JPH0147344B2 - - Google Patents
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- JPH0147344B2 JPH0147344B2 JP21519281A JP21519281A JPH0147344B2 JP H0147344 B2 JPH0147344 B2 JP H0147344B2 JP 21519281 A JP21519281 A JP 21519281A JP 21519281 A JP21519281 A JP 21519281A JP H0147344 B2 JPH0147344 B2 JP H0147344B2
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- axle
- rail
- running
- bogie
- bogie frame
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- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 15
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 13
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は曲率半径の小さい走行レール上を走行
する台車の車軸を自動的に走行レールの法線方向
に向ける梶取装置に関するものである。
する台車の車軸を自動的に走行レールの法線方向
に向ける梶取装置に関するものである。
製鉄所の構内荷役などで使用される走行台車
は、曲率半径の小さい走行レール上を走行する場
合が多く、一般に使用される固定車軸式の台車で
は車軸の走行レールに対する非直角度が大きくな
り車軸とレールとの間にきしみ、滑りなどの現象
が起り、レールや車輪などの寿命の短縮や走行抵
抗の増大、騒音の発生などの問題が生じている。
は、曲率半径の小さい走行レール上を走行する場
合が多く、一般に使用される固定車軸式の台車で
は車軸の走行レールに対する非直角度が大きくな
り車軸とレールとの間にきしみ、滑りなどの現象
が起り、レールや車輪などの寿命の短縮や走行抵
抗の増大、騒音の発生などの問題が生じている。
本発明は上記の点に鑑み発明されたもので、台
車枠に軸軸を水平方向に回動可能に軸支し、前記
走行レールに並行に地上側に敷設された梶取案内
レールに案内されて作動する梶取部材を台車に設
け、該梶取部材の作動を前記車軸に伝達して車軸
を水平方向に回動する伝達機構を前記梶取部材と
車軸との間に備え、梶取案内レールが並設されて
いない走行レール区間で車軸を走行レールの法線
方向に向ける車軸中立位置保持装置を台車枠に設
け、梶取案内レールが並設されている走行レール
区間では台車走行中の梶取案内レールと台車枠の
相対位置の変動を用いて梶取部材、伝達機構を介
して車軸を車軸中立位置保持装置に抗して走行レ
ールの法線方向に自動的に向けることを特徴と
し、車輪とレールとの間のきしみや滑りを防止し
て前記の欠点を除去したものである。
車枠に軸軸を水平方向に回動可能に軸支し、前記
走行レールに並行に地上側に敷設された梶取案内
レールに案内されて作動する梶取部材を台車に設
け、該梶取部材の作動を前記車軸に伝達して車軸
を水平方向に回動する伝達機構を前記梶取部材と
車軸との間に備え、梶取案内レールが並設されて
いない走行レール区間で車軸を走行レールの法線
方向に向ける車軸中立位置保持装置を台車枠に設
け、梶取案内レールが並設されている走行レール
区間では台車走行中の梶取案内レールと台車枠の
相対位置の変動を用いて梶取部材、伝達機構を介
して車軸を車軸中立位置保持装置に抗して走行レ
ールの法線方向に自動的に向けることを特徴と
し、車輪とレールとの間のきしみや滑りを防止し
て前記の欠点を除去したものである。
以下図示の実施例について説明する。
先ず第1図乃至第5図に示す一実施例について
説明すると、地上側には走行レール1とこれに並
行して梶取案内レール2が敷設されている。
説明すると、地上側には走行レール1とこれに並
行して梶取案内レール2が敷設されている。
台車枠3の下部前後に車軸4,4′が配置され、
