JPH0160128B2 - - Google Patents

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JPH0160128B2
JPH0160128B2 JP60197885A JP19788585A JPH0160128B2 JP H0160128 B2 JPH0160128 B2 JP H0160128B2 JP 60197885 A JP60197885 A JP 60197885A JP 19788585 A JP19788585 A JP 19788585A JP H0160128 B2 JPH0160128 B2 JP H0160128B2
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JP
Japan
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nose
manufacturing
points
nasal
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JP60197885A
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JPS6188218A (ja
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Angaa Uiruherumu
Suteinhauaa Eritsuku
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AIMETORITSUKUSU SHISUTEMUZU AG
Original Assignee
AIMETORITSUKUSU SHISUTEMUZU AG
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Publication date
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Application filed by AIMETORITSUKUSU SHISUTEMUZU AG filed Critical AIMETORITSUKUSU SHISUTEMUZU AG
Publication of JPS6188218A publication Critical patent/JPS6188218A/ja
Publication of JPH0160128B2 publication Critical patent/JPH0160128B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C5/00Constructions of non-optical parts
    • G02C5/001Constructions of non-optical parts specially adapted for particular purposes, not otherwise provided for or not fully classifiable according to technical characteristics, e.g. therapeutic glasses
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C13/00Assembling; Repairing; Cleaning
    • G02C13/003Measuring during assembly or fitting of spectacles

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、加工の終わつていない2枚のレンズ
と、少なくとも1つのブリツジ、鼻当て、2つの
フランジおよび2つの眼鏡つるを持つフレームと
で眼鏡を製作を製作するための方法に係る。本発
明に係る方法は、矯正機能を持つ眼鏡を製作する
際に特に利点を発揮するが、矯正機能のない眼鏡
例えばサングラスを製作するのにも利用すること
ができる。本発明との関連において使用した用語
“眼鏡”は、通常のプラスチツクフレーム、金属
フレーム、複合フレームおよびリムなしフレーム
の眼鏡の他にも、金属取り付け眼鏡用のいわゆる
取り付け具を持つレンズ眼鏡をも含んでいる。前
記金属取り付け眼鏡では、レンズは表側も裏側も
縁採りワイアで取り囲まれておらず、ブリツジと
箇々のフランジまたは箇々のヒンジ部品との間
は、箇々のレンズを介してのみ機械的に連結され
ている。 (従来の技術) 眼鏡のフレームは、レンズが所定の機能を果た
すことができるように2枚のガラスレンズを眼の
前方位置で保持するためのものである。フレーム
はそれ自体を頭部で支えなければならない。具体
的には鼻に少なくとも1つの鼻当てを載せ、耳の
部分にそして頭骨に眼鏡つるの端部部品を載せる
ことによりフレームは支持される。顔の特徴を大
まかに考慮に入れてみても眼鏡装着者同志で箇々
に異なるため、眼鏡装着者の耳や頭部の他の部分
に眼鏡がうまく載らない。このため一定の表面に
過度に圧力が加わることがよく起こり、加圧箇所
が痛くなつたり不満の原因となることがある。こ
のため、眼鏡が所定の位置から外れて眼の前方の
位置へと非常に簡単にずれてしまつたり、眼鏡装
着者の容猊がだらしなくなつてしまつたり、レン
ズの視力矯正機能が低下してしまい、従つて眼鏡
装着者の判断力も適切に保てなくなることがあ
る。このため、眼鏡を適切に据え置くことが一般
に求められている。こうしたことから一対の眼鏡
を製造する工程では、いわゆる機械的な合わせが
通常行なわれる。この方法により、眼鏡のエレメ
ント、すなわち接触表面に当たるフレームは、
“適切”な設置の行なえる位置にくるように支持
される。 矯正機能を備えた眼鏡は一般に常時着用される
ため、矯正機能を備えた眼鏡の例を参照して以下
に周知の方法をさらに詳しく説明する。 周知の方法において用いられる手順は、先ず眼
鏡装着者にサンプル眼鏡が示される。このサンプ
ル眼鏡には矯正機能を持つレンズが取り付けられ
ておらず、こうしたサンプル眼鏡が試着される。
これらサンプルから、眼鏡装着者は特定のモデル
の眼鏡を選択する。この過程を通じて眼鏡装着者
は、例えばフレームの形式(プラスチツクフレー
ム、金属フレームまたはリムなしレンズ用フレー
ム等)、フレームの形状、フレームの材料、フレ
ームの色およびレンズの形状とサイズを選択す
る。この過程を通じてレンズの位置が、さらにこ
の過程を通じて眼の前方の垂直および水平方向の
レンズの位置が大まかに決定される。鼻柱の幅を
測定することにより、眼鏡装着者の顔面上にあつ
て、選択されたモデルのフレームの鼻当てと接触
する接触表面が決定される。このため、測定定規
を顔に当てて測定が行なわれる。この測定によ
り、製作しようとする眼鏡のブリツジの幅を確め
ることができる。鼻当てブリツジの間の隔たりを
ブリツジにより、接続しているフレームでは、接
触表面の測定結果(鼻当てブリツジの幅を測定す
ることにより)を考慮に入れて鼻当て部品が決定
される。また測定定規を眼鏡つるに当てることに
より、定規に沿つて鼻当てブリツジの基部から突
き出た部分と耳との間の大まかな隔たりが眼鏡装
着者の頭部上で測定され、どの程度の長さの眼鏡
つるにする必要があるかを決定する。最後にカリ
パスを用いて、一方の眼鏡つるから他方の眼鏡つ
るの間の距離並びに一方の耳の基部から他方の耳
の基部の間の距離が測定される。その後、フレー
ムを用いて眼鏡の製作に取りかかる。前記フレー
ムはこうして測定したブリツジ幅、従つて必要と
する間隔の鼻当てを備えており、また所定の眼鏡
つるの長さを備えている。その結果、眼鏡つる
は、当該眼鏡つるの最小の間隔がこの眼鏡つるか
ら眼鏡つるへの距離に等しく、しかも耳の基部付
近に位置するようになる眼鏡つる上の前記箇所
が、耳の基部の間で測定された距離に等しい間隔
を備えているように整合される。このフレームの
幾つかの箇所は、眼鏡装着者の箇々のニーズに既
に合わせられているが、良好に嵌まるようにする
のに機械的な合わせの程度では不充分である。 フレームを製作する周知の方法の別な過程で
は、眼鏡装着者にフレームを試用して当該フレー
ムを合わせている。製作されたフレームは、先に
述べたような方法で眼鏡装着者に合わせられ、一
方では取付者が検査を行なつて修正し、また他方
では眼鏡装着者から所見を聞いて修正している。
この修正は眼鏡つる、眼鏡つる部品、ヒンジ、場
合によつてはブリツジ支持体を曲げることにより
行なうことができる。熱可塑性フレーム材料の場
合には熱を加えてプラスチツクを変形させ、金属
フレームの場合には材料を除去、とりわけ材料を
やすりで削り取ることにより行なわれている。こ
の合わせの適否は取付者の塾練度および眼鏡装着
者の協力に負うところが大きい。眼鏡装着者の個
人的な感じ方が、結局のところフレームをさらに
修正する必要があるかどうかの唯一の情報源であ
る。例えば、眼鏡装着者が主張するような耳の片
方または両方に加わる圧力は、該当箇所の眼鏡つ
る端部部品を変形することによりなくすることが
できるが、この変形によつて2つの耳または鼻当
てのうちの反対側の位置で眼鏡つる端部部品が不
適当な形状となつてしまい、眼鏡を合わせるのに
失敗する危険性が大きくなることが明らかであ
る。 前述した機械的な合わせの仕上がり具合は、必
ずしも最も優れた心地よい着装とはならないが、
フレームは機械的に合わせられるものとされてい
る。矯正作用のない眼鏡の場合、眼鏡レンズを光
学的に合わす必要がないため、完全に適合させる
必要はない。眼鏡レンズは、箇々の機械的な合わ
せを行なう以前にまたは合わせの後に、フレーム
と一緒にした状態で合わせることができる。機械
的な合わせを行なつた後に、フレームが眼鏡装着
者の眼に対し眼鏡レンズを保持する位置は、レン
ズの視準位置である。以下に、視準位置は、眼に
置かれた少なくとも2つの基準点に対する2つの
眼鏡レンズの位置として特定されている。この位
置で、フレームは眼鏡装着者にレンズを保持する
ように意図されている。眼鏡の製作以前に、例え
ば視準位置を処方値にそつて特定することができ
る。しかし、眼鏡の製作の時期までには、この視
準位置を決定することができない。ここで指摘し
た周知の方法では、箇々のレンズの視準位置は最
初から特定されておらず、機械的な合わせによつ
て視準位置が決定されている。機械的な合わせの
間に2つのレンズに自動的に設定される視準位置
が、当該レンズの視準位置とみなされて形成され
ている。 眼鏡レンズの矯正機能は、空間内において装着
した眼に対するレンズ位置に依存している。処方
値、すなわち屈折率の測定に基づき眼鏡レンズに
処方された屈折機能は、眼に対して設定されたレ
ンズの位置、例えば12mmの頂点距離を想定して取
り決められている。処方値に基づくこの特定位置
は、眼鏡の視準位置とは異なつている。眼鏡を光
学的に合わせる必要があるなら、この処方値は調
整または補正する必要がある。こうした光学的な
合わせを行なえるようにするために、周知の方法
では一連の測定が行なわれる。こうした測定に
は、眼の間の隔たりの測定、頂点距離の測定、レ
ンズ面から前方への傾斜または曲がりの測定が含
まれる。また状況に応じて、レンズの横方向の傾
斜の測定および遠近両用セグメントの高さの測定
が行なわれる。こうした測定に基づいて、処方値
に加えられる補正量または調整量を決定すること
ができる。また必要とあらば、眼鏡レンズをずら
すこともできる。眼の間の隔たりを除いてすべて
が予め機械合わせされたフレームに決められてし
まつている前記測定値は、機械的な合わせに際し
取り入れられるわけではなく、またフレームの活
用度を損うものではない。このようにして製作さ
れたレンズは機械合わせされたフレームに合体さ
れる。従つて、でき上つた眼鏡は光学的に適合し
ており、しかも従来技術の状況の下で機械的に適
合している。 しかしながら、この周知の方法により製作され
た眼鏡にはしばしばクレームが付けられ、確実に
装着されていない事が判明してきている。これ
は、明らかに不充分な機械的な合わせが原因と考
えられている。 眼鏡の機械的な合わせを簡単に行なえるように
するための、鼻の輪郭郭型板(FR−PS 22 67
736)が周知となつている。この輪郭型板によれ
ば、眼鏡装着者の鼻の二次元の輪郭に沿つてこの
輪郭を機械的にコピーすることができる。型採り
をされた輪郭を用いて、サンプル眼鏡を簡単に選
択することができる。ブリツジの部分が明らかに
一致しないサンプル眼鏡は、眼鏡装着者に最初か
ら試着する必要がなく、また仮組み立てを(終え
た)箇々の眼鏡を大まかに検査しておける。これ
により、取付者の仕事を単純化できる。しかしこ
の型板では、フレームを非常に精度よく造作した
りまたフレームを機械的に良好に取り付けること
ができない。 また、機械的な取り付け状態を改善して鼻にブ
リツジから加わる圧力を決定する方法は周知であ
る(グリター・フイツシユバツハ氏、フインツア
ルストラツセ38(Gunther Fischbach.
