JPH01501065A - 創傷治癒を刺激するための製剤、該製剤の使用方法及び製造方法 - Google Patents

創傷治癒を刺激するための製剤、該製剤の使用方法及び製造方法

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JPH01501065A JP62506693A JP50669387A JPH01501065A JP H01501065 A JPH01501065 A JP H01501065A JP 62506693 A JP62506693 A JP 62506693A JP 50669387 A JP50669387 A JP 50669387A JP H01501065 A JPH01501065 A JP H01501065A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 創傷治療を刺激するための製剤、該製剤の使用方法及び製造方法 本発明は哺乳動物(ヒトも含む)の創傷治癒を刺激するための製剤、並びにこの 製剤の使用方法及び製造方法に係わる。
「創傷治癒の刺激」とは、本明細書では、治癒の傾向を示さない創傷に治癒プロ セスを開始させるような処置及び治癒し始めた創傷をより速く治癒させるような 処置をとること、又は治癒の最中又は完治後の機能的結果を外形的側面から見て より良い状態にするような処置をとることを意味する。創傷治癒の刺激は、例え ば傷の感染、血流妨害、細胞毒もしくは種々のステロイドによる治療のような様 々な否定的要因によって自然治癒が遅いが又は困難な場合、あるいは患者が正常 な創傷治癒を妨害する慢性障害にががっている場合、例えば患者が老齢、癌又は 重度の栄養失調を引き起こす病気−例えば腸の慢性炎症状態、体に多数の傷を負 ったために生じる状態(いわゆるPolytrauma患者)及び他の類似の状 態−のために長い間寝たきりになっている場合には特に重要である。
創傷治癒を刺激する因子は既に明らかにされており、例えば表皮増殖因子(EG F)、血小板由来増殖因子(PDGF)(GroLendorst、 J、Cl 1n、InvesL、 76:2323−.1985)及び細菌内毒素(Hun t他、 5urBery 96:48−.1984)がある、これらの因子は、 組織培養細胞において細胞分裂を促進することが知られている。 EGFは最初 、その効果をin vivoで実験的に調べた時には、有望な創傷治癒刺激剤と 考えられた。しかしながら、確立されている創傷モデルを用いて実験を繰り返す うちに、創傷治癒刺激効果を得るためには用量を比較的多くしなければならない ことが判明した。 Bacley他(Proc 、Nat 、^ead、Sci 、US八 82ニア340−7344. 1985)は、 EGFの用量を5〜 10ρg/日にすると創傷治癒が刺激されると報告している。Laato他(^ nn、surg、203:379−81.1986)は、治己プロセスを刺激す るためにはEGFの用量を0.2ug1日以上にしなければならないと述べてい る。一方、細胞培養では1〜10ng/蒙1の濃度でPDGF及びEGFの双方 が活性を示す、!!L近ではBarbu l他(J、Surg、Res、 4. 0:315−9.1986)が、1nter−Ieukin(IL2)による系 統的治療が創傷治癒を刺激する上で有効であり得ると報告している。このように 、治癒を刺激するために成る種の因子を傷に投与できることは良く知られている 。このような薬剤を局部的に投与する場合には、量を比較的多くしないと効果が 得られない。
また、少量の生育可能な細菌、例えばブドウ球菌属、大腸菌属及びシュードモナ ス属が、コラーゲンの形成を促進するという理由から、創傷治癒に有利な効果を もたらし得るということも知られている(Carrel^、、J、Exp、Me d、 34:425− .1921; Oloumi M、他、、Surg、G ynecol、0bstetr、145ニア02−.1977;及びLaato  M、他、、^eta Chir、5cand、 151:313−8.198 5)、細菌に由来し細菌毒素を含む種々の複合組成物が同様の効果を有し得るこ とも既に知られている(例えば培養培地の枦液、 Beck他1.