JPH01502081A - 動物軟骨の加工方法 - Google Patents

動物軟骨の加工方法

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JPH01502081A
JPH01502081A JP50103387A JP50103387A JPH01502081A JP H01502081 A JPH01502081 A JP H01502081A JP 50103387 A JP50103387 A JP 50103387A JP 50103387 A JP50103387 A JP 50103387A JP H01502081 A JPH01502081 A JP H01502081A
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バラッサ,レスリー エル
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レスカ−デン インコ−ポレ−テツド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 動物軟骨の加工方法 技術分野 本発明は、軟骨の抽出加工方法及びその製品に関する。さらに、特に本発明は未 精製動物または魚の軟骨を原料として付着組織と共に使用して生物学的に活性な 軟骨産物を製造する方法に関する。
背景技術 種々の治療的応用のため、粉末化軟骨生産物の製造が公知技術に議論されている 。かくして、アメリカ特許1m3,772゜432、Re、28,093、及び アメリカ特許NQ3,966゜908及び3,476.855には未精製軟骨か ら薬材料の製造を教示している。
動物の体から得られる軟骨は相当量のタンパク質及び脂肪の組織を付着しており 、それは機械的切り落しにより大部分除去される。調合薬の製造のためには切り 落した軟骨からさらに残っている他の組織を除去しなければならない。このこと は通常、タンパク質分解酵素を含有する溶液のなかで切り落した軟骨を消化させ ることにより達成される。タンパク質分解酵素溶液とは、ペプシン、パパイン、 トリプシンまたは他の酵素の1つまたは組み合せの塩酸または酢酸の稀薄溶液で ある。
代表的には酵素処理した軟骨は、水で洗浄される。好ましくは蒸留水または脱イ オン化水でM*が流出液に検出できないまで洗浄される。この点での軟骨はまだ 3から8%の脂肪と水和水を約80%まで含んでいる(それは軟骨の出所に依存 している)。
洗浄した酵素処理の軟骨はスイングハンマミルまたはシュレーダーのような他の 適当な粒状化装置または肉粉砕器の刃を通過させて粉状化する。この工程の目的 は軟骨の脂肪及び脱水を促進するために軟骨の表面積を増加することである。一 般に知られている脱脂及び脱水は2つの工程により達成される。(1)は軟骨顆 粒を容積で数倍(3から5)の無水アセトンに浸漬する。アセトンは残っている 脂肪を除去し、部分的に軟骨を脱水する。(2)は(1)の材料を1%以下の含 水鏝に減少するために真空炉のなかで乾燥する。軟骨材料はそこで不活性ガスを ミル内の自由空間に流すことにより空気または酸素を実質的に存在しないように してセラミックポールにより冷ボールミルのなかで粉砕する。粉砕は所望の粒度 が得られるまで続けられる。
かくして、得られた軟骨粉末は低温での軟骨材料の溶解またはコロイド化を促進 するため塩の水溶液または蒸留水で約3℃から4℃の温度で抽出するかまたは粉 末の形状で使用することができる。この方法で得られる溶解した軟骨は真の溶液 ではなく、むしろ約1から10%重最の軟骨固体を含有しているコロイド溶液で ある。
発 明 の 開 示 上述の軟骨生産物が別個の脱脂及び真空乾燥工程を必要とすることなしに製造で きること及び酵素処理の軟骨顆粒を単一の共沸抽出工程により脱脂及び脱水する ことができる本発明は意外にも発見された。
本発明の他の観点はさめの軟骨顆粒のカルシウム含量が顆粒をただ部分的に乾燥 して単一の機械的撹拌工程を行うことにより容易に除去することができるという 思いがけない発見である。
