JPH01501998A - X線断層撮影像を得る装置 - Google Patents
X線断層撮影像を得る装置Info
- Publication number
- JPH01501998A JPH01501998A JP62500826A JP50082687A JPH01501998A JP H01501998 A JPH01501998 A JP H01501998A JP 62500826 A JP62500826 A JP 62500826A JP 50082687 A JP50082687 A JP 50082687A JP H01501998 A JPH01501998 A JP H01501998A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contrast
- image
- pixel
- circuit
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000003325 tomography Methods 0.000 title claims description 19
- 230000015654 memory Effects 0.000 claims description 59
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 40
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 38
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 25
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 claims description 24
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 14
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 26
- 230000008569 process Effects 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000008859 change Effects 0.000 description 9
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 8
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 8
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000008520 organization Effects 0.000 description 4
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 3
- 238000010972 statistical evaluation Methods 0.000 description 3
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 3
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 3
- 241000544230 Dioscorea communis Species 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 230000001427 coherent effect Effects 0.000 description 2
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 2
- 238000002601 radiography Methods 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 241000269627 Amphiuma means Species 0.000 description 1
- 235000002673 Dioscorea communis Nutrition 0.000 description 1
- 241001469893 Oxyzygonectes dovii Species 0.000 description 1
- 208000035753 Periorbital contusion Diseases 0.000 description 1
- 241000286209 Phasianidae Species 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 244000309464 bull Species 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000001627 detrimental effect Effects 0.000 description 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 238000007619 statistical method Methods 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
- 208000024891 symptom Diseases 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- 238000013519 translation Methods 0.000 description 1
- 238000004846 x-ray emission Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T5/00—Image enhancement or restoration
- G06T5/50—Image enhancement or restoration using two or more images, e.g. averaging or subtraction
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T11/00—2D [Two Dimensional] image generation
- G06T11/003—Reconstruction from projections, e.g. tomography
