JPH01502320A - 大腸菌のペリプラズムプロテアーゼ変異体 - Google Patents

大腸菌のペリプラズムプロテアーゼ変異体

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JPH01502320A JP63502714A JP50271488A JPH01502320A JP H01502320 A JPH01502320 A JP H01502320A JP 63502714 A JP63502714 A JP 63502714A JP 50271488 A JP50271488 A JP 50271488A JP H01502320 A JPH01502320 A JP H01502320A
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ベックウィズ,ジョナサン アール.
ストラウク,カスリン ルイーズ
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プレジデント アンド フェロウズ オブ ハーバード カレッジ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
19、該変異がdegPの一部の削除である請求の範囲第18項記載の細胞。 20、該変異がdegP41或いはdeg44である請求の範囲第13項記載の 細胞。 21、欠損のあるペリプラズムプロテアーゼを有スる大腸菌の変異株を単離する 方法において、該方法が該プロテアーゼの一部をコード化する遺伝子断片をクロ ーン化する工程及び該断片を該大腸菌株から削除する工程を含んでなることを特 徴とする方法。 浄書(内容に変更なし) 明 細 書 大腸菌のペリプラズムプロテアーゼ変異体1肌A1遣 本出願は1987年1月30日出願の米国特許5erialNo、 9233の 部分継続出願である。 本発明は、欠損のあるプロテアーゼ類を有する大腸菌(Escherichia  coli)の変異体に関する。 大腸菌内のプロテアーゼ類はある種の蛋白質を切断して低分子量生成物を生成す る酵素である。そのようなプロテアーゼ類は幾つかの機能を有する。例えば、そ れらは異常或いは外来蛋白質の破壊、蛋白質分泌、飢餓時の蛋白質転換及び機能 或いは制御蛋白質の不活性化等に関連している。チェノ等(Cheng et  al、)、254 J、Biol。 Chew、 4698.1979゜加えて、プロテアーゼ類は分泌及び膜蛋白質 のプロセシング、外因性ペプチドの利用、及び(より実用的見地から)大腸菌内 で発現されるクローン化外来ペプチドの迅速な細胞内分解において決定的役割を 果す。スワミー等(Swamy et al、)、149J、 Bacteri ol、1027.1982゜プロテアーゼ類は大腸菌内の細胞質及び細胞周辺腔 を含む一種以上の細胞下室内に存在する。細胞周辺腔は大腸菌の内膜と外膜間の 領域である。機能的には、細胞周辺腔内のプロテアーゼ類は、ノフサル等(No ssal et al、)、241 J、 Biol、 Chew、 3055 .1966或いはノイ等(Neu et al、)、240 J、Biol、  Ches、 3685.1965の方法により調製される細胞周辺腔内分に存在 するプロテアーゼ類と規定される。簡単に説明すると、これらの方法は指数関数 的に増殖する細胞に浸透圧衝撃を与えることにより酵素を細胞周辺腔から放出さ せることを含むものである。上掲のスワミー等(Swa■y eL al、)は 、プロテアーゼPi (或いは■)及びMiを殆んど細胞周辺腔内にのみ見出し ているのに対し、プロテアーゼDo及びReはこの領域及び細胞質の両方におい て見出されている。プロテアーゼ■は7kD未満の分子量の蛋白質を優先的に分 解する。 欠損のあるプロテアーゼ■を有する変異株はチェノ等(Cheng et al 、) 、140 J、 Bacteriol、125.1979により単離され ている。これらは大腸菌細胞の重変異誘発及び引続く減少酵素活性のスクリーニ ングにより単離された。 発明の概要 一面において、本発明は欠損のあるペリプラズムプロテアーゼを有する大腸菌の 変異株を単離する方法に特徴を有し、この方法は次の工程を含んでなるものであ る。 すなわち、大腸菌細胞を変異誘発する工程であって、細胞がa)内膜及び外股、 b)これらの股間の細胞周辺腔、C)第一の状態においては外膜を通過して、細 胞を囲む媒体に入ることのできる可動性であり、この状態においてこの媒体内で 検出可能であり、及び第二の状態においては可動性ではなく、細胞内に残る蛋白 質、及びd)この蛋白質を細胞内で第二の状態から第一の状態に転換するペリプ ラズムプロテアーゼを含んでなる工程、及び未変異誘発大腸菌細胞と対比して媒 体内に検出可能な蛋白質を減少した割合で生成する変異体細胞を選択する工程よ りなる。 