JPH01500910A - 紫外線を吸収する縮合重合体組成物およびそれを用いた製品 - Google Patents
紫外線を吸収する縮合重合体組成物およびそれを用いた製品Info
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- JPH01500910A JPH01500910A JP62506119A JP50611987A JPH01500910A JP H01500910 A JPH01500910 A JP H01500910A JP 62506119 A JP62506119 A JP 62506119A JP 50611987 A JP50611987 A JP 50611987A JP H01500910 A JPH01500910 A JP H01500910A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
紫外線を吸収する縮合重合体組成、物およびそれを用いた製品本発明はLIV
(紫外線)遮断性をもたせるために重合体中にUVを吸収するある種のメチン化
合物を反応させたポリエステル型およびポリカーボネート型重合体を含む縮合重
合体に関する。
自然光の重要な波長領域である約250〜390na+の光をすべて透過する透
明なプラスチック容器に入れると、例えば果汁、ソフトドリンク、ワイン、食品
、化粧品およびシャンプーのような製品はUvによって悪影響を受けることが多
い。本発明に係る化合物を用いれば、このような有害な波長を吸収して内容物た
る製品のUVによる劣化を軽減あるいは防止する重合体容器を製造することがで
きる。
さらに、本発明の重合体組成物には、通常のポリエステル染料およびその他の顔
料、充填剤、増白剤やこれらに類するもののように添加物を混合してもよくしか
もメチン化合物がUv遮断性を有するためにこれらのポリエステルおよび染料は
十分に安定化されるという利点がある。
本発明に係る化合物は熱的に安定であり、重合体の製造および加工時の温度で昇
華せず、光に対して堅牢であり、重合体から抽出され得ない、このため本発明の
重合体は、該化合物が内容物を汚染し得ないので、飲料用びんや食品、薬剤、化
粧品の容器として使用するのに特に適している0重合体中のメチン化合物の全濃
度は約1.0から約5.000ppm、好ましくは2.0から1 、5009P
IIであるのが効果的である(縮合重合体百方重量部に対するメチン化合物の重
量部)。
本発明の重合体は、線状かつ熱可塑性で内部粘度が約0.4から約1.2の成形
用または繊維用の重合体である。また本発明の重合体は、酸部分が少なくとも約
50モル%のテレフタル酸残基からなり、グリコール部分が少なくとも約50モ
ル%のエチレングリコールまたは1,4−シクロヘキサンジメタツール残基から
なり、さらに合計約2から1 、500ppmの一種または二種以上の反応した
メチン化合物を含むポリエステルであるのが好ましい。
本発明に従って以下に定義するある種のUV吸収メチン化合物を縮合重合体と反
応させれば、通例約320nmから約380nmの範囲内に最大吸収を有するU
V吸収性または可視光線吸収性を該重合体にもたせることができる。そのUV吸
収メチン化合物は約200から約600の分子量を有する化合物であるのが好ま
しいが、これ以上の分子量を有するメチン化合物を用いても効果はある。
これらのメチン化合物には水酸基または重合体の積上または鎖中に縮合する酸ま
たはエステル基が存在する。上で述べたように、これらのメチン化合物は重合体
の加工条件下では熱的に安定である0例えばポリ(エチレンテレフタレート)お
よびポリ(エチレンテレフタレート)とポリ(1,4−シクロヘキシレンジメチ
レンテレフタレート)との共重合体のようなポリエステルを製造する時には約3
00°C以下の温度で重縮合するが、かかる条件下においても、これらのメチン
化合物は熱的に安定である。
本発明を組成物として明確に具体化して明らかにする。該組成物は、式:
〔式中、Xはヒドロキシ、カルボニル、アルコキシカルボニル、置換アルコキシ
カルボニルまたはアシルオキシであり;Yはシアノ、カルバミル、置換カルバミ
ル、アリール、アシル、アルキルスルホニル、置換アルキルスルホニル、フェニ
