JPH0149666B2 - - Google Patents

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JPH0149666B2
JPH0149666B2 JP60245289A JP24528985A JPH0149666B2 JP H0149666 B2 JPH0149666 B2 JP H0149666B2 JP 60245289 A JP60245289 A JP 60245289A JP 24528985 A JP24528985 A JP 24528985A JP H0149666 B2 JPH0149666 B2 JP H0149666B2
Authority
JP
Japan
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weight
alumina
cordierite
ceramic honeycomb
talc
Prior art date
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Expired
Application number
JP60245289A
Other languages
Japanese (ja)
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JPS61168563A (en
Inventor
Tadaaki Matsuhisa
Shigeo Soejima
Noboru Yamamoto
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP60245289A priority Critical patent/JPS61168563A/en
Publication of JPS61168563A publication Critical patent/JPS61168563A/en
Publication of JPH0149666B2 publication Critical patent/JPH0149666B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明は、コージエライト系セラミツクハニカ
ムに関するもので、更に詳しくは耐熱衝撃性はも
ちろん耐熱性にも優れ、かつ触媒担持特性および
触媒特性に優れたコージエライト系セラミツクハ
ニカムの製法に関するものである。 セラミツクハニカムは、セラミツク質材料から
なり、薄壁細胞状、すなわち蜂の巣状を有する構
造体として定義できる。そして、この細胞の断面
形状としては、六角形、正方形、矩形、三角形、
円形のような任意の幾何学的パターンを有するも
のとすることができる。 セラミツクハニカムの特に薄壁表面の気孔に関
係した性質の一つである平均細孔直径は、水銀圧
入法による細孔分布において全細孔容積の50%に
相当する細孔直径として定義できる。 セラミツクハニカムは、自動車排気ガス中の炭
化水素、一酸化炭素および窒素酸化物を浄化させ
る装置に用いる触媒担体として使用されている。 これらの自動車排気ガス浄化装置に用いるセラ
ミツクハニカム触媒担体には、いくつかの重要な
特性が要求される。要求される特性の一つは、い
わゆる耐熱衝撃性で、これは排気ガス中の未然燃
炭化水素、一酸化炭素の触媒酸化反応により、急
激な発熱による温度変化を受けハニカム内に生じ
る温度差により引きおこされる熱応力により亀裂
又は破壊に耐える性質である。この耐熱衝撃性は
急熱急冷耐久温度差で表され、その耐久温度差は
500℃以上あれば実用上問題はない。この急熱急
冷耐久温度差はハニカムの特性のうち熱膨脹係数
に逆比例することが判明しており熱膨脹係数が小
さいほどその耐久温度差が大きい。 セラミツクハニカム触媒担体に要求される別の
特性は耐熱性で、自動車エンジンの失火により生
ずる生ガスがハニカム触媒に流入した際酸化反応
により生ずる急激な温度上昇により部分的溶融又
は軟化変化が生じない性質である。この耐熱性は
軟化温度、溶融温度および一般に1450℃における
軟化収縮率で表わされ軟化温度、溶融温度が高い
ほど、また1450℃における軟化収縮率が小さいほ
ど耐熱性は大である。通常触媒浄化装置を装着し
た自動車には失火を抑制する二次空気制御機構な
どの各種安全装置がとりつけられているためセラ
ミツクハニカムの軟化収縮率は1450℃で10%以下
であれば実用上問題ないとされている。 セラミツクハニカム触媒担体に要求される他の
性質はハニカム触媒担体と触媒活性物質および触
媒物質との付着性でこれはハニカム触媒担体に触
媒活性物質および触媒物質を被覆する際の付着担
持性と、実車走行時においてその被覆物が剥離し
ないための付着保持性である。 従来、一般にセラミツクハニカム構造体の材質
としては、コージエライト、ムライト、アルミ
ナ、ジルコン、リチアなどの系のセラミツクス、
炭化物および窒化物などがある。 このうちエンジン排ガス浄化用セラミツクスハ
ニカム触媒担体の材質は、耐熱性、耐酸化性など
からコージエライト、ムライト、アルミナ、ジル
コンなどが使用されている。 従来使用されているムライト、アルミナ、ジル
コンおよびそれらの混合物からなるセラミツクハ
ニカムは、耐熱性においてはコージエライトハニ
カムより優れており、1450℃程度の温度での高温
安定性は実用上十分であるが、熱膨脹係数がコー
ジエライトハニカムのそれよりも3〜5倍大きい
ため、耐熱衝撃性がおとり、排ガス中の未燃焼炭
化水素、一酸化炭素などの急激な触媒酸化発熱反
応による温度変化を受け、ハニカム内に生じた大
きな温度差によりハニウムに亀裂が生じ、破壊す
るという欠点があつた。 また一方、コージエライト系セラミツクハニカ
ムは、昭和50年(1975年)5月27日にアーウイ
ン・エム・ラツチマン他に与えられた「アニソト
ロピツク コージエライト モノリス」という名
称の米国特許第3885977号明細書(特開昭50−
75612号公報)に開示されているように、低熱膨
脹性を示すため、耐熱衝撃性においては優れてい
るが、ムライト質ハニカム、アルミナ質ハニカム
などに比べ融点が低く、通常約1400℃以上の温度
で急激に軟化または溶融するため、エンジンの失
火によりコージエライトハニカムが例えば1450℃
程度の温度に上昇した場合、ハニカムが軟化変形
するかまたは溶融する欠点があつた。 また、ハニカム構造体の製法として用いられる
例えば昭和49年(1974年)7月16日にジヨン・ジ
ヨーンズ・ベンボウ他に与えられた「キヤタリス
トサポート」という名称の米国特許明細書第
3824196号明細書(特公昭51−1232号公報)、昭和
49年(1974年)2月5日にロドニー・デイー・バ
グレーに与えられた「エクストルージヨン メソ
ツド フオア フオーミング シン ウオールド
ハニカム ストラクチヤーズ」という名称の米
国特許第3790654号明細書(特開昭48−55960号公
報)およびその分割であつて昭和50年(1975年)
9月16日に与えられた「エクストルジヨン アパ
レイタス フオア フオーミング シン ウオー
ルド ハニカム ストラクチヤーズ」という名称
の米国特許第3905743号明細書に開示されている
ような押出成形によつて製造されるセラミツクハ
ニカムは、高圧押出成形により、組織が緻密化
し、全細孔容積が小さくなると同時に薄壁、特に
薄壁表面の平均細孔直径が小さくなり、触媒担体
と触媒活性物質および触媒物質との付着保持性が
悪くなり、使用中に剥離が起こり易い欠点があつ
た。 さらに、押出ハニカムの製造において、可塑化
したバツチをハニカム状に成形し、乾燥、焼成し
てセラミツクハニカムを得る際、ハニカム原料と
して微粒な原料を用いるか、結晶水を含む原料あ
るいは炭酸塩、硫酸塩、硝酸塩などの塩が含まれ
ている原料系を多く使用している場合、乾燥およ
び焼成工程での収縮が大きいため、乾燥または焼
成工程で亀裂が発生しやすく、製造歩留りが悪い
という欠点があつた。 自動車排ガス浄化装置に用いられるセラミツク
ハニカム触媒担体は、極めて使用条件がきびし
く、耐熱衝撃性、耐熱性、さらに触媒活性物質、
触媒物質との付着性等のいずれにも優れたセラミ
ツクハニカムが強く要望されている。 本発明は結晶相の主成分がコージエライトでス
ピネル、ムライトおよびコランダムよりなるグル
ープから選ばれた少なくとも一種の結晶を2〜15
重量%含有することによりコージエライト単味に
比べ軟化温度、溶融温度などが大となり、軟化温