Pfinztalstrasse38)著の著者発行による“眼鏡取
り付けにおける安定性”(Statics in Fitting
Spectacles)、小論文第2号。“新しい取り付け技
術による改良された取り付けの快適さを伴う視力
に及ぼす影響“(Aids to Vislon with
Improved Wearing Comfort through a
New Fitting Technigue))。この方法を採るた
め、鼻のウエツジ角度すなわちフレームの面内で
2つの鼻側によつて形成される角度が測定され、
ブリツジと鼻が接触する表面のサイズが確かめら
れるかまたは見積られ、眼鏡をかけることによつ
て加わる眼鏡の重量を計算するかまたは測定す
る。こうして確かめられた圧力を許容できるかま
たは理想的な圧力値に比べて、眼鏡を心地よく装
着できるかどうかを判断することができる。この
ようにして、眼鏡の取付者が眼鏡装着者にアドバ
イスできる機会が増え、また圧力が非常に大きく
なるある種のフレーム型式のものを考慮の対象か
ら外すことができるようになる。しかし、こうし
た計算による圧力値の決定では、前述したような
実際の機械的な合わせ調整を行なうのに、また眼
鏡つる、眼鏡つる端部部品および鼻当てを適切に
配置しようとしても良好な結果が得られない。 また立体写真測定法を用いて眼鏡装着者の顔面
の立体写真を採る方法、またこれら写真から眼鏡
フレームを製作する主要なデータを入手する方法
も周知である(人間の生体求積法の応用、SPIE
Vol.166(NATO)(1978)、235〜243頁)。この方
法による鼻の平均的な輪郭と平均的な間隔から、
例えば眼の平均的な間隔、側面からみて耳の根元
から鼻の基部に至る平均的な間隔、耳の根元の平
均的な間隔が測定される。こうして得られた測定
結果は、より簡単に眼鏡を製作するのに役立ち、
箇々の測定結果が平均的な測定値に一致する眼鏡
装着者にフレームを提供することができる。しか
し個人的に且つ機械的にフイツトさせるには、前
述したのと同じ方法でフレーム毎に行なう必要が
ある。 (問題点を解決するための手段) 本発明の役割は、こうした慣用されている方法
を改善して機械的によくフイツトする眼鏡を製作
できるようにすることにある。 こうした課題は、本発明により達成される。眼
鏡の箇々の鼻当て毎に、眼鏡装着者の鼻の接触表
面またはこの接触表面付近にある少なくとも1つ
の鼻の地点の位置を、基準点に対して空間内で測
定し、この鼻の地点の測定結果から、空間内にお
いて各鼻当ての安置表面の位置が決定され、各鼻
当てをこの安置表面の箇々の位置に合わせて眼鏡
を構成している。 本発明に係る方法では、眼鏡の箇々の鼻当て毎
に、眼鏡装着者の顔面を含む三次元空間内で鼻の
地点が測定される。2つの鼻当てを備えた眼鏡の
場合、当該鼻当てが占める空間内の位置は、鼻上
の2つの位置または地点で三次元の方向に測定さ
れる。これら2つの鼻の地点は、鼻のそれぞれの
接触表面に載るかまたはその付近に位置する。眼
鏡を所定位置に置いた場合、鼻の箇々の接触表面
は鼻当てそれぞれの安置表面に接触した状態にな
る。例えばこれら2つの鼻の地点は、眼鏡を装着
した場合に安置表面を所定の接触表面に当てられ
るよう、空間内に配置する必要のある箇々のブリ
ツジの安置表面の基準となつている。空間内での
鼻の地点の測定は、当該鼻の地点の位置を同一の
基準点に対し測定することにより行なわれてい
る。眼鏡の昭レンズは、前記基準点に基づいて視
準位置を占めている。しかしこの鼻の地点の測定
と同時に、測定された鼻の地点と視準位置にある
眼鏡レンズとの間の空間座標関係が把握できる。
従つて、箇々の鼻の地点に対し空間内で割り当て
られた鼻当ての安置表面の位置を、眼鏡レンズに
対して決定することができる。こうした空間内に
おける関係で、箇々の安置表面とレンズが眼鏡に
設けられ、眼鏡の中間構成要素が形造られてい
る。ここでは、少なくとも1つの鼻当て並びにレ
ンズは、互いに空間内にあつて正確な位置関係の
下で光学的且つ機械的に配置される。レンズを顔
面上でしかも眼の前方の視準位置に配置する場
合、安置表面を所定の接触表面に接触させるため
に、眼鏡装着者の各自の鼻の地点の位置に見合う
ような箇所に安置表面が配置されている。このよ
うにすれば、眼鏡の中間構成要素を極力機械的に
一致させることになる。安置表面が鼻の所定の接
触表面に接触した状態にあれば、フレームは眼鏡
レンズを視準位置に保つている。本発明により製
作された眼鏡では、眼鏡レンズが視準位置を正確
に占め、また箇々の鼻当ての安置表面が正確に位
置しているため、すなわち正確な機械的な一致が
互いに関連し合つている。矯正機能を持つ眼鏡の
場合、眼鏡レンズは視準位置に光学的に合わせら
れ、視準位置は処方値に基づいた位置に合わせら
れる。本発明により製作された眼鏡は光学的に合
わせられており、また機械的に完壁に合わせられ
ている。 鼻の地点を測定して予定されている鼻当ての安
置表面の位置を決定する作業は、安置表面が所定
の接触表面に当たり(間に隙間が生じない)そし
て接触表面の部分の皮膚の特徴によつて決まる押
圧の限度を越えないで接触表面を押圧するように
して行なわれる。こうした2つの特定の状況が観
察されれば、安置表面は接触表面と接触した状態
にあつて、取り付けられた鼻当てが支持機能を完
全に果たすことができ、皮膚の接触表面が過度に
ゆがんだりすることがない。荷重の加わつていな
い接触表面、すなわち鼻の地点の測定時における
荷重の加わつていない状態の接触表面と、安置表
面とは、圧力が加わらない状態で互いに接触す
る。従つて、接触表面にある鼻の地点は、位置が
決定された後には、同時に空間内における安置表
面ともなる。 接触表面毎に測定される鼻の地点の数を多く
し、また接触表面の形状に合わせるようにすれ
ば、測定される鼻の地点が接触表面になくともそ
の付近にあれば、箇々の鼻当ての安置表面の位置
を適切に決定することができる。箇々の鼻当ての
安置表面を精密に位置決めして眼鏡を製作するの
に、他に幾つかの方法がある。その中でも慣用さ
れている先に述べた方法では、鼻当てがフレーム
およびブリツジの一体の部品に形成されている場
合、やすり加工を加えたり、熱を加えて形を作り
直したりしている。例えば金属でできたピンの形
状をした鼻支持体、あるいは様々な安置表面の位
置に合わせて予め作られている非常に多数の構成
部品からなる鼻支持体の場合には折り曲げること
によつて形を作り直されている。そして、前記構
成部品のうちの選択されたものは、フレームの他
の部分に取り付けられる。別の方法によつて得ら
れる鼻当ては、フレームの他の部分に対し空間内
を移動できるように取り付けられ、空間内の所望
の位置、結果的にレンズに対する所定の位置に安
置表面を位置決めし且つこの安置表面を所望の位
置に固定することができる。安置表面を正確に位
置決めして眼鏡を製作する先に述べた方法は、限
定的な方法でないことが明らかである。 空間内での三次元の鼻の地点の測定は、人間の
測定特に顔面の測定に適した立体写真測定法を用
いて行なうことができる。光学的な立体撮影法
は、例えば米国特許第4286852号、米国特許第
4199253号および米国特許第4238147号により周知
である。 本発明の先の説明にも指摘してある通り、本発
明の方法には取付者がフレームのフイツト具合を
見定めて機械的な合わせを行なつたり、フイツト
具合を主観的に判断して、その情報を眼鏡装着者
に伝える必要がない。こうした慣用的な方法にお
ける機械的な合わせを行なうための主観的な判断
は、少なくとも鼻当ての機械的な合わせに関し
て、客観的な測定法によつて置き換えられている
本発明の方法によりなくすことができる。従つ
て、眼鏡装着者または取付者が個人的に判断ミス
を犯して適切な合わせを行なえない危険性は、本
発明によればほとんどなくすことができる。本発
明によれば、一定した信頼性の高い機械的な合わ
せ調整が行なえる。このようにして主観的な機械
的合わせ調整は異なり、本発明の方法によれば客
観的な機械的な合わせ調整を行なうことができ
る。しかしながら本発明の方法のこうした特色
が、必要に応じ、客観的な機械的な合わせに加え
て鼻当てのフイツト具合を取付者がチエツクし
て、必要な調整を行なうことも排除してしまうも
のではない。 さらに本発明の前述の説明にも指摘されている
通り、フレームの機械的な合わせを行なうのに、
眼鏡装着者に直接嵌める必要がない。眼鏡装着者
に取り付けようとする箇々に組み立てられたフレ
ームと、周知の方法の機械的な合わせ調整の基礎
とされる。眼鏡装着者それぞれの顔の特徴とを比
較する工程が、(眼鏡の中間構成要素を合わせる
ための)本発明に係る方法では、鼻の地点を三次
元で測定することにより置き換えられ、明らかに
出来上がつたフレームを想定して行なうものでは
ない。本発明の方法により、眼鏡を製作する一連
の可能性が新たに開かれている。例えば、従来の
機械的な合わせ調整に慣れていない未経験な取付
者でも鼻の地点の測定を行なうことができ、また
機械的な合わせを行なうのにフレームを用いる必
要がない。また、各人の顔の特徴に合わせてフレ
ームの製作を始める以前に、中間構成要素を機械
的に合わせ調整させるための基礎資料として鼻の
地点のの測定が行なわれる。こうした方法を行な
う場合、“最初にフレームを作り、次いで製作し
たフレームの機械的な合わせ調整を行なう“慣用
的な手順は、“最初に機械的に合わせ調整を行な
うのに必要なデータを入手し、次いで(既に機械
的な合わせの行なわれている)フレームを製作す
る”本発明の手順では順序を逆にされている。 本発明に係る方法では、各鼻当ての安置表面の
位置が、視準位置にあつて眼鏡を構成する眼鏡レ
ンズに空間における基準を置いた関係で決定され
るため、本発明に係る方法では箇々のレンズの視
