JPH01502118A - チオール反応性架橋剤 - Google Patents

チオール反応性架橋剤

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JPH01502118A JP63500925A JP50092588A JPH01502118A JP H01502118 A JPH01502118 A JP H01502118A JP 63500925 A JP63500925 A JP 63500925A JP 50092588 A JP50092588 A JP 50092588A JP H01502118 A JPH01502118 A JP H01502118A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 チオール反応性架橋剤 介皿且分団 本発明は、少くとも1個の他の反応性官能基に共有結合で結合された少(とも1 wJのチオール反応性(Lhiol−reacLiva)官能基を有する架橋剤 及びその製法に関する。さらに詳しくは、本発明は少くとも1個の異種の反応性 官能基に共有結合で結合された少くとも1個のチオール反応性官能基を有する複 素官能性(bp、tero。
functional)架橋剤及びその製法に関する。
3貝p宣景 架橋剤は良く知られており、そうした架橋剤のかなりの範囲のものが商業的に入 手することができる。広い意味で、架(4削は、共に共有結合で結合された1個 又はそれ以上の反応性官能基を汀する。この共有結合は、直接の結合でもよいが 、多くの場合それらの反応性官能基は、スペーサーとなる結合(Iinka(H e)にそれぞれが共有結合で結合し、スペーサー結合(spacer l1nk al□)に、hり隔てられている。これらの反応性官能基は同じでも、菫なって も(複素反応性架橋剤)よい。
架橋剤の一つの適用は、他の化学的な存在物(cntiLy)に共有結合で結合 されたポリペプチド又はタンパク質からなる複合(conjugate)化合物 の製造である。そのような複合化合物の例として、酵素又はキレート化された放 射線不透過性もしくは放射性金属原子のような、シグナル生産性の化学的存在物 に共有結合で結合された抗体;トキシン又はキレート化された放1・1性金属原 子のような細胞毒性の化学的な存在物に共有結合で結合されたI九体;及び抗原 性被分析体に共有結合で結合された酵素などがあげられる。
診断や細胞標的治療に使用するために、抗体又は抗体断片をシグナル生産性の化 学的な存在物又は細胞毒性の化学的な存在物に結合させるために架橋剤を使用す ることは、がなりの関心を集めている。アミノ基反応性活性エステルのような異 種の官能基に共有結合で結合されたチオール反応性官能基を有する複素官能性架 橋剤を用いてそのような複合分子を製造することが知られている。
すなわち、複素官能性架橋剤は、まず、抗体を結合させたい化学的な存在物と反 応させられる。この反応は、例えば、化学的な存在物のアミノ基を複素官能性架 橋剤上のアミノ反応性官能基と反応させることにより行うことができる0次に、 抗体又は抗体断片の遊離のスルフィドリル(sulphdryl) Mを複素反 応性架橋剤のチオール反応性官能基と反応させて、目的の複合分子を生成させる 。
チオール特異的官能基としてマレイミドを用いる、ヘテロ2官能性架橋剤(すな わち、2つの反応性官能基を有する複素官能性架橋剤)が知られている。このよ うな架橋剤の例としては、抗体又は抗体断片と、酵素又は細胞毒化合物とを含む 複合分子の製造に使用されてきたn−マレイミド−ベンゾイル−N−ヒドロキシ コハク酸イミドエステル(MBS)がある、(オサリバン(0°5ulliva n)、M、J、1jjl (1979) 、八na1. Biochew、、1 00 .100−108;フレイタフグ(Freytag) 、 J、H,%、 (1984)、 CIjn、 Chelll、、 30 。
471−420 ; ニール (Youle)、R,J、M (1984) 、 PNAS LISA 、77 。
5483−5486) 、マレイミド系のへテロ2官能性架橋剤の種々の誘導体 も知られている。これらのマレイミド架橋剤は、非常に反応性があり、容易に加 水分解してマレアミック酸になる。一般に、これらはスルフィドリル基に対して 特異性が低く、特に、複合分子の製造の際に、得られる分子が確実に各共役基を 1つずつ持つようにするためにしばしば必要とされる、pHや化学Ha的爪で使 用すると、特異性が低い。
チオール特異的官能基としてα−ハロ酸誘導体を使用する複素2官能性架橋剤も 知られている。マレイミド剤よりも反応性は低いが、これらは、容易に加水分解 して対応するα−ヒドロキシ酸誘導体とそれらの互変異性体になる。アルデヒド 互変異性体は本質的に非特異的であり、かつチオール基に対するα−ハロ酸誘導 体の全体としての特異性を減少させる。
