JPH0150732B2 - - Google Patents
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- JPH0150732B2 JPH0150732B2 JP59074617A JP7461784A JPH0150732B2 JP H0150732 B2 JPH0150732 B2 JP H0150732B2 JP 59074617 A JP59074617 A JP 59074617A JP 7461784 A JP7461784 A JP 7461784A JP H0150732 B2 JPH0150732 B2 JP H0150732B2
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- Japan
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- rim
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- horizontal piece
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Links
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Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野ならびに目的
本発明は、天井スラブから吊設した天井野縁と
胴縁にパネル状の天井板を載置して構成するいわ
ゆるシステム天井の施工法に関し、天井施工能率
の向上、施工用部材のコストダウン、天井板の加
工性およびその強度の改善を目的とするものであ
る。
胴縁にパネル状の天井板を載置して構成するいわ
ゆるシステム天井の施工法に関し、天井施工能率
の向上、施工用部材のコストダウン、天井板の加
工性およびその強度の改善を目的とするものであ
る。
従来技術
従来、システム天井の施工法としてクロス工法
およびライン工法と呼ばれるものが知られてい
る。第6図および第7図はクロス工法による天井
構造を示すもので、吊ボルト61により天井スラ
ブから断面逆T字形のTバー野縁62を複数本平
行に吊設し、Tバー野縁62にTバー胴縁63を
その水平片64の下面がTバー野縁62の水平片
65の下面と面一になるよう咬合配置した後、T
バー野縁62と胴縁63の水平片64,65の上
面にパネル状の天井板66を順次載置してなるも
のである。このような従来のクロス工法の場合、
Tバー野縁62とTバー胴縁63には予め第7図
に示すように、Tバー野縁62に咬合孔67を形
成しておくとともに、Tバー胴縁63の先端には
咬合片68を形成しておく必要があり、施工時こ
れら咬合孔67と咬合片68を咬み合わせること
により両者を格子状に一体に組み付けねばならな
かつた。このため、施工作業に手間がかかるとと
もに、Tバー野縁とTバー胴縁に前記のごとき複
雑な形状をした咬合部を予め精度よく形成してお
かねばならず、部材が高価になるという欠点を有
していた。
およびライン工法と呼ばれるものが知られてい
る。第6図および第7図はクロス工法による天井
構造を示すもので、吊ボルト61により天井スラ
ブから断面逆T字形のTバー野縁62を複数本平
行に吊設し、Tバー野縁62にTバー胴縁63を
その水平片64の下面がTバー野縁62の水平片
65の下面と面一になるよう咬合配置した後、T
バー野縁62と胴縁63の水平片64,65の上
面にパネル状の天井板66を順次載置してなるも
のである。このような従来のクロス工法の場合、
Tバー野縁62とTバー胴縁63には予め第7図
に示すように、Tバー野縁62に咬合孔67を形
成しておくとともに、Tバー胴縁63の先端には
咬合片68を形成しておく必要があり、施工時こ
れら咬合孔67と咬合片68を咬み合わせること
により両者を格子状に一体に組み付けねばならな
かつた。このため、施工作業に手間がかかるとと
もに、Tバー野縁とTバー胴縁に前記のごとき複
雑な形状をした咬合部を予め精度よく形成してお
かねばならず、部材が高価になるという欠点を有
していた。
第8図ないし第10図はライン工法による天井
構造を示すもので、吊ボルト81とハンガー82
により天井スラブから野縁受け83を吊設し、該
野縁受け83にTバー野縁85をCTクリツプ8