準位置を簡単に処方することができる。慣用的に
行なわれている方法では、レンズを視準位置に機
械的に合わせしかもこのレンズを視準位置に止め
ておくように、フレームを成形加工するために非
常に費用がかかる。前記視準位置は予め処方され
ているが、眼鏡装着者の顔とフレームの整合に係
る情報に基づいたものではなく、機械的な合わせ
に際して予め決められている。このため、冒頭で
説明した従来の方法では、機械的な合わせ調整が
行なわれた後にレンズの存在する位置が視準位置
として特定される。こうしたことによつて起き得
る光学的な欠点、例えば特定の視準位置を持つ眼
鏡を構成するのに非常に塾練度の高い技術者を必
要とするといつた欠点は、本発明を用いることに
より避けられる。また本発明に係る方法によれ
ば、一度の作業工程で機械的にも且つ光学的にも
合わせ調整した処方眼鏡を製作することができ
る。レンズを仕上げフレームに取り付ける以前
に、眼鏡装着者の協力を得て機械的な合わせ調整
を行なうための作業室を必要としない。(一度の
作業工程で眼鏡を製作することは周知であり、し
ばしば行なわれる方法であるが、この方法では光
学的な一致は得られない。従つて、従来の方法で
は眼鏡はフイツトせず、結果的に機械的にも光学
的にも適切にフイツトしなくなる。) 接触表面毎に1つの鼻の地点の位置を測定する
ことにより、この測定結果を用いて箇々の鼻当て
の安置表面の位置を適切且つ正確に決定すること
ができる。とりわけこうした例では、安置表面が
接触表面の境界内で自由に当たるよう、鼻当ては
フレームの他の部分で支持されている。この例に
は、例えば、ブリツジをボール・ソケツトジヨイ
ント連結部によつて、ブリツジ支持体に取り付け
るものがある。このボール・ソケツトジヨイント
連結部は、鼻当ての安置表面に近接して配置され
ている。この場合、安置表面の最も近い地点にボ
ール・ソケツトジヨイント連結部を設けて、眼鏡
を取り付けた場合に鼻の測定地点の場所に連結部
が位置するようにできる。 しかしながらの好ましい実施例では、鼻の地点
を幾つかの場所に設けて各接触表面毎に側定を行
い、この測定結果から鼻当ての相対する安置表面
の位置並びに空間内での向きを決定し、こうして
眼鏡を構成することができる。この実施例は、ブ
リツジとフレームと他の部分との間の連結部が完
成した眼鏡にあつて相対運動できない場合に、特
に有益である。 眼に割り当てられた基準点として、眼の中心を
用いることが望ましい、眼の中心を基準点として
用いることは、これら眼鏡では眼の中心の位置が
光学的に一致するようにしておかなければならな
いため、矯正機能を備えた眼鏡には特に必要とさ
れる。しかし、眼のコーナにある2つの内側地点
または2つの外側地点も基準点として使える。眼
のコーナの内側地点の位置を測定することは、眼
の中心よりもさらに詳しいデータを顔の幾何学上
の位置から求められるため、特に有益である。眼
の中心の位置と、眼のコーナの内側および外側の
位置の両方の位置を測定できるため、対の地点の
うちの1つを三次元的に測定できれば、空間内に
おける各地点のすべての位置を測定しなくてもよ
いことは明らかである。 本発明の有利な好ましい実施例では、測定され
る地点位置の2つの座標が眼鏡装着者の顔にほぼ
平行して位置する基準面内に特定されており、基
準面から外れた地点の第3の座標からの距離を測
定して鼻の測定地点の位置測定が行なわれる。2
つの座標の位置と第3の座標での測定位置とを合
わせて鼻の地点の位置が特定され、空間内におけ
る位置が測定される。測定結果は、空間内におい
て3つすべての座標により特定された位置からな
つているが、1つの座標における値は基準面から
の距離である。 本明細書で説明した本発明に係る方法により、
眼、眼鏡レンズおよび鼻に載る鼻当ての関係が調
和の取れた一対の眼鏡が作られる。この関係は眼
鏡の眼鏡つるによつて固定される必要がある。こ
のため、眼鏡つるの各々は、耳および/または耳
に近接した頭骨上で眼鏡を掛け止めし且つ保持す
る役割を備えている。眼鏡つるの端部と耳およ
び/または頭骨の間に生じる接触を考慮に入れ
て、この区域においても機械的に合わせ調整する
必要がある。本発明に係る方法に関連して、眼鏡
つるの機械的な合わせ調整を従来方法によつて加
えることもできるが、眼鏡つるの従来の取り付け
方法では、効果が眼鏡つるだけに及びしかも眼鏡
の中間構成要素に修正を加えられない特殊な状況
が起きる。中間構成要素は既に機械的に合わせ調
整されており、眼鏡つるだけを修正すれば済むた
め、眼鏡全体を機械的に合わせ調整するのに失敗
することが少なくなり、非常に良好に機械的に合
わせ調整することができる。 しかし本発明の有利な好ましい実施例では、眼
鏡つるを形造るために必要とする特定の地点の少
なくとも1つの位置測定が、耳の部分においても
行なわれる。この地点は基準点に対して間隔をあ
けられ、既に鼻の地点の測定用の基準点として機
能している。この測定の後で、眼鏡レンズに対
し、結果的にフレームの他の部分に対しどの程度
間隔をあけて箇々の眼鏡つるを配置するか、また
当該眼鏡つるをどのような形にするかが決定され
る。 このため本発明の好ましい実施例では、各耳毎
に眼鏡装着者の頭骨と耳翼との間の移行部にある
耳の基部の上側地点が、最小の2つの数の基準点
に対し空間内の位置を測定され、耳の基部の地点
の測定結果から箇々の眼鏡つる毎に空間内におけ
る眼鏡つる移行地点の位置が決定され、この眼鏡
つる移行地点の正確な位置により眼鏡が形造られ
るようになつている。眼鏡つる移行地点は、眼鏡
つる上の地点として設けられている。この地点上
にある、耳の前方に位置した眼鏡つる部分から眼
鏡つる端部部品が始まつており、しかも前記眼鏡
つるの地点は耳の基部の上側地点の上方に配置さ
れている。眼鏡つる移行地点は、例えば耳の基点
から垂直方向上向きに2mmの僅かの間隔をあけた
位置に設定することもできる。耳の基部の上側地
点に対する別の相対位置を、眼鏡つる移行地点と
して決めることもできる。眼鏡つる移行地点は、
眼鏡の中間構成要素に対し空間内で特定の位置を
占めている。この位置が眼鏡の製作時に用いられ
る。眼鏡つる端部部品は、眼鏡つる移行地点の位
置を決定する基準とされる以外に、耳の基部の地
点に対し眼鏡つる移行地点が実際に所定位置に配
置されているかどうかを確かめる役割もそれ自体
で備えている。具体的に言うと、(眼鏡つる端部
部品の合わせを行なうために)所定位置にある耳
の基点から垂直方向上側2mmの眼鏡つる上に眼鏡
つる移行地点を示すインデツクスマークを設け、
そして眼鏡つる端部部品の機械的な合わせを行な
い、インデツクスマークをこの箇所に合わせて残
すようにして行なうことができる。この合わせ調
整法により、取付者は眼鏡つるの開口角度並びに
傾斜角度について何ら影響を及ぼすことがなく、
しかもヒンジと眼鏡つる移行地点との間において
も無関係である。眼鏡装着者と取付者が主観的に
眼鏡の機械的な合わせ調整を行なう部分が、眼鏡
つる端部部品の合わせ調整にのみ制限され、機械
的な合わせのほとんどが客観的な測定値により行
なわれている。このため非常に信頼性の高い合わ
せ調整が行なえる。 本発明の他の好ましい実施例において、眼鏡装
着者の頭部の側部に頭骨および/または耳の第2
の接触表面を設け、この接触表面を眼鏡つる端部
部品に接触させるようにもできる。この実施例で
は、耳の基部の地点の測定に加えて、またはこの
測定の代わりに、頭骨および/または耳の2つの
第2の接触表面上もしくはその付近に位置する少
ななくとも1つの耳の地点位置を最小の2つの基
準点に基づき、空間内において測定することがで
きる。この測定結果から各眼鏡つる端部部品の安
置表面の位置が決定され、この眼鏡つる端部部品
の安置表面の正確な位置を用いて眼鏡つる端部部
品の適当なものを選択するか、あるいは各眼鏡つ
る端部部品を調整して眼鏡を製作している。こう
した方法により、手で行なうあらゆる種類の機械
的な合わせ調整を省略でき、すべての機械的な合
わせ調整に客観性が加わる。眼鏡装着者に接触す
るすべてのセグメントは、装着者の鼻と耳並びに
頭骨に割り当てられた地点を測定することによ
り、空間内における位置と向きとを決定されそし
て成形されている。多くの使用例並びに眼鏡つる
端部部品の多くの形状において、各耳部に耳の地
点1つだけの位置を測定すればほとんどの場合充
分である。特にこうした事が言える例では、ある
程度独自に耳と頭骨の安置表面の整合を行なえる
構造を眼鏡つる端部部品が備えている場合があ
る。ただし、箇々の第2の接触表面結果的にこの
第2の接触表面に整合する眼鏡つる端部部品の安
置表面でまたは当該表面付近で、各耳に近接して
幾つかの耳の地点の位置を測定することもでき
る。眼鏡つる端部部品は、例えば各種の様々な形
状の眼鏡つる端部部品から特定の形状を持つ眼鏡
つる端部部品を選択したり、当該眼鏡つる端部部
品を曲げ加工したり、やすり削りしたり、あるい
は熱を加えて塑性加工したりして、適切な造形が
行なわれる。 前述したことに関連して、本発明の方法を詳し
く説明する。こうした方法により、空間内におい
て眼鏡装着者を測定して、眼鏡の表面が眼鏡装着
者の顔面並びに耳および/または頭骨と接触する
ような眼鏡構造が得られる。従つて、これら特定
の表面は必要に応じて眼鏡装着者に個人的に合わ
せ調整される。装着者に接触する表面を設けるこ
とに加えて、そうした接触を拒むことで、眼鏡装
着者に接触するように意図されていないエレメン
トを眼鏡は備えている。主にそした接触を拒むこ
とができるのは、レンズの上側、下側および内側
の境界部またはこれら箇所に配置された縁採りワ
イアがある。 本発明の好ましい実施例では、衝突の危険性の
ある地点の位置、すなわち接触を避ける必要のあ
