JPH0143014Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0143014Y2 JPH0143014Y2 JP1984106660U JP10666084U JPH0143014Y2 JP H0143014 Y2 JPH0143014 Y2 JP H0143014Y2 JP 1984106660 U JP1984106660 U JP 1984106660U JP 10666084 U JP10666084 U JP 10666084U JP H0143014 Y2 JPH0143014 Y2 JP H0143014Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- fishing
- board
- hull
- ship
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 241000238366 Cephalopoda Species 0.000 description 3
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 3
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical group [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Means For Catching Fish (AREA)
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はいかつり船等の漁船において使用する
集漁電球の光を所望の位置に集中させる集漁灯に
関する。
集漁電球の光を所望の位置に集中させる集漁灯に
関する。
現在いかつり漁の方法としては、集漁灯を船体
の推進方向の中心軸上につり下げてその投光によ
り船体の影を海面上に作り、船影の周囲の投光面
にいかをおびき寄せてつり上げる方法が用いられ
ている。
の推進方向の中心軸上につり下げてその投光によ
り船体の影を海面上に作り、船影の周囲の投光面
にいかをおびき寄せてつり上げる方法が用いられ
ている。
ところで上記いかつり船等の漁船に用いる集漁
電球は、当初第7図A及びBに示す如くモーガル
11に集漁灯10を嵌合したままの状態で使用し
ていた。しかしこれでは光が集漁電球10の周囲
に放射状に拡散して光の半分以上が上空に逃げて
しまい、大変効率が悪かつた。
電球は、当初第7図A及びBに示す如くモーガル
11に集漁灯10を嵌合したままの状態で使用し
ていた。しかしこれでは光が集漁電球10の周囲
に放射状に拡散して光の半分以上が上空に逃げて
しまい、大変効率が悪かつた。
そこで従来においては第7図C及びDに示す如
くモーガル11に円形の笠12を取り付けて、光
の上空への拡散を防いでいた。
くモーガル11に円形の笠12を取り付けて、光
の上空への拡散を防いでいた。
上述の従来の方法では光が海面より船体甲板上
に集中し、特に夏期においては投光による熱のた
めに漁獲物の鮮度が悪くなり易いという問題を有
していた。
に集中し、特に夏期においては投光による熱のた
めに漁獲物の鮮度が悪くなり易いという問題を有
していた。
このため近年では大半の漁船が再び集漁電球1
0をむき出しの状態にして使用しており、前述の
問題点を良好に解決する物品の開発が要望される
に至つている。
0をむき出しの状態にして使用しており、前述の
問題点を良好に解決する物品の開発が要望される
に至つている。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は所望の位置に効果的に光を集中さ
せることができる漁船の集漁灯の提供にある。
り、その目的は所望の位置に効果的に光を集中さ
せることができる漁船の集漁灯の提供にある。
上述の問題点を解決する本考案の要旨は、基板
の中心部下面に集漁電球を取付け、前記基板の両
端それぞれに独立して水平より上方の所望の角度
にはね上げた羽根板を設け、前記羽根板の下面に
反射面を形成したことを特徴とする漁船の集漁灯
にある。
の中心部下面に集漁電球を取付け、前記基板の両
端それぞれに独立して水平より上方の所望の角度
にはね上げた羽根板を設け、前記羽根板の下面に
反射面を形成したことを特徴とする漁船の集漁灯
にある。
集漁電球の光は直接船体甲板、船体周辺の海に
落ちるとともに、集漁電球の光の一部は羽根板の
下面の反射面によつて反射され船体近くの海に投
光され、より強く海面に光を落として船影の部分
とのコントラストを強く出すことができる。反射
光が海へ投光する領域はその羽根板3の設定角度
を変えることで調整できる。よつて、船体の周辺
に光と影の強いコントラストを作ることができ、
よつていかの収漁率を高めることができる。
落ちるとともに、集漁電球の光の一部は羽根板の
下面の反射面によつて反射され船体近くの海に投
光され、より強く海面に光を落として船影の部分
とのコントラストを強く出すことができる。反射
光が海へ投光する領域はその羽根板3の設定角度
を変えることで調整できる。よつて、船体の周辺
に光と影の強いコントラストを作ることができ、
よつていかの収漁率を高めることができる。
〔実施例〕
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示すも
のである。図においてaは船体、bは船影、cは
投光面である。1は基板、2は同基板の中心部に
モーガル11を回動自在に保持する係合孔、3は
羽根板、4は同羽根板の下面の反射面、5は羽根
板3の側面に形成した長孔である。6はフレーム
であり、はね上げた羽根板3を固定するボルト7
とナツト8とが長孔5を介して設けてある。
のである。図においてaは船体、bは船影、cは
投光面である。1は基板、2は同基板の中心部に
モーガル11を回動自在に保持する係合孔、3は
羽根板、4は同羽根板の下面の反射面、5は羽根
