JPH01501696A - 液体システム抽気装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 液体システム抽気装置 本発明は液体システムの抽気（ｂｌｅｅｄｉｎｇ）に用いる装置、特に自動車の 液圧ブレーキの抽気に限らず用いることのできる装置に関する。

自動車の液圧ブレーキ　システムにおいては、ブレーキシューまたはパッドにお いて主シリンダーまたはタンクから流体作動ブレーキ　アクチュエーターへの流 体管にエアポットが生ずることがあり、これはブレーキ作動に悪影響を与える。

また、流体システムの流体の品質は時間経過に伴って劣化し、流体を取替える必 要が生ずる。このような状態において、流体をシステムから抽出し、交換し、ま たは流体をシステムに充填する必要があり、および自動車において、抽気弁をブ レーキ　アクチュエーターに設けて流体ブレーキ　システムを抽気できるように している。これまで、流体ブレーキ抽気は抽気弁とブレーキ流体を収容する捕集 客器との間に排出管を取付けることによって達成しており、抽気弁を用いた場合 にブレーキ　ペタルが押圧されて流体が流体管から排出されるように構成されて いる。

この従来の方法では抽気弁を閉じおよびシステムをブレーキ流体で満たすことに よって達成される。しかしながら、この方法は完全に満足するものでなく、エア ポケットがこの方法に適用後でもシステムに残る。

本発明の目的はシステムにおける、特に車両ブレーキにおける流体の抽気を効果 的に、かつ便利に行うことのできる流体システム抽気装置を提供するものである 。

本発明においては、流体システムの抽気に用いる装置を提供するもので、この装 置は第１流体タンクを含む流体圧送手段、および流体を第１タンクから主タンク に圧送することができる上記第１タンクに連結する内端および抽気すべき流体シ ステムの主タンクに供給するのに適応する外端を有する導管および、前記導管を 上記主タンクの流体供給口にシールして嵌着することができるシール手段を支持 する上記導管の外端部分から構成されている。

圧力制御手段を流体圧送手段に設けて圧送流体の圧力を予定値に維持するように するのが好ましい。

圧送手段は加圧空気を上記第１タンクに送給する空気ポンプからなるのが好まし く、圧力制御手段は送給する空気の圧力を制御するようにするのが好ましい、流 体レベル感知手段を、第１タンク内の流体レベルが予定値に落ちる時に、圧送手 段を停止するように設けるのが好ましい、好適例において、シーリング手段は弾 性素子、およびこの弾性素子を膨張または変形するように作用する圧縮手段から なり、これにより弾性素子が上記流体供給口をシールすることができる。

本発明の具体例を本発明による、特に自動車ブレーキの抽気に作用する流体抽気 装置の線図を示す添付図面に基づいて説明する。流体抽気装置Ｂは流体圧送ユニ ット１を含んでおり、この流体圧送ユニットは空気ポンプ２を具えている基板Ｉ Ａ、および導管２Ａを介してポンプ２から加圧空気を受ける第１流体タンク６か らなる。導管２Ａには空気フィルターおよび水分トラップ３、空気圧力計４、空 気圧力制御スイッチ装置１４および一方弁１７が組込まれており、またポンプ２ ０入口には空気フィルター９が設けられている。

ポンプ２は回路Ｃ１を介して電力により供給される電動モーター１０を含んでお り、回路Ｃ１はバッテリー１１の形状の電源を有しており：バッテリー１１への 代わりに回路Ｃ１を車両バッテリーの如き外部電源に差込むことができる０回路 Ｃ２はＣ１に平行に配置し、タンク６の流体レベルにおよび導管２Ａの空気に対 しＣ１についての制御作用を有している０回路Ｃ２はＣ１にソレノイド　リレー 　スイッチ１３を介して連結し、図面に示すように回路Ｃ２はタンク６内のレベ ル感知フロート１５Ａにより作動するスイッチ１５を有しており、更に圧力制御 スイッチ装置１４を回ＩＣ２に連結する０回路Ｃ１は主スィッチ１６および適当 なヒユーズ１２を含んでいる。