好ましい実施態様において、この蛋白質は(a)媒体中の蛋白質の酵素活性を測 定することにより、或いは(b)媒体中の蛋白質と蛋白質に対する特異抗体との 反応性を検出することにより検出され、選択工程は細胞を培養し、各々の得られ た培養物或いはコロニーを非変異誘発細胞に対比して媒体中のより低い割合の蛋 白質について試験することにより複数の変異誘発細胞をスクリーニングすること よりなり、蛋白質がペリプラズムプロテアーゼ°により蛋白質分解を受けやすい 第一のポリペプチド鎖と容易に検出可能な酵素活性を有するがプロテアーゼによ り蛋白質分解されない第二のポリペプチド鎖との融合体よりなり、第一のポリペ プチド鎖は少くとも20個のアミノ酸よりなるTsrの部分であり、第二のポリ ペプチド鎖は大腸菌のアルカリホスファターゼの部分よりなり、第二の状態の蛋 白質の半減期は正常プロテアーゼを有する細胞内において60分未満であり、欠 損のあるプロテアーゼを有する細胞内では60分より大きく、第二の状態の蛋白 質は一つの細胞膜に結合しており、細胞は変異の結果蛋白質を細胞の外膜を通過 させるようになっている。 第二の面において、本発明は欠損のあるペリプラズムプロテアーゼを有する大腸 菌の変異株において、ブbテアーゼが少なくとも10kDの蛋白質に作用し、こ の蛋白質のアミノ木端から少なくとも30個のアミノ酸の蛋白質部位において活 性であることを特徴とする。 好ましい実施態様において、この菌株は内膜及び外股と、これらの膜間の細胞周 辺腔と、第一の状態において外膜を通過して細胞を囲む媒体に入ることのできる 可動性であり、この第一の状態において媒体内で検出可能であり、第二の状態に おいて細胞内に残って可動性でない蛋白質と、この蛋白質を第二の状態に転換す るペリプラズムプロテアーゼとよりなる大腸菌細胞を変異誘発させ、非変異誘発 大腸菌に対比して媒体内で減少した割合の検出可能な蛋白質を生成する変異細胞 を選択することにより単離され、変異体細胞は欠損のあるペリプラズムプロテア ーゼを含んでなり、最も好ましくは変異体細胞は菌株に4である。 第三の面において、本発明はべりブラズムブロテアーゼをコード化する遺伝子に おいて変異を有する細胞において、その遺伝子かに4変異の1分以内に位置し、 及びその変異がそのプロテアーゼの活性を減少させることを特徴とする。 好ましい実施態様において、その遺伝子はP1形質導入によりpan或いはrh uAB(tonA)に結合し、大腸菌染色体上4分の地図位置の近くに位置して おり、その遺伝子は寄託物67488に含有されるプラスミドpKs12上に存 在し、変異は削除変異であり、最も好ましくはdegPの一部の削除であり、更 に好ましくはdeqP41またはdegP 44の削除である。 第四の面において、本発明は欠損のあるペリプラズムプロテアーゼを有する大腸 菌の変異株の単離方法に特徴を有する。この方法は、プロテアーゼの一部をコー ド化する遺伝子断片をクローン化する工程と、大S菌からこの断片を削除する工 程とよりなることを特徴とする。 本発明は、細胞周辺腔における蛋白質の蛋白質分解を減少又は防止する変異を有 する変異体の単離方法を提供する。そのような変異体の存在は、細菌細胞内で頻 繁に分解される外来蛋白質の大腸菌内の外来蛋白質の発現を高めるために特に有 用である。 本発明のその他の特徴及び利点は以下の好ましい実施態様の説明及び請求の範囲 より明らかとなるであろう。 ましい 施態 の説1 4、
【図面の簡単な説明】
図 面 第1図は大腸菌の細胞周辺腔領域及びこの領域における蛋白質に対するプロテア ーゼの作用を図示するものである。 第2図はプロテアーゼの欠損のある細胞の一検出方法を用いる変異及び正常(す なわち野生タイプ)大腸菌の外観を図示するものである。 第4図はpKs12及び誘導体プラスミドの制限酵素地図及び削除地図である。 構 造 一般的に、本発明の方法は減少した検出可能な蛋白質を分泌する能力を有する細 胞を検出することにより、欠損のあるペリプラズムプロテアーゼを検出すること を特徴とする。 ペリプラズムプロテアーゼ 一般的に、ペリプラズムプロテアーゼは内服と外膜の間の領域に見られる及び/ 又は上記の如く単離されたペリプラズム画分に存在する酵素である。この用語は 又、細胞の膜画分に見られるプロテアーゼ類も包含する。プロテアーゼは細胞質 並びにペリプラズムに存在し、可溶性であるか或いは膜の一つに付着している。 これらのプロテアーゼはべりブラズム画分、或いはべりプラズムに面する内膜或 いは外膜部分の蛋白質を分解する。 好ましくは、プロテアーゼ活性は、アミノ酸末端から約20乃至30個のアミノ 酸より大きい点においてポリペプチド鎖を切断することを特徴とする。すなわち 、例えばそれは単にポリペプチドから分泌配列を除去するシグナル配列ではない 。加えて、プロテアーゼは10kDより大きい蛋白質(例、上記のTsr)に好 ましく作用し、小蛋白質にも作用する。 検出可能蛋白質 検出可能蛋白質は、細胞から放出時に容易に検出することのできるものである。 例えば、それは通常の試験を工夫することのできる特異的酵素活性を有しく例、 アルカリホスファターゼ)、或いはそれは標識化又は未標識化抗体の使用により 或いはその他の特異的蛋白質を検出する化学的又は生化学的方法により検出する ことのできる特異的抗原を形成する。この蛋白質は、ペリプラズムプロテアーゼ の存在下においてこの性質を失ってはならない。この蛋白質は通常比較的ペリプ ラズム領域内で非可動性であり、すなわちそれがペリプラズム領域を離れること は極めて稀である。しかしながら、それはべりプラズムブロテアーゼによりペリ プラズム領域を離れることのできる可能性形態に変換される。 