JPH0161196B2 - - Google Patents
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- JPH0161196B2 JPH0161196B2 JP57132299A JP13229982A JPH0161196B2 JP H0161196 B2 JPH0161196 B2 JP H0161196B2 JP 57132299 A JP57132299 A JP 57132299A JP 13229982 A JP13229982 A JP 13229982A JP H0161196 B2 JPH0161196 B2 JP H0161196B2
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- JP
- Japan
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- scanner
- carrier
- guide
- guide rods
- parts
- Prior art date
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Links
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- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 20
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 11
- 239000000969 carrier Substances 0.000 claims description 6
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- 230000003534 oscillatory effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G12—INSTRUMENT DETAILS
- G12B—CONSTRUCTIONAL DETAILS OF INSTRUMENTS, OR COMPARABLE DETAILS OF OTHER APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G12B5/00—Adjusting position or attitude, e.g. level, of instruments or other apparatus, or of parts thereof; Compensating for the effects of tilting or acceleration, e.g. for optical apparatus
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、たとえば光学機器において、スキヤ
ナーを所定の座標方向に沿つて直線案内するため
の装置に関するものである。
ナーを所定の座標方向に沿つて直線案内するため
の装置に関するものである。
対象物を走査するために、当の対象物それ自身
または適当なセンサーを、振動方向に直列配置さ
せている2つの同じ長さのうず巻きばね上に取り
付けられる担持部上で固定することは周知であ
る。その際、うず巻きばねの一端は取付面に固定
され、他端は担持部を貫ぬいて接続される(ヒル
デブランド「精密機械の構成要素」第3版、ベル
リン技術出版人民企業、第266頁以下)。
または適当なセンサーを、振動方向に直列配置さ
せている2つの同じ長さのうず巻きばね上に取り
付けられる担持部上で固定することは周知であ
る。その際、うず巻きばねの一端は取付面に固定
され、他端は担持部を貫ぬいて接続される(ヒル
デブランド「精密機械の構成要素」第3版、ベル
リン技術出版人民企業、第266頁以下)。
ばねがたわむと、担持部の運動がばね取付面に
平行に生じる。しかし、担持部は取付点のまわり
に円弧を描き、その結果担持部の変位が行なわれ
る(ヒルデブランド「精密機械の構成要素」第3
版、第410頁)。
平行に生じる。しかし、担持部は取付点のまわり
に円弧を描き、その結果担持部の変位が行なわれ
る(ヒルデブランド「精密機械の構成要素」第3
版、第410頁)。
上記のようなスキヤナーが、たとえば計測点の
捕捉または目盛線の中間線の捕捉に使用される場
合には、スキヤナーが円形状の運動経路をとるの
で不都合な点な生じない。しかし、このような円
形走査移動では、たとえばテレビジヨンシステム
やカメラシステムのような映像再生装置と接続し
て上記のスキヤナーを使用する場合に不利であ
る。この場合、走査から誘導される電気的信号に
よつて対象に忠実な映像をつくり出すことができ