- G06T11/005—Specific pre-processing for tomographic reconstruction, e.g. calibration, source positioning, rebinning, scatter correction, retrospective gating
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
xmi層撮層像影像る装置
この発明は、xIs源を有し、その放射を物体透過後置信器により受信し、それ
をイメージ変換器により原画像のX線放射での画素様式に対応した電気信号に変
換し、その電気信号を電子回路を介し画像表示装置、例えばモニタ等に供給し、
機!装置が照射中に受信器X線源間の断層撮影的相対運動を惹き起こす、コント
ラスト特性を向上したX線断層撮影像を得る装置に関する。
周知の如く断層撮影法によりxIa写真撮影時に個々の身体断層を表示すること
ができ、各身体断層の深さや厚さは調整可能であり、残りの身体断層はすべて不
鮮明に表示される。多くの場合断層は身体(物体)の長手軸と平行に写真撮影さ
れる。JI3知の写真撮影法では他の断層、つまり写真撮影平面に属さない断層
の陰影の直径が断層撮影運動を行う機械装置の運動範囲より大きいとき、この強
い陰影により惹き起こされるコントラストの影響を完全には防ぐことがで餘ない
欠点がある。しかも、陰影輪郭の一部でも断層撮影運動の曲線推移に順位した曲
線推移を有する場合、比較的小さな陰影障害が真の画像を歪める斑点として結像
される。それゆえ、従来一般的な装置で得られる画像のコントラスト、解像度は
満足のゆくものでない、これらの欠点を複雑な断層撮影運動で取り除く試みがな
されたが、希望する成果をもたらさなかった。しかも周知方法では記録を放射線
透過写真法の放射線量で行わねばならないのでX線使用量がかなり多くなる欠点
がある0周知のコンピュータ断層撮影法でも、特に計算機を使つて多数の横断面
から縦断面を算出する場合、同じことが云える。コンビエータ断層撮影方式に共
通する欠点は費用が比較的高いことにある。いわゆる「間接断層撮影法」では、
画像を縮小サイズのフィルム上で積分する前に信号の光度増幅を達成するため、
通常の断層撮影システムと組合わせてイメージ増幅管が使用される。しかしこれ
によっても画像8買の向上を何ら達成できないことが判明した。
この発明は、周知の断層撮影法および装置の前記欠点を取り除き%コントラスト
特性を向上した断層撮影像を比較的僅かな費用で達成することができかつ画像の
記録に僅かな放射線量を必要とするだけの装置を提供することを目的とする。こ
の目的が、冒頭述べた種類の装置を前提に本発明によれば、電子回路が相lIj
+接した画素間のコントラストを複数枚のKm像について繰り返し比較して個々
のコントラスト比較を統計的に検出する評価回路を有し、評価回路より供給され
た信号に応じて厚画像信号を変更する変換回路が設けてあり、変換回路の出力端
子が画像表示装置に接続しであることにより達成される。これにより、コントラ
スト特性の本質的に向上したX線断層撮影像を得、冒頭触れた障害を本質的に低
減しまたはそりくり取り除くことができる。その際費用は、所要の評価回路や変
換回路が通常の部品から組み立てることができ、特別の製造工程をほとんど省く
ことができるので比較的少ない、更に本発明装置では画像8買を損なうことなく
X線の放射を蛍光透視法の線量に低減することができる。これにより患者や操作
員がX線照射時に受ける負荷が少なくなる。
本発明装置では評価回路内でコントラストの比較、すなわちX線装置の断層撮影
運動中に記録されるy!、画像のコントラストの情報の評価が繰り退し行われる
。
好ましくは多くの原画像、場合によっては全原画像についてコントラストの比較
を繰り返すことにより、特定のコントラストが原画像系列中に繰り退し現れるか
どうか、特に大部分のJ![m像中にそれが現れるかどうか確認される。その際
、相隣接した画素間のコントラストを利用するのが望ましい、しかしフントラス
トの比較は例えば1個または場合によりては複数個の画素を挟んで分離された各
2画素間で行うのも有意義であると考えられよう、このコントラスト比較は、検
査中の断層に付属したコントラスト、その位置、徴候は比較的短時間の断層撮影
運動中変化しないものであるとの理論的認識に基づく、この「真の」コントラス
トを見い出すため本発明ではまず1画像についてコントラストの徴候および位置
の比較を行う、その際、原画像のコントラスト値はコントラスト徴候はど重要で
はないとの認識も重要である。つまり例えば特定画素対について特定のコントラ
スト徴候が全原画像中、または利用可能な原画像の明らかに大多数において繰り
返し現れる場合、被検断層中にこのコントラストが存在することは確かであると
考えることがで診る。この統計分析の精度は原画像の数が増すにつれ高まり、満
足のゆく結果を得るにはすでに約百枚の原画像で間に合うことが判明した。
コントラスト比較の統計的検出に続いて本発明装置では、コントラスト比較の統
計的検出時に得た情報を頼りにW、画像の変換が行われる。換言するなら、コン
トラスト比較を介して獲得した副情報を頼りに、断層撮影運動中に記録した原画
像の改善が行われる。y!原画像品質をこれにより著しく改善することかでか、
しかもこれが比較的簡単な回路部品で可能であることが判明した。
本発明の好ましい冥施憇様によれば、評価回路が、断層撮影運動の間に少くとも
2つの相交差する部分内、好ましくは2つの互いに直交する部分内で発生される
Mm像信号を別々に記憶しi!価する少くとも2つのメモリを有する。断層撮影
運動をこのように少くとも2つの互いに異なる方向で行う記録部分に分割するこ
とで、コントラスト統計的評価を著しく改善することができる。費用上の理由か
ら、2つの異なる方向、主に互いに直交した方向での運動で一般には間に合うが
、断層撮影運動において3以上の異なる運動方向を利用することも考えられよう
、しかし断層撮影運動の2つの方向(以下X方向、Y71r向と呼ぶ)が物体の
軸線と一致する必要はない、重要なことはX方向での運動中に獲得した原画像を
Y方向での運動中に獲得した原画像とは別にコントラストの統計的評価に利用す
ることだけであり、つまり2つの統計的コントラスト比較をそれぞれ独自に行い
、モしてこれを共に変換回路において原画像信号の改善に利用することができる
。
このことが、被検断層に属さない他の断層の影響を排除して画像品質を向上する
のに大きく寄与する。断層撮影運動がX方向からY方向に3行する間、X線放射
の不利な影響をできるだけ小さく抑えるためX線源は切るのが望ましい。
評価回路により獲得したコントラストデータ(以下、X方向のデータをKx値、
Y′jf同のデータをKy値と呼ぶ)に応じて原画像信号を変換する陽、このに
