁は給油中に保持すべ
き最大流量を制御しており、給油終了近くになつ
たときには流量を少なくして給油停止を容易に、
正確に行なう必要があるが、この場合には、流量
制御弁の設けられた機械室において流量制御弁の
調整ハンドルを操作して調整するために、作業者
は作業台から降りるか他の作業者を必要とし、低
流量に切り換えるための作業が厄介であつた。ま
た作業台付近に開閉弁を設けて、この開閉弁を適
宜開度に操作して低流量とするものもあるが、こ
の場合には流量制御弁は作動せず、流量を一定に
保持することができなかつた。
(課題を解決するための手段)
本考案は、燃料貯溜タンクから航空機に燃料を
供給するための給油路中に流量調整弁とベンチユ
リー管とを設け、この給油路の流量調整弁と並列
に設けた分岐路中に、ベンチユリー管の信号圧力
を受けて、流量調整弁を所定の低流量に制御する
低流量ダイアフラム弁と、流量制御弁を所定の高
流量に制御する高流量ダイアフラム弁とを並列に
配設し、この分岐路中に、ベンチユリー管の圧力
に連動して分路管の流量を制御するとともに、分
岐路中に設けた絞り孔によつて発生する圧力に連
動して流量制御弁の作動を制御するための圧力制
御弁を設け、高流量ダイアフラム弁と低流量ダイ
アフラム弁にそれぞれ連通する分岐路を開閉する
開閉弁を設けた燃料給油車の流量制御装置であ
る。
供給するための給油路中に流量調整弁とベンチユ
リー管とを設け、この給油路の流量調整弁と並列
に設けた分岐路中に、ベンチユリー管の信号圧力
を受けて、流量調整弁を所定の低流量に制御する
低流量ダイアフラム弁と、流量制御弁を所定の高
流量に制御する高流量ダイアフラム弁とを並列に
配設し、この分岐路中に、ベンチユリー管の圧力
に連動して分路管の流量を制御するとともに、分
岐路中に設けた絞り孔によつて発生する圧力に連
動して流量制御弁の作動を制御するための圧力制
御弁を設け、高流量ダイアフラム弁と低流量ダイ
アフラム弁にそれぞれ連通する分岐路を開閉する
開閉弁を設けた燃料給油車の流量制御装置であ
る。
(作用)
本考案において、流量を所定の低流量に保持す
るには、開閉弁によつて、低流量ダイアフラム弁
を通過する分岐路を連通させると、分岐路の流れ
る燃料によつて分岐路中に設けた絞り孔の両側に
圧力差を生じ、この圧力差によつて流量調整弁内
のピストンが弾機に抗して移動して所定の低流量
に対応する開弁位置に平衡する。流量が変化する
とベンチユリー管の圧力差が変化して低流量ダイ
アフラム弁内のダイアフラムに連動する弁体によ
つて分岐路を流れる流量を調節し、絞り弁の両側
の圧力差を調節して、流量調整弁内のピストンを
位置を調節して流量を所定の低流量に保持するも
のである。また流量を所定の高流量に保持するに
は、開閉弁によつて低流量ダイアフラム弁と高流
量ダイアフラム弁とを並列に通過する分岐路をと
もに連通させると、低流量ダイアフラム弁と同様
に高流量ダイアフラム弁が作動して、分岐路中を
流れる燃料の量が増大し、絞り孔の両側の圧力差
が大きくなり、したがつて流量調整弁内のピスト
ンが所定の高流量に対応する開弁位置に平衡し、
ベンチユリー管を流れる流量の変化に対応して、
流量調整弁のピストンの開弁位置が調節されて、
流量が所定の高流量に保持されるものである。
るには、開閉弁によつて、低流量ダイアフラム弁
を通過する分岐路を連通させると、分岐路の流れ
る燃料によつて分岐路中に設けた絞り孔の両側に
圧力差を生じ、この圧力差によつて流量調整弁内
のピストンが弾機に抗して移動して所定の低流量
に対応する開弁位置に平衡する。流量が変化する
とベンチユリー管の圧力差が変化して低流量ダイ
アフラム弁内のダイアフラムに連動する弁体によ
つて分岐路を流れる流量を調節し、絞り弁の両側
の圧力差を調節して、流量調整弁内のピストンを
位置を調節して流量を所定の低流量に保持するも
のである。また流量を所定の高流量に保持するに
