JPH0142378B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0142378B2 JPH0142378B2 JP57119225A JP11922582A JPH0142378B2 JP H0142378 B2 JPH0142378 B2 JP H0142378B2 JP 57119225 A JP57119225 A JP 57119225A JP 11922582 A JP11922582 A JP 11922582A JP H0142378 B2 JPH0142378 B2 JP H0142378B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- emat
- thin tube
- cylinder
- permanent magnets
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 230000004907 flux Effects 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 210000005239 tubule Anatomy 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N29/00—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
- G01N29/22—Details, e.g. general constructional or apparatus details
- G01N29/24—Probes
- G01N29/2412—Probes using the magnetostrictive properties of the material to be examined, e.g. electromagnetic acoustic transducers [EMAT]
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は配管の超音波探傷等に用いられる電磁
音響トランスデユーサに関する。
音響トランスデユーサに関する。
細管内に挿入して超音波探傷を行なう電磁音響
トランスデユーサ(以下EMATと略す)として
は、従来第1図に示す構造のものが知られいる。
即ち、図中の1…は上下の極性が互に反対となる
ように配列した永久磁石であり、この永久磁石1
…には例えば5つの永久磁石が一ユニツトとなる
ようコイル2…が巻装され、これによりEMAT
3が構成されている。なお、図中の4はEMAT
3が挿入される細管である。
トランスデユーサ(以下EMATと略す)として
は、従来第1図に示す構造のものが知られいる。
即ち、図中の1…は上下の極性が互に反対となる
ように配列した永久磁石であり、この永久磁石1
…には例えば5つの永久磁石が一ユニツトとなる
ようコイル2…が巻装され、これによりEMAT
3が構成されている。なお、図中の4はEMAT
3が挿入される細管である。
かかるEMATの動作を第2図を参照して説明
する。EMAT3のコイル2に高周波電流を流す
と、このコイル2に接する細管4に渦電流Iが発
生する。一方、永久磁石1…から細管4内面に対
して垂直で周期的に変化する磁束Bが加えられ、
前記渦電流Iとの相互作用によりローレンツ力F
が発生する。こうしたローレンツ力Fは磁束周期
と同じ周期で変化し、この力Fにより細管4に
SH波と呼ばれる超音波(板波)が発生する。な
お、超音波の検出は上述したのと逆のプロセスで
電気信号に変換して検出する。
する。EMAT3のコイル2に高周波電流を流す
と、このコイル2に接する細管4に渦電流Iが発
生する。一方、永久磁石1…から細管4内面に対
して垂直で周期的に変化する磁束Bが加えられ、
前記渦電流Iとの相互作用によりローレンツ力F
が発生する。こうしたローレンツ力Fは磁束周期
と同じ周期で変化し、この力Fにより細管4に
SH波と呼ばれる超音波(板波)が発生する。な
お、超音波の検出は上述したのと逆のプロセスで
電気信号に変換して検出する。
しかしながら、上述したEMATにあつては、
細管4の周上でコイル2…が位置する一部の面の
みに超音波が発生する構造であるため、細管4の
全面を探傷するには細管もしくはEMATのいず
れかを回転させなければならず、探傷操作が煩雑
化する。また、永久磁石1…の形状上からコイル
2…の面と細管4内面とが離れる部分が不可避的
に生じ、この部分では超音波発生の点で効率が悪
く感度が低くなる。
細管4の周上でコイル2…が位置する一部の面の
みに超音波が発生する構造であるため、細管4の
全面を探傷するには細管もしくはEMATのいず
れかを回転させなければならず、探傷操作が煩雑
化する。また、永久磁石1…の形状上からコイル
2…の面と細管4内面とが離れる部分が不可避的
に生じ、この部分では超音波発生の点で効率が悪
く感度が低くなる。
本発明は上記欠点を解消するためになされたも
ので、細管全周壁に同時にSH波を発生させるこ
とによつて、細管等を回転させることなく細管全
周壁に超音波を効率よく発生できる電磁音響トラ