^eta B iol、Med、Cer、 13:343−50゜1964、及びFicai、 Chemical Abstracts 43(1949) 8434m参照) 、US−^−4,604,234には、in vitro実験の結果コレラ毒素 が表皮細胞増殖に類似の効果を及ぼし得ることが判明したと記述されている(G reen、 Ce1l 15:801−11.1978も参照のこと)、このよ うな実際に得られる有利な効果が、どの特定細菌物質によって生じるのか、又は そのためにこれらの物質がどのように協働し得るのかという点はこれまで不明で あった0本発明では、免疫刺激能力(immunostimulantcapa city)をもつ細菌外毒素が創傷治癒刺激剤として作用し得ると考え、これら の物質がEGF、即ちこれまで最も有望な刺激剤の1つと考えられていた物質の 内の1つより遥かに効果的であり得ることを本明細書で証明する。
外毒素の薬剤としての使用を示唆する結果は既に公表されている(H1avay ov&及び5ved、Neoplasma 30:66フー80,1983;M ueller他、、Zentralbl Bakteriol Mikrobi ol Hyg、^bt 10rig^252ニア4−82.1982.日本国特 許抄録JP 56−29518;US−^−4,285,931及びUS−^− 3,882,233)。
本発明の主な目的は、創傷油圧の促進、特に創傷の局部的治療及び局部的投与を 行うためのより良い手法(方法)及び手段(組成物)を提供することにある。I !能的結果に関しては、結合組織の増殖を高めることを主な目的とする。
本発明の組成物は活性物質として免疫刺激性細菌外毒素(IBE) (免疫刺激 性をもつ細菌外l!素フラグメントも含む)を、創傷治癒を刺激するが毒性は示 さない量で含む、最も広い意味で言えば、本発明ではIBIあらゆるタイプの創 傷治癒の刺激に使用する。「創傷治癒を刺激するが毒性は示さない」量というの は、創傷治癒刺激効果の必要性との関係で許容し得る程度の毒性しか示さないよ うなIBE量を意味する。
本発明の組成物では、使用する外毒素が同一原料源から得らhる他のタンパク質 に対して実質的に純粋な状態で、即ち当該外毒素を産生じた細菌の他のタンパク 質を実質的に含まない状態で存在する。実質的に純粋であるとは、通常、当該外 毒素の量が前述のごときタンパク質を含めた全体の90%(w/w)以上に及ぶ ことを意味する。
本発明で使用とする外毒素は、治療すべき哺乳動物の体内で例えばγ−インター フェロン及びIL2のようなリンホカインの形成を誘発できるという意味で、及 び/又は細胞分裂を誘発できる(即ちマイト−ジエン活性を有する)という意味 で免疫刺激性である。リンホカインの形成は創傷治癒刺激にとって極めて重要で ある。リンホカインは必ずペプチド構造を有し、場合によってはこの構造に炭水 化物構造及び/又は脂質構造が結合していることもある。リンホカインの分子量 は概して5000ダルトンを上回る。現在有効なデータに基づいて判断すると、 本発明で使用するのに最も適したIBEは免疫刺激性と毒性の両方を備えたタイ プのIBEである。但し、非毒性であるが免疫刺激性は有するIBEフラグメン トが実際に好ましい物質であると判明する可能性は極めて高い0分子構造の点か らいえば、好ましい外毒素は分子内ジスルフィド結合によってループを形成する 1っのポリペプチド鎖で構成されるが、又は分子間ジスルフィド結合によって互 いに結合した2つのポリペプチド鎖で構成される(後者の場合には、2つの鎖が 前記ループの1つ以上のペプチド結合のタンパク質分解による切断の結果として 生じたものであり得る)。
好ましい外毒素の具体例としては、腸に作用する外毒素即ちエンテロトキシン、 特に単球菌がらの毒素、例えばブドウ球菌エンテロトキシンA、B、C,D及び E (SE^、SEB、SEC,SED、 5EE)、並びに他の細菌に由来し 且つ類似の性質をもつ外毒素、例えば連鎖球菌からの外毒素が挙げられる。
種々の細菌外毒素、特にエンテロトキシンの詳細については、Bergdoll  U G (The 5taphy!ococei、 Wiley−1nter −science、 New York、301−331.1972)を参照さ れたい。