4により直交して繋止した後、パネル状の天井板
86の対向する2側縁に切り込まれた嵌合溝87
に断面横H字形のHバー胴縁88の下部水平片8
9を嵌入し、隣なる天井板同士を一体に連結しな
がら天井板の他方の端縁90をTバー野縁85の
水平片91の上面に順次載置してなるものであ
る。このライン工法による場合、天井板86の嵌
合溝87の加工に精度を要すること、およびロツ
クウール等の無機質繊維製の天井板を用いた場合
材質が比較的脆いため、Hバー胴縁88の下部水
平片89を嵌入する際に天井板の嵌合溝87から
亀裂を生ずることがあり、施工時に細心の注意を
必要とする等の欠点があつた。
構造を示すもので、吊ボルト81とハンガー82
により天井スラブから野縁受け83を吊設し、該
野縁受け83にTバー野縁85をCTクリツプ8
4により直交して繋止した後、パネル状の天井板
86の対向する2側縁に切り込まれた嵌合溝87
に断面横H字形のHバー胴縁88の下部水平片8
9を嵌入し、隣なる天井板同士を一体に連結しな
がら天井板の他方の端縁90をTバー野縁85の
水平片91の上面に順次載置してなるものであ
る。このライン工法による場合、天井板86の嵌
合溝87の加工に精度を要すること、およびロツ
クウール等の無機質繊維製の天井板を用いた場合
材質が比較的脆いため、Hバー胴縁88の下部水
平片89を嵌入する際に天井板の嵌合溝87から
亀裂を生ずることがあり、施工時に細心の注意を
必要とする等の欠点があつた。
一方、これら天井施工法に広く用いられている
無機質繊維性の天井板について述べれば、例えば
グラスウール等の比較的低密度(0.003〜〜0.3
g/cm3)の無機質繊維製天井板は軽量で断熱性、
吸音性に優れているが、塗装性に難点があり、こ
のため表面化粧として塩化ビニルフイルム、酢酸
ビニル不織布等からなる化粧シートを貼着するの
が一般的である。しかし、この場合第11図に示
すように、無機質繊維製天井板86の収縮率が極
めて小さいため施工後の温湿度の変化により化粧
シート92の収縮に引張られて天井板86に反り
を生じるとともに、低密度のため層間強度が小さ
いので嵌合溝87から亀裂を生じ、天井板の端部
が図示のように垂れ下がるという問題があつた。
無機質繊維性の天井板について述べれば、例えば
グラスウール等の比較的低密度(0.003〜〜0.3
g/cm3)の無機質繊維製天井板は軽量で断熱性、
吸音性に優れているが、塗装性に難点があり、こ
のため表面化粧として塩化ビニルフイルム、酢酸
ビニル不織布等からなる化粧シートを貼着するの
が一般的である。しかし、この場合第11図に示
すように、無機質繊維製天井板86の収縮率が極
めて小さいため施工後の温湿度の変化により化粧
シート92の収縮に引張られて天井板86に反り
を生じるとともに、低密度のため層間強度が小さ
いので嵌合溝87から亀裂を生じ、天井板の端部
が図示のように垂れ下がるという問題があつた。
発明の構成
天井スラブから吊設された複数本の野縁受け
に、断面逆T字形になるTバー野縁を直交して複
数本所定間隔を置いて繋止した後、相隣なるTバ
ー野縁間に、該Tバー野縁と同一形状になるTバ
ー胴縁をその水平片がTバー野縁の水平片上に乗
るように掛け渡して載置し、次いで前記Tバー胴
縁と対向する2辺の表側端縁に段落し部を形成し
た天井板の該段落し部を前記Tバー胴縁の水平片
に嵌合して載置するとともに、天井板の他の2辺
の端縁を前記Tバー野縁の水平片上に乗るように
載置することにより天井板を順次敷設するよう構
成したものである。
に、断面逆T字形になるTバー野縁を直交して複
数本所定間隔を置いて繋止した後、相隣なるTバ
ー野縁間に、該Tバー野縁と同一形状になるTバ
ー胴縁をその水平片がTバー野縁の水平片上に乗
るように掛け渡して載置し、次いで前記Tバー胴
縁と対向する2辺の表側端縁に段落し部を形成し
た天井板の該段落し部を前記Tバー胴縁の水平片
に嵌合して載置するとともに、天井板の他の2辺
の端縁を前記Tバー野縁の水平片上に乗るように
載置することにより天井板を順次敷設するよう構
成したものである。
発明の効果
本発明になる天井施工法は上記の通りのもので
あつて、従来のクロス工法のようにTバー野縁と
Tバー胴縁とを咬合する必要がなく、単にTバー
野縁の水平片上にTバー胴縁の水平片を載せるだ
けで良く、また従来のライン工法のようにHバー
胴縁の下部水平片を天井板端縁の嵌合溝に挿入す
る必要もないため、施工能率が著しく向上すると
