JPH01503319A - 回転ピストン機械 - Google Patents

回転ピストン機械

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JPH01503319A
JPH01503319A JP62504769A JP50476987A JPH01503319A JP H01503319 A JPH01503319 A JP H01503319A JP 62504769 A JP62504769 A JP 62504769A JP 50476987 A JP50476987 A JP 50476987A JP H01503319 A JPH01503319 A JP H01503319A
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シュケイ、ユルゲン
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ジッタ・マシイネンバウ―ウント ホルシュンクス・ゲゼルシャフト・ミツト・ベシュレンクテル・ハフツング
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    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C1/00Rotary-piston machines or engines
    • F01C1/02Rotary-piston machines or engines of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 回転ピストン式機械 この発明はケーシング、該ケーシング内に設けられたシャフト、および環状空間 を有する回転ピストン式機械に関する。この回転ピストン式機械において、環状 空間内に2つの回転素子が対向して配置されるとともに該環状空間の壁部に作動 媒体用の吸入および排出口が設けられる。これらの回転素子は封止されるととも に各回転素子は半径方向に外方に延びる4つの扇形羽根を有する。この2つの回 転素子は同軸状に配置され、これらの扇形翼は一方の回転素子の1つの羽根が他 方の回転素子の2つの羽根間に配置されるように互いに組み合わされる。カム軌 道調節器が設けられ、それによりシャフト回転時、両回転素子は回転速度及び当 該側回転素子の羽根間距離を周期的に変化させながら回転運動を行うようにされ る。このカム軌道調節器はシャフトに回転しないように固定した内カムリングを 有する。
種々の回転ピストン式機械が知られているが、これらのいずれのものも種々の欠 点を有している。特に、バランスの問題が頻繁に生じ、この種の既知の回転ピス トン式機械はしばしば歪んだ円運動を行い、このため振動および雑音を発生する 一方、非常に高い応力が負荷されることになる。
上述した形式の公知の回転ピストン式機械は出現当初(英国特許明細書第299 767号)には種々の欠点があった。単純な寸法上の考察によって推論し得るよ うに、内カム軌道と各外ローラー間でのローリング素子は遊びがないことには案 内することが出来ない。
これは内カム軌道のカム寸法をどのようなものにしても不可能である。取り付け られた種々のローラーを介して伝達される力は非常に小さく、よって運動量に全 く比例せず、効率が低かった。負荷切り換え領域、いわゆるカム軌道の逆転位置 においてどのような相互作用も生じない。そこには死点が存在する。各ローラー の取り付は方法に関しては何も記述しなかったが、明らかにこれによっては解決 されない。上述した問題点が原因となって、上記列挙した回転ピストン式機械は 少なくとも非常に不平衡状態で運転されかつ効率が低いことがわかる。
本発明の目的は非常に効率的に作動しかつ不平衡運転に基因する種々の問題を生 起することのない回転ピストン式機械を提供することにある。