ルスルホニルまたは置換フェニルスルホニルであり;Rは−アルキレンー〇−ア
ルキレン−1−アルキレン−3−アルキレン−1−アルキレン−N(−SO□ア
ルキル)−アルキレン−1直鎖または分枝アルキレンまたは置換基Xで置換され
た該アルキレンであり;そしてRoは水素であるかまたはアルキル、アルコキシ
およびハロゲンから選ばれるlから3個の基である〕で表わされ、約320nm
から約380nmの範囲内に最大吸収(λ+5ax)を有し、重合体から抽出さ
れ得すかつ重合体の製造および加工条件下で安定である一以上の化合物を、合計
1.0から約s、oo。
ppm重合体内に反応させである成形用または繊維用の縮合重合体を含む、該化
合物中の種々のアルキル部分およびアルキレン部分は1から20個の炭素原子か
らなるが、その中でも1から8個の炭素原子からなるものであるのが好ましい。
該組成物の中でも好ましいのは、Xがヒドロキシ、アルコキシカルボニルまたは
ヒドロキシル、アルコキシまたはハロゲンで置換されたアルコキシカルボニルで
あり;Rが炭素数1から8のアルキレンであり;R3が水素または炭素数1から
8のアルコキシであり;そしてYがシアノ、カルバミル、アルキルカルバミルま
たはアルキルスルホニルである上式のメチン化合物が反応している成形用または
繊維用ポリエステルを含む組成物である。
最も好ましいポリエステル組成物は、式:で表わされる化合物の反応残基を約1
00から約800pps+含むものである。
本発明に係るメチン化合物の非抽出性を以下のようにして検討した。
狛1Fとシ漿
抽出は全てガラス容器中で行い、また溶媒は全て蒸留したものを用いた0時間条
件および温度条件は後に記載する通りである。試料は21びんの円筒側壁部から
切り出してlへインチ×を除去するために全試料を冷溶媒で洗浄した後、該試料
を200d溶媒/100in”表面積(2d/in”)で浸漬した。
重合体を浸漬しないブランクの溶媒についても同一の条件下で抽出を行った。ま
た、はとんどの場合、試料を抽出しスパイクして二度分析を行った。
並血矢住
1、水 室温の試料を溶媒に加えて、250″Fで2時間加熱した。
その後、試料の半分を分析し、残りの半分を30日間120下のオープン中に入
れた。
2.00エ ノール 室温の試料を室温の溶媒に加えた後、120下のオーブン
に入れ24時間後および30日後に分析した。
3.会1久l 室温の試料を室温の溶媒に加えて、150°Fで2時間加熱した
。その後、試料の一部を室温まで冷却して分光光度分析し、残りの試料は30日
間120°Fに保った後分析した。
4、分析技術および分析器具は、重合体から抽出されたメチン化合物の量を決定
するのに適したものであればいかなるものであっても良い。
本発明に係るメチン化合物の抽出性は本質的にないことが判明した。
本発明では、一種または二種以上のジオールおよび一種または二種以上のジカル
ボン酸から通常の技術によって製造される種類のポリエステルがメチン化合物と
の反応に有効である。そのようなポリエステルの典型例が開示されている文献、
例えば米国特許第4.359,570号等は本明細書の一部に含まれるポリエス
テルのジオール成分は、例えばエチレングリコール、1.4−シクロヘキサンジ
メタツール、112−プロパンジオール、1.3−プロパンジオール、1.4−
ブタンジオール、2.2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、1.6−ヘキ
サンジオール、1.2−シクロヘキサンジオール、1.4−シクロヘキサンジオ
ール、1.2−シクロヘキサンジメタノール、1.3−シクロヘキサンジメタツ
ール、X、8−ビス(ヒドロキシメチル)−トリシクロ(5,2,1゜0〕デカ
ン(ここでχは3.4または5である)、例えばジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、ジプロピルグリコール、トリプロピレングリコールおよびこ
れに類するもののように鎖中に一または二基上の酸素原子を有するジオールの中
から選択される(これらのジオールの脂肪族部分の炭素数はそれぞれ約2から約
18であるが、その中でも2から12であるのが好ましい)、環状脂肪族のジオ
ールは、その立体配置がシス、トランスのいずれであっても、また両者の混合物
