JPH0146018B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0146018B2 JPH0146018B2 JP12441983A JP12441983A JPH0146018B2 JP H0146018 B2 JPH0146018 B2 JP H0146018B2 JP 12441983 A JP12441983 A JP 12441983A JP 12441983 A JP12441983 A JP 12441983A JP H0146018 B2 JPH0146018 B2 JP H0146018B2
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- cylindrical paper
- outer cylinder
- dust
- tar
- paper holder
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- Expired
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- 229930195733 hydrocarbon Natural products 0.000 claims 1
- 150000002430 hydrocarbons Chemical class 0.000 claims 1
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Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、石炭ガス化炉において高温高圧の下
で生成された石炭ガス中に含まれるタールの量を
測るためのダスト分離器に関する。
で生成された石炭ガス中に含まれるタールの量を
測るためのダスト分離器に関する。
周知の如く、石炭ガス化の研究において、ター
ル分の計測は、ガス化効率の向上を図るためのガ
ス化反応の把握、あるいはガス化技術を確立する
上で最も大切なことである。ところで、石炭ガス
化炉で生成されるガス中には、一般にタールや水
分等の他に多くのダストが含まれており、タール
計測を行う場合、このダストをいかに分離するか
がタールのサンプリング法の簡素化に不可欠な条
件である。
ル分の計測は、ガス化効率の向上を図るためのガ
ス化反応の把握、あるいはガス化技術を確立する
上で最も大切なことである。ところで、石炭ガス
化炉で生成されるガス中には、一般にタールや水
分等の他に多くのダストが含まれており、タール
計測を行う場合、このダストをいかに分離するか
がタールのサンプリング法の簡素化に不可欠な条
件である。
従来、ダストの分離法としては、日本工業規格
で定められている重油・ガス・石炭焚きボイラ等
の排ガスサンプリング方法を応用し、溶剤を入れ
たガラス製のガス吸収瓶に生成ガスを通じてダス
トとタールを同時に捕集する方法や、ガス吸収瓶
の前にダストを分離するためのシリカウール等を
充填してダストを分離する方法などがあつた。
で定められている重油・ガス・石炭焚きボイラ等
の排ガスサンプリング方法を応用し、溶剤を入れ
たガラス製のガス吸収瓶に生成ガスを通じてダス
トとタールを同時に捕集する方法や、ガス吸収瓶
の前にダストを分離するためのシリカウール等を
充填してダストを分離する方法などがあつた。
しかしながら、このような方法によれば、以下
に示す欠点を有する。
に示す欠点を有する。
(1) サンプリング系に過大な圧力が掛つてガラス
製器具が破損するのを防止するために、減圧バ
ルブを取り付ける必要があるが、石炭ガス化炉
内の高い圧力を、ほぼ常圧にまで減圧させるこ
の減圧バルブのクリアランスは、極めてわずか
なものとならざるを得ず、生成ガス中のダスト
や凝縮したタールなどが詰り、サンプリングが
不可能になることもあつた。
製器具が破損するのを防止するために、減圧バ
ルブを取り付ける必要があるが、石炭ガス化炉
内の高い圧力を、ほぼ常圧にまで減圧させるこ
の減圧バルブのクリアランスは、極めてわずか
なものとならざるを得ず、生成ガス中のダスト
や凝縮したタールなどが詰り、サンプリングが
不可能になることもあつた。
(2) 石炭ガス化炉で生成されるガス中には、多量
のダスト、タールやCO、H2、CH4、CO2、な
どが含まれているが、ダストを除きこれらの物
質は、ガスあるいはミスト状で存在している。
従つて、これらの生成ガス中のタールを測る場
合には、温度を下げ凝縮させるなどして捕集す
るが、上記したように減圧バルブなどのサンプ
リング系に固着してしまいトラブルが生じるこ
とになる。
のダスト、タールやCO、H2、CH4、CO2、な
どが含まれているが、ダストを除きこれらの物
質は、ガスあるいはミスト状で存在している。
従つて、これらの生成ガス中のタールを測る場
合には、温度を下げ凝縮させるなどして捕集す
るが、上記したように減圧バルブなどのサンプ
リング系に固着してしまいトラブルが生じるこ
とになる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、石
炭ガス化炉で生成される高温ガス中のタールを計
測するために、生成ガス中のダストを高温高圧で
分離できるダスト分離器を提供することを目的と
する。
炭ガス化炉で生成される高温ガス中のタールを計
測するために、生成ガス中のダストを高温高圧で
分離できるダスト分離器を提供することを目的と
する。
以下、本発明の一実施例を図を参照して説明す
る。
る。
図中の1は、筒体2と、この筒体2の一端側に
設けられた内側向の凸部3と、円筒体2の他端側
に設けられたボールバルブ等と接続可能なフラン
ジ4とから構成される外筒である。この外筒1の
凸部3には、貫通孔5が軸線に沿つて開孔されて
いる。同外筒1の外周部には、熱電対6、加熱手
段としてのシースヒータ7が設けられているとと
もに、保温材8が巻装されている。なお、シース
ヒータ7は、温度調整器等の使用により、温度制
御が可能である。前記外筒1の凸部3には、指サ
ツク状の円筒紙9が装着されている。この円筒
紙9の周囲には、該円筒紙9の両端部を把持
する円筒紙ホルダ10が、間隙11を隔てて囲
繞されている。この円筒紙ホルダ10の一端側
の外周部は、ネジ切り加工されている。この円筒
