JPH01502493A - 特に使い捨て連続流血液ロ過システムカートリッジに適したゆるいアイレットを備えたピボットピンベアリング/シール - Google Patents
特に使い捨て連続流血液ロ過システムカートリッジに適したゆるいアイレットを備えたピボットピンベアリング/シールInfo
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- JPH01502493A JPH01502493A JP50564887A JP50564887A JPH01502493A JP H01502493 A JPH01502493 A JP H01502493A JP 50564887 A JP50564887 A JP 50564887A JP 50564887 A JP50564887 A JP 50564887A JP H01502493 A JPH01502493 A JP H01502493A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
特に使い捨て連続流血液口過システムカートリッジに通したゆるいアイレットを
備えたビボフトピンベアリング/シール瀾漣上mu
この出願は、1985年4月12日出願の、“生体医用システムのためのピボッ
トベアリング1と題し、書類番号No、2003の同一人へ譲渡された米国特許
出願N00722+ 707に関連し、該出願の開示をここに参照として取り入
れる。
生工亘立立立
本発明は、もっとも直接には生体医用流体口過技術に関し、さらに詳しくは、と
ポットベアリング/シールによって回転自在に支持されたローターを有する使い
捨て血粟分離フィルターカートリッジを含んでいるタイプの連続流血液口過シス
テムに関する。ゆるいアイレフトを備えた得られるピボットピンベアリング/シ
ールは他の分野においても用途があり得る。
崖主立夏!l
沢山の研究および開発努力が、生物学的流体を口遇しそしてそのような流体の構
成成分を分離するための新巳いそしてより良い技術の完成に向けられた。特に重
要なものは全血をその構成成分に分離するための技術(ヘマフェレーシス)であ
る。大部分のへマフニレ−シスは過去においては全血のバッチを遠心することに
よって実施されていたが、バンチ処理は非常に費用がかがり、時間を消費する。
現在バッチ処理は可能な場合はいつでももっと効率的な連続流血液口過技術によ
って置き換えられつつある0例えば同一出願人へ譲渡された1982年12月1
3日出願の“血液分画システムおよび方法”と題する米国特許出t1iNo、4
49.470 ;同一出願人へ譲渡された1984年3月21日出願の“懸濁液
から物質を分離するための方法および装置”と題する米国特許出eNo、591
,925 ;アイゼルらへ1970年に発行された1血液セパレーターおよび類
憤物のためのシール手段゛と題する米国特許No、3,519,201 ;ラム
サム、ジュニアの“血液をその成分へ分離するだめの装置”と題する米国特許N
o、4,303゜193を見よ。
連続流血液口過システムは対象から全血の流れを受け取り、この血液流を液密ハ
ウジング内に配置された回転ローターもしくはスピナーへ連結する。回転ロータ
ーは全血をその成分(例えば血漿分離においては全血はバックした赤血球と血漿
に分離される)に分離し、分離された成分はハウジングの別の出口を通って排出
される。
他の者は、流体口過システムのローターをハウジング内に回転自在に支持するた
めの信頼し得るピボットベアリング構造を開発することを探究した。そのような
ピボットベアリング構造の一例については、例えばDelcellier et
alの米国特許No、3,448.858を見よ、商業生産のためのそれらの
開発中の連続流血漿分離装置は、分離ローターをハウジング内に回転自在に支持
し、そしてローターへまたはローターからの流体流を連結でき、そしてまた連結
された流体流をベアリングの外部の流体から分離しながら連結した流体流がベア
リングから逃げるのを防止する(流体排出出口を通つてを除く)ことができる、
通光な安価でそして信頼し得るピボットピンベアリングを探している。
無菌性は連続流タイプの血漿分離装置にあっては絶対要件である。
血液へ実際に露出される血漿分離システムの部品は、病気が一人のドナーから他
人へ伝染しないように使い捨てであることが望ましい(もし必須でなくても)0
分離ローターをハウジング内に回転自在に支持し、そして流体を回転中のロータ
ーへまたはローターから連結する既知のシールするピボットピンベアリングは製
作が比較的高価であり、使い捨て連続流血漿分離口過カートリッジのコストを増
加させる。
口過カートリッジは一回使用だけで捨てられるので、長いベアリング寿命は関心
ではない、連続作業の25〜45分だけが血漿分離に必要である(口過カートリ
ッジはもし血小板分離に使用するならば2時間の寿命を、もしある種の治療操作
に使用するならば4時間の寿命を、そしてもし自動交換輸血に使用するならば6
時間までの寿命を持たなければならない)、ピボットピンベアリングは、早期の
過剰摩耗は抽出した血液を使用不能にし、および/または抽出および口過プロセ
スを中断させるので、その期待された寿命を通じ絶対に信頼して作動しなければ
ならない9口過カートリ、ジに使用されるシールするピボットピンベアリングは
滅菌できなければならず(例えばガンマ線へのwA露により)、そしてそれらを
通る生物学的流体を損傷することができない。
本出願の譲受人は長年連続流血液口過システム(例えば5choendorfo
rの米国特許出Ws)io、591,925に開示されたタイプの)に使用する
ための上記要件を満たす信頼できる安価なベアリング構造を探究しテ来り、ソの
血液口過システムと以前使用されたステンレス鋼ピボフトビンベアリングの概略
な説明を第1図を参照してこれから提示する(そのシステムのさらに詳しい説明
は先に引用した同一人へ譲渡された米国特許出願に見られるが)。
第1図は、先行技術口過型血漿分離システム1oの一部断面斜視図である。血漿
分離システム10は使い捨て口過カートリッジ12と、磁気駆動アセンブリ14
を含んでいる。
カートリッジ12は一般に円筒形の垂直配向ハウジング16を含み、その中に細
長い円筒形ローター(スピナー)18が上方とポットベアリング20と下方ビボ
ントベアリング220間に垂直位置に回転自在に支持されている。ローター18
は、ハウジング16内でローターに対して軸方向の一般に垂直な回転軸19のま
わりを回転する。
ローター18の上方垂直5I26と一体の相性材料のリング24は、外側の回転
磁気駆動部材28 (これはハウジング上端の上へスライドする)によって発生
する回転磁場によって作用され、ローター18はハウジング16に関して回転す
る。磁気駆動部材28はそれへ駆動モータ30によって加えられるトルクに応答
してあらかじめ定めた角速度(好ましい具体例においては360Orpm+)で
回転する。
ローター18は内部空胴31を有し、その中はみぞっき円筒璧34によって境界
される。III型フシフイルター36ぞっき璧34の外表面35を覆っている。
外壁35に形成したみぞ33はフィルター36と璧外表面の間に捕捉された流体
をローター下端27にある下方空胴32中へ誘導する。
システム10が作動中の時、全血が全血入口ポート38を通うでハウジング16
の上端37へ放出される。全血は入口ポート38からハウジング16中へ、そし
てフィルター36との接触に下方へ流れる、ローター18の回転とフィルター3
6の効果により、フィルター36とハウジング16の内壁42の間の空間4o中
の全血は、バンクした赤血球(これは空間40内にとどまる)と、血漿(これは
フィルター36を通ってみぞつき望34とフィルターとの間の空間へ流れる)と
に分離される。バンクされた赤血球はハウジング16の下端44へ下方へ流れ続
け、そしてバンクした赤血球出口46を通ってハウジングから流出する。血漿は
ローター璧36中のみぞおよびみぞ33によって誘導され、そして下方空胴32
中へ下方へ流れる。
ハウジング16の下端44が終わっている下方キャンプ48は、ローター回転軸
19と整列したあらかじめ定めた長さの孔5oを備える。孔50は、その中心を
通って形成された円形オリフィス54を有する円形内壁(環)52で終わってい
る(末端内部環52は孔50の中心を除く全部をブロックする)。
血漿出口56は下方キャンプ48中に(環52の他の側において孔50と連通し
て)設けられる。血漿は血漿出口56を通ってハウジングから排出される。下方
ピボットピン22の下、f858は(ピボットピンは図示した具体例においては
垂直に配置される)孔5o内に圧力嵌合され、妨害環52に当接する。下方ピボ
ットビン22の上端60はローター下端64の孔62内に回転自在に配置され、
そしてローター回転軸19と整列される。ローター18は下方ピボットビン22
に関し回転し、そしてこのピンによって支持され、そしてハウジング下方キャン
プから離される。
ローター下端64に形成された軸孔62はそれを貫通するオリフィス68ををす
る隆起もしくは環66で終わっている。オリフィス68はローター空胴32と流
体連通にある。流体通路70が下方ピボットピン22を通って軸方向に形成され
る。O−リングもしくは他の弾力性シール72 (Vitonエラストマーが好
ましく使用される)が環66と下方ピボットビン22の上端60の間に配置され
る。シール72はその中心を通ってオリフィス68を通路70と連通させる穴を
備える。空胴32はこのためオリフィス68.0−リングツ2の穴、および下方
ピボットピン22を通って軸方向に形成された通路70を通って血漿出口56と
流体連通にある。
下方ピボットベアリング22はローター18を回転自在に支持し、そしてロータ
ー空胴32内の血漿がそこを通って逃げることができるシールされた流体通路を
提供する。下方ピボットピンの上端はローター18がピンに関して回転するのを
許容するための孔62中にゆるく嵌合される。該ピンは孔50中に圧力嵌合され
ているためハウジング16に関して固定されている。0−リング72は!11!