る地点の位置を、空間内で測定することが行なわ
れる。また眼鏡は、当該眼鏡の問題とされている
エレメントがこうした地点で適当な間隔を備えて
いるように構成されている。 好ましくは、各眼毎に眉の部分で少なくとも1
つの眉の地点、眼の下側のほおの部分で少なくと
も1つのほおの地点、および鼻の箇々の側部のそ
れぞれの区域に設けられている少なくとも3つの
鼻側の地点は、最少の数の2つの基準点に対し空
間内で位置を測定されるようになつている。また
各レンズ毎に眼鏡は視準位置に置かれ、ほおの地
点、眉の地点および鼻の側部に最も近い位置にあ
るレンズとフレームの表面は、鼻の側部、眉の地
点およびほおの地点それぞれとの間に最小限の間
隔を保つている。そうした構成を採る場合、ほお
の地点との間の最小限の間隔は、眉の地点との間
の最小限の間隔とは異なり、また鼻の側部との間
の最小限の間隔からも異なつていることが理解さ
れる。 本発明の前述した実施例において、手順を詳し
く説明すると、計算または幾何学的に求められた
眼の正面の初期視準位置に眼鏡レンズが配置され
る。前記眼鏡レンズは、所定の形状、所定のサイ
ズ、所定の幅からなるブリツジを持ち、また処方
値に則つた光屈折効果を備えている。この視準位
置は、光学的および美的な観点から選択される位
置として取り扱われる。眼鏡レンズは、12mmの頂
点間隔、特定の前方への傾斜並びに側方への傾斜
を備えている。コンピユータ計算(幾何学解析)
により、眉およびほおの測定された位置から並び
に測定された鼻側から(縁採りワイアがある場合
にはこれも含む)2枚のレンズまでの最小の間隔
が決定される。こうして決定された最小の間隔よ
り実際の間隔が小さければ、それぞれのレンズは
コンピユータ計算(幾何学解析)によつて眼から
必要な距離にわたり第2の視準位置まで動かされ
る。このようにして、必要とする最小の間隔が得
られる。例えば概略図面に従つて先ず頂点距離を
ある程度拡大してみて、これでも不充分であれ
ば、前方への傾斜または側方への傾斜を変えてみ
ることができる。このようにして、必要な最小限
の間隔を保たれたレンズの視準位置が得られ、こ
うして衝突を防げる。この最終的な視準位置を用
いて、フレームの構成要素を鼻の支軸区域並びに
耳の基部等に対して配置し、方向決めしそして合
わせ調整する。衝突をなくした本発明のこの好ま
しい実施例の説明において、レンズの視準位置は
眼鏡装着者の顔面上の地点の位置測定と、この測
定結果から割り出されるものである。この事は、
測定によつて視準位置を確かめ、また当初に想定
されていた位置から最終的に決定される位置まで
変更されることを示している。 本発明の好ましい実施例では、鼻の地点の測
定、耳の基部の地点の測定、耳の地点の測定眼の
内側および外側コーナの地点の測定、衝突地点の
測定すなわち眉、ほおおよびできるだけ鼻の側部
を含む地点の測定等のすべての測定は、同時にし
かも抵触し合わないで行なわれる。前述した立体
写真測定法を用いて、こうした測定を行なうのが
基本的なやり方である。この方法では、極く僅か
の時間、眼鏡つるの耳の部分を含む眼鏡装着者の
顔面を立体写真撮影するだけで、眼鏡装着者の機
械的な合わせ調整を行なうのに必要な作業を済ま
すことができる。このため、眼鏡装着者には非常
に快適であつて極く僅かの時間を必要とするに過
ぎない。 本発明の別の好ましい実施例は、従属する特許
請求の範囲に特定されている。 本発明の好ましい実施例を、図面を参照して詳
細に説明する。 (実施例) 第1図には、右眼2と左眼4が認められる。両
方の眼2と4の各々は、瞳6と8を備えている。
右眼の上には右の眉10が位置し、左眼の上には
左の眉12が位置している。第1図では、2つの
眉の部分は1本の線でのみ示されている。2つの
眼2と4の間に鼻が位置している。この鼻の鼻柱
14、左の鼻側16および右の鼻側18が第1図
に概略的に示されている。鼻柱14は、当該鼻柱
の上端の位置が眉間20につながつている。鼻柱
14と眉間20とは、第1図では曲線でのみ示さ
れているが、これら両者は三次元の構造をしてい
ることが理解される。 眼鏡装着者の頭骨の側部(図示せず)には、左
耳22と右耳24とが認められる。2つの耳の各
各は耳翼26を備えている。この耳翼は頭骨との
間に溝またはくぼみ28を形成しており、このく
ぼみの箇所で、耳翼26は頭骨につながつている
(第7図と第8図を参照)。この溝の上端には、正
面から見てそれぞれ耳の上側基点P1とP2が認
められる。これら上側基点は、耳翼26と頭骨と
の間の移行部の最も深い地点を表わしている。 本発明に係る方法では、、幾つかの地点の位置
が測定される。この測定のために、眼鏡装着者に
は三次元座標系が当てはめられる。第1図に図示
された例では、X,YおよびZの座標系を持つデ
カルト座標系が使われている。この座標系のX
軸、Y軸およびZ軸が第1図に図示されている。
ここで採り上げた例の座標系原点は、2つの瞳6
および8の間の中間にある眉間20の表面に設定
されている。X軸は、2つの瞳6および8の正面
を水平に且つこれら瞳からほぼ同じ間隔をあけて
延びている。Z軸はX軸に直交しており、X軸お
よびZ軸は共に水平である。X軸とY軸は、顔面
にほぼ平行して位置するX,Y平面を形成してお
り、このX,Y平面は以下に基準面として説明さ
れている。 前述した空間座標系において、任意の地点の位
置は先に指摘した3つの座標X,YおよびZによ
り特定することができる。2つまたはそれ以上の
地点でも位置を空間座標系で特定できるため、空
間内におけるこれら地点のお互いの相対位置は完
全に把握される。本明細書中で述べたデカルト座
標系は空間座標系の単なる一例であり、空間内に
おける各地点の位置を決めるのに他の座標系を用
いることもできる。また1つの座標系から別の座
標系に変換することもできる。 第1図に一部が示された装着者のために製作し
ようとする眼鏡は、レンズすなわち右のレンズ3
0と左のレンズ32だけが示されている。眼鏡を
製作する本発明に係る方法例によれば、レンズの
形状並びにサイズ、2つのレンズ30と32の間
で最も狭まつた間隔に相当するブリツジの幅は、
できるだけ取付者が一緒になつて眼鏡装着者が選
択している。2つのレンズ30と32には、処方
値すなわち指定された光屈折効果が備わつてい
る。これらレンズは、矯正機能を備えた眼鏡を製
作するためのものであるからである。2つのレン
ズ毎に、2つの眼2および4の基準点に対し具体
的に視準位置が決められる。前記眼の基準点は、
先に指摘した好ましい実施例では瞳6および8で
ある。決められた視準位置のレンズは、例えば12
mmの頂点間隔、6度の前方への傾斜、3度の側方
への傾斜(鼻から最も離れている縁が鼻に最も近
い縁より後方に配置されている、すなわち座標系
にて鼻から最も離れている前記縁がより小さいZ
の値を持つような形式のレンズの傾斜)、および
2mmの垂直方向のずれを持つている。これによ
り、レンズの光軸OMは、零視準方向NB(第1図
参照)の垂直方向下側2mmの位置に配置されてい
る。前述したように、視準位置を決定することに
より、眼の前面にあるレンズ構造に必要な通常の
光学的且つ美的な条件が満たされる。しかも、事
前のこの視準位置の仕様により、レンズは眼鏡装
着者の顔の前面に確実に配置することができ、眼
鏡のどの部分も顔の表面を押圧することがなくな
る。前述したようにレンズの特性を選択し且つ事
前に視準位置を特定することは、眼鏡装着者に繰
り返して実施された測定結果を考慮に入れて行な
われることが明らかである。先に述べた視準位置
より、レンズの処方値を調整してこの処方値を修
正された視準位置に光学的に合わせる必要がある
かどうかについて、またどの程度調整する必要が
あるかどうかが決定される。従つて、レンズは修
正された視準位置に光学的に合わせられる。これ
らレンズは、後続の物理的な型採り時に補正値に
合わせて製作される。 前述した手法と使用に従つて、2つの眼の中心
6および8の基準点に対して、レンズ30と32
の配置される空間内の位置が決定される。この方
法は、2つのレンズから例えば光学中心OMの他
点を選択するのに利用するだけではなく、2つの
レンズの他のすべての地点を選択するのにも利用
する。2つの眼の中心6および8の位置を把握で
きている同一の座標系内では、2つのレンズ30
および32のすべての地点も把握できる。 第1図には図示されていない、製作しようとす
る眼鏡のフレームは眼の前方の視準位置に2つの
レンズを保持する役割を備えている。このため、
フレームは2つの鼻柱16と18に載る2つの鼻
当て34と36(第11図参照、第1図には図示
されていない)により支持されている。従つて、
鼻当て安置表面38を備えた2つの鼻当て34と
36は、各々が鼻側16と18の表面の一部で形
成されている表面40および42と接触する。2
つの接触表面40と42は、第1図において影線
で示されている。 眼鏡を支持するために設けられた2つの接触表
面の大まかな中心で、鼻の地点P3とP4の位置
が空間内すなわち設定された座標系内で測定され
る。2つの鼻の地点が鼻側16と18の表面にあ
る接触表面40と42に設けられているため、例
えば一対の眼鏡の鼻当てを載せておくことなく、
鼻がリラツクスしていて形が変化してない状態の
まま鼻の地点を測定することができる。基準点と
しての役割を持つ2つの眼の中心6と8の位置が
空間内で把握されているため、鼻の地点の測定に
より、眼の中心6と8に対する鼻の地点の正確な
相対位置がわかる。また眼の中心6と8の基準点
に対するこれら鼻の地点の相対位置が空間内で既
に決定されているため、空間内における2つのレ
ンズ30と32に対する鼻の地点の正確な相対位
置もわかる。従つて鼻の地点の測定結果から、眼
鏡レンズ30と32に対する鼻の地点の位置の空