るためには、映像再生電子線または光線も、スキ
ヤナーの振動部が描く対応する円弧上で案内され
ねばならない。しかし、これには非常に経費がか
かるう、信号判読の点で諸々の難点が必然的に生
ずる。
捕捉または目盛線の中間線の捕捉に使用される場
合には、スキヤナーが円形状の運動経路をとるの
で不都合な点な生じない。しかし、このような円
形走査移動では、たとえばテレビジヨンシステム
やカメラシステムのような映像再生装置と接続し
て上記のスキヤナーを使用する場合に不利であ
る。この場合、走査から誘導される電気的信号に
よつて対象に忠実な映像をつくり出すことができ
るためには、映像再生電子線または光線も、スキ
ヤナーの振動部が描く対応する円弧上で案内され
ねばならない。しかし、これには非常に経費がか
かるう、信号判読の点で諸々の難点が必然的に生
ずる。
上記のスキヤナーのもう1つの不都合な点は、
機能を妨害する振動が伝動することにある。この
振動は、スキヤナーが振動する際に、すべての運
動部分が同時にかつ同方向に加速することによつ
てまたは遅延することによつて、及び振動数に依
存して生じ短時間に変わる運動方向に起因して発
生する。
機能を妨害する振動が伝動することにある。この
振動は、スキヤナーが振動する際に、すべての運
動部分が同時にかつ同方向に加速することによつ
てまたは遅延することによつて、及び振動数に依
存して生じ短時間に変わる運動方向に起因して発
生する。
従つて、本発明の課題は、スキヤナーが所定の
座標方向に沿つて直線的に案内され、動的な力が
装置へ伝動されないような装置をつくることにあ
る。
座標方向に沿つて直線的に案内され、動的な力が
装置へ伝動されないような装置をつくることにあ
る。
この課題を解決するために、互いに反対方向に
作動しかつ共に作用方向に固定して接続される2
つの駆動部をもつ装置が得られる。この2つの駆
動部のうち一方は、ばねに取り付けられるスキヤ
ナー担持部に作用してそれを振動運動させ、もう
一方の駆動部は、同様に振動可能な状態で吊り下
げられる対向物体に作用してそれを振動運動させ
る。その際、対向物体の重量は少なくともスキヤ
ナー担持部の重量とスキヤナーの重量を合わせた
ものにほぼ等しくなるように選ばれる。また、駆
動部によつて生じるスキヤナー担持部と対向物体
の運動が常に対向的であるように駆動部を制御す
る制御部が設けられる。さらに、スキヤナーを横
に変位させるための装置が設けられている。
作動しかつ共に作用方向に固定して接続される2
つの駆動部をもつ装置が得られる。この2つの駆
動部のうち一方は、ばねに取り付けられるスキヤ
ナー担持部に作用してそれを振動運動させ、もう
一方の駆動部は、同様に振動可能な状態で吊り下
げられる対向物体に作用してそれを振動運動させ
る。その際、対向物体の重量は少なくともスキヤ
ナー担持部の重量とスキヤナーの重量を合わせた
ものにほぼ等しくなるように選ばれる。また、駆
動部によつて生じるスキヤナー担持部と対向物体
の運動が常に対向的であるように駆動部を制御す
る制御部が設けられる。さらに、スキヤナーを横
に変位させるための装置が設けられている。
本発明による装置の特に有利な点は、測定シス
テムを制御部と接続することによつて、運動の大
きさが変えられるということにある。その上、こ
れによつて、振動運動の方向転換中も逐次運動を
行なうことができる。
テムを制御部と接続することによつて、運動の大
きさが変えられるということにある。その上、こ
れによつて、振動運動の方向転換中も逐次運動を
行なうことができる。
本発明のよる装置の有利な形成法は、特許請求
の範囲の対象となつている。
の範囲の対象となつている。
次に、本発明による装置の添付の図面を用いて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図には、U字形の担持部1が図示され、そ
の底部部分2には中央を補強した2つの板ばね
3,4が係合している。板ばね3,4は、リンク
四角形の形式に配置され、その先端5,6に2重
Z形のシヤツクル7を担持している。シヤツクル
7の腕8は、その縦のほぼ中央部に補強部9を偏
えている。この補強部は、シヤツクルの先端部分
12aに固定される中央を補強される板ばね13
と共に案内伝動部を形成しかつシヤツクル底部1
0に平行に延びている板ばね11を受容してい
る。板ばね11,13の先端はスキヤナー担持部
16と接続され、スキヤナー担持部の端17,1
8は枢着点を越えて突き出ている。スキヤナー担
持部の端17は、センサー19を担持し、或はセ
ンサーを固定する場合には走査される対象物を担
持し、一方もう1つの端18は、シヤツクル底部
10に取り付けられている第1の駆動部20と形
状拘束的にまた力拘束的に接続されている。
の底部部分2には中央を補強した2つの板ばね
3,4が係合している。板ばね3,4は、リンク