66と下方ピボットビン22の上端60との間に流体密なシールを確立し、それ
は血漿がビン通路70を通ってを除いて逃げることを防止する。
環66と、0−リング72とそしてピン端60の間の流体密シールは、ハウジン
グ下端44近くの空胴40に集まったバンクした赤血球が孔62中へ(ピン22
と孔を形成する壁の間を)そして血漿との接触へ上方へ流れるのを防止する。
ローター18によって0−リング72へ加えられる軸方向下方への力は、流体密
シールがロークー18の環66と、0−リング72と、そして下方ビン22の上
端60の間に存在することを確実にする。この下方への力は一部はローター18
へ加わる重力から、そして一部は磁気駆動部材28によってローターへ加えられ
る回転磁場の下方成分から得られる。この下方への力にもかかわらず、ビン上端
60は、もしピンが硬いステンレス鋼でつ(られるならばカートリッジ12の寿
命をこえて見るべきほど摩耗しない。
上方ピボットビン20は中実でよいが(vlJ示した具体例ではそれを流体が通
過しないため)、シかし、好ましくは上方ピボットビンと下方ピボットピン22
が同じ構造を持ち、そのため互いに交換できる(製造、在庫およびアセンブリコ
ストを減らすため)ように、それを遣って軸方向に形成された通路84を持って
いる。もし上方ビン20を遣る流体連結を望むならば、O−リングおよびオリフ
ィスをローター18の上端26に設けることができる(それらがローターの下端
64に設けられたように)。
今や理解されるように、ローター18の環66の下方ピボ7)ピン22の上端6
00間の流体密シールはシステム10の適切な作動のために絶対的に重要である
。ローター18によって0−リング72へ加えられる下方軸力は、もしピンが不
適切な材料でつくられているならば、0−リングおよび/またはピン22の上:
a60を摩耗させ、流体密シールを退化させることができる。このシールの漏れ
は出口56から排出された血漿を使用不能となし得る。さらにピン上端60の摩
耗は通路70を閉鎮し、全体の口過作業を中断させることができる(ドナーの苦
痛および不快へ)。
本発明の譲受人は、過去において摩耗によって発生する問題を克服する大きい耐
摩耗性をピボットビンベアリングへ与えるため、精密ステンレス鋼ビン22およ
びViton O−リング72を使用していた。不幸にも精密ステンレス鋼ピン
は製作が高価であり、モしてV i ton材料は非常に高価で、カートリッジ
12のコストを実質的に増加する。
これら先行技術精密ステンレス鋼ピボントピン20.22の製作は同一人へ譲渡
された米国特許出111)io、722.707に詳細に記載されている。ステ
ンレス鋼ビンのための最初の原材料コストは比較的高く、そして機械加工、研磨
、洗浄および仕上げピンを製造するためステンレス鋼の他の処理は装置コストを
さらに増加する。さらに、完成したピンの大きなパーセントは、ピンのローター
18およびハウジング16との適切な嵌合を保証するのに必要な厳密な寸法公差
のため使用に許容できない。
5cboendorferおよびWilliamsonの米国特許出111No
、722.707は、精密ステンレス鋼ピボットビンを置き換えるのに適当な新
規な射出成形プラスチンクピポットベアリング構造を開示する。そのような射出
成形ピボットビンは、低摩擦係数を有する硬いプラスチックからつくられる。ピ
ンのための適切なプラスチックを選ぶことにより(例えばPTFFおよびシリコ
ーンで変性したナイロン6/6およびRL4730ポリアミド系ポリマー)、ピ
ンは潤滑性の耐摩耗特性を持ち、そして相対的回転部品上にホットスポットや落
下くずを形成しないであろう。Viton材料(デュポンによって市販されてい
る、フン化ビニリデンとへキ号フルオロプロピレンの共重合体を基にしたフン素
工ラストマーのシリーズ)からつくった0−リングシールと組合わせて使用する
時、下方プラスチックビンおよび0−リングへローター18によって加えられる
力は通切な流体密シーリングを提供する。
そのような流体密シーリングは血漿の所要量の分mおよび採取を許容するのに十
分に長く続く。カートリッジ12は一回使用後捨てられるので、ローター18の
数時間の連続回転からの摩耗によるピポントピンベアリングの自己破壊は血液ロ
通用、途においてはとるに足りない。
米国特許出1iNo、722,707に記載されているピボントビンベアリング
構造はそれ自身としては成功であり、そして意図する目的に対して良好に作動す
るが、この構造が使用するVitonシールは非常に高価であり、そしてその部
品は血液分離用途に使用するためには厳密に検査しなければならない。許容でき
る摩耗を示し、シールリングのためのエラストマー処方がもっと寛容で、そして
使い捨て血液分離用途カートリッジに要求される精密な寸法公差へ製作するのに
安価で、そして比較的容易な、低コスト射出成形プラスチックビボントピンベア
リング構造を提供することは高度に望ましいであろう。
本立1夏概里
本発明は、コストが非常に低く、失敗なしに全血の所望量を口過するのを助ける
ために使用するため十分に耐摩耗性で、滅菌することができ、そしてロフト検査
を必要とするのみの高速度の正確な作業を使用して製造できる部品から製作され
る、使い捨て血漿分離口過カートリッジに使用するために特に通したビボントベ
アリングを提供する。
本発明のビボントベアリングと、先行技術ベアリングの間の有!襞な有利な差の
いくつかは、
特別に配合されたプラスチックの潤滑性を保持しながら制限されない流体流を容
易にする特別の孔を成形されたビボフトピン:使い捨て血漿分離口過カートリッ
ジ用途に必要な放熱および低摩擦係数性質にとって重要なエレメントとして採用
した、次々のダイスから深絞りしたステンレス鋼アイレフト:そのすぐれた加工
性、生体適合性およびコストのため、本発明のベアリング/シールに使用するた
め他の炭素系エラストマーより著しく有利であることが証明されたシリコーンエ
ラストマーシールリ本発明は、静止ビボントビン構造へ流体連結すべき孔を持っ
ている本体を回転自在に支持する組合せた浮動ビボフトベアリングとシールを提
供する。ピボットピンは軸孔および該孔を囲む鋭い内側縁(例えば断面が約90
°)を持った一端を有する。一方ピンは、回転し得る本体の孔へ挿入するのに通
している。剛直な金属製円筒形幹は一端において外側へ延びるフランジで終わっ
ており、該幹およびフランジはカーブした外表面で合体する。幹はピンの軸方向
の孔中に回転自在に配置され、その外側のカーブした表面は鋭い内側縁と回転自
在に接触する。
フランジと本体内表面の間に配置された環状シールは、フランジを本体と共に回
転する(例えばピンに関し)ように連結し、そして本体によって加えられる力を
伝達することによってフランジを軸方向に負荷する。フランジが回転する時(例
えばピンに関し)、孔の鋭利な内側縁は軸方向に負荷された接触するカーブした
フランジ表面によって急速に研磨され、最初の数回転の間に硬いフランジとピン
の軟らかい端部との間に空気および流体密のシールを自己形成する。
幹およびフランジは、慣用深絞りステンレス鋼アイレフトの部分でよい、そのよ
うなアイレフトはかなり低コストで大量に製造することができ、そして非常に小
さい公差範囲内になるように本来形成される、それらのフランジの下側のカーブ
した表面を提供する。すなわち、アイレフトの与えられたロフトからのアイレフ
トの非常に大きいパーセントが公称もしくは予期される値(アイレフトを成形す
るのに用いた最終深絞り成型ダイスの寸法によっ決まるような)に非常に近い成
形半径を持つであろう。
本発明によって提供されるピボントベアリングは安価な使い捨てシールが望まれ
る場合はいつでも有用であるが、該ベアリングは、連続流血漿分離システムの使
い捨て口過カートリッジのような生物学的流体分離装置において特に有益である
。そのようなカートリッジのローターの重量プラスローターを回転する磁気駆動
部材によって加えられる軸荷重は、本発明によって提供されたシールを作動に急
速に研磨し、そしてその後シール機能を維持するのに適切な力を保証する0組合
せベアリング/シールは浮いており、そして自動求心性である。さらに、アイレ
フトは、鋭利な内側縁に関するカーブしたアイレフト表面の回転によって発生し
たWi擦熱の発散のため、流れている流体(例えばアイレフト幹を通過する血液
成分)と接触する有!襞な金属構造に有!!:蓑な軸方向長さを提供し、このた
め望ましくない熱によって発生したプラスチックの流れ(いくつかの以前のシー
ルシステムで発生するような)を最小にする。さらに、本発明によって提供され
るベアリングは回転シール断面接触面積を絶対的に最小化し、これはまた摩擦に
よって発生する熱の量を減少させる。
豆I皇呈皇1且ユ
本発明のこれらのおよび他の特徴および利益は、添付図面と共に以下の好ましい
具体例の詳細な説明を参照することによってより良くそしてもっと完全に理解さ
れるであろう。
第1図は、使い捨て血液口過カートリッジを含んでいる先行技術の連続流血票分
離システムの一部断面斜視図である。
第2図は、本発明によって提供されるピボットベアリング/シールの現在好まし