公知の複素2官能性架橋剤の低特異性は、反応生成物の複合(complex) 混合物を結果的に生じさせる。複合混合物は、チオール反応性基と、抗体又は結 合された化学的存在質の非チオール基との非特異的反応から生じる0例えば、公 知のチオール反応性基は、通常、アミノ基に対して競争反応性を示し、複合重合 生成物を生成するに到る。不要な副反応は、結合された化学的な存在物が飽和環 状窒素化合物(例えば、多環式(a+acroyclic)キレート化リガンド に存在するもの)のような第2級アミンを有する場合には、特に不利である。こ れらの混合物は、分離困難であるばかりでなく、複合化合物が生体内(in v iν0)使用される場合には絶対的な純度が、最高に重要である。
11r’Lcを用いるタンパク質の同定という無関係な分野において、システィ ン残基の特異的標識として4−ビニルピリジンを使J1目゛ることができること が注目されている。(フルマー(Full*er)+C,S、 ([1,(19 84) 、^na1. Bioche+*、 142.336−339) 。
尤皿二皿皿 本発明によれば、少くとも1つの他の反応性官能基に共有結合で結合された少く とも1つのチオール反応性官能基を有する架橋剤において、該チオール反応性官 能基が、芳香族窒素複素環、又は、その誘導体と共役ルているビニル基を含むこ とを特徴とする架橋剤が提供される。
本発明の1つの好ましい様相において、私達は、少くとも1つの異なる反応性官 能基に共有結合で結合された少(とも1つのチオール反応性官能基を有する複素 官能性(heLerofunctionil)架橋剤において、該チオール反応 性官能基が芳香族窒素複素環又はその誘導体と共役しているビニル基を含むこと を特徴とする複素官能性架橋剤を提供するものである。
本発明による化合物において、芳香族窒素複素環は、1個、2個又は3個の窒素 原子を有することができ、それぞれの場合において、前記ビニル基は窒素原子の 少なくとも1つに対して、o −又はp−の位置にある。l又は2個のビニル基 が各芳香族窒素複素環に備わっていてもよい、ビニル基は、対に並んだ2個の芳 香族窒素複素環で置換されていてもよい、lもしくは複数の窒素複素環及び/又 は1もしくは複数のビニル基は、それぞれ電子吸引性基で置換されていてもよい 、前記他の官能基は、場合によってはスペーサー結合を介して、芳香族窒素抜に 直接共有結合で結合されるか、あるいは芳香族核とともに対に並んでビニル基に 共有結合で結合されているかのいずれかであってもよい、好ましくは、チオール 反応性官能基は2−ビニルピリジンの誘導体である。
本発明は、特に、架橋剤のチオール反応性官能基に関するものであることが明ら かとなるであろう、架橋剤の残る部分は、通常のタイプのものでよい、1又は複 数の他の官能基は、別の化学的な存在物(chesical entity)と 共有結合を形成できるいずれの基でもよい、好ましい化合物においては、該官能 基は活性化されたエステルである。同様に、2つの官能基はスペーサー結合を介 し。
て共有結合により結合、されていてもよい、このスペーサーの結合は官能基の間 に最良の間隅をもたらすように選択でき、また溶解性及び該結合の柔軟性につき 所望の特性を与えるようにMIRできる。チオール反応性官能基の必須の特徴は 、芳香族性窒素複素環と共役しているビニル基である。
我々は、本発明の複素官能性架橋剤が、従来技術の架橋剤に比し°ζ、スルフィ ドリル基に対して著しく改良された特異1′、1を(Tすることを発見した。こ の改良は、結合されるべき化合物の1方又は両方が第2級アミン、特に飽和窒素 環を有する場合に特に顕著である0本発明のある種の化合物、特に下に示ず式( 21,C11及び(4)の化合物は、また、ずぼらしい速度で、チオールと反応 し、付和本発明による複素2官能性架橋剤の具体例は、式(Ia)〜(Is)  :の化合物及びこれらの誘導体であって、少くとも1つの窒素?3!素環及び/ 又はビニル基が電気吸引性基によって置換されているものである〔式中、Rは他 の官能基であり、場合によってはスペーサー結合を介して結合されていてもよい 、〕。
式(1a>〜(1m)の化合物において、Rは、好ましくは活性化されたエステ ルである。
特に有用な架橋剤は式(1a)及び(1m)の化合物並びにこれらのv、R体で あって、少くとも1つの窒素複素環及び/又はビニル基が電子吸引性基によって 置換されているものである。