免疫刺激性のみを有するフラグメント(及び誘導体)を得るべく、前記外毒素を フラグメント化(fragmentation)及び誘導体化(derivat ization)できることは良く知られた事実である(Spero L、他、  J、Immunol、 122:1285−9.1979及びJ、Biol、 Chem、 250:5026−32,1985;並びにNo5kova V、 P、他。
Int、J、Bioehem、 16:201−6.1984参照)0本発明は 、免疫刺激性を利用して創傷治癒を改善するという思想に基づくことから、外毒 素の免疫刺激性フラグメント及び誘導体にも所与の外毒素又はそのフラグメント が本発明で有用であるか否かを決定するためには、マイト−ジエン活性、IL2 及びインターフェロンのようなリンホカインの誘導、及び創傷治癒刺激の研究に 適した種々のモデルを使用して当該外毒素又はフラグメントを調べればよい、マ イト−ジエン活性は被検外毒素に暴露しておいた培養リンパ球中でのDNAチミ ジンの取込みによって分析できる。また、インターフェロン及びIL2の誘導は 、同様に暴露処理した培養リンパ球からの上澄み中でのインターフェロン活性及 びIL2活性によって分析し得る(例えば、No5kova V、P、他、、I nt、J、Bio−che−、16:201−6.1984参照)0例えば本明 細書の実施例に記載のごとき標準化実験創傷モデルを使用すれば、当業者は特定 の哺乳動物に関して外毒素又はそのフラグメントによって得ることのできる創傷 治癒刺激効果を簡単に評価することができる。 本発明において重要性を有し得 る外毒素の中には市販のものもあるが、値段ががなり高い、SE^、SEB、S EC,SED及びSEEはToxin Teehnology、 Madiso n、 Ili、 USAから市販されている。毒素及びその創傷治癒刺激性フラ グメントを大量生産する可能性は、組換えDNA技術の導入以来著しく増加した 。
ここで問題にする外毒素はしばしば毒性が高い、従って、これらの外毒素を本発 明によって投与する場合には、過剰な毒性効果°を伴わずに傷が活性物質と(好 ましくは長時間にわたって)接触できるようなタイプの組成物を使用することが 肝要である。正確な用量を簡単に得ることができるように、活性物質は適当なベ ヒクル中に混入し、それによって希釈するのが普通である。このベヒクルは例え ば創傷治癒プロセスに適したpll、即ちp!(4,5〜8、好ましくはpH5 〜8.0に調整された生理学的緩衝水溶液の形態を有し得る。
活性物質は水溶性又は水不溶性のベヒクルに混入してもよい、この種の適当なベ ヒクルは例えば、水を吸収できる種々の親水性高分子材料である。その具体例と しては、ガーゼの包帯、圧布、及び傷ついた組織の治療に有用であり且つ使用さ れている種々の吸水性の層が挙げられる(例えばCB−^−2,048,292 参照)、極めて適切な材料の1つは、水と接触した時に少しだけ膨張してばらば らのゲル粒子になり得る粒状の水不溶性高分子化合物である。これらのタイプの 材料は以前から創傷の手当に使用されており(GB−^−1゜454.055) 、更にはゲルクロマトグラフィー及びアフイニテイクロマ1−グラフィーのキャ リヤー相としても使用されてきた。これらの親水性粒子は通常は、アミン及び/ 又はヒドロキシル含有ポリマー、例えば不溶性デキストラン誘導体、セルロース 、澱粉、アガロース等のごとき不溶性形態の多糖;不溶性形態の重合したモノ、 ジもしくはオリゴ糖;又は同様に重合した糖アルコールからなる。前記ポリマー は任官に架橋結合し得、あるいは共有結合したイオン交換基。
疎水性基又は親水性基を含み得る。この種の誘導体化は所与の基本ポリマーに、 所期の目的にとって望まし0特定の物理的及び化学的特性を付与する上で効果的 であり得る。
活性物質はまた、リポソーム形態で混入することもできる。
特に有利なベヒクルとしては、例えばヒアルロン酸のような、水によって高粘度 溶液を形成する水溶性ポリマーをベースとするベヒクルが挙げられる。
不溶性ベヒクルとしては、毒素をゆっくり又は遅延モードで放出せしめるような ものを使用するのが適当である。
その場合には毒素が、傷の中に存在する酵素例えば加水分解酵素によって切断さ れ得る結合を介してベヒクルに共有結合し得る。成る種の不溶性ベヒクル、例え ばポリアセテート、ポリグリコレート及び澱粉からなるベヒクルは再吸収性であ り、このような再吸収の結果として結合毒素をゆっくり放出するため、適当なも のである。活性物質はまた、ベヒクルからの拡散が阻害されるように物理的に封 入することもできる0例えば、不溶性ポリマーの架橋結合又は他の適当なタイプ の誘導体化は、ポリマー中に含まれた物質の拡散を低下させる手法として良く知 られている。