四角形の形式に配置され、その先端5,6に2重
Z形のシヤツクル7を担持している。シヤツクル
7の腕8は、その縦のほぼ中央部に補強部9を偏
えている。この補強部は、シヤツクルの先端部分
12aに固定される中央を補強される板ばね13
と共に案内伝動部を形成しかつシヤツクル底部1
0に平行に延びている板ばね11を受容してい
る。板ばね11,13の先端はスキヤナー担持部
16と接続され、スキヤナー担持部の端17,1
8は枢着点を越えて突き出ている。スキヤナー担
持部の端17は、センサー19を担持し、或はセ
ンサーを固定する場合には走査される対象物を担
持し、一方もう1つの端18は、シヤツクル底部
10に取り付けられている第1の駆動部20と形
状拘束的にまた力拘束的に接続されている。
板ばね11と13の長さ及びその枢着点の相対
位置を適当に選択することにより、スキヤナー担
持部16は、駆動部20の始動時に制御段38に
よつて振動し、2重矢印22で表示される直線上
でセンサー19を案内する。案内伝動部の振幅の
大きさは、調整可能である。さらに、スキヤナー
担持部16には、目盛り23aをもつ目盛り担持
部23及びスキヤナー担持部16に配置される指
針24によつてその輪郭を示されている変位測定
システムが付設されている。
位置を適当に選択することにより、スキヤナー担
持部16は、駆動部20の始動時に制御段38に
よつて振動し、2重矢印22で表示される直線上
でセンサー19を案内する。案内伝動部の振幅の
大きさは、調整可能である。さらに、スキヤナー
担持部16には、目盛り23aをもつ目盛り担持
部23及びスキヤナー担持部16に配置される指
針24によつてその輪郭を示されている変位測定
システムが付設されている。
機能を妨害する振動が生じることを阻止するた
めに、本発明による装置には、力学的な質量平衡
をつくるための部品が装備されている。担持部1
には支持ブリツジ25が取り付けられ、その中央
部分26に第2の駆動部27が配置されている。
ブリツジ25の延長台脚28には、中央を補強し
たばね29,30から形成される平行四辺形案内
部に対向物体31が吊り下げられている。この対
向物体31は、その質量がスキヤナー担持部16
の重量とセンサー19の重量を合わせたものに一
致し、第2の駆動部27と作動結合されている。
第2の駆動部27は、制御装置21によつて始動
される。添付の図面には図示されていないが、制
御装置21,38内に含まれるスイツチ回路は、
駆動部20と27から生じる運動が互いに常に対
向的であるようにそれらを制御する。
めに、本発明による装置には、力学的な質量平衡
をつくるための部品が装備されている。担持部1
には支持ブリツジ25が取り付けられ、その中央
部分26に第2の駆動部27が配置されている。
ブリツジ25の延長台脚28には、中央を補強し
たばね29,30から形成される平行四辺形案内
部に対向物体31が吊り下げられている。この対
向物体31は、その質量がスキヤナー担持部16
の重量とセンサー19の重量を合わせたものに一
致し、第2の駆動部27と作動結合されている。
第2の駆動部27は、制御装置21によつて始動
される。添付の図面には図示されていないが、制
御装置21,38内に含まれるスイツチ回路は、
駆動部20と27から生じる運動が互いに常に対
向的であるようにそれらを制御する。
対向物体31の振幅は、駆動部27上につけら
れる目盛32及び対向物体31に固定される指針
33によつて示されている変位測定システムを介
して調整可能である。
れる目盛32及び対向物体31に固定される指針
33によつて示されている変位測定システムを介
して調整可能である。
スキヤナー担持部16の逐次的な送り運動をそ
の振動運動方向に垂直に可能ならしめるために、
担持部1の自由な脚部34,35には別の駆動ユ
ニツト36,37が取り付けられている。この駆
動ユニツト36,37は、リンク四角形を形成し
ている板ばね3,4によつて担持されるシヤツク
ル7の先端12a,12bに作用し、シヤツクル
7をスキヤナー担持部16の振動に垂直に横運動
させる。
の振動運動方向に垂直に可能ならしめるために、
担持部1の自由な脚部34,35には別の駆動ユ
ニツト36,37が取り付けられている。この駆
動ユニツト36,37は、リンク四角形を形成し
ている板ばね3,4によつて担持されるシヤツク
ル7の先端12a,12bに作用し、シヤツクル
7をスキヤナー担持部16の振動に垂直に横運動
させる。
駆動ユニツト36,37は、制御装置74によ
つて始動される。シヤツクル7の横方向の運動の
大きさは、シヤツクルの先端12bに装備される
計器指針23c及び目盛り担持体23にある別の
目盛り23bによつてその輪郭を示されている変
位測定システムによつて調整可能である。駆動部
36,37の運動は、制御装置74によつて同方
向に制御される。
つて始動される。シヤツクル7の横方向の運動の