これらの種類のもののうち、特に好ましい化合物群は、式(2):〔ここで、X は共有結合又はスペーサー基である;Rは官能法である;R’lR”及びR3は 同一でも異なってもよく、各々水素原子又は電子吸引性基である。ン 式(2)の化合物において、官能基Rは、例えば活性化されたエステルでもよい し、例えば−cotc (ここでR4は、置換フェニル基、例えばp−ニトロフ ェニル基のようなニトロフェニル基なとXがスペーサー基である場合には、Xは 、例えばcl−、アルキレン基(例えば、エチレン、プロピレン)(該アルキレ ン基は場合によっては、フェニレンで置換されていてもよい)、cl、□、アル コキシC+−Sアルキレン(例えば、メトキシメチレン、メトキシエチレン)、 フェニレン、又はcS−7シクロアルキルC、−、アルキレン(例えば、シクロ ヘキシルメチレン)であってもよい。
R1、R1又はR3が電子吸引性基であるときは、それは、例工tf、ハoケ: y原子又バーNOx * −CO,II I −CO2R’ (ココテ、R5は C1−4アルキル基である) 、−COR’ 、Cll0 、CN 、CFs  。
−50!NR’R’ (、:、、:?’、 R’ 4;i:、RSについて定義 されたとおりである)もしくはフェニル基であってもよい。
R1,R1又はR3がハロゲン原子であるときは、フッ素、塩素、臭素又はヨウ 素の原子である。
式(2)の化合物のうちで特に有用なものは、式(3):(ここで、X及びRは 、前記定義のとおりである)で表されるものである。
Rが−Co!R’の基(ここで、R’は前記定義のとおり)である、この種の化 合物が好ましい。
本発明における特に好ましい化合物は、式(4):(ここで、XはCトコアlレ コキシCI−!アJレキレン、特にメト4−ジメチレン基であり、・R4はニト ロフェニル基、特にp−二トロで表される。
本発明による化合物は、下記の方法によって製造することができる。すなわち、 −Cに、式(1a)〜(1m)の化合物は、1又は2以上のビニル基が導入され るように設計された反応によって、公知のピリジル、ビピリジル、ピリミジニル 又はトリアジニルの出発物質から製造することができる。そのような合成を、下 記に、特に式(1j)、(lk)及び(1m)の化合物製造について下に具体的 に説明するが、式(11の他の化合物の製造にも同様に適用することができる。
すなわち、Rが基−X−COR’テある式(1m)(7)化合物は、式(5)( ここで、M′″は陽イオン、例えばナトリウムイオンのような金属イオン、又は ピリジニウムイオンである)の塩又はその反応性誘専体(例えば無水物)を、ア ルコールR’ O11を用い、必要に応じてジシクロへキシル中ルポジイミドの ようなカップリング剤の存在下にエステル化することによって製造することがで きる。反応は、適当な溶媒、例えばジクロロメタンのようなハロゲン化炭化水素 中、適当な温度、例えば周囲温度で進行させることができる。
式(5)の塩は、式(6) (ここで、^IKは例えば、メチル基のようなアルキル基である)で表される対 応するアルキルエステルを、例えば、塩基(例、水酸化ナトリウム又は水酸化リ チウムのような無機塩基)を用い、ジクロロメタンのような溶媒中で加水分解し 、必要な場合はさらに通常の方法による陽イオン交換によって所望の陽イオンに 置換することにより製造することができる。
式(6)の中間体は、式(7): の対応するケトンと、試薬(R’) sl’−CIIR’ (ここで1vは、例 えばフェニル岱のような了リール基である)とを用いて、エーテル(例、テトラ ヒドロフランのような環状エーテル)のごとき溶媒中、例えば−10°〜−10 0℃(例、−78℃)の低温において;あるいは式(7)のケトンと試薬(C1 li) 5siclIR’Mεczとを用い、塩化チオニルの存在下、テトラヒ ドロフランのような溶媒中、例えば0℃のごとき温度で、製造することができる 。
試薬(R”) if”=C1lz及び(CI+3) zsicllR’Mgc  1は、標?lI、的な手法で製造することができる。
式(7)の中間体ケトンは、式(8):で表される対応するアルコールを、酸化 剤、例えば二酸化゛7ンカ′ンを用い、ジクロロメタンのような溶媒中、例えば 、室温で酸化することにより製造することができる。
HvBに、式(8)のアルコールは、適当な2−リチオピリジン(対応する2− ハロピリジンから標準的な手法で製造される)を、式(9): (ここで、R1は75− X−C0tAIk又はその前駆体である)のアルデヒ ドと、n−ブチルリチウムの存在下、低温、例えば−78℃においてテトラヒド ロフランのような溶媒中で反応させ、必要な場合には、さらに基R1のいずれか を基−X−C(h^lkに変換することによって製造することができる。
