JPH01503043A - 乳輪／乳頭外科創傷プロテクター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 孔幅／乳頭外科創傷プロテクター 発明の背景 本発明は、包帯に関し、さらに詳しくは、完全な乳房切除手術後の婦人の乳房の 孔軸及び乳頭区域のための外科用包帯に関する。

完全な乳房切除手術の後、患者の乳房を再成する必要があり、新しい乳房に必要 な量塊を与えるためにシリコーンの移植が使用される。乳頭を作るために、腟区 域や耳たぶから組織が切り取られ、それからその婦人の他方の乳房の色合いに調 和させるために、周囲部分にいれずみ的装置をする。次いで、従来、外科的に作 った乳頭や周囲の孔軸を保護するために、幾枚かのゆるい殺菌パッドを適所にテ ープで留め、シリンジの端部を切断して、それを新しい乳頭の上にかぶせてその 乳頭をカバーするようにし、それからゆるい殺菌パッドで適所にテープ留めする 方法がとられてきた。

この包帯構造は多数の操作を必要とし、従って、所望するだけの殺菌が保証され ず、しばしばこの包帯は、特にそれを注意深く装着し損った場合、新しい組織を 不衛生な環境から十分に保護することができなかった。また、そこで行われる操 作も患者にとって気持のよいものではなくて、患者は自分自身の包帯を実際問題 として用意することができず、さらに自分自身で取り替えることもできない。さ らにまた、それはぴったりとした適合がなされないので、新しく形成された組織 との過度の接触により不快感が生じる。さらに、この包帯を構成し、それを装着 する際の多くの操作手順とその“応急手当的°外観は、完全な乳房切除手術とい う衝撃的な創傷を受けた婦人にとって不快感を与えることが多かった。この大き くかさばる包帯はまた、その上に着る衣服が新しく作った乳房の上に滑らかにか かることができなくしてしまう。

この包帯はまた、乳頭のための外部からの支持とはならないので、治癒過程で、 その乳頭は包囲するように切断したシリンジ本体に対して一側へ又は他側へ傾い たり、そのシリンジ本体内へ落ちこんだりすることがあり、その傾いたり、落ち たりした位置で治癒してしまうことになる。さらに、新しく作った乳頭にあとで 何らかの薬を塗布したい場合、その包帯をまず取り外し、それから、その包帯又 は好ましくは新しい包帯をつけ直さなければならず、これも婦人にとって大変不 快な操作である。

従って、本発明の主たる目的は、完全な乳房切除手術を行った乳房の乳頭や孔軸 のための改良された包帯を提供することにある。

本発明の他の目的は、使用し易＜、シかも完全な乳房切除手術を受けた婦人が迅 速かつ容易に装着することができるような、孔軸及び乳頭部分のための新規な創 傷プロテクターを提供することにある。

さらに本発明の目的は、新しく作られた組織との接触を最少限にし、それによっ てそこから生じる不快感をも最少限にするように注意深く構成された孔軸及び乳 頭のための改良された包帯を提供することにある。

さらに他の目的は、不衛生な環境との接触を最少限にしながら、治癒を促進する ために、乳頭に通気を行わせるようにした、再成された孔軸及び乳頭用の新規な 包帯を提供することにある。