いう優れた効果を発揮する。更に、従来のクロス
工法のようにTバー野縁とTバー胴縁に咬合部を
設ける必要がなく、また従来のライン工法におけ
るHバー胴縁のように特別な形状の胴縁を使う必
要もなくなり、野縁と胴縁を同一形状の共通部材
として使うことができ、部材のコストを大幅に低
減しうるという優れた効果を発揮する。また、本
発明施工法によるときは、ライン工法等で必要と
する嵌合溝を天井板の端縁に切り込む必要がなく
なるので、温湿度変化による経時的な亀裂の発生
の心配もなくなり、更に化粧シートをパネル表面
に貼着した場合でも化粧シートの収縮により反り
や亀裂が発生することもなくなり、天井板端縁の
段落し部の段落し加工も従来のライン工法におけ
る嵌合溝加工に比べてはるかに容易であるという
優れた効果を発揮するものである。更に、本発明
施工法によるときは、天井板として高密度素材の
ものだけでなく低密度素材のものをも用いること
ができるという優れた効果を発揮する。
あつて、従来のクロス工法のようにTバー野縁と
Tバー胴縁とを咬合する必要がなく、単にTバー
野縁の水平片上にTバー胴縁の水平片を載せるだ
けで良く、また従来のライン工法のようにHバー
胴縁の下部水平片を天井板端縁の嵌合溝に挿入す
る必要もないため、施工能率が著しく向上すると
いう優れた効果を発揮する。更に、従来のクロス
工法のようにTバー野縁とTバー胴縁に咬合部を
設ける必要がなく、また従来のライン工法におけ
るHバー胴縁のように特別な形状の胴縁を使う必
要もなくなり、野縁と胴縁を同一形状の共通部材
として使うことができ、部材のコストを大幅に低
減しうるという優れた効果を発揮する。また、本
発明施工法によるときは、ライン工法等で必要と
する嵌合溝を天井板の端縁に切り込む必要がなく
なるので、温湿度変化による経時的な亀裂の発生
の心配もなくなり、更に化粧シートをパネル表面
に貼着した場合でも化粧シートの収縮により反り
や亀裂が発生することもなくなり、天井板端縁の
段落し部の段落し加工も従来のライン工法におけ
る嵌合溝加工に比べてはるかに容易であるという
優れた効果を発揮するものである。更に、本発明
施工法によるときは、天井板として高密度素材の
ものだけでなく低密度素材のものをも用いること
ができるという優れた効果を発揮する。
実施例
第1図は、本発明天井施工法を採用して構成し
た天井の構成例を示す。図中、符号2は断面逆T
字形のいわゆるTバー野縁、3はTバー野縁2と
同一形状のいわゆるTバー胴縁である。本発明施
工法は、これら天井板1、Tバー野縁2、Tバー
胴縁3を用いて以下のようにして実現されるもの
である。
た天井の構成例を示す。図中、符号2は断面逆T
字形のいわゆるTバー野縁、3はTバー野縁2と
同一形状のいわゆるTバー胴縁である。本発明施
工法は、これら天井板1、Tバー野縁2、Tバー
胴縁3を用いて以下のようにして実現されるもの
である。
まず最初に、第2図に示すように、天井スラブ
から吊設された野縁受け(図示略)にTバー野縁
2を所定間隔をおいて複数本平行に繋止した後、
これら隣接するTバー野縁2,2間にTバー胴縁
3を掛け渡し、Tバー胴縁3の水平片4をTバー
野縁2の水平片5の上面に載置し、Tバー野縁2
とTバー胴縁3を格子状に組み合わせる。
から吊設された野縁受け(図示略)にTバー野縁
2を所定間隔をおいて複数本平行に繋止した後、
これら隣接するTバー野縁2,2間にTバー胴縁
3を掛け渡し、Tバー胴縁3の水平片4をTバー
野縁2の水平片5の上面に載置し、Tバー野縁2
とTバー胴縁3を格子状に組み合わせる。
しかる後、前記Tバー野縁2とTバー胴縁3に
より形成された前記格子状空間部に、第3図に示
すごとき構造になる天井板1を敷設するものであ
る。すなわち、天井板1は、平板状のパネルから
なり、Tバー胴縁3に載置する側のパネル端縁
6,6に位置して、Tバー胴縁3の水平片4の厚
さHと同一深さの段差Hを有する段落し部7,7
をパネル表面14側に形成したものである。一
方、Tバー野縁2に載置される側のパネル端部
8,8には前記段落し部は形成されておらず、単
なる垂直な切り落し面とされている。なお、パネ
ル表面14には、必要に応じ合成樹脂フイルム、
不織布等からなる化粧シートを貼着しうること勿
論である。
より形成された前記格子状空間部に、第3図に示
すごとき構造になる天井板1を敷設するものであ
る。すなわち、天井板1は、平板状のパネルから
なり、Tバー胴縁3に載置する側のパネル端縁