それ故に、本発明の観点は別個な脱脂及び真空乾燥工程の必要なく、動物の軟骨 の加工処理方法を提供することである。
本発明の他の観点は液化工程及び分離工程の必要なくカルシウムを除去するため の動物の軟骨を加工処理する方法である。
本発明を実施するための最良の形態 本発明は未精製動物または魚の軟骨から軟骨粉末を製造する方法を包含している 。ここに使用される未精製軟督なる術語は付着する組ta<主にタンパク質及び 脂肪である)を切り落しているが完全には除去されていない軟骨に向けられてい る。牛の軟骨(特に牛の気管の軟骨)は本発明で使用するのに適した未精製材料 である。しかしながら、犬を含む他のを椎動物から得る軟骨、非常に若い新しく 生れた動物の胎児の骨格を含む部分的に石灰化した骨格からの軟骨はまた好都合 な結果を提供するであろう。
軟骨粉末はまた豚、子羊、山羊、誓歯類、クロコダイル(わに)の胸郭、鳥類、 魚0等々の軟骨源から得ることができる。
爬虫類の軟骨は爬虫類の再生するという能力の観点から彼等の組織及び手足さえ 望ましい。若い動物または老いた動物から若くまたは新しく再生した軟骨もまた 本発明の使用に満足できることが見い出された。熟成の動物からの軟骨は軟骨の 形を成熟して保持する形であれ、骨に成熟して骨化する形であれ使用できる。魚 とくにさめの骨格の軟骨は特に満足できる未精製材料を提供することが見い出さ れた。
さめまたは他の軟骨の魚の骨格からの軟骨は牛の軟骨のように同様な方法で軟骨 生産物を製造するのに使用できる。とはいえ、さめの場合にはを柱は収穫するの に最も便利な組織である。
はとんどのきめの推骨は可成の程度に石灰化されているという事実にも拘らず彼 等は有効な製品を得るのに充分な軟骨材料を含んでいる。一方牛の気管は未精製 軟骨の好ましい源であり、殆んど容易に手に入れやすい哺乳類の動物における軟 骨組織肋骨または硝子質の軟骨は満足な抽出物を精製するのに使用できる。
さめは骨を持たないが、さめの骨格構造には軟骨だけがある。
種における種族またはさめの年齢に依存して軟骨骨格は5%から80%重量の石 灰化層によっておおわれている。認は最小の石灰化を有し、一方を骨は最大の石 灰化を有している。さめの軟骨は70%以上の水分を含み、脂肪を実質的に含ん でいない。
さめの軟骨は手で容易に切り落すことができるが、すべての付着している組織を 除去するためには追加の酵素処理することが通常好ましい。
未精製軟骨は何らかの満足の手段により製造できるが、しかし一般的には動物ま たは魚の皮膚、外皮及び器官のすべてを除去することにより、軟骨を分離するこ とにより実質的に得られる。分離され、切り落した軟骨には若干のタンパク質の 組織と細胞が一般的にまだ付着しているが、それは厚切りを更に細分化するかま たは動物から除去するようにして全体の形で使用される。発明に使用されるべき 未精製軟骨片の大きさは臨界的でなく、主軟骨が加工処理される反応容器の大き ざに依存している。
純粋な乾燥の生産物を得るためには切り落した軟骨からタンパク質と脂肪を除去 するのが好ましい。タンパク質はタンパク質の消化によって除去される。その消 化はタンパク質分解酵素としてペプシン、パパイン、トリプシンまた他の酵素の 1つまたは組み合わせを塩酸または酢酸の稀釈溶液に含有した溶液を使用して達 成される。しかしながら、酸により変性するこれらの酵素のパパインまたはトリ プシンは酸性溶液では使用されない。軟骨が酸素溶液から脱イオン化水または蒸 留水により洗浄し、分離した後、その軟骨は粒状化される。顆粒は約0.4αか ら0.8αの直径の平均粒度であり、0.6cMの平均直径が好ましい。顆粒状 軟骨は脂肪を含有し、含水量が高い。
本発明の1つの実施例では脂肪及び水分を共沸抽出により同時的に除去すること ができる。
共沸抽出は他の液体と淀合物を形成する成る溶剤の性質を利用するものであり、 その組成物は蒸留により変化しない。かくして、本発明においては水と共沸混合 物を形成し、有効な脱脂剤であるところの溶剤を共沸抽出に使用するのが適切で ある。
上の基準に合致する溶剤は共沸抽出を行うのに使用できる。
本発明の使用に適当な脱脂溶剤の例はベンゼン、トルエン、ヘキサン及びヘプタ ンである。特に有効な溶剤はトルエンである。