は、開閉弁によつて低流量ダイアフラム弁と高流
量ダイアフラム弁とを並列に通過する分岐路をと
もに連通させると、低流量ダイアフラム弁と同様
に高流量ダイアフラム弁が作動して、分岐路中を
流れる燃料の量が増大し、絞り孔の両側の圧力差
が大きくなり、したがつて流量調整弁内のピスト
ンが所定の高流量に対応する開弁位置に平衡し、
ベンチユリー管を流れる流量の変化に対応して、
流量調整弁のピストンの開弁位置が調節されて、
流量が所定の高流量に保持されるものである。
(実施例)
以下、図面により本考案の1実施例について詳
細な説明を行なう。
細な説明を行なう。
図において、1は給油車に搭載された給油装置
で、機械室に装着された機器類3と、昇降自在の
作業台に装着されて航空機の燃料タンクに接続す
る接続装置5とよりなる。機器類3はつぎのよう
に構成されている。すなわち、7,9は車輌の左
右に設けた開閉弁で、ホース11を介して、地下
の燃料貯蔵タンクの接続口13に接続する。15
は接続口を開閉するコツクである。17は流量調
整弁で、圧力調整を兼ねている。19はフイルタ
ー、21は流量計、23はベンチユリー管、25
はベンチユリー管23の圧力を感知して流量調整
弁17の圧力を制御する圧力制御弁、27は高流
量ダイアフラム弁、29は低流量ダイアフラム弁
でともにベンチユリー管23の圧力差により通過
する流量を感知して流量調整弁17の流量を制御
するものである。30は操作装置で、つぎのよう
に構成されている。すなわち、31,33は電磁
式の開閉弁で、リール35を介して、作業台上に
おいて操作するスイツチ37,39によつて作動
する。スイツチ37,39は一括して2段式に形
成されて、第1段においてはスイツチ39のみ作
動して開閉弁33のみが開き、第2段においては
スイツチ37,39が作動して開閉弁31,33
がともに開くよう設けられている。また手をはな
すと、第2段から第1段を経てスイツチ37,3
9が遮断され、開閉弁31,33はともに閉鎖さ
れるよう構成されている。また41は電源であ
る。作業台上の接続装置5はつぎのように構成さ
れている。すなわち、43はリール45に懸回さ
れた給油ホースで、先端に接手47が設けられて
航空機の燃料タンクに接続する。流量調整弁17
はつぎのように構成されている。すなわち、本体
49に摺動自在のピストン51が設けられ、流入
側通路53の圧力によつて弾機54に抗して第2
図の右方向に移動し、流入側通路53と弁孔55
とを連通し流出側通路57に通じる。59,6
1,63はそれぞれ流入側通路53、ピストン5
1の背後の室65、流出通路57に連通する連通
孔である。圧力制御弁25はつぎのように構成さ
れている。すなわち、本体67内には、弾機69
によつて押圧されたダイアフラム71によつて仕
切られて弾機69側の室73と反対側の室75と
が設けられ、室75には連通孔77が開口してい
る。81はダイアフラム71に連動する弁体で、
室83と室85との間を開閉する。87は室83
に連通する連通孔、89,91はそれぞれ絞り孔
93,95を介して室85に連通する連通孔であ
る。97は弾機69の弾性力を調整するための調
整ねじである。高流量ダイアフラム弁27はつぎ
のように構成されている。すなわち、本体99内
には、弾機101によつて押圧されたダイアフラ
ム103によつて仕切られて弾機101側の室1
05と反対側の室107が設けられ、それぞれ連
通孔109,111が開口している。113はダ
イアフラム103に連動する弁体で、室115と
室117との間を開閉する。119,121はそ
れぞれ室115,117に開口する連通孔であ
る。123は弾機101の弾性力を調整する調整
ねじである。低流量ダイアフラム弁29はつぎの
ように構成されている。すなわち、本体125内
には弾機127によつて押圧されたダイアフラム
129によつて仕切られて弾機127側の室13
1と反対側の室133が設けられ、それぞれ連通
