JPH0154569B2 - - Google Patents
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- JPH0154569B2 JPH0154569B2 JP55020359A JP2035980A JPH0154569B2 JP H0154569 B2 JPH0154569 B2 JP H0154569B2 JP 55020359 A JP55020359 A JP 55020359A JP 2035980 A JP2035980 A JP 2035980A JP H0154569 B2 JPH0154569 B2 JP H0154569B2
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- Japan
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- lubricant
- housing
- drain
- bearing
- shaft
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D25/00—Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
- F01D25/16—Arrangement of bearings; Supporting or mounting bearings in casings
- F01D25/166—Sliding contact bearing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/10—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/06—Sliding surface mainly made of metal
- F16C33/10—Construction relative to lubrication
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/74—Sealings of sliding-contact bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2220/00—Application
- F05D2220/40—Application in turbochargers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2360/00—Engines or pumps
- F16C2360/23—Gas turbine engines
- F16C2360/24—Turbochargers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supercharger (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ターボチヤージヤー等の高速回転機
に関する。本発明は、軸受を支持するハウジング
について有用である。このハウジング形状は、潤
滑剤のシール性を向上させる特徴を持つている。
潤滑剤シール性を向上させるこの特徴により、回
転機のシヤフトを、水平位置、垂直位置、又はそ
れらの中間位置に選択的に配置することができる
ように機械の取付けを行なうことができる。
に関する。本発明は、軸受を支持するハウジング
について有用である。このハウジング形状は、潤
滑剤のシール性を向上させる特徴を持つている。
潤滑剤シール性を向上させるこの特徴により、回
転機のシヤフトを、水平位置、垂直位置、又はそ
れらの中間位置に選択的に配置することができる
ように機械の取付けを行なうことができる。
本発明が関係するほとんどの種類の回転機に
は、加圧潤滑剤供給源が設けられている。潤滑剤
は軸受から出ると、潤滑剤ドレン室に入り、ここ
からドレン通路を通つて重力で排出され、加圧供
給源に戻る。通常、この回転機は、シヤフトをほ
ぼ水平にした状態で、ドレン通路がほぼ垂直な状
態で取付けられる。
は、加圧潤滑剤供給源が設けられている。潤滑剤
は軸受から出ると、潤滑剤ドレン室に入り、ここ
からドレン通路を通つて重力で排出され、加圧供
給源に戻る。通常、この回転機は、シヤフトをほ
ぼ水平にした状態で、ドレン通路がほぼ垂直な状
態で取付けられる。
この種の回転機のシヤフトは、潤滑剤ドレン室
の両端を越えて延び、その一端は、例えば、フア
ン、インペラ又は歯車を支持する。他端は、Vバ
ンドプーリ、歯車又は外部動力源からの直接駆動
連結装置などの推進装置を支持することができ
る。特にターボチヤージヤーの場合には、シヤフ
トの一端が空気を加圧するためのコンプレツサー
ホイールを支持し、他端がエンジン排気ガスのエ
ネルギから、推進力を得るためのタービンホイー
ルを支持する。タービンホイール及びコンプレツ
サーホイールの両方をシヤフトの一端で背中合わ
せに支持するターボチヤージヤー用片持形軸受装
置のように、潤滑剤ドレン室から延びるシヤフト
の一端だけを利用する特殊な構造もある。
の両端を越えて延び、その一端は、例えば、フア
ン、インペラ又は歯車を支持する。他端は、Vバ
ンドプーリ、歯車又は外部動力源からの直接駆動
連結装置などの推進装置を支持することができ
る。特にターボチヤージヤーの場合には、シヤフ
トの一端が空気を加圧するためのコンプレツサー
ホイールを支持し、他端がエンジン排気ガスのエ
ネルギから、推進力を得るためのタービンホイー
ルを支持する。タービンホイール及びコンプレツ
サーホイールの両方をシヤフトの一端で背中合わ
せに支持するターボチヤージヤー用片持形軸受装
置のように、潤滑剤ドレン室から延びるシヤフト
の一端だけを利用する特殊な構造もある。
軸受支持体すなわち軸受ハウジングから潤滑剤
が大気中又は回転機の他の構成部材へ流出しない
ようにするため、先行技術において、これらのシ
ヤフトの延長部のシールが多くの態様で行われて
きた。これらのシールには、ラビリンスシール、
リツプシール、メカニカルシール、及びオイルに
対して最も効果的でないピストンリングと一緒に
使用する外部源の加圧シールが含まれる。回転シ
ヤフトの溝と組合わせた、軸受ハウジングの出口
ボアと係合させた固定ピストンリングは、本来、
ガスシールである。ピストンリングシールは、現
在のターボチヤージヤー構造では主流であり、コ
ンプレツサー側の加圧空気が軸受ハウジング内に
入らないように、また、タービン側の高温の腐食
性ガスが軸受ハウジングに入らないようにシール
するために使用される。多くの先行技術の装置で
ピストンリングの補助装置を使用しているけれど
も、これらのピストンリングは、潤滑剤をあらゆ
る条件の下で確実にシールするわけではない。シ
ール領域に入る薄膜、泡、又は飛沫等が洩れ出す
ので潤滑剤をピストンリングから遠ざけなければ
ならない。先行技術の補助装置には、デフレク
タ、排出溝、排出孔、スリンガ、及び流路すなわ
ち潤滑剤をオイルドレンへ差向けるダクト作用を
行う通路がある。これらの補助装置及び軸受ハウ
ジングの構造は、潤滑剤を軸受ハウジングから回
転部材に戻すような構造である。潤滑剤が回転部
材上に戻ると、泡立ち及び油霧が生じる。これは
シールするのが非常に困難である。漏れ止め装置
が高価であるため、現在のターボチヤージヤーで
は少々の漏れは大目に見られている。現在のター
ボチヤージヤーで現在使用されている補助装置は
高価であるが、例えばメカニカルシールよりも比
較的に廉価である。ピストンリングシールが受入
れられている他の理由は、メカニカルシールは非
常な高速度では急速に摩耗するため、メンテナン
スが非常にコストのかさむものとなるからであ
り、シールの摩擦抵抗が装置の効率を下げるため
である。
が大気中又は回転機の他の構成部材へ流出しない
ようにするため、先行技術において、これらのシ
ヤフトの延長部のシールが多くの態様で行われて
きた。これらのシールには、ラビリンスシール、
リツプシール、メカニカルシール、及びオイルに