大きさは、シヤツクルの先端12bに装備される
計器指針23c及び目盛り担持体23にある別の
目盛り23bによつてその輪郭を示されている変
位測定システムによつて調整可能である。駆動部
36,37の運動は、制御装置74によつて同方
向に制御される。
シヤツクル7を板ばね3,4に吊り下げること
によつて、その横方向の運動は円弧上に行なわれ
る。センサー19の走査線22が横に変位する際
のセンサーの作動範囲を対象場によつて与えられ
る基準位置に合わせるために、本発明による装置
では変位測定システム23a,24が使用され
る。
によつて、その横方向の運動は円弧上に行なわれ
る。センサー19の走査線22が横に変位する際
のセンサーの作動範囲を対象場によつて与えられ
る基準位置に合わせるために、本発明による装置
では変位測定システム23a,24が使用され
る。
さらに、制御装置38と74を機能的に接続す
ることによつて、スキヤナー担持部16がその運
動の一定速度によつて定義される作動範囲を離脱
した場合(振動部の運動転換点)、駆動ユニツト
36,37を作動状態にさせることが可能にな
る。
ることによつて、スキヤナー担持部16がその運
動の一定速度によつて定義される作動範囲を離脱
した場合(振動部の運動転換点)、駆動ユニツト
36,37を作動状態にさせることが可能にな
る。
第2図に図示される本発明による装置が第1図
の装置から区別される点は、より密な構造である
こと、スキヤナー担持部16を直線的に案内して
いる案内伝動部が異なつていることである。
の装置から区別される点は、より密な構造である
こと、スキヤナー担持部16を直線的に案内して
いる案内伝動部が異なつていることである。
より密な構造は、対向物体31用の駆動部27
がU字形の担持部1の底部に挿入されかつセンサ
ー19が案内伝動部の2つの板ばね44と45の
間に置かれていることによつて達成されている。
がU字形の担持部1の底部に挿入されかつセンサ
ー19が案内伝動部の2つの板ばね44と45の
間に置かれていることによつて達成されている。
中央を補強された板ばね3,4に枢着されるシ
ヤツクル7は、第2図の装置では、長い腕39と
短い腕40を有している。この2つの腕には、階
段状の凹部41,42が設けられている。腕39
の先端43には、シヤツクル7の底部10に平行
にかつ腕40の方向に、上記補強板ばね44が装
着されている。同じ平面内には、同じ長さの中央
を補強された上記板ばね45が、短い腕40の先
端46に配置されている。板ばね44と45の自
由端は、可動状態でスキヤナー担持部47と接続
され、スキヤナー担持部と共に周知の平行案内伝
動部を形成している。スキヤナー担持部47は、
センサー19や受容している。
ヤツクル7は、第2図の装置では、長い腕39と
短い腕40を有している。この2つの腕には、階
段状の凹部41,42が設けられている。腕39
の先端43には、シヤツクル7の底部10に平行
にかつ腕40の方向に、上記補強板ばね44が装
着されている。同じ平面内には、同じ長さの中央
を補強された上記板ばね45が、短い腕40の先
端46に配置されている。板ばね44と45の自
由端は、可動状態でスキヤナー担持部47と接続
され、スキヤナー担持部と共に周知の平行案内伝
動部を形成している。スキヤナー担持部47は、
センサー19や受容している。
第1図の説明の際に述べたように、案内伝動部
は駆動部20によつて振動状態に置かれ、かつそ
の振動の幅は変位測定システム23a,24によ
つて調整される。動力学的質量均衡、振動方向に
垂直な送り、駆動部20,27,36,37の横
の送り運動の制御は、第1図の装置と同様に行な
われる。
は駆動部20によつて振動状態に置かれ、かつそ
の振動の幅は変位測定システム23a,24によ
つて調整される。動力学的質量均衡、振動方向に
垂直な送り、駆動部20,27,36,37の横
の送り運動の制御は、第1図の装置と同様に行な
われる。
本発明による装置の特に密な構造を与える案内
伝動部は、第3図に図示される。この案内伝動部
は、平行四辺形状に配置されかつ案内部を形成し
ている中央を補強された長さの等しい4つの板ば
ね48,49,50,51から構成される。案内
部48ないし51は、1つの対角線的並立関係に
おいては、センサー19が備えられるスキヤナー
担持部52と対向物体53を結合し、もう1つの
対角線的並立関係においては、中間担持部54,
55を結合している。これらの中間担持部は、そ
れぞれ、担持部1に取り付けられる中央に補強さ
れた板ばね56,57で案内されている。中間担
持部54,55には、矢印60,61で示されて
いるように、常に対向的に作用する駆動部58,
59が作用し、一方ではスキヤナー担持部52お
よび他方では対向物体53を運動させる。その
際、スキヤナー担持部52と対向物体53の運動
は常に対向的である。
伝動部は、第3図に図示される。この案内伝動部