間内における正確な配置が掴めることになる。こ
の相対位置の測定は、眼鏡の造形を行なうための
基礎となつている。 具体的に言えば、例えば2つの鼻当て安置表面
38の各々は(鼻当て34と36がレンズ30と
32に連結される場合)、その中心に表面地点を
備えている。この表面地点は、それぞれに測定し
た鼻の地点P3とP4に同一な空間内でレンズ3
0と32に対する相対位置を備えている。こうし
たことから、2つのレンズ30と32に対し空間
内で配置する必要のある2つの鼻当て34と36
の位置が決定されている。このようにして眼鏡は
成形されている。従つて成形された眼鏡は、鼻当
て安置表面が接触表面40と42の位置する空間
内の地点に正確に配置され、設置されたレンズ3
0と32が視準位置を占めている。こうしたこと
から、眼鏡を鼻の区域に完全に機械的に合わせ調
整させると共に、完全に光学的に一致させるため
に充分な注意が払われている。接触表面40と4
2を変形させることなく所定の接触表面に鼻当て
安置表面を載せる場合、同時に充分に注意を払つ
てレンズ30と32を視準位置に配置する。 箇々の鼻当て安置表面の位置の測定は、たいて
いの事例では片側に1つずつの鼻の地点P3とP
4を測定する程度で充分である。とりわけこうし
た事例では、箇々の鼻当てをクレームの他の部分
でピボツトヒンジの状態に支持してある。従つ
て、鼻当てはピボツト接合部において一定の範囲
内で揺動することができる。従つて、鼻当ては空
間内で箇々の接触表表面40と42の向きにそれ
自体を合わせることができる。ピボツト接合部
は、眼鏡を装着する場合に特定されている鼻の地
点に一致させて鼻当て安置表面の表面地点にでき
るだけ接近して配置される。 しかし、箇々の鼻当て安置表面のために2つの
地点またはそれ以上の地点を測定することもでき
る。第2図と第3図はこの例を示している。第3
図の例では、鼻の側の2つの接触表面40と42
の各々で、2つの鼻の地点P3とP5およびP4
とP6の位置が測定される。そしてこれに対応す
る鼻当て安置表面のそれぞれ2つの地点の位置も
これら接触表面に合わせて眼鏡上で決定され且つ
設定される。表面毎に2つの鼻部の地点を測定す
るこうしたやり方により、空間内における適切な
鼻当て安置表面の位置を確かめ且つ眼鏡を製作す
るためのこれら鼻当て安置表面の位置を設定する
ことができるだけでなく、鼻当て安置表面の空間
内での向きを確実に合わせることもできる。第2
図は、いわゆるサドルブリツジの接触表面44の
例を示している。このサドルブリツジは、鼻柱2
0の基部またはその付近の部分でほぼ鼻柱14上
に載る。こうしたサドルブリツジでは、例えば空
間内で3つの鼻のの地点P7,P8およびP9が
測定され、円弧状をしたサドルブリツジの空間内
における位置、曲がりおよび方向を決定するのに
用いられる。鼻の地点の位置の他の例が第6図に
示されている。接触表面40に対し、鼻当て安置
表面の位置と2つの向きを決定するために、3つ
の鼻の地点P8,P12およびP13が使われ
る。これら鼻の地点は、顔面の境界にある鼻側1
6上の三角形のコーナに配置されている。図示の
実施例では、鼻の地点は設定されている接触表面
40の外側に位置することもできる。同じことが
反対側にある鼻側18の鼻の地点P9,P14お
よびP15についても当てはまる、第6図には、
第2図と同じ鼻の地点P8とP9が図示されてい
る。これら鼻の地点P8とP9は、当該鼻の地点
P8とP9の上側で鼻柱上に配置された鼻の地点
P10とP11と共に、サドルブリツジ用の鼻当
て安置表面の位置と方向を確めるために測定され
る空間内の地点である。 前述した例は、幾つかの鼻の地点として用いる
ことのできる箇所を示している。こうした箇所の
空間内の位置を測定して、眼鏡のブリツジ安置表
面を決定する。これら可能性のある鼻の地点すべ
てが先の説明に明らかにされているわけではな
い。 光学的且つ機械的に適切に設けられたエレメン
トすなわちレンズ30と32を持つ一対の眼鏡の
中間構成要素と当該中間構成要素の鼻当て34お
よび36とが、いかに構成されて機械的に完全に
合わせ調整されるか、すなわち機械的に補正され
て合わされるか、また矯正機能を備えた眼鏡の場
合には光学的に合わせられるかについて、今まで
のところで説明してきた。眼鏡装着者の鼻で中間
構成要素を支持しただでけでは、使用時に加わる
荷重に対し眼鏡を所定位置に確実に止めておくの
には不充分である。眼鏡を装着者の顔面と頭部の
所定位置に適切に保持し固定しておくために、第
1図に図示されていない眼鏡つるを眼鏡は備えて
いる。この眼鏡つるは、眼鏡を耳22と24の部
分で支え且つ眼鏡を固定している。 箇々の眼鏡装着者に眼鏡つるを機械的に合わせ
るために、すなわち眼鏡つるの形を整えて整合さ
せるために、第1図に示されていない眼鏡つる端
部部品を備えている。これら端部部品は、前述し
た従来技術の方式で構成された中間構成要素に加
わることのあるような過度の押圧力を及ぼすこと
なく、所定の接触表面に接触するようになる。好
ましくは、こうした機械的な合わせは以下に説明
するようにして行なわれる。 明細書中で説明した本発明に係る好ましい実施
例では、耳の基部地点P1とP2とは基準点とし
て眼の中心に対し、また視準位置を占めるレンズ
30と32に対し、そして鼻の地点例えばP3と
P4の鼻の地点に対し空間内の位置を測定され
る。この測定により、例えば耳の基部地点P1の
x1,y1およびz1の座標値が得られる(第1
図参照)。また、考慮する他の地点の位置もx,
yおよびzの座標によつて特定される。しかし見
易くするために、第1図にすべての地点を描いて
はいない。他の例として、x3,y3およびz3
の座標位置を持つ鼻の地点P3だけが引用されて
いる。 このようにして耳の基部地点P1とP2が空間
内で特定され、第1図には図示されていない眼鏡
つるが耳の基部地点P1とP2に対して位置する
箇所が特定される。例えば、具体的に言うと、い
わゆる眼鏡つる移行地点BUはそれぞれの耳の基
部地点P1とP2から垂直方向上向きに3mmの所
に位置するようになつている。左の眼鏡つる46
と右の眼鏡つる48の地点BU(第4図と第5図
を参照)は、眼鏡つるの移行地点を示している。
この移行地点で耳より前に配置された、眼鏡つる
のほぼ直線線的なシヤフトまたはこの眼鏡つる5
0のセグメントは眼鏡つる端部部品52へと変化
している。この眼鏡つる端部部品は、眼鏡を所定
位置に装着すると、図示された右耳の上方で且つ
この耳の後方に設置される。このようにして、空
間内での眼鏡つるの地点すなわち眼鏡つるの移行
地点の1つの位置がそれぞれの眼鏡つる毎に耳の
上側基点P1とP2を用いて決定される。こうし
て、でき上つた眼鏡の眼鏡つる端部部品がフレー
ムの他の構成要素とレンズに対し所定の位置を占
めるように、眼鏡は構成される。眼鏡つるを所定
の位置に設置する場合、当該眼鏡つるが僅かに外
へ向けて曲げられ、所望の押圧力が加わつて、眼
鏡つる移行地点の区域内で頭骨に横方向に載るよ
う配慮することもできる。2つの眼鏡つる移行地
点BUを備えた眼鏡の形状に基づく、開口角度
α、傾斜角度β並びにヒンジ54とそれぞれの眼
鏡つる移行地点との間の眼鏡つるの長さ(第4図
と第5図を参照)は、それぞれの眼鏡つるの移行
地点BUだけでは決まらず、ヒンジ54とこれに
関連したフランジ56の空間内の位置も関与して
いる。他方、指定されたレンズの視準位置により
そしてフランジをレンズに整合させることにより
特定され、また測定される。 眼鏡が所定位置にあれば、2つの眼鏡つる46
と48の移行地点は2つの耳の上側基点に対する
前述の相対位置を占めるようになつている。この
相対位置は、耳の上側基点の測定位置によつて決
定された眼鏡つる移行地点の位置に配置されてい
る。従来技術でこれを行なうには、耳および/ま
たは頭骨上の適当な2つの地点で、眼鏡つる端部
部品52の形状を箇合に機械的に合わせる操作を
行なわなければならない。しかしそうした機械的
な調整を行なう際、中間の構成要素にさらに修正
を施すべきでなく、こうした眼鏡部分には既にレ
ンズ手段に対し機械的な合わせが行なわれてい
る。2つの眼鏡つる端部部品が耳の基点に対して
特定された相対位置に配置されている限り、眼鏡
の中間構成要素は鼻の上に正確に機械的に合わせ
調整して載り、また2枚のレンズは視準位置を占
めるようになる。 測定される耳の基点P1およびP2とこれを基
準に合わせられる眼鏡つる移行地点BUとの間で
行なわれる相対的な整合は、先に説明したものと
は別の方法で行なうこともできる。例えば、箇々
の眼鏡つる移行地点を前方または後方、すなわち
Z軸の方向に基準の耳の上側基点に対して移動さ
せたり、あるいはこれに加えて外向きに、すなわ
ちX軸の方向に移動させることもできる。 本明細書で説明されているこの方法の好ましい
実施例では、眼鏡つる端部部品52はもはや従来
の主観的方式による機械的な合わせによつて製作
されない。客観的な方式すなわち測定結果に基づ
いて機械的に製作される。 眼鏡つる端部部品52の各々は、当該端部部品
の安置表面が第2の接触表面に接触する。この第
2の接触表面は、耳22と24および/または耳
の部分には示されていない頭骨にある表面区域に
よつて形成されている。この接触表面を第2の接
触表面と呼び、鼻にある箇々の接触表面から区別
している。これら鼻の接触表面は、以下の文章中
では第1の接触表面と呼ばれる。眼鏡を成形する
時期に、眼鏡つる端部部品に所定の形状を与えま
た第2の接触表面に合わせて整合させるために、
少なくとも1つの耳の地点P16(第7図参照)
の空間内の位置が、第2の接触表面でまたはこの
接触表面付近で、基準点としての役割を持つ眼の
中心6および8に対し測定される。眼鏡つる端部
部品52の安置表面58に設置され且つ耳の地点