前部車軸4は第2図に示す如く台車枠3の中心線
上の下部に固定されているピン5に前部車軸4の
中央部に設けたボス6をブツシユ7を介して回動
可能に軸支され、カラー8を介してナツト9で係
止されている。後部車軸4′も台車枠3の中心線
上の下部に固定されているピン5′に後部車軸
4′の中央部に設けたボス6′を前部車軸4の場合
と同様にして回動可能に軸支している。前部車軸
4及び後部車軸4′の両端には走行レール1上を
転動する車輪10a,10b及び10′a,1
0′bが固定されている。
前部車軸4は第2図に示す如く台車枠3の中心線
上の下部に固定されているピン5に前部車軸4の
中央部に設けたボス6をブツシユ7を介して回動
可能に軸支され、カラー8を介してナツト9で係
止されている。後部車軸4′も台車枠3の中心線
上の下部に固定されているピン5′に後部車軸
4′の中央部に設けたボス6′を前部車軸4の場合
と同様にして回動可能に軸支している。前部車軸
4及び後部車軸4′の両端には走行レール1上を
転動する車輪10a,10b及び10′a,1
0′bが固定されている。
台車枠3の下部前後には前後夫々の車軸4,
4′の梶取部材11,11′が備えられている。前
部梶取部材11は台車枠3の中心線上の下部に固
定されたピン12に中央部を回動自在に軸支され
た前部梶取レバー13と該レバー13の両端に回
転可能に設けられて第3図に示す如く梶取案内レ
ール2内を転動する案内ローラ14a,14bと
から構成されている。後部梶取部材10′も同様
に台車枠3の中心線上の下部に固定されたピン1
2′に中央部を回動自在に軸支された後部梶取レ
バー13′と該レバー13′の両端に回転可能に設
けられて梶取案内レール2内を転動する案内ロー
ラ14′a,14′bとから構成されている。この
案内ローラ14a,14′a及び14b,14′b
は走行レール1のいずれか一方の側に敷設されて
いる梶取案内レール2に夫々案内される。
4′の梶取部材11,11′が備えられている。前
部梶取部材11は台車枠3の中心線上の下部に固
定されたピン12に中央部を回動自在に軸支され
た前部梶取レバー13と該レバー13の両端に回
転可能に設けられて第3図に示す如く梶取案内レ
ール2内を転動する案内ローラ14a,14bと
から構成されている。後部梶取部材10′も同様
に台車枠3の中心線上の下部に固定されたピン1
2′に中央部を回動自在に軸支された後部梶取レ
バー13′と該レバー13′の両端に回転可能に設
けられて梶取案内レール2内を転動する案内ロー
ラ14′a,14′bとから構成されている。この
案内ローラ14a,14′a及び14b,14′b
は走行レール1のいずれか一方の側に敷設されて
いる梶取案内レール2に夫々案内される。
車軸4,4′と梶取部材11,11′との間には
夫々梶取力伝達機構15,15′が備えられてい
る。前部梶取力伝達機構10は前部車軸4のボス
6の外周に固定された鎖車16と、前部梶取レバ
ー13と一体的に設けられてピン12に回動可能
に軸支されている鎖車17と、両鎖車16,17
間に懸架されたチエーン18とから構成されてい
る。後部梶取力伝達機構11′は後部車軸4′のボ
ス6′に固定された歯車19と、後部梶取レバー
13′と一体的に設けられてピン12′に回動可能
に軸支されていて前記歯車19と噛合している歯
車20とから構成されている。
夫々梶取力伝達機構15,15′が備えられてい
る。前部梶取力伝達機構10は前部車軸4のボス
6の外周に固定された鎖車16と、前部梶取レバ
ー13と一体的に設けられてピン12に回動可能
に軸支されている鎖車17と、両鎖車16,17
間に懸架されたチエーン18とから構成されてい
る。後部梶取力伝達機構11′は後部車軸4′のボ
ス6′に固定された歯車19と、後部梶取レバー
13′と一体的に設けられてピン12′に回動可能
に軸支されていて前記歯車19と噛合している歯
車20とから構成されている。
そして台車枠3の移動によつて案内ローラ14
a,14′aあるいは14b,14′bが梶取案内
レール2に沿つてガイドされると、該レール2と
台車枠3の相対位置の変動によつて梶取レバー1
3,13′が回動し、この回動量を前部車軸4に
は歯車17、チエーン18、鎖車16を介して、
後部車軸4′には歯車20,19を介して夫々伝
達し、車軸4,4′を走行レール1の法線A−O