は、平行四辺形状に配置されかつ案内部を形成し
ている中央を補強された長さの等しい4つの板ば
ね48,49,50,51から構成される。案内
部48ないし51は、1つの対角線的並立関係に
おいては、センサー19が備えられるスキヤナー
担持部52と対向物体53を結合し、もう1つの
対角線的並立関係においては、中間担持部54,
55を結合している。これらの中間担持部は、そ
れぞれ、担持部1に取り付けられる中央に補強さ
れた板ばね56,57で案内されている。中間担
持部54,55には、矢印60,61で示されて
いるように、常に対向的に作用する駆動部58,
59が作用し、一方ではスキヤナー担持部52お
よび他方では対向物体53を運動させる。その
際、スキヤナー担持部52と対向物体53の運動
は常に対向的である。
スキヤナー担持部の直線案内をスリツト付きダ
イアフラムばね62,63を介して行なうことも
可能である。第4図に示される実施例では、縁6
4または65をもつ2つのダイアフラムばねが、
ここでは円筒形のフレーム66に挿着されてい
り。その中央部67,68は、ダイアフラムばね
62,63の両側に突き出ているスキヤナー担持
部69によつて接続されている。スキヤナー担持
部69の先端70は、第4図には図示されていな
いセンサー19を案内するために使用され、一方
もう一つの突き出ている先端71は、駆動部73
の押し棒72と作動的に接続されている。
イアフラムばね62,63を介して行なうことも
可能である。第4図に示される実施例では、縁6
4または65をもつ2つのダイアフラムばねが、
ここでは円筒形のフレーム66に挿着されてい
り。その中央部67,68は、ダイアフラムばね
62,63の両側に突き出ているスキヤナー担持
部69によつて接続されている。スキヤナー担持
部69の先端70は、第4図には図示されていな
いセンサー19を案内するために使用され、一方
もう一つの突き出ている先端71は、駆動部73
の押し棒72と作動的に接続されている。
第1図及び第2図でその輪郭を示され、説明部
分で取りあげられた変位制限部をもつ変位測定シ
ステム23a,24,23b,23c,32,3
3、及び所要の制御部21,38,74に対して
は、周知の実施例が存在する。
分で取りあげられた変位制限部をもつ変位測定シ
ステム23a,24,23b,23c,32,3
3、及び所要の制御部21,38,74に対して
は、周知の実施例が存在する。
上記の例として、第5図に原理的に図示されて
いるように、差動変圧器の原理に従つて制御電子
工学を導入した装置、すなわちアルテン社の
LVDTModell 050 DC−Dを組込んだ変位測定
誘導受信機75を取り上げる。この
LVDTModell 050 DC−Dは図示されていない
が、発振器、復調器、増幅器を有している。また
外部から電子装置を付加的に接続せずに、変位受
信機75を駆動させることができる。一次コイル
76の入力は、ここには図示されていない直流電
圧源から取り出される。二次コイル77,78の
出力は、直流電圧の場合移動鉄心79の各位置に
応じて生じる。移動鉄心79が中央の位置にある
場合には、電圧は0の値をとる。移動鉄心79の
変位が最大である場合には、出力も最大値に達す
る。その際、移動鉄心79の変位と出力電圧は互
いに直線的に比例する。すなわち、変位1/10mm
につき、一定の大きさの電圧変化が生じる。移動
鉄心79の位置に対して一定の関係にあるこの出
力電圧は、第6図に図示されている極限直制御器
80またはトリガ回路81を補助手段として、駆
動部20,27,36,37の制御に利用され
る。駆動部としては、たとえば第6図に図示され
ているように、大体に於て永久磁石82と可能コ
イル83から成るコントロン(Contron)社の可
動コイル式振動部を使用することができる。
いるように、差動変圧器の原理に従つて制御電子
工学を導入した装置、すなわちアルテン社の
LVDTModell 050 DC−Dを組込んだ変位測定
誘導受信機75を取り上げる。この
LVDTModell 050 DC−Dは図示されていない
が、発振器、復調器、増幅器を有している。また
外部から電子装置を付加的に接続せずに、変位受
信機75を駆動させることができる。一次コイル
76の入力は、ここには図示されていない直流電
圧源から取り出される。二次コイル77,78の
出力は、直流電圧の場合移動鉄心79の各位置に
応じて生じる。移動鉄心79が中央の位置にある
場合には、電圧は0の値をとる。移動鉄心79の
変位が最大である場合には、出力も最大値に達す
る。その際、移動鉄心79の変位と出力電圧は互
いに直線的に比例する。すなわち、変位1/10mm
につき、一定の大きさの電圧変化が生じる。移動
鉄心79の位置に対して一定の関係にあるこの出
力電圧は、第6図に図示されている極限直制御器
80またはトリガ回路81を補助手段として、駆