この蛋白質は天然に存在する蛋白質或いは組換え体DNA技術により形成される ものである。それはクローニングベクター或いは染色体DNAから発現される。 友−羞 本発明の一般的方法は第1図に示された細胞の変異誘発を特徴とする。第1図を 参照すると、細胞10はペリプラズム領域16を規定する内膜12及び外膜14 を有する。この領域内には、一体膜部分20を有する検出可能蛋白質18と検出 可能部分24を含む可溶性部分22とがある。蛋白質18はペリプラズムプロテ アーゼ26により蛋白質分解を受けやす(、このプロテアーゼは蛋白質18を少 なくとも二つの部分、第1図のBに示された可溶性部分22′と膜部分20′に 切断する。可溶性部分特表平1−5o23zo (4) 22′はこのように可動化され外膜14の領域30を経由して細胞10を離れる ことができる。領域30は自然に存在する膜14内の通路であるか、細胞内の変 異、例えばリポ蛋白質変異菌株における菌株に膜リボ蛋白質の欠損を引き起こす 変異によって創り出される。可動性部分22′は検出可能部分24を保持し、そ れが細胞10を囲む媒体25に拡散する際に検出することができる。 第2図を参照すると、変異株はプレート試験を用いて検出することができる。潜 在的変異株のコロニー50.52及び54が可動性すなわち可溶性部分22′の 検出可能部分24と検出可能反応を生起させるのに適した化学薬品を含有するペ トリ皿58中の適当な培地56上で生育される。ペリプラズムプロテアーゼに影 響を及ぼす細胞内の遺伝子に変異が存在しないならば、検出可能な蛋白質24は コロニー54の囲りに示されている大きなハロー60として観察される(野生タ イプ反応)。菌株内のペリプラズムプロテアーゼ遺伝子に変異がある場合には、 ハローはコロニー62に示される如く減少するか或いはコロニー50に示される 如く不存在である。すなわち、変異は第1図においてBで示される蛋白質18を 切断するプロテアーゼ26の能力に影響を及ぼす。 その様に単離された変異株は、ペリプラズムプロテアーゼを制御領域においてコ ード化する構造遺伝子内或いはプロテアーゼの発現をコントロールする遺伝子内 に変異を有する。一度単離されると、変異を標準的操作によリマフピングし、関 連する遺伝子をクローン化し、更に変異を標準的技術、例えばクローン化DNA のin vitr。 の変異誘発或いは削除変異体の造築などにより造築することができる。遺伝子座 、すなわちペリプラズムプロテアーゼ活性に影響を及ぼす1個より多くの構造遺 伝子をコード化するDNA領域が含まれる場合には、単離変異を囲む遺伝子の変 異、例えば元の変異点から1分速のマツピングも又有用である。 LLLL=ペリプラズムプロテアーゼ・ 体の単離第3図を参照すると、内膜7 1がペリプラズム領域74と細胞質76を分離して示されている。Cは走化性に 含まれる大腸菌内の蛋白質であるTsrを表わす。Tsrは二つの可溶性領域7 3.75を分離する2個の膜架橋伸長部70,72を、1個はべりブラズム74 内に、1個は細胞質76内に有する。マノイル等(Manoil et al、 )、2335cience 1403、(1986)、アルカリホスファターゼ とプラスミドpcM204及びpCM203によりコード化されるTsrの二つ の遺伝子融合体を上記マノイル等に記載されるように造築してアルカリホスファ ターゼ部分がペリプラズム領域に伸長する蛋白質融合体を生成した。 これらのプラスミドにおけるカナマイシン耐性因子は標準的技術により除去して それぞれprs 1及びpus 3を生成した。これらの融合体を以下の実験に おいて利用した。 一つの実験、第3図のDにおいて、アルカリホスファターゼ78を第1膜架橋セ グメン)70の近傍に融合したどころ(融合体1)、約49kD分子量のハイブ リッド蛋白質を得た。この蛋白質は膜結合され、蛋白質分解的に安定であり、且 アルカリホ゛スファターゼに対する抗血清により免疫沈降性である。第3図にE として示される融合体2は、Tsrの大ペリプラズム領域73の末端に融合され たアルカリホスファターゼ78により構成される。 この融合体は、約15分間の半減期を示すin vivoで不安定な約70kD のハイブリッド蛋白質を生成する。70kD蛋白質が分解するに従って、アルカ リホスファターゼに対する抗血清により免疫沈降性である安定な47kDポリペ プチドが蓄積する。70kD蛋白質は膜結合されているのに対し、47kDポリ ペプチドは可溶性でありペリプラズム領域に位置している。47kDポリペプチ ド内のアルカリ性ホスファターゼ78は酵素的に活性である。 これらのTsr−アルカリホスファターゼ融合体はアンピシリン耐性を与える高 コピーpBR322誘導体上に運ばれる。融合体1又は2を含有する菌株をアル カリホスファターゼに対して漏出性とするために、これらの融合体をリボ蛋白質 の発現を除去する変異を有する菌株中に導入する[例、1pp5508、スズキ 等(5uzuki et al、 )、167 Mo1. Gen、 Gene t、 l、 1978]、リボ蛋白質は共有結合した脂質を介して外膜を相互作 用する。この脂質は外股の二重層に挿入し、細胞周辺腔内に位置するペプチドグ リカンと共有結合している。