トルエンはすぐれた脱脂剤である。脂質はトルエンに溶け、トルエンは水と共沸 混合物を形成する。トルエン/水の共沸混合物は79.8%のトルエンと20. 2%の水との組成物であり、沸点は85.0℃である。充分なトルエンを与える ならばすべてまたは実質的にすべての水分は軟骨顆粒から除去できる。沸騰トル エン(85℃での)はトルエンと共に水蒸気を運びだす。
水は水トラツプによりトルエンから分離され、トルエンは再使用できる。
ベンゼン及び水は共沸混合物を形成し、その組成物は91゜1%のベンゼン及び 8.9%の水を含んでいて、沸点は69゜4℃である。ヘキサン及び水の共沸混 合物は沸点が61.6℃であり、94.4%のヘキサンと5.6%の水の組成物 である。
ヘプタン及び水の共沸混合物は沸点が79.2℃であり、87゜1%のへブタン と12.9%の水の組成物である。
本発明の共沸抽出は軟骨顆粒がタンパク質の除去のために酵素処理されようとさ れまいと軟骨顆粒から脂肪と水を抽出するのに有効である。
軟骨顆粒を脱脂し及び脱水する従来方法は前述のように別個の脱脂工程及び乾燥 工程を必要とした。約100Kgの顆粒の代表的な仕込み分は顆粒の脱脂にアセ トンに浸漬して約2時間処理し、その後真空炉のなかで100℃で乾燥し、約2 0as+の減圧で約10時間の条件で含水量は1%以下に減少した。他方本発明 では、単一の共沸抽出において、脱脂工程と脱水工程が組み合され、約100K gの仕込み量に対して約5時間行ない、つづいて単純乾燥工程により約60分間 90−100℃で処理し、20mの減圧で共沸溶剤を除去した。かくして、本発 明の方法は約50%の時間節約になった。
本発明の他の処理方法がさめの軟骨顆粒のカルシウム金回を顆粒を部分的に乾燥 しながら単一の機械的撹拌工程を行うことにより容易に除去できることは期待し なかった発見である。
成る型の軟骨は石灰化した外層を有している。カルシウム化合物は軟骨を治療的 に使用する前に処理された軟骨から除去されねばならない。カルシウム化合物は 加工処理した軟骨粉末から除去される。粉末を溶液中に置くことにより、そして 軟骨粉末からのカルシウム化合物を除去するために分離技術を使用して除去する 。軟骨粉末はそこで溶液を除去し、乾燥される。この工程はカルシウム化合物を 抽出した後粉末を乾燥するために比較的大きいエネルギ消費を必要としている。
加工処理された軟骨粉末に結合するカルシウム化合物は、液体抽出技術を必要す ることなく粉末から分離できることは予期しない発見であった。
アセトン、トルエン、ヘキサンまたはへブタンのような脱脂剤により処理された 軟骨顆粒は短期間、対流型真空炉のなかで部分的に乾燥される。しかしながら、 外側の層は石灰化し、もろい。石灰化した粉末層を含む半一乾燥顆粒はセラミッ クボールによりボールミルのなかで製粉のような機械的撹拌を受け、全体で軟骨 顆粒粒の重量の2倍を短時間で(約15分間)処理するか、または石灰化層が粉 末状になるまで処理する。一方、処理された軟骨材料には部分的に未粉砕物が残 る。その結果、顆粒と粉末化カルシウム化合物はふるい分けにより分離される。
軟骨顆粒はそこで種々な軟骨生産物を製造するために更に加工処理される。軟骨 顆粒からカルシウム化合物を分離するこの方法はさきの液体抽出法よりも時間と 金がざらに経済的である。
本発明は、さらに実施例により説明されるがこの実施例は本発明を何ら限定する ものではない。
支施■ユ よく切り落した子牛の軟骨500gを平均直径5Mを有する顆粒にするため6℃ で肉粉砕器のなかで粒状にした。顆粒軟骨を3リツトルの丸底蒸留フラスコに入 れ、軟骨の重量の2倍に等しい量のトルエンをフラスコに入れた(トルエン10 00idである)。そのフラスコには還流冷却器と水トラツプを装備した。フラ スコはトルエンの沸点に加熱された。トルエン/水の共沸混合物により沸点は8 5℃に降下し、トラップにもはや水が集められなくなるまで約3時間沸騰を続け た。脂質を含んでいるトルエンはそこで軟骨から分離された。軟骨顆粒は新しい トルエンの30011+1!をもって17℃で洗浄し、フラスコから除去した。