他の目的は、患者の信頼が得られるように専門的かつ丈夫に製造された外観をも つ改良された外科創傷プロテクター包帯を提供することにある。

さらに他の目的は、適切に治癒するように、再成された乳頭を適所に保持する新 規な構造を提供することにある。

さらに他の目的は、プロテクター包帯を乳房に適所に装着した状懸で乳頭に薬を 塗布することのできる乳頭用の改良されたプロテクター包帯を提供することにあ る。

さらに他の目的は、患者の衣服がくっつかないように滑らかな表面を有する改良 された乳頭プロテクターを提供することにある。

本発明の他の目的及び利点は、本発明が関係する技術に普通程度に通じた人々に とつで、添付図面に関連して説明した次の説明から明らかとなるであろう。

図面の簡単な説明 第１図は、本発明の第１の外科創傷プロテクターの斜視図であうで、完全な乳房 切除手術を受けた婦人の乳房にそれを装着するところを示し、 第２図は、婦人の乳房に装着する前の第１図の創傷プロテクターの部分平面図で あり、 第３図は第１図の創傷プロテクターの側面図であり、第４図は第１図の外科創傷 プロテクターの乳頭保護部材の側面図であり、 第５図は第４図の乳頭保護部材の平面図であり、第６図は第１図の創傷プロテク ターのパッドに第４図の保護部材を固定する所を概略図で示す側面図であり、第 ７図は本発明の第２の外科創傷プロテクターの斜視図であって、完全な乳房切除 手術を受けた婦人の乳房にそれを装着するところを示し、 第８図は装着前の第７図の創傷プロテクターの部分平面図であり、 第９図は第７図の創傷プロテクターの側面図であり、第１０図は第７図の外科創 傷プロテクターの乳頭保護部材の側面図であり、 第１１図は第１０図の乳頭保護部材の平面図であり、第１２図は第７図の創傷プ ロテクターのパッドに第１０図の乳頭保護部材を取付けるところを概略的に示す 側面図である。

好適な実施態様の詳細な説明 ここで第１図を参照すれば、本発明の第１の外科側・傷プロテクターが符号１０ で示されており、これは３個の基本的構成要素、即ちほぼ円形の殺菌パッド１２ と、そのパッドの上の中心部に位置するキャップないし乳頭保護部材１４と、そ の保護部材１４を殺菌パッド１２に保持し、それを乳頭１８及び孔軸１９上に配 置する時、婦人の乳房１７に前記殺菌パッドと保護部材とを保持するように作ら れたテープ固定構造（１６）とから成る。−パッド１２は厚みが約３／１６又は １／８インチで、直径が符号２０で示すように２月インチの殺菌パッドである。

そのパッドは患者の乳房１７に当接する非粘着性下面２１と、上面２２と、直径 が３７４インチの中心貫通孔２４とを有する。

保護部材１４は円錐形が好ましく、ドーム形頂部２６とベース部分２８とを有す る。ベース部分２８から半径方向へ環状フランジ２９が伸長し、そのフランジは 第５図に符号３０で示すよ、うに１．２５インチの外径を有する。ベース部分２ ８の直径は図面に符号３１で示すように１．００インチである。ドーム形頂部２ ６の先端には、４個の対称的に離れて位置する孔３２が形成され、その各孔は約 ０．０６２インチの直径を有し、治療中の包囲された乳頭１８へ通気を与え、不 衛生な環境とならないようにする。乳頭保護部材１４は約０．２０インチ厚みを もち、組織に適合するプラスチック材料で形成される。

そのプラスチック材料は前記創傷プロテクターを取り外さないでも乳頭１８の治 癒状態が容易にわかるように透明である方が好ましい。保護部材は、第４図に符 号３４で示すように、高さが０．８８又は０．７５インチであって、ドーム形頂 部の直径は、第４図に符号３６で最もよく示すように、０．６２インチである。

周知のように、乳頭保護部材１４の内部はその中に乳頭１８を受入れるようにな っているが、一旦適所にかぶせた時、乳頭との接触を最少限にするようにわずか に大きく作られている。

パッドの中心に形成された孔２４は、保護部材のベース部分の孔３７よりわずか に小さく作られており、直径は０．７５０インチにするのが好ましい。かくして 、第６図から判るように、敏感な乳頭組織は、軟いパッド１２と接触し、これは より硬いプラスチック製乳頭保護部材１４とのいかなる接触をも柔軟にする。

テープ固定構造１６は、パッド１２と保護部材１４とを乳頭１８にかぶせて患者 の乳房に固定すると共に、乳頭保護部材１４をパッド１２に固定するために備え られている。それは、内側円形部分３８と、その円形部分から半径方向へ延出す る４本の孔あきテープ部片４０とを有する連続テープ部材から成る。内側円形部 分３８は、その中心部に直径が０．８７５インチの孔４２を有し、この孔４２は 、第６図に最もよく示すように、環状フランジ２９の上面と接触して保護部材１ ４を適合させ、それによって保護部材１４をパッドの上面に固定的に保持する。