対して最も効果的でないピストンリングと一緒に
使用する外部源の加圧シールが含まれる。回転シ
ヤフトの溝と組合わせた、軸受ハウジングの出口
ボアと係合させた固定ピストンリングは、本来、
ガスシールである。ピストンリングシールは、現
在のターボチヤージヤー構造では主流であり、コ
ンプレツサー側の加圧空気が軸受ハウジング内に
入らないように、また、タービン側の高温の腐食
性ガスが軸受ハウジングに入らないようにシール
するために使用される。多くの先行技術の装置で
ピストンリングの補助装置を使用しているけれど
も、これらのピストンリングは、潤滑剤をあらゆ
る条件の下で確実にシールするわけではない。シ
ール領域に入る薄膜、泡、又は飛沫等が洩れ出す
ので潤滑剤をピストンリングから遠ざけなければ
ならない。先行技術の補助装置には、デフレク
タ、排出溝、排出孔、スリンガ、及び流路すなわ
ち潤滑剤をオイルドレンへ差向けるダクト作用を
行う通路がある。これらの補助装置及び軸受ハウ
ジングの構造は、潤滑剤を軸受ハウジングから回
転部材に戻すような構造である。潤滑剤が回転部
材上に戻ると、泡立ち及び油霧が生じる。これは
シールするのが非常に困難である。漏れ止め装置
が高価であるため、現在のターボチヤージヤーで
は少々の漏れは大目に見られている。現在のター
ボチヤージヤーで現在使用されている補助装置は
高価であるが、例えばメカニカルシールよりも比
較的に廉価である。ピストンリングシールが受入
れられている他の理由は、メカニカルシールは非
常な高速度では急速に摩耗するため、メンテナン
スが非常にコストのかさむものとなるからであ
り、シールの摩擦抵抗が装置の効率を下げるため
である。
上述の論議から、ターボチヤージヤーでは、シ
ヤフトが垂直状態にあり且つドレン領域への潤滑
剤排出部がシヤフトに平行である場合には、ピス
トンリング領域が溢れるということは理解されよ
う。ドレン室の最も下方に集まつた潤滑剤もまた
上記シール流域を溢れて過剰な漏れをもたらす。
ヤフトが垂直状態にあり且つドレン領域への潤滑
剤排出部がシヤフトに平行である場合には、ピス
トンリング領域が溢れるということは理解されよ
う。ドレン室の最も下方に集まつた潤滑剤もまた
上記シール流域を溢れて過剰な漏れをもたらす。
先行技術及び上述の複雑且つ高価なシール装置
を検討すると、本発明に従つて構成した軸受支持
体の利点が明らかになる。
を検討すると、本発明に従つて構成した軸受支持
体の利点が明らかになる。
本発明の主要な機能は、ピストンリング式ガス
シールを利用した軸受支持体すなわち軸受ハウジ
ングを提供することである。このピストンリング
式ガスシールは従来装置でしばしば生じた潤滑剤
の漏れを止める。潤滑剤のこの漏れ止めは、高価
で複雑な補助装置を設けることなく達成される。
軸受ハウジングは、障害物が実質的にないドレン
室を有するように形成され、潤滑剤は、軸受から
最初に出た後、回転部材に逆戻りすることなく、
ドレン室からドレン通路へ自然に流れる。回転部
材自体は、潤滑剤が障害物のないこのドレン室に
達するように、潤滑剤に推進力を与え且つ方向を
与える。軸受ハウジングは、他の部材を取付ける
ため、どちらかの端に案内(パイロツト)直径を
備えたほぼ円形の外側部分を有する。ハウジング
中央部分は軸受支持体であり、ハウジングの外側
部分と中央部分との間には全体に開放したドレン
室が形成されている。ドレンに対する唯一の障害
物はハウジングの中央部分と外側部分との間を連
結するボス連結部であり、このボス連結部は外部
にある潤滑剤源から供給される潤滑剤を中央軸受
支持体へ通す。ドレン通路は、ハウジングの外側
部分に設けられ、ドレン室を通つて開放してい
る。ハウジングの中央部分は、両端が開放し且つ
ドレン室と連通したオイルドレンスロツトに一端
が開放した軸受支持体を有する。ピストンリング
を受入れるハウジングの出口ボアは、上記スロツ
トに隣接し且つ軸受支持部の端部と向き合つてい
る。オイルドレンスロツトの反対側の端部には潤
滑剤ドレン室を形成し且つ閉鎖する別の部材が軸
受ハウジングに取付けられている。この開放空間
は、本質的に障害物がなく、前記別の部材にはピ
ストンリングを受入れる別の出口ボアが設けられ
ている。回転部材には、ハウジングの中央部分の
軸受支持部の開放両端と近接して通路を形成する
肩が設けられる。これらの肩は開放端に対して平
行であり、軸受のボア壁よりも半径方向に大き
い。この通路は、潤滑剤を開放したドレン室中に
半径方向に差向けてドレン通路へ自然に流す潤滑
剤の主な振り飛ばし作用を行なう。潤滑剤の飛沫
が回転部材に僅かでも戻される場合には、主振り
飛ばし通路のすぐ隣りにある二次的な振り飛ばし
溝が肩を形成するボスに支持される。この二次的
な振り飛ばし作用は、潤滑剤をドレン室に半径方
向外方に再度差向ける。ピストンリングを支持す
る回転部材に潤滑剤が逆戻りしないようにする上
で振り飛ばし作用を有効にするため、十分に大き
く且つ障害物のないドレン室を形成する開放領域
のため、このピストンリングシール領域は潤滑剤
が且つ漏れのない状態に保たれる。先行技術の装
置は、振り飛ばし作用を有するけれども、回転部
材への跳ね返り、又はピストンリング領域を通る
逆流を防止するための空間をハウジング内に形成
しない。
シールを利用した軸受支持体すなわち軸受ハウジ
ングを提供することである。このピストンリング
式ガスシールは従来装置でしばしば生じた潤滑剤
の漏れを止める。潤滑剤のこの漏れ止めは、高価
で複雑な補助装置を設けることなく達成される。
軸受ハウジングは、障害物が実質的にないドレン
室を有するように形成され、潤滑剤は、軸受から
最初に出た後、回転部材に逆戻りすることなく、
ドレン室からドレン通路へ自然に流れる。回転部
材自体は、潤滑剤が障害物のないこのドレン室に
達するように、潤滑剤に推進力を与え且つ方向を
与える。軸受ハウジングは、他の部材を取付ける
ため、どちらかの端に案内(パイロツト)直径を
備えたほぼ円形の外側部分を有する。ハウジング
中央部分は軸受支持体であり、ハウジングの外側
部分と中央部分との間には全体に開放したドレン
室が形成されている。ドレンに対する唯一の障害
物はハウジングの中央部分と外側部分との間を連
結するボス連結部であり、このボス連結部は外部
にある潤滑剤源から供給される潤滑剤を中央軸受
支持体へ通す。ドレン通路は、ハウジングの外側
部分に設けられ、ドレン室を通つて開放してい
る。ハウジングの中央部分は、両端が開放し且つ
ドレン室と連通したオイルドレンスロツトに一端
が開放した軸受支持体を有する。ピストンリング
を受入れるハウジングの出口ボアは、上記スロツ
トに隣接し且つ軸受支持部の端部と向き合つてい
る。オイルドレンスロツトの反対側の端部には潤
滑剤ドレン室を形成し且つ閉鎖する別の部材が軸
受ハウジングに取付けられている。この開放空間
は、本質的に障害物がなく、前記別の部材にはピ
ストンリングを受入れる別の出口ボアが設けられ
ている。回転部材には、ハウジングの中央部分の
軸受支持部の開放両端と近接して通路を形成する
肩が設けられる。これらの肩は開放端に対して平
行であり、軸受のボア壁よりも半径方向に大き
い。この通路は、潤滑剤を開放したドレン室中に
半径方向に差向けてドレン通路へ自然に流す潤滑
剤の主な振り飛ばし作用を行なう。潤滑剤の飛沫
が回転部材に僅かでも戻される場合には、主振り
飛ばし通路のすぐ隣りにある二次的な振り飛ばし
溝が肩を形成するボスに支持される。この二次的
な振り飛ばし作用は、潤滑剤をドレン室に半径方
向外方に再度差向ける。ピストンリングを支持す
る回転部材に潤滑剤が逆戻りしないようにする上
で振り飛ばし作用を有効にするため、十分に大き
く且つ障害物のないドレン室を形成する開放領域
のため、このピストンリングシール領域は潤滑剤
が且つ漏れのない状態に保たれる。先行技術の装
置は、振り飛ばし作用を有するけれども、回転部
材への跳ね返り、又はピストンリング領域を通る
逆流を防止するための空間をハウジング内に形成
しない。
軸受ハウジングは、心型すなわちコアを使用し
ないで鋳造することができる。この場合、潤滑剤