動部20,27,36,37の制御に利用され
る。駆動部としては、たとえば第6図に図示され
ているように、大体に於て永久磁石82と可能コ
イル83から成るコントロン(Contron)社の可
動コイル式振動部を使用することができる。
第1図はスキヤナー担持部を直線的に案内し、
かつ同じ側に係合している案内伝動部をもつ装置
の図、第2図はスキヤナー担持部を直線的に案内
し、かつ異なる側に係合している案内伝動部をも
つ装置の図、第3図は案内伝動部の特殊な実施例
を示す図、第4図はダイアフラムばねを介して直
線的に案内されるスキヤナー担持部の斜視図、第
5図は変位測定受信機を原理的に示した略図、第
6図は変位制限器をもつ変位測定システムの構成
図である。 19……スキヤナー、16,47,52,69
……スキヤナー担持部、31,53……対向物
体、20,27,58,59……駆動部、21,
38……制御装置、11,13,44,45,5
6,57……板ばね、54,55……中間担持
部、62,63……ダイアフラムばね、23a,
24,23b,23c,32,33……変位測定
システム、3,4,7,36,37,74……走
査線の横の変位を可能にする装置。
かつ同じ側に係合している案内伝動部をもつ装置
の図、第2図はスキヤナー担持部を直線的に案内
し、かつ異なる側に係合している案内伝動部をも
つ装置の図、第3図は案内伝動部の特殊な実施例
を示す図、第4図はダイアフラムばねを介して直
線的に案内されるスキヤナー担持部の斜視図、第
5図は変位測定受信機を原理的に示した略図、第
6図は変位制限器をもつ変位測定システムの構成
図である。 19……スキヤナー、16,47,52,69
……スキヤナー担持部、31,53……対向物
体、20,27,58,59……駆動部、21,
38……制御装置、11,13,44,45,5
6,57……板ばね、54,55……中間担持
部、62,63……ダイアフラムばね、23a,
24,23b,23c,32,33……変位測定
システム、3,4,7,36,37,74……走
査線の横の変位を可能にする装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 スキヤナーを所定の座標方向に沿つて直線的
に案内する装置に於て、 (a) 装置が、互いに対向方向に作用しかつ互いに
固定して接続される駆動部20,27;58,
59を有し、この駆動部の1つ20が、弾性的
に装着されるスキヤナー担持部16,47,5
2に作用してこれを振動運動させ、一方別の駆
動部27が、同様に振動可能な状態で吊り下げ
られる対向物体31,53に作用してこれを振
動運動させること、 (b) 対向物体31,53の重量が、少なくとも、
スキヤナー担持部16,47,52の重量とス
キヤナー19の重量を合わせたものにほぼ等し
くなるように選ばれていること、 (c) 駆動部20,27;58,59を、それによ
つて生じるスキヤナー担持部16,47,52
と対向物体31,53の運動が常に互いに対向
的であるように制御する制御部21,38が設
けられていること、そして (d) スキヤナー19の走査線の横の変位を可能に
するための装置3,4,7,36,37,5
6,57,74が設けられていること を特徴とする装置。 2 スキヤナー担持部16,47,52,69を
案内するために、案内伝動部11,13,7,1
6;44,45,7,47;48−55,62,
63が設けられていることを特徴とする、特許請
求の範囲第1項に記載の装置。 3 案内伝動部が、スキヤナー担持部47の対向
側面に係合している同じ長さの2つの案内杆4
4,45を有していることを特徴とする、特許請
求の範囲第2項に記載の装置。 4 案内伝動部が、スキヤナー担持部16の同じ
側で係合している長さの異なる2つの案内杆1
1,13を有していることを特徴とする、特許請
求の範囲第2項に記載の装置。 5 案内伝動部が、平行四辺形状に配置されてい
る同じ長さの4つの案内杆48−51を有し、一
方でこれら案内杆48−51が、対角線的並立関
係に於て、スキヤナー担持部52とスキヤナー1
9または対向物体53を結合し、及び別の対角線
の方向には2つの中間担持部54,55を互いに
結合し、またこれらの中間担持部54,55に、
互いに対向的に作用する駆動部58,59が係合
していることを特徴とする、特許請求の範囲第2
項に記載の装置。 6 案内杆装置を装着するために、別の2つの案
内杆56,57が設けられ、そのそれぞれが一方
では固定点に、他方では中間担持部54,55に
係合していることを特徴とする、特許請求の範囲
第5項に記載の装置。 7 スキヤナー担持部69を案内するために、あ
る間隔で互いに平行に配置されるダイアフラムば
ね62,63が設けられていることを特徴とす
る、特許請求の範囲第1項に記載の装置。 8 スキヤナー19のスキヤナー担持部16,4