+5留トルエンは顆粒からトルエン臭気がすべて消失するまで約3時間、約80 ℃で研究室の真空炉のなかで加熱して脱脂し脱水した軟骨から除去した。
軟骨粉末は乾燥、脱脂した軟骨の顆粒をボールミルのなかで不活性雰囲気下、好 ましくは40から70ミクロンの所望の粒度に研磨した。窒素またはCO2の不 活性雰囲気を提供し、使用するのが適しているが、他の不活性ガスもまた使用で きる。
1凰■1 実施例1の粉末が製造されたが軟骨は顆粒化の前に酵素による処理をうけた。未 精製の軟骨は2.5%の酢酸水溶液と0゜4%のペプシン、国民医薬品集(NF )グレート、(シテーケミカル カンパニ ニューヨーク N、Y、から得た) により処理された。酵素溶液は軟骨の重量の2.5倍に等しい1で軟骨に加えら れた。軟骨をニューシャーシーのHarbrookのArde−BarinCO から得た混合機によりゆるやかに撹拌を行ないつつ、50℃で5時間酵素溶液に 曝した。酵素処理された軟骨を流出液のpHが5.5またはそれ以上になるまで 18℃で脱イオン化水により洗浄した。洗浄された軟骨を付着水を除去するため に500 Orり一で5分間遠心分離した。軟骨をそこで粒状にした。
本発明の第2の実施例において、軟骨は粒状化し、湿気を除去するために凍結乾 燥された。凍結乾燥前に脱脂剤が任意に使用できる。脱脂剤はまた脱水に寄与で きる。無水アセトンは例えば粉末化軟骨から脂肪を除去し、また部分的に軟骨を 脱水するように作用する。次の実施例は軟骨粉末を製造するために本発明の脱脂 /凍結乾燥の工程を説明する。
丸見■ユ 鯰から手で切り落したとらさめの軟骨1000gをその重量の265倍の2.5 %酢酸水溶液と0.4%の国民医薬品集(NF)グレートのペプシン(シティ  ケミカル カンパニから得た)を混合機によりゆるやかな撹拌を行ない50℃で 5時間処理した。酸−ベプシンで処理された軟骨は流出水のpHが5.5または それ以上になるまで18℃で脱イオン水により洗浄された。洗浄された軟骨から 付着水を除去するために5分間200 Orpmで遠心力1lIIIRのバスケ ットのなかに置いた。湿った軟骨を平均直径6mの顆粒に製造するため粗い状況 にして肉粉砕器のなかで粒状にした。まだ湿っている軟骨顆粒をそこで密閉容器 のなかに入れ、その重量の2倍の無水アセトンをもって30 rpmのタービン 回転子によりゆっくりした撹拌して2時間処理した。アセトンはそこで除去され 、軟骨顆粒を対流形真空乾燥器で110℃にして20分間乾燥した。半乾燥の顆 粒はVirtisの凍結乾燥器に移され、顆粒の水分金回が0.5%またはそれ 以下に低下するまで乾燥された。乾燥軟骨はボールミルのなかで200メツシユ ふるいの粉末度に粉砕された。
酵素処理された粒子化した軟骨は択一的に最初アセトンによる抽出、脱脂工程を 行なうことなしに凍結乾燥できる。
Li■A とらさめの軟骨を実施例3と同様にして酸−ベプシンにより処理した。軟骨は粗 い状況にして肉粉砕機のなかで粒状化された。まだ濡れている顆粒はそこでアセ トン抽出することなしにVirtisの凍結乾燥器のなかで凍結乾燥を受けた。
乾燥軟骨は実施例3と同様にしてボールミルによる粉砕を処理した。
尖[ 実施例3と同様にしてとらさめの軟骨は凍結乾燥のところまで処理された。半乾 燥の軟骨は堅く、角質であった。しかしながら、外側の層は石灰化していてもろ かった。半乾燥の軟骨は軟骨顆粒の重ωの2倍になるセラミックのボールを入れ た研究室用のボールミルに置かれた。顆粒は軟骨顆粒を実質上未粉砕物として残 しながら、石灰化層を粉末にするため15分間粉砕された。結果的に顆粒はふる いにより容易に分別された。服役は粗軟骨の重aで3.2%の燐酸カルシウムを 含む80%の軟骨顆粒であった。カルシウム含量を減少させた半乾燥の顆粒を実 施例3と同様にして凍結乾燥し、100メツシユふるいの粉末度に粉砕した。
実施例から得られた最終生産物は治療材料の補足としての使用に適している。最 終製品に処理される前に軟骨を酵素処理した製品は以前の特許に記述した種々の 症候の処置使用に適している。かくして、本発明の粉末は私の最初のアメリカ特 許3゜400.199 (1968年9月3日付)から1974年7月30日に 再発行されたアメリカ特許Re28.093に記載したように傷治療薬として使 用できる。粉末はまた以前の私のアメリカ特許3,772,432に記載したよ うにドライソケット。
