JPH018230Y2 - - Google Patents
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- JPH018230Y2 JPH018230Y2 JP13329882U JP13329882U JPH018230Y2 JP H018230 Y2 JPH018230 Y2 JP H018230Y2 JP 13329882 U JP13329882 U JP 13329882U JP 13329882 U JP13329882 U JP 13329882U JP H018230 Y2 JPH018230 Y2 JP H018230Y2
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- fibers
- heat
- woven fabric
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- Expired
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Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は保温性、ドレープ性、通気性を改良し
た保温強化綿の構成に関するものである。
た保温強化綿の構成に関するものである。
従来、衣服、寝具等に保温性を付与するために
用いられている中綿には、短繊維集合体を結合剤
又はニードリングにより結合したり、或はそれに
加えて合成樹脂製フイルムにアルミ蒸着させたも
の又は長繊維不織布に直接アルミを蒸着させたも
の等を通気性を与えるためにニードルパンチング
処理を行つて複合させたものが見られる。
用いられている中綿には、短繊維集合体を結合剤
又はニードリングにより結合したり、或はそれに
加えて合成樹脂製フイルムにアルミ蒸着させたも
の又は長繊維不織布に直接アルミを蒸着させたも
の等を通気性を与えるためにニードルパンチング
処理を行つて複合させたものが見られる。
然しながら、前者は繊維の圧縮弾性の低下即ち
疲労によつて空気の保有性が著しく減少すること
は避けられず、又後者に於ては合成樹脂フイルム
の存在のために、良好なるドレープ性が得られ
ず、かつニードルパンチング処理によりフイルム
強度が低下すると共にバーブ針による開孔部は繊
維にて充填されるため良好なる通気性が得られな
いという欠点を有している。更にアルミを蒸着し
た長繊維不織布の場合には、扁平で風合いが硬く
なり過ぎるきらいがあり、長繊維不織布の表面が
粗面のためアルミ蒸着面が十分なる光沢を示さな
いために、十分なる熱反射作用が得られず、かつ
ニードルパンチング処理により長繊維不織布の強
度が低下すると共にバーブ針による開孔部は繊維
にて充填されるため良好なる通気性が得られない
という欠点がある。
疲労によつて空気の保有性が著しく減少すること
は避けられず、又後者に於ては合成樹脂フイルム
の存在のために、良好なるドレープ性が得られ
ず、かつニードルパンチング処理によりフイルム
強度が低下すると共にバーブ針による開孔部は繊
維にて充填されるため良好なる通気性が得られな
いという欠点を有している。更にアルミを蒸着し
た長繊維不織布の場合には、扁平で風合いが硬く
なり過ぎるきらいがあり、長繊維不織布の表面が
粗面のためアルミ蒸着面が十分なる光沢を示さな
いために、十分なる熱反射作用が得られず、かつ
ニードルパンチング処理により長繊維不織布の強
度が低下すると共にバーブ針による開孔部は繊維
にて充填されるため良好なる通気性が得られない
という欠点がある。
本考案は上記欠点を解消するものであり、保温
性、柔軟性を著しく向上させると共に、耐ドライ
クリーニング性、通気性が良好で各種の保温材、
中綿として使用するのに最適な保温強化綿を提供
するものである。
性、柔軟性を著しく向上させると共に、耐ドライ
クリーニング性、通気性が良好で各種の保温材、
中綿として使用するのに最適な保温強化綿を提供
するものである。
以下本考案の１実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
化学繊維、天然繊維又はこれらの混合物よりな
る短繊維ウエブ１と長繊維不織布２とを重ね合せ
た後、ニードルパンチ機により矢印に示す方向に
ニードリングを行ない、バーブ針が通過した部分
３に繊維が絡み合つて一体に結合した複合体を形
成し、上記複合体の長繊維不織布２側表面にアク
リル酸エステル、EVA、酢酸ビニル、ポリウレ
タン等の接着剤４をドツト状に分布付着させ、そ
の接着剤付着面に予め合成樹脂製のフイルム上に
アルミニウムを蒸着し一面にアルミ箔を形成した
ものに、通気性を付与するため適宜開孔処理が施
されたフイルム、アルミニウム箔面を重ね合わせ
一体にラミネートし、合成樹脂フイルムは剥離除
去して、適宜の間隔で微小開孔部５を有するアル
ミニウム箔６を長繊維不織布上に形成せしめるこ
とにより保温強化綿を構成する。
る短繊維ウエブ１と長繊維不織布２とを重ね合せ
た後、ニードルパンチ機により矢印に示す方向に
ニードリングを行ない、バーブ針が通過した部分
３に繊維が絡み合つて一体に結合した複合体を形
成し、上記複合体の長繊維不織布２側表面にアク
リル酸エステル、EVA、酢酸ビニル、ポリウレ