本発明で使用する組成物は乾燥状態、例えば流動自在な乾燥粉末、乾燥スポンジ 又は乾燥圧布の形態な有し得る。
粒状ベヒクルは種々の公知の懸濁タイプ軟膏基剤中に懸濁し得る(例えば水中油 軟膏、油中水軟膏及び油性軟膏)。
本発明の組成物は必ず滅菌状態にある。この滅菌状態は組成物を滅菌出発材料か ら無菌製造するか又は製造後に滅菌処理することによって得られる。
前記組成物を製造するための本発明の方法では、IBEを前述のベヒクルの1つ と混合するか、結合するか、その中に封入するか、又は別の方法で混入し、その 結果得られた生成物を所望であれば前述のごとき適当な形態に変換する。
前述の説明から明らかなように、本発明の重要な特徴の1つは、組成物が活性物 質(IBE)を患者の免疫システムに対して可溶性の形態で提供し得ることにあ り得る。
本発明の組成物中のIBE量は、使用する特定のIDEとこれを適用すべき創傷 の種類とに応じて変化し得る。そのために考慮すべき重要な性質は、(1)IB Eの創傷治癒能力(原則として創傷治癒能力が高ければ濃度を低くできる)、及 びなり、従って毒性の高いIBEは希釈度の極めて高い状態で、又は極めて正確 に限定された放出速度をもつ形態で組成物中に存在させなければならない)の2 つである。本発明の組成物は一般的には油力刺激IBEを約5%(w/−)より 低い濃度で含む。
本発明の創傷治癒刺激方法では、創゛傷を有効量の選択した特定IBEと公知の 方法で接触させる。IBEは所期の目的に適した前述タイプのベヒクルに混入さ れているのが好ましい。その後、十分な時間をおいた後で過剰IBE(+残留ベ ヒクル)を除去する。この処理は必要に応じて繰り遅し得る。
以下、被限定的実施例を挙げて本発明をより詳細に説明する。
去」1倒」− ゛、の11 A、 ウシ血清アルブミンを0.5%(w/w)含む滅菌したDulbecco のリン酸塩緩衝食塩水(PBS)10n+l中に、10.gのSE^(Toxi n Technology Inc、、Maclison)Ii、、USA)を 無菌状態で溶解する。この溶液は少量アリコート分に分割してもよいが、手製液 として使用することもできる。
B、(A)と同様に、0.219gのSE八を20m lのHca l on  O(分子量3.5±0.5x 10’ダルトンのヒアルロン酸1%w/w、Ph armaeia^B、 Sweden)中に溶解する。この溶液も、少量アリコ ート分に分割して例えば使い捨て注射器に入れるか、又は手製液として使用して よい。
東]1阻」− Niinikoski、Heughan及び)lunt(Surg、Gynec ol、0bstet。
1971、133:1003−1007)の方法で、ラットの標準化実験創傷モ デルを用いて創傷治Eの刺激効果を調べた。以下はこのモデルの簡単な説明であ る。
A、SE^ ン容 による1 の゛療 回復組織の誘発基材としてセルローススポンジを使用した。この材料を長さ4〇 −輪画径10mの円柱状断片に切断し、その中央に直径3IIIfflのトンネ ルを設けた。W径10IIII、厚さ2−―のシリコンゴム円板を前記スポンジ 断片の両端に縫い付けて安定した中空体を形成した。これらの円筒体を生理食塩 水中で30分間煮沸して滅菌し、厳密に無菌の方法で皮下移植した0体重230 〜250u)オスSprague−Dwaleyラットをエーテルで麻酔処理し 、体の中央線の後下方部分に4cmの切り込みを入れた。各ラットの皮下にスポ ンジ円筒体を長手方向に移植した。合計24匹のラットを4つのグループに別け て検査した。対照グループには溶媒(リン酸塩緩衝食、塩水中0.1%のウシ血 清アルブミン、前記中央トンネル内に0.05m1/日)のみを投与した。1つ のグループには前記溶媒に50ng/日のブドウ球菌エンテロトキシンAを加え たものを投与した。1つのグループにはIong/日のブドウ球菌エンテロトキ シンAを投与した。残りの1つのグループには2B7日のブドウ球菌エンテロト キシンAを投与した。移植から7日後にラットを殺した。 2ng/日のブドウ 球菌エンテロトキシンAを投与したラットのうち2匹は手術中に死亡したため、 このグループでは4匹のラットしが残らながった。移植片を周囲の組織から切り 離し、シリコンゴム円板を除去した。結合組織の量をヒドロキシプロリンの量に よって評価した。