テープの内側円形部分３８は、第２図に最もよく示すように、パッドよりわずか に小さく作られているので、ガーゼパッドの周縁４３が形成され、そのために円 形部分３８の辺縁が乳房に触れないようになっている。

テープ固定構造１６は、吸収のできる（呼吸できる）ＦＤＡで認められた感圧テ ープで作られ、それは孔あきのものが好ましく、各テープ部片４０の後面には、 第３図に示すように、保護紙テープ４４が付着しており、これは装着前にはがし 得るようになっている。第２図に最もよく示すように、テープ部片４０は互いに ９０＠の間隔をおいて位置し、典型的なものでは符号４６で示すよう１：１．０ ０インチの長さを有し、また典型的なものでは符号４８で示すように０．７５イ ンチの幅を有し、かくして、寸法５０で示すように、各部片の先端即ち外端から それと直径方向に反対側にある部片の外端まで４．００〜４．５０インチにわた って延在する。テープ部片４０はまた、そのうちの２本が他の２本より長くなる ような寸法にすることもでき、例えば各２本が符号４６で示すように１．００イ ンチに作られる時、他の２本を２．００インチの長さにする。

本発明の第２の外科創傷プロテクターが第７〜１１図に符号１０′で示されてい る。このプロテクター１０′と前述のプロテクター１０との間には、多くの類似 点があるので、同一部品は同一符号にダッシユをつけて示すが、その同じ部品に ついての説明は前述のものを当てることにする。

第７〜１１図を参照すれば、保護部材１４′の頂部２６′は、ドームの頂部２６ より平らに作られていて、その中心部に薬物用開口６０が形成され、そこを通し て、例えば軟こうのような薬物を、プロテクター１０′をつけたまま、即ちそれ を患者の乳房１７から取り外さないで乳頭１８に塗布することができる。頂部の 辺縁には環状リム６２が設けられており、それは薬物用開口６ｏの外縁を包囲し かつその開口を画成している。このリム構造は乳頭ガード、即ちプロテクタ一部 材に剛性を加え、衣服がくっつかないように表面を形成する。リム６２の頂面に は、複数の間隔をおいて位置する縫合貫通孔６４が形成されている。その縫合孔 ６４は４個あって、その各孔は０．０４０インチの直径を有し、０．５６インチ の直径円上に互いに９０″の間隔をおいて配置されている。リム６２の外径３６ ′は、第１０図に最もよく示すように、０．６２インチにするのが好ましく、リ ムは断面において０．０４０インチ半径の小半円を画成し、リム６２の内径は０ ．３８インチとなる。保護部材１４の高さ３４′は０．７５インチであって、直 径３１′は０゜８８インチである。ベース部分２８′は、最大半径０゜０１５イ ンチの丸味のある接合部により、外側環状接合面６６の所で環状フランジ２９′ に接続している。

新しく形成された乳頭は治療過程で傾いたり、たれたりしがちであるので、本発 明は保護部材１４′に周囲方向で半径方向に間隔をおいて位置する縫合孔６４を 備えている。創傷プロテクター１０′を乳頭１８にかぶせて、テープ部片４０′ により乳房１７に固定したのち、乳頭１８は保護部材１４′内でまっすぐに立つ ように縫合され、しかも適切な形と方向とをもって治るようにその側壁から離れ て保持される。半月形ニードル（図示せず）と４〜１０本の（ナイロン）糸（こ れも図示せず）とを使って、乳頭１８は適所に立つように縫合孔６４を通って縫 合される。その糸は薬物用開口６０を通ってリム６２の外側か内側に引きこまれ る。もし薬物を乳頭１８にあとで塗布しなければならない場合は、この薬物塗布 は縫合を取り外すことなく、薬物開口から行うことができる。

本発明の外科創傷プロテクター１０又は１０′は殺菌包装（図示せず）状態で配 送されるように個々に包装され、使用者が包装を破ることにより容易に開くこと ができるようになっている。予測できるように、この外科創傷プロテクターは、 医者や他の医療関係者、或いは患者自身が乳房に適用するのに便利である。それ らは、敏感な乳頭と孔軸との接触を最少限にし、この部分の治癒を促進するよう に構成されている。さらに、この外科創傷プロテクターは、患者にその使用時、 より確実な信頼感を与えるように専門的に健全な外観を呈する。この外科創傷プ ロテクターは、完全な乳房切除手術の患者の新しく作られ、治療される孔軸や乳 頭のためのプロテクターとして使用するものとして図示かつ説明してきたけれど も、その他の創傷保護の用途に使用することも本発明の範囲内にある。これらの 用途は気管や排出管の支持体、また隆起したフルンケル腫やへそのおのプロテク ターを含むが、それに制限されるものではない。