供給ボスを出口ボアが設けられたドレン室壁と関
連させる。オイルドレンスロツトをドレン室と連
通するように機械加工で形成するとスロツトを通
る振り飛ばし作用は、出口ボア壁に向かつてボス
がスロツトを通る領域で妨げられ、この障害物に
より、240゜以上に亘つて、ドレン室中への振り飛
ばしを行なうことができる。360゜に亘つて振り飛
ばしを行なうには小さいコアを鋳造工程で使用し
て潤滑剤供給ボスと上述のドレン室壁との間で障
害物をなくすのがよい。オイルドレンスロツトの
反対側では、閉鎖部材の開放空間のため、常に
360゜に亘る振り飛ばしを行なうことができる。
ないで鋳造することができる。この場合、潤滑剤
供給ボスを出口ボアが設けられたドレン室壁と関
連させる。オイルドレンスロツトをドレン室と連
通するように機械加工で形成するとスロツトを通
る振り飛ばし作用は、出口ボア壁に向かつてボス
がスロツトを通る領域で妨げられ、この障害物に
より、240゜以上に亘つて、ドレン室中への振り飛
ばしを行なうことができる。360゜に亘つて振り飛
ばしを行なうには小さいコアを鋳造工程で使用し
て潤滑剤供給ボスと上述のドレン室壁との間で障
害物をなくすのがよい。オイルドレンスロツトの
反対側では、閉鎖部材の開放空間のため、常に
360゜に亘る振り飛ばしを行なうことができる。
本発明を特にターボチヤージヤーに関して説明
すると、ピストンリングシールは、非常に有効な
ガスシールである。タービン部は、軸受ハウジン
グ内部に関して常に加圧され、かくして、ガスの
僅かな漏れは潤滑剤が漏れないように作用する。
しかしながら、コンプレツサーは、加圧状態及び
真空状態の両方の状態を有する。真空状態は、ピ
ストンリングシールを通してオイルを引く傾向が
ある。本発明は、上述のように、コンプレツサー
の入口側でエアクリーナが極度に詰まつた場合に
遭遇するような低度の真空(102mmHg(4inHg))
でも漏れなしに機能する。キヤブレターがコンプ
レツサの入口側で遭遇するような高度の真空(最
大584mmHg(23inHg))は、ベントシールを必要
とする。このベントシールは、本発明の譲受人に
譲渡された米国特許第3077296号及び第3834156号
に記載されている。本発明をベントシールに関す
る上記特許に適合するため、軸受ハウジング閉鎖
部材は、ベントシール連結体をターボチヤージヤ
ーとエンジンの乾燥部分との間で支持する。ドレ
ン室内に(上記特許に記載されているように)ベ
ント通路を形成するため、平らな板が回転部材の
振り飛ばし溝とピストンリング領域との間で閉鎖
部材に取付けられている。高真空状態では、この
ベントにより、潤滑剤でなくガスがピストンリン
グを通つて引かれる。平らな板は、振り飛ばし作
用により飛沫が開放したドレン室内に入る際、デ
フレクタとして作用する。これは、潤滑剤のダク
トすなわち流路を形成しない。
すると、ピストンリングシールは、非常に有効な
ガスシールである。タービン部は、軸受ハウジン
グ内部に関して常に加圧され、かくして、ガスの
僅かな漏れは潤滑剤が漏れないように作用する。
しかしながら、コンプレツサーは、加圧状態及び
真空状態の両方の状態を有する。真空状態は、ピ
ストンリングシールを通してオイルを引く傾向が
ある。本発明は、上述のように、コンプレツサー
の入口側でエアクリーナが極度に詰まつた場合に
遭遇するような低度の真空(102mmHg(4inHg))
でも漏れなしに機能する。キヤブレターがコンプ
レツサの入口側で遭遇するような高度の真空(最
大584mmHg(23inHg))は、ベントシールを必要
とする。このベントシールは、本発明の譲受人に
譲渡された米国特許第3077296号及び第3834156号
に記載されている。本発明をベントシールに関す
る上記特許に適合するため、軸受ハウジング閉鎖
部材は、ベントシール連結体をターボチヤージヤ
ーとエンジンの乾燥部分との間で支持する。ドレ
ン室内に(上記特許に記載されているように)ベ
ント通路を形成するため、平らな板が回転部材の
振り飛ばし溝とピストンリング領域との間で閉鎖
部材に取付けられている。高真空状態では、この
ベントにより、潤滑剤でなくガスがピストンリン
グを通つて引かれる。平らな板は、振り飛ばし作
用により飛沫が開放したドレン室内に入る際、デ
フレクタとして作用する。これは、潤滑剤のダク
トすなわち流路を形成しない。
本発明によれば、回転機のハウジングは、シヤ
フトをほぼ垂直に配置すると最も下になる潤滑剤
ドレン室の軸線方向端のところが、潤滑剤ドレン
室へ軸線方向に延びる出口ボア壁の突出部を有す
るように形成されている。更に、ドレン通路は、
シヤフトをほぼ垂直に配置すると最も下になる潤
滑剤ドレン室の端のところに配置されるように、
ハウジングについて軸線方向にずらされている。
突出部は、ドレン通路の一部を越えてハウジング
内へシヤフトについて軸線方向に延び、これによ
つて、シヤフトを垂直に配置した場合にダムを形
成し、集収した潤滑剤がこのダムの周りを容易に
流れる。このダムは、ドレン通路より高くなつて
いるため、潤滑剤はシールに向つて差向けられる
ことなくドレン通路から流出する。
フトをほぼ垂直に配置すると最も下になる潤滑剤
ドレン室の軸線方向端のところが、潤滑剤ドレン
室へ軸線方向に延びる出口ボア壁の突出部を有す
るように形成されている。更に、ドレン通路は、
シヤフトをほぼ垂直に配置すると最も下になる潤
滑剤ドレン室の端のところに配置されるように、
ハウジングについて軸線方向にずらされている。
突出部は、ドレン通路の一部を越えてハウジング
内へシヤフトについて軸線方向に延び、これによ
つて、シヤフトを垂直に配置した場合にダムを形
成し、集収した潤滑剤がこのダムの周りを容易に
流れる。このダムは、ドレン通路より高くなつて
いるため、潤滑剤はシールに向つて差向けられる
ことなくドレン通路から流出する。
本発明の別の特徴は、潤滑剤のドレン室が、ダ
ムに隣接し且つドレン通路から遠方のところでほ
ぼ半円形であるように形成されていることであ
る。かくして、潤滑剤はシヤフトの周りを自由に
流れることができる。更に、シヤフトはスリンガ
をドレン室の半円形部分と整合して支持し、この
スリンガは軸受の隣接端から出た潤滑剤を半円形
通路中へ差向け、これによつて、カーボン堆積を
防止する流れ作用をつくると同時に潤滑剤をシー
ルから遠ざける。
ムに隣接し且つドレン通路から遠方のところでほ
ぼ半円形であるように形成されていることであ
る。かくして、潤滑剤はシヤフトの周りを自由に
流れることができる。更に、シヤフトはスリンガ
をドレン室の半円形部分と整合して支持し、この
スリンガは軸受の隣接端から出た潤滑剤を半円形
通路中へ差向け、これによつて、カーボン堆積を
防止する流れ作用をつくると同時に潤滑剤をシー
ルから遠ざける。
本発明は、特に乗用車で使用するのに適するタ
ーボチヤージヤーに関する。先行技術のターボチ
ヤージヤーはシヤフトに直角に配置されたオイル
ドレンを有し、このシヤフトは、シールのところ
で僅かでも漏れを生ずることなくオイルを重力で
有効に排出するため水平方向に対して最大±20゜
傾むけられている。本発明によれば、シヤフトの
中心線の位置を水平方向からオイルドレンに関し
て垂直方向から10゜までの範囲内に配置して取付
けることのできるターボチヤージヤーが開発され
た。この範囲は、タービンの出口を垂直方向に近
づけながら下向きにする。これは、車輌の排気シ
ステムへの排気ガスを、配管の屈曲部を最小にす
る方向に差向け、エンジンの吸気部へのコンプレ
ツサーの吐出部を、より清浄にする。この融通性
によりエンジン区分の上部及び車輌のフードから
の熱を逃がすようにしてタービン部を下方に取付
けることができる。キヤブレターがコンプレツサ
ーの上流にある場合には、排気浄化の問題を引起
こす燃料の汚れのため、コンプレツサー部を吸気
マニホルドの高さより下に置くことができない。
かくして、水平に取付ける場合には、シヤフトの
中心線より上のキヤブレター及び附属部品の付加
的高さのため取付け高さが高くなる。垂直に取付
ける場合には、コンプレツサー部のデイフユーザ
面が最も下になつて吸気マニホルドと並ぶため、