式(9]のアルデヒドは、対応するピリジンメタノールを、例えば二酸化マンガ ンを用い、ジクロロメタンのような溶媒中、例えば室温で、酸化することによっ て製造することができる。この反応の出発物質であるピリジンメタノールは、公 知化合物であるか、あるいは、公知化合物の製造に使用される方法に類似した方 法によって製造することができる。
この一般的な反応系統の具体例においては、メガアルコキシアルキレン基である 式(8)の化合物を数段階で製造することができる。
すなわち、最初に、R@が基−(CB、)−OR’ (ここでmは、1〜3の整 数であり、R,はジメトキシトリチル基のような保1,5i1である)である式 (9)の化合物を、上述した2−リチオピリジンと反応させることにより、基− X−CO,A1kが−(CL) −OR” テ!tAされている式(8)の化合 物を得る。標準的な手法とR?とは異なる保護基、例えばハロゲン化シリルとイ ミダゾールのような塩基を用い、ジクロロメタンのよ、うな溶媒中でシリル化す る方法によって、2箇lソIIJiGRc”イ1,7こ1(Je+’aLILf ;(ここで、RI@は、R9とは異なる保護基、例えばt−ブチルジフェニルシ リル基である)が生成する。該式0のの化合物は、次し1で例えば、基R9がジ メトキシトリチル基でありR16がt−ブチルジフェニルシリル基である場合に は、ジクロロメタン中で無水臭化亜鉛を用いることにより、選択的に脱保護され てアルコールaυ: を生成する。
次に、アルコールaOを、例えば適当なノ10アルカノエート(haloalk anoate)、n−ブチルリチウム、テトラヒドロフランのごとき溶媒を用い 、低温、例えば−78℃でアルキルで通常の手法(例えば、シリル基はテトラヒ ドロフランのような溶媒中でテトラブチJI/アンモニウムフロリドを用いて除 去することができる)を用いて保護5R’・を除去することにより式(8)で表 される目的の中間体を生成する。
R@が基−(C11□)、OR’である式(9)の化合物は、通常の保護方法を 用い、対応するアルコール(すなわち、R?が−011である)を保護すること によって製造することができる。この反応の出発物質であるアルコールは、公知 化合物であるか、又は公知化合物の製造に用いられる方法に類似の方法によって 製造することができるかのいずれかである。
式+51.16)、 +7)、 +8)、 +9)、むの及びaOの中間体化合 物は新規な化合物であり、本発明の別の様相を構成するものである。
別の方法により、式(1j)及び(1k)の化合物は式12(8)又は121b l : のピリジン類を出発物質として用いて製造することができる。これらの化合物を 、リチウムジイソプロピルアミドと反応さ・…た後、フェニルセレネニルハロゲ ン化物、例えば塩化物と、テトラ上1:ロフランのような溶媒中、低温、例えば −78℃で反応させることにより、式13(a)又は13 lb) :のフェニ ルセレニル化中間体を生成する。これらを、次に、水性アルコール中、例えば0 ℃で、過ヨウ素酸ナトリウム/重炭酸ナトリウム混合物で処理することにより式 141a)又は141b) :の中間体を生成する0次いで、これらの中間体に ある1AIkを、例えば式(1m)の化合物の製造に関して上述した所望のRで 置換することができる。
本発明のさらに別の様相により、私達は、本発明の架橋剤、特に、化学的な存在 物に共有接合により結合し、かつチオール特異的官能基をチオール基との反応に 利用できるように残している式(J)、 +21. (31又は(4)の化合物 を提供するものである。ごのよ・)な試薬は、必要な時に所望のポリペプチドの チオール基にすぐ結合させられるように保存することができる。
例えば、該架橋剤はチオール反応性官能基を遊離の状態に残したままで、シグナ ル生産性の化学的な存在物又は細胞毒性の化学的な存在物に結合させることがで きる。
このような化合物は、適当な抗体に結合させるために、保存し、使用することが でき、#断や治療への通用上融通性のある試薬が得られる。これらの化合物は、 チオール反応性官能基がより大きな特異性を有するために分子間反応が減退する 基なので、公知の架橋剤を用いて製造された試薬よりも安定である。
では、本発明を実施例により説明する。
五差!凶」υaΔ岐呪 次に示す中間体の製造及び実施例において、融点は全て電熱(Electrot hermal)融点測定装置で記録され、修正されていない。
必要な時には、溶媒及び試薬は使用する前に乾燥された。ピリジンとジメチルホ ルムアミド 燥された.テトラヒドロフランは、ナトリウムケタール/ベンゾフェノフケチル から蒸留された.ジクロロメタンは水素化カルシウムから蒸留された.t−ブチ ルクロロジフェニルシラン及び2−ブロモピリジンは、使用前に水素化カルシウ ムで乾燥された。