χ僅とKy値は共に各原画像を別途改善するのに利用される。
IK両画像各画素のレベルが段階的に変更され、ステップの高さは常に著しく、
かつ使用マトリックスのグラウスカナルの最小間隔に等しい、各画素に付属した
信号レベルを高めるだけであり、それを低減することはない、更に本発明の1展
開によれば、変換回路に原画像信号を群ごとに記憶するメモリを設け、これに付
属してコントラスト比較の統計的検出結果を記憶する別のメモリを設けることが
望ましい、こうして各原画像の画素をそれぞれ2群に分割し、チェス盤の黒目と
白目のように2群に分割し記憶する0次に特定の規則に従りて各画素ごとに段階
的上昇を別途行うことができる。その際まず一方の群の画素を検出し、そしてこ
の変換過程が終了したなら、こうして獲得した結果でもって他群の画素を検出す
る。こうして、コヒーレント画像を破壊することなく画素レベルを高めることが
もはやで幹なくなる状況を達成するまで、変換操作を所要回数行う。
こうして獲得した変換画像は個々に見てもすでにかなりの診断上の価値を有する
場合がある。しかしこうして改善して獲得した原画像を周知の方法で積分し、そ
の結果を例えば画像表示装置のモニタで表示するのが望ましい。
第1図は本装置の簡単なブロック線図を示す、第2図は詳細なブロック線図、3
@3図は原画像を獲得し記憶するのに必要な回路部分をやはりブロック線図で示
す、′M4図はX線源の断層撮影運動を示す、 ′s59は344図に示す運動
のタイムチャート、第6図はKx値、yy僅を付き止めるのに必要な回路部分、
347図はKx値、Ky値を頼りに原画像を改善するのに必要な回路部分、第8
図はその際に通用する改善操作の細部図式。
N9図は画素の組合わせを示す、第10図は記憶したKx値の例、第11図は特
定画素について輝度値の段階的変化を示す、第12図と第13図は′s9図に示
す画素組合わせの5画素について改善前、改善後の輝度分布を示す、モして纂1
4図は4g素の輝度分布を判定する際考えられる矛盾状況を概略示す。
本装置はX線源1(兎1.2.3図)を有し、その放射線で物体2が検査される
。物体はX線を透過するテーブル2°に載っている。テーブル2°の下には通常
どおりX線放射に調整した放射受信器3がある。受信器はイメージ増幅管とテレ
ビカメラを装置している。テレビカメラの出力端子は記録回路50のAD変換器
4に接続しである。AD変換器は個々の画素ごとに個々の画素の輝度に応じてデ
ィジタル化された画素信号を2つの直接アクセス式メモリ8.9に供給する。X
AI源1にvltするxi!発生器5は照射パラメータを設定する1ilJal
l装置6を僅えている。更にX&l源1と放射受信器3とを動かす機構が設けで
ある。概略図示しただけのこの機構が運動腕を有し、これがX線放射源1にテー
ブル2°と平行な平面で行う運動を付与する。第4図に示したこの運動は2つの
互いに交差、主に互いに直交した部分a−b、 c−dからなる。この開部分の
順序には意味がない、しかし開運動部分の始めと終わりはx帽1の運動腕に結合
されたセンサフが監視し、その出力信号は記録回路50の論理回路13に供給さ
れる。第4図に示した運動のうち部分a−ba以下X部分と呼び、その運動実行
中ADRpA器からメモリ8にX信号が入力されるのに対し、部分C−dはY部
分であり、その運動実行中変換器4からメモリ9にY信号が入力される0通常の
機構を基礎にするなら第4図に示した運動周期の実行は約8秒続く。
通常のテレビジ■ンチェーンは毎秒25枚の画像を発生するので、部分a−bま
たはc−d当り画像総枚数は約70枚である0画像の記録に役立たないこの照射
時間をできるだけ短く抑えるため、x11部分からY部分(またはその逆)へと
3行する際運動は加速するのが望ましい(!5図に示すタイムチャートを見よ)
。
蛍光写真法のX線線量またはそれより僅かに強い線量で記録するには2×フ0−
140枚の画像で十分である。以下これをM画像と呼ぶ、これにより通常の断層
撮影法の場合に使用されるX線線量に比較して著しい低減を達成することがで艶
、思考や検査者が保護される。
前述の信号からX線断層撮影像を得るため記録回路50、評価回路51 (′s
1.2.6図)および変換回路52 (3i1,2.7図)により主に次の3つ
の主要評価位相を行う。
位相工:これは主に記録回路50(第3図)内で行う、この位相では断層撮影運
動の2つのセクタに応じて原画像の記録分割が行われる。
位相lX:これは主に評価回路st (@t、2.6の)内で行う、この位相で
は2つの互いに直交した走査運動方向で相a接した画素のコントラストの統計的
評価が行われる。
位相11!=この位相には変換回路52 (東1,2゜7図)を利用する。ここ
では篇二位相で獲得した僅を利用して第一位相で記録した全原画像が改善される
。
第一位相では3I換器4から得たディジタル画像信号がX部分、Y部分ごとに別
々にメモリ8*たは9に記憶される。この分層を制御する論理回路13はプロセ
ッサ1フの他の論理回路10,11.12,14゜15.16とともに共通通路
44(BLIS)に接続しである。論理回路10は同期発生器として構成してあ
り、AD変換器4またはそれから供給される映像信号を、M理回路】2.15か
ら両メモリ8または9に供給されるアドレス信号と同期させる。プロセッサ1フ
はコンソール18から制御され、コンソールからは断層撮影運動の両部分@−b
、c−d(第4図)の画像枚数を断層撮影運動装置の設定した照射時間に合わせ
て選択することができる。このデータは論理回路11に記憶される0画像枚数に
応じて操作者は、論理回路14内で以下なお説明するR換過程にとフて必要とさ
れる確率しきい値PFLを設定する。論理回路16はスタート回路として構成し
てあり、これにより露光の開始、従って原画像画像記録過程の開始がコンソール
18の方から開始される。共通パス@44を介し論理回路16は同期信号を発生
し断層撮影運動の運動部分を検出する論理回路10.13と連動する。
メモリ8または9に原画像のX信号、Y信号を記録し終わるや、評価回路51
(’51.2.6図)内で最初の評価操作として原画像の個々の画素に付属した
特性偏口、)!31の獲得が行われる。評価回路51は、支出を減らすため望ま
しくは記録回路50の構成部品でもある二三の回路部分、例えばメそり8,9を
宥する。
特性値Kx、 Kyの獲得を前述のX信号、Y信号の記録と同時に行うことも可
能である。また理解し易くする意味で、そして回路簡素化のため、この過程を分
離すると好都合である。
メモリ8または9に記憶した原画像のX部分、Y部分の画像信号は、両部分のそ
れぞれについて別々に、以下a)〜d)とした4つの操作に従う:a)*ず各画
素対について評価回路51において第4図に示すX運動部分の隣接した2画素の
正または負のコントラスト差が確定される。コントラスト差は画素対の輝度に対