本発明による上記課題解決手段において、カム軌道調節器は複数の外カムリング を有し、各外カムリングは1つの回転素子に回転しないように固着される。各ケ ース内で4つのローリング素子が1つの内カムリングと1つの外カムリング間で 回転し、これらのローリング素子は半径方向に変位可能とされかっケーシングと 接続されたケージを介して円周方向に変位しないように保持され、1つの回転素 子当たり2対の内/外カムリングが対応する各ローリング素子と一緒に取り付け られる。
本発明のカム軌道調節器によれば、2つの回転素子の動作が調節され、回転時そ れらの両側の作動室容積が吸入及び排出口に従って周期的に変化し、よって所望 の操作モードが達成されるようになっている。
この場合、各ケース毎に2つのカム軌道表面を介して最短ルートをもって力の伝 達が行われる。カム軌道のあらゆる点で力束が確保される。また、遊びのない運 転が確保される。この場合、カムの形状寸法は均一な加速度値が達成されるよう に設計される。この結果、加速トルクを低減せしめることが出来る。
1つの回転素子当たり8つのローリング素子が一定して遊動無しにかつ従動的に 作動する。力の伝達はローリング素子の揚程動作及びカム軌道とローリング素子 間の牽引動作(即ち、カム軌道上でのローリング素子の転勤)の両方によって行 われる。
この場合、上記回転ピストン式機械は例えば気体用コンプレッサーとして作動す ることが出来る。一方、上記回転ピストン式機械において、圧縮気体を個別の燃 焼室に流入せしめるとともに該燃焼室に燃料を供給し、その混合気体を点火せし め、次いで該気体を環状作動室に戻すように誘導して回転素子を駆動するように すれば、該回転ピストン式機械はエンジンとして作動させることが出来る。
シャフトが回転し、その結果該シャフトに回転しないように固定した内カムリン グが回転すると、該カムリングは回転素子用のローリング表面が回転時半径方向 に外方に向かって移動する際に該ローリング素子を外方に押し出す。その結果、 外カムリングはローリング素子が当該外カムリング上で半径方向に更に外方に延 びるローリング軌道における所定位置を見い出すようにゆだねちれており、該外 カムリングは間接的に回転せしめられる。このようにして、シャフトの回転運動 は外カムリング、したがって回転素子に伝達される。
速度及び該速度変化はカムリングにおける軌道曲線形状によって定められる。ロ ーリング素子が一旦最外側位置に到達すると、最早、内カムリングから外カムリ ングにトルクを伝達することが出来ない。
この運動は第1の内/外カムリングセットが再びトルクを伝達可能となるまで第 2の内/外カムリングセットによって連続して行われる。
上述したカム軌道調節器に一方の回転素子のみを取り付けるとともにシャフトに 直接他方の回転素子を固定することが考えられる。
しかしながら、この方法は、当該回転ピストン式機械は既に一様に運転すること が出来ないから、余り有効なものではない。したかって、各回転素子に対しカム 軌道調節器を設けると好都合である。
円筒状ローリング素子を用いれば、たとえ距離変化、したがってカム軌道の周辺 の長さにバラツキがあれば、該円筒状ローリング素子は該カム軌道上で適正に転 勤することが出来ず、部分的に滑動することとなり、それに摩擦損が伴う。
各ローリング素子の両端部に円錐状テーパ一部を形成するとともに各カムリング に半径方向及び軸方向に所定関数に従ったローリング軌道を形成すると好都合で ある。
このようにして、適当な関数を選定することにより内および外カムリングのロー リング軌道上で各ローリング素子を一様に摩擦することなくかつ滑動することな く転勤させることが出来る。この場合、ローリング軌道の軸方向関数は半径方向 関数から得られる。略所定角度をもってローリング素子に所定の回転運動を行わ せるようにすると、確実に、両軌道上でローリング素子を滑動すること無く転勤 させることが出来る。これはローリング素子の有効直径を種々に変化させること により行われ、この場合、ローリング素子の有効直径を変化させて該ローリング 素子の有効直径が円錐形状にしたがって出来る限り適正な値を有する位置に当該 軌道を軸方向に変位させることによって行われる。