タン等の接着剤４をドツト状に分布付着させ、そ
の接着剤付着面に予め合成樹脂製のフイルム上に
アルミニウムを蒸着し一面にアルミ箔を形成した
ものに、通気性を付与するため適宜開孔処理が施
されたフイルム、アルミニウム箔面を重ね合わせ
一体にラミネートし、合成樹脂フイルムは剥離除
去して、適宜の間隔で微小開孔部５を有するアル
ミニウム箔６を長繊維不織布上に形成せしめるこ
とにより保温強化綿を構成する。
上記短繊維ウエブは化学繊維、天然繊維又はこ
れらの混合繊維で形成されるが、嵩高、弾性回復
に秀ぐれたポリエステル、アクリル、ポリアミド
等が適している。
れらの混合繊維で形成されるが、嵩高、弾性回復
に秀ぐれたポリエステル、アクリル、ポリアミド
等が適している。
又長繊維不織布としては、ナイロン、ポリエス
テル、ポリプロピレンで構成されたものが好まし
く、また長繊維不織布の代わりに上記繊維を用い
て形成した短繊維不織布を用いてもよい。
テル、ポリプロピレンで構成されたものが好まし
く、また長繊維不織布の代わりに上記繊維を用い
て形成した短繊維不織布を用いてもよい。
更に、本考案の保温強化綿はドライクリーニン
グ性を高めるために、短繊維ウエブ側の表面に風
合と通気性を損なわない程度にアクリル酸エステ
ル樹脂、EVA、NBR、SBR、ウレタン等の結合
剤を散布して繊維相互を固着するか、短繊維ウエ
ブ中に低融点繊維を混入することにより強力を高
めることができる。また保温、保冷の強化をはか
ることを目的とる場合はアルミ箔に開口部を設け
ないで使用してもよい。
グ性を高めるために、短繊維ウエブ側の表面に風
合と通気性を損なわない程度にアクリル酸エステ
ル樹脂、EVA、NBR、SBR、ウレタン等の結合
剤を散布して繊維相互を固着するか、短繊維ウエ
ブ中に低融点繊維を混入することにより強力を高
めることができる。また保温、保冷の強化をはか
ることを目的とる場合はアルミ箔に開口部を設け
ないで使用してもよい。
本考案は上記の如く、保温性、通気性及び強力
を高めるため、予め微小なる気孔を有するアルミ
ニウム箔を長繊維又は短繊維不織布に部分的に固
着せしめたことから、スキーウエアー、防寒衣、
寝袋、保温保冷袋等の中入綿、ライナーに好適で
あり、高強度の保温綿が得られると共に、ドレー
プ性にすぐれ、表面繊維毛羽の出ていない美麗な
る金属箔の高い熱反射率により、繊維層の保温効
果が著しく高められる等のすぐれた実用効果を有
する考案である。
を高めるため、予め微小なる気孔を有するアルミ
ニウム箔を長繊維又は短繊維不織布に部分的に固
着せしめたことから、スキーウエアー、防寒衣、
寝袋、保温保冷袋等の中入綿、ライナーに好適で
あり、高強度の保温綿が得られると共に、ドレー
プ性にすぐれ、表面繊維毛羽の出ていない美麗な
る金属箔の高い熱反射率により、繊維層の保温効
果が著しく高められる等のすぐれた実用効果を有
する考案である。
図面は本考案の１実施例を示す保温強化綿の概
略側面図である。 １……短繊維ウエブ、２……長繊維不織布、３
……バーブ針通過部分、４……接着剤、５……開
口部、６……アルミニウム箔。
略側面図である。 １……短繊維ウエブ、２……長繊維不織布、３
……バーブ針通過部分、４……接着剤、５……開
口部、６……アルミニウム箔。
Claims (1)
- 長繊維不織布又は短繊維不織布と短繊維ウエブ
とをニードリングにより結合した複合体の不織布
側に接着剤をドツト状に分布付着せしめ、かつ上
記接着剤上に予め微小なる通気孔が設けられてい
る金属箔を重ねて一体にラミネートしてなること
を特徴とする保温強化綿。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13329882U JPS5936800U (ja) | 1982-09-01 | 1982-09-01 | 保温強化綿 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13329882U JPS5936800U (ja) | 1982-09-01 | 1982-09-01 | 保温強化綿 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5936800U JPS5936800U (ja) | 1984-03-08 |
| JPH018230Y2 true JPH018230Y2 (ja) | 1989-03-03 |
Family
ID=30300738
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13329882U Granted JPS5936800U (ja) | 1982-09-01 | 1982-09-01 | 保温強化綿 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5936800U (ja) |
-
1982
- 1982-09-01 JP JP13329882U patent/JPS5936800U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5936800U (ja) | 1984-03-08 |
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