JPH0156710B2 - - Google Patents

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JPH0156710B2
JPH0156710B2 JP56058528A JP5852881A JPH0156710B2 JP H0156710 B2 JPH0156710 B2 JP H0156710B2 JP 56058528 A JP56058528 A JP 56058528A JP 5852881 A JP5852881 A JP 5852881A JP H0156710 B2 JPH0156710 B2 JP H0156710B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection device
doppler signal
pulse
horn antenna
automatic door
Prior art date
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Expired
Application number
JP56058528A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57174582A (en
Inventor
Kenichi Hayashida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TSUUDEN KK
Original Assignee
TSUUDEN KK
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Publication date
Application filed by TSUUDEN KK filed Critical TSUUDEN KK
Priority to JP56058528A priority Critical patent/JPS57174582A/ja
Publication of JPS57174582A publication Critical patent/JPS57174582A/ja
Publication of JPH0156710B2 publication Critical patent/JPH0156710B2/ja
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  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、検知領域を変えることができる自
動ドア用検知装置に関する。
ところで、最近におけるビルデイング等の出入
口をみると、必らずといつていいほど非常口と兼
用されている場合が多く、これは自動ドアを取付
けている場合についても同様である。第1図はそ
の様子を示す図であり、自動ドア1の近辺の天井
2にたとえば「非常口」と標示してある標示灯3
が懸吊されており、自動ドア1の検知装置が床下
4に埋設されている。そして、通行人5が自動ド
ア1に近付いたり離れたりすると検知装置がこれ
を検知し、自動ドア1を自動的に開閉するのであ
る。
また、天井2に取付ける形式の検知装置として
マイクロ波ドプラ信号センサがあるが、マイクロ
波ドプラ信号センサを用いた自動ドア用の検知装
置は次のような欠点を有している。すなわち、放
電利用による蛍光灯などの照明器具が検知領域内
に存在すると、これを入力して誤動作する場合が
ある。たとえば第2図に示すように、ドア10の
直ぐ近くに標示灯11が吊り下げられていたり、
近くにシヨーケース12が置かれていると、この
種の標示灯11やシヨーケース12の光源には多
くの場合に蛍光灯が使用されていることから、そ
の放電スペクトルがマイクロ波ドプラ信号センサ
13及び14に入力してスイツチ回路が動作し、
ドア10が開き放しになることがある。このた
め、従来はセンサ13及び14を移動したりし
て、これらの光が入らないようにしていた。
しかし、このように誤動作するものが近くにあ
ることが分つていれば、予めかかる対策も行ない
得るが、近時美観上の見地から蛍光灯やこの種セ
ンサも天井に埋め込んで使用する場合が多い。し
かして、設計上は対策した積りであつても、施工
後、隣接の蛍光灯15が無目の金属カバー16な
どで反射して不測の誤動作を生ずることがあり、
現場での工事ができず、結局別のセンサと交換す
る場合も生じている。
よつて、この発明の目的は上述の如き欠点のな
い自動ドア用検知装置を提供することにある。
以下にこの発明を説明する。
この発明は、自動ドアを開閉するための検知装
置を自動ドアの近辺に配設されている標示灯内に
設けると共に、その検知領域を調整できるような
