JPH01500284A - 製造工程において使い捨て吸収物品、例えばおむつをパッケージに折込む方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 製造工程において使い捨て吸収物品、 例えばおむつをパッケージに折込む方法本発明は、製造工程において使い捨て吸 収物品、例えばおむつ、失禁プロテクタまたは同類物をパッケージに折込む方法 であって、この物品は、吸収体を備え、吸収体はこれを越えて側方に延びるケー シングに収納され、ケーシングの部分を用いて着用者の腹の回りをシールし、ケ ーシングへ取り付けられる弾性バンド、糸または同類物の形態の弾性脚手段を備 え、弾性脚手段の部分は、吸収体を越えた成る距離で物品の両側に少なくとも一 部沿って延びるようにしたものである。

過去において、綿またはセルロースから作られた使い捨て吸収体は、複数回の使 用に意図された液密プラスチック裏当てまたはプラスチックパンツと組み合わせ て使用された。これらの吸収体は長方形であり、その製造は非常に簡単であつた 。

快適性、機能性および取扱容易性に対する要望の結果、高級な製品が生じている 。消費者の大部分は完全な使い捨て物品の使用へ徐々に移行している。かかる製 品は、通常所謂フラッフパルプ（ｆｌｕｆＴ　ｐｕｌｐ）、あるいは恐らくフラ ッフパルプと組み合わせた高吸収性材料から成る中央吸収性体を有する。この吸 収体は、物品の使用中、着用者の体に面する側に例えば繊維布製の液透過性外層 と、他側に設けた液不透過性層、一般にはプラスチックフィルムとから成るケー シングに収納される。ケーシングは吸収体を越えて側方に延び、また着用者の脚 の回りをシールするのに役立っ弾性部材を備えている。普通の場合、吸収体は長 方形ではないが着用者の体形に合うように作られ、この目的で吸収体は両端部分 に関して中央部分が狭くなった砂時計の形にでき、あるいは丁字形にできその広 い部分が着用者の腹にぴったり合い、股部分の前方に配置される。しかし、この 型の完全使い捨て物品を製造する方法は、非常に進歩した、従って高価な自動装 置を必要とする。かかる物品の製造価格を、プラスチック裏当てと組み合わせて 用いられる簡単な長方形吸収体に関して競合できるレベルに保つために、高い製 造速度が実際に要求されている。また、かかる製品の開発により、物品はより滑 らかで、より快適な仕上げを持つようになるが、材料費が増える要因となり、製 造を利益のあるものにするために、製造速度をなお一層高度に加速せねばならな い。

更に、上記種類の吸収性物品は、比較的に嵩高であり、故に多片パッケージに挿 入する前に折り畳み、圧縮せねばならない。

問題の物品は連続経路で製造され個々の物品は折り畳みと包装の前に切断される から、これらの別々の物品の折り畳みと包装は、かかる極端な製造速度では実施 するのが極めて困難である。その結果、頻繁に生じる製造上の困難は従来の折り 畳みおよび包装装置では普通のことであり、製造が停止し、そのため操作経済性 が低下する。特に、弾性部材を備えて吸収体の側縁を越えて突出したケーシング の部分は、折り畳みおよび取り扱い工程で重大な問題を生じ、操作上の困難は、 かかるケーシング部分が転移し引っ掛かるときに最も頻繁に生じる。

本発明は、個々の物品から突出したケーシング部分により生じる操作上の困難を 除去するための、冒頭に述べた使い捨て物品の製造に関して採用できる新規、簡 単な折り畳み方法を教示することを目的とする。

この目的で、本発明による方法は、物品の両端がほぼ等しい長さ部分を物品の中 央区分に向けて折り畳まれ、その後に物品が四ツ折り状態に同じ方向に折り畳ま れることをおもな特徴とする。折り畳み工程中、物品の中心の弾性部分は、側方 に位置する物品の両端を包囲するために側方に伸張した状態に保たれ、前記弾性 部分が解放されると、折り畳まれた物品はコンパクトな４ツ折りパッケージの形 態に保たれる。

股部分に関して側方に広くされたケーシングおよび吸収体区分を少なくとも一端 に有する例えば砂時計または丁字形の体に適合したおむつの適当な実施例によれ ば、本発明は、前記広い区分が先ず側方に折り畳まれて実質的に長方形の形状を とり、その後に物品は四ツ折り状態に曲げられ、前記広い端区分も物品の少なく とも中央弾性部分の内側に錠止されることを特徴とする。

本発明の折り畳み方法によれば、折り畳み作用を受ける物品の弾性を利用して、 より大きい包装ユニットに包装されるときに容易に取り扱われる充実緊結し、た ワンピースパッケージの同時形成中に吸収体から突出“する物品のケーシング部 分を保持する。