7,52,69に変位測定システム23a,24
が付設されていることを特徴とする、特許請求の
範囲第1項ないし第7項のいずれか1つに記載の
装置。 9 走査線の横の変位を可能にするための装置
3,4,7,36,37,74に変位測定システ
ム23b,23cが付設されていることを特徴と
する、特許請求の範囲第1項に記載の装置。 10 対向物体31に作用する駆動部27に変位
測定システム32,33が付設されていることを
特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の装
置。 11 スキヤナー担持部16,47に付設される
変位測定装置23a,24が、制限装置を使用し
て走査線を横に変位させる際のスキヤナー19の
作動範囲を対象場によつて与えられる基準位置に
適合させる制御装置38の構成要素であることを
特徴とする、特許請求の範囲第8項に記載の装
置。 12 制御装置21,38が、スキヤナー担持部
16,47,52,69及び対向物体31,53
の振動運動の直線化のための電気回路を有してい
ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項と第
11項のいずれか1つに記載の装置。 13 スキヤナー担持部16,47,52,69
がその運動の一定速度によつて定義される作動範
囲を離脱するごとに、スキヤナー19の走査線を
に変位させるための装置3,4,7,36,3
7,74を確実に作動させる別の制御部が設けら
れていることを特徴とする、特許請求の範囲第1
項と第8項のいずれか1つに記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19813135180 DE3135180A1 (de) | 1981-09-05 | 1981-09-05 | Einrichtung zum linearen fuehren eines abtasters |
DE3135180.8 | 1981-09-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5843422A JPS5843422A (ja) | 1983-03-14 |
JPH0161196B2 true JPH0161196B2 (ja) | 1989-12-27 |
Family
ID=6140931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57132299A Granted JPS5843422A (ja) | 1981-09-05 | 1982-07-30 | スキヤナ−直線案内装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4476492A (ja) |
JP (1) | JPS5843422A (ja) |
DE (1) | DE3135180A1 (ja) |
FR (1) | FR2512576B1 (ja) |
GB (1) | GB2107549B (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3335480A1 (de) * | 1983-09-30 | 1985-04-18 | Ernst Leitz Wetzlar Gmbh, 6330 Wetzlar | Verfahren und vorrichtung zur durchfuehrung mehrerer einander ergaenzender mikroskopischer untersuchungen |
DE3343340C1 (de) * | 1983-11-30 | 1985-06-13 | Max Planck Gesellschaft | Linearverstellvorrichtung |
US4520570A (en) * | 1983-12-30 | 1985-06-04 | International Business Machines Corporation | Piezoelectric x-y-positioner |
JPS62108185A (ja) * | 1985-11-06 | 1987-05-19 | 大日本スクリ−ン製造株式会社 | 移動テ−ブル装置 |
DE3632403A1 (de) * | 1986-09-24 | 1988-04-07 | Heidelberg Instr Gmbh | Verstelleinrichtung |
US5157484A (en) * | 1989-10-23 | 1992-10-20 | Vision Iii Imaging, Inc. | Single camera autosteroscopic imaging system |