い具体例の一部断面分解図である。
第2(A)図は、第2図に示したピンの孔端の平面図である。
第2(B)図は、IJ2図に示したアイレフトの断面側面図である。
第2(C)図は、第2図に示したアイレフトの平面図である。
第3図は、第1図に示したタイプの使い捨て血漿分離口過カートリッジに装着し
た、第2図に示したピボットベアリング/シールの詳細な縦断面図である。
第4vlJは、第2. 2 (A)および3図に示したピン152の端部の一部
の詳細な断面図である。
第5図は、ハウジング孔へのピンの挿入前の、第2および3図に示したピン15
2の変形し得るリップ174の詳細な部分斜視図である。
第6図は、ピンがハウジング孔に挿入された後の、第2および3図に示したピン
152の変形し得るリップ174の詳細な部分斜視図である。
第7図は、シーリングおよびピボットピンを省き、そしてシールがカートリッジ
ハウジングとアイレフトの間に直接自動形成される、本発明に従った血液口過カ
ートリッジの他の具体例の断面図である。
第8図は、シールがローターと一体のピンとそしてハウジング内に配置された金
属カップの間に形成される、本発明に従った血液口過カートリッジの他の具体例
の断面図である。
第9図は、ローターとハウジングの間に多数のシールを提供する同軸成形ピボッ
トシール構造を含んでいる、本発明に従った血液口過カートリッジの他の具体例
の断面斜視図である。
第10図は、ローターとハウジングの間に多数のシールを提供する同軸成形ピボ
ットシール構造を含んでいる、本発明に従った血液口過カートリッジの代替具体
例の断面斜視図である。
嘘 い の− な−
第2図は、本発明に従ったピボットベアリングの現在好ましい例示的具体例15
0の部品の分解した、一部断面とした正面図である。
ピボットベアリング150は3個の部品、ピン152.アイレフト180および
シーリング200を含む。
ピン152は、下方(第1の)端154(ピンは第2図に示すように垂直に向い
ていると仮定して)とそして上方(他の)a15.6を有する射出成形した細長
いプラスチックビンであることができる。
軸孔158がその上方端156にピンによって形成される。軸孔158は鋭利な
円形内側縁160とそして円形リム162によって囲まれる(第2 (A)図を
見よ)。
好ましい具体例における軸孔158は円筒形で、そしてピン152を這って軸方
向に延び、ビン下方端154においてオリフィス168で終わっている通路16
6と連通ずる。ピン152は中空であり、そして流体が軸孔開口170とオリフ
ィス168の間を自由に流れるのを許容する。
ピン外壁172は円筒形とすることができ、そしてその中に外周みぞ175を備
えることができる。ピン152の外径は、第1図に示した下方カートリッジハウ
ジングキャップ48によって形成された孔50の内径よりも非常に僅かに大きく
、密着嵌合を形成するように、精密に制御されなければならない。
ピン152は、ポリエーテルスルホン(PES)とテフロンのブレンドから(ペ
ンシルベニア州マルバーンのLNPコーポレイションによって製造され、カタロ
グ番号JL4010)好ましくは射出成形(慣用の技術を用いて)される。この
材料は以下に要約した制約のすべてをバスする。
A、FDAクラス■毒性試験をバスする。
B、2.5ないし3.5 ?Irad線量のコバルト60ガンマ線照射によって
有害な影響を示さない。
C1許容し得る摩耗性質を示すように十分に低い摩擦係数を有する。
D、すぐれた加工(成形)特性を有する。
ピンリム162は、断面において孔内壁164と非常に鋭利な縁160を形成す
るように完全な直角(90°)をつくることができる、しかしながら射出成形し
たピンに完全に90°縁を形成するのは実際的でないかも知れない(金型を完全
な90°雌形状を持つように磨くことができず、金型を完全な90°成形縁を形
成するように十分に与圧することができないため)、実際にはO,OO3インチ
ないし0.005インチの縁半径Rが毎日の成形に対して期待できる最良のもの
である。好ましくは具体例においては、この半径は最大0、005インチへとど
められる。
ビン上端156は、環状リム162を囲む二次的な環状リム176を形成するよ
うに、少しテーパーさせることができる(引用した特許出願に記載されているよ
うに)、このテーパーの目的は、ピンのまわりを回転するローター18の作用の
ため、ローター孔62の上端にプラスチックの隆起が形成されるのを防止するこ
とである(ピンは必ずしもローター回転軸19と整列して装着されない)。
ピン152は、ピンの一体部分として成形される変形し得るリップ174(第2
および5rXJに最良に見ることができるように)を含んでいる。ピン152成
形する時、端部154近くのピンの下方部分上に長手方向にパーティングライン
(図示せず)が自然に形成される。ピン152の上方部分(ビン端部156近く
の)は、それがピンを製造するために使用された金型の抜き勾配なし部分から強
制的に引き出されるためパーティングラインを持っていない、みぞ175は、ピ
ン152を金型の抜き勾配なし部分から引き出すための機械的グリップを提供す
る。変形し得るシーリングリツブ174は、まもなく説明するプラスチックピン
リングとして作用する。
アイレフト180は305ステンレス鋼から連続的深絞りタイプダイスを使用し
て深絞りした慣用のステンレス鋼アイレフトでよい。
第2.2 (B)、および2(C)図に最良に見られるように、アイレフト18
0は、末端(上方)184に側方へ外側へ延びているフランジ182を備えた円
筒形幹181を有する、一般に円筒形の中空(チューブ状)金属部材である。ア
イレフト180は中空であり、アイレフトの長い寸法に対し軸方向の通路186
がアイレフトの全長を走っている0通路186は上方アイレフト端184におい
てフランジ182で終わり、そしてアイレフト下端190において円形オリフィ
ス188で終わっている。内側アイレフト壁192は通路186を境界する。
フランジ182はアイレフト幹181から側方へ放射方向外側へカーブする(金
管楽器のベルがそれが接続される管から放射方向外側へカーブするように)、フ
ランジ182は、枠外5! 193の断面によって形成される交差線に対して殆
ど直角な上方側面191を持っている。上方側面191は幹181内の内壁の延
長である。側面191は、幹181から最遠方のフランジ182の部分において
円筒形外周りツブ191aで終わっている。
放射状にカーブした外表面、接触表面194(これは幹181の外壁193の延
長である)は、幹181とフランジ182の間の接合部に形成される(実際には
幹の外壁がフランジの下側側面196と合体する場所に)。
アイレフト180 (フランジ182を含めて)の犀みTは、好ましくは(第2
B図に見られるように)0.0045ないし0.0055インチの間である。ア
イレット1800カーブした外側接触表面194 (すなわち、アイレフトをそ
のフランジが上を指すように垂直に向けた時、フランジ182の下側の放射状表
面)は好ましい具体例においては非常に精密でそして光っており、そして4RM
Sの制御された表面組織要件を有する(これは深絞りプロセスからの本来的に形
成される)、アイレット1800寸法は、ベアリング150が正しい場所におい
て摩耗するように厳密に制御される。好ましい具体例においては、アイレフト1
80の長さlは0.245ないし0゜250インチの間であり、幹181の外径
E1は0.069ないし0゜070インチの間であり、フランジ182の外径E
2は0.123ないし0.126インチの間であり、そして放射状接触表面19
40半径R1は0.012ないし0.014インチの間である。
特定のパラメータのセットはピン152とアイレット180の組合せを述べる0
例えば、フランジ1820下Φ半径は特定的に設計された。アイレフトフランジ
接触区域194とピン縁160の半径の選定において以下の制約が重要である。
第1に、ピン縁160はできるだけ鋭利(例えばそれは成形したピン構造につい
ては0.003〜0.005インチの成形半径を持たなければならない)でなけ
ればならない。第2に、アイレット幹182と成形したピン孔158間の内径/
外径関係は、幹を孔に挿入した時アイレフ)幹がピン孔中で自由に回転すること
を許容しなければならない(この直径間の関係は、幹とピンの半径が相互にどこ
で接触するかに大きく依存する)、第3に、アイレフト180とビン孔185の
製作公差は、どのような組合せもビボフトシールの作動中のどの時点でも半径対
半径以外のいかなる表面においても二つの部品が接触することを許容しないよう
なものでなければならない、最後に、血液口過用途においては、ビン孔150お
よび/またはアイレフト通路186の最小に可能な直径は、流れを制限しそして
口過システムを通って背圧を発生しないように、あらかじめ定めた断面積×長さ
以下であることはできない。
第3図に示すように、幹181は、カーブした外表面194が鋭利な内側縁16
0と接触するようにビン孔158内に配置される。
幹181の重量はアイレフトが通路166 (および軸孔158)およびロータ