応した電気信号のレベル差と定義しである。しかし記憶されるのはコントラスト
差の大きさに拘りなく前置符号、つまり+または−にすぎない。
任意のディジタル画像の5画素子字形配列を示すyh9図を基にこの点を詳しく
説明する。中央の画素Aを基準に4つのコントラスト、つまりX方向に2つ、Y
7向に2つのコントラスト、BA、AC,DA、^Eが存在する。コントラスト
はそれぞれ当該画素のレベル値に依存して+または−の前置符号を有することが
できる。
前置符号の定義は望ましくはBAの前置符号中がA>Bを意味するよう選定され
る。ACの前置符号中はC>Aを意味する。従ってDAの前置符号中はADD%
AEのそれはC>A、またBAの−はB〉^、ACの−はArc。
DAの−はD>A、^Eの−はA>Eをそれぞれ意味する。コントラストの前置
符号をこのように選定することは、画素の記録方向または読み取りを通常どおり
、つまりX方向のコントラストについては画像の左側から右側へと、モしてX方
向のコントラストについては画像上部から下部へと行う場合望ましい(344図
)。
b)次に全画像の各同一画素対について同じ前置符号に属するコントラスト差が
計数される。換言するなら、コントラスト差の特定画素対ごとにそれぞれ同じ前
置符号のコントラスト差を生じる画像枚数が全画素対について確定される。N+
とN→2つの僅が生じる。
C)減! (N+)−(N−)により得られる値PFは特定画素対に付属したコ
ントラストの確率という役割を演する。
d)最後に、個々の画素対について獲得したPF値と、有効であるために原画像
中に各コントラストが現れねばならない百分率という役目を演する所定の前記し
きい値PFLとの対比が行われる。操作C)で獲得した正または負のPF値が限
界値PFLを超えると当該前置符号がに×値またはMy値として記憶される。
i!価回路51において、得られたKx価はメモリ26(!2.6図)に、My
値はメモリ27に記憶される。
その際、KX値またはMy(I[を得るのに役立つX信号またはY信号はメモリ
8または9から呼び出され、同期論理回路10により同期させられたレジスタ1
9C5fk2゜6図)がメモリ8または9に画素のアドレス指定を行い、各画素
レベルの値がコントラスト検出器20に記憶される。この値はこの検出器内に成
る時間、当該画素と比較すべき別の画素、特に隣接画素のアナログ値を検知する
ため、記憶される0次に比較段21において前述のa)操作に相当する比較が行
われ、結果は単一画像マトリックスを表す直接アクセス式メモリ25に記憶され
る。前述のレベル比較の結果はへのレベルがBのレベルより大きいとき+1.A
のレベルがBのレベルより小さいとき−1でメモリ25のアドレスAに記憶され
る。レベルA−レベルBのと幹には記憶が行われず、当該記憶場所は空きのまま
である。
統計的評価を目的とした前置符号の記憶は望ましくは以下の規則に従って行う:
画素対B^(3g9図)のコントラスト前置符号はアドレスAに記憶し、画素対
ACのコントラスト前置符号はアドレスCに記憶し、画素対りへのコントラスト
前置符号はアドレスAに記憶し、画素対^Eのコントラスト前置符号はアドレス
Eに記憶する。それゆえ、仮定した例ではアドレスAで2fl類の情報の記録が
行われる。そのための最良の解決策として直接アクセス式メモリを2個使用し、
一方のメモリは車にX方向で測定したコントラストの記録に振り向け、他方のメ
モリはX方向で記憶したコントラストを記録するのに使用する。
次に原画像に相当する画素Aのレベルと次の画素Bのアナログレベルとからこの
比較操作が繰り返され、結果は事前に実行された減算操作と、メモリ25に接続
された積分器22において加算される。従って積分器27は比較段21内で実行
された2つの比較操作後、当該画素(例えばA)に関し+2、+1.0、−1ま
たは−2の価を有することができる。結果は単一画像マトリックスを形成する別
の直接アクセス式メモリ26のアドレスAに記憶される。同様にして次に比較段
21において(メモリ8または9から供給された)纂三y!、画像の、同−m素
に付属したコントラスト信号が検出され、同一時間にメモリ26に記憶された僅
に加算される。結果はメモリ25に記憶される。コントラスト検出器20、比較
段21、積分器23は全原画像について上述の如く動作し、メモリ25.26(
X値の場合)または27(Y値の場合)内にそれまであった値がそれぞれ新たな
値に連続的に代えられス式メモリマトリックスを使りて行うこともできるが、前
述のパリエージ■ンの方が動作が早い。
上述の如く写真X部分の70枚の原画像すべてについて前述の操作a)、b)、
c)が終了したなら、最後のPF値がメモリ26に記憶される。ダイミング機能
を行う論理回路1BCN2図)がいまや前記しきい値PFLを記憶している論理
回路14を起動させる。最後のPF価はいま−1メモリ26に入力し、別の比較
段23において所定のPFL値と比較される0次にPFLより小さい値がすべて
メモリ26から取り除かれる。残りの僅はメモリ26に留まり、そこでKx値を
生じる(第10図)0位置A(′t%9図参照)のKx前置符号は画素B、A間
のコントラストを意味する。原画像のY部分についても同様に処理される。物体
のY走査方向において隣接した画素間でコントラストの比較が行われ(344図
)、つまり例えば第9図において上から下へとアドレス指定を行う場合、画素D
%A (第3図)間で11度の比較が行われる。メモリ2フに留まりた記憶値が
ay値となる。
メモリ26または27に留まりたKx値またはMy僅は正または負である。 K
x値またはMy僅の数は所与の物体の場合操作者の設定するPFL値に依存する
。しきい値PFLが小さいとKx値、My値は多くなる。 PFL Lきい僅が
大きいとメモリ26.2フ内のKX%Ky記憶が少なくなるが、しかしこの場合
情報は一層信頼できるものとなる。実際には特定物体タイプごとに妥協点を容易
に見つけることがで診る。
以上の様にして位相11の最後にメモリ26.2フに記憶されたコントラスト値
はその後、位相111においてなお詳しく説明する如<r!!、画像の改善に利
用される。第10図は正負コントラストの分散例を示す、この例では簡略化のた
め25画素(SXS)からなるごく小さいマトリックスが選択しである。しかし
容易に理解できるように、ごく大きなマトリックス(例えば実際に使用される5
12X512画素のマトリックス)における最終的符号分布も類似したものにな
る。第10図はitxコントラストのみの分布(またはKyコントラストのみの
分布)をそれが示すものと理解すべきである。
このステップの終了後1時間経通を制御する論理回路16が次の工程(位相II
I)を開始させる。これには第2.7図には詳しく図示した変換回路52が役立
つ、この変換回路52は、原画像のX部分、Y部分を記憶する2つのメモリ8.