リボ蛋白質の不存在下においては、外股構造が変化 され、ベリブラズム蛋白質が部分的に周囲媒体中に放出される。その他は野生タ イプの細胞においては、野生タイプの大腸菌株に対する1%未満に対比して、約 25%のアルカリホスファターゼが媒体中に放出される。その様な変異体はロベ ス等(Lopes et al、) 、104 J、 Bacteriol、  520.1972、及び上記スズキ等により記載されている。 これらの二つの得られた菌株は、xp(5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリ ル−ホスフェート、100〜200μy/ wQ)を含有するルリアブロス寒天 プレート上へのレプリカブレーティング、その加水分解が青色生成物を生成する アルカリホスファターゼの組織化学的染色の後に識別可能である。幾らかの可溶 性アルカリホスファターゼを含有する細胞は、ポリペプチドの媒体中への拡散に より、コロニーの囲りに青色ノーローを示す。膜結合したすなわち非可動性酵素 のみを有する細胞は)sローを有しない。融合体1含有コロニーに極めて小さい 710−(l my未満)を有するコロニーを生成するのに対し、融合体2含有 コロニーは明らかにより大きな(約31111)コロニーを生成する。 融合体2を含有する菌株のXP培地上にノ10−を生成する能力をチェックした 。この菌株を次いでエチルメタンスルホネート(EMS)或いはTn5 (カナ マイシン耐性選択)で処理して標準的操作を用いて変異を引起こした。生存コロ ニーを次いで上記xp上にレプリカ配置して減少したハローを生成する或いはハ ローを生成しないコロニーのスクリーニングを行った。 XP加水分解のより小さいハローを有するコロニーは、a)可溶性可動性形態に おける減少した割合のアルカリホスファターゼ、活性に導(減少した融合蛋白質 の蛋白質分解、或いはb)より低い全アルカリホスファターゼ活性に導く減少し た融合蛋白質の発現のいずれかを引き起こす変異を有するコロニーを表わす。減 少したハローを有する四つの変異株が単離され、それらのそれぞれの変異を1− 1.4−1(共にEMS変異誘発からのもの)、或いはに4、K 16 (Tn 5変異誘発からのもの)と命名これらの変異が減少した蛋白質分解を引き起こす かどうかを決定するために、膜結合及び可溶性形態におけるアルカリホスファタ ーゼの相対的量をめた。上記菌株を低温浸透圧衝撃操作に付し、細胞からペリプ ラズム蛋白質を放出させた[上掲ノイ等(Neu et Jll、)]。衝撃流 体(ペリプラズム)及び細胞ペレット(膜及び細胞質)を遠心分離により分離し 、各画分中のアルカリホスファターゼ活性を分析した(表1参照)。 融合体1を発現する菌株はペレット中に90%以上のアルカリホスファターゼ活 性を有した。融合体2を発現する細胞はペレット中に僅かに25%のアルカリホ スファターゼ活性を有するに過ぎなかった。融合体2を発現するEMS変異誘発 操作から誘発された変異を含有する二つの菌株、1−1及び4−1はペレット中 に約70%のアルカリホスファターゼ活性を有した。変異に4を含有する一つの Tn5挿入変異体はペレット中に90%以上のアルカリホスファターゼを有し、 もう一つの変異に16を含有する変異体はペレット中に85%のアルカリポスフ 1ターゼ、を有した。これらの四つの変異株はTsrにアルカリホスファターゼ 融合体2の蛋白質分解による分解、すなわちアルカリポスフ1ターゼの細胞配置 を変更した変異を有するように思われる。 表1=アルカリホスファターゼ活性の所在野生タイプ 1955 野生タイプ 2 25 75 15分 1−1 2 70 30 30分 4−1 2 70 30 30分 に4 2 95 5 >60分 に16 2 85 15 >60分 これらの変異株における融合体2の蛋白質分解は細胞蛋白質を5sS−メチオニ ンでパルス標識後、未標識メチオニンで1時間追跡することにより分析した。T sr−アルカリホスファターゼハイブリッド及びその分解生成物はアルカリホス ファターゼに対する抗血清により免疫沈降され、ポリペプチドは5DS−ポリア クリルアミトゲa、4#11°:JL−一、紳しhへ自鐙−−4うdシj乙1四 悼砿PAそ←I−シhアiヤ1化された。ノ\イブリフト蛋白質及び分解生成物 中の放射能活性はゲルから放射性ポリペプチドを切出し、それらを組織可溶化試 薬で処理し、それらをシンチレーション計数に付することにより定置した。 変異1−1及び4−1を有する菌株においては、70kD Tsr−アルカリホ スファターゼハイブリッドは野生タイプ細胞における(15分間)よりも約2倍 も長い(30分間)半減期を有し、47kD分解生成物はより遅い速度で蓄積し た。変異に4及びに16を有する菌株においては70kDハイブリッド或いは4 7kD生成物の蓄積の検出可能な損失はなかった。これらの変異株においてはT sr−アルカリホスファターゼハイブリッドの蛋白質分解による分解は減少或い は除去された。 その他の蛋白質を変異ペリプラズムプロテアーゼの基質として試験した。これら の蛋白質は、マルトース結合蛋白質(MBP)とアルカリホスファターゼの二つ の融合体(MBPがアルカリホスファターゼとそれぞれ約アミノ酸230或いは 270において上記マノイル等により説明される方法により融合される)、β− ラクタマーゼーアルカリホスファターゼ融合体くマノイル等、82Proc、  Natl、 Acad、 Sci、8129.1985)を含むものである。