ー回転軸19と整列するのを助け、本発明のピボット/シールを自己求心性とす
る。幹181の外径は孔158の内径よりも小さく、そのため幹は孔内で(好ま
しくは枠外表面193と孔内表面164との間の接触なしに)自由に回転する。
ピン152とアイレット180との唯一の接触点は、フランジのカーブした外表
面194と接触する鋭利な内側縁160である。アイレット幹181の外径はビ
ン孔158の内径に関し、カーブした外表面194が放射状のカーブした表面1
94が最もカーブした点(好ましい具体例において)で鋭利な内側縁160と接
触し、アイレット180と接触するビン1520表面積を極めて小さくするよう
に選ばれる。
好ましい具体例においては、フランジ下側側面196とピンリム162との間の
間隔は0.0025ないし0.0050インチの範囲内であり、そしてリム16
2と下側面196は相互に対して実質上平行あり、そして離れている。
好ましい具体例においては、シールリング200は医療規格のシリコーン材料か
ら長いチューブに押し出し、高速度切断作業におし)で制御されたあらかじめ定
めた厚みにスライスすることによって製造することができる。シールリング20
0はあらかじめ定めた厚みを有する従順なシリコーン環202を形成する。リン
グ200はその中心を通る通路204を有する。シールリング外径はフランジ外
周りフプ191aの外径と大体等しく、シールリングの内径L±ファイット通路
186の内径と大体等しい。
第3図は、第1図に示した使い捨てカートリッジ10において下方精密ステンレ
ス鋼ピポントビン22およびO−リング72の代わりに装着した時の現在好まし
い例示的ビボ7)ベアリング/シール150の断面図である。ピボットベアリン
グ150を組み立てるため、ピン下端部154を最初ハウジング下方キャンプ4
8によって形成された孔50中へそれが環52に当接するまで押し込む、好まし
い具体例においてはピン150は回転せず、ハウジング16に関して固定される
。
ピン150が孔50中に押し込まれる時、ビン下端部154のオリフィス168
は環52の中心を通って形成されたオリフィス54と一致する。変形し得るピン
シーリングリップ174 (これは円錐形に成形され、そして孔中への容易な挿
入のためピン端部154の反対へ向いている)は変形し、孔の璧と一致しく第3
図および第6図に最良に見られるように)、液密な一時的なシールを提供する。
リング174へ直接隣接するみぞ(くぼみ)175は、過剰の材料がコールドフ
ローする空間を提供し、ハウジング48が過剰のストレスへかけられるのを防止
する。
次に、シールリング200がローター孔62中へ挿入される。アイレフト180
は、フランジ182を先にしてフランジ側面191がリング200を押し、ロー
ター(環66)と接触するまでローター孔62中へスライドされる。最後に、ピ
ン上端156がローター孔62中へ挿入され、そしてアイレット幹181がピン
上端部に形成された軸孔158中へ挿入される。
アイレフト180は装着された時ゆるやかであり、すなわちアイレット幹181
の外壁193とビン孔5!164の間には隙間がある。
前に述べたように、アイレット180・は軸孔158内で自由に回転し得る。ピ
ボットベアリングは、ビン孔158内に配置されたアイレフト幹181の長さの
ため、回転時セルファライニングであり、そして自己求心性である。シールリン
グ200は、フランジ182の上側表面191とそして環66の間にとどまり、
フランジ182とローター18との間に追従と積極的なシールを提供する。
カートリッジ12の作動の間、ローター18は、磁気駆動アセンブリ14によっ
て発生される回転磁場に応答してハウジング16に関し3600rp−の公称角
速度で回転する。ローター18はシールリング200上ヘニ成分の下方への力を
加える。第1の成分はローター18の重量であり、そして第2の成分は磁気駆動
アセンブリ14によってつくられる回転磁場とのローター磁石リング24の相互
作用によって発生する下方への力である。これら二つの力は、好ましい具体例に
おいては約380g (プラスマイナス約40g)までに加算される。
この下方への力はシールリング200をローター18と一所に回転させ、そして
またアイレット180をシールリングと一所に回転させる。ローター環66、シ
ールリング200およびフランジ上側表面191間の摩擦はこれら三つの部品の
相対的回転を防止するのに十分である。カートリッジ下端部において静止および
回転部分間の唯一の接触点は、ピン152の鋭利な縁160と、アイレフト18
00カーブした外表面の平滑な半径になる。
ローターが速度へ回転し始めるとき、カーブした表面194はピン152の鋭利
な縁160を研磨する(好ましい具体例においてピンは硬いステンレス鋼アイレ
フト180より軟らかい)、短いならし運転の後、鋭利な縁160はアイレフト
1800半径にぴったり接する(テストは実質上すべての研磨は相対的回転の最
初の10秒以内に発生することを示した)、鋭利な縁160とカーブした表面1
94間のこの界面はこのように急速に連続的になり、空気/液体密シールを形成
する。アイレット180は軸方向に負荷されているので(下向きの力はローター
18によりシールリング200を介してアイレフト180へ加えられる)、カー
ブした外表面194と鋭利な縁160(今や面取りされている)との間の流体密
シールが、ローター、シールリングおよびアイレフトがビン152およびハウジ
ング16に関して回転し続ける時維持される。テストは、50gはどの小さい下
向きの力がこのシールを形成し、維持するのに十分であることを示した。
vr慶によるカーブした外表面194と鋭利な縁160との間の通切なシールの
自動形成は他のシール構造を土建る多数の利益を提供する0例えば、この研摩作
業は、二つの別々に製造され、ゆるく連結された部品(アイレフトおよびビン)
間に、その間に追加の部品を配置する必要なしに直接空気/液体密シールを形成
する。さらに、いくつかの製造欠陥(例えば成形ぼり、はこり等)は本発明のな
らし運転/研磨作業によって克服することができる。
再び第1図を参照すると、排出出口56および44とそして入口30は、カート
リフジ12の使用前、通常空気へ開いている。ビン152とローター孔62の壁
との間の空間は、ローター18が回転し始める時通常空気によって占領されてい
る。血液口過においでは、血液はローター18が回転し始めた後数秒までハウジ
ング16の底へ到達しない、このため、通常流体がビン152とローター孔62
の壁の間の空間へ流入するチャンスを有する前に鋭利な縁160とアイレフトフ
ランジ1820間にシールが自動的に形成され、空気を該空間へ閉じ込める。こ
の流体接触表面の背後の空気緩衝ゾーンは、接触表面194と鋭利な縁160間
のシールが瞬間的に破れても、パンクした赤血球がアイレフト180の中心を通
って流れている血漿と混合するのを防止する。空気は、アイレットとビンの間に
自動形成されたシールが気密であり、そして液密であるためこの空間に閉じ込め
られ続ける。さらに、閉じ込められた空気のため、直接接触している回転表面が
流体通路から離れて分離される。
好ましい具体例においては、極めて少量のシリコンオイル(例えば、ダウコーニ
ング、医療規格ポリジメチルシロキサン液)が、ローター孔62の壁がすりむけ
、材料がビン152上に沈着するのを防止するため、ビン外壁172へ塗布され
る。テストからはシリコンオイルが必要であるは容易にわからないが(例えば、
アイレフト180と接触するビン152の表面へシリコンオイルを塗布する必要
があるよへには見えない)、ローター孔62のすりむけはシリコンオイルを塗布
した時著しく減り、および/またはなくなる。
ビンへのシリコンオイルの塗布はピボットベアリング/シールの製造コストを僅
かに増加する余分の工程である。シリコーンをプラスチック中へ成形する(そし
てこの余分の工程を避ける)方法がある。例えば、LNPコーポレイションは分
離してシリコーンを添加した(すなわち、プラスチック内に流体の小さいポケッ
トが分散されている)アロイを提供する。 Petrarch 5yste+s
s、 Inc、は、シリコーンが実際に分子レベルで熱可塑性樹脂へ結合してい
る相互浸透ポリマーネ7)ワーク(IPN)を提供する。これら材料を成形後シ
リコーンの塗布を必要とするプラスチンクコンバウンドの代わりに使用できるで
あろう。
ビン152をつくるための特定のプラスチック材料の選定において、我々は我々
のプラスチックおよび摩擦学(摩耗を理解する科学)の知識を訪ねる。過去の経
験およびテストは、本来低い摩擦係数を有するプラスチックが候補らしいことを
指示する。不幸にも多くのそのような候補は厳密なFDA毒性テスト要求に合致
しないので血液口過カートリッジ用途には使用できない(それらは生体医用用途
以外での使用に対してはよく適合しているかも知れないが)。
血液口過カートリフジは典型的にはそれらを滅菌するためガンマ線で照射される
。ガンマ線は他の点ではビン152の成形に敵している材料の特性を劣化させる
ことがある0例えば、処女のテフロンは極めて低い摩擦係数を持っているが、し