度から溶融温度までの軟化収縮曲線が勾配がゆる
やかになり耐熱性が向上することを発見したのみ
ならず、熱膨脹係数もコージエライト質単味のセ
ラミツクハニカムと同程度であり、耐熱衝撃性が
大なることを発見したことにもとづく。また、本
発明は、コージエライト組成点(シリカ51.3重量
%、アルミナ34.9重量%およびマグネシア13.8重
44%)よりシリカ量が少なくてアルミナ量が多い
シリカ42〜52重量%、アルミナ34〜48重量%およ
びマグネシア10〜18重量%好ましくはシリカ44〜
51重量%、アルミナ35〜45重量%およびマグネシ
ア11〜16重量%という化学組成範囲を用いること
により、結晶相の主成分がコージエライトでスピ
ネル、ムライトおよびコランダムよりなるグルー
プから選ばれた少なくとも一種の結晶を2〜15重
量%含有する耐熱性に優れ、熱膨脹係数が16×
10-7(1/℃)以下という耐熱衝撃性にも極めて
優れたセラミツクハニカムが得られるという発見
にもとづく。 さらに、本発明は、平均細孔直径を3〜30ミク
ロンとすることにより、ハニカム触媒担体と触媒
活性物質および触媒物質との付着性を優れたもの
とすることができるという発見にもとづく。 さらにまた、本発明は、原料中に最終製品であ
るセラミツクハニカムと同じ化学組成で同じ結晶
相を有する焼成物を粉砕した粉末を好ましくは90
〜10重量%、さらに好ましくは80〜20重量%導入
することによつて、ハニカム製造工程中に起る亀
裂の発生を防ぐことができるという発見にもとづ
く。 したがつて本発明の主たる目的はコージエライ
トが有する優れた耐熱衝撃性を維持したままその
欠点であつた耐熱性を向上させたコージエライト
系セラミツクハニカムの製法を提供することであ
る。 本発明の別の目的は、触媒担体として用いる場
合、触媒活性物質および触媒物質との付着性にも
優れたコージエライト系セラミツクハニカムの製
法を提供することである。 本発明の他の目的は、ハニカムの成形、乾燥、
焼成工程で亀裂を起こさないコージエライト系セ
ラミツクハニカムの製法を提供することである。 本発明は、化学組成がシリカ42〜52重量%、ア
ルミナ34〜48重量%およびマグネシア10〜18重量
%(好ましくはシリカ44〜51重量%、アルミナ35
〜45重量%およびマグネシア11〜16重量%)とな
るように選ばれた滑石、水酸化アルミニウムおよ
び/又はアルミナおよび粘土よりなる配合物10〜
90重量%(好ましくは20〜80重量%)と、この配
合物をあらかじめ焼成して粉砕した平均粒径10〜
100ミクロン(好ましくは20〜80ミクロン)のコ
ージエライト粉末を90〜10重量%(好ましくは80
〜20重量%)とよりなるバツチを調製する工程
と、このバツチを可塑化してハニカム形状に成形
する工程と、この成形体を乾燥する工程と、この
乾燥成形体を1375℃以上で焼成し、最終製品がス
ピネル、ムライト、コランダムよりなるグループ
から選ばれた少なくとも1種の結晶を2〜15重量
%を含み、1450℃での軟化収縮率を10%以下、25
℃〜1000℃の温度範囲での熱膨脹係数を16×10-7
(1/℃)以下とする工程とより成るコージエラ
イト系セラミツクハニカムの製法にある。 本発明の更に他の目的とする所は、化学組成が
シリカ50〜52重量%、アルミナ34〜37重量%およ
びマグネシア13〜15重量%となるように選ばれた
滑石、水酸化アルミニウムおよび/またはアルミ
ナおよび粘土よりなる調合物85〜98重量%と、平
均粒径20〜60ミクロンのスピネル、ムライトおよ
びアルミナよりなるグループから選ばれた少なく
とも一種の結晶2〜15重量%とよりなるバツチを
調製する工程と、このバツチを可塑化してハニカ
ム形状に成形する工程と、この成形体を乾燥する
工程と、この乾燥成形体を1375℃以上で焼成する
工程との組合せよりなり、最終製品の1450℃での
軟化収縮率を10%以下、25℃〜1000℃の温度範囲
での熱膨脹係数を16×10-7(1/℃)以下とする
コージエライト系セラミツクハニカムの製法を提
供するにある。 本発明のさらに他の目的とする所は、化学組成
がシリカ50〜52重量%、アルミナ34〜37重量%お
よびマグネシア13〜15重量%となるように選ばれ
た滑石、水酸化アルミニウムおよび/またはアル
ミナおよび粘土の調合物10〜90重量%と、この調
合物をあらかじめ焼成して粉砕した平均粒径10〜
100ミクロンのコージエライト粉末90〜10重量%
との合量85〜98重量%と、平均粒径20〜60ミクロ
ンのスピネル、ムライトおよびアルミナよりなる
グループから選ばれた少なくとも一種の結晶2〜
15重量%との混合よりなるバツチを調製する工程
と、このバツチを可塑化してハニカム形状に成形
する工程と、この成形体を乾燥する工程と、この
乾燥成形体を1375℃以上で焼成し、最終製品の軟
化収縮率を1450℃で10%以下、25℃〜1000℃の温
度範囲での熱膨脹係数が16×10-7(1/℃)以下
とする工程より成るコージエライト系セラミツク
ハニカムの製法を提供するにある。 原料としての滑石の一部または全部および粘土
の一部はそれぞれ仮焼滑石および仮焼粘土に置換
してもよい。 本発明の方法で得られるコージエライト系セラ
ミツクハニカムは、結晶相の主成分がコージエラ
イトで、これに加えてスピネル、ムライトおよび
コランダムよりなるグループから選ばれた少なく
とも一種の結晶を2〜15重量%含み、25℃から
1000℃の温度範囲での熱膨脹係数が16×10-7
(1/℃)以下、平均細孔直径が3〜30ミクロン
である。 本発明の方法で得られるセラミツクハニカムは
結晶相の主成分がコージエライトでスピネル、ム
ライトおよびコランダムよりなるグループから選
ばれた少なくとも一種の結晶を2〜15重量%含む
ことにより耐熱性が大となることは前記の通りで
あるが、特に注目すべきことは、スピネル、ムラ
イトおよびコランダムよりなるグループから選ば
れた少くとも一種の結晶を含むことにより、耐熱
性の因子である軟化温度が上昇するだけでなく軟
化温度から溶融温度までの軟化収縮曲線の勾配が
ゆるやかになり、溶融温度がより高くなること、
その結果1450℃における軟化収縮率が10%以下と
なり、自動車排ガス浄化装置に用いるセラミツク
ハニカム触媒担体として実用上満足する耐熱性を
与えたものである。 本発明における限定理由は次の通りである。ま
ずスピネル、ムライトおよびコランダムよりなる
グループから選ばれた少なくとも一種の結晶を15
重量%以下とした理由は、15重量%を越えた場
合、コージエライト系セラミツクハニカムの耐熱
性については問題ないが、25℃から1000℃の温度
範囲での熱膨脹係数が16×10-7(1/℃)を越え
るため熱衝撃に耐えられないものとなるからであ
る。 また、スピネル、ムライトおよびコランダムよ
りなるグループから選ばれた少なくとも一種の結
晶を、2重量%以上とした理由は、2重量%に満
たないと、コージエライト系セラミツクハニカム
の熱膨脹係数は16×10-7(1/℃)以下であるが、
1450℃での熱化収縮率が10%以上となり、耐熱性
が劣るからである。 コージエライト系セラミツクハニカムの25℃か
ら1000℃の温度範囲での熱膨脹係数を16×10-7
(1/℃)以下とした理由は、熱膨脹係数が16×
10-7(1/℃)を越えると急熱急冷耐久温度差が
500℃に満たず、排ガス浄化装置のハニカム触媒
担体として長期間使用した場合、亀裂が生成する
か破壊が起り実用上耐えられないものとなるから
である。 コージエライト系セラミツクハニカムの平均細
孔直径を3〜30ミクロンとした理由は平均細孔直
径が3ミクロンに満たない場合、コージエライト
系セラミツクハニカム触媒担体への触媒活性物質
および触媒物質の付着性が悪く、排ガス触媒浄化
装置の触媒として使用した場合、機械的振動およ
び熱衝撃などにより剥離が起り易いなど付着性が
低下するからである。また平均細孔直径が30ミク
ロンを越えた場合、コージエライト系セラミツク
ハニカム構造体の機械的強度が低下するとともに
細孔表面の比表面積が著しく低下し、触媒活性も
低下するからである。 化学組成範囲をシリカ42〜52重量%、アルミナ
34〜48重量%およびマグネシア10〜18重量%とし
た理由は、前記したようにこの組成範囲が耐熱性
コージエライト系セラミツクハニカムの熱膨脹係
数が25℃から1000℃の温度範囲で16×10-7(1/
℃)以下を与え、耐熱衝撃性の指標である急熱急
冷耐久温度差が500℃以上で、排ガス浄化装置の