揺動機構とし、また、検知回路をマイクロ波ドプ
ラ式又は熱線式としたものである。すなわち、第
3図A,B及び第4図はこの発明の一実施例を示
すものであり、標示灯20の内部には2つの蛍光
灯21及び22が平行に配列されていると共に、
その間に揺動機構の検知装置30が設けられてい
る。しかして、検知装置30は電波を放射するた
めの角錐状のホーンアンテナ31を有し、このホ
ーンアンテナ31の頂部はm1←→m2方向に軸32
及び32Aを中心に揺動可能なコの字状に折曲げ
られた揺動板33に取付けられている。また、ホ
ーンアンテナ31の頂部には発振器等を含んだ検
知回路が配設されているが、これは筐体34に包
まれており、軸32で結合された揺動環35は軸
36及び37を介して固定板38及び39に揺動
可能に取付けられている。しかして、固定板38
及び39は標示灯20の上部板に固設されている
ので、ホーンアンテナ31はm1←→m2方向にも揺
動することができ、結局ホーンアンテナ31の電
波放射方向はn1←→n2又はm1←→m2を調整すること
によつて任意に変えることができる。
かかる自由度を持つた構造の他に、この発明で
は蛍光灯の光の影響をなくすようにしている。
次に、この発明に用いるマイクロ波ドプラ信号
センサについて説明する。
先ず、マイクロ波ドプラ信号センサを利用した
検知回路を第5図に示して説明すると、ドプラ信
号出力装置40の中には基本波f0を出力するガン
発振器が含まれていると共に、基本波f0とこれが
放射されて通行人などによつて変調・反射された
マイクロ波f1とをホモダイン検波するミキサダイ
オードが組込まれており、出力側に|f0−f1|の
ドプラ信号DSを出力する。このドプラ信号セDS
は数Hz〜数KHzの低周波信号であり、コンデンサ
C1を経てバンドパスのフイルタ41に入力され、
適当な帯域幅の周波数のみを取出す。そして、増
幅器42及び検波器43を経てコンパレータ44
の一方の入力に与えられ、他方に入力されている
基準電圧と比較することによつてトランジスタ
Q1を介してリレー45を作動させるようになつ
ている。
一方、蛍光灯から入る信号(ここでは、ドプラ
信号と同様に検波された信号とする)は電源(商
用)周波数に同期し、波形は電波の入射状態によ
つて種々異なつてはいるが、入射状態が変わらな
ければその波形を維持している。そして、正の半
サイクルと負の半サイクルでは異なる波形を維持
しており、この波形から蛍光灯の影響を少なくす
るためには、フイルタで取除くことが考えられ
る。つまり、上記波形の周波数100Hz又は120Hzを
中心に発生しているので、100〜120Hz付近をフイ
ルタで除去するようにする。しかして、この種自
動ドアの検知装置では、通行人が普通に歩いて近
付いた場合のドプラ信号が、その上限で100Hzま
でなくても一応実用可能範囲である。しかし、直
接蛍光灯の信号が入力されるような場合では、そ
の信号は通行人の歩くドプラ信号より極めて大き
いため、影響が全くなくなるまでには至らないの
が現状である。無理やり影響をなくすようにすれ
ば、通行人の歩くドプラ信号帯域に不具合が生じ
て動作感度が悪くなり、また、ドプラ信号帯域に
影響なく100〜120Hz付近を急激に除去するフイル
タもあるが、極めて高価となつてしまう。
以上よりこの発明では第6図に示すように、ド
プラ信号出力装置40の後段に、アナログスイツ
チ50、接地されたコンデンサC4及び高インピ
ーダンス電圧フオロワ51を接続すると共に、ア
ナログスイツチ50をパルス発生器52からの電
源周波数に同期した同期パルスSPによつてオン
オフ制御してドプラ信号DSをサンプリングする
ようになつている。しかして、同期パルスSPは
パルス発生器52の単安定マルチ(ワンシヨツト
マルチ)521から出力されるようになつてお
り、そのパルス幅は抵抗R1及びコンデンサC7
よる時定数R1・C7で定まるが、できるだけ狭く
なるように調整されている。そして、同期パルス
SPが出力された時にアナログスイツチ50がオ
ンされ、ドプラ信号DSがアナログスイツチ50
を経てコンデンサC4に印加され、次の同期パル
スSPが来るまでこのレベルをコンデンサC4に充
電し、放電しないように高インピーダンス電圧フ
オロワ51で保持する。かかる動作例は第7図A
〜Eに示すようであり、同図Aの交流電源(たと
えば商用電源)ACのゼクロスの1つおきに同期
パルスSP(同図B)が発生され、この時のドプラ
信号DS(同図C)のレベルが同図Dのように保持
される。そして、この保持電圧は電圧フオロワ5
1を経て第7図Eに示すような緩やかなレベル変
化信号HSAとして出力されるがこの信号HSMは
蛍光灯の正又は負の波形が商用周波数と同期して
同一波形となるので、これに同期したパルスで制