板3の側面に形成した長孔である。6はフレーム
であり、はね上げた羽根板3を固定するボルト7
とナツト8とが長孔5を介して設けてある。
上記要素からなる反射鏡の使用にあたつては、
ボルト7とナツト8とをゆるめて羽根板3の固定
を解除して所望の角度にはね上げ、再びボルト7
とナツト8とを締着して固定する。
ボルト7とナツト8とをゆるめて羽根板3の固定
を解除して所望の角度にはね上げ、再びボルト7
とナツト8とを締着して固定する。
これにより集漁電球10の光が羽根板3の反射
面4に反射し、該反射光により海面上に船影b及
び投光面cができる。
面4に反射し、該反射光により海面上に船影b及
び投光面cができる。
この場合のはね上げ角度は10゜〜40゜程度が望ま
しく、それ以下では甲板上に光が反射され、それ
以上では上空に光が逃げてしまうことになる。た
だし、第4図に示す如く船体aの一側面のみに投
光面cを形成する場合には、反対側に羽根板3を
40゜以上はね上げる。
しく、それ以下では甲板上に光が反射され、それ
以上では上空に光が逃げてしまうことになる。た
だし、第4図に示す如く船体aの一側面のみに投
光面cを形成する場合には、反対側に羽根板3を
40゜以上はね上げる。
また、投光面cをより狭く集中させる場合には
第5図に示す如く、モーガル11に対する基板1
の角度を個別に調整して、反射板の長手方向の延
長線が一点に集中する如くすればよい。
第5図に示す如く、モーガル11に対する基板1
の角度を個別に調整して、反射板の長手方向の延
長線が一点に集中する如くすればよい。
尚、本考案の他の実施例として第6図Aに示す
如く羽根板3のはね上げ角度を一定不変に固定し
たものや、同図Bに示す如く、羽根板3の側面に
複数のボルト孔13を設けて段階的にはね上げ角
度を調整する如き構造としたもの等が挙げられ
る。
如く羽根板3のはね上げ角度を一定不変に固定し
たものや、同図Bに示す如く、羽根板3の側面に
複数のボルト孔13を設けて段階的にはね上げ角
度を調整する如き構造としたもの等が挙げられ
る。
上述の如く本考案によれば所望の位置に効果的
に光を集中させることができ、船体甲板上への投
光を防いで漁獲物の鮮度の低下を防止する。
に光を集中させることができ、船体甲板上への投
光を防いで漁獲物の鮮度の低下を防止する。
また、海面上の船影と投光面との明暗の差を顕
著にすることにより、いかつり漁における収漁率
の向上を図ることができる。
著にすることにより、いかつり漁における収漁率
の向上を図ることができる。
第1図は実施例を示す斜視図、第2図は同平面
図、第3図は同正面図、第4図は本実施例の使用
状態を示す平面図、第5図は同正面図、第6図A
及びBは本考案の他の実施例を示す正面図、第7
図A乃至Dは従来の集漁灯を示す正面図である。 1:基板、2:係合孔、3:羽根板、4:反射
面、5:長孔、6:フレーム、7:ボルト、8:
ナツト、10:集漁電球、11:モーガル、1
2:笠、13:ボルト孔、a:船体、b:船影、
c:投光面。
図、第3図は同正面図、第4図は本実施例の使用
状態を示す平面図、第5図は同正面図、第6図A
及びBは本考案の他の実施例を示す正面図、第7
図A乃至Dは従来の集漁灯を示す正面図である。 1:基板、2:係合孔、3:羽根板、4:反射
面、5:長孔、6:フレーム、7:ボルト、8:
ナツト、10:集漁電球、11:モーガル、1
2:笠、13:ボルト孔、a:船体、b:船影、
c:投光面。
Claims (1)
- 基板の中心部下面に集漁電球を取付け、前記基
板の両端それぞれに独立して水平より上方の所望
の角度にはね上げた羽根板を設け、前記羽根板の
下面に反射面を形成したことを特徴とする漁船の
集漁灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10666084U JPS6123122U (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 漁船の集漁灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10666084U JPS6123122U (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 漁船の集漁灯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6123122U JPS6123122U (ja) | 1986-02-10 |
JPH0143014Y2 true JPH0143014Y2 (ja) | 1989-12-14 |
Family
ID=30665939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10666084U Granted JPS6123122U (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 漁船の集漁灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6123122U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6398336A (ja) * | 1986-10-15 | 1988-04-28 | 株式会社拓洋理研 | 有指向性集魚灯 |
KR100987741B1 (ko) | 2010-08-18 | 2010-10-13 | 김분선 | 반사판이 상하로 설치된 집어등장치 |
-
1984
- 1984-07-13 JP JP10666084U patent/JPS6123122U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6123122U (ja) | 1986-02-10 |
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