ハニカム状触媒担体として長期間使用した場合、
亀裂または破壊が生ぜず、耐熱性においても優れ
た領域を与えるからである。 シリカが52重量%を越えるか、アルミナが34重
量%に満たないか、またはマグネシアが18重量%
を越えた場合、耐熱性が向上せず、本発明の目的
に合致しないからであり、一方、シリカが42重量
%に満たないか、アルミナが48重量%を越える
か、またはマグネシアが10重量%に満たない場
合、熱膨脹係数が16×10-7(1/℃)を越え耐熱
衝撃性が悪くなるからである。また、化学組成範
囲をシリカ44〜51重量%、アルミナ35〜45重量%
およびマグネシア11〜16重量%とした理由は、前
記したようにこの組成範囲が結晶相の主成分がコ
ージエライトでこれに加え耐熱性を向上させるス
ピネル、ムライトおよびコランダムよりなるグル
ープから選ばれた少なくとも一種の結晶を2〜15
重量%を含む領域を与え、熱膨脹係数がコージエ
ライト質単味のものと差がなく極めて耐熱衝撃積
に優れた領域を与えるからである。 本発明の製法において、化学組成がシリカ42〜
52重量%、アルミナ34〜48重量%およびマグネシ
ア10〜18重量%となるように選ばれた滑石、水酸
化アルミニウムおよび/またはアルミナおよび粘
土の配合物の量を好ましくは10〜90重量%と、こ
の配合物をあらかじめ焼成して粉砕したコージエ
ライト粉末の量を好ましくは90〜10重量%とした
理由は、滑石、水酸化アルミニウムおよび/また
はアルミナおよび粘土の配合物が10重量%に満た
ないか、該配合物をあらかじめ焼成して粉砕した
コージエライト粉末が90重量%を越えた場合、混
合し、坏土としたときの可塑性が不十分で、ハニ
カム状に押し出す時の成形性が悪くなるからであ
る。一方、滑石、水酸化アルミニウムおよび/ま
たはアルミナおよび粘土の配合物が90重量%を越
えるか、この配合物をあらかじめ焼成して粉砕し
たコージエライト粉末が10重量%に満たない場
合、ハニカム押出成形後、乾燥および焼成時の収
縮が大きくなり乾燥、焼成時にクラツクが入り易
く、特に大型のハニカムを一体で作る場合、歩留
りが悪くなるからであり、さらには焼成後のハニ
カムの平均細孔直径3ミクロンに満たなくなるか
らである。 コージエライト粉末の粒度を10〜100ミクロン
とした理由は、10ミクロンに満たない場合、焼成
後のハニカムの平均細孔直径が3ミクロンに満た
なくなるとともに、ハニカム製造時の乾燥、焼成
収縮が大きくなり焼成原料としての効果が少なく
なるからである。 また、コージエライト粉末の粒度か100ミクロ
ンを越えた場合、平均細孔直径が30ミクロンを越
え、コージエライト系セラミツクハニカムの機械
的強度が低下し、細孔表面の比表面積が低下し、
触媒活性が低下するためである。 本発明の別の製法において、化学組成範囲をシ
リカ50〜52重量%、アルミナ34〜37重量%および
マグネシア13〜15重量%とした理由は、この組成
範囲が焼成してコージエライト結晶が主成分とし
て生成する組成の最適範囲を与えるからである。
また、この化学組成になるように選ばれた滑石、
水酸化アルミニウム/またはアルミナおよび粘土
の配合物の量とこの配合物をあらかじめ焼成して
粉砕したコージエライト粉末との合量を80重量%
以上スピネル、ムライトおよびアルミナよりなる
グループから選ばれた少なくとも一種の結晶を2
〜15重量%以下としたのは、滑石、水酸化アルミ
ニウムおよび/またはアルミナおよび粘土の配合
物の量とこの配合物をあらかじめ焼成したコージ
エライト粉末との合量が80重量%に満たないかス
ピネル、ムライトおよびアルミナよりなるグルー
プから選ばれた少なくとも一種の結晶が15重量%
を越えた場合、焼成により得られたコージエライ
ト系ハニカムの25℃から1000℃の温度範囲での熱
膨脹数が大となり熱衝撃に実用上耐えられないも
のとなるからである。 また、この製法において、スピネル、ムライト
又はコランダムの平均粒径を20〜60ミクロンとし
た理由は、20ミクロンに満たない場合、焼成過程
でコージエライトガラスマトリツクス成分と反応
溶融し高温粘性を保持する耐火性原料としての効
果が減少するからであり、60ミクロンを越えた場
合、スピネル、ムライトまたはコランダムの表面
積が小さくなり、コージエライトガラスマトリツ
クスとの接触面積が小さくなり高温粘性向上効果
を減少させるからである。 次に、本発明の実施例を説明する。 表に記載する化学組成になるように滑石、水酸
化アルミニウム、アルミナおよび粘土さらに必要
により仮焼滑石および/または仮焼粘土を表に示
すように配合した。この配合物を混合し、さらに
混練した後、乾燥した。この乾燥物を1375℃で5
時間焼成後、表に示した平均粒径となるように粉
砕し、コージエライト粉末とした。
The present invention relates to a cordierite-based ceramic honeycomb, and more particularly to a method for producing a cordierite-based ceramic honeycomb that has excellent not only thermal shock resistance but also heat resistance, and excellent catalyst-supporting and catalytic properties. A ceramic honeycomb can be defined as a structure made of ceramic material and having a thin-walled cellular shape, ie a honeycomb shape. The cross-sectional shapes of these cells include hexagons, squares, rectangles, triangles,
It can have any geometric pattern, such as a circle. The average pore diameter, which is one of the properties related to the pores in the thin wall surface of ceramic honeycomb, can be defined as the pore diameter corresponding to 50% of the total pore volume in the pore distribution determined by mercury intrusion porosimetry. Ceramic honeycombs are used as catalyst carriers in devices for purifying hydrocarbons, carbon monoxide, and nitrogen oxides from automobile exhaust gas. Ceramic honeycomb catalyst carriers used in these automobile exhaust gas purification devices are required to have several important properties. One of the required properties is so-called thermal shock resistance, which is caused by the temperature difference that occurs within the honeycomb due to the sudden temperature change due to heat generation due to the catalytic oxidation reaction of unburned hydrocarbons and carbon monoxide in the exhaust gas. It has the property of resisting cracking or fracture due to induced thermal stress. This thermal shock resistance is expressed by the durability temperature difference between rapid heating and cooling, and the durability temperature difference is