これ等のローリング素子及びカムリングは放射平面に対し鏡面対称となるように すると好都合である。その結果、各ローリング素子が常時2重ローリング軌道の 2つの鏡面対称部分に位置せしめられ、傾斜することが出来ない。
各カムリングを2つの鏡面対称半割体から形成するようにすれば、これ等のカム リングは特に簡単に製造することが出来る。両方のカムリング半割体が(当該軌 道形状とは相違して)実質的に円錐台形を有するようにすれば、外リング半割体 はより簡単に製造することが出来る。更に、このようにすれば、当該装置全体の 組み立てをより簡単に行うことが出来る。
各カムリングが当該カムリング半割体間に中間間隙を設けることによって同時に 軸方向に緊張せしめることが出来れば、これらのカムリング半割体は軸方向緊張 力により各ローリング素子に対し堅固に押付けられ、よって当該装置全体が遊び がないようにされる。この軸方向における緊張作用はばね力を負荷して行うよう にすると有利に行うことが出来る。
既に述べたように、回転素子歯たり2つのカムリング対を設けなければならない 。もし、1組のカムリング対における一方のカムリング対を他方のカムリング対 と同様のものとするが反対に嵌合せしめるとともに一方のセ・7トのカムリング の各ローリング素子を他方のセットのカムリングに関して45°喰違えさせる一 方、この2セツトのローリング素子を軸方向に互いに近接して嵌合させれば、機 械全体のサイズが縮小される。また、このような条件の下では平衡度が良好であ る。また、両セットとも同一のカムリングを用いることにより、カムリングの種 類が大いに減少する。単に2つの外カムリング半割体と2つの内カムリング半割 体とを製造するだけでよい。
・ もう一方のセットのカムリングは逆に嵌合される、換言すれば周方向におい て行われる機能は他方のセットのカムリングの周方向と正確に逆のものとなる結 果、連続して力を伝達することが可能であり、したがって一方のセットによって 力の伝達が行われないときはいつでも、他方のセットによって力の伝達が行われ る。
回転素子の各羽根はシャフトの軸線を含む平面内で方形としかつその対角線をシ ャフトの軸線に垂直とするとともに、ケーシングを2つの半割体から構成しかつ 該ケーシングの分割線を環状空間の中心平面内にあるようにすると有利である。
このようにすれば、特に環状空間を簡単に製造することが可能であり、当該機械 を簡単に組み立てることが可能である。また、2つのケーシング半割体間に可撓 性シールおよび緊張具を設けるようにすれば、斜め状のケーシング半割体はシャ フトに対し45°をもって運動する各回転素子の表面に具合良く取り付けられる ので、該ケーシング半割体をより強固に拘束して良好な封止状態を得ることが出 来る。
ケーシングに対するケージの角位置を変化可能にすれば、吸入及び排出口の位置 もまた変更することが可能である。2つの回転素子の周期運動が互いに同一のも のに維持されていれば、該回転素子又はそれらの間に形成された作動空間がまち まちの時間で吸入及び排出口と合致せしめろれ、当該機械の操作モードが簡単に 変更することが可能である。
好都合な実施例においては、少なくとも半径方向の外壁部分は可動かつ中空素子 から形成され、該中空素子が封止されるとともに、もし各羽根への接触圧力が低 下して封止効果が低下すれば、そこに惹起した漏洩流によって再び各羽根が強固 に押圧される。このようにして、回転素子と村上空間の壁間における、非常に簡 単かつ好都合な封止効果の自動調節を行うことが出来る。
ケージにおいて各ローリング素子をベアリングシェル又は滑動ブロックを介して 保持するようにすると有利である。これらのベアリングシェル又は滑動ブロック は各ローリング素子が一方向にローリング運動を行いかつその方向と垂直方向へ の運動を阻止するように歯のかみ合わせを介してケージ内に固定される。