この取付高さをかなり低くする。
ーボチヤージヤーに関する。先行技術のターボチ
ヤージヤーはシヤフトに直角に配置されたオイル
ドレンを有し、このシヤフトは、シールのところ
で僅かでも漏れを生ずることなくオイルを重力で
有効に排出するため水平方向に対して最大±20゜
傾むけられている。本発明によれば、シヤフトの
中心線の位置を水平方向からオイルドレンに関し
て垂直方向から10゜までの範囲内に配置して取付
けることのできるターボチヤージヤーが開発され
た。この範囲は、タービンの出口を垂直方向に近
づけながら下向きにする。これは、車輌の排気シ
ステムへの排気ガスを、配管の屈曲部を最小にす
る方向に差向け、エンジンの吸気部へのコンプレ
ツサーの吐出部を、より清浄にする。この融通性
によりエンジン区分の上部及び車輌のフードから
の熱を逃がすようにしてタービン部を下方に取付
けることができる。キヤブレターがコンプレツサ
ーの上流にある場合には、排気浄化の問題を引起
こす燃料の汚れのため、コンプレツサー部を吸気
マニホルドの高さより下に置くことができない。
かくして、水平に取付ける場合には、シヤフトの
中心線より上のキヤブレター及び附属部品の付加
的高さのため取付け高さが高くなる。垂直に取付
ける場合には、コンプレツサー部のデイフユーザ
面が最も下になつて吸気マニホルドと並ぶため、
この取付高さをかなり低くする。
上記取付範囲は、軸受ハウジングのオイルドレ
ン通路をタービンハウジングにできるだけ近付け
るように移動することによつて達成される。ター
ビン端シールは、通常のピストンリング形式であ
るように連続する。軸受を出るオイルは、シヤフ
ト肩に平行に振り飛ばされ、肩を通る浸出及びは
ね戻りは、二次的な振り飛ばし作用のためシヤフ
トの溝内に入る。本発明のターボチヤージヤーで
は、ドレン室は、軸受領域を取囲むU形状をなし
て開放し、オイルドレンスロツトは、潤滑剤供給
ボスが軸受ボアと連通する場所以外、ドレン室へ
開口している。この大きな開放領域により、シヤ
フト上を流すことなくオイルを振り飛ばして排出
することができる。ほぼ垂直な位置では、ハウジ
ングのピストンリングボアは、ドレン室壁に亘つ
て充分高く、ドレンオイルをボアの周りに滑るよ
うに送つてピストンリングシールが溢れないよう
にするダムを形成する。
ン通路をタービンハウジングにできるだけ近付け
るように移動することによつて達成される。ター
ビン端シールは、通常のピストンリング形式であ
るように連続する。軸受を出るオイルは、シヤフ
ト肩に平行に振り飛ばされ、肩を通る浸出及びは
ね戻りは、二次的な振り飛ばし作用のためシヤフ
トの溝内に入る。本発明のターボチヤージヤーで
は、ドレン室は、軸受領域を取囲むU形状をなし
て開放し、オイルドレンスロツトは、潤滑剤供給
ボスが軸受ボアと連通する場所以外、ドレン室へ
開口している。この大きな開放領域により、シヤ
フト上を流すことなくオイルを振り飛ばして排出
することができる。ほぼ垂直な位置では、ハウジ
ングのピストンリングボアは、ドレン室壁に亘つ
て充分高く、ドレンオイルをボアの周りに滑るよ
うに送つてピストンリングシールが溢れないよう
にするダムを形成する。
高速道路以外の用途で使用するターボチヤージ
ヤーは、ほぼ垂直な位置に取付けるのが望ましい
ということがわかつた。これは、高速道路以外の
用途で使用する多くのターボチヤージヤーでは、
排気ガスを上方に排出するように取付けられた排
気システムを有するためである。かくして、この
ターボチヤージヤーは、コンプレツサー部を最も
下方に配置した状態でほぼ垂直位置に有利に取付
けられる。軸受ハウジング及びコンプレツサー部
の端の閉鎖板を僅かに変更することによつて、コ
ンプレツサー部を最も下方に配置した状態でター
ボチヤージヤーをほぼ垂直な位置に配置した場合
でも潤滑剤をターボチヤージヤーから効率的に排
出することができる。
ヤーは、ほぼ垂直な位置に取付けるのが望ましい
ということがわかつた。これは、高速道路以外の
用途で使用する多くのターボチヤージヤーでは、
排気ガスを上方に排出するように取付けられた排
気システムを有するためである。かくして、この
ターボチヤージヤーは、コンプレツサー部を最も
下方に配置した状態でほぼ垂直位置に有利に取付
けられる。軸受ハウジング及びコンプレツサー部
の端の閉鎖板を僅かに変更することによつて、コ
ンプレツサー部を最も下方に配置した状態でター
ボチヤージヤーをほぼ垂直な位置に配置した場合
でも潤滑剤をターボチヤージヤーから効率的に排
出することができる。
実施例
次に図面のうち第1図を参照すると、ターボチ
ヤージヤーは全体に符号10で示されている。タ
ーボチヤージヤーは、軸受ハウジング16で分離
されたタービン部12及びコンプレツサー部14
を有する。
ヤージヤーは全体に符号10で示されている。タ
ーボチヤージヤーは、軸受ハウジング16で分離
されたタービン部12及びコンプレツサー部14
を有する。
タービン部12はハウジング18を有し、この
ハウジングを通して排気ガスをタービンホイール
20に半径方向に供給してタービンホイールを回
転させる。排気ガスは、出口22を通つてタービ
ンホイールを軸線方向に出る。
ハウジングを通して排気ガスをタービンホイール
20に半径方向に供給してタービンホイールを回
転させる。排気ガスは、出口22を通つてタービ
ンホイールを軸線方向に出る。
コンプレツサー部14は、コンプレツサーホイ
ール28用の軸線方向空気入口26を持つハウジ
ング24を有する。
ール28用の軸線方向空気入口26を持つハウジ
ング24を有する。
タービンホイール20及びコンプレツサーホイ
ール28は、中間部分がスリーブ軸受32内に受
入れられた共通のシヤフト30を有する。スリー
ブ軸受32は、軸受ハウジング16内の軸線方向
中央ボア34内に受入れられる。スリーブ軸受3
2は、シヤフト30の中央部分を回転自在に支承
する貫通孔すなわちボア36を有し、かくしてラ
ジアル軸受として機能する。
ール28は、中間部分がスリーブ軸受32内に受
入れられた共通のシヤフト30を有する。スリー
ブ軸受32は、軸受ハウジング16内の軸線方向
中央ボア34内に受入れられる。スリーブ軸受3
2は、シヤフト30の中央部分を回転自在に支承
する貫通孔すなわちボア36を有し、かくしてラ
ジアル軸受として機能する。
軸受ハウジング16は、圧力が加わつている外
部潤滑剤源から潤滑剤を受入れるための潤滑剤通
路孔38を有する。孔38は、隙間孔40を介し
てスリーブ軸受の軸線方向ボア36と連通してい
る。中空割りピン42を整合した孔38及び40
に押込んで、スリーブ軸受32が回転しないよう
に、また軸線方向に移動しないように軸受32を
軸受ハウジング16内で固定する。軸受32は、
孔40と整合した第2の孔40′を有し、ピン4
2の取外しを便利にしている。
部潤滑剤源から潤滑剤を受入れるための潤滑剤通
路孔38を有する。孔38は、隙間孔40を介し
てスリーブ軸受の軸線方向ボア36と連通してい
る。中空割りピン42を整合した孔38及び40
に押込んで、スリーブ軸受32が回転しないよう
に、また軸線方向に移動しないように軸受32を
軸受ハウジング16内で固定する。軸受32は、
孔40と整合した第2の孔40′を有し、ピン4
2の取外しを便利にしている。
軸受ハウジング16がコンプレツサーのフラン
ジ板78の形態の閉鎖部材と協働して、潤滑剤ド
レン室44を形成することに注目されたい。軸受
ハウジング16のスリーブ軸受32を受入れるた
めのボア34が設けられた部分の周りにドレン室
44が円弧をなして240゜以上に亘つて延びている
ことについて第3図に注目されたい。かくして、
オイルをシヤフト30と再び接触させることなく
排出するのに適当な空間が軸受ハウジング16の
中央部分にある。圧力が加わつている潤滑剤がシ
ヤフト30に沿つて両方向に流れ、スリーブ軸受
32の両端から潤滑剤ドレン室44へ流出するこ
とは理解されよう。第1図を再び参照すると、潤
滑剤ドレン室44へのドレン通路46が軸受ハウ
ジング16を通つて形成され、このドレン通路
は、タービン部12と隣接した潤滑剤ドレン室4