排出導管６＾はタンク６の底部の近くに、しかもタンク６のブレーキ流体（液体 ）のレベルの下に延在させ、ブレーキ流体をタンク６からブレーキ主シリンダ− ２５のタンク８に送給するように作用し、上記シリンダー２５はブレーキ流体ア クチュエーター（図面に示していない）に供給するパイプライン２５Ａを有して いる。導管６Ａの最初の部分はたわみ管２４を有しており、また導管６Ａの外端 はクリップ３０によって管２４に取付けでき、かつ導管６Ａの排出端を主タンク ８の流体供給口２６にシールして取付けるように作用するシーリング　アダプタ 装置７の形状をしており；このアダプタ装置７はネジ付き彎曲管２３からなり、 この彎曲管２３は端フランジ　プレート１９．２０と流体供給口２６のアダプタ ７をシールして嵌着するバング１８を変形しまたは膨張する圧縮装置との間に挟 んだテーパー　バング（ｔａｐｅｒｅｄ　ｂｕｎｇＨ８の形状の弾性材料（例え ばゴム）のシーリング素子を支持している。

圧縮装置はベンド２７にネジ込みし、プレート２０に固定するナツト２１からな り、プレー）２０はバング１８とＷ！擦掛合する摩擦面を有しており、ナツト２ １を相対的に取付け、およびカラー２２をネジ付き彎曲管２３に取付けてフラン ジ　プレート１９に衝合し、ベンド２３は大直径のネック部分２７を有している 。アダプタ装Ｗ７は、彎曲管２３をナツト２１に時計回りに回してネジ込むこと によって、流体供給口２６にシールして取付け（彎曲管２３は最初にたわみ管２ ４から離すことができ）、彎曲管のエルボは適当な回転移動することができ、こ のためにカラー２２に固定ナツト２１に向けて移動してバング１８を膨張し供給 口２６に固定しかつシールする作用を生ずる。第１タンク６にはフィルター／安 全圧力解放弁を固定する蓋キャップ５Ａを設け、ポンプ　ユニット１を種々の部 分をケーシングで覆うことができる。

自動車の液圧ブレーキを抽気する装置の作動において、ブレーキ流体アクチュエ ーターの抽気弁を先ず流体タンクに短い管部分で連結し、次いで「開放ｊ状態に 置く、アダプタ７を主タンク８の口２６にタンク８の液体レベルの下の彎曲管２ ７の外端でシールして固定する。タンク６の適当な液体レベルによって、レベル 　スイッチ１５が回路Ｃ２の圧力スイッチ１４のように閉じ、圧送ユニットｌが ソレノイドスイッチ１３を付勢しおよび封鎖することにより主スィッチ１６を閉 じることから開始し、これによって電力がポンプモータ１０に供給される０作動 ポンプ２はフィルター９を通じて空気を引出し、空気を水分トラップ３を介し導 管を通じて第１タンク６に圧送する。ポンプ２は、予定空気圧が°　得られるま で作動を継続し、この段階で圧力スイッチ１４は開放しソレノイド　スイッチ１ ３の減勢を介してポンプ２を停止する。圧力スイッチ装置１４はポンプ２の始動 および停止を制御し空気圧を所望レベルに維持する。装置は、約１５ｐｓｉ　、 好ましくは約２０ｐｓ　ｉ以下の圧力を示す場合にスイッチ１４が開き；圧力が 約１１ｐｓｉに降下する場合にスイッチ１４が閉じるようにセットするのが好ま しい。タンク６の液体レベルＬが所望レベル以下に低下してポンプ２が停止する 場合に、フロート　スイッチ】５が開き、液体レベルが低下する場合にスイッチ １５が自動的に閉じる。一方弁１７はボン空気圧が一定に維持するように配置し 、タンク６の液体の自由面に作用する加圧空気が液体を導管６Ａを介して主タン ク８に送給し、液体圧力を主シリンダ−２５に生じさせてう°イン２５Ａに存在 する液体を抽気弁を介して排出し、ライン２５Ａにブレーキ液体を再充填する。