前述の詳細な説明から、本発明には多くの変形が可能であることが判り、それに は、本文に述べた種々の寸法や材料の変形を含み、これらはこの技術に熟達した 人々の領域に入るものである。しかしながら、そのような全ての変形は、本発明 の精神から逸脱するものではなくて、請求の範囲によってのみ制限される本発明 の範囲内にあるものと考えられるべきである。

ＦＩＧ、　ｌ　ＦＩＧ、　２゜ ＦＩＧ、　６．　ＦＩＧ、　５゜ ＦＩＧ、　１０゜ ＦＩＧ、　／２．　ＦＩＧ、　ＩＩ。

国際調査報告 １１１１１＾−′″　９１’：１１１＜１ｌｊｌ／ｌ’ｌｆｌｊｌＡＡ

Claims (34)

【特許請求の範囲】
1. １．上面と、下面と、それらの上面及び下面を接続する中心貫通開口とを有する 殺菌パッドと、 ベース部分と頂部分とを有する円錐形乳頭保護部材と、前記ベース部分を前記中 心開口の上で前記上面に固定し、患者の乳頭が前記開口を通って前記乳頭保護部 材内へ入るように、前記殺菌パッドを患者の乳房に固定する固定装置とから成る 、乳輪／乳頭外科創傷プロテクター。
2. ２．前記項部分が少くとも１個の貫通通気孔を有する請求項１記載のプロテクタ ー。
3. ３．前記通気孔は直径が０．０６２インチである請求項２記載のプロテクター。
4. ４．前記少くとも１個の通気孔が４個の間隔をおいて位置する通気孔から成る請 求項２記載のプロテクター。
5. ５．前記各通気孔が約０．０６２インチの直径を有する請求項４記載のプロテク ター。
6. ６．前記乳頭保護部材は、前記ベース部分に半径方向に配置されたフランジを有 する請求項１記載のプロテクター。
7. ７．前記フランジは０．１２５インチの幅を有する請求項６記載のプロテクター 。
8. ８．前記固定手段は前記フランジを前記パッドの前記上面に直接固定する請求項 ６記載のプロテクター。
9. ９．前記固定手段は前記フランジの環状上面に接触するテープから成る請求項８ 記載のプロテクター。
10. １０．前記乳頭保護部材は組織に適合する透明プラスチックで形成されている請 求項１記載のプロテクター。
11. １１．前記項部分は滑らかで丸味を有し、下向きに配置されたドームを形成する 請求項１記載のプロテクター。
12. １２．前記固定手段は、前記パッドから半径方向へ突出する複数のテープ部片を 含む請求項１記載のプロテクター。
13. １３．前記複数のテープ部片は、互いに９０°の間隔をおいて位置する４本のテ ープ部片から成る請求項１２記載のプロテクター。
14. １４．前記固定手段は、前記乳頭保護部材に接触して、前記複数のテープ部片を 含む連続テープ部材から成る請求項１２記載のプロテクター。
15. １５．前記連続テープ部材は、前記乳頭保護部材が貫通する中心閉口をもった内 側円形テープ部分を有し、前記テープ部片は、前記内側円形テープ部分から半径 方向へ延出する請求項１４記載のプロテクター。
16. １６．前記内側円形テープ部分の直径は、前記パッドの直径より小さい請求項１ ５記載のプロテクター。
17. １７．前記テープ部片の内面に、取り外し可能な保護テープを更に有する請求項 １２記載のプロテクター。
18. １８．前記殺菌パッドと、前記乳頭保護部材と、前記固定手段とを包囲する殺菌 包装体をさらに有する請求項１記載のプロテクター。
19. １９．前記殺菌パッドは直径が２．５インチで厚みが３／１６インチの円形で非 粘着性殺菌パッドから成り、前記中心開口は直径が３／４インチである請求項１ 記載のプロテクター。
20. ２０．前記乳頭保護部材は前記ベース部分の直径が１インチで、高さが３／４イ ンチである請求項１記載のプロテクター。