4の軸線方向端から僅かに間隔を隔てられてい
る。ドレン通路46がシヤフト30の軸線に対し
て所定の角度をなす軸線を有するということに注
目されたい。この角度は、ターボチヤージヤーを
水平方向に対して反時計廻り方向に傾けたとき、
ドレン通路46の軸線がドレン室44を有効に排
液できるようにする垂直位置をとることのできる
角度である。
ジ板78の形態の閉鎖部材と協働して、潤滑剤ド
レン室44を形成することに注目されたい。軸受
ハウジング16のスリーブ軸受32を受入れるた
めのボア34が設けられた部分の周りにドレン室
44が円弧をなして240゜以上に亘つて延びている
ことについて第3図に注目されたい。かくして、
オイルをシヤフト30と再び接触させることなく
排出するのに適当な空間が軸受ハウジング16の
中央部分にある。圧力が加わつている潤滑剤がシ
ヤフト30に沿つて両方向に流れ、スリーブ軸受
32の両端から潤滑剤ドレン室44へ流出するこ
とは理解されよう。第1図を再び参照すると、潤
滑剤ドレン室44へのドレン通路46が軸受ハウ
ジング16を通つて形成され、このドレン通路
は、タービン部12と隣接した潤滑剤ドレン室4
4の軸線方向端から僅かに間隔を隔てられてい
る。ドレン通路46がシヤフト30の軸線に対し
て所定の角度をなす軸線を有するということに注
目されたい。この角度は、ターボチヤージヤーを
水平方向に対して反時計廻り方向に傾けたとき、
ドレン通路46の軸線がドレン室44を有効に排
液できるようにする垂直位置をとることのできる
角度である。
シヤフト30を水平にした状態でターボチヤー
ジヤー10を取付けると、スリーブ軸受32の両
端から流出する潤滑剤は潤滑剤ドレン室44の下
部分中に流出し、次いでドレン通路46を通ると
いうことは容易に理解されよう。
ジヤー10を取付けると、スリーブ軸受32の両
端から流出する潤滑剤は潤滑剤ドレン室44の下
部分中に流出し、次いでドレン通路46を通ると
いうことは容易に理解されよう。
第1図に示すように、潤滑剤がタービン部12
へ流出しないようにするため、ピストンリングシ
ール48を、軸受ハウジング16とシヤフト30
との間に形成する。このピストンリングシール4
8は、出口ボア50内に取付けられる。
へ流出しないようにするため、ピストンリングシ
ール48を、軸受ハウジング16とシヤフト30
との間に形成する。このピストンリングシール4
8は、出口ボア50内に取付けられる。
同様に、コンプレツサー部14への潤滑剤の流
出は、コンプレツサーのフランジ板78の出口ボ
ア54内に取付けられ且つシール56を支持する
スラストスリーブ52によつて防止される。
出は、コンプレツサーのフランジ板78の出口ボ
ア54内に取付けられ且つシール56を支持する
スラストスリーブ52によつて防止される。
本発明によれば、潤滑剤ドレン室44の形状
は、軸受ハウジング16の軸線方向端壁の内面に
出口ボア壁突出部60を潤滑剤ドレン室44内へ
延びるように形成した形状である。この突出部6
0は、ドレン通路46の一部分を越えて軸線方向
に延びている。
は、軸受ハウジング16の軸線方向端壁の内面に
出口ボア壁突出部60を潤滑剤ドレン室44内へ
延びるように形成した形状である。この突出部6
0は、ドレン通路46の一部分を越えて軸線方向
に延びている。
更に、潤滑剤ドレン室44には、第4図に最も
よく示すように、シヤフト30の周りに延びるオ
イルドレンスロツト62がドレン通路46から遠
方に形成されている。油切、すなわちスリンガ6
4がシヤフト30によつて支持され、スリーブ軸
受32の隣接端から出る潤滑剤は、このスリンガ
64と接触し、このスリンガは、潤滑剤をオイル
ドレンスロツト62に亘つて円弧をなして振り飛
ばし、潤滑剤をシヤフト30に戻すことなく潤滑
剤ドレン室44の主部内に入れる。
よく示すように、シヤフト30の周りに延びるオ
イルドレンスロツト62がドレン通路46から遠
方に形成されている。油切、すなわちスリンガ6
4がシヤフト30によつて支持され、スリーブ軸
受32の隣接端から出る潤滑剤は、このスリンガ
64と接触し、このスリンガは、潤滑剤をオイル
ドレンスロツト62に亘つて円弧をなして振り飛
ばし、潤滑剤をシヤフト30に戻すことなく潤滑
剤ドレン室44の主部内に入れる。
第1図では、ターボチヤージヤー10は、シヤ
フト30を垂直方向から10゜傾むけて直立させた
状態で取付けられている。もちろん、潤滑剤の液
面高さ66は水平である。突出部60は、潤滑剤
ドレン室44内の潤滑剤の液面高さ66よりも上
方に延びていて、かくして突出部60は、潤滑剤
がシール48に向かつて流れないようにするダム
として作用することは理解されよう。同時に、ス
リンガ64は、これと接触したドレンオイルをオ
イルドレンスロツト62の周りに振り飛ばし、潤
滑剤ドレン室44の主部内に戻し、シヤフト30
に再び接触させることなくドレン通路46から流
出させる。かくして、潤滑剤は、常にシール48
から振り飛ばされ、潤滑剤ドレン室44の主部内
に戻され、そのため、ターボチヤージヤーが垂直
方向から10゜の位置にシヤフトを有する場合にシ
ール48に向つて差向けられる潤滑剤の量は、シ
ヤフトが水平である場合にシール48に向かつて
流れる潤滑剤の量よりも少ない。
フト30を垂直方向から10゜傾むけて直立させた
状態で取付けられている。もちろん、潤滑剤の液
面高さ66は水平である。突出部60は、潤滑剤
ドレン室44内の潤滑剤の液面高さ66よりも上
方に延びていて、かくして突出部60は、潤滑剤
がシール48に向かつて流れないようにするダム
として作用することは理解されよう。同時に、ス
リンガ64は、これと接触したドレンオイルをオ
イルドレンスロツト62の周りに振り飛ばし、潤
滑剤ドレン室44の主部内に戻し、シヤフト30
に再び接触させることなくドレン通路46から流
出させる。かくして、潤滑剤は、常にシール48
から振り飛ばされ、潤滑剤ドレン室44の主部内
に戻され、そのため、ターボチヤージヤーが垂直
方向から10゜の位置にシヤフトを有する場合にシ
ール48に向つて差向けられる潤滑剤の量は、シ
ヤフトが水平である場合にシール48に向かつて
流れる潤滑剤の量よりも少ない。
ドレン室44のコンプレツサー部14に隣接し
た部分は、一部が軸受ハウジング16によつて形
成され、又、一部がコンプレツサーフランジ板7
8によつて形成されている。ドレン室44がシヤ
フトを完全に取り囲んでいるため、スリーブ軸受
32のコンプレツサー端から出てスラストスリー
ブ52のスリンガ部分と係合したオイルは、ほぼ
円弧をなして振り飛ばされてドレン室44に直接
入り、ドレン通路46を通つて排出される。
た部分は、一部が軸受ハウジング16によつて形
成され、又、一部がコンプレツサーフランジ板7
8によつて形成されている。ドレン室44がシヤ
フトを完全に取り囲んでいるため、スリーブ軸受
32のコンプレツサー端から出てスラストスリー
ブ52のスリンガ部分と係合したオイルは、ほぼ
円弧をなして振り飛ばされてドレン室44に直接
入り、ドレン通路46を通つて排出される。
突出部すなわちダム60を軸受ハウジング16
の鋳造中に心型なしで自動的に成形でき、そのた
め、このダムはオイルドレンスロツト62を機械
加工する際につくられるということに注目された
い。これは、低価構造を提供する。また、潤滑剤
ドレン室44の形状は、オイルドレンスロツト6
2が提供する大きな開放区域のため、必然的なカ
ーボンの堆積を良好に伴なうということにも注目
されたい。このカーボンの堆積もまた、上述した
ように、シール48から遠ざかる潤滑剤の良好な
流れをつくる。更に、特定的に説明した構造以外
のシヤフトの軸受構造に本発明を使用してもよい
ということにも注目されたい。
の鋳造中に心型なしで自動的に成形でき、そのた
め、このダムはオイルドレンスロツト62を機械
加工する際につくられるということに注目された
い。これは、低価構造を提供する。また、潤滑剤
ドレン室44の形状は、オイルドレンスロツト6
2が提供する大きな開放区域のため、必然的なカ
ーボンの堆積を良好に伴なうということにも注目
されたい。このカーボンの堆積もまた、上述した