こ れらの融合体をアルカリホスファターゼに対する抗体を用いて分析した。変異に 4を含有する菌株は上記全3蛋白質の分解を安定化するのに対し、変異に16は 丁sr−アルカリホスファターゼ融合体のみを安足代するに過ぎない。K4変異 は又、アミノ酸57−145ffiいは142−150に対して削除された二つ の内部的に削除されたMBP蛋白質も安定化する(この蛋白質はMBPに対する 抗体を用いて分析された)。 上記の如(、検出可能な蛋白質を産生ずる菌株がペリプラズムプロテアーゼ変異 体を単離するのに有用であることが示された。同−又は同等の蛋白質を産生ずる その他の菌株も同様に有用である。同−或いは異ったプロテアーゼ遺伝子に変異 を有するその他の変異株を既に単離されたものに対して生成するためには、上記 操作を単に繰り返すことができる。すなわち、ペリプラズム蛋白質に対して漏出 性の任意の菌株を蛋白質融合体2と同様の性質を有する蛋白質をコード化するベ クターで形質転換し、任意の標準的技術により変異誘発させ、所望変異体を上記 の如(或いは同等の技術によりスクリーニングすることができる。例えば、変異 に4を有する菌株(上記の如く寄託されるpKS 3によりコード化されたTs r−アルカリホスファターゼ融合体2を含有する菌株KS334)中のプラスミ ドを単離して上記ロペス等或いは上記スズリン耐性を選択してプロテアーゼ変異 体の生成に用いら上記変異の位置するプロテアーゼ遺伝子、及び将来の日常的実 験において検出される任意のその他の遺伝子は特表平x−5o23:2o(6) 遺伝学的に標準的マツピング操作により位置決定される。 このらの遺伝子及びそれらの変異は次いでクローン化され、その他の変異はin  vitroで創り出される。これらの変異遺伝子は次いで通常のプロテアーゼ 活性に感受性の蛋白質の製造に用いられる任意に工業的に重要な大腸菌株中に導 入することができる。それにより、蛋白質生産割合が高められる。 例えば、ペリプラズムプロテアーゼをコントロールする遺伝子の有用な遺伝学的 特性化としては、(1)変異の起こる座敷の決定、(2)遺伝子のマツピング、 (3)遺伝子のドクター中へのクローニング、(4)遺伝子内のゼロ変異の単離 及び(5)各座の遺伝子生成物の同定が含まれる。 遺伝子をクローン化するためには、野生タイプのベクターライブラリーを標準的 技術により作ることができる。 これらのベクターをTsr−アルカリホスファターゼハイブリブトの分解に欠損 のある変異株中に導入することができ、得られた菌株のコロニーの囲りのアルカ リホスファターゼハローの生成(プラスミドがTsr−アルカリホスファターゼ ハイブリッドの分解を回復したことを示す)について試験することができる。一 度遺伝子がクローン化されると、プラスミド中のTn挿入はプラスミド上の蛋白 質分解を不活性化するものに対して容易にスクリーニングされる。そのような不 活性化遺伝子は次いで任意の所望菌株中に導入することができる。 実施例2 : degのマフピング に4変異はTn5がdeg−P遺伝子に挿入されていることを示すdegP 4  : Tn5と称される。 Tn5はHfr交配時に高頻度の転位を有するので、P1ファージによりdeg −P4 :Tn5で共形質導入可能なTn10挿入(Tn5より低頻度の転位を 有する)をデービス等(Davis et al、)、Advanced Ba cterial Genetics、ColdSpring Harbor L aboratoly、Co1d Spring Harbor、MY11724 .1980、により記載される標準的方法により単離した。このTnlQ挿入( zad −340: :Tn 10 )を標準的操作を用いて下記の如くマツピ ングした。 zad−340::Tnl OをHrr株中にp1形質導入により導入した。染 色体の異った領域における特別の転移源を有するいずれのHrrがTnlOのT et’を最も高い頻度で転移できるかを決定するためにHfr交配を行った。高 転移度を有するHrrは転移源に近接したTnlOを有する。高頻度でTnlO を転移するHfr(97分からの左廻りの転移を発生するH f r Hs及び 7分からの右廻りの転移を発生するH frP 4 )を侵入実験の時間に用い た。転移源近傍の栄養素要、求性マーカを選択し、それらのマーカへのT et ”の結合を決定した。 Hfr交配におけるTE101に近接して現われたマーカをP1形質において使 用し[ミラー(Miller)、Experimentsin )lolecu lar Genetics、 Co1d Spring Harbor Lab ora−tory、Co1d Sp’ring Harbor、N、Y、197 2] 、それらのマーカのdegP 4 ::Tn5への結合を測定した。結果 を表2に示す。用いられたマーカはa)パントテン酸生合成に関連する遺伝子で あるpan (欠損pan遺伝子を有する変異体は生育のためにこの遺伝子を必 要とする)及びb)幾つかのバクテリオファージ(TI、T5及びφ80)のレ セプターである外膜蛋白質を含有する鉄輸送系に関連する遺伝子であるfhuA B(tonA) (欠損fhuAB遺伝子を存する変異体はこれらのファージに 対して耐性である)であった。