孔135,137が開口している。139はダイ
アフラム129に連動する弁体で、室141と室
143との間を開閉する。145,147はそれ
ぞれ室141,143に開口する連通孔である。
145は弾機149を調整する調整ねじである。
各連通孔は第2図に示すごとく連通されている。
で、機械室に装着された機器類3と、昇降自在の
作業台に装着されて航空機の燃料タンクに接続す
る接続装置5とよりなる。機器類3はつぎのよう
に構成されている。すなわち、7,9は車輌の左
右に設けた開閉弁で、ホース11を介して、地下
の燃料貯蔵タンクの接続口13に接続する。15
は接続口を開閉するコツクである。17は流量調
整弁で、圧力調整を兼ねている。19はフイルタ
ー、21は流量計、23はベンチユリー管、25
はベンチユリー管23の圧力を感知して流量調整
弁17の圧力を制御する圧力制御弁、27は高流
量ダイアフラム弁、29は低流量ダイアフラム弁
でともにベンチユリー管23の圧力差により通過
する流量を感知して流量調整弁17の流量を制御
するものである。30は操作装置で、つぎのよう
に構成されている。すなわち、31,33は電磁
式の開閉弁で、リール35を介して、作業台上に
おいて操作するスイツチ37,39によつて作動
する。スイツチ37,39は一括して2段式に形
成されて、第1段においてはスイツチ39のみ作
動して開閉弁33のみが開き、第2段においては
スイツチ37,39が作動して開閉弁31,33
がともに開くよう設けられている。また手をはな
すと、第2段から第1段を経てスイツチ37,3
9が遮断され、開閉弁31,33はともに閉鎖さ
れるよう構成されている。また41は電源であ
る。作業台上の接続装置5はつぎのように構成さ
れている。すなわち、43はリール45に懸回さ
れた給油ホースで、先端に接手47が設けられて
航空機の燃料タンクに接続する。流量調整弁17
はつぎのように構成されている。すなわち、本体
49に摺動自在のピストン51が設けられ、流入
側通路53の圧力によつて弾機54に抗して第2
図の右方向に移動し、流入側通路53と弁孔55
とを連通し流出側通路57に通じる。59,6
1,63はそれぞれ流入側通路53、ピストン5
1の背後の室65、流出通路57に連通する連通
孔である。圧力制御弁25はつぎのように構成さ
れている。すなわち、本体67内には、弾機69
によつて押圧されたダイアフラム71によつて仕
切られて弾機69側の室73と反対側の室75と
が設けられ、室75には連通孔77が開口してい
る。81はダイアフラム71に連動する弁体で、
室83と室85との間を開閉する。87は室83
に連通する連通孔、89,91はそれぞれ絞り孔
93,95を介して室85に連通する連通孔であ
る。97は弾機69の弾性力を調整するための調
整ねじである。高流量ダイアフラム弁27はつぎ
のように構成されている。すなわち、本体99内
には、弾機101によつて押圧されたダイアフラ
ム103によつて仕切られて弾機101側の室1
05と反対側の室107が設けられ、それぞれ連
通孔109,111が開口している。113はダ
イアフラム103に連動する弁体で、室115と
室117との間を開閉する。119,121はそ
れぞれ室115,117に開口する連通孔であ
る。123は弾機101の弾性力を調整する調整
ねじである。低流量ダイアフラム弁29はつぎの
ように構成されている。すなわち、本体125内
には弾機127によつて押圧されたダイアフラム
129によつて仕切られて弾機127側の室13
1と反対側の室133が設けられ、それぞれ連通
孔135,137が開口している。139はダイ
アフラム129に連動する弁体で、室141と室
143との間を開閉する。145,147はそれ
ぞれ室141,143に開口する連通孔である。
145は弾機149を調整する調整ねじである。
各連通孔は第2図に示すごとく連通されている。
すなわち、流量調整弁17、ベンチユリー管2