同様の方法でEGFの効果を3つの濃度レベルで調べた。
結」し 対照 1.16±0.26(n=6> 100%±22%SE^、50ng/日  3.02±0.67(n=6) 260 th58%SE^、10ng/日  4.37±0.70(n=6> 377 =58%SE^、2B7日 3.46 =0.55(n=4) 298 ±33%EGF、0.2.. 135 ±5% EGF、tug 170 ±14% EにF、hg 197 124% これらの結果の要約すると、創傷油圧はブドウ球菌エンテロトキシンAを2〜5 0ng/日の用量で投与した場合に著しく刺激される。このブドウ球菌エンテロ トキシンAは、かつて大変有望視された治色刺激剤であるECFの約103倍の 力価を示している。
B、 ベヒ ル に さ たSE^に 、の°療第2回目の実験では前述と同じ 創傷モデルを使用して、1%(w/w)ヒアルロン酸<Flealon @、平 均分子量4xlO’ダルトン、Pharmacia AB、LIppsala、 Sweden)1.Osl中にSE^を10ng、50ng又は1100nのい ずれかで溶解した溶液により10匹の動物を処理した。対照動物にはSE^を含 まないRegion (”又は生理食塩水を同量投与した。処理は移植後に1回 だけ行った。7日後に動物を殺してスポンジを取り出し、顕微鏡で調べた。その 結果、SE^で処理した動物では癲痕組織が対照動物より広い範囲にわたってス ポンジ内に形成されていた。
火」口外」− 一インターフェロンの中 による1 ′戸 、の抑免疫刺激が外毒素に関して発 見された効果を得るための必須粂件であることを示すために、前述の実験モデル を用いて21匹のラットを調べた。これらの動物うち7匹は食塩水で処理し、7 匹はSE^で処理しく10ng/日で7日間)、残りの7匹にはSE^(10n g/日で7日間)の他に、最初の4日間だけ抗うットγ−インターフェロンモノ クローナル抗体も投与(4hg/日を局部的に)した。
10ng/日のSE^だけで処理したラットは食塩水で処理したラットと比べて 160%の創傷治癒率を示し、抗γ−インターフェロンも投与したラットは94 %の創傷治癒率を示した。
この結果は、リンホカインの形成が本発明にとって極めて重要であることを意味 する。
本発明の特徴は、本明細書の一部分をなす請求の範囲から明らかであろう。
I際調査報告 ―#げ−111−轟e*+、、++、+IIL Pこτ/S三ε71005:2 h+t−−陶IAttl−榊MIl@、PCT/SE87100502

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.創傷を治癒するのに有効な量の免疫刺激性細菌外毒素を実質的に純粋な状態 で含むことを特徴とする創傷治癒刺激組成物。
  2. 2.外毒素がエンテロトキシンであることを特徴とする請求の範囲1に記載の組 成物。
  3. 3.外毒素がSEAのようなブドウ球菌エンテロトキシンでることを特徴とする 請求の範囲1又は2に記載の組成物。
  4. 4.創傷治癒処理において公知の方法により、免疫刺激性細菌外毒素を実質的に 純粋な状態で且つ創傷治癒を刺激するが毒性は示さない量で投与することを特徴 とする、哺乳動物の創傷治癒を刺激する方法。
  5. 5.外毒素がエンテロトキシンであることを特徴とする請求の範囲4に記載の方 法。
  6. 6.外毒素がブドウ球菌エンテロトキシンであることを特徴とする請求の範囲4 又は5に記載の方法。
  7. 7.エンテロトキシンがSEAであることを特徴とする請求の範囲4から6のい ずれかに記載の方法。
  8. 8.創傷治癒刺激因子として使用するための免疫刺激性細菌外毒素。
  9. 9.創傷の治療処理に使用するための医薬組成物の製造における免疫刺激性細菌 外毒素の使用。
JP62506693A 1986-10-28 1987-10-28 創傷治癒を刺激するための製剤、該製剤の使用方法及び製造方法 Pending JPH01501065A (ja)

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