これらの遺伝子は大腸菌染色体上の3.4及び3 .7分に位置した[バッハマン(Bach脂an)、1983 大腸菌の結合地 図(Linkage Map of E、 coli )F) Microbi o−1ogical Reviews 47 : 180 ) o野生タイプ対 立遺伝子とTn 5 (Wan”をコード化)との共転移を測定した。これらの データはdegPが大腸菌地図の4分の位置の近くに在ることを示している。 degP 4 ::Tr+5は二つの表現型を有する。すなわち、1pp(リポ 蛋白質欠損)の変異体において、且pKS3 (Tsr−AP2融合体蛋白質を コード化)の存在下において、この変異体はアルカリホスファターゼ(AP)を 媒体に漏出せず、XP培地上で青色ハローを示さないのに対し、1pp−及び− alT’ (マルトース利用のための遺伝子の構成的発現を引起こす変異)の変 異体においては、degP4変異体は富養(トリプトン−酵母工牛ス)上で42 ℃において生育が極めて乏しい。生育は十分に乏しく DegP −をコロニー の大きさ、或いはコロニーのレプリカ平板法により評価できない。 プラスミドライブラリーはグロイスマン等(Groislanet al、)、 81 Proc、 Nat、 Acad、 Sci、、USA 821480゜ 1984の方法により調製した。出発ベクタープラスミドはpE0109(Mu d 4042::phoA+proc)であった。このプラスミド上のphoA の存在はDeg P表現型の二つのプラスミドの分析を困難にするので、plf s5及びpl[s8 (共にMud4042::proAB)を上記グロイスマ ン等により説明されるようにして単離した。これらのプラスミドを用いて染色体 ライブラリーを生成した。これらのライブラリーをクロラムフェニコール耐性( Canつ及び42℃における生育を選択してΔphoA 1pp−5508ma lT’ −1degP 4 ::Tn5(Mu”)菌株(KS419)中に導入 した。すなわち、Cas’をコード化するプラスミドを有し、degP変異を相 補することのできる細菌のみが生育する。42℃で生育した24の菌株を単離し た。プラスミドを調製しK S 419における相補性を試験した。13の菌株 がKS419の42℃における生育に対して相補するプラスミドを含有した。 degP遺伝子の存在に対する第二のチェックとしてプラスミドがdegP変異 体においてTsr −AP2の蛋白質分鮭を回復するか否かを観察するための試 験を行った。pKs3プラスミド(Tsr−AP2をコード化)及び上記Mud  4042プラスミドは異ったプラスミド複製起源を有し、従って細菌株内にお いて互に適合性である。すなわち、pus 3を1!ud4042プラスミドを 有する菌株中に導入することができる。1lud4D42プラスミドの内3個( pus9.10及び11)はTsr−AP2を発現するdegP変異体中で試験 した際に寒天プレート上でAPハローを回復した。それらの3個は又浸透圧衝撃 及びAPアッセイによっても試験した。このア、フセイにより表3に示す如く、 3個全部がTsr −AP2の分解を回復した。 ]]L−メ L pKsl (Tsr−API) 96% 4% 1695+ pus3 ( Tsr−AP2) 46 5 65KpKs1 (Tsr−API) 93 7  1501pKS3 (Tsr−AP2) 、 96 4 924− pus3  (Tsr−AP2) 94 6 471pKS5(Mud: :ProAB) −pus3 (Tsr−AP2) 43 57 806pKs9(mud: : degP) pus3 (Tsr−AP2) 35 65 423PKSIO(Mud: : degP) pus3 (Tsr−AP2) 37 63 724pKs11(Mud::d egP) pus9.10及び11の制限酵素消化物は、pus 9及び!lはdegP挿 入断片にBa粛HI及び旧ndl[1部位を有さず、pKsloは挿入断片中に 1個のBamHI及び1個のBindIn部位を有することを示しているが、そ れらの部位はpus9及びll内には存在しないのでdegP内に存在してはな らない。Mud4042中のBamH1及びEindI[1部位の制限酵素地図 はこれらの部位がMud4042の末端に近接していることを示す。その結果、 l!ud4042配列の殆んどはdegP挿入断片をHindI[I及びBa+ *HIでサブクローニングすることにより除去することができる。pus9、I O及び11は全て2個の共通のPstl断片(1,35kb及び0.95kb) を含有するので、これらの3個のプラスミドは実際に染色体の一つの領域から誘 導された挿入断片を含有するものである。 degP 4 ::Tn5変異を相補するpKsloからpACYC184中へ のBa5HI −BamHI断片のサブクローンを造成した。 一つの配向でクローン化された断片(pKsl2、第4図)を用いては、このプ ラスミドは細胞生育に顕著な影響を及ぼさない。反対の配向では(pKsl 3 ) 、細胞生育はdegP十及びdegP−の両宿主細胞において極めて遅い。 削除をpus12について標準的操作により行い第4図に示した。