3は、燃料貯溜タンクから航空機の燃料タンクに
至る給油路中に設けられ、この給油路の流量調整
弁17と並列に設けた分岐路は、連通孔59から
連通孔89、絞り弁93、連通孔83、低流量ダ
イアフラム弁29の連通孔145,147、開閉
弁33を経て連通孔63に連通している。この分
岐路の低流量ダイアフラム弁29の連通孔14
5,147に並列に高流量ダイアフラム弁27の
連通孔119,121、開閉弁31が設けられて
いる。
3は、燃料貯溜タンクから航空機の燃料タンクに
至る給油路中に設けられ、この給油路の流量調整
弁17と並列に設けた分岐路は、連通孔59から
連通孔89、絞り弁93、連通孔83、低流量ダ
イアフラム弁29の連通孔145,147、開閉
弁33を経て連通孔63に連通している。この分
岐路の低流量ダイアフラム弁29の連通孔14
5,147に並列に高流量ダイアフラム弁27の
連通孔119,121、開閉弁31が設けられて
いる。
以上の構成において、航空機に給油するにあた
つては、ホース11を接続口13に接続するとと
もに、接手47を航空機の燃料タンクに接続して
コツク15、開閉弁9を開く、この状態では連通
孔59と連通孔61は絞り孔93,95を介して
同圧に連通し、ピストン51は前後同圧で圧力が
加わつて平衡し、弾機54の弾性力で閉鎖されて
いる。つぎにスイツチ39を作動させると、開閉
弁33が開き、燃料の一部が連通孔59から圧力
制御弁25の連通孔89、絞り孔93、連通孔8
7を経て低流量ダイアフラム弁29の連通孔14
5,147を通り開閉弁33を経て連通孔63に
流れる。この際絞り孔93の前後に圧力差が生
じ、連通孔61は連通孔59よりも圧力が低くな
り、ピストン51の背面の圧力が低くなるのでピ
ストン51は第2図の右方向に移動して弁孔55
が開いて、燃料は流量調整弁17、フイルター1
9、流量計21、ベンチユリー管23、給油ホー
ス43を経て航空機に給油される。給油速度に変
化があつて、たとえば流量が大きくなると、ベン
チユリー管23内の圧力差が変化して室131と
室133の圧力差が大きくなつて弁体139が第
2図の上方向に移動して、室141から室143
に流れる流量が少なくなり、したがつて連通孔5
9と連通孔61の圧力差は少なくなつて、ピスト
ン51はその分だけ第2図の左方向に移動して流
量が自動的に減少する。反対に給油速度が小さく
なると、前述と反対に連通孔59と連通孔61の
圧力差が大きくなつて、ピストン51は第2図の
右方向に移動して流量は自動的に増加する。した
がつて所定の低流量を維持することができるもの
である。また給油の圧力が高くなると、ベンチユ
リー管23の圧力が高くなり、圧力制御弁25の
連通孔77の圧力が上昇するので、弁体81が第
2図の上方に移動して、室85から室83に流れ
る流量が減少し、したがつて連通孔59と連通孔
61の圧力差が少なくなつて、ピストン51は閉
じる方向に少し移動して流量が減少し、給油圧力
が減少する。反対に給油圧力が低くなると、連通
孔59と61との圧力差が大きくなり、ピストン
51は開く方向に移動して流量は増加し、圧力を
所定圧力に維持することができるものである。
つては、ホース11を接続口13に接続するとと
もに、接手47を航空機の燃料タンクに接続して
コツク15、開閉弁9を開く、この状態では連通
孔59と連通孔61は絞り孔93,95を介して
同圧に連通し、ピストン51は前後同圧で圧力が
加わつて平衡し、弾機54の弾性力で閉鎖されて
いる。つぎにスイツチ39を作動させると、開閉
弁33が開き、燃料の一部が連通孔59から圧力
制御弁25の連通孔89、絞り孔93、連通孔8
7を経て低流量ダイアフラム弁29の連通孔14
5,147を通り開閉弁33を経て連通孔63に
流れる。この際絞り孔93の前後に圧力差が生
じ、連通孔61は連通孔59よりも圧力が低くな
り、ピストン51の背面の圧力が低くなるのでピ