ンスデユーサを提供しようとするものである。
ので、細管全周壁に同時にSH波を発生させるこ
とによつて、細管等を回転させることなく細管全
周壁に超音波を効率よく発生できる電磁音響トラ
ンスデユーサを提供しようとするものである。
すなわち本発明は、円盤状のコアの間に円盤状
の永久磁石又は電磁石をその極性が向き合うよう
に順次配列すると共に、その上に円筒状の高導伝
体材質の円筒を被せ、その円筒にトロイダルコイ
ルのようにコイルを巻装したことを特徴とする電
磁音響トランデユーサを提供する。
の永久磁石又は電磁石をその極性が向き合うよう
に順次配列すると共に、その上に円筒状の高導伝
体材質の円筒を被せ、その円筒にトロイダルコイ
ルのようにコイルを巻装したことを特徴とする電
磁音響トランデユーサを提供する。
本発明トランスデユーサの一実施例を第3図〜
第8図について説明する。
第8図について説明する。
第3図〜第6図において、図中の11は電磁音
響トランスデユーサ(EMAT)であり、この
EMAT11は第6図に示す如く、高透磁率を有
する複数の円盤状のコア12…と、これらコア1
2…の間に互に極性が向き合うように介装された
円盤状の永久磁石13…とを備えている。なお、
コア12,12と永久磁石13,13の配列周期
T0は発生超音波の波長λに等しい。
響トランスデユーサ(EMAT)であり、この
EMAT11は第6図に示す如く、高透磁率を有
する複数の円盤状のコア12…と、これらコア1
2…の間に互に極性が向き合うように介装された
円盤状の永久磁石13…とを備えている。なお、
コア12,12と永久磁石13,13の配列周期
T0は発生超音波の波長λに等しい。
またこれら磁気回路の上に、例えば銅などの高
電導率の物質でできた円筒15を被せる。この円
筒15に穴を通してトロイダルコイルのようにコ
イル14を巻装してある。つまり円筒の外部では
軸方向にコイル14が通り、円筒内部では軸方向
前記外部とは逆方向にコイル14が通るようにな
つている。
電導率の物質でできた円筒15を被せる。この円
筒15に穴を通してトロイダルコイルのようにコ
イル14を巻装してある。つまり円筒の外部では
軸方向にコイル14が通り、円筒内部では軸方向
前記外部とは逆方向にコイル14が通るようにな
つている。
上述した構造EMAT11の動作を説明する。
まず、第7図に示す如くEMAT11を被検体と
しての細管4内に挿入するか、細管4をEMAT
11に嵌合するか、いずれかによりEMAT11
を細管4内の所定領域に配置する。こうした状態
でコイル14に高周波電流Jを流すと、第8図に
示す如く円筒外側のコイルに近接した細管4の壁
部内にその軸方向と平行な渦電流Iが生じる。他
方円筒15内部を通るコイルに流れる電流は円筒
が高電導物体であるため、その表面に上記細管に
発生した渦電流Iと逆方向の渦電流を発生させ、
細管には渦電流を発生させず、内部を通るコイル
の細管に対する影響は除去されている。
まず、第7図に示す如くEMAT11を被検体と
しての細管4内に挿入するか、細管4をEMAT
11に嵌合するか、いずれかによりEMAT11
を細管4内の所定領域に配置する。こうした状態
でコイル14に高周波電流Jを流すと、第8図に
示す如く円筒外側のコイルに近接した細管4の壁
部内にその軸方向と平行な渦電流Iが生じる。他
方円筒15内部を通るコイルに流れる電流は円筒
が高電導物体であるため、その表面に上記細管に
発生した渦電流Iと逆方向の渦電流を発生させ、
細管には渦電流を発生させず、内部を通るコイル
の細管に対する影響は除去されている。
他方コア12…と永久磁石13…によつて、そ
れらの周期T0で方向が変化する細管4の半径方
向と平行な磁束Bが細管4の壁部に発生する。し
かるに上記渦電流Iと磁束Bの相互作用によりロ
ーレンツ力Fが発生する。このローレンツ力Fは
磁界分布の周期T0と同時周期で方向が反転して
いる。その結果、上記ローレンツ力Fにより細管
4の壁部の軸方向に伝播するSH波が発生し、ひ
いてはEMATT11を配置した細管4の全周壁
にSH波(超音波)が発生する。この超音波は細
管4を伝播し、その細管4の欠陥箇所等で反射し
て帰つてくる。しかして、これを上記と逆プロセ
スで電気信号に変換することにより、細管4の探
傷が可能となる。
れらの周期T0で方向が変化する細管4の半径方
向と平行な磁束Bが細管4の壁部に発生する。し
かるに上記渦電流Iと磁束Bの相互作用によりロ
ーレンツ力Fが発生する。このローレンツ力Fは
磁界分布の周期T0と同時周期で方向が反転して
いる。その結果、上記ローレンツ力Fにより細管
4の壁部の軸方向に伝播するSH波が発生し、ひ
いてはEMATT11を配置した細管4の全周壁
にSH波(超音波)が発生する。この超音波は細
管4を伝播し、その細管4の欠陥箇所等で反射し
て帰つてくる。しかして、これを上記と逆プロセ
スで電気信号に変換することにより、細管4の探
傷が可能となる。
したがつて、本発明によれば次に列挙する効果
を奏する。
を奏する。
(1) 上記構造のEMATを用いて細管を探傷する
場合、コア、永久磁石が円盤状でその上に、円
筒を被せるものであるためEMATと細管内面
とのクリアランスは小さくなり、EMATに近