6,6に位置して、Tバー胴縁3の水平片4の厚
さHと同一深さの段差Hを有する段落し部7,7
をパネル表面14側に形成したものである。一
方、Tバー野縁2に載置される側のパネル端部
8,8には前記段落し部は形成されておらず、単
なる垂直な切り落し面とされている。なお、パネ
ル表面14には、必要に応じ合成樹脂フイルム、
不織布等からなる化粧シートを貼着しうること勿
論である。
上記構造になる天井板1を前記Tバー野縁2と
Tバー胴縁3により形成された格子状空間部に順
次嵌め込み、天井板1の段落し部7をTバー胴縁
3の水平片4と嵌合せしめて水平片4上面に載置
し、更に他方のパネル端縁8をTバー野縁2の水
平片5の上面に載置することにより、最終的に第
1図のごとき天井構造を完成するものである。
Tバー胴縁3により形成された格子状空間部に順
次嵌め込み、天井板1の段落し部7をTバー胴縁
3の水平片4と嵌合せしめて水平片4上面に載置
し、更に他方のパネル端縁8をTバー野縁2の水
平片5の上面に載置することにより、最終的に第
1図のごとき天井構造を完成するものである。
なお、本発明の場合、用いる天井板1としては
強度に優れた高密度パネルのみならず、強度の弱
い低密度パネル例えば乾式ロツクウール板あるい
は乾式グラスウール板等であつても、何ら問題な
く使用することが可能である。以下にその例を示
す。
強度に優れた高密度パネルのみならず、強度の弱
い低密度パネル例えば乾式ロツクウール板あるい
は乾式グラスウール板等であつても、何ら問題な
く使用することが可能である。以下にその例を示
す。
施工例 1
第4図に示すように、密度0.064g/cm3の乾式
ロツクウール板9の端縁に幅10mm、深さ3mmの段
落し部7を加工した後、その表面に厚さ50μの塩
化ビニル製化粧シート10を感熱接着剤を用いて
貼り付けるとともに、段落し部7の水平面、垂直
面は特に角部のなじみが良いように離型処理を施
したヒートローラで樹脂軟化点を越える温度でヒ
ートセツトした。この天井板1を水平片4の厚さ
H=3mmのTバー胴縁3およびTバー野縁を用い
て第1図の天井構造を構成したが、経時的な不良
発生は皆無であつた。
ロツクウール板9の端縁に幅10mm、深さ3mmの段
落し部7を加工した後、その表面に厚さ50μの塩
化ビニル製化粧シート10を感熱接着剤を用いて
貼り付けるとともに、段落し部7の水平面、垂直
面は特に角部のなじみが良いように離型処理を施
したヒートローラで樹脂軟化点を越える温度でヒ
ートセツトした。この天井板1を水平片4の厚さ
H=3mmのTバー胴縁3およびTバー野縁を用い
て第1図の天井構造を構成したが、経時的な不良
発生は皆無であつた。
施工例 2
第5図に示すように、密度0.08g/cm3の乾式グ
ラスウール板11に施工例1と同様の段落し部7
を施した後、段落し面から更に側端面に至るまで
天井板の表面側全面にエチレン酢酸ビニル系の熱
軟化性繊維不織布12(重量32g/m2)を離型処
理したヒートローラで加熱融着し、更にその表面
にリシン調塗装仕上げ13を施して化粧シートと
した。この天井板1を施工例1と同様にTバー野
縁2およびTバー胴縁3上に載置したが、経時的
な不良発生は皆無であつた。
ラスウール板11に施工例1と同様の段落し部7
を施した後、段落し面から更に側端面に至るまで
天井板の表面側全面にエチレン酢酸ビニル系の熱
軟化性繊維不織布12(重量32g/m2)を離型処
理したヒートローラで加熱融着し、更にその表面
にリシン調塗装仕上げ13を施して化粧シートと
した。この天井板1を施工例1と同様にTバー野
縁2およびTバー胴縁3上に載置したが、経時的
な不良発生は皆無であつた。
第1図は本発明天井施工法により構成した天井
構造の1実施例の要部断面斜視図、第2図は本発
明天井施工法におけるTバー野縁とTバー胴縁の
組み付け図、第3図は本発明に用いられる天井板
の構造を示す斜視図、第4図は本発明の第1の施
工例の要部側断面図、第5図は本発明の第2の施
工例の要部側断面図、第6図は従来のクロス工法
による天井構造の斜視図、第7図は第6図中のT
バー野縁とTバー胴縁の咬合部を示す要部分解斜
視図、第8図は従来のライン工法による天井構造
の斜視図、第9図は第8図中のTバー野縁と天井
板の載置状態を示す拡大断面図、第10図は第8
図中のHバー胴縁と天井板の嵌合状態を示す拡大
断面図、第11図は従来のライン工法における天
