JPH017969Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH017969Y2
JPH017969Y2 JP1983146396U JP14639683U JPH017969Y2 JP H017969 Y2 JPH017969 Y2 JP H017969Y2 JP 1983146396 U JP1983146396 U JP 1983146396U JP 14639683 U JP14639683 U JP 14639683U JP H017969 Y2 JPH017969 Y2 JP H017969Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulator
lid
locking member
limiting fuse
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983146396U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6055046U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14639683U priority Critical patent/JPS6055046U/ja
Publication of JPS6055046U publication Critical patent/JPS6055046U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH017969Y2 publication Critical patent/JPH017969Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は屋内の借室配電施設等において使用
される高圧カツトアウトに係り、特に50A,
75A,100A等の高圧限流ヒユーズが着脱可能に
取付けられた限流ヒユーズ付高圧カツトアウトに
関するものである。
従来技術 従来、屋内で使用される借室用カツトアウトと
しては、限流ヒユーズの交換に便利なように限流
ヒユーズが蓋体碍子側に着脱自在に取付けられて
いるものが多く使用されている。限流ヒユーズが
30A用の場合にはその重量が軽いため、上部接触
刃にラツチ部を設けるとともに、接触子の部分に
保持金具を補助的に設けることにより投入状態の
保持を保つようになつている。ところが、50A,
75A,100A用の高圧限流ヒユーズにおいてはそ
の重量が重いため、前記30A用の構造をそのまま
適用した場合には高圧限流ヒユーズの重量により
蓋体碍子を投入状態に確実に保持することが難し
いという問題がある。高圧限流ヒユーズ用の借室
カツトアウトとして二極連動式で本体碍子側に高
圧限流ヒユーズを取付ける構造のものもあるが、
この構造の場合には電線接続及び高圧限流ヒユー
ズの取替え時に蓋体碍子を本体碍子より取外して
行なわなければならず作業に手間が掛るという問
題があつた。
目 的 この考案は前記従来の問題点を解消するために
なされたものであつて、その目的は50A,75A,
100A等の重量の重い高圧限流ヒユーズを蓋体碍
子側に取付けた場合にも蓋体碍子を投入状態に確
実に保持することができるとともに、電線接続及
び高圧限流ヒユーズの取替えを簡単に行なうこと
ができる限流ヒユーズ付高圧カツトアウトを提供
することにある。
考案の構成 前記の目的を達成するため、この考案において
は上下両挾入電極を有する箱形の本体碍子の下端
部に対し回動可能に軸着した蓋体碍子の内側に、
限流ヒユーズを着脱可能に取付けた高圧カツトア
ウトにおいて、前記本体碍子の上端には回動可能
に支持された掛止部材と、この掛止部材を上方へ
回動付勢する弾性部材と、前記掛止部材に当接し
て同掛止部材が略水平状態以上上方へ回動するこ
とを規制する規制片とを設ける一方、前記蓋体碍
子の上端に係止部材を回動可能に支持するととも
に、この係止部材には前記掛止部材に係脱可能な
係止部と、蓋体碍子の上部開口部を覆うカバー部
と、開閉操作時に操作棒のフツク部が挿入される
操作孔と、前記蓋体碍子の閉成時に同蓋体碍子の
上端に取着した弾性を有する保持板に係止保持さ
れる係合突部とを設けた。
実施例 以下この考案を具体化した一実施例を図面に従
つて説明する。本体碍子1の上部室2には消弧室
3及び上部挾入電極4が、又下部室5には同じく
消弧室6及び下部挾入電極7がそれぞれ設けられ
ている。前記両挾入電極4,7にはそれぞれ端子
金具8,9が固着されている。又本体碍子1の背
面には借室等のアングル10に本体碍子1を固定
するためのUボルト11が固着されている。
蓋体碍子12はその下端内側にビス13により
固定された蝶番金具14を介して前記本体碍子1
の下端部に設けられた軸15により回動可能に支
持されるとともに、該蝶番金具14が前記本体碍
子1の下端部に設けられたゴム製の緩衝部材16
に当接することによりその開放時の回動が規制さ
れるようになつている。なお前記蓋体碍子12の
下端及び蝶番金具14には後記する表示体26b
を螺着するロツド26aが遊貫される透孔14a
が形成されている。前記蓋体碍子12の下部内側
には導体性の下部支持管17が固着されている。
前記下部支持管17には同下部支持管17の下
端を切欠くとともに内側に折曲形成した接触子1
8aと、下部支持管17とは別体に形成された下
部支持管17に固着された接触子18bとが蓋体
碍子12に装着されたヒユーズFの下部電極19
に対して圧着可能に配設されている。又、下部支
持管17の上端には前記下部挾入電極7に対して
