JPH018047Y2 - - Google Patents

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JPH018047Y2
JPH018047Y2 JP1981157371U JP15737181U JPH018047Y2 JP H018047 Y2 JPH018047 Y2 JP H018047Y2 JP 1981157371 U JP1981157371 U JP 1981157371U JP 15737181 U JP15737181 U JP 15737181U JP H018047 Y2 JPH018047 Y2 JP H018047Y2
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switch
slide
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JP1981157371U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電源スイツチとダイヤルロツクスイツ
チとを一体構造となした自動車電話の電話機に関
するものである。
自動車電話の電話機(以下、自動車電話機と称
す。)におけるサービスの一つにダイヤルロツク
機能がある。これは自動車電話機の無断使用を防
止することを目的としたもので、該自動車電話機
を着呼可能でかつ発呼不能な状態(以下、ダイヤ
ルロツク状態と称す。)にするものであつた。電
話機を前記ダイヤルロツク状態にセツトする場合
は所定のスイツチ(以下、ダイヤルロツクスイツ
チと称す。)を操作することにより行ない、また、
ダイヤルロツク状態を解除する場合は予め設定し
た4桁程度の暗証番号をダイヤルすることにより
行なうようになしていた。
ところが、従来の自動車電話機では電源スイツ
チと前記ダイヤルロツクスイツチとがそれぞれ
別々に設けられていたため、スイツチの取付け面
積及びボタン操作に要する面積が大きくなり、自
動車電話機の構造上の制約となり、また組立て工
程が増すという欠点があつた。また、ダイヤルロ
ツクスイツチの取付けスペースのない自動車電話
機においては、該電話機筐体をそのまま用いてダ
イヤルロツクスイツチを設けることができないと
いう欠点があつた。
本考案は上記従来の欠点を除去するため、着呼
可能でかつ発呼不能なダイヤルロツク状態にセツ
トするためのダイヤルロツクスイツチを有する自
動車電話機において、電気的に互いに独立しかつ
1つの操作つまみで別個に動作可能なスライドス
イツチ部とプツシユスイツチ部とを一体的に構成
したスライド・プツシユスイツチを設け、上記プ
ツシユスイツチ部を上記ダイヤルロツクスイツチ
となし、上記スライドスイツチ部を電源スイツチ
となしたもので、その目的とするところはスイツ
チの取付け面積を半減させ、操作性が良く、美観
上も優れた自動車電話機を提供することにある。
以下、図面について詳細に説明する。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はスライド・プツシユスイツチの斜視図、第2図
はその接点構造の概略図である。図中、1はスラ
イド・プツシユスイツチ、2は操作つまみ、3は
スイツチ本体であり、操作つまみ2をスイツチ本
体3に対して矢印A方向に沿つて左右に移動させ
ると接点が開閉するオルタネート型のスライドス
イツチ部4と、操作つまみ2を矢印B方向に押圧
している間のみ接点が閉じるモーメンタリー型の
プツシユスイツチ部5とから構成される。スライ
ドスイツチ部4は端子4a,4b及びスライド接
点4cとよりなり、操作つまみ2が右方に位置し
ている時、端子4aと4bとがスライド接点4c
により導通し、左方に位置している時、端子4a
と4bとの導通がなくなる如くなつている。また
プツシユスイツチ部5は端子5a,5bと、該端
子5aと接続した接点5cと、端子5bと接続し
た接点5dと、プツシユ接点5eとよりなり、操
作つまみ2が矢印Bの方向に押圧されている間プ
ツシユ接点5eが接点5c及び5dに接し、端子
5aと5bとの間が導通する如くなつている。上
記スライドスイツチ部4とプツシユスイツチ部5
とは互いに電気的に独立しており、その開閉動作