ように、シール48から遠ざかる潤滑剤の良好な
流れをつくる。更に、特定的に説明した構造以外
のシヤフトの軸受構造に本発明を使用してもよい
ということにも注目されたい。
上述のターボチヤージヤー構造の利点を完全に
理解するため、第6図、第7図、及び第8図に示
す代表的な先行技術のターボチヤージヤーの軸受
ハウジングを検討することが必要である。
理解するため、第6図、第7図、及び第8図に示
す代表的な先行技術のターボチヤージヤーの軸受
ハウジングを検討することが必要である。
多くのターボチヤージヤーは、タービン入口部
を使用してエンジンに取付けられ、このタービン
入口部は、第7図に示すように軸受ハウジングの
オイルドレンパツド上への取付部に向つて僅かに
傾斜している。シヤフトの中心線は、車輌に取付
けたとき、本質的に水平である。オイルドレンは
ピストンリングシールのところに少量の積極的な
漏れを生ずることなくオイルを重力で効果的に排
出するため、最大±20゜の範囲内でシヤフトに対
し垂直である。エンジンオイルは、軸受ハウジン
グの上部からハウジング内に入り、供給された潤
滑剤は、機械加工で形成した多数の孔で軸受に運
ばれる。シヤフトは、別体で形成された互いに間
隔を置いた軸受内に取付けられている。
を使用してエンジンに取付けられ、このタービン
入口部は、第7図に示すように軸受ハウジングの
オイルドレンパツド上への取付部に向つて僅かに
傾斜している。シヤフトの中心線は、車輌に取付
けたとき、本質的に水平である。オイルドレンは
ピストンリングシールのところに少量の積極的な
漏れを生ずることなくオイルを重力で効果的に排
出するため、最大±20゜の範囲内でシヤフトに対
し垂直である。エンジンオイルは、軸受ハウジン
グの上部からハウジング内に入り、供給された潤
滑剤は、機械加工で形成した多数の孔で軸受に運
ばれる。シヤフトは、別体で形成された互いに間
隔を置いた軸受内に取付けられている。
シヤフト用の支承された軸受は、各端に設けた
保持リングで軸線方向移動が制限を受けるという
ことは理解されよう。これらの軸受は、シヤフト
の約3分の1の速度で回転し、外径及び内径のと
ころでオイルの薄膜上に半径方向に自由に浮いて
いる。軸受に設けた一連の孔により、オイルをシ
ヤフトへ流すことができる。軸線方向スラスト
は、軸受ハウジングに固定した固定スラスト軸受
によつて吸収される。シヤフトと同じ速度で回転
するスラスト軸受の両側に設けたスラストリング
により、装置が完成する。軸線方向移動は、スラ
ストリング間のスペーサによつて限定される。
保持リングで軸線方向移動が制限を受けるという
ことは理解されよう。これらの軸受は、シヤフト
の約3分の1の速度で回転し、外径及び内径のと
ころでオイルの薄膜上に半径方向に自由に浮いて
いる。軸受に設けた一連の孔により、オイルをシ
ヤフトへ流すことができる。軸線方向スラスト
は、軸受ハウジングに固定した固定スラスト軸受
によつて吸収される。シヤフトと同じ速度で回転
するスラスト軸受の両側に設けたスラストリング
により、装置が完成する。軸線方向移動は、スラ
ストリング間のスペーサによつて限定される。
特に第6図、第7図、及び第8図を参照する
と、これらの図中に示す軸受ハウジングには、全
体に符号100が附されていることがわかる。そ
の構造は、ハウジングの上部分が軸受支持部10
2を構成し、これは、第7図に最もよく示すよう
に軸受ハウジングのほぼすべてを占める。ハウジ
ング100の下部分は、ドレン室104を構成
し、これは、第7図及び第8図に明示したように
非常に小さい。ドレン室は、潤滑剤ドレンポート
106に向かつて下方に傾斜している。
と、これらの図中に示す軸受ハウジングには、全
体に符号100が附されていることがわかる。そ
の構造は、ハウジングの上部分が軸受支持部10
2を構成し、これは、第7図に最もよく示すよう
に軸受ハウジングのほぼすべてを占める。ハウジ
ング100の下部分は、ドレン室104を構成
し、これは、第7図及び第8図に明示したように
非常に小さい。ドレン室は、潤滑剤ドレンポート
106に向かつて下方に傾斜している。
排気ガスは、コンプレツサー端及びタービン端
の両方で固定ピストンリング(図示せず)により
軸受ハウジングに入らないようにシールされる。
これらのリングは、オイルシールではない。ター
ビン端では、オイルは、シヤフトの振り飛ばし作
用によりピストンリングから遠ざけられ、オイル
ドレン室104へ開口するスロツト108内に入
る。コンプレツサー端では、スラスト軸受からの
オイルは、オイルドレン室への流路すなわちオリ
フイスを形成する固定板(図示せず)により制限
される。この板を通るいかなる漏れも、回転スリ
ンガスリーブ(図示せず)によつて取りあげら
れ、リングシールに達する前にドレン室中へ振り
飛ばされる。
の両方で固定ピストンリング(図示せず)により
軸受ハウジングに入らないようにシールされる。
これらのリングは、オイルシールではない。ター
ビン端では、オイルは、シヤフトの振り飛ばし作
用によりピストンリングから遠ざけられ、オイル
ドレン室104へ開口するスロツト108内に入
る。コンプレツサー端では、スラスト軸受からの
オイルは、オイルドレン室への流路すなわちオリ
フイスを形成する固定板(図示せず)により制限
される。この板を通るいかなる漏れも、回転スリ
ンガスリーブ(図示せず)によつて取りあげら
れ、リングシールに達する前にドレン室中へ振り
飛ばされる。
先行技術のターボチヤージヤーの軸受ハウジン
グ装置では、コンプレツサーホイールに隣接して
配置した挿入体(図示せず)は、スラスト軸受及
びオイルデフレクタを所定位置に保持し、且つ軸
受ハウジングのコンプレツサー端を閉鎖すること
が理解されよう。この挿入体にはピストンリング
用のボアが設けられている。
グ装置では、コンプレツサーホイールに隣接して
配置した挿入体(図示せず)は、スラスト軸受及
びオイルデフレクタを所定位置に保持し、且つ軸
受ハウジングのコンプレツサー端を閉鎖すること
が理解されよう。この挿入体にはピストンリング
用のボアが設けられている。
次に、本発明のターボチヤージヤーを再び参照
すると、第1図では上述の取付けは、軸受ハウジ
ングの潤滑剤ドレン通路をタービンハウジングに
できるだけ近付けることによつて行なわれる。タ
ービン端シールは、この場合もピストンリングで
ある。しかしながら、軸受を離れる潤滑剤は、シ
ヤフトの肩部に平行に振り飛ばされ、この肩部を
通る浸出はシヤフトの溝内に集まつて二次的な振
り飛ばし作用を受ける。先行技術のターボチヤー
ジヤーでは上記の散逸オイルは、この場合もドレ
ン室へ到るシヤフト上に亘つて自由に流れる。こ
れは、底部のみがドレン室に向かつて開放してオ
リフイス110を形成するオイルスロツトのため
である。このオイルスロツトは第8図に明示した
ように、約250゜に亘つてドレン出口がない。本発
明によれば、ドレン室は、軸受領域を取囲むU形
状をなして開放し、スロツトは、第4図に示すよ
うに240゜以上がドレン室に開放している。この大
きな開口領域により、オイルはシヤフト上を流れ
ることなく振り飛ばされ且つドレン室内へ排出さ
れる。再び第1図を参照すると、ハウジングの突
出部60は、垂直位置では、ドレン室の壁よりも
充分高くなつており、リングシールがオイル浸し
にならないようにするためドレンオイルがボスの
周りを移動する経路をつくるダムを形成する。
すると、第1図では上述の取付けは、軸受ハウジ
ングの潤滑剤ドレン通路をタービンハウジングに
できるだけ近付けることによつて行なわれる。タ
ービン端シールは、この場合もピストンリングで
ある。しかしながら、軸受を離れる潤滑剤は、シ
ヤフトの肩部に平行に振り飛ばされ、この肩部を
通る浸出はシヤフトの溝内に集まつて二次的な振
り飛ばし作用を受ける。先行技術のターボチヤー
ジヤーでは上記の散逸オイルは、この場合もドレ
ン室へ到るシヤフト上に亘つて自由に流れる。こ
れは、底部のみがドレン室に向かつて開放してオ
リフイス110を形成するオイルスロツトのため
である。このオイルスロツトは第8図に明示した