かし不幸にもガンマ線へwA露する時急速に劣化する。少量で他のプラスチック
中ヘアロイされたテフロン(典型的には1〜15重量%の範囲)はベース樹脂加
工性に影響するようには見えず、そしてなお選択した樹脂のll!擦係数を低下
し得る。超高分子量ポリエチレンのような他のプラスチックは、適当である本来
低い摩擦係数を持っている。
ビン152のための材料の選定における他の制約は加工性である。
ビン152は好ましい具体例においては比較的小さい部品であるが、非常に高い
公差をもって成形されなければならない、もし樹脂がフローすることができず、
または金型形状のためせん断破壊の徴候を示すならば、それは金型を適切に充填
しないであろう。コールドフロー、シール界面における溶接縁、または溶融破壊
のような問題はまれではない、テストされ、そしてこれらの理由のため血液口過
カートリッジ用途に使用するのに敵していると判明したプラスチックの一種は、
ポリエーテルイミドとテフロンとのブレンドである。ポリエーテル−エーテルケ
トンのような他のプラスチックも満足に加工されそして作動することが発見され
たが、このプラスチックの樹脂コストは先に記載した好ましい樹脂よりも2/3
高い。
このため、それからビン152をつくる特定の材料はピボットベアリング/シー
ルのどのように使用すべきかによる。各目的には、該材料は許容し得る摩耗性質
を示すのに十分に低い摩擦係数を持ち、そしてまたすぐれた加工性(成形性)を
持っていなければならない。
生体医用用途(例れば血液口過カートリッジ)に使用すべきビンは、FDAクラ
ス■毒性テストに合格し、そしてガンマ線の滅菌線量へ曝露した時有害な効果を
示してはならない。
本発明によって提供されるシーリング/ピボットベアリング構造の重要な一利益
は、相対的回転部品間の摩擦によって発生する熱を放散するその能力である。多
くの先行技術シール構造においては、摩擦はシールの早期破損を発生する過大パ
ワー消費要因となる。プラスチックのビボフトピンは回転しているローターとの
接触によって発生した熱によって変形し、そして溶融し、ビンとローターとの間
の流体密シールを粉砕し、および/またはたった数分の回転後ローターとビンと
の間の流体を閉鎖することがある。
他方本発明によって提供されるピボットベアリングは、カーブした表面194の
鋭利な縁160との摩擦接触によって発生した熱を発散するための流体が通り抜
けるアイレフト通路186を使用する。
ステンレス鋼(または他の熱伝導性材料)でつくられているアイレット180は
、それが熱をカーブした表面194から遠くへ伝導するので、内部熱交換器のよ
うに作用する。アイレフト180はその軸方向距離の有意義な部分にわたって流
れている流体(すなわちアイレフト通路186を通りそして血漿出口56へ空U
432から流れる血漿)と接触しているので、それはカーブした表面と鋭利な縁
160との間の摩擦接触によって発生した熱を急速に発散し、そして縁160ま
たはビン上8156の他の部分の望ましくないプラスチフロのフローを防止する
。アイレフト180の内径とアイレフトの長さ間のアスペクト比は高く、そして
少なくと7も部分的に十分な放熱を提供するように選ばれる。
さらに、回転シール断面接触面積がシールの半径によってその最低へ絶対的に最
小化されるので、すなわち鋭利な縁160の直径はビン孔内壁164の直径に等
しいので、カーブしたフランジ表面194と鋭利な縁160との間の接触によっ
て比較的少量の熱が発生する。鋭利な縁は非常に小さい断面積を持ち、そしてフ
ランジとそれが最大にカーブしている点で接触しているので、鋭利な縁とカーブ
した接触するフランジ表面194の平滑な半径間には非常に小さい接触面積が存
在する。最小の接触表面積を一般的に記載したが、いくつかの変数は、表面積へ
の比例的変化と共に変えることができる(例えば荷重および速度)。
上に述べたように、ピボットシール150を通って流れる流体(すなわちアイレ
フト通路186およびピン通路166を通って)はシール区域から熱を遠くへ伝
導するのを助け、そのためシールの寿命を延ばす。ピボットシール150を通っ
て流れる流体なしで行ったドライ運転(シール区域の流体冷却が発生しない最悪
のケース)は、シールにおける摩擦および発熱がそれらの可能な最低値へ減らさ
れたことを示した。第3図に示した具体例が使用中典型的に予期される期間ドラ
イテストされた。これは実際の作業パラメータの大きな誇張であるが、これは本
発明によって提供されるシールは有!襞な期間(流体がシール区域と接触する以
前のスタートアンプ期間に発生するような)ドライで作動し得ることを示す。
本発明のシール150の部品は装着後それらを滅菌するためガンマ線で照射する
ことができる。ピン152の照射は実際にこのプラスチックピンを硬くし、縁1
60の摩耗を減らすことができる(しかし縁がアイレットによって容易にvr磨
されることを防止するほど多くはない)。
本発明によって提供されるピボットベアリングの他の重要な利益は、それが製造
するのに比較的安価であることである。いくつかの以前の構造においては、品質
管理のため必要なベアリング部品の人手にによる検査に関連する労働コストが使
い捨てカートリフジ12のコストを実質的に増加させた。
例えば、第1図に示した先行技術のステンレス鋼ピンベアリング構造に使用する
ための0−リング72は100%顕微@検査されなければならず(すなわちすべ
ての0−リングを顕微鏡下で人手で検査しなければならず)、そのような小さい
リングの圧縮成形の本来の問題のため約40%の不良率に達していた。その後す
べての使用し得る0−リングは洗浄し、潤滑しなければならない。
第1図に示した精密ステンレス鋼ピボントピン22はステンレス鋼の溶接し、引
抜いたそして焼鈍したチューブからつくられる。チューブの]2フィート長さが
無心研摩され、そして自動ねじ切り機械上で所定長さに切断される。この切断作
業はまた面取りと位置決めみぞを形成する。切断したピンは次にバンチ検査され
る0次にすべてのピンは外径適合について個々にリング計測される。各ピンは次
に宝石旋盤中で各自30秒研摩を要するハンド研磨され、研磨剤浄化(その内径
を通ってパイプクリーナーを押し込む)、超音波脱脂、そして最後に潤滑を受け
る。
本発明によって提供されるベアリングの製造コストは、本発明のピボットベアリ
ングの部品の製造に使用される二操作(すなわち、ピン152の射出成形、アイ
レフト180の深絞り、およびシールリング200の押し出しおよび切断)は各
自ロフト検査のみを要する(100%検査ではない)高速の正確な作業であるた
め、先行技術ベアリングの製造コストより実質的に低い。
このため非常に有意なコスト節約が本発明のピボットベアリングによって提供さ
れる。Xが各自のゆるいアイレフト180のコストであり、Zが第1図に示した
タイプの先行技術ピボットベアリングの製造コストであり、そしてΔ%が先行技
術ピボットベアリングの代わりに本発明のピボットベアリングを使用することに
よって実現されるコスト節約であると仮定すれば、本発明のコスト節約は以下の
方程式によって与えられる。
Δ%−((X−Z)/Z)X100
(ここで与えられた値XおよびZは検査、労賃および洗浄コストと、それに製造
コストを含んでいるので、上の方程式は装着したベアリングのコスト節約を表す
、)この方程式に適当なコスト値を代入することにより、Δ%は約760%に等
しくなる。もっと簡単にいえば、本発明によって提供されるピボットベアリング
は、第1図に示したタイプの精密ステンレス鋼ベアリングに比し、製造および装
着が約1/10と安価である。
本発明のピボットベアリング/シールは、射出成形したプラスチックビンの潤滑
性の属性とそしてステンレス鋼アイレフトの耐摩耗性の利益を生かす、好ましい
具体例のピボットベアリングの開発中に、代わりのぴったりしたアイレフト構造
を実験した。この代替構造においては、アイレット180はプラスチックビン1
52の摩耗8(上m)156中へ押し込み、ピンに関して回転しなかった(その
代わに、ローター18とシールリング200がピンおよびアイレフトに関し回転
した。)この構造は十分によく作動するが(そしである用途に対しては非常に通
しているかも知れない)、それはアイレフト側部表面191をシールリング20
0の有効摩耗を減らすため研磨しなければならない、この余計な研磨工程はピボ
ットベアリングのコストを増大する。
しかしながら多数のソースから入手し得るタイプの棚ざらしアイレフトのサンプ
ルは、顕微鏡下で検査する時、非常に精密なそして輝いている半径をフランジ1
82の下側(すなわち、カーブした表面194)に持っていることを見ることが
できる。この精密なそして輝く表面はそのようなアイレフトを製造するために用
いられる深絞りダイスプロセスの直接の結果である。プラスチックビンの端部に
成形された孔へ挿入されたアイレフトへ適度の圧力を加えることにより、フラン
ジ182の下のカーブした外表面196は、アイレフトがピンに関して回転する
時、ピンのプラスチック内縁を研磨することを顕微鏡下で見ることができる。非
最適寸法および形状のアイレットを使用して製作した粗モデルさえも、回転態様