P16に整合された地点BEを、耳の地点の位置
から確かめる。眼鏡つる端部部品52は、空間内
でこの地点BEの特定位置を用いて造形され、結
果的にフレームの他の部分およびレンズ30と3
2に見合うように造形される。耳の地点P16と
眼鏡つる端部部品52の安置表面58にある地点
BEとは、例えば、眼鏡を装着した場合に第2の
接触表面が押圧されたり変形することなく、第2
の接触表面と安置表面とが互いに触れるように整
合させることができる。第2の接触表面と安置表
面とがこれら2つの地点で一定の圧力の下に接触
し、またこの接触のために不可欠な力が弾力的で
しなやかな眼鏡つる端部部品の弾性変形によつて
得られるようにされている。 眼鏡つる端部部品がある程度の弾力性を備え、
三次元の方向に第2の接触表面に合わせ調整する
ことができるなら、第2の接触表面の位置でまた
はその付近で耳の地点の位置を測定することはさ
らに好ましいことであると言える。第2の接触表
面をより正確に測定するために、さらに幾つかの
耳の地点をこの第2の接触表面上でまたはその付
近で測定し、安置表面58を設定する上での基礎
にすることができる。 眼鏡つる移行地点BUと地点BEの両方の位置
を安置表面58に予め定めておくことが望ましい
が、1つまたは1つ以上の地点BEだけを確認し
て安置表面58を決定することもできる。眼鏡つ
る移行地点の部分で頭骨および/または耳と眼鏡
つるとが接触しなければ、眼鏡つる移行地点を決
定することができない。眼鏡つる移行地点を充分
に上向き且つ外向きに移動させて、耳または頭骨
との不一致が生じないように注意が払われる。 本発明に係る方法の好ましい実施例では、すべ
ての鼻の地点の測定と基準点の測定とは、、正面
から顔を観測する光学手段により行なわれる。こ
のため、すべての測定は同時に行なう必要があ
る。この測定に際し、第2の接触表面は直接見る
ことができず影に隠れているため、以下の好まし
い実施例に記載されている方法により耳の地点は
測定される。 棒状の測定器60は、出来上がつた眼鏡(第7
図参照)の眼鏡つる端部部品の安置表面58にほ
ぼ似た形状になつている。そうした測定器60
は、前述のように成形された端部部品を第2の接
触表面に設置して、第2の接触表面に圧力を加え
ることなく事実上接触した状態に立て掛けてい
る。従つて、顔を正面から見た場合(第6図も参
照)、この測定器の上側端部は耳および頭骨から
持ち上がりそして眼で見ることができるようにな
る。これら2つの測定器60は、鼻の位置の測定
の間、これらの位置に保持される。2つの測定器
60の各々は、それぞれ2つのインデツクスマー
クM1とM2並びにM3とM4を備えている。こ
れらインデツクスマークの空間内における位置は
2つの基準点に対して測定される。従つてそれぞ
れの測定器上の2つのマークの整合状態を把握
し、測定器の幾何学形状を知ることにより、箇々
の測定器の空間内における正確な位置を知ること
ができる。測定器は、例えば耳の地点P16の位
置に配置され、測定器の位置を測定することによ
り耳の地点P16の空間内における位置が測定さ
れる。この耳の地点の測定により、前述のように
して各耳毎に地点BEが箇々の安置表面に決定さ
れる。 測定器は特に当該測定器の形状を利用して第2
の接触表面上の幾つかの地点に設置される場合、
2つの接触表面の各々にあるまたはその付近にあ
る幾つかの耳の地点の位置は、この測定器の位置
を測定することにより測定される。この測定器を
測定することにより、安置表面58に用いる幾つ
かの地点BEを決定することができ、当該安置表
面58を空間内でさらに正確に決定することがで
きる。空間内で傾斜した位置に安置表面を整合さ
せるため、垂線に対する測定器60の傾斜角度σ
(第8図参照)と、垂線に対する測定器の後方へ
の傾斜角度σ(第7図参照)とを用いて、空間内
における安置表面58の向きと直接利用される方
向とを決定することができる。 測定器60は先に述べたように構成されている
が、すなわち下側端部が安置表面58に一致する
ように構成されているが、そうした形状は不可欠
なものではない。また測定器は、第2の接触表面
またはこの表面付近に載る部分が真つ直ぐになつ
ているようなものでも使用することができる。前
記測定器の真つ直ぐな部分は、この第2の接触表
面付近とにただ一箇所だけの地点で接触する。 第6図は、顔の正面図の例を示している。この
正面図を用いて、図から各地点の位置が測定され
る。第6図の顔は、立体図法で得られる等高線に
よつて表現されている。従つて、第6図の図面に
直交した方向の深さを、この第6図の図面に沿つ
た等高線を用いて実際に観察することができる。
これら等高線は、“0”で示した鼻の頂上からミ
リメートル間隔で設けられている。この等高線図
は多数の測定地点位置を示している。ただし、眼
鏡を製作する本発明の方法では、それらのうちの
一部だけが用いられる。第6図に図示されしかも
実際に用いられる地点は、他の図でも同一の参照
符号が付けられている。各地点の位置を示すため
に、デカルト座標を用いた例が示されている。例
えば、X軸は第6図において2つの眼の中心6お
よび8の像を通り、このX軸が2つの眼の中心6
および8の間の中心で鼻の基部20(第1図参
照)と正確に接触するようになる。2つの眼の中
心6および8の中心にあるこの軸線上の地点は、
座標系の原点0に位置している。Y軸はX軸に直
交して、また第6図の図面に平行に、さらに第6
図に示されていないZ軸が、XY平面に直交して
延びている。XY平面は基準平面を形成してい
る。2つの眼の中心6および8は基準点として使
われ、2つの基準点の間の2分の1の間隔の位置
も基準点として働き、お互いから2分の1の間隔
が測定しようとする他の地点を特定する単位長さ
として用いられる。顔および眼の位置、眼の内側
コーナ地点P19とP20、眼の外側コーナ地点
P17とP18および瞼の地点P21とP22の
すべてが予め定められている。前記瞼の地点P2
1とP22とは、下側瞼の上側縁に配置され、す
なわちY軸の方向にしかもそれぞれの眼の中心か
ら下側に位置している。これら瞼の地点は、遠近
両用レンズを装着する場合に、箇々のレンズ毎に
遠近両用レンズを位置決めする基準となる位置の
測定点として機能している。例えば、瞼の地点を
前述のような方法で用い、また眼のコーナ地点を
例えばデイスクのサイズを決定するのに使つてみ
たり、または眼の間の2分の1の距離の間隔以外
に他の単位長さを設定するのに用いる場合、瞼の
地点P21とP22並びに眼のコーナ地点P17
とP20は、基準面の位置すなわちX軸とY軸の
位置を測定することができる。 前述の耳の基点P1とP2は、眼鏡装着者にそ
れぞれ固有の位置に予め設定されている。マーク
M1とM4についても同じことが言える。これら
マークと前述の耳の基点P1およびP2の両方の
位置は3つの座標すべてにより測定される。 測定される鼻の地点の位置は、眼鏡装着者が勝
手に決めるものではない。鼻柱に設定される鼻の
地点P10は、原点0に設置されることが望まし
い。別の鼻の地点P11が、鼻柱上にあつてしか
も基準面内でY軸に沿いしかも単位長さの2分の
1で原点の下側に位置している。このため、鼻の
地点P11の位置測定のうちZ座標の測定に関し
ては必要がない。X座標およびY座標に鼻の地点
P12とP13が設置され、鼻の地点P8が単位
長さの分数として同じ方法により予め定められて
いる。先に指摘した3つの鼻の地点P8,P1
2,P13は、接触表面40が設けられる表面を
形成している。鼻の地点P9,P14およびP1
5が、鼻の地点P8,P12およびP13に対称
的に基準面内に設置されている。またこれら鼻の
地点P9,P14およびP15は、空間内におけ
る接触表面42の位置を特定するために測定され
る鼻の地点として用いられる。眼鏡がサドルブリ
ツジを備えているような場合、鼻の地点P8,P
9,P10およびP11は接触表面を決定する手
段として用いられる。 前述した地点およびマークの他にも、言わゆる
衝突地点の空間内における位置が測定される。こ
の衝突地点の位置測定は、縁採りワイアに取り付
けたレンズおよびこの縁採りワイアが眼鏡装着者
の顔に極く接近して位置するのを防止するために
行なわれる。これら衝突地点の間には、各眼毎に
ほおの地点P27とP28に加えて2つの眉の地
点P23とP24並びにP25とP26がある。
2つの眉の地点P23とP25は、各々が目のく
ぼみから額への移行部にあつて、眼の中心部の垂
直方向上側にある基準点に配置されている。従つ
て、X座標は予め決まつており、またYおよびZ
座標を測定すればよい。前記眉の地点のX座標の
内側に別に配置されている箇々の眉の地点P24
とP26は、単位長さの分数として予め決められ
ており、他の2つの座標を測定すればよい。2つ
のほおの地点P27とP28の各々は、X座標と
Y座標が予め定められており、例えば眼の中心と
Z座標との間の2分の1の間隔が測定される。ほ
おの地点と眉の地点とは、視準位置に設けられた
レンズが衝突地点からd1とd2の間隔を備えて
いるか否かをコンピユータ計算または図解により
チエツクするのに使われる。前記間隔は、予め決
められた最小の間隔より大きい間隔である(第9
図参照)。 同じく、鼻の地点P8,P12およびP13も
鼻側のコースを箇々のレンズの内側縁に対して明
らかにしているため、これら地点は衝突地点の機
能も同時に果たすことができる。従つて、コンピ
ユータ計算によるかまたは図解手段を通じて、レ
ンズの内側縁または縁採りワイアがこれら鼻側の
地点から所定の最小の距離を保つているかどうか
をチエツクすることができる。第6図には2枚の
レンズ30と32が概略的に描かれている。例え
ば、レンズの大きさとブリツジの幅とを選択する
のに、測定された地点を覆うようにもできること