一般に、当該回転ピストン式機械がコンプレッサーとして使用される場合、シャ フトに入力駆動部が設けられ、エンジンとして使用される場合、シャフトに出力 駆動部が設けられる。しかしながら、それに接続された2つの回転素子又は部分 はニンジン/発電機の回転子と強固に接続するとともに該エンジン/発電機の固 定子をケーシングと接続するようにしてもよい。この好都合な実施例においては 、この回転ピストン式機械をコンプレッサーとして使用する場合、駆動入力はシ ャフトではなく直接2つの回転素子に作用するようにされる。この場合、特に円 盤ロータ型エンジンを使用するとき、駆動速度をもって回転素子の回転速度を非 常に有効に変化させることが出来る。シイフトを介して実行し得ることは各ロー リング素子及びカム軌道により制御することにより2つの回転素子の回転速度の 強制的な補償又は調節である。この回転ピストン式機械をエンジンとして使用す る場合も同様である。この場合、円盤ロータ型発電機の各回転子は回転素子に強 固に接続される。
回転素子当たり8つのローリング素子を有する本発明の装置においては遊びが無 く、各回転素子は有効な耐力を有する。その結果、既述したように平静かつ高能 率な運転を行えることに加え、回転素子用ベアリングの付加を完全に省略するこ とが出来る。
本発明を、一実施例を示す添付図面とともに説明する。
第1図は2つの回転素子を有する環状空間の半径方向断面図、第2図は2つの回 転素子の種々の位置を示す図、第3図は本発明のカム軌道調節器の原理図、第4 図は内カムリング、ローリング素子及び外カムリングの軸方向断面図、 第5図はローリング素子及びケージ部分の外方から半径方向に見た図、 第6図は内カムリングの側面図、 第7図は第6図の内カムリングの平面図、第8図は外カムリングの側面図、 第9図は第8図の外カムリングの平面図、第10図はケージ及びローリング素子 の詳細案内図、第11図は本発明の機械の断面図、 第12図は本発明のもう1つの実施例の環状作動室の軸方向断面図、 第13図は本発明のもう1つの実施例の第11図と同様の断面図である。
第1図は環状空間1を示し、該環状空間1はケーシング部分2Hより包囲されて いる。この環状空間1に、相互にかみ合った2つの回転素子が設けられ、これら の回転素子は羽根車3.4として設計されている。この実施例において、羽根車 3は羽根3a、3b、3C及び3dを有する一方、羽根車4は羽根4a、4b、 4c及び4dを有する。両羽根車3.4は中心に配置された詳細に後述するシャ フト5により駆動される。6a〜6hは環状空間1の前方壁部に設けられた吸入 口及び排出口を示す。
本実施例の動作モードは次のとおりである。
シャフトδが反時計回りに動(と、羽根車3及び4は詳細に後述するように別々 の速度で時計回りに回転する。例えば、図示する位置において、羽根車4は羽根 車3よりも速い速度で時計廻りに回転する。この場合、羽根車の羽根3dと4a 間の作動室が増大し、よって吸入口6aを介してガスが吸入される。次いで、該 吸入口6aはゆっくりした速度の羽根3dによって閉じふれる。この瞬間から、 羽根3dは羽根4aよりも速い速度で運動を行い、よってこの2つの羽根3d、 4a間の作動空間が低減するとともに該両羽根が移動して該作動空間が排出口6 bを越えて移動するまでガスが圧縮され、該ガスはそこから逃散することが出来 ない。このとき、羽根3dは羽根4aまで移動可能であり、よってガスはそこで 完全に圧搾される。
この動作モードはコンプレッサーとか内燃エンジンの両者に使用することが出来 る。燃焼室とか、燃料系統等を設ける必要がある。
第2図は記述された作動サイクルの4つの位相を示す。2つの回転素子を90° 回転した後、新しい作動サイクルが開始される。
第3図は本発明に関連したカム軌道調節器の原理説明図である。
第3図の半径方向断面図において、内側で内カムリング7がシャフト5に回転し ないように接続されるとともに外側で外カムリング8によって包囲される。該外 カムリング8は回転素子3,4と接続される。内及び外カム軌道リング間に90 0の間隔をもってローリング素子9か配置される。上記各ローリングリングはケ ーシング2にケージを介して固定され、これらのローリングリングは半径方向の 内方及び外方のみに運動可能であり、シャフトの回転方向並びに内及び外カムリ ング7.8の回転方向には運動しないようにされる。