接離可能に対応する下部接触刃20が一体に突設
されている。
蓋体碍子12の上部内側には上部支持管21が
固着されるとともに、その上端には上部支持管2
1と別体に形成された接触子22が蓋体碍子12
に装着されるヒユーズFの上部電極23に対して
圧着可能に配設されている。又上部支持管21の
下端には前記上部挾入電極4に対して接離可能に
対応する上部接触刃24が一体に突設されてい
る。
なお、前記各接触子18a,18b,22と両
支持管17,21との間には接触子18a,18
b,22の圧着作用を補助するための補助板25
が介装されている。
蓋体碍子12の下端には段差部を有し前記蝶番
金具14の透孔14aに連通する透孔12aが形
成され、同透孔12aには先端部に表示体26b
が螺着されるロツド26aが遊貫されている。ロ
ツド26aのフランジ部と透孔12aの上部開口
端周縁との間にはスプリングが介装され、ロツド
26aは蓋体碍子12の内側方向へ付勢されて常
には前記表示板26bが第1図に実線で示す没入
位置に保持されるようになつている。限流ヒユー
ズFの溶断時には限流ヒユーズFに内蔵された溶
断表示棒が突出し、溶断表示棒によりロツド26
aがスプリングのばね力に抗して下方へ移動さ
れ、表示体26bが第1図に鎖線で示すように蓋
体碍子12外へ突出するようになつている。
限流ヒユーズFの上端には支持金具27が突設
されている。前記本体碍子1の上部室2の上端に
は第3図に示すように一対の規制片28aを有す
る規制部材28と、一対の支持部材29がボルト
30により固着され、該支持部材29には掛止部
材31が回動可能に支持されるとともに、ねじり
ばね32により上方へ回動付勢され前記規制部材
28の規制片28aに当接してほぼ水平状態に配
置保持されるようになつている。
前記蓋体碍子12の上端部には一対の支持片3
3と、弾性部材により形成された保持板34がビ
ス35により固定されている。前記一対の支持片
33には支軸36が回動可能に支持されるととも
に、同支軸36には前記蓋体碍子12の上記開口
部を覆うカバー部37aと、前記掛止部材31に
係合する係止部37bとが一体に形成された係止
部材37が回動可能に支持されている。
前記係止部材37の外側膨出部には蓋体碍子1
2の開閉操作時に操作棒のフツク部が挿入される
操作孔38が形成されている。係止部材37の内
側両側には前記両保持板34にそれぞれ係合する
係合突部39が一体に形成されている。なお、蓋
体碍子12の上端中央部には係止部材37の回動
操作時にその基端外側面に当接して係止部材37
の回動範囲をほぼ90度に規制する規制突部40が
突設されている。
次に前記のように構成された装置の作用を説明
する。さて、蓋体碍子12の閉成状態において
は、第1図に示すように上下両挾入電極4,7に
対し上下両接触刃24,20がそれぞれ挾入され
るとともに係止部材37の係止部37bが本体碍
子1に設けられた掛止部材31に係止され、かつ
係合突部39が保持板34に係止保持されている
ので、地震等の振動が加わつた場合にも、蓋体碍
子12に装着された限流ヒユーズFの重量が重い
にもかかわらず蓋体碍子12は確実に閉成状態に
保持される。
限流ヒユーズFの交換を行なう場合には、第5
図に示すように操作棒41のフツク部を係止部材
37の操作孔38に挿入し、係止部材37を第5
図の時計方向へ約90度回動させ、その状態からさ
らに時計方向へ回動させると両接触刃20,24
が本体碍子1の両挾入電極4,7から引抜かれ蓋
体碍子12は軸15を中心として時計方向に回動
し蝶番金具14が本体碍子1下端の緩衝部材16
に当接する位置まで回動される。
次に操作棒41のフツク部を操作孔38から引
抜き、操作棒41の基端側に設けられた着脱部4
2を限流ヒユーズFの支持金具27に嵌合させ蓋
体碍子12から限流ヒユーズを引抜く。次いで操
作棒41の着脱部42から限流ヒユーズFを取外
し新しい限流ヒユーズFを取付ける。
そして第6図に示すように限流ヒユーズFを蓋
体碍子12に挿入する。限流ヒユーズFの下部電
極19及び上部電極23がそれぞれ接触子18
a,18b,22に圧着保持された状態で操作棒
41を一方に回すと着脱部42と限流ヒユーズF
の支持金具27の嵌合突起27aとの嵌合が解除
される。次いで操作棒41を限流ヒユーズFから
取外し再びフツク部を前記操作孔38に挿入し蓋
体碍子12を第6図の反時計方向へ回動させる。
この操作により上部接触刃24が上部挾入電極
4に、下部接触刃20が下部挾入電極7に対して
それぞれ挾入接触され閉路される。この場合蓋体
碍子12がほぼ閉じた状態で係止部材37を若干
上方に回動させその状態で蓋体碍子12を完全に
閉じた後、係止部材37の係止部37bを本体碍
子1の掛止部材31に係止させることにより操作
が完了する。
なお、本体碍子1への電線の接続は蓋体碍子1
2を開けた状態において端子金具8,9のネジを
緩めることにより容易に行うことができる。
なおこの考案は前記実施例に限定されるもので
はなく、この考案の趣旨を逸脱しない範囲におい
て各部の形状、構成等を任意に変更することも可
能である。
考案の効果 以上詳述したようにこの考案によれば、重量の
重い限流ヒユーズを着脱自在に取付けた蓋体碍子
を確実に閉成状態に保持することができしかも限
流ヒユーズの交換及び電線接続の際に蓋体碍子を
本体碍子より取外す必要がないという優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した一実施例を示す
縦断面図、第2図は同じく平面図、第3図は本体
碍子に取付けられる掛止部材及び支持部材を示す