メチルトリフェニルホスホニウムプロミドは、減圧下で乾燥された.非水性反応 は全て炉で乾燥されたガラス容器を用いて窒素雰囲気下で行なわれた.薄層クロ マトグラフィー(丁.1.c.)は、シリカ上で行われた.温度の単位は全て℃ である.「乾燥された」とは無水VA酸マグネシウム上での乾燥を意味する。
中間体1 ピリジンジメタツール(13.92g)の乾燥ピリジン(200mjりffl拌 溶液に、ジメトキシトリチルクロリド(33.8B,)を、ピリジン(1 0  0mJりの溶液として3時間かけて滴下し°ζ加えた.反応混合物を、さらに1 時間攪拌した後、減圧蒸留によヮてB縮した.反応混合物をCllzC l t に(4 0 0mjりに+6 jl’i’ L/、飽和NallCO3溶液(4  0 0mjりで洗浄した.さらに水相をCIltl!。
(4 0 0mjりで抽出し、有機相を合わせた後に乾燥、濾過し、溶媒を減圧 蒸留によって除去した.フランシュ(flash)クロマト ゛グラフィーによ る精製(8:2のジエチルエーテル/ヘキサンで溶離)により中間体1(26. 77g)を、黄色ガラス(+m.p. 3 8。
−40°、T.1.c. Rf値(8:2ジエチルエーテル/ヘキサン)0、2 0)として得た。
中間体2 中間体1(22,08g)を、乾燥Cl1z(/!* (150mff)に溶解 し、室温で攪1↑した。二酸化マンガン(130,5g)を一度に加え、反応混 合物を16時間撹拌した後、セライトに通じて濾過して過剰の二酸化マンガンを 除去した。溶媒を減圧蒸留によって除去してtII製の生成物を得た。フラッシ ュクロマトグラフィーによる精製(l:1ジエチルエーテル/ヘキサジで溶離) によって黄色ガラス、m、p、 43°−45°、T、1.c、 Rf値(1:  1ジエチルエーテル/ヘキサン)0.35として中間体2 (16,92g) を得た。
土皿体ユ 2−ブロモピリジン(11,06g)の乾燥テトラヒドロフラン(150m/) 溶液で1、−78℃である攪拌されたものに、温度が一70°を超えて上昇しな いようにしなからn−ブチルリチウム(1,6Mヘキサン溶液43.75m1) を滴下して加えた。反応混合物をさらに15分間攪拌した。得られた深赤色溶液 に、中間体2(29,75g)をテトラヒドロフラン(50m7りの溶液として 滴下して加えた。生成した紫色の溶液を一78°で15分間攪拌した後、徐々に 室温まで温まらせた。
反応混合物を飽和Na11COitO液(200mjりに注ぎ込み、CI+、( J。
(200mff)で2回抽出した。有機相を合わせた後、乾燥、濾過し、溶媒を 減圧蒸留によって除去した。フラッシュクロマトグラフィーによる精製(ジエチ ルエーテルで溶離)により、黄色ガム、T、1.c、 Rf値(ジエチルエーテ ル)0.22、として中間体3(31,22g)を得た。
中間体3(16,54g)の乾燥ジメチルホルムアミド(200mjり%i液で 、攪拌されているものに、イミダゾール(8,71g)ヲ一度に加工、次に、t −ブチルクロロジフェニルシラン(14,02g)を、これも一度に加えた0反 応混合物を室温で72時間攪拌した後、溶媒を減圧蒸留によって除去した。残留 物をジエチルエーテル(200ml)に溶解し、飽和Na1lCOs溶液(20 0mjりで洗浄した。さらに水性相をジエチルエーテル(200mN)で抽出し 、有機相を合わせた後に乾燥し、溶媒を減圧蒸留によって除去した。1:1ジエ チルエーテル/ヘキサンで?8Fillするフラッシュクロマトグラフィーによ る精製により、白色ガラス、s+、 p。
50°−52°、T、1.c、 Rf値(1:1ジエチルエーテル/ヘキサン) 0.22として中間体4(21,11g)を得た。
土皿止工 中間体4(10,0g)(D乾燥CIIzCI!z (200mN)溶液テ攪拌 されているものに、無水臭化亜鉛(14,86g)を一度で加えた0反応混合物 を15分間攪拌して、得られた赤色溶液を飽和NaHCO,溶液(200mIり 中に注ぎ込んだ、有機相が分離し、さらに水性相をCHtClz (200mA りで抽出した。有機相を合わせた後に乾燥、濾過し、溶媒を減圧蒸留によって除 去した。ジエチルエーテルで溶離するフラッシュクロマトグラフィーによる精製 により、黄色油状物、T、1.c、 Rf値(ジエチルエーテル)0.1(iと して中間体5(2,27g)を得た。