第3図における左側図位置から中央図位置への移行時に見ちれるように、内カム リングが反時計方向に回転すると、該内カムリングの外輪郭に従ってローリング 素子9が下押しされる。その結果、外カムリング8がローリング素子9に空間を あけるには時計方向としなければならないので、該外カムリング8は時計方向に 回転させられる。中央位置に到達すると、対応する他の内カムリング、ローリン グ素子及び外カムリングから成る七ノドによって第3図における右側図位置に到 達するまで回転が続行され、該位置は再び左側の開始位置に対応する位置となる 。このようにして、シャフト50回転運動が環状空間における回転素子3,40 回転運動に変換されるが、この回転運動にはむろがあり、内及び外カムリング7 .8の曲線形状によって定められる。
各ローリング素子9が円筒状であると、これらは内及び外カムリング上で一様に 転がることが出来ないが、軌道曲線が異なっているので滑動することになる。こ れは第4図に示すように本発明にしたがって各ローリング素子9の断面形状を二 重円錐形とすることにより防止することが出来る。ローリング素子9はローリン グ特種々の有効直径を有することが分かる。例えば、図中、左側部に10を付し て外カムリング8でのローリング時の平均ローリング直径が示される一方、右側 部に11を付して内カムリング7でのローリング時の平均ローリング直径が示さ れる。これらの平均ローリング直径を参照すると、カムリングとローリング素子 間の接触面が数学で定義される線ではなくある幅寸法を有していることが明らか である。
図示されるように、カムリング7および8は一体物として設計されず、各リング 7.8はそれぞれ2つのカムリング半割体7aと7bおよび8aと8bから構成 される。該両半割体は鏡面対称形とされる。
ローリング素子9はローリング軌道領域7c及び8cにおいてのみ該カムリング 半割体と接触している。
各ローリング素子はケージ内に保持され、該ケージは第4図においてローリング 素子9の前方及び後方部が描かれている。このケージ部分の平面図が第5図に示 される。
各ローリング素子9が2つのベアリングシェル12によって支持され、該ベアリ ングシェル12においてローリング素子が転勤可能とされる。各ベアリングシェ ルは外側面に歯部を有し、該歯部はケージ14の対応する歯状ラック13とかみ 合っている。このようにして、ローリング素子9は第5図に示すように前後に、 即ち回転ピストン式機械である場合、第4図において半径方向又は上方向もしく は下方向に移動可能とされる。しかしながら、ケーシングに対し角運動、即ち第 5図に代表されるように左右運動は阻止される。
第6図は内カムリング半割体7aの側面図を示す。
第7図は上記内カムリング半割体7aの平面図を示す。
実質的に斜め状に連続する外表面部が示される。該表面部は円錐台形状とされ、 該円錐台形体にローリング素子9用のローリング軌通9が隆起部として設けられ ている。
第6図及び第7図から分かるように、ローリング軌道7Cは半径方向及び軸方向 の両方向に所望の軌道調節動作に対応する関数をもって通り抜けている。
第8図及び第9図は半割外カムリング8aの断面図(第8図)と平面図(第9図 )とを対応させて示す。該図面に隆起状のローリング軌道8Cが示される。
第1o図はケージ14におけるローリング素子9の支持状態の詳細を軸方向に見 て部分的に切除して示す説明図である。該図面にローリング軌道と一緒にカムリ ングが示される。
第11図は本発明の機械を軸方向に見てその′/7部分の断面図である。該機械 の左側に連続する残りのl/、部分は実質的に鏡面対称状に形成されている。
軌道シャフト5が間座スリーブ15、半径方向及び軸方向ベアリング16及び1 7、ケーシングフランジ18を介してケーシング2内に回転可能に支持されてい る。上記間座スリーブ15の外側に継手フランジ19及びナツト20が取り付け られる。上記間座スリーブ15の内側に2対の内カムリングが設けられ、これら のカムリングは内カムリング7を構成している。その内カムリング7の右側に間 座スリーブ21が取り付けろれ、該間座スリーブ21の他端部が他方の対応する 内カムリング7に取り付けられ、このようにしてそノ他の2つの回転素子を駆動 するようになっている。