9と、更に前述の工程のKx値、My値を記憶する2つのメモリ26.2フを使
用する。これらのデータは、各原画像を個々に変換するのに使用される。この変
換では記憶データ間の矛盾が防止される。かかる矛盾が第14図に図示しである
。記憶した僅からR−S%S−Wとなり、更にR>T、T〉Wの場合、記憶され
たR僅、W値開に明らかに矛盾がある、実際においてディジタル画像走査中に不
可避的に現れるかかる矛盾を取り除くため、メモリ8.9に記憶した画像マトリ
ックスの画素は、A−Yの25の画素アドレスを有する5×5のマトリックスに
ついて第8図に図示したように2つの別々の群!、IIに分割される。この分割
は個々の画素情報が、両方で常に阜−の画像を表す2つの群に交互に分割される
よう行われる。蔦8図に示すこの画素群は個々の画素に付属した情報中の矛盾が
消えるよう交互に変換される。この変換は、個々の画素の値を段階的に変え、各
画像が干渉性に留まって原画像が改善されるよう行われる。従って画素レベルを
段階的に高める前に画像の連続性、つまり全画像情報中の矛盾が点検される。そ
の際望ましくは各画素ごとに水平方向および垂直方向で隣接した2画素間でコン
トラストを、場合によりてはKx情報、Iy情報も含めて点検しくN9図)、画
像の連続性が守られている場合にのみ当該画素のレベルが更に歩道的に上昇する
よう処理する。上昇できなくなった画素のレベルは「阻止された」状態にある。
この状態は全画素とも最終変換ステップの後に生じる。こうして原画像の原状態
から改善された原画像が生じる。
各画素の改善は終了した最後の変換ステップで突き止めたレベル値より常に多い
ステップで行われる。第一の画像変換ステップでは付属の原画像とlx値とを考
慮して篇−の画像群1 (第8図)の画素に含まれた情報が検出されるにすぎな
い、N二の変換ステップでは第二群!1(第8図)の画素が検出され、先行の変
換時に得られた第一の値を考慮して変換される。第三のステップではこうして得
られたヌニ群の僅を考慮して第一群が再度変換される。
つまり各原画像に付属した画像群の歩道的変換は常にlx値、IIy僅を考慮し
て数回繰り返して行われる。
その際個々の画素の輝度レベルは後になお詳しく説明する規則に従りて所定の最
大値Mになるまで段階的ステップで高められる。このことが第11図に画素Aに
ついて示してあり、画素のvi度レしルLは縦座標時間tは横座標に記載しであ
る。この段階的上昇のステップ高さは使用マトリックスのグレースケールのステ
ップ高さに等しく、つまり比較的小さい、このように小さいステップ高さを使用
することの利点は画像中の不規則なコントラストを除去して各変換ステップで観
察した画素周囲のコントラスト編成を判定する際実証される。
その都度観察した画素(例えば349図のA)周囲のコントラスト編成を前述の
如く考慮しまたはこの画素の新しい輝度値を突き止めるのに利用するのは14の
情報、すなわちまず各原画像中の画素A%B、C。
D、Hの輝度レベル、更にその都度最後の変換ステップ時に発生された各画像の
アナログ画素の輝度レベル、そして最後に画素対AB、 AC,^D、AEのコ
ントラストについて4つのKx%Ily前置符号値である。このため最初に挙げ
た5つの情報がメモリ8.9(′M2.7図)から、更に前述の5つの情報は単
一画像マトリックスを表す直接アクセス式メモリ28から、そして最後に触れた
4つの情報がメモリ26.2フから導射出される。処理のため設けであるプロセ
ッサモジュール31.35.36.39は、各画素ごとに前述の14のデータを
互いに比較しかつこの比較に応じてその都度隣接した画素(例えばA)の輝度レ
ベルを後になお詳しく説明する規則に従って更に段階的に高めるかどうかを決定
するようプログラミングしである。変換プロセスの開始位相のとき、変換を使用
マトリックスのグレースケール範囲最大値の定輝度レベルに適合するため、コン
トラスト編成を考慮することなく両群の全画素の輝度レベルの上昇が行われる。
この輝度レベルの少なくと1画素が特定変換ステップに達するやこの開始位相が
終了し、レベル補償・コントラスト改善位相が始まる9個別画素レベルの段階的
変化はステップ発生器3フと積分器38とにより行われる。積分器は観察中の画
素の、モジエール36内に現れるレベルを、ステップ発生器3フにより発生され
た阜ステップ信号と積分し、新しい値をメモリ28に入力する。積分器38は使
用マトリックスのグレースケール範囲最大値に一政した設定しきい値を有する。
このしぎい値になるに示す十文字状に隣接した検出画素配列ごとに、メモリ8.