There is no practical problem if the temperature is 500℃ or higher. It has been found that this rapid heating/quenching durability temperature difference is inversely proportional to the thermal expansion coefficient among the characteristics of the honeycomb, and the smaller the thermal expansion coefficient is, the larger the durability temperature difference is. Another property required of the ceramic honeycomb catalyst support is heat resistance, which means that when raw gas generated by a misfire in an automobile engine flows into the honeycomb catalyst, it will not undergo partial melting or softening changes due to the rapid temperature rise caused by the oxidation reaction. It is. This heat resistance is expressed by softening temperature, melting temperature, and generally softening shrinkage rate at 1450°C, and the higher the softening temperature and melting temperature, and the lower the softening shrinkage rate at 1450°C, the higher the heat resistance. Cars equipped with catalytic purification devices are usually equipped with various safety devices such as a secondary air control mechanism to suppress misfires, so there is no practical problem if the softening shrinkage rate of ceramic honeycomb is 10% or less at 1450°C. It is said that Other properties required of the ceramic honeycomb catalyst carrier are adhesion between the honeycomb catalyst carrier and the catalytically active substance and the catalytic substance. This is the ability to maintain adhesion so that the coating does not peel off during driving. Conventionally, ceramic honeycomb structures have generally been made of ceramics such as cordierite, mullite, alumina, zircon, and lithia.
These include carbides and nitrides. Among these materials, materials such as cordierite, mullite, alumina, and zircon are used for the ceramic honeycomb catalyst carrier for engine exhaust gas purification due to their heat resistance and oxidation resistance. Conventionally used ceramic honeycombs made of mullite, alumina, zircon, and mixtures thereof are superior to cordierite honeycombs in terms of heat resistance, and their high-temperature stability at temperatures of about 1450°C is sufficient for practical use. Because the coefficient of thermal expansion is 3 to 5 times larger than that of cordierite honeycomb, it has excellent thermal shock resistance, and can withstand temperature changes caused by rapid catalytic oxidation exothermic reactions such as unburned hydrocarbons and carbon monoxide in exhaust gas. The drawback was that the large temperature difference that occurred within the honeycomb caused the honeycomb to crack and break. On the other hand, cordierite-based ceramic honeycombs are disclosed in US Pat. 50−
As disclosed in Japanese Patent No. 75612), it exhibits low thermal expansion and has excellent thermal shock resistance, but its melting point is lower than that of mullite honeycomb, alumina honeycomb, etc., and the temperature is usually about 1400℃ or higher. Cordierite honeycomb rapidly softens or melts at temperatures such as 1450℃ due to engine misfire.
When the temperature rises to a certain level, the honeycomb has the disadvantage that it softens and deforms or melts. In addition, for example, the US Patent Specification No. 2 entitled "Catalyst Support" granted to John Johns Benbow et al. on July 16, 1974, which is used as a method for manufacturing honeycomb structures,
Specification No. 3824196 (Special Publication No. 51-1232), Showa
U.S. Patent No. 3,790,654 entitled "Extrusion Method for Forming Thin Walled Honeycomb Structures" awarded to Rodney Day Bagley on February 5, 1974 55960) and its division in 1975.