中間体6 中間体5(2,27g)の乾燥テトラヒドロフラン(50+n6)溶液で、−7 8″′−1度で攪拌されているものに、n−ブチルリチウム(1,6Mへ十サン 溶液3.75m#)を滴下して加えた0反応混合物を、−78°でさらに15分 間攪拌した。得られた深赤溶液をカニユーレを介してブロモエチルアセテート( 2,75g)の温度78°であるテトラヒドロフラン(25ml)溶液に加えた 0反応混合物を一78°で30分間i拌した後、放置して室温まで温めさせ、さ らに18時間撹拌した0反応混合物を飽和Na1lC03溶液(150mj2) 中に注ぎ込み、CIItCj!t (150mN)で2回抽出した1合わせたを 機相を乾燥、濾過し、溶媒を減圧蒸留によって除去したところ、粗製の生成物を 得た。ジエチルエーテルで溶離するフラッシュクロマトグラフィーによる精製に より、黄色油状物、T、1.c、 Rf (li(ジエチルエーテル)0.30 として中間体6(1,92g)を得た。
生胛生1 中間体6(1,92g)を乾燥テトラヒドロフラン(20mlりに溶解させ、こ の溶液にテトラブチルアンモニウムフルオリド(5%の水を含むテトラヒドロフ ランを溶媒とするIMm液3.65rr1)を加えた0反応混合物を室温で16 時間攪拌した後、飽和Na1lCOs溶液(50mlり中に注ぎ込み、C11z Cj!z (50ml’) テ2回抽出した0合わせた有機相を乾燥、濾過し溶 媒を減圧蒸留によって除去した。フラッシュクロマトグラフィーによる精製(n 1゛酸エチルで溶離)により、黄色油状物、T、1.c、 Rf値(酢酸エチ1 b)0.23、として中間体?(0,86g)を得た。
生皿生工 中間体7(0,86g)の乾燥Cl1ICJ z (50m J ) ?nn液 面攪拌れているものに、二酸化マンガン(7,83g)を一度に加え、反応混合 物を室温で16時間攪拌した0次に、反応混合物をセライトで濾過して、過剰の 二酸化マンガンを除去し、減圧蒸留によって溶媒を除去した。011□CZI/ i−プロパツールで溶離するフラッシュクロマトグラフィーによる精製で、油状 物、T、1.c、 Rf値(19: I CIItClz / i−プロパツー ル)0.32、として中間体8(0,86g)を得た。
裏施爽上 メチルトリフェニルホスホニウムプロミド(0,337g)の乾燥テトラヒドロ フラン(15m/)を媒体とし、攪拌されている0℃の懸濁液に、n−ブチルリ チウム(1,6Mヘキサン溶液0.59m j! )を滴下して加えた0反応混 合物を室温まで温まらせ、さらに1時間攪拌した。得られた黄色溶液をカニユー レを介して中間体8(0,27g)のテトラヒドロフラン(15mff)溶液( この中間体8の溶液は、添加前に、4人のモレキュラーシーブを通して攪拌され ている)に−78°で滴下して加えた。
反応混合物を室温まで温まらせ、3時間撹拌した。得られた白色懸濁液をセライ トで濾過し、溶媒を減圧蒸留によって除去した。
19:1のCl1zC1t / 1−ブタノールで溶離するラジアル(radi al)クロマトグラフィーによる精製により、無色油状物、T、1.c、 Rf 値(19:ICII□1!、、・/1−ブタノール)0.13、として実施°  例1の化合物を得た。
大川■1 この実施例においては、種々の反応及び多くの化合物が反応系統Aにおけるもの である。
・1−ピリジンジメタツールの−鯵 保1ピリジンジメタツール(7g)の乾燥 ピリジン(100ml)溶液で撹拌されているものに不活性雰囲気上室温でジメ トキシトリメチルクロリド(16,94g )を、ピリジン(50m1)の溶液 として、2時間かけて滴下して加えた。
次に、その反応混合物をさらに1時間攪拌し、減圧蒸留により濃縮した後、CI IzCIg (200m l ) ニ溶解し、飽和NaHCOコ溶液(200m jりで洗浄した。水性相を、さらにC11zCIz (200m l )で抽出 し、合わせた有機相を乾燥、濾過し、溶媒を減圧蒸留により除去した。精製を、 中圧力ラムクロマトグラフィー(8:2のptzo/ヘキサンで溶^It)2′ ′行い、黄色固体として生成物1 11.51gを得た。
融点38°−4o。
NMRδ(CDCI 、) 7.30(411,d、 8.4112. MeOCCIICCIICfi)  。
6.73(411,d、 8.411z、 +1eOccHcjjcc旦C11 ) 。
6.60−7.73(811,*、芳香族性)。
4.55(2H,s、CutIOll) 。
4.27(211,s、CIIzOCArx)及び3.63(611,s、OM e)。
反長1ニニXF’−J fされたアルコールのアルキルu1ぴ朋fl ま底惣工 Na1l(0,84g )の乾燥DMF (50mjりを媒体とし撹拌されてい る懸濁液に、窒素雰囲気下、室温で、アルコール1(7,31g)を、DMF  (50mf)ta液として滴下して加えた。 I+□の放出が起こり、反応混合 物をさらに1時間i’lLI↑した。こうして形成されたアルコキシドをカニユ ーレを介してメチルブロモアセテート(3,98g)の0℃DIIP(50mj り溶液に滴下して加えた後、さらに1時間1毘I↑した0次に、反応混合物を飽 和Na1iCOz溶液(150mjり中に注ぎ込み、生成物をエーテル(200 miりで2回抽出した0合わせた有機相を乾燥(MgSO4) L、濾過した。