ストン51は第2図の右方向に移動して弁孔55
が開いて、燃料は流量調整弁17、フイルター1
9、流量計21、ベンチユリー管23、給油ホー
ス43を経て航空機に給油される。給油速度に変
化があつて、たとえば流量が大きくなると、ベン
チユリー管23内の圧力差が変化して室131と
室133の圧力差が大きくなつて弁体139が第
2図の上方向に移動して、室141から室143
に流れる流量が少なくなり、したがつて連通孔5
9と連通孔61の圧力差は少なくなつて、ピスト
ン51はその分だけ第2図の左方向に移動して流
量が自動的に減少する。反対に給油速度が小さく
なると、前述と反対に連通孔59と連通孔61の
圧力差が大きくなつて、ピストン51は第2図の
右方向に移動して流量は自動的に増加する。した
がつて所定の低流量を維持することができるもの
である。また給油の圧力が高くなると、ベンチユ
リー管23の圧力が高くなり、圧力制御弁25の
連通孔77の圧力が上昇するので、弁体81が第
2図の上方に移動して、室85から室83に流れ
る流量が減少し、したがつて連通孔59と連通孔
61の圧力差が少なくなつて、ピストン51は閉
じる方向に少し移動して流量が減少し、給油圧力
が減少する。反対に給油圧力が低くなると、連通
孔59と61との圧力差が大きくなり、ピストン
51は開く方向に移動して流量は増加し、圧力を
所定圧力に維持することができるものである。
つぎにスイツチ37,39を同時に操作すれ
ば、開閉弁31,33がともに開いて、連通孔5
9から圧力制御弁25の連通孔89、絞り弁9
3、連通孔87を通過する燃料は前述と同様に低
流量ダイアフラム弁29を通過するとともに、並
列に高流量ダイアフラム弁27の連通孔119,
121を通過して合流し、連通孔63内に多量に
流入する。したがつて圧力制御弁25の絞り弁9
3の前後に圧力差は大きくなり、ピストン51は
第2図の右方向に大きく移動して弁孔55が大き
く開いて流量が増大する。しかしベンチユリー管
23の圧力差によつて、弁体113,139が移
動して、それぞれ高流量ダイアフラム弁27、低
流量ダイアフラム弁29の流量を調節して、流量
調整弁17の流量を所定の高流量に保持せしめる
ものである。
ば、開閉弁31,33がともに開いて、連通孔5
9から圧力制御弁25の連通孔89、絞り弁9
3、連通孔87を通過する燃料は前述と同様に低
流量ダイアフラム弁29を通過するとともに、並
列に高流量ダイアフラム弁27の連通孔119,
121を通過して合流し、連通孔63内に多量に
流入する。したがつて圧力制御弁25の絞り弁9
3の前後に圧力差は大きくなり、ピストン51は
第2図の右方向に大きく移動して弁孔55が大き
く開いて流量が増大する。しかしベンチユリー管
23の圧力差によつて、弁体113,139が移
動して、それぞれ高流量ダイアフラム弁27、低
流量ダイアフラム弁29の流量を調節して、流量
調整弁17の流量を所定の高流量に保持せしめる
ものである。
なお、前述の実施例では、操作装置30は開閉
弁31,30を直列に配設し、高流量時には低流
量ダイアフラム弁29と高流量ダイアフラム弁2
7とを同時に作動せしめているが、開閉弁31,
30を並列に配設し、高流量時に、高流量ダイア
フラム弁27のみを作動せしめるように設けても
よい。また、開閉弁は手動式、空気圧式、油圧式
等他の作動方式のものでもよい。
弁31,30を直列に配設し、高流量時には低流
量ダイアフラム弁29と高流量ダイアフラム弁2
7とを同時に作動せしめているが、開閉弁31,
30を並列に配設し、高流量時に、高流量ダイア
フラム弁27のみを作動せしめるように設けても
よい。また、開閉弁は手動式、空気圧式、油圧式
等他の作動方式のものでもよい。
さらに、前述の実施例では、2個の流量ダイア
フラム弁で1個の流量調整弁を制御しているが、
高流量ダイアフラム弁、低流量ダイアフラム弁に
それぞれの流量調整弁を別途に設けてもよい。さ