にあるビン孔の縁とフランジの下の半径の間にシールが自動形成されることを証
明した。
どんな種類の公差が期待できるか、そしてこれら公差がどのようにシール信頼性
に影響するかを見るため、20倍工学研究が実施された。この研究は、ピン15
2.アイレット180およびシールリング200は、射出成形、深絞りおよびエ
ラストマー製造の三つのそれぞれの分野において標準仕様書通り製造できること
を示した。
追加のテストは、本発明によって提供されるシール構造は、使い捨てカートリッ
ジ120重要な使い捨て部品の製造により大きい余裕を提供するため、ローター
18によってシールリング200上に加えられる軸方向下方の力に対して一層耐
えること(そしてこれらの部品の寸法公差はより臨界的でない)を示した。
第7および8図は、ビン152を別個の成形物として省略した、本発明による代
替具体例を図示する。第7図は、アイレ、)180と接触する鋭利な円形プラス
チック縁160が(これはピン152を製造するのに用いたプラスチックと同じ
かまたは均等の材料でつくらなければならない)プラスチックハウジング16中
へ成形されている具体例を図示する。第7図に図示した具体例においては、アイ
レット180も、フランジをローター18の孔280中へ圧力嵌合するように修
飾されている(すなわち、フランジ182は軸方向に延びる円筒部分182Aを
備え、そのためアイレフトフランジとローターとの間のシールリングを省略する
)。
第8図は、アイレフト180が大きい半径を持ち、そしてハウジング16中に形
成されたカフブ状くぼみ302中に配置されたステンレス鋼カップ300によっ
て置き換えられた別の具体例を図示する。ローターの一部として成形された(そ
してローターから軸方向に延びている)中空ピン構造306はその外径に鋭利な
縁308を持っている。yL利な縁308はカップ300の内側半径と接触して
回転し、二つの半径の間の界面にシールを自動形成する。
ある種のビボフトベアリング用途は二重もしくは多重シーリングを必要とし得る
0例えば、3種の異なる液体を、該液体の各自を他の2種から隔離してローター
とハウジングのそれぞれの出口の間をを通すことが必要となり得る(カスケード
フィルターにおいては異なる密度等の口演を提供することはまれではない)、第
9および10図は、二重または多重シーリングを提供し、そして同軸シール構造
を含んでいるシーリングピボットベアリングの二つの異なる代替具体例を図示す
る。
第9図に図示した具体例においては、ローター18は第1の方向に回転し、流体
を第1および第2の成分に分離する。第1の流体成分はハウジング16の内壁4
2とそして外側ローター璧34 (またはこの外壁を覆っているフィルター膜)
の間の空間40を通って流れ、そして出口46を通ってハウジングを出る。第2
の流体成分はローター18の内部に形成された空間31−・流入する。
別のローター(カウンターローター)350がローター18の内部空間31内に
回転自在に配置される。ローター350はローター18とは独立して回転する(
そして異なる速度でおよび/または異なる方向に回転するように制御されること
ができる)、ローター350はローター18の内部空間31内の流体を第3およ
び第4の成分にさらに分離する。
第3の流体成分ローター350の外壁352とローター18の内壁の間の空間に
とどまる。第4の流体成分はローター350を通って形成された通路354を通
り、そしてローター350の内部に形成された空間356中へ流入する。g!P
J3の流体成分は別の流体出口358を通ってハウジング16から排出され、第
4の流体成分は軸流体出口56を通って排出される。すべての3種の流体成分(
すなわち、第1.第3および第4の成分)は一旦それらが分離された後は互いに
混合することを許容してはならない。
第9図に示した具体例は、ピン152.アイレット180およびシール200(
第2および3図に関して記載した構造と作動を有する)を含み、それらはロータ
ー350の内部空間内の第4の流体成分をローター350を支持しながら排出口
56へ連結する。別のアイレット360.別のシールリング362およびI\ウ
ジング下方キャンプ48から延びるピン様突出部分366に形成された別の鋭利
な縁364により、追加のシールがローター18の内部空間31と排出口358
の間に設けられる。突出部分366はピン152と同軸であり、アイレフト36
0はアイレフト180と同軸である。
アイレフト360はビン152の外径よりも大きい内径を有し、そしてハウジン
グ16とアイレット360との間の唯一の接触し二半径対半径接触であるように
、突出部分366によって形成された鋭利な縁364上に乗っている。突出部分
366はノλウジング下方キャップ48へ嵌合し、ローター18および350の
回転軸の整合を助けるため、くぼんだウェブ367 (これはアイレット360
の回転を妨害しない)を備える。ウェブ367間の空間は流体力(ビン152と
突出部分3660間を流れることを許容する。ローター18は、アイレフトと鋭
利な縁3640半径の間にシールを自動形成させるように、シールリング362
を介してアイレット360へ軸方向の力を加える。前に論じたように、ローター
18が71ウジンク°Gこ関して回転を始め、そして鋭利な縁を研磨する時、シ
ールがアイレフト360と縁364の間に自動形成される。この自動形成された
シールは、ローター内部空間内に存在する流体成分が空間40内に存在する第1
の流体成分と混合することを防止する。
上に記載したように、もしシールを自動形成し、そして維持すべきであれば、ア
イレット180(そしてアイレット360)へ適切なシール力を加えることが重
要である。ローター18および350はそれ故、シールリング180およびシー
ルリング362へ適切なシール力が加えられるように設計しなければならない。
第10図は、内部ローター空間j56と排出口56の間の流体密シールは第2お
よび3図に示したタイプのビン/アイレット/シールリング構造によって提供さ
れ、そして別の流体密シールが慣用のリップシール部材376によって内部ロー
ター空間31とそして排出口3580間に形成される、同軸シール構造を含んで
いるシールリングピボ7)ベアリングの代替具体例である。
第10図に示した具体例においては、ローター18は延長部分366の外壁37
8で自由に浮動することが許容され、シールは慣用のリップシール部材376と
この外壁の間に確立される。す7プシ一ル部材376はローター18の一部とし
て成形することができる(または別々に成形し、ローターに形成されたリング形
スロット中へ圧入する)、リップシール部材376は突出部分外壁378へ向か
って自己付勢され、そしてローター18がハウジング16に関して回転し、軸方
向に動く時シーリング機能を提供する。ウェブ380は、この具体例においては
この外側同軸シール中に回転するアイレフトが存在しないため、突出する部材3
66の全長を延びることができる。
使い捨ての生物学的流体口過カートリッジに特に有用な安価なビボントベアリン
グ/シールが開示された0本発明は、現在量も実際的で好ましい具体例であると
考えられるものについて記載されたが、請求の範囲は開示した具体例へ限定され
ず、反対に、本発明の新規な特徴および利点のどれかを保育する修飾、改変およ
び/または均等構造をカバーすることを′X図することを理解すべきである。非
限定的な例として、本発明によって提供されるシールは、使い捨て血漿分離口過
カートリフジのローターを回転自在に支持/シールするために特に通しているが
、それは血液以外の流体を分離する装置に、または低コストの使い捨てシールが
必要などの場合にも同様に使用することができる。さらに、図面に示した例示的
具体例の垂直配置は、本発明を垂直配置ビボントピンが必要な用途へ制限するも
のと解してはならない。また、本発明に従って使用したアイレフト構造は種々の
異なる形状を持つことができる(第2 (B)図に示した形状および第7図に示
した形状は二つの非限定例である)。
FIG、 2
FfG、28 F、6.2c
FfG、lo
3I