方向あるいはA′−O方向に向けることができる。
a,14′aあるいは14b,14′bが梶取案内
レール2に沿つてガイドされると、該レール2と
台車枠3の相対位置の変動によつて梶取レバー1
3,13′が回動し、この回動量を前部車軸4に
は歯車17、チエーン18、鎖車16を介して、
後部車軸4′には歯車20,19を介して夫々伝
達し、車軸4,4′を走行レール1の法線A−O
方向あるいはA′−O方向に向けることができる。
台車枠3の下部前後には梶取案内レール2が並
設されていない走行レール1の区間で車軸4,
4′を走行レール1の法線方向に向ける車軸中立
位置保持装置21,21′が設けられている。該
装置21,21′を構成する保持部材22a,2
2b及び22′a,22′bは台車枠3の中心線を
挾んで対称的に設けられている。保持部材22
a,22b及び22′a,22′bは同一の構成を
しているから第4図により前部車軸4を中立位置
に保持する保持部材22a,22bについて説明
すると、台車枠3に固定される外筒23内に内筒
24を摺動可能に設け、外筒23の後部に固設し
たバネ受25と内筒24間に圧縮バネ26を収納
し、内筒24に一端を固着したボルト27の他端
をバネ受25に貫通させナツト28を螺動せしめ
て案内ローラ14a,14′aあるいは14b,
14′bのいずれもが梶取案内レール2にガイド
されていない時に第4図aに示す如く保持部材2
2a,22bの両内筒24の先端が梶取レバー1
3に当接し、前部車軸24を走行レール1の法線
方向に向け、右回りの曲線路において案内ローラ
14a,14′aが梶取案内レール2に案内され
ると第4図bに示す如く梶取レバー13が保持部
材22bの内筒24に抗して時計方向に回動し、
車軸4を走行レール1の法線方向に向け、左回り
の曲線路において案内ローラ14b,14′bが
案内レール2に案内されると第4図cに示す如
く、梶取レバー13は保持部材22aの内筒24
に抗して反時計方向に回動し、車軸4を走行レー
ル1の法線方向に向けることができる。
設されていない走行レール1の区間で車軸4,
4′を走行レール1の法線方向に向ける車軸中立
位置保持装置21,21′が設けられている。該
装置21,21′を構成する保持部材22a,2
2b及び22′a,22′bは台車枠3の中心線を
挾んで対称的に設けられている。保持部材22
a,22b及び22′a,22′bは同一の構成を
しているから第4図により前部車軸4を中立位置
に保持する保持部材22a,22bについて説明
すると、台車枠3に固定される外筒23内に内筒
24を摺動可能に設け、外筒23の後部に固設し
たバネ受25と内筒24間に圧縮バネ26を収納
し、内筒24に一端を固着したボルト27の他端
をバネ受25に貫通させナツト28を螺動せしめ
て案内ローラ14a,14′aあるいは14b,
14′bのいずれもが梶取案内レール2にガイド
されていない時に第4図aに示す如く保持部材2
2a,22bの両内筒24の先端が梶取レバー1
3に当接し、前部車軸24を走行レール1の法線
方向に向け、右回りの曲線路において案内ローラ
14a,14′aが梶取案内レール2に案内され
ると第4図bに示す如く梶取レバー13が保持部
材22bの内筒24に抗して時計方向に回動し、
車軸4を走行レール1の法線方向に向け、左回り
の曲線路において案内ローラ14b,14′bが
案内レール2に案内されると第4図cに示す如
く、梶取レバー13は保持部材22aの内筒24
に抗して反時計方向に回動し、車軸4を走行レー
ル1の法線方向に向けることができる。
したがつて第5図に示す如く台車枠3が直線路
の位置aを走行しているときは、梶取レバー1
3,13′は車軸中立位置保持装置21,21′の
保持部材22a,22b及び22′a,22′bの
内筒24が当接しているから、車軸4,4′を走
行レールに対して直角に保持しているが、台車枠
3が移動して右曲り曲線路の位置bを走行してい
るときは走行レール1の一側に並設した梶取案内
レール2bに案内ローラ14a,14′aが案内
されて梶取レバー13,13′を保持部材22b,
22′aの内筒24に抗して時計方向に回動させ、
梶取力伝達機構15,15′を介して車軸4,
4′を回動し、車軸4,4′を走行レール1の法線
bO−A方向、bO−A′方向に自動的に向け、台車