は無関係に行なわれる。すなわち、操作つまみ2
を押した状態でも押さない状態でも矢印A方向に
沿つて左右に操作つまみ2を動かせばスライドス
イツチ部4がオン・オフし、操作つまみ2が左右
どちら側にあつても矢印B方向に操作つまみ2を
押圧すれば、プツシユスイツチ部5がオン状態と
なる。
第3図はスライド・プツシユスイツチの機構部
の一例を示すもので、図中2aは操作つまみ2の
下面に突設した操作杆、2bは操作杆2aの下端
に設けたストツパー、2cはストツパー2bに係
止し上記操作つまみ2を常時上方へ移動する様付
勢する板状の戻しバネ、2dは戻しバネ2cに設
けた操作杆2aの案内溝、3aはスイツチ本体3
の頂板、3bは同じく底板、3cは上記頂板3a
に穿設したガイド溝、3dは上記底板3bに設け
た操作杆2aの逃げ孔、4dはスライド接点4c
の中央に設けた上記操作杆2aの貫通孔、4eは
端子4aを取付けた基板、4fは端子4bを取付
けた基板、5fはプツシユ接点5eに設けた長
孔、5gは接点5c及び接点5dを取付けた基
板、5hは基板5gに設けた長孔であり、上記操
作杆2aは上記戻しバネ2cの案内溝2d、スラ
イド接点4cの貫通孔4d、プツシユ接点5eの
長孔5f及び基板5gの長孔5hを貫通してい
る。なおスライド接点4cは横方向への移動のみ
が許容されるよう図示しない規制板にて規制され
ている。
従つて操作つまみ2を下方に押し下げた状態で
も押さない状態でも、操作つまみ2を右方に動か
せば操作杆2aによりスライド接点4cが右方に
移動し端子4aと4bとが該スライド接点4cに
より接続され、操作つまみ2を左方に動かせば端
子4aと4bとの接続は切断される。また、操作
つまみ2が左右のどちらにあつても操作つまみ2
を下方へ押し下げれば、その間、プツシユ接点5
eは操作つまみ2の下面によりその位置が下方に
下げられ接点5c及び5dに接し、これを接続す
る。
第4図は自動車電話機の概略構成を示すもの
で、図中6は送話器、7は送話音声増幅器、8は
受話器、9は受話音声増幅器、10はダイヤルス
イツチ、11は制御回路、12はフツクスイツ
チ、13は音量切換えスイツチ、14は電源スイ
ツチ、15はダイヤルロツクスイツチである。こ
こで電源スイツチ14として上記スライド・プツ
シユスイツチ1のスライドスイツチ部4を、ダイ
ヤルロツクスイツチ15としてプツシユスイツチ
部5を使用している。ダイヤルロツクスイツチ1
5の接点の状態は制御回路11にて検出され、制
御回路11はダイヤルロツクスイツチ15が2秒
以上導通となつた時、ダイヤルロツクの要求がな
されたと判断し、移動機本体にダイヤルロツク要
求信号を送出する。電源スイツチ14は移動機本
体の電源用リレー(図示せず)の接点の駆動回路
に挿入されており、電源スイツチ14が閉じてい
る間、該電源用リレーの接点は閉じ、バツテリー
から電源が供給される如くなつている。
上述したような構成によれば、スライド・プツ
シユスイツチ1の操作つまみ2を右方向へ動かす
と、スライドスイツチ部4のスライド接点4cが
右方向へ移動し、端子4aと4bとの間が導通す
る。従つて電源スイツチ14が閉じたことにな
り、電源用リレーが動作し移動機本体及び自動車
電話機にバツテリーから電源が供給される。ま
た、この状態で操作つまみ2を矢印Bの方向に押
下げると、プツシユ接点5eが接点5c及び5d
に接触し、端子5aと5bとの間が導通する。従
つてダイヤルロツクスイツチ15がオン状態にな
つたことになり、操作つまみ2が2秒以上押下げ
られていると、これを制御回路11が検出し、ダ
イヤルロツクの要求がなされていると判断する。
この後、制御回路11は移動機本体側へ着呼は可
能で発呼不能なダイヤルロツク状態とするダイヤ
ルロツク要求信号を送出する。
なお、制御回路11で操作つまみ2が2秒以上
押下げられた時、ダイヤルロツクの要求ありと判
断するようになしたのは、電源スイツチ14をオ
ン・オフする際、すなわち操作つまみ2を左右に
動かす時に操作つまみ2を押し下げたままこれを
行なつたり、または誤つて操作つまみ2を押した
りした場合に誤判断しないためである。電源スイ
ツチ14がオフの状態でも操作つまみ2を押せば
ダイヤルロツクスイツチ15が導通するが、実際
には制御回路11に電源が供給されないからダイ