歯肉及び下あご、嚢胞切除の予防及び処置を含む歯科での応用に使用できる。そ の粉末は骨関節炎のような変質関節痛の処置について私のアメリカ特許3,96 6.908に記載したように使用できる。
1臣五1 この実施例は本発明の軟骨材料の1つの使用を説明する。軟質ペーストの調整及 び歯科応用でのその使用を説明する。
硬 中 軟 実施例2の子牛の軟骨粉末 70 50 30等張性の生理的食塩 3o5o7 ゜ 溶液(0,9% NaCf ) 硬、中、軟はペーストの軟度特性を示し、数字はlff1部を示している。各々 の場合でのペーストは軟骨粉末を秤1し、ガラス板上にそれを置いて調製した。
生理学的食塩溶液を徐々に加え、スパチュラにより均一になるように混合した。
均一によく分散したかたまりのないペーストを得て使用した。
ペーストはドライソケットのなかに約70%のその深さにただちに入れることに より使用される。中程度の軟度ペーストは応用するのに最も容易であることがわ かっている。ペーストはほぼ1日の間そのソケットにとどめられる。硬程度の軟 度ペーストはドライソケットからの痛を和らげるのに幾分効果がすくないが、中 程度のペーストよりも唾液の作用に抗してソケットのなかに2日間とどまった。
軟程度の軟度ペーストは約2時間以内で唾液によってドライソケットの外に洗浄 された。
軟度ペーストはペーストの適用後、15から30分以内で歯科患者のドライソケ ットからの痛みを実質的に停止した。その時間はペーストの軟度に関係している 。そのように処置されたドライソケットは治療に対する通常の抜き取りソケット に期待されるよりも幾分短時間で治療された。ドライソケットが歯科接着包帯ま たはゴムふたでの縫合により閉じられる時にはすべての3つの軟度の軟骨ペース トは治療期間全体にわたりソケットのなかにとどまった。
軟骨ペーストはまた予防手段として抽出ソケットの処置に使用されてきた。その ような処置は人間のドライソケットの発生を防止する。
前に示したように軟骨製品は歯肉組織下あごの5胞切除処四のような他の歯科の 応用に使用される。かくして、軟骨ペーストはアマルガム充填との組み合わせで 歯窩洞の充填に挿入されてきた。軟骨ペーストなしのそのような窩洞は充填によ り閉鎖されるとき極端に痛圧を窩洞のなかに発生し、その際しばしば窩洞の再開 口を必要とし、窩洞が再び再充填され得る前に露出神経を処置する必要がおこる 。窩洞のなかに軟骨ペーストを包含させることは他の点で窩洞の露出した神経か ら生じるであろう痛みを消去する。
異なる種類の歯肉組織の場合にみいて軟骨ペーストはその固定の前に組織の下表 面に9層に歯科用スパチュラでひろげられる。軟骨製品は対抗する表面に薄い“ 70スト(frost ) ”を形成するため適当な噴霧器による軟骨抽出物ま たは軟骨粉末の微粒化によって択一的に塗布することができる。
ここに記述された軟骨組成物は単独または負傷治療促進剤との組み合せで例えば 重合性N−アセチル−グリコサミン(シチン)、卵の殻の粉末等またはペニシリ ンのような抗生物質及び他の特別な付加効果を得るのに望ましい医薬との組み合 せで使用できる。
国際調査報告

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.動物の体から未精製の軟骨を機械的に切り落す工程、前記軟骨を約直径4m mから8mmの平均粒度を有する顆粒に粒状化する工程、 前記顆粒を水と共沸混合物を形成する抽出剤と共に処理し、脂肪を溶解するため に共沸抽出を受ける工程、前記抽出剤から前記顆粒を分離する工程、及び約40 から70ミクロンメートルの直径の平均粒度に前記顆粒を粉砕する工程からなる ことを特徴とする未精製軟骨から細かく粉砕した軟骨粉末の製造方法。
  2. 2.さらに前記機械的に切り落した軟骨を顆粒に粒状化する工程の前にタンパク 質分解酵素溶液により処理する工程を含むことからなることを特徴とする請求の 範囲第1項に記載による軟骨粉末の製造方法。