であっても用いることができる。
ポリエステルの酸成分(脂肪族、脂環式または芳香族ジカルボン酸)は、例えば
テレフタル酸、イソフタル酸、1.4−シクロヘキサンジカルボン酸、1.3−
シクロヘキサンジカルボン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸
、1.12−ドデカンニ酸およびこれに類するものの中から選択される。ジカル
ボン酸はジメチルエステル、ジエチルエステルまたはジプロピルエステルのよう
な官能性酸誘導体を重合体の製造に用いるのが好ましいことが多い。また、これ
らの酸は無水物にして用いることもできる。
本発明に係る好ましい共重合体を、飲料用吹込成形びんまたは容器、食品用成形
容器やこれに類するものの製造に用いれば特に有効である。即ち、共重合体を適
切に熱硬化し成形した製品は薄肉剛性が良くて透明度が高く、かつ水や特に二酸
化炭素や酸素のような大気に対する遮断性に優れており、さらに100°C以下
の温度で安定な色あい、内部粘度、熱変形性あるいは「ホットフィル」を備えて
いる。
「ホットフィルJ安定性を有する製品用としては、十分に熱硬化されかつ望まし
い結晶度を与える周知な方法によって配向させポリ(エチレンテレフタレート)
およびこれを約5モル%以下の1,4−シクロヘキサンジメタツールで改質した
重合体を含有するポリエステルが最も好ましい、規定温度の液体を重合体で製造
された容器に充填したときにその容器の体積変化が2%以下であるとき、該重合
体は規定温度で「ホットフィル」安定性を有すると定義される。特殊な用途を有
する吹込成形用飲料びんには内部粘度が0.65から0.85で、Tgが70よ
り高(、びんから切り出したフィルム断片が1.5から2.5g、m11s/1
00in”−24hrsの水蒸気透過速度を有し、二酸化炭素透過性が20から
30cc、5ils/100in”−24hrs−ateであり、酸素透過性が
4から8 cc、a+ils/100in”−24hra−ata+であるポリ
エステルを用いるのが最も好ましい。
ここでTgは走査速度20″C/分の示差走査熱量計で測定し、酸素透過性はミ
ネソタ州エリクリバーのモダンコントロールス社じ(モダンコントロールス社の
MOCON PERMATRAN CIIの標準操作手順に従って測定したもの
である。
本発明に係るメチン化合物■の合成について、下記の実施例で説明する。メチン
化合物Iの一般的な合成通路は次の通りである。
p−ヒドロキシベンズアルデヒド■は塩基の存在下でIII (Z−クロル、ブ
ロモ、ヨードまたはフルオロ)によってアルキル化され中間体のアルデヒド■と
なる0次いでこのアルデヒド■はタネベナゲル反応の条件下で活性メチレンVと
反応してIを与える。■と■とは例えば水酸化ナトリウムのような塩基1当量を
含む水中で反応させるのが通常便利である。中間体のアルデヒド■と活性メチレ
ンVとの反応の溶媒としてはメタノール、エタノールおよびイソプロパツールの
ような低級アルコールが便利である。ピペリジン、酢酸ピペリジン、酢酸ナトリ
ウムおよびピリジンのような塩基はIを生成する縮合反応を促進する効果がある
6本発明の実施について、さらに以下の実施例で説明する。
1崖■上
バニリン(15,2g 、 0.01wuaol) 、水(70d)および水酸
化ナトリウム(5,0g、 0.0125mmol)を混合し溶解するまで数分
間攪拌した。この溶液に2−クロロエタノール(9,7g、 0.012mmo
l)を加え、反応混合物を加熱して16時間還流した後冷却した。この反応混合
物を濾過することによって固体生成物を分離し、これを水洗、乾燥した後、トル
エンで再結晶した。4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−メトキシベンズアル
デヒドの収量は13.0gであった(理論収率は69.9%)。
4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−メトキシベンズアルデヒド(0,98g
、0.005+nmol)、α−シアノ−N 7 エニJL/ 7 (Fドア
ミド(0,80g 、 0.005mmol)、エタノール(15d)およびピ
ペリジン(3滴)を混合し加熱して1時間還流した後冷却した。