ナy )20を緊締するとともに当該機械の左側部(図示しない)における対応 する反対圧力素子を介して2つの内カムリング半割体7が間座スリーブ15及び 21を介して互いに押し当てられ、よって各ローリング素子9は外方に押圧され て外カムリング8とぴったりと合致せしめられる。これらの外カムリング8は同 様にして2つの半割体から形成され、ジャケットスリーブ22内に回転しないよ うに固定して配置される。該ジャケットスリーブ22は回転素子3と接続される 。封止フランジ23は各外カムリング8を堅固に保持するのみならず、ローリン グ素子9の圧力に対し反対圧力を発生するように各外カムリング8を互いに対向 して押圧せしめる。このように内カムリング7又は外カムリング8の両半割体を 互いに押圧するにはばね素子を介して行ってもよい。
各ローリング素子9が装着されたケージ14は最終的にケーシングフランジ18 に固定されるとともに当該機械の他端部でラック歯24を介して該ケージに回転 しないように固定して接続される。このようにして、上記ケージはケーシングに 対し円周方向に固定される。該ケージ14のケーシング2に対する設定角度は調 節ベアリング25を介してケーシングフランジ18を該ケーシング2に対する設 定角度を変化させることにより変更することが出来る。
26〜30は封止部材、31は半割ケーシング間の封止部材である。32はケー ジ14と回転素子3間の滑りスリーブである。
上述したように、ケーシング2は2つの半割体から形成され、それらの半割体間 の分割線33に封止部材31が設けられる。回転素子3.4の各羽根と環状空間 壁間の封止効果が劣化すれば、穴34を挿通せしめたボルトを緊締することによ り2つのケーシング半割体を互いに密接せしめられ、該環状空間においてケーシ ング壁と回転素子3.4間に良好な接触状態を生起し、その結果封止効果が改善 される。
第12図の実施例の場合、回転素子3及び4の各羽根(第12図においては丁度 見ちれない)がケーシング壁2と直接接触しておらず、可撓性を有するとともに 封止状に装着された壁素子35と接触している。もし上記壁素子35が降伏する と、回転素子3と該素子35間の封止ギャップ36が拡がり、又は回転素子4と 上記壁素子35に対応する対応素子37間の封止ギでノブ36が拡がる。この結 果、加圧下ガスが該封止ギャップ36(および従って他側部)に入るとともに開 口38を通過して該素子35の背後の空洞部に入り、これによって回転素子の各 羽根に対抗して該素子35を矢印39で示す内方向に押圧する。このようにして 封止効果の自動調節が行われる。
第13図の実施例において、エンジン又は発電機40の各回転子42が回転素子 3.4と直接接続される。第13図はエンジン又は発電機の回転子42がジャケ ットスリーブ22を介して回転素子と固着される。もう1つのニンジン又は発電 機40(図示しない)に対応した回転子が同様にして回転素子4と固着される。
この場合、上記ニンジン又は発電機の固定子41はケーシング2に固着される。
この実施例においては、最早、入/出力駆動はシャフト5を介して行われない。
むしろ、回転素子3.4がエンジン4oにより直接駆動されるか又は回転素子3 .4が直接発電機40を駆動し、強制的に制御された回転素子3及び4の運動調 整がシャフト5を介して行われる。
Pb Plh Fig、 5 Fig、 70 へ− 国際調査報告 A−%’NEXTO:コミ工:Σ;:ERNA::CNALSEARCF、R: P0R?ON