Ceramic honeycombs made by extrusion as disclosed in U.S. Pat. By high-pressure extrusion molding, the structure becomes denser, the total pore volume becomes smaller, and at the same time, the thin wall, especially the average pore diameter on the surface of the thin wall, becomes smaller, which improves the adhesion retention between the catalyst support and the catalytically active substance and the catalytic substance. The problem was that it deteriorated and peeling easily occurred during use. Furthermore, in the production of extruded honeycombs, when forming plasticized batches into honeycomb shapes, drying, and firing to obtain ceramic honeycombs, fine grain raw materials are used as honeycomb raw materials, or raw materials containing crystallization water, carbonates, sulfuric acid, etc. When raw materials that contain a large amount of salt, such as nitrates, are used, the shrinkage during the drying and calcination processes is large, which tends to cause cracks during the drying and calcination processes, resulting in poor manufacturing yields. It was hot. Ceramic honeycomb catalyst carriers used in automobile exhaust gas purification devices are used under extremely severe conditions, and have excellent thermal shock resistance, heat resistance, and catalytic active substances.
There is a strong demand for ceramic honeycombs that have excellent adhesion to catalyst materials. In the present invention, the main component of the crystal phase is cordierite and at least one type of crystal selected from the group consisting of spinel, mullite, and corundum is used.
It was discovered that by containing cordierite in a weight percent, the softening temperature and melting temperature become higher than that of single cordierite, and the softening and shrinkage curve from the softening temperature to the melting temperature has a gentle slope, which improves heat resistance. This is based on the discovery that the coefficient of thermal expansion is comparable to that of ceramic honeycomb made solely of cordierite, and that the thermal shock resistance is greater. In addition, the present invention has a cordierite composition point (51.3% by weight of silica, 34.9% by weight of alumina and 13.8% by weight of magnesia).
44%) with less silica and more alumina 42-52% by weight silica, 34-48% alumina and 10-18% magnesia, preferably 44-44% silica
By using a chemical composition range of 51% by weight, 35-45% by weight of alumina and 11-16% by weight of magnesia, the main component of the crystalline phase is cordierite and at least one type of crystal selected from the group consisting of spinel, mullite and corundum. It has excellent heat resistance and has a thermal expansion coefficient of 16x.
This is based on the discovery that a ceramic honeycomb with extremely excellent thermal shock resistance of 10 -7 (1/℃) or less can be obtained. Furthermore, the present invention is based on the discovery that by setting the average pore diameter to 3 to 30 microns, excellent adhesion between the honeycomb catalyst carrier and the catalytically active substance and the catalytic substance can be achieved. Furthermore, in the present invention, preferably 90%
It is based on the discovery that by introducing ~10% by weight, more preferably 80-20% by weight, it is possible to prevent the occurrence of cracks during the honeycomb manufacturing process. Therefore, the main object of the present invention is to provide a method for producing a cordierite ceramic honeycomb that improves the heat resistance, which was a disadvantage of cordierite, while maintaining the excellent thermal shock resistance of cordierite. Another object of the present invention is to provide a method for producing a cordierite ceramic honeycomb that has excellent adhesion to a catalytically active substance and a catalytic substance when used as a catalyst carrier. Another object of the present invention is to form, dry, and
To provide a method for producing a cordierite ceramic honeycomb that does not cause cracks during the firing process. The present invention has a chemical composition of 42-52% by weight silica, 34-48% by weight alumina and 10-18% by weight magnesia (preferably 44-51% silica, 35% by weight alumina).
~45% by weight and 11-16% by weight of magnesia), a formulation consisting of talc, aluminum hydroxide and/or alumina and clay selected to have 10~
90% by weight (preferably 20 to 80% by weight) and an average particle size of 10 to
90-10% by weight (preferably 80%) of 100 micron (preferably 20-80 micron) cordierite powder
~20% by weight), a step of plasticizing this batch and forming it into a honeycomb shape, a step of drying this molded body, and a step of firing this dry molded body at 1375°C or higher, The final product contains 2 to 15% by weight of at least one crystal selected from the group consisting of spinel, mullite, and corundum, and has a softening shrinkage rate of 10% or less at 1450°C.
Thermal expansion coefficient in temperature range from ℃ to 1000℃ is 16×10 -7
(1/°C) or less. A further object of the invention is to provide talc, aluminum hydroxide and/or Prepare a batch consisting of 85-98% by weight of a formulation consisting of alumina and clay and 2-15% by weight of at least one crystal selected from the group consisting of spinel, mullite and alumina with an average particle size of 20-60 microns. process, plasticizing this batch to form it into a honeycomb shape, drying this molded body, and firing this dry molded body at a temperature of 1,375℃ or higher. To provide a method for producing a cordierite ceramic honeycomb having a softening shrinkage rate of 10% or less and a thermal expansion coefficient of 16×10 -7 (1/°C) or less in a temperature range of 25°C to 1000°C. A further object of the invention is to provide talc, aluminum hydroxide and/or 10-90% by weight of alumina and clay formulation and an average particle size of 10-90% by weight of this formulation pre-calcined and ground.
100 micron cordierite powder 90-10% by weight
at least one crystal selected from the group consisting of spinel, mullite, and alumina with an average particle size of 20 to 60 microns and a total amount of 85 to 98% by weight.
A step of preparing a batch consisting of a mixture with 15% by weight, a step of plasticizing this batch and forming it into a honeycomb shape, a step of drying this molded body, and a step of firing this dry molded body at a temperature of 1375°C or higher, A method for manufacturing cordierite ceramic honeycomb comprising a process in which the softening shrinkage rate of the final product is 10% or less at 1450°C and the thermal expansion coefficient is 16×10 -7 (1/°C) or less in the temperature range of 25°C to 1000°C. It is on offer. Part or all of the talc and part of the clay as raw materials may be replaced with calcined talc and calcined clay, respectively. In the cordierite ceramic honeycomb obtained by the method of the present invention, the main component of the crystalline phase is cordierite, and in addition to this, it contains 2 to 15% by weight of at least one crystal selected from the group consisting of spinel, mullite, and corundum, From 25℃
Thermal expansion coefficient in the temperature range of 1000℃ is 16×10 -7
(1/°C) or less, and the average pore diameter is 3 to 30 microns. The ceramic honeycomb obtained by the method of the present invention has high heat resistance because the main component of the crystalline phase is cordierite and contains 2 to 15% by weight of at least one type of crystal selected from the group consisting of spinel, mullite, and corundum. is as described above, but what is particularly noteworthy is that by including at least one type of crystal selected from the group consisting of spinel, mullite, and corundum, the softening temperature, which is a factor of heat resistance, increases. The slope of the softening contraction curve from the softening temperature to the melting temperature becomes gentler, and the melting temperature becomes higher.