紙ホルダ10のネジ切り加工された側には、ネ
ジ切り加工されたフランジ12を有する円筒紙
ホルダ支持具13が螺合されているとともに、該
支持具13は高温用パツキン14を介して既述し
た外筒1の他端部に気密に結合されている。同支
持具13には、貫通孔15が軸線に沿つて開孔さ
れている。
設けられた内側向の凸部3と、円筒体2の他端側
に設けられたボールバルブ等と接続可能なフラン
ジ4とから構成される外筒である。この外筒1の
凸部3には、貫通孔5が軸線に沿つて開孔されて
いる。同外筒1の外周部には、熱電対6、加熱手
段としてのシースヒータ7が設けられているとと
もに、保温材8が巻装されている。なお、シース
ヒータ7は、温度調整器等の使用により、温度制
御が可能である。前記外筒1の凸部3には、指サ
ツク状の円筒紙9が装着されている。この円筒
紙9の周囲には、該円筒紙9の両端部を把持
する円筒紙ホルダ10が、間隙11を隔てて囲
繞されている。この円筒紙ホルダ10の一端側
の外周部は、ネジ切り加工されている。この円筒
紙ホルダ10のネジ切り加工された側には、ネ
ジ切り加工されたフランジ12を有する円筒紙
ホルダ支持具13が螺合されているとともに、該
支持具13は高温用パツキン14を介して既述し
た外筒1の他端部に気密に結合されている。同支
持具13には、貫通孔15が軸線に沿つて開孔さ
れている。
こうした構造のダスト分離器を使用する際は、
シースヒータ7によりタールが凝縮しない高温例
えば400℃に保つた状態でダストの分離を行なう。
シースヒータ7によりタールが凝縮しない高温例
えば400℃に保つた状態でダストの分離を行なう。
しかして、本発明によれば、外筒1、円筒紙
9、円筒紙ホルダ10、円筒紙ホルダ支持具
13、シースヒータ7及び保温材8を適宜設けた
構造となつているため、タールが凝縮しない高温
の状態でダストの分離を行なうことができ、ダス
トによるサンプリング系の詰りを防止できる。
9、円筒紙ホルダ10、円筒紙ホルダ支持具
13、シースヒータ7及び保温材8を適宜設けた
構造となつているため、タールが凝縮しない高温
の状態でダストの分離を行なうことができ、ダス
トによるサンプリング系の詰りを防止できる。
また、高温ガス中のタールを計測する前後に円
筒紙3の重量を測ることにより、ダスト量の概
略を知ることができる。
筒紙3の重量を測ることにより、ダスト量の概
略を知ることができる。
以上詳述した如く本発明によれば、生成ガス中
のダストを分離できるとともに、高温ガス中のタ
ールの計測前後のダスト量の概略を知ることので
きるダスト分離器を提供できるものである。
のダストを分離できるとともに、高温ガス中のタ
ールの計測前後のダスト量の概略を知ることので
きるダスト分離器を提供できるものである。
図は、本発明の一実施例に係るダスト分離器の
断面図である。 1……外筒、2……筒体、3……凸部、4,1
2……フランジ、5,15……貫通孔、6……熱
電対、7……シースヒータ(加熱手段)、8……
保温材、9……円筒紙、10……円筒紙ホル
ダ、11……間隙、13……円筒紙ホルダ支持
具、14……高温用パツキン。
断面図である。 1……外筒、2……筒体、3……凸部、4,1
2……フランジ、5,15……貫通孔、6……熱
電対、7……シースヒータ(加熱手段)、8……
保温材、9……円筒紙、10……円筒紙ホル
ダ、11……間隙、13……円筒紙ホルダ支持
具、14……高温用パツキン。
Claims (1)
- 1 石炭ガス化炉で生成されるH2、CO2、CO等
を含む炭化水素系高温ガス中のタールを計測する
ためのダスト分離器において、一端部に、軸線に
沿つた貫通孔を有する内側向の凸部を備えた外筒
と、この外筒の凸部に装着された指サツク状の円
筒紙と、この円筒紙の周囲に間隙を隔てて囲
繞され、かつ該円筒紙の両端部を把持する円筒
紙ホルダと、この円筒紙ホルダの一部に螺合
されるとともに、前記外筒の他端部に気密に結合
され、かつ軸線に沿つた貫通孔を有する円筒紙
ホルダ支持具と、前記外筒の外周部に取付けられ
た加熱手段及び保温材とを具備することを特徴と
するダスト分離器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12441983A JPS6014922A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | ダスト分離器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12441983A JPS6014922A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | ダスト分離器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6014922A JPS6014922A (ja) | 1985-01-25 |
JPH0146018B2 true JPH0146018B2 (ja) | 1989-10-05 |
Family
ID=14885009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12441983A Granted JPS6014922A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | ダスト分離器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6014922A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5003864A (en) * | 1989-12-28 | 1991-04-02 | Hoke Incorporated | Geared air actuator |
-
1983
- 1983-07-08 JP JP12441983A patent/JPS6014922A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6014922A (ja) | 1985-01-25 |
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