溶媒を、減圧蒸留によって除去して粗生成物を得た。この粗生成物を、精製しな いで、3:2のClICl3 /メタノール(250mlりと水(25ml)と を合わせてなる溶媒に溶解し、過剰のp−トルエンスルボン酸を加えた。得られ た深赤色溶液をさらに1時間m11Nシた後、飽和Ni1lCOユ熔液(250 me)中に注ぎ込み、Cl1zCh (250mP、)で2回抽出した0合わ・ 旺た有機相を乾燥、濾過し、溶媒を減圧蒸留によって除去した。in生成物を中 圧力ラl、りU7トグラフイー(9: I C1hCb /メタノールでf′j j削)によって精製すると、黄色油状物としてアルコール■1.78 gを得た 。
Rf値(9: I Cl1zC1z /メタノール)0.29NtlRδ(CD CI s) 7.65(q、 7.211z、芳香族性)。
7.29(L、 6.611z、芳香族性)。
4.70(411,s、 CIIxO)4.19(211,s、 CIIzOC =0)。
特表平1−502118 (9) 4.20−4.45(Ill、 brs、 01l)及び3.73(311,s 、O,Me)。
マススペクトル(M’ +1) 212.09228(C1111114N04 は212.09228となる)応3−アルコール■のアルデヒド■への酸化アル コールII(0,54g)の乾燥CHxCb (10m l )溶液の攪拌され ているものに、Mn0t (6,53g)を一度に加えた0反応混合物を室温で 攪拌し、その反応の次に目Cを行った* tlcがアルコールの不存在を示した 時、反応混合物を濾過しく必要ならば繰り返して)過剰のMootを除去した。
溶媒は減圧蒸留によって除去した。8;2エーテル/ヘキサンで溶離する中圧力 ラムクロマトグラフィーによって精製した。アルデヒドmo、34gが油状物と して分離された。
R((直(8:2エーテJし/ヘキサン)0.35NMRδ(CDClz) 9.93(IIl、 s、 CII=0) 。
7.10−8.00(311,m、芳香族性)。
4.72(211,s、 C1l□0)。
4.18(211,s、 0CIbCJ)及び3.63(311,s、 OMe ) マススペクトル(M” +1) 210.0788(Clo11+□NO,は2 10.7663となる)「応4−アルデヒド■のライフティグ「応PhsPMe Br (1,43g : l’h=フェール基)の乾燥TIIF(10mj2) 懸濁液で攪拌されているものに、窒素雰囲気下、室温でn−ブチルリチウム(1 ,55Mヘキサン溶液2.58mjりを滴下して加え、赤色溶液を得た。さらに 15分間攪拌後、反応混合物を一78°で5分間面1↑し、次に室温まで温まら せ、11□0 (20mjり中に注ぎ込み、エーテル(20mffi)で2回抽 出した1合わせた有機相を乾燥しくMg5OJ、濾過し、溶媒を減圧蒸留によっ て除去した。ラディアルクロマトマトグラフィ−(1:1エーテル/ヘキサンで 溶離)によって精製し、ビニルピリジン■0、55 gを得た。
Rf(直(1: 1エーテル/ヘギサ:/)0.19NMRδ(CDCIi) 6.83−7.63(311,va、芳香族性)。
5.21(111l dd、1.2. l1llz、CIl =Cl1z)−4 ,48(2夏l+5rcnffio)。
3.95(211,s、 0C1lz=O)及び3.47(311,s、 OM e) マススペクトルCM’ + 1 ) 208.0974(C++lI+、Now は208.0974 となる)応5−ビニルピリジン■の脱保冨 びエステル化 ビニルピリジンIV(0,06g)をCFItCltを加えたメタノール(3m jり −II□O(1mjり中に溶解した溶液に、攪拌しながら、Li0n(0 ,012g )を1度に加えた0反応混合物を室温で攪拌し、その反応の次にt lcを行った。出発物質の全てが反応した時、反応混合物を減圧下に蒸留してt ti kmし、ピリジンに溶解し、次にピリジニウムダウエックス(Dowex )カラム(20位過剰)を流下させた。減圧蒸留によって溶媒を除去して、脱保 護された酸をピリジニウム塩として得た。粗生成物を乾燥C1l、C1□(5m f)に溶解し、p−ニトロフェノール(0,063g)を加えた。溶液に、撹拌 しながら室温で、ジシクロへキシルシクロジイミ1ご(0,62g)を、Cl1 zCIz (3m It )溶液として加えた。
10分後、沈澱が生成した0反応混合物をさらに30分間攪拌した0反応混合物 を濾過し、減圧蓋留によって溶媒を除去した。ラディアル(ra++1al)ク ロマトグラフィー(2,5%エーテル/C11□C1□で溶^11)によって精 製し、本発明の−・テロ2官能性架橋剤■を、定量的に得た。