本発明は図示の模範的実施例について以下に詳述される。

第１図は弾性部材を備えた使い捨ておむつの偏平延出状態を示す。

第２図は本発明の折り畳み方法を示す。

第３図は最終包装状態に折り畳まれた第１図および第２図によるおむつの側面図 である。

第１図に示す使い捨ておむつは、セルロースフラッフパルプのＴ字形吸収コアを 有する。吸収コアは、繊維布の液透過性外層２から成り着用者の体の次に位置す るよう意図され、吸収体の反対側でポリウレタンの液不透過性外層３と組み合わ せられるケーシングに収納される。２枚の外層２．３は部分４．５が結合された 吸収コアを側方ＩＪ、　Ｍスて延びている。第１図から判る如く、前記部分４． ５はおむつの後端へ向かう方向に延び、吸収体の両側縁から漸増する距離で側方 外方へ延び、おむつの使用中着用者の尻のまわりをシールするよう意図される実 質的に三角形のフラップ４°、５°を形成する。弾性糸６．７の形態の弾性部材 は、おむつを横切るＶ字形のパターンに予張力の下に適用される。これらの弾性 部材は着用者の尻の回りをシールする機能を有する。

弾性糸を第１図による■字形パターンに適用する態様は、人体に対する弾性糸の 適合性に関して選択される。弾性糸は、吸収体の側縁と実質的におむつの股の部 域で交差して弾性部材が着用者の肌へ股部域で食い込むのを阻止する。

更に、図示のおむつは、おむつの後端へ固定されたテープタブ８．９の形態の取 り付は手段を備える。おむつの適用中、接着剤を塗布された前記テープの自由露 出部分は、おむつの外端のポリエチレン外層３へ取り付けられる。

第１図のおむつは連続経路で高速度で製造され、またこれまでは、取り扱いおよ び包装工程は効率的な態様で実施するのが困難であった。

本発明の方法の思想は、おむつを包装する萌にコンパクトかつ容易に取り扱われ る物品に折り畳み、前記物品をその関連弾性部材６．７によりその折り畳み状態 に保持することである。

鎖線で第１図に２本の折り畳み線１Ｏ１１１が示されている。本発明の方法を実 施するに、前記折り畳み線を練えて配置された側部フラップを、おむつの中心の 方へ折り畳み、おむつはこれにより実質的に長方形になり、弾性糸の中央区分６ ′、７”は全体の折り畳み操作中に同時に側方へ伸張される。

次の工程で本発明によれば、２つの対向するおむつ端を相互に向１ノで実質的に 長さを等しくシ、て折り畳み、更におむつの中央区分へ向けて折り畳んで第２図 に示す状態にする。次いでおむつを第２図の矢印で示すように折り畳み、折り畳 まれたおむつ部分はこのとき側方に位置して伸張された弾性糸部分６“、７゛に より包囲される。前記糸部分の解放時に、択り畳まれたおむつは第３図によるコ ンパクトな四ツ折りパッケージに弾性的に圧縮される。

おむつの全フラップが弾性体の内側に押し込んだこの最終状態において、おむつ は容易に取り扱われ、おむつの突出するフラップにより邪魔されることなく包装 を継続できる。

おむつはプラスチックフィルムが第３図に示すパッケージの外側を形成するよう に折り畳まれる。この態様では、持ち運びが容易な衛生的ワンピースパッケージ が得られる。

本発明は、特許請求の範囲内で複数の改変例か可能であるから、上述した模範的 実施例に限定されない。

おむつの形状は例示されたものに限定されない。

ＦＩＧ、　３ 国　際　！１　審　朝　牛

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．製造工程において使い捨て吸収物品、例えばおむつ、失禁プロテクタまたは 同類物をパッケージに折込む方法であって、この物品は、吸収体（１）を備え、 吸収体はこれを越えて側方に延びるケーシングに収納され、ケーシングの部分を 用いて着用者の腹の回りをシールし、ケーシングへ取り付けられる弾性バンド、 糸または同類物（６、７）の形態の弾性脚手段を備え、弾性脚手段の部分（６′ ，７）は、吸収体を越えた成る距離で物品の両側に少なくとも一部沿って延びる ようにした方法において、物品の両端がほぼ等しい長さ部分を物品の中央区分に 向けて折り畳まれ、その後に物品が四ッ折り状態（第３図）に同じ方向に折り畳 まれ、物品の中心の弾性部分（６′，７′）は側方に位置する物品の両端を包囲 するために側方に伸張した状態に同時に保たれ、前記弾性部分が解放されると、 折り畳まれた物品はコンパクトな４ッ折りパッケージの状態に保たれることを特 徴とする方法。
2. ２．股部分に関して側方に広くされたケーシングおよび吸収体区分を少なくとも 一端に有する型式の物品を折り畳む請求項１記載の方法において、前記広い区分 が先ず側方に折り畳まれて実質的に長方形の形状をとり、その後に物品は四ッ折 り状態に曲げられ、前記広い端区分も物品の少なくとも中央弾性部分（６′，７ ′）の内側に錠止されることを特徴とする方法。