濾過することによって固体生成物を分離しこれをエタノールで洗浄して空気乾燥
することによって淡黄色の2−シアノ−3=(4−(2−ヒドロキシエトキシ)
−3−メトキシフェニル〕−N−フェニル−2−プロペンアミンが得られた(収
量1.0g)。
この化合物は長波長のUVを照射すると蛍光を発し、塩化メチレン溶液のUv吸
収スペクトルは359nmに最大吸収を有する。
次の表は、本発明の新規な重合体組成物の製造に用いうる実施例1以外のメチン
化合物の実施例をまとめたものである。これらの化合物は実施例1の手順に従っ
て合成され表中に示す構造を有するものと固定される。
2 0H−CHzCHz−HCN
3 0H−CHzCHz−HC0NHz4 0H−CHzCHz−HC0NHC
Js5 01(−CHtCHz−H5(hCh6 0H−CHzCHzCHz−
H5OzCbHs7 0H−CHgCHzCHzCHt−H5OzCaHt−n
8 0H−CHzCH(CHs) −HC0NHCtHs9 0H−CIbCH
tOCHzCHz−HC0N(CHz) tlo 0R−CHzCHtSCHt
CHt−HCON (CHs)CJsll 0H−CHtCHtCHt−HC0
NHCJ++1茄亘 X RRY
120■ 〜CHzCHzN(SOx HC0C6HsCHs)C1hCHz−
140H−CHzCHz−3−OCL C0C6H5150H−CIhCHz−
3−OCH3CN16 0H−CHzClh−3−OCRs 5OzCHs17
0H−CHzCHt−3−OCHs 5OzCbHs18 0H−CHzCH
z−3−OCHs 5OzCJ4−o−Cl19 0H−CHtCHz−3−O
CH35OzCbHa−p−CHs20 0H−CHzCHz−3−OCHs
5OZC6H4−0−Cl21 0H−CHzCHz−3−OCRs C0NH
CJa−P−CHs22 0H−CHzCHz−3,5−di−OCH3CN2
3 0H−CHzCIh−3−OCHs C0N)lcJ*−2−OCRs−5
−So□NHCHzCHzOH
240H−CHzCHz−3,5−di−OCHs C0NHCJs25 0H
−CHzCHz−3,5−di−OCHz SOgCzHs26 0H−C)t
zC)iz−2,5−di−CHs CN’27 0H−CHzCHz−3−C
Nコ C0N)I!28 0H−CHzCHz−2−CZ So□CJ++29
0H−CHzCHt〜 2.5−diCZ CN30 C0OH−CHz−H
CN
31 C0OH−CHtCHtOClhGHz−)I CN32 C01CHs
−CHt−HCN1隻■ χ RRY
33 C01CHs −CHt−a−ocn2 CbHa−9−COtCFIx
34CO宜C!Hs −CHtCHtCHt−HCN35 C(hcHccHs
h −Ch−HCN36 CHzCHt −CHz−H5(hCHs37CO□
CJ40H−CB□−H5OtChHs38 COgCHtCHzOCHs−C
ITt−HCJs40 C0zCbHrt −CHz−HCN41 CO□CH
tCHzC1−CHz−HCN42 0H−CHzCHz−3−OCRs C0
NHCJ4−0−OCRs皇族JM ’X R−h−y
53 C0zC)lzcJ(++ −CHz−HCN54 C(hczHs −
CHz−3−OCHs CN本発明の代表的なポリエステルは、以下に示す実施
例55に従って合成される。
本発明のコポリエステルの内部粘度は、’/l Idlの毛細法を有するニュー
シャーシー州ヴインランドのラブグラス社(LabGlass Inc、)製ワ
ーグナー粘度計によりASTM D2857−70手順に従って、重合体を0.
5重量%のフェノール/テトラクロロエタン(重量比60/40)溶液にして測
定した0重合体の溶解を促進するために重合体/溶液系を120℃で15分間加
熱し、その後この溶液を25℃に冷却して流れ時間を測定した。内部粘度は次の
式によって計算される。
(η):重合体濃度0.5g/Loom−溶媒、温度25°Cにおける内部粘度
ln:自然対数
t、:試料の流れ時間
t0ニブランクの溶液の流れ時間
C:溶媒100 dあたりのグラム数で表わした重合体の濃度=0.50
夫旅N区
500 dの三つ日丸底フラスコに以下の物質を入れた:97g(0,5mol
)のジメチルテレフタレート62g(1,Omol)のエチレングリコール0.