が明らかである。例えば、美的な理由から予めブ
リツジの幅を眼の内側コーナ地点P19のX座標
の大きさに等しくすることが決められている。 第10図と第11図は、本発明による好ましい
実施例に従つて製作された眼鏡の例を示してい
る。第10図は、組み立てられた状態にない眼鏡
のエレメントを示しており、第11図は完全に組
み立てられた状態の眼鏡を示している。前述の説
明では、これら眼鏡のエレメントには同一の参照
番号が用いられている。こうした眼鏡に関して既
に説明されてきた事柄は以下に繰り返して説明は
しない。以下に述べる眼鏡の好ましい実施例のエ
レメントは、最初は独立した構成部品の形態で用
意され、適当な加工と寸法合わせを行なつた後に
互いに取り付けられている。従つて、構成部品は
すべての事実上の用途に合わせて組み立てられる
モジユールの名称で呼ぶことができ、互いに連結
されてモジユール式の眼鏡に製作される。 2枚の眼鏡レンズ30と32の形状は、選択さ
れた眼鏡の形式によつて決まる。またこれら眼鏡
レンズのサイズは、眼の内側コーナ地点の間隔、
眼の外側コーナ地点の間隔とを考慮に入れて、ま
た選択された視準位置によつて決まる事実上の矯
正機能を考慮に入れた処方値の光屈折効果により
決まる。これら2枚の眼鏡レンズはブリツジ62
により連結される。これらブリツジは、いわゆる
対の金属取り付け眼鏡の例では、2つの端部位置
でこれらレンズ30と32にボルト止めされてい
る。ブリツジと2枚のレンズとの間の連結箇所の
形式並びに位置は、眼鏡の型式に合わせて選択さ
れる。ブリツジの幅は、第6図に関連して先に述
べたような方法で測定された眼の内側コーナ地点
の間の間隔によつて確かめられる。 眼鏡の組立に際し、ブリツジ構成要素64はブ
リツジ62にしつかりと取り付けられる。この構
成要素64は、2つの鼻当て34と36を持つ1
つの部品に構成されている。2つの鼻当て34と
36は、組み立てられ仕上がつた眼鏡の鼻当て安
置表面38が正確な位置を占め且つ整合するよ
う、熱をプラスチツクに加えて変形させることに
より形造られている。こうした作業を行なう方法
が、先に詳細に説明されている。 ブリツジ安置表面38のサイズ、すなわちこれ
ら表面の大きさは、眼鏡全体の重量に見合うこと
が望ましい。眼鏡を構成するすべてのエレメント
またはモジユールに取り入れられたサイズと材質
は、周知の事柄であるため、すべてのモジユール
またはエレメント、結果的に眼鏡レンズの重量を
含んで眼鏡の全重量を決定することができる。測
定することによつて得られたブリツジ安置表面
と、同様に測定によつて得られた安置表面と、計
算によつて得られる眼鏡つる端部部品の安置表面
とを空間内で適当に配置することにより、眼鏡の
重量は箇々のブリツジと眼鏡つる端部部品とによ
り割り当てられる。こうした重量の割り当てと、
空間内におけるブリツジ安置表面の向きに関する
知識を用いて、眼鏡の重量によつて圧力の加わる
表面のうち所定の表面の大きさを計算し、これを
許容圧力に比較し、または特定の大きさの許容で
きる圧力だけが加わるように表面の大きさを特定
することができる。 フランジ56とレンズ30および32を取り付
けるスタイルと形式は、眼鏡の型式を選択するに
当たつて選ばれる。しかし、2つのフランジ56
は熱を加えて塑性加工され、開口角度αと傾斜角
βとが眼鏡の他のエレメントに対し眼鏡つる移
行地点BUを所定の位置に設置するのに必要な値
を持つようにされる(第4図と第5図を参照)。
2つの眼鏡つるは同一の視点から眼鏡つる移行地
点まで直線的に構成されている。これら眼鏡の図
示された好ましい実施例では、眼鏡つる46の柄
50は縁採り加工がされ、箇々の眼鏡つる移行地
点は柄50の自由端に正確に配置されるようにな
つている。箇々の眼鏡つる端部部品52は、当該
眼鏡つる端部部品52に形成された溝に柄の自由
端が押し込まれる。眼鏡つる端部部品の一部は、
熱を加える以前に既に塑性加工されており、この
眼鏡つる端部部品を柄50に連結した状態で耳の
基点を測定し且つ測定値から空間内における位置
を確めることにより、眼鏡つる移行地点BE(第4
図参照)を整合させることができる。安置表面5
8のサイズ、、すなわち安置表面の大きさは前述
のようにして割り当てられた眼鏡の重量により決
定されるか、または少なくともこの方法でチエツ
クされる。 完成した眼鏡は、眼鏡装着者にに箇々に且つ機
械的にも光学的にも正確に合わせられ、機械的な
一致を得るのに従来の主観的または客観的な様式
によつて行なわれないことが明らかである。機械
的な一致を得るのに必要な情報は、立体撮影法に
より行なわれるただ一度の測定作業によつて得ら
れる。この一回の測定作業に眼鏡装着者が用する
時間は極く僅かである。従つて、眼鏡装着者にと
つて時間が長過ぎることによる不快感はない。眼
鏡装着者は、必地よい状態で自分に非常によくフ
イツトした眼鏡を極く僅かの時間で手に入れるこ
とができる。 本発明に係る方法は、光学的に且つ機械的に調
整された矯正機能を持つ眼鏡を製作するのに特に
適している。この方法による機械的な矯正は、少
なくとも高度に客観性を加えて行なわれ、眼鏡装
着者に取り付けられた眼鏡の取り付け具合を主観
的に評価する必要がほとんどないかまたは全くそ
の余地がない。眼鏡の箇々の鼻当て毎に、鼻当て
安置表面が鼻に接触する接触表面の位置またはそ
の付近の位置で、2つの基準点すなわち眼の中心
に対する空間内の前記鼻の地点の少なくとも位置
を測定する。これら鼻の地点の測定結果より、鼻
当て安置表面の位置が測定される。この鼻当て安
置表面の位置は、完成した眼鏡上にあつて空間内
のある位置を占めており、例えば接触表面と安置
表面との間で圧力が加わらないで接触するように
取り付けられる。この測定結果に合わせて、レン
ズの視準位置が2つの基準点を基にして空間内で
決定されるため、眼鏡の鼻当ては物理的に構成さ
れ、特にレンズに対して正確な相対位置に設置さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、空間座標系における座標系内での、
2枚のレンズを伴う眼鏡装着者の眼、鼻および耳
の部分を示す概略斜視図である。第2図は、眼鏡
装着者の鼻の部分の正面図である。第3図は、眼
鏡装着者の鼻の部分の斜視図である。第4図は、
一対の眼鏡の側面図である。第5図は、一対の眼
鏡の平面図である。第6図は、眼鏡装着者の顔面
の立体図である。第7図は、眼鏡装着者の耳の一
部側面図である。第8図は、第7図の耳を後方か
ら見た図である。第9図は、眼の前方に設置した
1枚の眼鏡レンズと共に眼鏡装着者の顔面の鼻の
部分を示す一部側面図である。第10図は、本発
明に係る方法により製作された眼鏡の斜視図にし
て、この眼鏡はまだ組み立てた状態にない。第1
1図は、組み立てた状態にある第10図の眼鏡の
斜視図である。 2……右眼、4……左眼、6,8……瞳(眼の
中心)、10……右の眉、12……左の眉、14
……鼻柱、16……左の鼻側、18……右の鼻
側、20……眉間、22……左耳、24……右
耳、26……耳翼、27……ほお、28……くぼ
み、30……右のレンズ、32……左のレンズ、
34,36……鼻当て、38……安置表面、4
0,42……接触表面、44……サドルブリツジ
の接触表面、46……左の眼鏡つる、48……右
の眼鏡つる、50……眼鏡つるの柄、52……眼
鏡つる端部部品、54……ヒンジ、56……フラ
ンジ、58……安置表面、60……測定器、62
……ブリツジ、64……ブリツジ構成要素、X,
Y,Z……デカルト座標軸、OM……光軸、NB
……零視準方向、BU……眼鏡つる移行地点、
BE……安置表面にある地点、α……開口角度、
β……傾斜角度、d1,d2……衝突地点からの
間隔、M1〜M4……インデツクスマーク、P
1,P2……耳の上側基点、P3〜P15……鼻
の地点、P17,P18……眼の外側コーナ地
点、P19,P20……眼の内側コーナ地点、P
21,P22……瞼の地点、P23,P25……
眉の地点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加工の終わつていない2枚のレンズとフレー
    ムから眼鏡を製作する方法にして、前記フレーム
    は少なくとも1つの安置表面を備えたブリツジ
    と、2つのフランジと2つの眼鏡つるとを有し、
    当該方法が前記安置表面に接触させようとする装
    着者の鼻の少なくとも1つの表面位置の場所を測
    定する段階を備えている眼鏡の製作方法におい
    て、前記加工の終わつていない2枚のレンズは、
    所定のデイスク形状に合わせて縁を形採りするこ
    とにより2枚の眼鏡レンズに加工され、少なくと
    も1つの鼻当ての位置が、装着者の鼻の前記表面
    位置の測定された場所により決定され、また眼鏡
    レンズ、前記ブリツジおよびフレームの残りの構
    成要素は、眼に合わせた少なくとも2つの基準位
    置に対する視準位置をレンズが占めるように結合
    されており、前記方法がさらに、空間での基準と
    なる座標系を当てはめる段階と、眼鏡装着者の鼻
    の接触表面にあるまたはこの接触表面付近にある
    少なくとも1つの鼻の地点の座標位置を決定する
    段階と、この鼻の地点の測定結果より空間内にお
    ける前記鼻当ての安置表面の位置を決定する段階
    と、各鼻当てを決定した安置表面の位置に整合さ
    せて眼鏡を製作する段階とを有する眼鏡を製作す
    る方法。 2 さらに、鼻当ての接触表面にあるまたはこの
    接触表面付近にある装着者の鼻の両側にある2つ
    の地点の座標位置を決定する段階と、前記2つの
    鼻の地点の座標位置から、鼻当て安置表面の位置