斜視図、第4図は蓋体碍子に対する係止部材の取
付状態を示す斜視図、第5,6,7図は作用を説
明する側面図である。 1……本体碍子、4……上部挾入電極、7……
下部挾入電極、12……蓋体碍子、14……蝶番
金具、20……下部接触刃、24……上部接触
刃、28……規制部材、31……掛止部材、36
……支軸、37……係止部材、37b……係止
部、38……操作孔、41……操作棒、F……限
流ヒユーズ、28a……規制片、32……弾性部
材、37a……カバー部、39……係合突部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上下両挾入電極4,7を有する箱形の本体碍子
    1の下端部に対し回動可能に軸着した蓋体碍子1
    2の内側に、限流ヒユーズFを着脱可能に取付け
    た高圧カツトアウトにおいて、 前記本体碍子1の上端には回動可能に支持され
    た掛止部材31と、この掛止部材31を上方へ回
    動付勢する弾性部材32と、前記掛止部材31に
    当接して同掛止部材31が略水平状態以上上方へ
    回動することを規制する規制片28aとを設ける
    一方、前記蓋体碍子12の上端に係止部材37を
    回動可能に支持するとともに、この係止部材37
    には前記掛止部材31に係脱可能な係止部37b
    と、蓋体碍子12の上部開口部を覆うカバー部3
    7aと、開閉操作時に操作棒41のフツク部が挿
    入される操作孔38と、前記蓋体碍子12の閉成
    時に同蓋体碍子12の上端に取着した弾性を有す
    る保持板34に係止保持される係合突部39とを
    設けたことを特徴とする限流ヒユーズ付高圧カツ
    トアウト。
JP14639683U 1983-09-21 1983-09-21 限流ヒユ−ズ付高圧カツトアウト Granted JPS6055046U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14639683U JPS6055046U (ja) 1983-09-21 1983-09-21 限流ヒユ−ズ付高圧カツトアウト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14639683U JPS6055046U (ja) 1983-09-21 1983-09-21 限流ヒユ−ズ付高圧カツトアウト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6055046U JPS6055046U (ja) 1985-04-17
JPH017969Y2 true JPH017969Y2 (ja) 1989-03-02

Family

ID=30325873

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14639683U Granted JPS6055046U (ja) 1983-09-21 1983-09-21 限流ヒユ−ズ付高圧カツトアウト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6055046U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4912351A (ja) * 1972-03-06 1974-02-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4912351A (ja) * 1972-03-06 1974-02-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6055046U (ja) 1985-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01159974A (ja) 遮断器ターミナルラグ
US5434376A (en) Snap-fit terminal assembly
JPH017969Y2 (ja)
CA2176388C (en) Fuse holder for an electric switch
JP2008262857A (ja) ヒューズ筒作成補助具
US1917862A (en) Fuse mounting block
US2831944A (en) Electric switch
US2011543A (en) Transformer cut-out
JP2563847Y2 (ja) ブレーカ用保護カバー機構
JP7390553B2 (ja) 盤用ボックス及び分電盤
JP7361307B2 (ja) 盤用ボックス及び分電盤
JPH019091Y2 (ja)
CN220290751U (zh) 一种保险丝座
KR102517096B1 (ko) 전원 스위치블록
US2590354A (en) Detachable latched electrical plug and socket connection
JP7474983B2 (ja) 盤用ボックス及び分電盤
US2221608A (en) Switch structure
JPH0688114U (ja) 分電盤
CN220963208U (zh) 一种故障电弧保护断路器
JPH09103009A (ja) 無停電バイパス接続装置
JP2021114884A (ja) 盤用ボックス及び分電盤
JPH03198311A (ja) 計器用変成器
JPS6337706Y2 (ja)
JPS6011496Y2 (ja) 前面接続ソケツト型電力量計
JPS6137161Y2 (ja)