枠3が更に移動して左曲りの曲線路の位置cを走
行しているときは走行レール1の他側に並設した
梶取案内レール2cに案内ローラ14b,14′
bが案内されて梶取レバー13,13′を保持部
材22a,22′bの内筒24に抗して反時計方
向に回動させ、梶取力伝達機構15,15′を介
して車軸4,4′を回動し、車軸4,4′を走行レ
ール1の法線cO−A方向、cO−A′方向に自動的
に向けて台車枠3を移動させることができ、台車
枠3が再び直線路の位置dに達すると梶取案内レ
ール2が並設されていないため、梶取レバー1
3,13′は圧縮バネ26により保持部材22a,
22′bの内筒24で押されて回動し、保持部材
22a,22b及び22′a,22′bの内筒24
が該レバー13,13′に当接し、車軸4,4′を
走行レール1に対して直角方向に向ける。
の位置aを走行しているときは、梶取レバー1
3,13′は車軸中立位置保持装置21,21′の
保持部材22a,22b及び22′a,22′bの
内筒24が当接しているから、車軸4,4′を走
行レールに対して直角に保持しているが、台車枠
3が移動して右曲り曲線路の位置bを走行してい
るときは走行レール1の一側に並設した梶取案内
レール2bに案内ローラ14a,14′aが案内
されて梶取レバー13,13′を保持部材22b,
22′aの内筒24に抗して時計方向に回動させ、
梶取力伝達機構15,15′を介して車軸4,
4′を回動し、車軸4,4′を走行レール1の法線
bO−A方向、bO−A′方向に自動的に向け、台車
枠3が更に移動して左曲りの曲線路の位置cを走
行しているときは走行レール1の他側に並設した
梶取案内レール2cに案内ローラ14b,14′
bが案内されて梶取レバー13,13′を保持部
材22a,22′bの内筒24に抗して反時計方
向に回動させ、梶取力伝達機構15,15′を介
して車軸4,4′を回動し、車軸4,4′を走行レ
ール1の法線cO−A方向、cO−A′方向に自動的
に向けて台車枠3を移動させることができ、台車
枠3が再び直線路の位置dに達すると梶取案内レ
ール2が並設されていないため、梶取レバー1
3,13′は圧縮バネ26により保持部材22a,
22′bの内筒24で押されて回動し、保持部材
22a,22b及び22′a,22′bの内筒24
が該レバー13,13′に当接し、車軸4,4′を
走行レール1に対して直角方向に向ける。
尚同一方向の曲線路の走行レールにおいては、
梶取案内ローラ14a,14′aあるいは14b,
14′bのいずれか片方でよい。又梶取力伝達機
構15,15′は上記の実施例に限定されること
なく、例えば第6図に示す如く前部梶取伝達機構
15は梶取レバー13と車軸4とにリンク29の
両端を夫々枢着し、後部梶取伝達機構15′は台
車枠3に固定したピン30にベルクランク31を
回動可能に設け、車軸4′のボス6′に一体的に設
けたレバー32の先端に枢着したリンク33をベ
ルクランク31の一端に枢着するとともに他端を
リンク34を介して梶取レバー13′に枢着せし
め、両車軸4,4′を水平方向に回動させる如き
ものであつてもよい。
梶取案内ローラ14a,14′aあるいは14b,
14′bのいずれか片方でよい。又梶取力伝達機
構15,15′は上記の実施例に限定されること
なく、例えば第6図に示す如く前部梶取伝達機構
15は梶取レバー13と車軸4とにリンク29の
両端を夫々枢着し、後部梶取伝達機構15′は台
車枠3に固定したピン30にベルクランク31を
回動可能に設け、車軸4′のボス6′に一体的に設
けたレバー32の先端に枢着したリンク33をベ
ルクランク31の一端に枢着するとともに他端を
リンク34を介して梶取レバー13′に枢着せし
め、両車軸4,4′を水平方向に回動させる如き
ものであつてもよい。
又、車軸中立位置保持装置21,21′は前記
の実施例に限定されるものではなく、例えば第7
図に示す如く、梶取レバー13を挾んで内筒24
が対向するように設けてもよく、第7図a,b,
cは第4図のa,b,cと対応させたものであ
る。そしてこの保持装置21,21′は梶取レバ
ー13,13′の代りに車軸4,4′に内筒24を
当接するように設けても同様の効果を発揮するも
のである。更に走行レール1が一方向の曲線路で
ある場合は第4図に示す如く台車枠3の中心線を
挾んで対称位置に、あるいは第7図に示す如く梶