    とこの鼻当て安置表面の空間内における向きとを
    決定する段階と、この向きで眼鏡を製作する段階
    とを有する特許請求の範囲第1項に記載の眼鏡を
    製作する方法。 3 さらに、予定されている鼻の接触表面または
    この接触表面付近にある三角形を形成する3つの
    鼻の地点の空間内における座標位置を決定する段
    階と、各鼻側にある前記3つの鼻の地点の座標位
    置から、鼻当て安置表面の位置とこの鼻当て安置
    表面の空間内における向きとを決定する段階と、
    これらの向きで眼鏡を製作する段階とを有する特
    許請求の範囲第1項に記載の眼鏡を製作する方
    法。 4 第3の鼻の地点が鼻の鼻柱上に設定され、他
    の2つの鼻の地点が鼻柱の地点の何れかの側に設
    定されており、この鼻の地点を測定することによ
    り、円弧形状したブリツジの曲がりを決定し、こ
    の曲がりに合わせて眼鏡を形作る特許請求の範囲
    第2項に記載の眼鏡を製作する方法。 5 さらに、鼻柱上に設定された第4の鼻の地点
    の座標位置を決定する段階と、鼻柱の2つの地点
    の座標位置から鼻柱の傾斜を決定する段階と、円
    弧形状したブリツジのブリツジ安置表面の中央部
    分が前記特定した傾斜に一致する傾斜を持つよう
    に眼鏡を製作する段階とを有する特許請求の範囲
    第4項に記載の眼鏡を製作する方法。 6 さらに、空間内における2つの眼の中心の座
    標位置を決定する段階と、2つの眼の中心の座標
    位置を基準地点として用いる段階とを有する特許
    請求の範囲第1項に記載の眼鏡を製作する方法。 7 さらに、箇々の眼毎に眼の内側コーナの地点
    の空間内での座標位置を決定する段階と、2つの
    眼の内側コーナの地点を基準地点として用いる段
    階とを有する特許請求の範囲第1項に記載の眼鏡
    を製作する方法。 8 さらに、箇々の眼毎に眼の外側コーナの地点
    の空間内での座標位置を決定する段階と、2つの
    眼の外側コーナの地点を基準地点として用いる段
    階とを有する特許請求の範囲第1項に記載の眼鏡
    を製作する方法。 9 少なくとも1つの前記鼻の地点の3つの座標
    位置のうち、2つが予め決められており、適当な
    第3の座標位置が探し出される特許請求の範囲第
    1項に記載の眼鏡を製作する方法。 10 2つの座標が眼鏡装着者の顔面にほぼ平行
    して位置する1つの基準面に当てはめられ、第3
    の座標がこの基準面に直交して位置するような、
    座標系で鼻の地点の測定を行なう特許請求の範囲
    第9項に記載の眼鏡を製作する方法。 11 基準面からの隔たりが同時に探し出された
    第3の座標位置である特許請求の範囲第10項に
    記載の眼鏡を製作する方法。 12 予め定められた2つの座標位置の各々が、
    眼の中心のお互いの間隔、または眼の外側コーナ
    の地点のお互いからの間隔の分数として予め定め
    られている特許請求の範囲第9項に記載の眼鏡を
    製作する方法。 13 すべての鼻の地点と基準地点の座標位置が
    同時に測定される特許請求の範囲第6項に記載の
    眼鏡を製作する方法。 14 すべての鼻の地点と基準地点の座標位置
    が、眼鏡装着者の顔面並びに眼に触れることなく
    測定される特許請求の範囲第6項に記載の眼鏡を
    製作する方法。 15 さらに、2つの基準点の最小値に対する、
    眼鏡装着者の頭骨と耳翼との間の移行部にある耳
    の上側基点の位置を各耳毎に決定する段階と、こ
    の耳の基点の測定値から、耳の前方に配置された
    眼鏡つるセグメントが眼鏡つる端部部品に移行し
    且つ耳の上側基点の上方に設定される眼鏡つる移
    行地点の位置を各耳毎に決定する段階と、前記眼
    鏡つる移行地点の前記位置を用いて眼鏡を製作す
    る特許請求の範囲第1項に記載の眼鏡を製作する
    方法。 16 耳の基点の測定が鼻の地点の測定と同時に
    行なわれる特許請求の範囲第15項に記載の眼鏡
    を製作する方法。 17 耳の基点の測定が、眼鏡装着者の耳に触れ
    ることなく行なわれる特許請求の範囲第15項に
    記載の眼鏡を製作する方法。 18 眼鏡装着者の頭部の各側で、眼鏡つる端部
    部品に接触する第2の接触表面を頭骨および/ま
    たは耳上に決定しており、さらに、頭骨および/
    または耳の第2の接触表面にあるまたはこの接触
    表面付近にある少なくとも1つの耳の地点の位置
    を2つの基準点の最小値に対して測定する段階
    と、この耳の地点の測定値から、各眼鏡つる端部
    部品の安置表面の位置を決定する段階と、この特
    定した眼鏡つる端部部品の安置表面の位置に箇々
    の眼鏡つる端部部品が一致するように選択したり
    または整合させることにより、眼鏡を製作する段
    階とを有する特許請求の範囲第15項に記載の眼
    鏡を製作する方法。 19 鼻の地点の測定は、光学手段により顔をほ
    ぼ前面から観察して行なわれ、耳の地点を測定す
    るのに、耳および頭骨の皮膚部分から突き出た第
    2の接触表面に測定器を設置し、測定器の空間内
    での位置を測定し、測定器の位置から最小限1つ
    の耳の地点の位置を測定する段階とを有する特許
    請求の範囲第18項に記載の眼鏡を製作する方
    法。 20 空間内での測定器の位置の測定と鼻の地点
    での測定が同時に行なわれる特許請求の範囲第1
    9項に記載の眼鏡を製作する方法。 21 2つの基準点の最小値に対する、各眼毎に
    眼の眉の部品にある少なくとも1つの眉の地点の
    座標位置を決定する段階と、眉の地点の1つに最
    も接近して配置されるレンズまたはフレーム表面
    が、適切な眉の地点から所定の最小距離で隔てら
    れるような視準位置に各レンズを設けて眼鏡を製
    作する段階とを有する特許請求の範囲第1項に記
    載の眼鏡を製作する方法。 22 測定された眉の地点の1つが、顔にほぼ平
    行した基準面内で箇々の眼の中心の垂直方向上側
    に設置されている特許請求の範囲第21項に記載
    の眼鏡を製作する方法。 23 測定された眉の地点の1つが、鼻に接近し
    た眼の眉の部分に設置されている特許請求の範囲
    第21項に記載の眼鏡を製作する方法。 24 2つの基準点の最小値に対する、箇々の眼
    の下側のほおの部分にある少なくとも1つのほお
    の地点の座標位置を各眼毎に決定する段階と、ほ
    おの地点の1つに最も接近して配置されるレンズ
    またはフレーム表面が、適切なほおの地点から所
    定の最小距離で隔てられるような視準位置に各レ
    ンズを設けて眼鏡を製作する段階とを有する特許
    請求の範囲第1項に記載の眼鏡を製作する方法。 25 測定されたほおの地点の1つが、ほおにほ
    ぼ平行した基準面内で箇々の眼の中心の垂直方向
    下側に設置されている特許請求の範囲第24項に
    記載の眼鏡を製作する方法。 26 各鼻側の空間位置の測定に際し、各鼻側に
    ある三角形を形成している少なくとも3つの鼻側
    の地点の位置は、2つの基準点の最小値に対して
    空間内で測定され、測定した鼻側の地点が形成す
    る表面に最も接近しているレンズまたはレンズの
    縁採りワイアの表面の地点が、この鼻側の地点が
    形成する表面から最小距離を備えているような視
    準位置に各レンズを設けて眼鏡を製作する特許請
    求の範囲第1項に記載の眼鏡を製作する方法。 27 眉の地点の位置の測定が鼻の地点の測定と
    同時に行なわれる特許請求の範囲第21項に記載
    の眼鏡を製作する方法。 28 ほおの地点の位置の測定が鼻の地点の測定
    と同時に行なわれる特許請求の範囲第24項に記
    載の眼鏡を製作する方法。 29 鼻側の地点の位置の測定が鼻の地点の測定
    と同時に行なわれる特許請求の範囲第26項に記
    載の眼鏡を製作する方法。 30 眉の地点の位置の測定が、眼鏡装着者の眉
    に触れることなく行なわれる特許請求の範囲第2
    1項に記載の眼鏡を製作する方法。 31 ほおの地点の位置の測定が、眼鏡装着者の
    ほおに触れることなく行なわれる特許請求の範囲
    第24項に記載の眼鏡を製作する方法。 32 鼻柱の地点の位置の測定が、眼鏡装着者の
    鼻に触れることなく行なわれる特許請求の範囲第
    26項に記載の眼鏡を製作する方法。 33 レンズの光屈折効果が処方値により、予め
    決められている、矯正機能を持つ眼鏡を製作する
    方法にして、さらに、処方値から生じる光屈折効
    果を、眼鏡が作られる際の視準位置に合せて補正
    されるような、光屈折効果を持つレンズを製作す
    る段階を有する特許請求の範囲第1項に記載の眼
    鏡を製作する方法。 34 各眼毎に、遠近両用レンズの区分け線の位
    置を決定するのに使われる地点の位置が、眼の下
    側で測定される特許請求の範囲第1項に記載の眼
    鏡を製作する方法。 35 測定地点が、眼の下側瞼の上側縁に配置さ
    れている特許請求の範囲第34項に記載の眼鏡を
    製作する方法。
JP60197885A 1984-10-02 1985-09-09 眼鏡の製作方法 Granted JPS6188218A (ja)

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