9.26.2フ、28の内容を連続的に呼び出して前述の第二位相を開始する。
この第二位相では原画像の画素レベルを、以下説明する規則に従って、一方の群
の画素と他群の画素とを交互に、段階的に高める0段階的レベル上昇の規則とは
次のとおりである:下記3つの場合を除き画素Aのレベルを常に1ステツプずつ
高める。
a)画素Aのレベルマトリックスのグレースケール範囲最大値に達した場合、こ
の輝度レベル制限は最終的なものである。すなわち観察した画素のレベルはもは
や上昇しない。
b)観察した画素Aのレベルが4つの隣接画素B、C%D、Eの各レベルより大
きい場合、この場合画素Aの輝度上昇は各R換ステップの間のみ阻止され、この
阻止は次の変換ステップで解除することができる。
C)観察した画素Aに1ljI接した画素B、C,D、Hの一つ、例えば画素り
が、すでに最終的に阻止され(例えばa)の場合に相当)、コントラスト八Bの
前置符号が、A<B%厚画像のこの前置符号が確認されかつ八B位置についてl
xの前置符号と一政する旨を表示する場合このレベル阻止は最終的のものである
。
原画像に対応した他の画素も当然同様に処理される。それぞれ相並んだ3つの被
検画素について′s9図の画素編成を基準に変換前(第12図の上図)、変換後
(第12図の下図)の輝度レベルが′1412.13図に示しである。にXが位
置B^に見られる(しかもA>B)にXが位置ACで働かないことが前提条件、
第13図についてはKyが位置OA、^Eで働かないことが前提条件である。
上述の第二位相のど幹アドレスレジスタ30.32.34およびステップ発生器
37が第8図に示した両群のそれぞれについて画素をアドレス指定し、そして付
加的に観察画素Aの周囲にある画素B、C,D、E(第9図)のアドレス指定を
行う、この二重のアドレス指定が第7図では隼にメモリ8.9について図示して
あり、33は付加的アドレス指定モジュールを形成する。各画像の全画素が阻止
されるや当該画素の変換が終了し、次の画像が同じ様に変換される。変換し終わ
った140枚の画像は別の直接アクセス式メモリ29(i2.7図)に記録する
。この場合アドレス指定はテレビジョン画像の記録で一般に行われている方法に
よりアドレスモジュール42を頼りに行う、モジュール41は周知構造の積分器
を形成する。
38図に図示した合計25画素の行列では左部(1)がメモリ29、右部(II
)がメモリ28に相当する。
2つの別のマトリックスメモリを使用することは第三画像変換位相TITにおけ
る装置の機能より重要である。つまり新しいコントラスト値を用いて画像または
隼に画像小部分を変更する場合これに通常の方法を連用すると困難が生じる。と
いうのもこの場合新しいコントラスト値が画像の不連続性を惹ぎ起こすかまたは
画像の全コントラスト値の変更を強いるからである。
その結果明らかに画像は原m像と強く相違し、それゆえ選択位置の画像が肝要で
ある断層撮影にとりて価値のないものとなる。更に新しいコントラスト値を新し
い不可避的画素レベル値と一緒に導入するとコントラストとこれに付属したレベ
ル値との間で容易に矛盾を生じることになる。この困難を防ぐため上述の変換操
作(位相III)を適用する。
チェス盤の白黒目配置に類似した画素配分を第8図(黒目は例えば348図の部
分工、白目は例えば第8図の部分11により代表される)、マトリックス1はメ
モリに適した通常のアドレス指定プログラムにより、アドレスAの後にアドレス
C,E%G、I、に等が続くようアドレス指定される。マトリックスIIも同様
にB1D%F、H,J等の順序でアドレス指定される0重要なのは当該マトリッ
クス内でその都度アドレス指定された画素が両X方向、両y方向、で隣接した自
由画素のみ有することである。かかるレベル値分布は原画像に含まれた原コント
ラストと直接結び付いていない画像を表す、そのことから、かかる配列において
これら各レベルのあらゆる変更が画像の連続性にとって不利でないとの結論を引
ぎ出すことができる。明らかにこの種の画像はそれ自体実際的価値がなく、上述
の処理方式に関連し、それぞれマトリックスIにもマトリックスTI(48図)
にも記録された全画素により形成される完全画像を変換する手段として使用され
るにすぎない。
1画素、例えば画素Mについて変換過程を再度詳しく説明する0画素Mのレベル
値を両方向で変更(上昇が画像の連続性と合わない場合まず上昇、そして次に低
下)しなければならなくなるのを防ぐため、前述の画素レベルの段階的上昇が適
用される。これにより画素レベルMがN+1の値に高めてよい、ここに1はでき
るだけ小さく選定されるべきステップ高さを意味する。しかしこのレベル上昇は
特定条件が存在する場合にのみ行われる(前述の3つの例外a%b%Cを見よ)
、これらの条件は必然的にm素片しM、 MN、 )IN。
MR(348図、行列I)間にKx、 lty前置符号(それが存在する場合)
を含み、Mレベルの上昇は導入された変化がKx位置(またはK1位置)のフン
トラストを低減しないとの条件の下でのみ許される。コントラスト前置符号Kx
Cまたはにy)がこの条件に関し有効なのはコントラスト前置符号が変換を受け
る原画像により確認される場合のみである。他方1Mレベルの上昇はその帰結が
Kx(またはKy)位置におけるコントラスト上昇そのものであるときいずれも
許される。こうして「真の」コントラストの増幅(または利得)が生じる。残り
の前記条件(項目a)、b)、c)を見よ)は変換プロセスのスタート、ストッ
プに対し実際的影響を有する。
段階的変化は全画素またはそれに付属したマトリックスIの輝度レベルにおいて
同一条件下で行われる。
新しいレベルは付加的メモリを媒介にして記録され、マトリックスIIの画素レ
ベルが変更されるとき次の変換ステップにおいて基準値として利用される。この
マトリックス内の画素Nを観察するとき、N+1に上昇する条件を判定するには
舅’N、 NOo、 I’N%NS’のコントラストが利用される。レベル値關
°、0°、■゛、Soは、(前記条件が満たされたとき)マトリックス!内でま
さに変更されたものであるから、先の画素M、O1I%Sに付属したレベルとは
別のものである0条件が満たされていない場合には勿論これらのレベルのすべて
を+1高める必要はない、しかし変換プロセスの先のステップにおいて阻止され
た値の数は普通多くないと仮定することができる。というのも当該画素のレベル
上昇を停止することの主要な影響は発生する画像が不連続になる虞があり、モし
てこれは特定Kxまたは口の位置が正しくない(コントラスト配置が矛盾する)
場合にのみ現れるからである。 KxまたはKyのこのように正しくない前置符
号または位置は、Kx値、Ky値を見つけ出す第二の主要方法ステップ(位相I
I)が十分にwl悪であるので、蓋然性がない、他方、位相IIIで適用される
変換ステップの適用で画像が破壊されて不連続になることは決してない、特定の
間這うたKxまたはKyはレベル値を早めに阻止し位相IIIを停止させるにす
「ない、しかも(位相Iかうの)原画像80枚の次の画像の変換から、観察した
KxまたはKyが真の僅であることがわかる(R換を受けた特定Ha像の前置符
号と位置とにより確認)場合があり、また得られた画像は断層像のコントラスト
解像度が高レベルであることを示す場合がある。
コントラストの矛盾した配列が3N14図に示しである。N14図に付記した式
R冨S%S−W%R>T。
TOWは、Kxが位置R5になく、Kyも位置SWにないが、−Kxが位置7w
、+I+31が位置RTにあるものと理解すべきと同時に小さくもあるというこ
とは有りえないので矛盾は不可避である。それゆえ実際にはコントラストKx。
Kyのいずれかが正しくないかまたは位置R5,またはSwのコントラストが存
在するにちがいない、しかし上に述べたように位相IIIの変換プロセスはかか
る矛盾配列の影響を少くとも一部消去するのに役立つ。