接する細管の内面全体で超音波を発生でき、そ
の結果トランスデユーサ又は細管を回転させる
という煩雑な操作を行なうことなく細管の欠陥
等を簡単に探傷できる。
場合、コア、永久磁石が円盤状でその上に、円
筒を被せるものであるためEMATと細管内面
とのクリアランスは小さくなり、EMATに近
接する細管の内面全体で超音波を発生でき、そ
の結果トランスデユーサ又は細管を回転させる
という煩雑な操作を行なうことなく細管の欠陥
等を簡単に探傷できる。
(2) 円筒内部を通るコイルは、外部コイルと逆方
向に電流が流れるが円筒内に渦電流が吸収さ
れ、円筒内部のコイルにより細管壁に発生させ
られる渦電流Iを相殺するといつたことを防ぐ
ことができる。
向に電流が流れるが円筒内に渦電流が吸収さ
れ、円筒内部のコイルにより細管壁に発生させ
られる渦電流Iを相殺するといつたことを防ぐ
ことができる。
(3) トロイダル状コイルのコイル断面はかなり小
さいので、コイルのインピーダンスを低くする
ことができ、電流を流しやすくすることができ
る。
さいので、コイルのインピーダンスを低くする
ことができ、電流を流しやすくすることができ
る。
なお本発明に係る電磁音響トランスデユーサは
上記実施例の如くコア間に極性が互に向き合うよ
うに永久磁石を介装したものに限らず、永久磁石
の代りに電磁石を用いてもよい。
上記実施例の如くコア間に極性が互に向き合うよ
うに永久磁石を介装したものに限らず、永久磁石
の代りに電磁石を用いてもよい。
第1図はEMATの概略斜視図、第2図は従来
のEMATの動作原理の説明図、第3図乃至第8
図は本発明のEMATの一実施例を示し、第3図
はEMATの正面図、第4図は第3図の右側面図、
第5図は第3図の―断面図、第6図はコイル
を巻装する前のEMATの正面図、第7図は
EMATと細管とを示す斜視図、第8図はEMAT
の動作原理の説明図である。 4……被検体細管、11……EMAT、12…
…コア、13……永久磁石、14……コイル、1
5……円筒。
のEMATの動作原理の説明図、第3図乃至第8
図は本発明のEMATの一実施例を示し、第3図
はEMATの正面図、第4図は第3図の右側面図、
第5図は第3図の―断面図、第6図はコイル
を巻装する前のEMATの正面図、第7図は
EMATと細管とを示す斜視図、第8図はEMAT
の動作原理の説明図である。 4……被検体細管、11……EMAT、12…
…コア、13……永久磁石、14……コイル、1
5……円筒。
Claims (1)
- 1 円盤状のコアの間に円盤状の永久磁石又は電
磁石をその極性が向き合うように順次配列すると
共に、その上に円筒状の高導伝体材質の円筒を被
せ、その円筒にトロイダルコイルのようにコイル
を巻装したことを特徴とする電磁音響トランスデ
ユーサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57119225A JPS5910848A (ja) | 1982-07-09 | 1982-07-09 | 電磁音響トランスデユ−サ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57119225A JPS5910848A (ja) | 1982-07-09 | 1982-07-09 | 電磁音響トランスデユ−サ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5910848A JPS5910848A (ja) | 1984-01-20 |
JPH0142378B2 true JPH0142378B2 (ja) | 1989-09-12 |
Family
ID=14756050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57119225A Granted JPS5910848A (ja) | 1982-07-09 | 1982-07-09 | 電磁音響トランスデユ−サ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5910848A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0648184B2 (ja) * | 1986-03-07 | 1994-06-22 | 日本電信電話株式会社 | 管内挿入型電磁超音波探触子 |
DE112005000106B4 (de) * | 2004-02-26 | 2015-05-13 | Obschestvo S Ogranichennoi Otvetstvennostyu "Nordinkraft Sankt-Petersburg" | Elektromagnetisch-Akustischer Messwandler |
-
1982
- 1982-07-09 JP JP57119225A patent/JPS5910848A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5910848A (ja) | 1984-01-20 |
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