国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.第1の本体を支持しそして前記第1の本体が第2の本体に関して両転するこ とを許容するためのピボットベアリングであって、 前記第2の本体に関して固定されそして孔と該孔を囲む内側縁を備えた構造物と 、 一端において外側へ延びるフランジを有する幹を備えるアイレットにして、前記 フランジと前記幹との合体部に接触表面を含んでおり、前記幹は前記孔中に回転 自在に配置されそして前記接触表面は前記縁と回転自在に接触しているアイレッ トと、前記第1の本体と前記フランジとの間に配置され、前記フランジを前記第 1の本体と一所に前記構造物に関して回転させるように連結するための手段 を備えていることを特徴とするピボットベアリング。 2.前記接触表面は前記フランジの下側のカーブした外側表面よりなる第1項の ピボットベアリング。 3.前記構造物は前記第2の本体へ取り付けた細長いプラスチックピンよりなる 第1項のピボットベアリング。 4.前記構造物は前記アイレットの材料よりも軟らかい材料よりなる第1項のピ ボットベアリング。 5.前記接触表面は平滑である第1項のピボットベアリング。 6.前記接触表面と前記内側縁の間に、前記表面および前記縁の少なくとも一方 を研磨するように前記表面を前記内側縁に関して回転することによって形成され たシールを含んでいる第1項のピボットベアリング。 7.前記構造物内側縁は第1の円形半径を備え、前記アイレット接触表面は円形 半径を備え、 前記構造物と前記アイレットとの唯一の接触区域は前記第1および第2の半径か らなる第1項のピボットベアリング。 8.前記アイセットは前記アイレットが前記構造物に関して回転する時前記構造 物に関してそれ自身で中心決めされる第1項のピボットベアリング。 9.前記連結手段は前記フランジヘ軸方向に負荷するための手段を含んでいる第 1項の装置。 10.前記アイレットは軸方向にそれを通る中空通路を備え、前記連結手段は流 体が前記アイレット通路を通って流れるように連結するための手段を含んでいる 第1項のピボットベアリング。 11.前記アイレットは熱を前記アイレット接触表面から前記流体へ移動させる 材料よりなる第1項のピボットベアリング。 12.前記アイレットは前記内側縁上で浮いている第1項のピボットベアリング 。 13.前記構造物は前記第2の本体によって形成された孔へ挿入するのに適した 細長いピンよりなり、前記ピンはその外側の円筒形表面から延びている変形し得 る環状シールを含み、前記環状シールは前記ピンが前記孔へ挿入される時前記孔 の壁とのシール接触へ変形する第1項のピボットベアリング。 14.前記ピン外径は前記孔の直径より大きく、そして前記ピンは前記環状シー ルに隣接して前記外側円筒形表面内に環状スロットを備え、前記スロットは前記 ピンが前記孔へ挿入される時前記環状シールの過剰部分が占領し得る空間を提供 する第13項のピボットベアリング。 15.前記環状シールは前記ピンと一体に成形される第13項のピボットベアリ ング。 16.前記環状シールは円形リムで終わっている円錐形リップ部分を含み、前記 リムは前記円錐形部分より前に前記孔へ挿入される第13項のピボットベアリン グ。 17.第1の本体を支持しそして前記第1の本体が第2の本体に関して回転する こと許容するためのベアリング/シールであって、前記第1の本体へ連結されそ して凹面の円形放射状表面を形成する表面を有する第1の構造物と、 前記第2の本体へ連結されそして鋭利な円形縁を形成する表面を有する第2の構 造物と、 前記第1および第2の本体の一方へ連結され、前記第1および第2の構造物の間 の唯一の接触は前記第2の構造物の鋭利な円形縁と接触する前記第1の構造物の 放射状表面であるように前記第1の構造物の放射状表面区域を前記第2の構造物 の鋭利な円形縁との浮いている接触に付勢するための、そして前記第1の構造物 を前記第1の構造物に関して回転させるための手段と、 前記第1および第2の構造物の相対的回転において前記第1の構造物の放射状表 面と前記第2の構造物の鋭利な縁との間に形成されたシール を備えているベアリング/シール。 18.第1の本体を支持しそして前記第1の本体が第2の本体に関して回転する ことを許容するための浮いているベアリング/シールであって、 前記第2の本体に関し固定されそして孔と該孔を囲んでいる内側縁を備えている 構造物と、 一端において外側へ延びているフランジを有する円筒形部材にして、前記フラン ジは外側の放射状表面区域を備え、前記部材は前記孔中に前記放射状表面が前記 内側縁と接触して浮くように配置されている円筒形部材と、 前記第1の本体と前記フランジとの間に配置され、前記フランジを前記縁へ向か って付勢しそして前記フランジを前記構造物に関し回転させるための手段 を備えていることを特徴とするベアリング/シール。 19.前記構造物の内側縁は放射状表面区域を備え、前記構造物と前記円筒形部 材との間の唯一の接触区域は前記構造物放射状表面区域とそして前記フランジ放 射状表面区域とよりなる第18項のベアリング/シール。 20.前記部材は前記部材が前記構造物に関して回転する時前記孔に関してそれ 自身で中心決めされる第18項のベアリング/シール。 21.前記円筒形部材は中空であり、 前記付勢手段は前記中空部材を通る流体流を連結するための手段を含み、 前記部材は熱を前記放射状表面区域から前記部材を通って流れる流体へ移動させ る材料からなり、 前記流体流は前記部材の放射表面区域および前記構造物縁から分離されている第 18項のベアリング/シール。 22.前記構造物は前記部材の材料より軟らかい材料からなる第18項のベアリ ング/シール。 23.前記部材が前記構造物に関し、前記付勢手段によって前記フランジヘ加え られた軸方向の荷重下回転する時、前記フランジ放射状表面区域とそして前記縁 と間に形成された空気および流体密なシールを含んでいる第18項のベアリング /シール。 24.前記第1の本体は円筒形であり、そして前記付勢手段は前記第1の本体が 前記孔と同心であるように前記第1の本体を支持している第18項のベアリング /シール。 25.前記部材の外側放射状表面区域および前記構造物縁を囲んでいる空気緩衝 ゾーンを形成するための手段を含んでいる第18項のベアリング/シール。 26.前記第2の本体に関し固定されそして前記最初に述べた孔と同心の別の孔 を備えた別の構造物を含み、前記最初に述べた構造物は前記別の孔に配置されて おり、そして前記第1本体へ接続され、前記第1の本体と前記別の構造物の間に シールを形成するためのシーリング手段を含んでいる第18項のベアリング/シ ール。 27.前記シーリング手段はリップシールよりなる第26項のベアリング/シー ル。 28.前記別の構造物は前記別のくぼみを囲む別の内側縁を備え、前記最初に述 べた孔および別の縁は円形でそして同軸であり、前記シーリング手段は、一端に おいて外側へ延びているフランジを有する幹を備えるアイレットよりなり、前記 アイレトフランジと前記幹との合体部は放射状の接触表面を含んでおり、前記ア イレット幹は前記別の孔内に回転自在に配置されており、そして前記アイレット の放射状接触表面は前記別の縁と回転自在に接触しており、そして前記第1の本 体と前記アイレットフランジとの間に配置され、前記アイレットを前記第1の本 体と一所に前記別の構造物に関して回転させるように連結するための手段を備え ている第26項のベアリング/シール。 29.第1の本体を支持しそして前記第1の本体が第2の本体に関して回転する ことを許容するためのピボットベアリングであって、前記第1の本体は内表面で 終わっている孔をその中に備えており、前記ベアリングは、 前記第2本体へ取り付けた細長いピンにして、その中に孔を形成する一端を有し 、前記ピン端は前記孔を囲む縁を備え、前記ピン端は前記第1の本体の孔へ挿入 するのに適している前記ピンと、 一端において外側へ延びているフランジを有する剛直な円筒形にして、前記フラ ンジと前記幹の合体部は接触表面を形成しており、前記幹は前記ピン孔中に回転 自在に配置されており、前記接触表面は前記縁に回転自在に接触している前記剛 直な円筒形幹と、 前記第1の本体の内表面と前記フランジの間に配置され、前記フランジを前記第 1の本体と一所に前記ピンに関し回転させるように連結するための手段 を備えていることを特徴とするピボットベアリング。 30.ピボットピンに関し回転している本体内に形放された孔と回転自在に係合 している一端を有する射出成形したプラスチックピボットピンを含んでいるタイ プの改良されたピボットベアリングであって、 鋭利な円形内側縁によって囲まれた前記ピン端内の軸孔を形成するための手段と 、 前記ピン孔内に回転自在に配置された幹を有する金属性アイレットにして、前記 幹は一端において外側へ延びているフランジで終わっており、前記フランジと前 記幹の合体部は前記鋭利な縁と接触しているカーブした表面を備えている前記ア イレットと、 前記フランジを前記本体と一所に前記ピンに関して回転させるよに連結するため の手段を備え、 前記鋭利な縁は前記縁と前記接触表面の間に流体密シールを自己形成するように 前記アイレットのカーブした表面に関して回転する時それ自身研磨されることを 特徴とするピボットベアリング。 31.その中に形成された孔を有するハウジングと、前記ハウジング内に回転自 在に配置されたローターにして、流体を流れを供給しおよび/または受領するた めの手段を含み、前記ローター内部においてそれを通るオリフィスを有する内表 面で終わっている孔を備え、前記オリフィスは前記ローター孔を前記流体供給/ 受領手段と連通させる前記ローターと、前記ハウジング孔中に固定して配置され た一端を有する細長いピンにして、鋭利な縁によって囲まれたその中に形成され た軸孔を備える他端を有し、前記ピン他端は前記ローター孔内に配置され、前記 軸孔を前記ハウジング孔と連通させるそれを通る流体通路を形成する手段を含ん でいる前記ピンと、一端において側方外側へ延びているフランジで終わっている 中空円筒形幹にして、前記フランジと前記幹の合体部は外側のカーブした表面を 備え、前記幹は前記ピン軸孔内に配置されそして前記ピンに関して回転自在であ り、前記外側のカーブした表面は前記ピンの鋭利な縁と回転自在に接触している 中空円筒形幹と、 前記フランジと前記ローター内表面との間に配置され、前記フランジを前記ロー ターと一所に回転させるように連結するための手段 を備えている流体濾過装置。 