00192gのTiを含有するアセチル−トリイソプロピルチタネートのn−ブ
タノール溶液
0.0053gのMnを含有する酢酸マンガンのエチレングリコール溶液
0.0345gの酸化アンチモン
0.0072gのCoを含有する酢酸コバルトのエチレングリコール溶液
フラスコには、窒素導入口、攪拌子、減圧吸引口、蒸気凝縮用フラスコを備えつ
けた。上記物質を入れたフラスコの反応混合物上に窒素を流通させながらベルモ
ン) (Belmont)の金属バ、スを用いて200°Cで60分、210℃
で75分加熱した。その後、0.012gのリンを含有するリン酸エステル混合
物(Zonyl A)のエチレングリコールスラ′リー0.012gを加え、金
属バスの温度を230℃まで上げた。230℃で実施例2で合成した2−シアノ
−3−(4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニルツー2−プロペンニトリル(
0,0384g)をフラスコ中に加え、その5分後にさらに5分以上かけて系中
の窒素のゆるやかな流れに伴った吸引を行い圧力を200mmHgまで下げた。
次いで、その圧力で反応混合物の入ったフラスコを230 ’Cで25分加熱し
た。その後、金属バスの温度を270°Cまで上げ、その温度でゆっくりと減圧
し100mn+Hgとした。反応混合物の入ったフラスコを1100nnH,2
70°Cで30分加熱した後、金属バスの温度を285°Cに上げゆっくりと減
圧して4.5o+mHgとした。 4.5mmHg、285℃で25分加熱した
後、圧力を0.25+++mHgとして40分間重縮合を続けた。その後、フラ
スコを金属バスから出し、窒素雰囲気下で放冷しつつ重合体を結晶化した。この
重合体の内部粘度を濃度0.5g/100mのフェノール/テトラクロロエタン
(重量比60/40 )溶液で測定したところ0.57であった。光の透過率が
10%未満である波長N5tiは、この重合体を容器の側壁のように厚さ13ミ
ルに成形したアモルファスフィルムでは250nmから367n+nわたってい
るのに対し、この重合体に類似しているがUv吸収化合物を共重合していないポ
リエステルで製造した13ミルのフィルムでは250nmから320nmの範囲
にとどまっていた。
実施■胆
実施例55のメチン化合物の代わりに2−シアノ−3−(4−(2−ヒドロキシ
エトキシ)−3−メトキシフェニル) −N−フェニル−2−プロペンアミド(
実施例1 ) 0.0384g(400ppm)を用いて実施例55に記載する
操作を繰り返した。得られた重合体の内部粘度を濃度0.5g/100−のフェ
ノール/テトラクロロエタン(重量比60/40)溶液で測定したところ0.5
8であった。光の透過率が10%未満である波長領域は、この重合体を容器の側
壁のように厚さミルに成形したアモルファスフィルムでは250から39071
1にわたワているのに対し、この重合体に類似しているがUv吸収メチン化合物
を含まないポリエステルで製造した13ミルのフィルムでは250nmから32
0nmの範囲にとどまっていた。
皇旌■五
実施例55のメチン化合物の代わりに2−シアノ−3−(4−(2−ヒドロキシ
エトキシ)−3−メトキシフェニル)−2−プロペンニトリル(実施例15)
0.0384g(400ppa+)を用いて実施例55に記載する操作を繰り返
した。得られた重合体の内部粘度は0.54であった。この重合体を厚さ13ミ
ルに成形したアモルファスフィルムは375nmに最大吸収ピークを有していた
。
1益■皿
実施例55のメチン化合物の代わりに2−シアノ−3−(4−(2−ヒドロキシ
エトキシ)−3−メトキシフェニル) −N−−2−メトキシフェニル−2−プ
ロペンアミド(実施例42)0.0384g (400ppm)を用いて実施例
55に記載する操作を繰り返した。得られた重合体の内部粘度は0.56であっ
た。この重合体を容器の側壁のように厚さ13ミルに成形したアモルファスフィ
ルムは375nmに最大吸収ピークを有していた。
皇旌皿匣
実施例55のメチン化合物の代わりに2−シアノ−3−(4−(2−ヒドロキシ
エトキシ)−3−メトキシフェニル〕−N−(5−(2−ヒドロキシエチルアミ
ノスルフォニル)−2−メトキシフェニル〕−2−プロペンアミド(実施例23
) 0.0384g(400ppm)を用いて実施例55に記載する操作を繰り
返した。得られた重合体の内部粘度は0.60であった。この重合体を厚さ13
ミルに成形したアモルファスフィルムは375rvに最大吸収ピークを有してい
た。
実益■靭
実施例550メチン化合物の代わりに3− (4−(2−ヒドロキシエトキシ)
−3−メトキシフェニルゴー2−メチルスルホニル−2−プロペンニトリル(実
施例16) 0.0384g(400ppm)を用いて実施例55に記載する操