21. ２１．前記項部分はそこを貫通する中心開口を有する請求項１記載のプロテクタ ー。
22. ２２．前記開口は直径が０．３８インチである請求項２１記載のプロテクター。
23. ２３．前記開口は、前記殺菌パッドを、乳頭にかぶさるように患者の乳房に取付 けた時、患者の乳頭に薬物を塗布することができるように薬物を通過させる開口 を形成している請求項２１記載のプロテクター。
24. ２４．前記項部分は、貫通開口と、その開口をその辺縁部の所で取巻く隆起環状 リムとを備えた平らな上面を形成する請求項１記載のプロテクター。
25. ２５．前記環状リムは、複数の間隔をおいて位置する貫通縫合孔を形成する請求 項２４記載のプロテクター。
26. ２６．前記複数の間隔をおいて位置する縫合孔は、直径が約０．０４０インチの ４個の孔から成り、その孔は前記開口のまわりでほぼ０．５６インチ直径の円上 に配置される請求項２５記載のプロテクター。
27. ２７．上面と、下面と、その上面及び下面に接触する中心貫通パッド開口とを有 する殺菌パッドと、ベース部分と、そのベース部分の所にある外向きに配置され たフランジと、前記ベース部分にあるベース部分開口と、前記ベース部分の上方 に接続した上部ドーム部分と、前記ドーム部分を貫通する少くとも１個の孔とを 有する円錐形乳頭保護部材と、 前記乳頭保護部材の内部は、前記下面が患者の乳頭のまわりで患者の乳房に当接 して位置づける時、前記ベース部分を通って患者の乳頭を受入れるような形をし ており、 前記ベース部分の開口が前記パッド閉口の上に位置づけられるように、前記フラ ンジを前記上面に固定し、患者の乳頭が前記パッド閉口を通過して前記乳頭保護 部材内へ入るように前記殺菌パッドを患者の乳房に固定する固定手段とから成る 、乳輪／乳頭外科創傷プロテクター。
28. ２８．前記孔は直径が０．３２〜０．４４インチであり、前記上部ドーム部分の 中心に配置され、前記殺菌パッドがその乳頭にかぶせるように患者の乳房に固定 される時、薬が患者の乳頭にその孔を通って塗布されるように構成されている請 求項２７記載のプロテクター。
29. ２９．前記ドーム部分はほぼ平らな上面を有し、その辺縁のまわりに隆起した環 状リムを有する請求項２７記載のプロテクター。
30. ３０．前記環状リムは複数の乳頭縫合貫通孔を形成する請求項２９記載のプロテ クター。
31. ３１．前記乳頭保護部材は０．２０インチの厚みをもつ透明プラスチック材で形 成される請求項２７記載のプロテクター。
32. ３２．ベース開口を有し、そのベース開口を通って患者の再成した乳頭を受入れ るように構成され、かつ複数の縫合貫通孔を形成する保護キャップと、前記ベー スの所で前記保護キャップに取付られたパッドとから成る創傷保護包帯を設け、 前記乳頭を前記キャップ内に配置した状態で前記創傷保護包帯を患者の再生した 乳頭にかぶせるように配置し、前記配置した創傷保護包帯のバッドを患者の乳房 に固定し、 前記キャップに対して前記乳頭を配置するために前記縫合孔を通して前記乳頭を 縫合することから成る、完全な乳房切除手術の後、患者の乳房の乳輪及び乳頭部 分を治療する方法。
33. ３３．前記縫合操作は、前記乳頭が側壁の全てから離されるように前記キャップ 内の中心で、そのキャップのベース部分から上方の位置で前記乳頭を縫合するこ とから成る請求項３２記載の方法。
34. ３４．さらに、前記保護キャップは前記貫通縫合孔より一般に大きな薬物開口を 有し、前記保護包帯を患者の乳房に取付けた状態で、前記薬物開口を通して乳頭 に薬物を塗布する請求項３２記載の方法。