ヤルロツク要求信号は送出されない。また、ダイ
ヤルロツク状態の解除は前述したように予め設定
した暗証番号をダイヤルスイツチ10からダイヤ
ルすることによつて行なわれる。
第5図はスライド・プツシユスイツチ1を自動
車電話機のハンドセツト16に実装した状態を示
す斜視図である。このようにハンドセツト16の
背面側に取付けると、ハンドセツト収容ケースに
ハンドセツト16を置いた状態において指一本で
スライド・プツシユスイツチ1の操作が可能であ
るという利点を有している。
また、スライド・プツシユスイツチ1はハンド
セツト収容ケースに実装することも可能であり、
取付け場所は問わない。
以上説明したように本考案によれば、着呼可能
でかつ発呼不能なダイヤルロツク状態にセツトす
るためのダイヤルロツクスイツチを有する自動車
電話機において、電気的に互いに独立しかつ1つ
の操作つまみで別個に動作可能なスライドスイツ
チ部とプツシユスイツチ部とを一体的に構成した
スライド・プツシユスイツチを設け、上記プツシ
ユスイツチ部を上記ダイヤルロツクスイツチとな
し、上記スライドスイツチ部を電源スイツチとな
したので、スイツチの取付面積を従来の半分とす
ることができ、実装上の制約を減らすことができ
るとともに、従来2個あるスイツチを1つのスイ
ツチになし得るため美観上も優れ、部品点数及び
組立て作業の工程を減らすことができる利点があ
る。また、電源スイツチにスライドスイツチ部を
用いたため、操作つまみの位置でオン・オフを視
認でき、操作性にも優れている等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はスライド・プツシユスイツチの斜視図、第2図
はスライド・プツシユスイツチの接点構造の概略
図、第3図はスライド・プツシユスイツチの機構
部分の概略図、第4図は自動車電話機の概略構成
図、第5図はスライド・プツシユスイツチを実装
したハンドセツトの斜視図である。 1……スライド・プツシユスイツチ、2……操
作つまみ、4……スライドスイツチ部、5……プ
ツシユスイツチ部、14……電源スイツチ、15
……ダイヤルロツクスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 着呼可能でかつ発呼不能なダイヤルロツク状態
    にセツトするためのダイヤルロツクスイツチを有
    する自動車電話機において、電気的に互いに独立
    しかつ1つの操作つまみで別個に動作可能なスラ
    イドスイツチ部とプツシユスイツチ部とを一体的
    に構成したスライド・プツシユスイツチを設け、
    上記プツシユスイツチ部を上記ダイヤルロツクス
    イツチとなし、上記スライドスイツチ部を電源ス
    イツチとなしたことを特徴とする自動車電話機。
JP1981157371U 1981-10-22 1981-10-22 自動車電話機 Granted JPS5864159U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981157371U JPS5864159U (ja) 1981-10-22 1981-10-22 自動車電話機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981157371U JPS5864159U (ja) 1981-10-22 1981-10-22 自動車電話機

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Publication Number Publication Date
JPS5864159U JPS5864159U (ja) 1983-04-30
JPH018047Y2 true JPH018047Y2 (ja) 1989-03-02

Family

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JP1981157371U Granted JPS5864159U (ja) 1981-10-22 1981-10-22 自動車電話機

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