ように、約250゜に亘つてドレン出口がない。本発
明によれば、ドレン室は、軸受領域を取囲むU形
状をなして開放し、スロツトは、第4図に示すよ
うに240゜以上がドレン室に開放している。この大
きな開口領域により、オイルはシヤフト上を流れ
ることなく振り飛ばされ且つドレン室内へ排出さ
れる。再び第1図を参照すると、ハウジングの突
出部60は、垂直位置では、ドレン室の壁よりも
充分高くなつており、リングシールがオイル浸し
にならないようにするためドレンオイルがボスの
周りを移動する経路をつくるダムを形成する。
本発明の開放ドレン室は、振り飛ばし作用の後
にオイルを回転部品に再び戻すことなく、オイル
がその自然な流路を見付け出す空間を提供するこ
とによつて、ドレンに向かつてオイルの経路がつ
くられるのを回避する。オイルが回転部品に再び
戻ると泡が発生し、これはシールするのが非常に
困難である。開放形の軸受ハウジング16はま
た、コンプレツサー端フランジ78部分を別体の
部品にすることによつて、鋳造部の大規模なコア
リングを避ける。上述のように、このフランジ板
は、リングのボスの周りで開口し、これによつて
振り飛ばし作用を有効に行なうことができる。
にオイルを回転部品に再び戻すことなく、オイル
がその自然な流路を見付け出す空間を提供するこ
とによつて、ドレンに向かつてオイルの経路がつ
くられるのを回避する。オイルが回転部品に再び
戻ると泡が発生し、これはシールするのが非常に
困難である。開放形の軸受ハウジング16はま
た、コンプレツサー端フランジ78部分を別体の
部品にすることによつて、鋳造部の大規模なコア
リングを避ける。上述のように、このフランジ板
は、リングのボスの周りで開口し、これによつて
振り飛ばし作用を有効に行なうことができる。
次に第5図を参照すると、この図には、特に排
気管が上向きに延びているデイーゼルエンジンと
組合わせて使用するように構成されたターボチヤ
ージヤーを示す。この変形態様のターボチヤージ
ヤーは、全体に参照符号70が附されており、最
も上にタービン部72を有し且つ最も下方にコン
プレツサー部74を有する。タービン部72及び
コンプレツサー部74は、軸受ハウジング76に
よつて離されている。
気管が上向きに延びているデイーゼルエンジンと
組合わせて使用するように構成されたターボチヤ
ージヤーを示す。この変形態様のターボチヤージ
ヤーは、全体に参照符号70が附されており、最
も上にタービン部72を有し且つ最も下方にコン
プレツサー部74を有する。タービン部72及び
コンプレツサー部74は、軸受ハウジング76に
よつて離されている。
タービン部72は、ターボチヤージヤー10と
同様に、ハウジング18を有し、このハウジング
内にはタービンホイール10が位置決めされてい
る。
同様に、ハウジング18を有し、このハウジング
内にはタービンホイール10が位置決めされてい
る。
コンプレツサー部74は、ハウジング24を有
し、このハウジング24内には、コンプレツサー
ホイール28が位置決めされている。コンプレツ
サー部14と同様にコンプレツサーフランジ板8
8が設けられ、このフランジ板88は軸受ハウジ
ング76と組合わさつてドレン室80を形成す
る。
し、このハウジング24内には、コンプレツサー
ホイール28が位置決めされている。コンプレツ
サー部14と同様にコンプレツサーフランジ板8
8が設けられ、このフランジ板88は軸受ハウジ
ング76と組合わさつてドレン室80を形成す
る。
タービンホイール20及びコンプレツサーホイ
ール28は、スリーブ軸受32内に取付けられた
共通のシヤフト30によつて支持される。ターボ
チヤージヤー70でのシールは、ターボチヤージ
ヤー10でのシールとほぼ同様である。しかしな
がら、ターボチヤージヤー70は、コンプレツサ
ー部74を最も下方に配置した状態でほぼ垂直に
取付けることができるようになつている。まず第
一に、軸受ハウジング76は、軸受ハウジング1
6と比べて軸線方向に細長くなつている。第2に
コンプレツサーフランジ板88は、コンプレツサ
ー部14の同様のフランジ板と比べて、軸線方向
に短くなつている。全体としては、ターボチヤー
ジヤー70のドレン室80の形状は、ターボチヤ
ージヤー10のドレン室44とほぼ同様になつて
いる。しかしながら、軸受ハウジング76の軸線
方向長さを軸受ハウジング106と比べて長くす
ると、軸受ハウジング76に潤滑剤ドレン通路8
2をコンプレツサー部74のすぐ隣に設けること
ができる。更に、スラストスリーブ52用のボア
54が形成された板78の部分は、潤滑剤の液面
高さ86よりも上方に配置された直立した突出部
84を構成する。潤滑剤の液面高さ86は、ドレ
ン82よりも上方にある。かくして、潤滑剤を潤
滑剤室80からシール56を越えて溢れさせるこ
となく、潤滑剤を軸受ハウジング76内から効果
的に排出することができる。同様に、スラストス
リーブ52は、スリーブから遠い、軸受32の隣
接端から排出されるオイルをシール及びスリーブ
から振り飛ばすスリンガ部を有する。
ール28は、スリーブ軸受32内に取付けられた
共通のシヤフト30によつて支持される。ターボ
チヤージヤー70でのシールは、ターボチヤージ
ヤー10でのシールとほぼ同様である。しかしな
がら、ターボチヤージヤー70は、コンプレツサ
ー部74を最も下方に配置した状態でほぼ垂直に
取付けることができるようになつている。まず第
一に、軸受ハウジング76は、軸受ハウジング1
6と比べて軸線方向に細長くなつている。第2に
コンプレツサーフランジ板88は、コンプレツサ
ー部14の同様のフランジ板と比べて、軸線方向
に短くなつている。全体としては、ターボチヤー
ジヤー70のドレン室80の形状は、ターボチヤ
ージヤー10のドレン室44とほぼ同様になつて
いる。しかしながら、軸受ハウジング76の軸線
方向長さを軸受ハウジング106と比べて長くす
ると、軸受ハウジング76に潤滑剤ドレン通路8
2をコンプレツサー部74のすぐ隣に設けること
ができる。更に、スラストスリーブ52用のボア
54が形成された板78の部分は、潤滑剤の液面
高さ86よりも上方に配置された直立した突出部
84を構成する。潤滑剤の液面高さ86は、ドレ
ン82よりも上方にある。かくして、潤滑剤を潤
滑剤室80からシール56を越えて溢れさせるこ
となく、潤滑剤を軸受ハウジング76内から効果
的に排出することができる。同様に、スラストス
リーブ52は、スリーブから遠い、軸受32の隣
接端から排出されるオイルをシール及びスリーブ
から振り飛ばすスリンガ部を有する。
ターボチヤージヤー70の利点は、ターボチヤ
ージヤー10に関して説明したものと同様であ
る。
ージヤー10に関して説明したものと同様であ
る。
第1図は、潤滑剤の特定の流れ、及びダムを含
むドレン通路を示す、例示のターボチヤージヤー
の軸線方向断面図であり、第2図は、軸受ハウジ
ングの内部の詳細を最も明確に示す、軸受ハウジ
ング自体の軸線方向断面図であり、第3図は、ス
リーブ軸受及びシヤフトを省略した、第3図の3
−3線での軸受ハウジングの横断面図であり、第
4図は、機械加工で形成したオイルドレンスロツ
トの詳細を示す、第2図の4−4線での軸受ハウ
ジングの部分横断面図であり、第5図は、コンプ
レツサー部を最も下方に配置した本発明によるタ
ーボチヤージヤーの軸線方向断面図であり、第6
図は、先行技術の代表的なターボチヤージヤー用
軸受ハウジングの長さ方向断面図であり、第7図
は、軸受取付領域区域でのドレン室全体の断面を
示す、第6図の7−7線での一部横断面図であ
り、第8図は、コンプレツサー端のところにある
機械加工で形成したオイルスロツト全体の詳細を
示す、第6図の8−8線での横断面図である。 10,70……ターボチヤージヤー、14,7
4……コンプレツサー部、16,76……軸受ハ
ウジング、20……タービンホイール、30……
シヤフト、32……軸受スリーブ、38……潤滑
剤通路孔、44……潤滑剤ドレン室、46,82
……潤滑剤ドレン通路、60,84……突出部
(ダム)、62……オイルドレンスロツト、78,
88……フランジ板。
むドレン通路を示す、例示のターボチヤージヤー