らにダイアフラム弁と流量調整弁は1本に構成せ
しめてもよい。
フラム弁で1個の流量調整弁を制御しているが、
高流量ダイアフラム弁、低流量ダイアフラム弁に
それぞれの流量調整弁を別途に設けてもよい。さ
らにダイアフラム弁と流量調整弁は1本に構成せ
しめてもよい。
本考案によれば、低流量と高流量との2段階の
流量において、航空機の給油をそれぞれ所定の流
量に保持することができ、しかも遠隔の位置にお
いても操作が可能となるものである。
流量において、航空機の給油をそれぞれ所定の流
量に保持することができ、しかも遠隔の位置にお
いても操作が可能となるものである。
第1図は本考案の1実施例の説明図、第2図は
同要部の側断面説明図である。 17……流量調整弁、23……ベンチユリー
管、25……圧力制御弁、27……高流量ダイア
フラム弁、29……低流量ダイアフラム弁、3
1,33……開閉弁、93……絞り孔。
同要部の側断面説明図である。 17……流量調整弁、23……ベンチユリー
管、25……圧力制御弁、27……高流量ダイア
フラム弁、29……低流量ダイアフラム弁、3
1,33……開閉弁、93……絞り孔。
Claims (1)
- 燃料貯溜タンクから航空機に燃料を供給するた
めの給油路中に流量調整弁17とベンチユリー管
23とを設け、前記給油路の前記流量調整弁17
と並列に設けた分岐路中に、前記ベンチユリー管
23の圧力に連動してそれぞれ前記分岐路の流量
を制御する高流量ダイアフラム弁27と低流量ダ
イアフラム弁29とを並列に配置し、前記分岐路
中に、前記ベンチユリー管23の圧力に連動して
前記分岐路の流量を制御するとともに、前記分岐
路中に設けた絞り孔93によつて発生する圧力に
連動して前記流量調整弁17の作動を制御するた
めの圧力制御弁25を設け、前記高流量ダイアフ
ラム弁27と低流量ダイアフラム弁29にそれぞ
れ連通する前記分岐路を開閉する開閉弁31,3
3を設けたことを特徴とする燃料給油車の流量制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5533483U JPS59162499U (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 燃料給油車の流量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5533483U JPS59162499U (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 燃料給油車の流量制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59162499U JPS59162499U (ja) | 1984-10-31 |
JPH018560Y2 true JPH018560Y2 (ja) | 1989-03-07 |
Family
ID=30185657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5533483U Granted JPS59162499U (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 燃料給油車の流量制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59162499U (ja) |
-
1983
- 1983-04-15 JP JP5533483U patent/JPS59162499U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59162499U (ja) | 1984-10-31 |
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