適当な時に、ポンプユニット１を停止でき、抽気弁を閉じ、抽気装置Ｂと使用す るために配置した車両ブレーキ　システムを取り去くことができる。

従来のブレーキ抽気方法と比べて、本発明の装置を用いるブレーキ抽気ではブレ ーキ　ペタルを押圧する必要がなく、この結果として極めて厳格で、正確で、有 利に抽気操作を行うことができる。また、上述において装置Ｂを車両ブレーキ　 システムの抽気について記載しているが、装置を他の流体システムの抽気に利用 することができる。勿論、ポンプ　ユニット１およびアダプタ装置７を異なる状 態に変形することができる０例えば、アダプタの部分２７にはナツト２１を設け 、彎曲２３にネジ込みナツト２１の方に軸方向に移動することができ、これによ りバングは膨張し、バング１８の側面膨張のために管２４からアダプタ７を難す 必要がなくなる。

国際調査報告 ；Ａ’ＮＥＸ　：ロ　７：　：Ｎ：：Ｑ：入：：ｃコニλＬ　ＳＥ？；：ＨＲＥ ＦＥＲτ　Ｃ＞＋

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．流体システムの抽気に用いる装置において、第１流体タンク（６）を含む圧 送手段（１）、法体を第１タンク（６）から主タンク（８）に圧送することがで きる前記第１タンク（６）に連結する内端および抽気すべき流体システムの主タ ンク（８）に供給するのに適応する外端を有する導管（２４）、および前記導管 （２４）を前記主タンク（８）の流体供給口（２６）にシールして嵌着すること ができるシーリング手段（１８）を支持する前記導管（２４）の外端部分から構 成してなることを特徴とする流体システムの抽気用装置。 ２．流体圧送手段（１Ａ）に圧力制御手段（１４）を設けて圧送流体の圧力を予 定値に維持するようにした請求の範囲第１項記載の装置。 ３．圧送手段（１Ａ）は加圧空気を前記第１タンク（６）に送給する空気ポンプ （２）からなる請求の範囲第２項記載の装置。 ４．圧力制御手段（１４）が供給空気の圧力を制御する請求の範囲第３項記載の 装置。 ５．流体レベ感知手段（１５Ａ）を設け、第１タンク（６）における流体レベル が予定レベルに降下する場合に圧送手段（１Ａ）を停止するように作動するよう にした請求の範囲第１〜４項のいづれか一つの項記載の装置。 ６．シーリング手段（１８）は弾性素子および該弾性素子を膨張しまたは変形す る圧縮手段（２１，２７）からなり、前記素子が前記法体供給口（２６）をシー ルできるようにした請求の範囲第１〜５項のいづれか一つの項記載の装置。 ７．弾性素子がテーパープラグからなる請求の範囲第６項記載の装置。 ８．前記導管（２４）が締付け手段（３０）によって前方の導管部分に連結する 金属管形状の出口部分（２３）を有し、前記弾性素子が前記出口部分（２３）に より支持される請求の範囲第６または７項記載の装置。 ９．前記流体圧送手段（１）はこの手段（１）のポンプ（２）を駆動するように 作用する電気回路手段（Ｃ１，Ｃ２）を含み、前記圧力制御手段（１４）を前記 電気回路手段（Ｃ１，Ｃ２）に連結する請求の範囲第２項記載の装置。 １０．前記流体感知手段（１５Ａ）を前記電気回路手段（Ｃ１，Ｃ２）に付加的 に連結する請求の範囲第５および９項記載の装置。