As a result, the softening shrinkage rate at 1450°C was less than 10%, providing heat resistance that satisfies practical needs as a ceramic honeycomb catalyst carrier used in automobile exhaust gas purification equipment. The reasons for the limitations in the present invention are as follows. First, 15 crystals of at least one type selected from the group consisting of spinel, mullite and corundum are
The reason for setting it below 15% by weight is that if it exceeds 15% by weight, there will be no problem with the heat resistance of the cordierite ceramic honeycomb, but the coefficient of thermal expansion in the temperature range from 25℃ to 1000℃ will be 16×10 -7 (1/ This is because it cannot withstand thermal shock since the temperature exceeds 30°F (°C). The reason why at least one crystal selected from the group consisting of spinel, mullite, and corundum is set at 2% by weight or more is that if the content is less than 2% by weight, the coefficient of thermal expansion of the cordierite ceramic honeycomb will be 16×10 -7 (1/℃) or less, but
This is because the thermal shrinkage rate at 1450°C is 10% or more, resulting in poor heat resistance. The thermal expansion coefficient of cordierite ceramic honeycomb in the temperature range from 25℃ to 1000℃ is 16×10 -7
(1/℃) or less because the coefficient of thermal expansion is 16×
If it exceeds 10 -7 (1/℃), the temperature difference between rapid heating and rapid cooling will deteriorate.
This is because if the temperature is lower than 500°C and it is used as a honeycomb catalyst carrier for an exhaust gas purification device for a long period of time, cracks will form or breakage will occur, making it unbearable for practical use. The reason why the average pore diameter of the cordierite ceramic honeycomb is set to 3 to 30 microns is that if the average pore diameter is less than 3 microns, the adhesion of the catalytically active substance and catalyst substance to the cordierite ceramic honeycomb catalyst carrier is poor; This is because when used as a catalyst in an exhaust gas catalytic purification device, adhesion tends to deteriorate due to mechanical vibrations, thermal shock, etc. and peeling tends to occur. Furthermore, if the average pore diameter exceeds 30 microns, the mechanical strength of the cordierite ceramic honeycomb structure decreases, the specific surface area of the pore surface decreases significantly, and the catalytic activity also decreases. Chemical composition ranges from 42 to 52% by weight silica, alumina
The reason why the composition range is 34 to 48% by weight and magnesia 10 to 18% by weight is that, as mentioned above, the thermal expansion coefficient of the heat-resistant cordierite ceramic honeycomb is 16 × 10 -7 ( 1/
℃) or less, and the rapid heating and quenching durability temperature difference, which is an index of thermal shock resistance, is 500℃ or more, and when used for a long period as a honeycomb-shaped catalyst carrier in an exhaust gas purification device,
This is because cracks or breaks do not occur and a region with excellent heat resistance is provided. More than 52% by weight silica or less than 34% by weight alumina or 18% by weight magnesia
This is because if the amount exceeds 10% by weight, the heat resistance will not improve and the object of the present invention will not be met. If it is less than 1, the coefficient of thermal expansion will exceed 16×10 −7 (1/° C.) and the thermal shock resistance will deteriorate. In addition, the chemical composition range is 44-51% by weight of silica and 35-45% by weight of alumina.
The reason why the composition range is 11 to 16% by weight of magnesia and magnesia is that, as mentioned above, in this composition range, the main component of the crystalline phase is cordierite, and in addition, at least one member selected from the group consisting of spinel, mullite, and corundum, which improve heat resistance. 2 to 15 crystals
This is because it provides a region including % by weight, has a coefficient of thermal expansion similar to that of a single cordierite material, and has an extremely excellent thermal shock resistance. In the production method of the present invention, the chemical composition is silica 42~
the amount of talc, aluminum hydroxide and/or alumina and clay blend selected to be 52% by weight, 34-48% alumina and 10-18% magnesia, preferably 10-90% by weight; The reason why the amount of pre-calcined and ground cordierite powder in this formulation is preferably 90-10% by weight is that the talc, aluminum hydroxide and/or alumina and clay formulation is less than 10% by weight; If the cordierite powder obtained by pre-calcining and pulverizing the compound exceeds 90% by weight, the plasticity when mixed and made into a clay will be insufficient, and the formability when extruded into a honeycomb shape will be poor. . On the other hand, if the mixture of talc, aluminum hydroxide and/or alumina and clay exceeds 90% by weight or the cordierite powder obtained by pre-calcining and pulverizing this mixture is less than 10% by weight, after honeycomb extrusion, This is because the shrinkage during drying and firing increases, making it easier for cracks to occur during drying and firing, and especially when manufacturing a large honeycomb in one piece, the yield becomes poor.Furthermore, the average pore diameter of the honeycomb after firing is 3 microns. This is because it becomes unsatisfactory. The reason why the particle size of cordierite powder is set to 10 to 100 microns is that if the particle size is less than 10 microns, the average pore diameter of the honeycomb after firing will be less than 3 microns, and the drying and firing shrinkage during honeycomb manufacturing will increase. This is because it becomes less effective as a raw material. In addition, when the particle size of cordierite powder exceeds 100 microns, the average pore diameter exceeds 30 microns, the mechanical strength of the cordierite ceramic honeycomb decreases, and the specific surface area of the pore surface decreases.
This is because the catalyst activity decreases. In another manufacturing method of the present invention, the chemical composition range is 50 to 52% by weight of silica, 34 to 37% by weight of alumina, and 13 to 15% by weight of magnesia. This is because it provides the optimum range of composition to be produced.
Also, talc selected to have this chemical composition,
The total amount of the aluminum hydroxide/or alumina and clay mixture and the cordierite powder obtained by pre-calcining and pulverizing this mixture is 80% by weight.
At least one type of crystal selected from the group consisting of spinel, mullite and alumina.
