JPH0143141Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0143141Y2 JPH0143141Y2 JP949985U JP949985U JPH0143141Y2 JP H0143141 Y2 JPH0143141 Y2 JP H0143141Y2 JP 949985 U JP949985 U JP 949985U JP 949985 U JP949985 U JP 949985U JP H0143141 Y2 JPH0143141 Y2 JP H0143141Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- water
- containing gas
- guide
- water droplets
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 46
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 40
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 6
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Separation Of Particles Using Liquids (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本案は含塵ガスたとえば含塵空気より塵埃を除
去して清浄なガスたとえば空気を得る溜水式集塵
機の改良に関するものである。
去して清浄なガスたとえば空気を得る溜水式集塵
機の改良に関するものである。
従来の技術
従来の溜水式集塵機は第４図、第５図に示す如
く容器８内に溜水１を張り含塵ガス導入口９より
容器８内に導入した含塵ガス５をガイド６，７に
より溜水１に接触させ溜水１より出る水滴に塵埃
を捕集させるもので、含塵ガス５のフアン静圧を
利用して溜水１を飛散させまたはポンプを利用し
て溜水１を飛散させていたが、フアンの吸引力を
利用すればフアン静圧が大きくなつてフアンの動
力が大きくなる欠点があり、またフアンの静圧の
ため溜水１に第５図ｈに示す如く水位の差を生じ
フアンの静圧が変動すればこの水位の差ｈにも変
動を生じ含塵ガス５の通過抵抗が不均一になり溜
水１の飛散が不均一となつて集塵効率も変動する
欠点があつた。またポンプを利用して溜水１を飛
散する方法ではスプレーノズルの目詰りによつて
集塵効率が低下し一方この目詰り防止のためノズ
ル径を拡大すればスプレーノズルからの飛散水滴
が大きくなり従つて含塵ガスと水滴との接触面積
が小さくなつて集塵効率が悪くなる欠点があつ
た。またこれ等の欠点を防止するためこの形式の
溜水式集塵機は小型のものしか使用できなかつ
た。
く容器８内に溜水１を張り含塵ガス導入口９より
容器８内に導入した含塵ガス５をガイド６，７に
より溜水１に接触させ溜水１より出る水滴に塵埃
を捕集させるもので、含塵ガス５のフアン静圧を
利用して溜水１を飛散させまたはポンプを利用し
て溜水１を飛散させていたが、フアンの吸引力を
利用すればフアン静圧が大きくなつてフアンの動
力が大きくなる欠点があり、またフアンの静圧の
ため溜水１に第５図ｈに示す如く水位の差を生じ
フアンの静圧が変動すればこの水位の差ｈにも変
動を生じ含塵ガス５の通過抵抗が不均一になり溜
水１の飛散が不均一となつて集塵効率も変動する
欠点があつた。またポンプを利用して溜水１を飛
散する方法ではスプレーノズルの目詰りによつて
集塵効率が低下し一方この目詰り防止のためノズ
ル径を拡大すればスプレーノズルからの飛散水滴
が大きくなり従つて含塵ガスと水滴との接触面積
が小さくなつて集塵効率が悪くなる欠点があつ
た。またこれ等の欠点を防止するためこの形式の
溜水式集塵機は小型のものしか使用できなかつ
た。
考案の目的
本案は上記の欠点を除去し、含塵ガスを溜水上
面に導入するに際し含塵ガスの静圧を高くする必
要なく、一定の効率で塵埃を確実に除去し得るよ
う改良した溜水式集塵機を提供することを目的と
するものである。
面に導入するに際し含塵ガスの静圧を高くする必
要なく、一定の効率で塵埃を確実に除去し得るよ
う改良した溜水式集塵機を提供することを目的と
するものである。
考案の構成
本案は上記の目的を達成するために含塵ガスの
流れ方向と交わるように空気および水滴が噴出す
るよう空気噴出孔を列設したパイプを溜水内に配
置し、水滴を含塵ガス内に飛散させ含塵ガス中の
塵埃を水滴に捕集させるようにしたものである。
流れ方向と交わるように空気および水滴が噴出す
るよう空気噴出孔を列設したパイプを溜水内に配
置し、水滴を含塵ガス内に飛散させ含塵ガス中の
塵埃を水滴に捕集させるようにしたものである。
実施例を図面について説明すれば、第１図乃至
第３図に示す如く容器８内に含塵ガス導入口９、
清浄ガス流出口１０、ガスの流路を形成するガイ
ド６，７、上方に空気噴出孔２を列設したパイプ
３、該パイプ３の両側面上方にガイド４を設け、
パイプ３の全部、ガイド４とガイド７との夫々一
部を浸漬するよう溜水１を張つてなる溜水式集塵
機である。図中１１は清浄ガスより水滴を捕集除
去するエリミネーターである。
第３図に示す如く容器８内に含塵ガス導入口９、
清浄ガス流出口１０、ガスの流路を形成するガイ
ド６，７、上方に空気噴出孔２を列設したパイプ
３、該パイプ３の両側面上方にガイド４を設け、
パイプ３の全部、ガイド４とガイド７との夫々一
部を浸漬するよう溜水１を張つてなる溜水式集塵
機である。図中１１は清浄ガスより水滴を捕集除
去するエリミネーターである。
考案の作用
使用に際してはパイプ３に空気１２を圧入し空
気噴出孔２より気泡を発生させると無数の気泡に
よつて両サイドのガイド４内の水が膨脹しガイド
４の出口で急速に加速され噴出するためガイド４
の下側より吸引する力が働き、含塵ガス導入口９
より含塵ガスを容器８内に導入すると、気泡を含
んだ水滴が含塵ガス５の流れの方向と交わる方向
たとえば直角方向に均一に帯状に飛散し、含塵ガ
ス５はガイド４より噴出した帯状の水膜を通過し
含塵ガス５は洗浄され、清浄になつたガスは含塵