32.流体を第1および第2の成分に分離するためのローター手段を含み、前記 ローター手段は内表面で終わっている孔をその中に備えているタイプの流体濾過 システムのための使い捨てカートリッジにおいて、 その中に軸孔を形成する一端を有する細長いピンにして、前記ピン端は前記孔を 囲む縁を備え、前記ピン端は前記ローター手段の孔へ挿入するのに適している前 記ピンと、一端において外側へ延びるフランジを有する剛直な円筒形幹にして、 前記幹と前記フランジの合体部に接触表面が形成されており、前記幹は前記ピン 軸孔内に回転自在に配置されており、前記接触表面は前記縁と回転自在に接触し ている前記円筒形幹と、 前記ローター手段内表面と前記フランジの間に配置され、前記フランジを前記ロ ータ手段と一所に前記ピンに関して回転させるように連結するための手段 を備えていることを特徴とする前記ローター手段を回転自在に支持するための改 良されたピボットベアリング。 33.流体源への接続に適した流体入口を備え、そして流体出口と連通している 孔を備えている中空ハウジングと、前記流体入口および前記流体出口と連通に前 記ハウジング内に回転自在に配置されたローター手段にして、前記流体を第1お よび第2の成分に分離するためのものであって、その中に室を備え、分離された 前記流体の第1の成分をその中に形成された前記室へ移換し、前記ローター手段 内において内表面で終わっている孔を備え、前記内表面を通るオリフィスが前記 孔を前記室と連通している前記ローター手段を含んでいるタイプの流体濾過シス テムのための使い捨てカートリッジにおいて、前記ハウジング孔中に固定的に配 置された一端を有し、そしてその中に形成された軸孔を備えた他端を有する細長 いブラスチックピンにして、前記他端は前記孔を囲む鋭利な縁を備え、前記ピン 他端は前記ローター手段の孔内に回転自在に配置され、前記軸孔を前記ハウジン グ孔と連通するそれを通る流体通路を備えている前記ピンと、 一端において側方へ外側へ延びているフランジで終わっている剛直な円筒形幹に して、前記フランジと幹はカーブした表面で合体し、前記幹は前記ピン軸孔内に 回転自在に配置され、前記カーブした表面は前記ピンの鋭利な縁と回転自在に接 触している前記円筒形幹と、 前記フランジと前記ローター手段内表面の間に配置され、前記ローター手段内表 面と前記フランジの間にシールを確立するための、そして前記フランジを前記ロ ーター手段と一所に前記ハウジングに関して回転させるためのシーリング手段を 含んでいることを特徴とする改良。 34.前記ローター手段は、前記フランジを前記ピン端へ向かつて付勢するよう に前記シーリング手段へ力を加え、前記カートリジは前記カーブした表面と前記 ピンの鋭利な縁の間に別のシールを含み、前記別のシールは前記付勢力のもとで 前記フランジが前記ピンに関して回転する間に自己形成される第33項の使い捨 てカートリッジ。 35.前記シーリング手段はシリコーンシールリングよりなり、そして前記幹お よびフランジは深絞り鋼アイレットによって形成される第33項の使い捨てカー トリッジ。 36.全血源への接続に適した全血入口と、第1の血液成分出口と、そして第2 の血液成分出口を備えた中空ハウジングにして、前記入口、前記第1の出口およ び前記第2の出口の一つと流体連通にある孔を備えているハウジングと、前記入 口、前記第1の出口および前記第2の出口と流体連通に前記ハウジング内に配置 され、前記入口を通って前記ハウジング内へ流入する全血をバックした赤血球と 血漿に分離するためのローター手段にして、内表面で終わっている孔をその中に 備えそして前記内表面を通るオリフィス手段を備え、前記オリフィス手段は(a )前記全血を前記ローター手段へ供給し、(b)前記血漿を前記ローター手段か ら排出し、そして(c)前記バックした赤血球を前記ローター手段から排出する ための一つであるローター手段と、 前記ハウジング孔内に固定的に配置された一端を有し、そしてその中に軸孔を備 えた他端を有する細長いピンにして、前記ビン他端は前記孔を囲む非常に鋭利な 縁を備え、前記ピン他端は前記ローター手段の孔と回転自在に係合し、さらに前 記軸孔と連通しそして前記ピンの最初に述べた端において前記ハウジング孔と連 通するオリフィスで終わっているそれを通る流体通路を形成するための手段を含 んでいる前記ピンと、一端において側方へ外側に延びているフランジで終わって いる剛直な円筒形幹にして、前記フランジおよび前記幹はカーブした表面て合体 し、前記幹は前訂ピン軸孔に回転自在に配置され、前記カーブした表面は前記ピ ンの鋭利な縁と接触している前記円筒形幹と、 前記フランジと前記ローター手段内表面の間に配置されたシールリングにして、 前記ローター手段内表面を通って形成されたオリフィス手段を前記幹内の中空と 連通するそれを通る通路を備え、前記ローター手段内表面と前記フランジの間に 流体密シールを確立し、そして前記フランジおよび幹を前記ローターと一所に前 記ピンおよび前記ハウジングに関して回転させるように連結するシールリング を備えていることを特徴とする使い捨て連続流血液濾過カートリッジ。 38.前記カーブした表面と前記鋭利な縁の間に他の流体密シールをさらに含み 、前記他のシールは前記フランジが前記ピンに間して回転する間に自己形成され る第36項の使い捨てカートリッジ。 39.前記シールリングはシリコーンエラストマーよりなり、そして前記幹およ びフランジは深絞り鋼アイレットによって形成される第36項の使い捨てカート リッジ。 40.前記ローター手段は前記ローター手段孔と整列した実質上垂直な回転軸の まわりを回転し、 前記ピンおよび前記幹は前記垂直回転軸と整列し、前記シールリングは前記回転 手段内表面の直下に配置されそして前記ローター手段を支持している第36項の 使い捨てカートリッジ。 41.前記フランジを前記ピンの鋭利な縁へシールする他の流体密シールをさら に含み、前記他のシールは前記ローター手段によって前記シールリングを介して 前記フランジヘ加えられた軸方向下向きの力のもとに前記フランジが前記ピンに 関して回転する時前記カーブした表面をもって前記鋭利な縁を研磨することによ って形放される第40項の使い捨てカートリッジ。 42.前記幹およびフランジは、前記カーブした表面と前記鋭利な縁の摩擦接触 によって発生した熱を前記幹内の中空を通って前記入口、第1の出口および第2 の出口の一つへまたは一つから流れる流体へ伝達する、熱伝導性材料よりなる第 36項の使い捨てカートリッジ。 43.(1)その一端において鋭利な円形縁によって囲まれた軸孔を備えた細長 い射出成形したプラスチックピンを用意し、(2)外側へ延びるフランジで終わ っているチューブ状幹部分を有し、前記幹部分は前記フランジとカーブした表面 で合体している剛直な金属製アイレットを用意し、(3)前記アイレット幹部分 を前記アイレットのカーブした表面が前記鋭利な縁と接触するまで前記ピン軸孔 へ挿入し、(4)前記アイレットを前記フランジを前記鋭利な縁へ向かって付勢 しながら前記ピンに関して回転し、(5)前記鋭利な縁を前記回転しているカー ブした表面に対して流体密シールがその間に自己形成されるように研磨する工程 を含んでいることを特徴とする流体密シールの成形方法。 44.(6)シリコーンエラストマーシールリングを用意し、(7)前記シール リングを前記フランジ上に配置し、(8)前記アイレットを前記ピンに関して回 転させるように前記アイレットへ向かつてトルクと軸方向の力を加える工程をさ らに含んでいる第43項の方法。 45.その中に形成された孔を有する本体と、前記孔へ挿入するのに適した細長 いピンにして、円筒形外表面を持っているピンと、前記ピン外表面から突出し、 前記ピンが前記孔へ挿入された時前記孔の壁とシーリング接触に変形するための 環状シール手段 を備えていることを特徴とするピボットベアリング。 46.前記ピンの外形は前記孔の直径よりも大きく、前記ピンは前記環状シール 手段に隣接して前記円筒形外表面上に環状スロットを備え、前記スロットは前記 ピンが前記孔へ挿入された時前記環状シール手段の過剰部分が占領することがで きる空間を提供する第45孔のピボットベアリング。 47.前記環状シール手段は前記ピンと一体成形されている第45項のピボット ベアリング。 48.前記環状シール手段は円形リムで終わっている円錐形リップ部分を含み、 前記リムは前記円錐形部分より前に前記孔へ挿入される第45項のピボットベア リング。 49.前記ピンは前記リムに隣接して前記外表面に形成された環状スロットを持 っている第48項のピボットベアリング。 50.前記ピンはそれを通って軸方向に形放された流体通路を持っている第45 項のピボットベアリング。
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