~15% by weight or less means that the total amount of the blend of talc, aluminum hydroxide and/or alumina and clay and the cordierite powder pre-fired from this blend is less than 80% by weight, or spinel, 15% by weight of at least one type of crystal selected from the group consisting of mullite and alumina
This is because if the temperature exceeds 100°C, the thermal expansion number of the cordierite honeycomb obtained by firing in the temperature range of 25°C to 1000°C becomes so large that it cannot practically withstand thermal shock. In addition, in this manufacturing method, the reason why the average particle size of spinel, mullite, or corundum is set to 20 to 60 microns is that if the particle size is less than 20 microns, it will react and melt with the cordierite glass matrix component during the firing process and retain its high-temperature viscosity. If the thickness exceeds 60 microns, the surface area of spinel, mullite or corundum will become smaller, and the contact area with the cordierite glass matrix will become smaller, reducing the effect of improving high-temperature viscosity. This is because it reduces Next, examples of the present invention will be described. Talc, aluminum hydroxide, alumina, and clay, and if necessary, calcined talc and/or calcined clay were blended as shown in the table so as to have the chemical composition shown in the table. This blend was mixed, further kneaded, and then dried. This dried material was heated to 1375℃ for 5 minutes.
After firing for a period of time, the powder was ground to the average particle size shown in the table to obtain cordierite powder.

【表】【table】

【表】 本発明の実施例2〜4、参考例1〜3において
は、このコージエライト粉末および前記原料配合
物を表に示した配合割合で混合し、本発明の実施
例5〜6と参考例4において、コージエライト粉
末と前記原料配合物にさらにそれぞれ表に示した
ような平均粒径をもつたスピネル、アルミナまた
はムライトを混合し、この混合物100重量部に水
5重量部、でんぷん糊(水分80%)20重量部を加
え、ニーダーで充分に混練し、真空押出成形機に
てハニカム形状に押出した。この成形体を乾燥
後、1400℃で3時間焼成して、表に示す本発明の
実施例1〜6および参考例1〜4のコージエライ
ト系セラミツクハニカムを得た。 表に示した各種コージエライト系セラミツクハ
ニカムについて粉末X線回折によりスピネル、ム
ライトおよびコランダム量の定量、25℃から1000
℃の温度範囲における熱膨脹係数、急熱急冷耐久
温度差、1450℃の温度で15分間保持したときの軟
化収縮率および溶融温度を比較測定した。結果は
表に示す通りである。表の測定結果から明らかな
ように、結晶相の主成分がコージエライトでこれ
に加えスピネル、ムライトおよびコランダムより
なるグループから選ばれた少なくとも一種の結晶
を2〜15重量%含むものは1450℃で15分間保持し
たときの軟化収縮率が10%以内で溶融温度が1460
℃以上であるため実用上十分な耐熱性があり25℃
から1000℃の範囲での熱膨脹係数が16×10-7
(1/℃)以下であるため、急熱急冷耐久温度差
が500℃以上であり耐熱衝撃性も実用上満足でき
るものであり、またさらにバツチ組成として平均
粒径10〜100ミクロンのコージエライト系粉末が
配合されたものであるため、平均細孔直径が3〜
30ミクロンであり、ハニカム触媒担体と触媒活性
物質および触媒物質との付着性も優れたものであ
る。 以上述べた通り、本発明の方法で得られるコー
ジエライト系セラミツクハニカムは、結晶相の主
成分がコージエライトでスピネル、ムライトおよ
びコランダムよりなるグループから選ばれた少な
くとも一種の結晶を2〜15重量%含むため、耐熱
性、耐熱衝撃性のいずれにも優れ、3〜30ミクロ
ンの平均細孔直径を有しているために、触媒付着
性にも優れるものであり、自動車排ガス浄化用触
媒担体ばかりでなく各種工業用触媒担体、各種熱
交換器などに広く用いられ得るものであり、産業
上極めて有用なものである。
[Table] In Examples 2 to 4 of the present invention and Reference Examples 1 to 3, this cordierite powder and the raw material mixture were mixed in the proportions shown in the table. In Step 4, cordierite powder and the raw material mixture were further mixed with spinel, alumina, or mullite each having an average particle size as shown in the table, and 100 parts by weight of this mixture was mixed with 5 parts by weight of water and starch paste (water content 80% %) was added, thoroughly kneaded with a kneader, and extruded into a honeycomb shape using a vacuum extruder. After drying this molded body, it was fired at 1400° C. for 3 hours to obtain cordierite ceramic honeycombs of Examples 1 to 6 and Reference Examples 1 to 4 of the present invention shown in the table. Quantification of spinel, mullite, and corundum amounts by powder X-ray diffraction for various cordierite ceramic honeycombs shown in the table, from 25℃ to 1000℃
The thermal expansion coefficient in the temperature range of °C, the temperature difference between rapid heating and rapid cooling, the softening shrinkage rate and melting temperature when held at a temperature of 1450 °C for 15 minutes were compared and measured. The results are shown in the table. As is clear from the measurement results in the table, the main component of the crystal phase is cordierite, and in addition, 2 to 15% by weight of at least one type of crystal selected from the group consisting of spinel, mullite, and corundum. The softening shrinkage rate is within 10% and the melting temperature is 1460 when held for minutes.
℃ or higher, so it has sufficient heat resistance for practical use.