御することによつてドプラ信号DSにある一定レ
ベルを加減した波形とほぼ同一の波形となる。し
たがつて、この信号HSAをフイルタにかけて適
当な帯域幅を取出して検波し、レベル検出してリ
レーを作動させることで完全に蛍光灯の信号(第
7図Cの点線部)を過する結果となる。なお、
サンプリングのためのパルスSPは電源周波数に
同期していれば良く、位相は適当に選定すれば良
い。しかし、サンプリングは蛍光灯の正の半サイ
クルか負の半サイクルのみとする必要があり、正
負の半サイクルを混合することは蛍光灯の正負の
半サイクルは波形が異なることが多いので意味が
ない。
一方、第8図は熱線式の検知原理を示すもので
あり、通行人から放射される熱線H1〜H4を隣接
して配置された同一焦点のミラーM1〜M4で反射
させ、これを共通焦点に集めて、熱線H1〜H4
移動を複数個のミラーM1〜M4の反射位置の変化
から検知するようにしたものである。すなわち、
共通焦点CFに熱線H1〜H4の移動を検出すること
ができる感熱センサ60を設け、第9図に示すよ
うな回路を接続すれば、FET(電界効果トランジ
スタ)Q2のソース出力より検知信号DTを得るこ
とができる。かかる熱線式検知の場合も、上述の
サンプリングドプラ式と同様に蛍光灯の影響を除
去することができる。
以上のようにこの発明によれば、自動ドア開閉
のための検知領域を極めて簡易な操作で調整でき
ると共に、辺りの蛍光灯などの光によつて外乱と
なることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はビルデイング等の非常口近辺の様子を
示す図、第2図はマイクロ波ドツプラ信号センサ
を用いた検知装置の設置状態を示す説明図、第3
図A及びBはこの発明による検知装置の一部断面
正面図及び側断面図、第4図はその検知部斜視
図、第5図はマイクロ波ドプラ信号センサによる
検知回路の一例を示す回路図、第6図はこの発明
に用いるマイクロ波ドプラ信号センサの一実施例
を示す回路図、第7図A〜Eはその動作例を示す
タイムチヤート、第8図は熱線式の原理を説明す
るための図、第9図はその検知回路の一実施例を
示す回路図である。 1,10…自動ドア、2…天井、3,11,2
0…標示灯、12…シヨーケース、13,14…
マイクロ波ドプラ信号センサ、15,21,22
…蛍光灯、30…検知装置、31…ホーンアンテ
ナ、32,32A,36,37…軸、33…揺動
板、34…筐体、35…揺動環、38,39…固
定板、40…ドプラ信号出力装置、41…フイル
タ、44…コンパレータ、45…リレー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 マイクロ波を放射するための角錐状のホーン
    アンテナを有するマイクロ波ドプラセンサにおけ
    るドプラ信号出力装置の後段に、アナログスイツ
    チ、コンデンサ及び高インピーダンス電圧フオロ
    ワを挿入すると共に、前記アナログスイツチの駆
    動に交流電源の正又は負の半サイクルに同期した
    パルス信号を用い、各パルス毎にその時のドプラ
    信号出力装置の出力レベルを次のパルス入力時ま
    で保持させ、この出力信号によつて所要の検出を
    行なう検知装置を自動ドアの近辺に配設されてい
    る標示灯内に設けると共に、前記ホーンアンテナ
    の頂部が揺動可能なコの字状の揺動板に取付けら
    れており、前記検知装置の全体が揺動環に取付け
    られており、前記ホーンアンテナの方向を任意に
    調整できるようにしたことを特徴とする自動ドア
    用検知装置。
JP56058528A 1981-04-20 1981-04-20 Automatic door detecting apparatus Granted JPS57174582A (en)

Priority Applications (1)

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JPS57174582A JPS57174582A (en) 1982-10-27
JPH0156710B2 true JPH0156710B2 (ja) 1989-12-01

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ID=13086919

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WO2017175462A1 (ja) * 2016-04-04 2017-10-12 コニカミノルタ株式会社 センサ装置

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