水滴とともにガイド６，７に誘導され、含塵水滴
はガイド６，７に附着して水膜となりガイド７の
上端より出て大部分は溜水１へ戻る。かくして塵
埃を除去した清浄ガスはエリミネーター１１によ
り随伴して来た僅かの水滴を完全に除去された後
清浄ガス流出口１０より排出され、所要の場所へ
送られる。
気噴出孔２より気泡を発生させると無数の気泡に
よつて両サイドのガイド４内の水が膨脹しガイド
４の出口で急速に加速され噴出するためガイド４
の下側より吸引する力が働き、含塵ガス導入口９
より含塵ガスを容器８内に導入すると、気泡を含
んだ水滴が含塵ガス５の流れの方向と交わる方向
たとえば直角方向に均一に帯状に飛散し、含塵ガ
ス５はガイド４より噴出した帯状の水膜を通過し
含塵ガス５は洗浄され、清浄になつたガスは含塵
水滴とともにガイド６，７に誘導され、含塵水滴
はガイド６，７に附着して水膜となりガイド７の
上端より出て大部分は溜水１へ戻る。かくして塵
埃を除去した清浄ガスはエリミネーター１１によ
り随伴して来た僅かの水滴を完全に除去された後
清浄ガス流出口１０より排出され、所要の場所へ
送られる。
考案の効果
本案は上記の如く構成したので、溜水１を空気
１２の気泡とともに空気噴出孔２より噴出させ含
塵ガス５と混合させることができ、第４図、第５
図に示した従来の集塵機の如く含塵ガスのフアン
静圧を必要としない。従来のものは水滴と含塵ガ
スとの接触時間即ち距離を大きく取ろうとすれば
含塵ガス送入用のフアン静圧を大きくし従つて所
要動力も大きくなるが、本案によれば含塵ガス送
入用のフアン静圧は水滴の混入の度合即ち集塵の
効率には関係がないので任意に定めることがで
き、集塵の効率は吹き上げる水滴の量即ち空気１
２の圧入の度合によつて任意に調節することがで
きる。
１２の気泡とともに空気噴出孔２より噴出させ含
塵ガス５と混合させることができ、第４図、第５
図に示した従来の集塵機の如く含塵ガスのフアン
静圧を必要としない。従来のものは水滴と含塵ガ
スとの接触時間即ち距離を大きく取ろうとすれば
含塵ガス送入用のフアン静圧を大きくし従つて所
要動力も大きくなるが、本案によれば含塵ガス送
入用のフアン静圧は水滴の混入の度合即ち集塵の
効率には関係がないので任意に定めることがで
き、集塵の効率は吹き上げる水滴の量即ち空気１
２の圧入の度合によつて任意に調節することがで
きる。
容器の幅1200mm、奥行2400mm、高さ2000mmの場
合、従来の装置では360m3／min.×7.5kWの排気
フアン１台を要したが、本案により３m3／min.
×1.5kWの空気１２吹込フアン１台を使用するこ
とにより排気フアンは360m3／min.×3.7kWのも
のを１台使用すればよく集塵効率はフアン吸込静
圧の変化、溜水１の水位の変化に関係なく一定と
なつた。この場合所要動力の低減率は（１−5.2
÷7.5）×100％＝30.6％に達する。
合、従来の装置では360m3／min.×7.5kWの排気
フアン１台を要したが、本案により３m3／min.
×1.5kWの空気１２吹込フアン１台を使用するこ
とにより排気フアンは360m3／min.×3.7kWのも
のを１台使用すればよく集塵効率はフアン吸込静
圧の変化、溜水１の水位の変化に関係なく一定と
なつた。この場合所要動力の低減率は（１−5.2
÷7.5）×100％＝30.6％に達する。
第１図乃至第３図は本案溜水式集塵機の実施例
を示し、第１図は垂直断面説明図、第２図は要部
の斜視図、第３図はパイプ３およびガイド４を示
す斜視図である。第４図および第５図は従来の溜
水式集塵機の例を示し、第４図は垂直断面説明
図、第５図は要部の斜視図である。 図中１は溜水、３は空気噴出孔２を列設したパ
イプ、４，６，７はガイド、９は含塵ガス導入
口、１０は清浄ガス流出口である。
を示し、第１図は垂直断面説明図、第２図は要部
の斜視図、第３図はパイプ３およびガイド４を示
す斜視図である。第４図および第５図は従来の溜
水式集塵機の例を示し、第４図は垂直断面説明
図、第５図は要部の斜視図である。 図中１は溜水、３は空気噴出孔２を列設したパ
イプ、４，６，７はガイド、９は含塵ガス導入
口、１０は清浄ガス流出口である。
Claims (1)
- 溜水１内に含塵ガスの流れ方向と噴出方向が交
わるよう空気噴出孔２を列設したパイプ３を配置
し、該パイプ３の両側面上方にガイド４をその上
端がほぼ溜水１の水面すれすれになるように設
け、該ガイド４の上方に含塵ガス５と溜水１より
出る水滴とを導するガイド６，７を設けてなる溜
水式集塵機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP949985U JPH0143141Y2 (ja) | 1985-01-26 | 1985-01-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP949985U JPH0143141Y2 (ja) | 1985-01-26 | 1985-01-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61125325U JPS61125325U (ja) | 1986-08-06 |
| JPH0143141Y2 true JPH0143141Y2 (ja) | 1989-12-14 |
Family
ID=30489777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP949985U Expired JPH0143141Y2 (ja) | 1985-01-26 | 1985-01-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0143141Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-01-26 JP JP949985U patent/JPH0143141Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61125325U (ja) | 1986-08-06 |
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