取レバー13を挾んで内筒24を対向するように
設けた保持部材22a,22bのうちいずれか一
方を単なるストツパにしてもよい。又第8図に示
す如く、台車枠3に固定したピン35,35′に
夫々一端を係止したスプリング36,36′の他
端を梶取レバー13,13′に夫々係止し、台車
枠3にストツパ37,37′を設けたものであつ
ても車軸を中立に保持できる。
の実施例に限定されるものではなく、例えば第7
図に示す如く、梶取レバー13を挾んで内筒24
が対向するように設けてもよく、第7図a,b,
cは第4図のa,b,cと対応させたものであ
る。そしてこの保持装置21,21′は梶取レバ
ー13,13′の代りに車軸4,4′に内筒24を
当接するように設けても同様の効果を発揮するも
のである。更に走行レール1が一方向の曲線路で
ある場合は第4図に示す如く台車枠3の中心線を
挾んで対称位置に、あるいは第7図に示す如く梶
取レバー13を挾んで内筒24を対向するように
設けた保持部材22a,22bのうちいずれか一
方を単なるストツパにしてもよい。又第8図に示
す如く、台車枠3に固定したピン35,35′に
夫々一端を係止したスプリング36,36′の他
端を梶取レバー13,13′に夫々係止し、台車
枠3にストツパ37,37′を設けたものであつ
ても車軸を中立に保持できる。
梶取案内レール2は走行レール1に沿つて全線
に亘つて並設してもよいが、一般に同じ線形の長
い部分の梶取案内レール2は取除いた方が貫用効
率及び梶取部材11,11′等の耐久性上有利で
あることから第9図a,b,cにみられる如く、
直線路では案内レール2を無くし、dでは緩やか
な曲線路で無くしている。このような梶取案内レ
ール2が無い区間を走行するのに車軸中立位置保
持部材は有利である。
に亘つて並設してもよいが、一般に同じ線形の長
い部分の梶取案内レール2は取除いた方が貫用効
率及び梶取部材11,11′等の耐久性上有利で
あることから第9図a,b,cにみられる如く、
直線路では案内レール2を無くし、dでは緩やか
な曲線路で無くしている。このような梶取案内レ
ール2が無い区間を走行するのに車軸中立位置保
持部材は有利である。
本発明は以上のように、走行レールに並設した
梶取案内レールにより梶取部材を回動させ、伝達
機構を介して車軸を走行レールの曲率半径にあわ
せて水平方向に回動させ、梶取案内レールが並設
されていない区間においては、車軸中立位置保持
装置によつて車軸を常に走行レールの法線方向に
向けたから、車輪とレールとのきしみや滑りなど
が生ぜず、レールや車輪の耐久性が向上し、走行
抵抗が減少するとともに騒音の発生を防止できる
等の効果を奏することができる。
梶取案内レールにより梶取部材を回動させ、伝達
機構を介して車軸を走行レールの曲率半径にあわ
せて水平方向に回動させ、梶取案内レールが並設
されていない区間においては、車軸中立位置保持
装置によつて車軸を常に走行レールの法線方向に
向けたから、車輪とレールとのきしみや滑りなど
が生ぜず、レールや車輪の耐久性が向上し、走行
抵抗が減少するとともに騒音の発生を防止できる
等の効果を奏することができる。
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を示すも
ので、第1図は平面図、第2図は第1図−断
面図、第3図は第1図−断面図、第4図は車
軸中立位置保持部材の構造と作動を示す一部切欠
き平面図、第5図は走行状態を説明する為の図、
第6図は梶取力伝達機構の他の実施例を示す平面
図、第7図、第8図は車軸中立位置保持装置の
夫々別の実施例を示す平面図、第9図は走行レー
ルと梶取案内レールとの並設状態を説明するため
の図である。 1は走行レール、2は梶取案内レール、3は台
車枠、4,4′は車軸、5,5′はピン、6,6′
はボス、10a,10′a,10b,10′bは車
輪、11,11′は梶取部材、12,12′はピ
ン、13,13′は梶取レバー、14a,14′
a,14b,14′bは案内ローラ、15は梶取
力伝達機構、16,17は鎖車、18はチエー
ン、19,20は歯車、21,21′は車軸中立
位置保持装置、22a,22′a,22b,2
2′bは保持部材、23は外筒、24は内筒、2
5はバネ受、26は圧縮バネ、27はボルト、2
8はナツト、29はリンク、31はベルクラン