Thermal expansion coefficient in the range from 1000℃ to 16×10 -7
(1/℃) or less, the rapid heating and cooling durability temperature difference is 500℃ or more, and the thermal shock resistance is practically satisfactory. Furthermore, the batch composition is cordierite powder with an average particle size of 10 to 100 microns. Because it is formulated with
30 microns, and has excellent adhesion between the honeycomb catalyst carrier and the catalytically active substance and catalytic substance. As described above, the cordierite ceramic honeycomb obtained by the method of the present invention has a crystalline phase mainly composed of cordierite and containing 2 to 15% by weight of at least one type of crystal selected from the group consisting of spinel, mullite, and corundum. It has excellent heat resistance and thermal shock resistance, and has an average pore diameter of 3 to 30 microns, so it has excellent catalyst adhesion and is used not only as a catalyst carrier for automobile exhaust gas purification, but also in various types. It can be widely used in industrial catalyst carriers, various heat exchangers, etc., and is extremely useful industrially.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 化学組成がシリカ42〜52重量%、アルミナ34
〜48重量%およびマグネシア10〜18重量%となる
ように選ばれた滑石、水酸化アルミニウムおよ
び/又はアルミナおよび粘土よりなる調合物10〜
90重量%と、この調合物をあらかじめ焼成して粉
砕した平均粒径10〜100ミクロンのコージエライ
ト粉末90〜10重量%とよりなるバツチを調製する
工程と、このバツチを可塑化してハニカム形状に
成形する工程と、この成形体を乾燥する工程と、
この乾燥成形体を1375℃以上で焼成し、最終製品
がスピネル、ムライト、コランダムよりなるグル
ープから選ばれた少なくとも1種の結晶を2〜15
重量%を含み、 1450℃での軟化収縮率を10%以下、25℃〜1000
℃の温度範囲での熱膨脹係数を16×10-7(1/℃)
以下とする工程との組合せを特徴とするコージエ
ライト系セラミツクハニカムの製法。 2 滑石の一部又は全部を仮焼滑石に置換した特
許請求の範囲第1項に記載のコージエライト系セ
ラミツクハニカムの製法。 3 粘土の一部を仮焼粘土に置換した特許請求の
範囲第1項に記載のコージエライト系セラミツク
ハニカムの製法。 4 化学組成がシリカ50〜52重量%、アルミナ34
〜37重量%およびマグネシア13〜15重量%となる
ように選ばれた滑石、水酸化アルミニウムおよ
び/又はアルミナおよび粘土よりなる調合物85〜
98重量%と、20〜60ミクロンの平均粒径を有する
スピネル、ムライトおよびアルミナよりなるグル
ープから選ばれた少なくとも1種の結晶2〜15重
量%よりなるバツチを調製する工程と、 このバツチを可塑化してハニカム形状に成形す
る工程と、この成形体を乾燥する工程と、この乾
燥成形体を1375℃以上で焼成し、最終製品の軟化
収縮率を1450℃で10%以下、25℃〜1000℃の温度
範囲での熱膨脹係数を16×10-7(1/℃)以下と
する工程との組合せを特徴とするコージエライト
系セラミツクハニカムの製法。 5 滑石の一部又は全部を仮焼滑石に置換した特
許請求の範囲第4項記載のコージエライト系セラ
ミツクハニカムの製法。 6 粘土の一部を仮焼粘土に置換した特許請求の
範囲第4項記載のコージエライト系セラミツクハ
ニカムの製法。 7 化学組成がシリカ50〜52重量%、アルミナ34
〜37重量%およびマグネシア13〜15重量%となる
ように選ばれた滑石、水酸化アルミニウムおよ
び/又はアルミナおよび粘土よりなる調合物10〜
90重量%と、この調合物をあらかじめ焼成して粉
砕した平均粒径10〜100ミクロンのコージエライ
ト粉末90〜10重量%との合量85〜98重量%と、20
〜60ミクロンの平均粒径を有するスピネル、ムラ
イトおよびアルミナよりなるグループから選ばれ
た少なくとも1種の結晶2〜15重量%とよりなる
バツチを調製する工程と、このバツチを可塑化し
てハニカム形状に成形する工程と、この成形体を
乾燥する工程と、この乾燥成形体を1375℃以上で
焼成し、最終製品の軟化収縮率を1450℃で10%以
下、25℃〜1000℃の温度範囲での熱膨脹係数を16
×10-7(1/℃)以下とする工程との組合せを特
徴とするコージエライト系セラミツクハニカムの
製法。 8 滑石の一部又は全部を仮焼滑石に置換した特
許請求の範囲第7項に記載のコージエライト系セ
ラミツクハニカムの製法。 9 粘土の一部を仮焼粘土に置換した特許請求の
範囲第7項に記載のコージエライト系セラミツク
ハニカムの製法。
[Claims] 1. Chemical composition: 42 to 52% by weight silica, 34% alumina
Preparation 10 consisting of talc, aluminum hydroxide and/or alumina and clay selected to be ~48% by weight and 10-18% by weight of magnesia
90% by weight and 90% to 10% by weight of cordierite powder with an average particle size of 10 to 100 microns obtained by pre-calcining and pulverizing this mixture, and plasticizing the batch to form it into a honeycomb shape. a step of drying the molded body,
This dry molded body is fired at 1375°C or higher, and the final product contains 2 to 15 crystals of at least one type selected from the group consisting of spinel, mullite, and corundum.
Including weight%, softening shrinkage rate at 1450℃ less than 10%, 25℃~1000
The coefficient of thermal expansion in the temperature range of ℃ is 16×10 -7 (1/℃)
A method for manufacturing cordierite ceramic honeycomb characterized by a combination of the following steps. 2. The method for producing a cordierite ceramic honeycomb according to claim 1, wherein part or all of the talc is replaced with calcined talc. 3. The method for producing a cordierite ceramic honeycomb according to claim 1, wherein a part of the clay is replaced with calcined clay. 4 Chemical composition: silica 50-52% by weight, alumina 34
A formulation consisting of talc, aluminum hydroxide and/or alumina and clay chosen to be ~37% by weight and 13-15% by weight of magnesia85~
98% by weight and 2-15% by weight of at least one crystal selected from the group consisting of spinel, mullite and alumina having an average particle size of 20-60 microns; a process of drying this molded body, and firing this dry molded body at a temperature of 1375°C or higher to reduce the softening shrinkage rate of the final product to 10% or less at 1450°C and 25°C to 1000°C. A method for producing a cordierite ceramic honeycomb characterized by a combination of a process in which the coefficient of thermal expansion is 16×10 -7 (1/℃) or less in a temperature range of . 5. The method for producing a cordierite ceramic honeycomb according to claim 4, wherein part or all of the talc is replaced with calcined talc. 6. The method for producing a cordierite ceramic honeycomb according to claim 4, wherein a part of the clay is replaced with calcined clay. 7 Chemical composition: 50-52% by weight of silica, 34% alumina
Preparation 10 consisting of talc, aluminum hydroxide and/or alumina and clay selected to be ~37% by weight and 13-15% by weight of magnesia
90% by weight and 90-10% by weight of cordierite powder with an average particle size of 10-100 microns pre-calcined and ground from this formulation, 85-98% by weight;
preparing a batch consisting of 2-15% by weight of at least one crystal selected from the group consisting of spinel, mullite and alumina having an average particle size of ~60 microns and plasticizing the batch into a honeycomb shape; A process of molding, a process of drying this molded body, and a process of firing this dry molded body at a temperature of 1375°C or higher to reduce the softening shrinkage rate of the final product to 10% or less at 1450°C and within the temperature range of 25°C to 1000°C. Thermal expansion coefficient 16
A method for manufacturing a cordierite ceramic honeycomb characterized by a combination of a process of reducing the temperature to ×10 -7 (1/°C) or less. 8. The method for producing a cordierite ceramic honeycomb according to claim 7, wherein part or all of the talc is replaced with calcined talc. 9. The method for producing a cordierite ceramic honeycomb according to claim 7, wherein a part of the clay is replaced with calcined clay.
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS602270A (en) * 1984-04-25 1985-01-08 セイコーエプソン株式会社 Outer blade of rotary type electric razor

Patent Citations (1)

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JPS602270A (en) * 1984-04-25 1985-01-08 セイコーエプソン株式会社 Outer blade of rotary type electric razor

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JPS61168563A (en) 1986-07-30

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