3411図は1例を基に特定画素のレベル値の段階的変化(上昇)の系列を示す
、各ステップは2つのマトリックスI、 11 (j48図)のいずれかに含ま
れた変換ステップに付属している。前述の条件a)、b)、c)に従りてもはや
上昇が不可能になるとレベルMは阻止状態における最終値を表す、ステップが長
くなると、特表千1−501998 (9)
連続した2変換ステツプのレベル値が一定に留まり得ることを意味する。このこ
とは、レベル値BCDEが2ステツプにおいて任意の画素A(第9図の十文字配
列)の周囲で、レベル上昇条件Aを満たす価に達し得る阜−ステップ後ではまだ
そうでないことで説明することができる。これはまた、時々レベル価が阻止され
ることに拘りなく、各画素にとっての上昇条件が全変換ステップの間常に点検さ
れねばならないことをも意味する。
画素値の段階的変化の結果が、これにより達成されるコントラスト改善に関連し
て第12.13図に示しである。N12図の上図は例として349図の画素B1
A、C,つまりX方向で相並んだ3画素についての最初のレベル値分布を示す0
画素対BAについては口が存在し、その前置符号は+、つまりA>Bである0位
置ACについてはKxが存在しない、変換の結果は(簡略化して)第12図の下
部に示してあり、B^コントラストの増大とコントラストACの完全な抑圧とを
示しており、コントラストACは検査した層には現れていない。
Y方向について同様の事情を′M13図が示す、B^位置にも^E位置にもそれ
ぞれIIyが存在しないと仮定しである。帰結する変換画像から両コントラスト
が完全に抑圧されているのがわかる。というのも両コントラストは承知するとこ
ろによると被検層に属さないからである。
メモリ28にモニタ43が接続してあり、連続的に変換された全画像、そして場
合によりては変換位相や変換ステップもモニタで観察することができる0個々の
変換画像からでもすでに診断を行うことができるが、H画像に含まれた全情報を
完全に評価するため合計140枚の画像を積分するのが望ましい、この積分はモ
ジエール41内で行い、結果はモニタ42で表示することができる。
以上説明した装置はさまざまなバリエージ脂ンが可能である0例えば:
N9図に示す十文字状に配列した画素組合わせは、より多くの画素を含む組合わ
せ、例えば9画素の十文字状画素組合わせに代えることができる。更にコントラ
スト事情は互いに直MklijI接した画素間で検出するのでなく、互いに多少
離間した画素、例えば第一画素と第三画素等とを基準に検出することも可能であ
る。この方法は特に、大きな行列を分解すべき場合有利である。
更に、多くの断層撮影縦断面に付属した画像から単数または複数の断層撮影横断
面を計算機で得ることも可能である。そのために適した装置は知られている。
更に、幾何学的歪みを防ぐため主ビームがイメージ増幅管のシールドに対し常に
直角に延びた投影に相当する数多くの画像から1断面像を再構成する周知方法を
適用するのが望ましい場合もある。
すでに述べたように、前述の2つの互いに交差した断層撮影運動の運動方向を補
足してなお1つまたは複数の別の運動方向を加味することも本発明の枠内で可能
である。しかし一般には2成分運動で間に合わすことができる。
FIo、 4 FIG、 5
■ r\
補正書の翻訳文提出書(特許法第18gkの8)昭和63年 7月28日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)X線源を有し、その放射を物体透過後受信器により受信し、それをイメージ センサにより原画像の受信したX線放射に画素ごとに対応した電気信号に変換し 、電気信号を電子回路を介し画像表示装置、例えばモニタ等に供給し、機械装置 が照射中受信器、X線源間に相対的断層撮影運動を惹き起こす、コントラスト特 性を向上したX線断層撮影像を得る装置において、電子回路が相隣接した画素( 例えばA、B、C・・)間のコントラストを複数枚の原画像について繰り返し比 較して個々のコントラスト比較を統計的に検出する評価回路(51)を有し、評 価回路(51)より供給された信号に応じて原画像信号を変更する変換回路(5 2)が設けてあり、変換回路の出力端子が画像表示装置、例えばモニタ(43) に接続してあることを特徴とする装置。 2)評価回路(51)が、多くの原画像、好ましくは全原画像のコントラスト比 較を行うようになっていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 3)評価回路(51)が、相隣接した画素のコントラスト比較を行うようになっ ていることを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載の装置。 4)評価回路(51)が、断層撮影運動の間に少くとも2つの相交差する部分内 、好ましくは2つの互いに直交する部分(X、Y)内で発生される原画像信号を 別々に記憶し評価する少くとも2つのメモリ(8、9)を有することを特徴とす る請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の装置。 5)評価回路(51)が、全画像のコントラストを比較するため積分段(23) を含むことを特徴とする請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載の装置。 6)評価回路(51)が、コントラスト比較を統計的に検出するため主にコンソ ール(18)で設定可能なしきい値(PFL)を考慮するしきい値段(14)も 有することを特徴とする請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の装置。 7)評価回路(51)が、コントラスト比較を統計的に検出した結果を記憶する 2つのメモリ(26、27)を有し、これに付属して更に変換回路(52)の別 のメモリ(28)が設けてあり、これが、コントラスト比較結果を考慮して算出 した変換画素値を群ごとに記憶することを特徴とする請求の範囲第1〜6項のい ずれかに記載の装置。 8)積分器(38)を頼りに原画像信号の画素の輝度レベルを段階的に増大する ステップ発生器(37)が設けてあることを特徴とする請求の範囲第7項に記載 の装置。 9)記録回路(50)が2つの直接アクセス式メモリ(8、9)を有し、これに ディジタル化原画像信号がX線源(1)の2つの運動方向別に別々に供給され、 また該メモリがプロセッサ(17)に接続してあり、核プロセッサにコンソール (18)からしきい値(PEL)が入力され、前記両メモリ(8、9)がプロセ ッサ(17)を介し評価回路(51)に接続してあり、評価回路がコントラスト の比較を行う別のメモリと積分器(22)とを有し、該積分器の出力信号がしき い値(PFL)との比較後2つのメモリ(26、27)に記憶され、変換回路( 52)がプロセッサ(17)に接続された別のメモリ(28)を有し、これがス テップ発生器(37)とプロセッサ(17)の積分器(38)とに接続してあり 、変換回路(52)が、プロセッサ(17)のモジュール(40、41、42) に接続された別のメモリ(29)を有し、ステップ発生器(37)と結ばれたメ モリ(28)に画像表示装置(43)、特にモニタが接続してあることを特徴と する請求の範囲第1〜8項のいずれかに記載の装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AT22786 | 1986-01-30 | ||
AT227/86 | 1986-01-30 | ||
PCT/AT1987/000004 WO1987004830A1 (en) | 1986-01-30 | 1987-01-29 | Device for obtaining tomographic x-ray photographs |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01501998A true JPH01501998A (ja) | 1989-07-13 |