GB2244116B (en) * | 1990-05-16 | 1994-06-01 | Cmb Foodcan Plc | A balanced press machine |
US5444479A (en) * | 1993-09-02 | 1995-08-22 | Vision Iii Imaging, Inc. | Single camera autostereoscopic imaging apparatus |
US5448322A (en) * | 1993-11-05 | 1995-09-05 | Vision Iii Imaging, Inc. | Autostereoscopic imaging apparatus and method using a parallax scanning lens aperture |
US5510831A (en) * | 1994-02-10 | 1996-04-23 | Vision Iii Imaging, Inc. | Autostereoscopic imaging apparatus and method using suit scanning of parallax images |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2911470A (en) * | 1954-04-28 | 1959-11-03 | Servo Corp Of America | Oscillating optical scanner |
US3891299A (en) * | 1972-10-03 | 1975-06-24 | Westinghouse Electric Corp | Bearingless oscillating scanner |
CH562441A5 (ja) * | 1973-01-06 | 1975-05-30 | Tesa Sa | |
JPS5525602B2 (ja) * | 1973-05-10 | 1980-07-07 | ||
JPS5246694B2 (ja) * | 1973-05-12 | 1977-11-26 | ||
GB1442773A (en) * | 1973-07-09 | 1976-07-14 | Optical Research Dev Corp | Optical stabilizer |
US3952217A (en) * | 1973-09-25 | 1976-04-20 | The Perkin-Elmer Corporation | Drive for scanning mirror |
SE424232B (sv) * | 1979-02-14 | 1982-07-05 | Sab Ind Ab | Sett att dempa pendlingar hos ett roterande system |
GB2056063A (en) * | 1979-07-03 | 1981-03-11 | Secr Defence | Stabilized platforms |
DE3070953D1 (en) * | 1979-10-11 | 1985-09-12 | Eaton Optimetrix Inc | Improved shock and vibration isolation system |
-
1981
- 1981-09-05 DE DE19813135180 patent/DE3135180A1/de active Granted
-
1982
- 1982-07-30 JP JP57132299A patent/JPS5843422A/ja active Granted
- 1982-08-05 GB GB08222568A patent/GB2107549B/en not_active Expired
- 1982-08-12 US US06/407,487 patent/US4476492A/en not_active Expired - Fee Related
- 1982-08-31 FR FR8214882A patent/FR2512576B1/fr not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2512576A1 (fr) | 1983-03-11 |
GB2107549B (en) | 1985-02-27 |
DE3135180A1 (de) | 1983-04-14 |
DE3135180C2 (ja) | 1990-02-08 |
JPS5843422A (ja) | 1983-03-14 |
US4476492A (en) | 1984-10-09 |
FR2512576B1 (fr) | 1987-01-30 |
GB2107549A (en) | 1983-04-27 |
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