Rf(2,5%工 −1し/CII*C1z) o、2 5NMRδ(CDCI 3) 7.27−8.47(711,+e、芳香族性)。
4.85(211,s、 0CIlz)及び4.51 (211,s、0CII zC□O)マススペクトル(M + +1 ) 315.09809(Clil l+5NtOsは315.09808となる)国際調査報告 国際調査報告

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少くとも1個の他の反応性官能基に共有結合で結合された少くとも1個のチ オール反応性官能基を有する架橋剤において、該チオール反応性官能基が芳香族 窒素複素環又はその誘導休と共役しているビニル基を含むことを特徴とする架橋 剤。
  2. 2.請求の範囲第1項記載の架橋剤であって、チオール反応性官能基が、少くと も1個の異なる反応性官能基に共有結合で結合されているもの。
  3. 3.式(1a)〜(1m) ▲数式、化学式、表等があります▼(1a)▲数式、化学式、表等があります▼ (1b)▲数式、化学式、表等があります▼(1c)▲数式、化学式、表等があ ります▼(1d)▲数式、化学式、表等があります▼(1e)▲数式、化学式、 表等があります▼(1f)▲数式、化学式、表等があります▼(1g)▲数式、 化学式、表等があります▼(1h)▲数式、化学式、表等があります▼(1i) ▲数式、化学式、表等があります▼(1j)▲数式、化学式、表等があります▼ (1k)▲数式、化学式、表等があります▼(1l)又は▲数式、化学式、表等 があります▼(1m)の化合物及びこれらの誘導体であって、少くとも1つの窒 素複素環及び/又はビニル基が電子吸引性基で置換されているもの〔式中、Rは 官能基であり、場合によってはスペーサー結合を介して結合されていてもよい〕 。
  4. 4.式(1a)又は(1m) ▲数式、化学式、表等があります▼(1a)▲数式、化学式、表等があります▼ (1m)の化合物及びこれらの誘導体であって、少くとも1つの窒素複素環及び /又はビニル基が電子吸引性基で置換されているもの〔式中、Rは官能基であり 、場合によってはスペーサー結合を介して結合されている〕。
  5. 5.請求の範囲第3項又は第4項に記載の化合物であって、Rが活性化されたエ ステルであるもの。
  6. 6.式(2): ▲数式、化学式、表等があります▼〔ここで、Xは共有結合又はスペーサー基; Rは官能基;及びR1,R2,及びR2は、同一でも異なってもよく、各々、ハ ロゲン原子又は電子吸引性基である〕の化合物。
  7. 7.請求の範囲第6項記載の化合物であって、Xが、共有結合、又はC1−6ア ルキレン基(場合によりフェニレン基で置換されていてもよい)、C1−3アル コキシC1−3アルキレン基、フェニレン基もしくはC5−7シクロアルキルC 1−3アルキレン基であるもの。
  8. 8.請求の範囲第6項又は第7項に記載の化合物であって、R1,R2及びR3 が各々水素原子又は−NO2,−CO2H,CO2R5(ここで、R5はC1− 4アルキル基)、−COR5,−CH0,−CN,−CF3,−SO2NR5R 6(ここでR6はR5に対して定義されたとおりである)もしくはフェニル基で あるもの。
  9. 9.請求の範囲第6〜8項のいずれか1項に記載の化合物であって、Rが基−C O2R4(ここで、R4はアリール基又はイミドである)であるもの。
  10. 10.式(3): ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔ここで、Xは共有結合又はスペーサー基であり、Rは官能基である〕 の化合物。
  11. 11.請求の範囲第10項記載の化合物であって、Rが基−CO2R4(ここで R4はアリール基又はイミド基である)であるもの。
  12. 12.式(4): ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔ここで、XはC1−3アルコキシCI−3アルキレン、基であり、R4はニト ロフエニル基又は▲数式、化学式、表等があります▼の基である〕の化合物。
  13. 13.式: ▲数式、化学式、表等があります▼
  14. 14.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の化合物。
  15. 15.請求の範囲第1項記載の化合物であって、前記の反応性官能基が、化学物 質に共有結合により結合されており、かつチオール特異性官能基をチオールとの 反応に利用できる状態で残しているもの。
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