JPH0710096B2 JPH0710096B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=3484926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62500826A Expired - Lifetime JPH0710096B2 (ja) | 1986-01-30 | 1987-01-29 | X線断層撮影像を得る装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4939758A (ja) |
EP (1) | EP0290447B1 (ja) |
JP (1) | JPH0710096B2 (ja) |
AT (1) | ATE47762T1 (ja) |
WO (1) | WO1987004830A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5091925A (en) * | 1990-01-18 | 1992-02-25 | Siemens Aktiengesellschaft | X-ray diagnostics installation with spatial frequency filtering |
US7155044B2 (en) * | 2002-02-22 | 2006-12-26 | Pieter Vuylsteke | Multiscale gradation processing method |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4379329A (en) * | 1974-07-20 | 1983-04-05 | Emi Limited | Radiology |
US4079417A (en) * | 1976-07-06 | 1978-03-14 | General Electric Company | Digital video window control |
US4217641A (en) * | 1978-04-28 | 1980-08-12 | U.S. Philips Corporation | Correction for polychromatic X-ray distortion in CT images |
DE2945057C2 (de) * | 1979-11-08 | 1984-06-07 | Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg | Verfahren zur Verminderung von Bildfehlern in mit Hilfe einer durchdringenden Strahlung hergestellten Schichtbildern eines dreidimensionalen Objektes |
-
1987
- 1987-01-29 AT AT87900776T patent/ATE47762T1/de not_active IP Right Cessation
- 1987-01-29 JP JP62500826A patent/JPH0710096B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1987-01-29 EP EP87900776A patent/EP0290447B1/de not_active Expired
- 1987-01-29 WO PCT/AT1987/000004 patent/WO1987004830A1/de active IP Right Grant
- 1987-09-29 US US07/243,554 patent/US4939758A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ATE47762T1 (de) | 1989-11-15 |
EP0290447A1 (de) | 1988-11-17 |
EP0290447B1 (de) | 1989-11-02 |
WO1987004830A1 (en) | 1987-08-13 |
US4939758A (en) | 1990-07-03 |
JPH0710096B2 (ja) | 1995-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4736399A (en) | X-ray imaging apparatus | |
JP4203710B2 (ja) | X線画像処理装置 | |
DE19604631B4 (de) | Medizinisches Röntgengerät | |
US4323973A (en) | Apparatus and method for enhancing radiographs | |
EP0121216B1 (en) | X-ray television diagnostic apparatus | |
US4516261A (en) | Device for reducing faults in layer images of a three-dimensional object formed by means of penetrating radiation | |
JP2004503030A (ja) | ディジタル画像欠陥補正及び雑音フィルタリングのための方法及び装置 | |
EP0435528A2 (en) | X-ray system | |
JPH02237277A (ja) | X線診断装置 | |
JP3662283B2 (ja) | ラジオグラフィー像の表示において診断上無関係な領域の可視化 | |
US5027380A (en) | Diagnostic X-ray apparatus | |
JPS62246352A (ja) | デイジタル的医学的診断画像化装置および画像化方法 | |
JPS63290547A (ja) | テレビ断層撮影装置 | |
US4752879A (en) | Method and apparatus for medical imaging | |
EP1120744A1 (en) | Correction of defective pixels in a detector | |
CN100446726C (zh) | X射线照相图像诊断设备 | |
JP2011072605A (ja) | X線画像撮影装置、撮影方法および撮影プログラム | |
CN101147683A (zh) | 图像处理装置和图像处理方法 | |
JPH01501998A (ja) | X線断層撮影像を得る装置 | |
US4479231A (en) | Method for the production of X-ray images and X-ray television apparatus for carrying out said method | |
US7076027B2 (en) | Fluoroscopic apparatus and method | |
DE69512984T2 (de) | Röntgengerät | |
US7013036B2 (en) | Image sensing apparatus and method of controlling image sensing | |
JP4500101B2 (ja) | X線ct装置 | |
JP2802758B2 (ja) | 眼科画像補正装置 |