JPH01502732A - 包装材料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 包装材料 不揃いな形をした物体、たとえば家具、自転車または様々な機械部品などを包装 するのに、クラフトクレープが一般に使用されてきた。これは細かく分けられた 皺づけをされたクラフト紙から作られた材料であり、その最も重要な特性は保護 機能の他に伸張性である。引張ったときにクレープの皺に開口ができることで、 有害な弛んだ折りたたみを形成することなく、不揃いな形をした面のまわりにそ の材料の包装をすることを可能にする。

クラフトクレープの欠点は耐湿性がないことである。こ適当なプラスチックから 作られたフィルムが積層される材料から、クレープを製造するというものであっ た。しかしながら、この種の製品の製造は時間がかかり、また従って非常に高価 である。

この発明に従えば、素早く皺づけされたクラフト包装と引張プラスチックフィル ムとが、クレープの最上部でのみ相互に結合されるような方法で結合される。こ うして形成された製品が、包装されるべき物体の周囲に引張されるとき、クレー プの皺が伸ばされ、引張フィルムの緩んだ部分が伸張され、かつその引張効果に より、伸ばされたクレープおよび包装されるべき物体に対して押しつけられる。

そのフィルムにより、保護包装は完全に防水である。

引張フィルムの特徴は伸張されることができ、かつその伸びによって作られる引 張を成る程度まで保持することである。引張されたフィルムが損傷した場合、概 してその穴は引張のためにより大きくなる。

次に、この発明に従った製品の構造および製造がより詳しく述べられるであろう 。その説明に関連した図を参照すると、第１図は縦方向のクレープ紙のウェッブ （ｗｅｂ）の大きく拡大された断面図であり、第２図は、この発明に従った縦方 向の材料のウェッブの断面図であり、第３図は、この発明に従った物体に包装さ れた材料を示す。

クラフトクレープ紙１は、面がそのウェッブに付着する熱く滑らかなシリンダに 対して、湿された紙のウェッブを押しつけることにより形成される。ウェッブは 、シリンダの面に対して加圧されるドクターにより引き離され、前記ドクターは 、ドクターに衝突しているウェッブを押し、そのため皺がウェッブに横方向に形 成される。ウェッブが伸張されることなく乾燥させられる場合、皺が紙に残る。

第２図に示される包装材料では、接着剤２がクレープ紙の皺の最上部に与えられ 、かつ防水引張フィルム３が接着剤に接触して押しつけられる。この押しつけは 非常に軽く行なわれるので、クレープは平らに押し潰されない。

接着剤の代わりに、ブラスチッ、クフィルムが粘着性を帯びるまで加熱される加 熱結合法を用いることもまた可能であり、その方法においてこの状態では、プラ スチックフィルムは、特に、フィルムが押出機のノズルから直接に出てくるよう に実行されることができる。

もちろん、プラスチックフィルムは他の方法、たとえば適当な溶剤によってもま た粘着性を帯びることができる。

第３図は、この発明に従った凸面４に対して引張された包装を示す。

クレープ１の皺が部分的に伸ばされ、引張フィルム２がその固着部分の間に延在 する。両材料とも互いにほとんど接触した状態で押しつけられる。その結果は機 械的に強く、かつ防湿の包装を生じ、それは包装されるべき物体の周囲にきつく 押しつけられる。

クレープは、包装に機械的な強さと弾性を与え、かつ衝撃を受ける。たとえば、 包装の２つの層が用いられる場合、外部の層のクレープ部分は、その機械的な強 さのために、たとえ外部のフィルムが損傷しても、起こり得る鋭く角張った物体 が下層にあるフィルムに近接してそれを損傷させるのを防ぐ。またフィルムの引 裂きは、もしあれば、２つの最も近いクレープの隆起部の間の区域に制限される 。

紙としては、もちろんクラフト以外の他の紙から作られたクレープを用いること も可能である。

クレープの特徴的な形は、たとえば、段ボールの製造で一般に使用される段ボー ル製造装置によってもまた製造されることができる。原則的に、この発明に従っ た製品は、引張フィルムが対面紙の代わりに用いられる場合、片面段ボールを生 産する機械によってもまた生産される。

フィルムとしては、引張フィルムが生産されているときに一般に用いられるあら ゆるプラスチック質を使用することが可能である。

この発明の最も重要な特徴は、伸びることにより機械的に変形される紙または同 等物と伸張性のあるフィルム材料とを経済的に結合することであり、そのため結 合された製品は希望点まで伸張されることができる。

国際調査報告

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．クレープ紙の層（１）およびクレープの層上においてクレープ紙の隆起部に 貼付けられた引張フィルム（３）を有する伸張可能な包装材料。
2. ２．引張フィルム（３）が接着剤（２）によってクレープ紙に貼付けられること を特徴とする、請求項１に記載の包装材料。
3. ３．引張フィルムが加熱結合によってクレープ紙に貼付けられることを特徴とす る、請求項１に記載の包装材料。
4. ４．クレープ紙がクラフトクレープ紙（１）を含むことを特徴とする、請求項１ ないし３のいずれかに記載の包装材料。
5. ５．引張フィルム（３）がクレープ紙の一方面にのみ貼付けられることを特徴と する、請求項１ないし４のいずれかに記載の包装材料。
6. ６．引張フィルム（３）がクレープ紙（２）の上でその隆起部に貼付けられるこ とを特徴とする、伸張可能な包装材料の製造のための方法。
7. ７．不揃いの形をした物体の包装のための方法であって、伸張可能な包装が物体 の周囲に施され、クレープ紙の層（１）およびその上でクレープ紙の隆起部に貼 付けられた引張フィルム（３）を与えられる伸張可能な包装が、物体の周囲に施 されることを特徴とする方法。
8. ８．クレープ紙の層（１）の一方面にのみ引張フィルムを有する包装が施される ことを特徴とする、請求項７に記載の方法。
9. ９．包装が施され、そのためクレープ紙の層（１）が内方向へ対面するようにな ることを特徴とする、請求項８に記載の方法。
10. １０．包装がペーパロールの周囲に施されることを特徴とする、請求項７ないし ９のいずれかに記載の方法。