これらのプラ スミドによるdegP−の相補を浸透圧衝撃及びAP活性により分析し、結果を 表4に示す。これらのプラスミドのうち、pus12及び17の2個のみがde gPを相補するものであり、その他のプラスミドはdegP遺伝子の少なくとも 一部に対して削除された。 」L−」L +1 pAcYc184 97 3 + 2 pAcYc184 34 66− 1 pAcYc184 95 5 − 2 pAcYc1g4 98 2 + 2 p)FS12 37 63 − 2 PKS12 38 62 − 2 pKs14 99 1 − 2 PKS15 95 5 − 2 p)FS16 88 12 −2 pKs17 ’37’ 63 寒1何」工:deP削除 体の造 pKs l 2の削除変異体を造成し、大腸菌の染色体中に組み入れた。その位 置を次いで決定し、遺伝子挿入断片の位置をdegP 4 ::Tn5の位置と 対比した。 pl[516(第4図に示される△PsL I −Pst Iプラスミド)はd egP+を相補しない。この削除はpKs12内のdegP挿入断片内に含有さ れる。従って、それは削除の外部に染色体中に組み込むための相同性を有する。 2個のPstT断片が削除され、選択性マーカ(カナマイシン耐性)がそれらの 場所に挿入されたpKS 12の誘導体が造成された。この造成はpKs12及 びpuc−4K [グイエラ等(Vierra et al、)、19Cene 259.1982]のPstlにより消化、Kan’Caa’を選択する連結及 び形質転換を含むものであった。両配向の一方にpuc−4Kから挿入した1、 4kb (第4図参照)Pstl断片を有するpl[s12め造成物を取り、次 のようにして大腸菌染色体に組込んで用いた。これらのプラスミドはpKs12  △Psi −Wanと称される。 pKs12 △Pst −KanプラスミドをKan’Cam’を選択してHf r細胞(Thr″Pro″Str”Kan”Cam”)に導入して形質転換した 。これらの細胞の幾つかはdeg P遺伝子の近傍でHfr菌株の染色体中への 相同性組み込みにより一体化されたプラスミドを有する。染色体と一体化された プラスミドのみがHfr交配の受容体に転移されるので、これらの一体化プラス ミドはHrr細胞を受容体F−細胞(Thr−ProAB−3tr”)に交配し 、Thr−Pro°Kan’Str’を選択することにより同定される。第2の 組み換えがプラスミド配列及びdegP”を削除し、degP△Pst−Wan 遺伝子を保持する細胞を同定するために、P1形質導入を行った。Hfr交配か らの50−100個のコロニーをプールしpl形質導入ファージと共に生育した 。このファージを用いてdegP’菌株KS272をWan’に形質導入し、得 られたコロニーをCan”についてスクリーニングした。これらの細胞は宿主の degP”遺伝子を削除し、それをdegP削除断片及びKan”遺伝子で置換 する組み換え事象の産物であり、その他のプラスミド断片も又除去された。すな わち、このCan’菌株はdegPに対して削除され、その場所にKan’マー カーを有する。この過程が△Pst −Kanを染色体中に組み込ませる。二つ の変異が単離されdegP41及びdeg P44と称された。各変異のl[a n’をzad −339::Tn 10を有する菌株上に生育するPlを用いる PI形質導入によりマツピングした(PI形質導入によりdegPに80%結合 )。これらの二つの変異はdegP4::Tn5と同様のzad−339: : Tn 10への結合を示す。すなわち、pKs12中の挿入断片はdegP4  ::Tn5変異の座に対応するようであり、degP遺伝子を含有する。 変異に4を含有する大腸菌株KS334 (欠損のあるペリプラズムプロテアー ゼを有し、アルカリホスファターゼ−Tsr融合体2を有するpBR322プラ スミド(pK83)を含有する)はアメリカンタイプカルチャーコレクシ9ン( ATCC)に寄託されており、番号53583を与えられている。それは、19 87年1月28日に寄託された。 出願人の被、譲渡人、ハフバード大学の学長及び評議員は、これらの培養物が、 本発明に対して発行される特許期間の満了、培養物に対する最後の要求後5年間 或いは30年のいずれか最も長期である期間より前に死滅する場合には、これら の培養物を置換する責任、及び寄託機関にそのような特許の発行について通知し 、その時点で寄託物を公衆に利用可能にする責任があることを認めるものである 。その時点迄は、寄託物は37CFHの1−】4節及び35USCの112節の 条項の下に特許庁長官に利用可能なものとされる。 その他の実施態様は下記の請求の範囲内に含まれる。 FIG B 特表千1−502320 (9) 手続補正書(ハ) 平成元年5月25日 発明の名称 大腸菌のペリプラズムプロテアーゼ変異体補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 プレジデント アンド フェロウズ オブハーバード カレッジ 住 所 東京都中央区日本橋3丁目13番11号補正の対象 明細書及び請求の範囲の翻訳文 各1通国際調査報告 5”−申1^峠−””’−’5F〒/ne1111#11M4(4