作を繰り返した。得られた重合体の内部粘度は0.56であった。このポリエス
テルを厚さ13ミルに成形したアモルファスフィルムの光の透過率が10%未満
の波長領域は250から385n蒙であった。
裏隻炭■
実施例55のメチン化合物の代わりに3− (4−(2−ヒドロキシエトキシ)
−3−メトキシフェニル)−2−(4−(2−ペンゾキサゾイル)フェニルツー
2−プロペンニトリル(実施例17) 0.0384g(400ppm)を用い
て実施例55に記載する操作を繰り返した。得られた重合体の内部粘度は0.5
9であった。この重合体を厚さ13ミルに成形したアモルファスフィルムは37
0nmに最大吸収ピークを有していた。
2施■録
実施例550メチン化合物の代わりに3− (4−(2−ヒドロキシエトキシ)
−3−メトキシフェニル)−2−(4−(2−ペンゾキサゾイル)フェニルツー
2−プロペンニトリル(実施例39) 0.0384g(400ppm)を用い
て実施例55に記載する操作を繰り返した。得られた重合体の内部粘度は0.5
7であった。この重合体を厚さ13ミルに成形したアモルファスフィルムは3B
0ns+に最大吸収ピークを有していた。
皇差■競
実施例55のメチン化合物の代わりに3−(4−メトキシカルボニルメトキシ−
3−メトキシフェニル)−2−(4−メトキシカルボニルフェニル)−2−プロ
ペンニトリル(実施例33)0.0384g (400ppm)を用いて実施例
55に記載する操作を繰り返した。得られた重合体の内部粘度は0.56であっ
た。この重合体を厚さ13ミルに成形したアモルファスフィルムの光の透過率が
10%未満の領域は250から384nmであった。
本発明について特に好ましい具体例を例示しながら詳述してきたが、本発明はな
おその精神と範囲の中で変更や改良を加えうるちのであることが理解されるであ
ろう。
国際調査報告
国際調査報告
us 8702442
SA 19079
Claims (7)
- 1.式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xはヒドロキシ、カルボキシ、カルバルコキシ、置換カルバルコキシま たはアシルオキシであり;Yはシアノ、カルバミル、置換カルバミル、アリール 、アシル、アルキルスルホニル、置換アルキルスルホニル、フェニルスルホニル または置換フェニルスルホニルであり;Rは−アルキレン−O−アルキレン−、 −アルキレン−S−アルキレン−、−アルキレン−N(−SO2アルキル)−ア ルキレン−、直鎖または分枝アルキレンまたは置換基Xで置換された該アルキレ ンから選ばれ;そしてR1は水素であるかまたはアルキル、アルコキシおよびハ ロゲンから選ばれる1から3個の基である〕で表わされる少なくとも一種のUV 吸収化合物をポリエステル1,000,000重量部あたり合計約1.0から約 5,000重量部重合体内に反応させてある、約320nmから約380nmの 範囲内に最大光吸収を有するポリエステル組成物。
- 2.Xがヒドロキシであり;Rが炭素数1から8のアルキレンであり;R1が水 素または炭素数1から8のアルコキシであり;そしてYがシアノ、カルバミル、 アルキルカルバミルまたはアルキルスルホニルであり;重合体を0.5重量%の フェノール/テトラクロロエタン(重量比60/40)溶液にして1/2mlの 毛細球を有するニュージャージー州ヴィンランドのラプグラス社(Lab Gl ass Inc.)製ワーグナー粘度計によってASTMD−2857−70手 順に従って測定した内部粘度が約0.4から約1.2である請求項1のポリエス テル組成物。
- 3.式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物が重合体中に共重合されている請求項1のポリエステル組成 物。
- 4.酸部分が少なくとも約50モル%のテレフタル酸残基からなり、グリコール 部分が少なくとも約50モル%のエチレングリコールまたは1,4−シクロヘキ サンジメタノール残基からなる請求項1のポリエステル組成物。
- 5.酸部分が100モル%のテレフタル酸残基であって、グリコール部分が10 0モル%のエチレングリコール残基であり、内部粘度が約0.65から約0.8 5である請求項2のポリエステル組成物。
- 6.酸部分が100モル%のテレフタル酸残基であって、グリコール部分が約6 5から約95モル%のエチレングリコール残基および残りの部分の1,4−シク ロヘキサンジメタノール残基からなり、内部粘度が約0.65から約0.85で ある請求項2のポリエステル組成物。
- 7.請求項1から6のいずれかのポリエステル組成物の成形品。
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