の軸線方向断面図であり、第2図は、軸受ハウジ
ングの内部の詳細を最も明確に示す、軸受ハウジ
ング自体の軸線方向断面図であり、第3図は、ス
リーブ軸受及びシヤフトを省略した、第3図の3
−3線での軸受ハウジングの横断面図であり、第
4図は、機械加工で形成したオイルドレンスロツ
トの詳細を示す、第2図の4−4線での軸受ハウ
ジングの部分横断面図であり、第5図は、コンプ
レツサー部を最も下方に配置した本発明によるタ
ーボチヤージヤーの軸線方向断面図であり、第6
図は、先行技術の代表的なターボチヤージヤー用
軸受ハウジングの長さ方向断面図であり、第7図
は、軸受取付領域区域でのドレン室全体の断面を
示す、第6図の7−7線での一部横断面図であ
り、第8図は、コンプレツサー端のところにある
機械加工で形成したオイルスロツト全体の詳細を
示す、第6図の8−8線での横断面図である。 10,70……ターボチヤージヤー、14,7
4……コンプレツサー部、16,76……軸受ハ
ウジング、20……タービンホイール、30……
シヤフト、32……軸受スリーブ、38……潤滑
剤通路孔、44……潤滑剤ドレン室、46,82
……潤滑剤ドレン通路、60,84……突出部
(ダム)、62……オイルドレンスロツト、78,
88……フランジ板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 潤滑剤ドレン室を構成するハウジングと、 該ドレン室内に突出し、端部が前記ハウジング
の隣接端から間隔を隔てられた細長いハウジング
部分と、 前記ハウジング部分の半径方向部分の一箇所
を、該箇所以外の前記ハウジング部分の遠位端が
前記ハウジングに対して軸線方向及び円周方向の
両方向で完全に自由な状態で、前記ハウジングに
連結する潤滑剤ボスと、 前記ハウジング部分の各端のところに開放端を
有する、前記ハウジング部分で支持された軸受手
段と、 前記軸受手段内に回転自在に支承され、前記ハ
ウジング部分の各端を貫通して延びるシヤフト
と、 前記潤滑剤ボスを通つて前記ハウジングの外部
から前記軸受手段へ延びる潤滑剤通路と、 前記潤滑剤ドレン室から開放する潤滑剤ドレン
通路と、を有し、 前記ハウジングから間隔を隔てられた前記ハウ
ジング部分の端部は、前記シヤフトから前記軸受
手段の端部のところで振り飛ばされた潤滑剤が前
記シヤフトに逆戻りすることなく前記潤滑剤ドレ
ン室に向かつて流れるようにする開放空間手段を
構成し、前記潤滑剤ドレン通路は、前記ハウジン
グの一端に隣接して配置され、前記ハウジングの
一端は、前記シヤフトが通る開口部を有し、 更に、前記ドレン室の軸線方向内方に延びて前
記潤滑剤ドレン通路と軸線方向に重なる内側突出
部を前記ハウジングの一端に形成するダムを有
し、 排出される潤滑剤を前記シヤフトに向かつて再
び差向けることなく、前記ハウジングを直立位置
に取付けることができる、ことを特徴とする軸受
支持体。 2 前記軸受支持体がターボチヤージヤーの一部
であり、前記シヤフトがタービンホイールを前記
ダムに隣接して支持することを特徴とする特許請
求の範囲第1項に記載の軸受支持体。 3 前記軸受支持体がコンプレツサー部を含むタ
ーボチヤージヤーの一部であり、前記ハウジング
の前記コンプレツサー部と隣接した端部が開放し
ており、前記コンプレツサー部は、前記ハウジン
グの開放端を閉鎖し且つ前記潤滑剤ドレン室の延
長部を構成するフランジを有することを特徴とす
る特許請求の範囲第1項に記載の軸受支持体。 4 前記軸受は両端が開放し、一端が前記ハウジ
ングの開放端に向かい且つ軸線方向に完全に開放
し、前記軸受ボアの反対端は、前記潤滑剤ドレン
室と連通したオイルドレンスロツトに対して開放
し、前記オイルドレンスロツトは、全体に円形を
なして構成され、前記潤滑剤ドレン室と連通する
上で半径方向に240゜以上に亘つて障害物がなく、
更に前記中央部分の一端と前記シヤフト出口ボア
を持つ前記ハウジングの端壁の内部との間で軸線
方向に配置されていることを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載の軸受支持体。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/013,974 US4235484A (en) | 1979-02-22 | 1979-02-22 | Bearing carrier with integral lubricating sealing features |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55112486A JPS55112486A (en) | 1980-08-30 |
JPH0154569B2 true JPH0154569B2 (ja) | 1989-11-20 |
Family
ID=21762807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2035980A Granted JPS55112486A (en) | 1979-02-22 | 1980-02-20 | Bearing supporting equipment having characteristic of lubricant sealing |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4235484A (ja) |
JP (1) | JPS55112486A (ja) |
BR (1) | BR8000837A (ja) |
CA (1) | CA1134417A (ja) |
DE (1) | DE3005943A1 (ja) |
FR (1) | FR2449821A1 (ja) |
GB (1) | GB2049840B (ja) |
SE (1) | SE441384B (ja) |
Families Citing this family (32)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US4722630A (en) * | 1985-09-20 | 1988-02-02 | The Garrett Corporation | Ceramic-metal braze joint |
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JP3251838B2 (ja) * | 1996-01-24 | 2002-01-28 | 株式会社荏原製作所 | 縦型回転機械の軸受装置 |
IT1319409B1 (it) | 2000-07-03 | 2003-10-10 | Nuovo Pignone Spa | Sistema di scarico per cuscini portanti di turbine a gas |
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- 1980-02-12 BR BR8000837A patent/BR8000837A/pt unknown
- 1980-02-16 DE DE19803005943 patent/DE3005943A1/de active Granted
- 1980-02-20 FR FR8003704A patent/FR2449821A1/fr active Granted
- 1980-02-20 JP JP2035980A patent/JPS55112486A/ja active Granted
- 1980-02-22 GB GB8005984A patent/GB2049840B/en not_active Expired
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DE3005943A1 (de) | 1980-09-04 |
DE3005943C2 (ja) | 1991-12-05 |
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