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.欠損のあるベリプラズムプロテアーゼを有する大腸菌(Escherich ia coli)の変異体菌株の単離方法であって、該方法が下記工程を含んで なることを特徴とする方法: 大腸菌細胞を変異誘発する工程であつて、該細胞が、a)内膜及び外膜、 b)該膜間の細胞周辺腔、 o)第一の状態においては該外膜を通過して該細胞を囲む媒体に入ろことのでき る可動性であり、第二の状態においては可動性ではなく該細胞内に残る蛋白質で あり、該第一の状態の蛋白質は該媒体内で検出可能である蛋白質、及び d)該蛋白質を該第二の状態から該第一の状態に転換するベリプラズムプロテア ーゼ、 を含んでなる工程、及び 該大腸菌細胞と対比して該媒体内に該検出可能な蛋白質を減少した割合で生成す る細胞を選択する工程。
  2. 2.該蛋白質が(a)該媒体内の該蛋白質の酵素活性を測定するか、或いは(b )該媒体内の該蛋白質の反応性を該蛋白質に対する特異的抗体を用いて検出する ことにより検出する請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 3.該選択工程が、該細胞を培養し、得られる各培養物或いはコロニーを非変異 誘発細胞から生成される培養物と対比してより低割合の媒体中の該蛋白質につい て試験を行うことにより複数の該変異誘発細胞をスクリーニングすることよりな る請求の範囲第1項記載の方法。
  4. 4.該蛋白質が該ベリプラズムプロテアーゼによる蛋白質分解を受けやすい第一 のポリペプチド鎖と、容易に検出可能な酵素活性を有し、該プロテアーゼによっ ては蛋白質分解されない第二のポリペプチド鎖の融合体である請求の範囲第1項 記載の方法。
  5. 5.核第1のポリペプチド鎖がTsrの一部分であり、該部分が該Tsrの少な くとも20個のアミノ酸を含んでなる請求の範囲第4項記載の方法。
  6. 6.該第2のポリペプチド鎖が大腸菌からのアルカリホスファターゼの一部分を 含んでなる請求の範囲第4項記載の方法。
  7. 7.該第二の状態の該蛋白質が正常ベリプラズムプロテアーゼを有する該細胞内 において60分未満の半減期を有し、及び該半減期が欠損のあるプロテアーゼを 有する該細胞内においては60分より大である請求の範囲第1項記載の方法。
  8. 8.該第二の状態の該蛋白質が一つの該膜に結合している請求の範囲第1項に記 載の方法。
  9. 9.該細胞が、該細胞において該蛋白質を該外膜を通過させる結果を得ろ変異を 含んでなる請求の範囲第1項記載の方法。
  10. 10.欠損のあるベリプラズムプロテアーゼを有する大腸菌の変異株において、 該プロテアーゼが少なくとも10kDの蛋白質に作用し、該蛋白質のアミノ末端 から少なくとも約30個のアミノ酸における部位において活性であることを特徴 とする変異株。
  11. 11.該菌株が大腸菌細胞を変異誘発させる際に、該細胞が内膜及び外膜、該膜 間の細胞周辺腔、第一の状態においては該外膜を通過して該細胞を囲む媒体に入 ることのできる可動性であり、第二の状態においては該細胞中に残る可動性でな い蛋白質を含んでなり、第一の状態における蛋白質が該媒体内で検出可能である 細胞を変異誘発させ、及び該大鵬菌細胞に対比して該媒体内で減少した割合の該 検出可能な蛋白質を生成する変異体細胞であって、該欠損のあるペリプラズムプ ロテアーゼを含んでなる細胞を選択することにより単離される請求の範囲第10 項記載の菌株。
  12. 12.該変異体細胞が菌株KS334である請求の範囲第10項文は第11項記 載の菌株。
  13. 13.ベリプラズムプロテアーゼをコード化する遺伝子において第一の変異を有 し、該遺伝子が変異K4の1分以内に位置し、且該第一の変異が該プロテアーゼ の活性を減少させることを特徴とする細胞。
  14. 14.該第二の状態における該蛋白質が正常なベリプラズムプロテアーゼを有す る該細胞において60分未満の半減期を有し、且欠損のあるプロテアーゼを有す る該細胞における該半減期が正常なプロテアーゼを有する該細胞における該半減 期より大である請求の範囲第1項記載の方法。
  15. 15.該遺伝子がP1形質導入によりpan或いはfhuAB(tonA)に結 合されている請求の範囲第13項記載の細胞。
  16. 16.該遺伝子が大鵬菌染色体の4分の地図位置の近傍に在る請求の範囲第13 項記載の細胞。
  17. 17.該遺伝子が、寄託物67488に含まれるプラスミドpKS12上に存在 する請求の範囲第13項記載の細胞。
  18. 18.該変異が削除変異である請求の範囲第13項記載の細胞。
  19. 19.該変異がdegPの一部の削除である請求の範囲第18項記載の細胞。
  20. 20.該変異がdegP41或いはdeg44である請求の範囲第13項記載の 細胞。
  21. 21.欠損のあるベリプラズムプロテアーゼを有する大腸菌の変異株を単離する 方法において、該方法が該プロテアーゼの一部をコード化する遺伝子断片をクロ ーン化する工程及び該断片を該大腸菌株から削除する工程を含んでなることを特 徴とする方法。
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