井板の反りおよび亀裂発生状態の説明図である。 1:天井板、2:Tバー野縁、3:Tバー胴
縁、4:Tバー胴縁の水平片、5:Tバー野縁の
水平片、6:天井板のTバー胴縁側の端縁、7:
段落し部、8:天井板のTバー野縁側の端部、
9:ロツクウール板、10:化粧シート、11:
グラスウール板、12:熱軟化性繊維不織布、1
3:塗装仕上げ、H:Tバー胴縁の水平片の厚
さ。
構造の1実施例の要部断面斜視図、第2図は本発
明天井施工法におけるTバー野縁とTバー胴縁の
組み付け図、第3図は本発明に用いられる天井板
の構造を示す斜視図、第4図は本発明の第1の施
工例の要部側断面図、第5図は本発明の第2の施
工例の要部側断面図、第6図は従来のクロス工法
による天井構造の斜視図、第7図は第6図中のT
バー野縁とTバー胴縁の咬合部を示す要部分解斜
視図、第8図は従来のライン工法による天井構造
の斜視図、第9図は第8図中のTバー野縁と天井
板の載置状態を示す拡大断面図、第10図は第8
図中のHバー胴縁と天井板の嵌合状態を示す拡大
断面図、第11図は従来のライン工法における天
井板の反りおよび亀裂発生状態の説明図である。 1:天井板、2:Tバー野縁、3:Tバー胴
縁、4:Tバー胴縁の水平片、5:Tバー野縁の
水平片、6:天井板のTバー胴縁側の端縁、7:
段落し部、8:天井板のTバー野縁側の端部、
9:ロツクウール板、10:化粧シート、11:
グラスウール板、12:熱軟化性繊維不織布、1
3:塗装仕上げ、H:Tバー胴縁の水平片の厚
さ。
Claims (1)
- 1 天井スラブから吊設された複数本の野縁受け
に、断面逆T字形になるTバー野縁を直交して複
数本所定間隔を置いて繋止した後、相隣なるTバ
ー野縁間に、該Tバー野縁と同一形状になるTバ
ー胴縁をその水平片がTバー野縁の水平片上に乗
るように掛け渡して載置し、次いで前記Tバー胴
縁と対向する2辺の表側端縁に段落し部を形成し
た天井板の該段落し部を前記Tバー胴縁の水平片
に嵌合して載置するとともに、天井板の他の2辺
の端縁を前記Tバー野縁の水平片上に乗るように
載置することにより天井板を順次敷設することを
特徴とする天井施工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59074617A JPS60219348A (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 天井施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59074617A JPS60219348A (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 天井施工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60219348A JPS60219348A (ja) | 1985-11-02 |
JPH0150732B2 true JPH0150732B2 (ja) | 1989-10-31 |
Family
ID=13552312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59074617A Granted JPS60219348A (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 天井施工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60219348A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2554065Y2 (ja) * | 1990-09-25 | 1997-11-12 | 松下電工株式会社 | 天井板の支持構造 |
JP6607662B2 (ja) * | 2014-03-26 | 2019-11-20 | 株式会社日建設計 | ライン型天井構造体 |
-
1984
- 1984-04-13 JP JP59074617A patent/JPS60219348A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60219348A (ja) | 1985-11-02 |
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