ク、32はレバー、33,34はリンク、36,
36′はスプリング、37,37′はストツパであ
る。
ので、第1図は平面図、第2図は第1図−断
面図、第3図は第1図−断面図、第4図は車
軸中立位置保持部材の構造と作動を示す一部切欠
き平面図、第5図は走行状態を説明する為の図、
第6図は梶取力伝達機構の他の実施例を示す平面
図、第7図、第8図は車軸中立位置保持装置の
夫々別の実施例を示す平面図、第9図は走行レー
ルと梶取案内レールとの並設状態を説明するため
の図である。 1は走行レール、2は梶取案内レール、3は台
車枠、4,4′は車軸、5,5′はピン、6,6′
はボス、10a,10′a,10b,10′bは車
輪、11,11′は梶取部材、12,12′はピ
ン、13,13′は梶取レバー、14a,14′
a,14b,14′bは案内ローラ、15は梶取
力伝達機構、16,17は鎖車、18はチエー
ン、19,20は歯車、21,21′は車軸中立
位置保持装置、22a,22′a,22b,2
2′bは保持部材、23は外筒、24は内筒、2
5はバネ受、26は圧縮バネ、27はボルト、2
8はナツト、29はリンク、31はベルクラン
ク、32はレバー、33,34はリンク、36,
36′はスプリング、37,37′はストツパであ
る。
Claims (1)
- 1 曲率半径の小さい走行レール上を走行する台
車において、台車枠に車軸を水平方向に回動可能
に軸支し、前記走行レールに並行に地上側に敷設
された梶取案内レールに案内されて作動する梶取
部材を台車に設け、該梶取部材の作動を前記車軸
に伝達して車軸を水平方向に回動する伝達機構を
前記梶取部材と車軸との間に備え、梶取案内レー
ルが並設されていない走行レール区間で車軸を走
行レールの法線方向に向ける車軸中立位置保持装
置を台車枠に設け、梶取案内レールが並設されて
いる走行レール区間では台車走行中の梶取案内レ
ールと台車枠の相対位置の変動を用いて梶取部
材、伝達機構を介して車軸を車軸中立位置保持装
置に抗して走行レールの法線方向に自動的に向け
ることを特徴とするレール走行台車の梶取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21519281A JPS58116263A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | レ−ル走行台車の梶取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21519281A JPS58116263A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | レ−ル走行台車の梶取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58116263A JPS58116263A (ja) | 1983-07-11 |
JPH0147344B2 true JPH0147344B2 (ja) | 1989-10-13 |
Family
ID=16668197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21519281A Granted JPS58116263A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | レ−ル走行台車の梶取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58116263A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6029765U (ja) * | 1983-08-08 | 1985-02-28 | 日本車輌製造株式会社 | 輸送用台車のかじ取り装置 |
-
1981
- 1981-12-29 JP JP21519281A patent/JPS58116263A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58116263A (ja) | 1983-07-11 |
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