  3. 3.前記タンパク質分解酵素溶液はペプシン,バパイン,トリプシン,ペプシン と塩酸,ペプシンと酢酸,及ひそれの組み合せからなる群より選ばれたものであ ることを特徴とする請求の範囲第2項に記載による軟骨粉末の製造方法。
  4. 4.前記動物がさめであることを特徴とする請求の範囲第1項に記載による軟骨 粉末の製造方法。
  5. 5.未精製軟骨を動物の体から機械的に切り落す工程、前記未精製軟質を約4か ら8mmの直径の平均粒度を有する顆粒に粒状化する工程、 前記顆粒を前記顆粒の含水量が0.5%以下に低下するまで凍結乾燥する工程、 及び 前記顆粒を約40から70ミクロンメートルの直径の平均粒度に前記顆粒を粉砕 する工程からなることを特徴とする未精製軟骨から細かく粉砕した軟骨粉末の製 造方法。
  6. 6.さらに前記機械的に切り落した軟骨を前記粒状化工程の前にタンパク質分解 酵素溶液により処理する工程を含むことからなることを特徴とする請求の範囲第 5項に記載による軟骨粉末の製造方法。
  7. 7.前記タンパク質分解酵素溶液がペプシン,ババイン,トリプシン,べプシン と塩酸,ペプシンと酢酸,及びその組み合せからなる群より選ばれたものである ことを特徴とする請求の範囲第6項に記載による軟骨粉末の製造方法。
  8. 8.前記動物がさめであることを特徴とする請求の範囲第7項に記載による軟骨 粉末の製造方法。
  9. 9.未精製軟骨を動物の体から機械的に切り落す工程、前記未精製軟質を約4か ら8mmの直径の平均粒度を有する顆粒に粒状化する工程、 前記顆粒を各々の顆粒にもろい石灰化した外層を形成するために部分的に乾燥す る工程、 前記顆粒に前記もろい石灰化した外層を粉末化するために機械的撹拌を受けさせ る工程、及び、前記顆粒を粉末化、石灰化した外層から分離する工程からなるこ とを特徴とする軟骨よりカルシウム化合物を分離する方法。
  10. 10.前記乾燥工程は真空乾燥により達成されることを特徴とする請求の範囲第 9項に記載による方法。
  11. 11.前記乾燥工程は共沸抽出により達成されることを特徴とする請求の範囲第 9項に記載による方法。
  12. 12.前記乾燥工程は凍結乾燥により達成されることを特徴とする請求の範囲第 9項に記載による方法。
  13. 13.前記動物がさめであることを特徴とする請求の範囲第9項に記載による方 法。
  14. 14.前記機械的撹拌がボールミルの使用により達成されることを特徴とする請 求の範囲第9項に記載による方法。
  15. 15.前記分離工程がふるい分けにより達成されることを特徴とする請求の範囲 第9項に記載による方法。
  16. 16.凍結乾燥され、粒状化した未精製軟骨が3.0%以下の含水量を有するこ とからなる未精製軟骨から誘導された細粉化した軟骨粉末。
  17. 17.前記軟骨粉末が約40から70ミクロンメートルの直径の平均粒度に粉砕 されていることを特徴とする請求の範囲第16項に記載による軟骨粉末。
  18. 18.前記粒状化軟骨が粒状化の前にタンパク質分解酵素溶液により処理を受け ていることを特徴とする請求の範囲第16項に記載による軟骨粉末。
  19. 19.前記タンパク質分解酵素溶液がペプシン,パパイン,トリプシン,ペプシ ンと塩酸,ペプシンと酢酸,及びその組み合せからなる群より選ばれたものであ ることを特徴とする請求の範囲第18項に記載による軟骨粉末。
  20. 20.前記未精製軟骨がさめから得られることを特徴とする請求の範囲第16項 に記載による軟骨粉末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10216214A (ja) * 1996-11-13 1998-08-18 Katsunari Nishihara 医用材料
JP2019508213A (ja) * 2016-03-11 2019-03-28 エイテムス カンパニー,リミテッド 生体内分解率及び物性の調節が可能な生体適合性豚軟骨来由細胞外基質膜の製造方法及び前記豚軟骨来由細胞外基質を有効成分として含む癒着防止用組成物

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