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ケーシング(2)、該ケーシング(2)内に取り付けたシャフト(5)及び 環状空間(1)を有し、上記環状空間(1)内に2つの回転素子(3,4)を対 向させて配置するとともに該環状空間(1)の壁に作動媒体の吸入および排出口 (6a〜6h)を設け、該2つの回転素子(3,4)を封止するとともに該回転 子に半径方向に外方に延びる4つの扇形羽根(3a〜3d,4a〜4d)を設け 、該2つの回転素子(3,4)を同軸状に配置するとともにそれらの羽根は一方 の回転素子の1つの羽根が他方の回転素子の2つの羽根の間に位置するように互 いに組み合わせ、 カム軌道調節器(7,8,9)を設け、該調節器(7,8,9)によりシャフト (5)の回転時、上記両回転素子(3,4)の回転速度及び当該両回転素子の羽 根間距離を周期的に変化させながら回転せしめ、該カム軌道調節器の内カムリン グ(7)を上記シャフト(5)に回転しないように固定した、回転ピストン式機 械において、 上記カム軌道調節器の外カムリング(8)を上記回転素子(3,4)に回転しな いように固定し、 各組の内カムリング(7)と外カムリング(8)間に4つのローリング素子(9 )を半径方向に変位可能とするとともに周方向にケーシング(2)と接続したケ ージ(14)を介して変位しないように保持し、 上記回転素子(3,4)当たり2対の内/外カムリング(7,8)を対応するロ ーリング素子(9)と一緒に設けたことを特徴とする回転ピストン式機械。 2.各回転素子(3,4)に対しカム軌道調節器(7,8,9)を設けた、第1 項記載の回転ピストン式機械。 3.各ローリング素子(9)の両端部が円錐状にテーパーを有し、各カムリング (7,8)が半径方向及び軸方向に所定関数のローリング軌道を有する、第1項 又は第2項記載の回転ピストン式機械。 4.各ローリング素子(9)と各カムリング(7,8)がシャフト(5)の半径 方向面に関し鏡面対称とされる、第3項記載の回転ピストン式機械。 5.各カムリング(7,8)が2つの鏡面対称半割体(7a,7b;8a,8b )から形成される、第4項記載の回転ピストン式機械。 6.各カムリング(7,8)が軸方向に緊張可能とされる、第5項記載の回転ピ ストン式機械。 7.各カムリング(7,8)の軸方向にばね力が負荷される、第6項記載の回転 ピストン式機械。 8.一方のカムリング対(7,8)が他方のカムリング対(7,8)と同一のも のとされるが反対に嵌合され、一方のカムリング対(7,8)の各ローリング素 子が他方のカムリング対(7,8)に対し45°喰違えて配置された、第1項〜 第7項のいずれかに記載の回転ピストン式機械。 9.回転素子(3,4)の各羽根(3a〜3d,4a〜ad)がシャフトの軸線 を含む平面において断面形状が方形とされるとともに該方形の対角線が該シャフ トの軸線と垂直とされ、ケーシング(2)が2つの半割体から形成され、該ケー シング(2)の分割線(33)が環状空間(1)の中心平面内に存在する、第1 項〜第8項のいずれかに記載の回転ピストン式機械。 10.ケージ(14)の角位置がケーシング(2)に対し変更可能である、第1 項〜第9項のいずれかに記載の回転ピストン式機械。 11.環状空間(1)の少なくとも半径方向の外壁部分が可動中空素子(35) から形成され、該中空素子(35)は封止されるとともに、各羽根に印加される 接触圧力が低下して封止作用が低下すれば、それによって惹起された漏洩流によ って各羽根を反対方向に強固に押し返すようにした、第1項〜第10項のいずれ かに記載の回転ピストン式機械。 12.各ローリング素子(9)がベアリングシエル又は滑動ブロック(12)を 介してケージ(14)内に保持され、該ベアリングシェル又は滑動ブロック(1 2)が歯のかみ合わせにより一方向にローリング動作可能に上記ケージ(14) 内に固定される、第1項〜第11項のいずれかに記載の回転ピストン式機械。 13.エンジン/発電機(40)の回転子(42)が各回転素子(3,4)と強 固に接触可能とされ、該エンジン/発電機(40)の固定子(41)がケーシン グ(2)と接続される、第1項〜第12項のいずれかに記載の回転ピストン式機 械。 14.エンジン/発電機(40)が円盤ロー外型エンジン/発電機である、第1 3項記載の回転ピストン式機械。
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