JPH0141718Y2 - - Google Patents

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JPH0141718Y2
JPH0141718Y2 JP1985203798U JP20379885U JPH0141718Y2 JP H0141718 Y2 JPH0141718 Y2 JP H0141718Y2 JP 1985203798 U JP1985203798 U JP 1985203798U JP 20379885 U JP20379885 U JP 20379885U JP H0141718 Y2 JPH0141718 Y2 JP H0141718Y2
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tape
rack
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plate
cutter
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JP1985203798U
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Priority to IT2286686A priority patent/IT1198255B/it
Priority to KR2019860021380U priority patent/KR900003995Y1/ko
Priority to US06/946,847 priority patent/US4775084A/en
Priority to BE0/217628A priority patent/BE906074A/fr
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はロール状に巻かれた粘着テープを体裁
よく収納しておき、使用時にその所要長さを操作
ノブの押し下げ操作で送り出して切断できるカツ
ター付粘着テープケースに関するものである。
(従来の技術) 従来のカツター付粘着テープケースとしては、
実公昭40−5359号公報に見られるように、テープ
引出口を有するケース内にロール状テープを回動
自在に支持させるテープ懸けを設けるとともに該
テープ引出口付近にレバー操作で出没するカツタ
ーを設けたものを普通とするが、このようなもの
では、テープ引出口近辺に常時テープの引出端を
露出した状態としておき、必要時にこの引出端を
つまんで所要の長さだけ引き出し、ここでレバー
を操作してカツターを突出させ、この突出したカ
ツターにテープの切断しようとする部分を当てが
つて引き切ることによりテープの切断を行うよう
になつているため、テープの切断に手数を要する
うえにテープの引き出し量は目測によるため、同
長のテープを多数必要とする場合には不便である
という問題があつた。そこで、実開昭53−50787
号公報にみられるように、一側面にテープ送り出
し口を設けたケース本体内にロール状テープを支
持させるテープ懸けと、ロール状テープの引き出
し端を相互間に介入させて送り出す一対の送りロ
ーラと、該送りローラを操作ノブの押圧によりテ
ープの引き出し方向に回転させる逆転防止機能を
有する回転駆動機構とを設けたカツター付粘着テ
ープケースが提案されてきた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、先願のものは逆転防止機能を有
する回転駆動機構が具体的でなく、実用化しよう
とすると適確に機能する構造としようとすると大
型化して手持式のケースには収まるものではな
く、未だ実用化されていない。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記のような問題点を解決した実用的
な小型のカツター付粘着テープケースを目的とし
て完成されたもので、一側面にテープ送り出し口
を設けたケース本体内にロール状テープを支持さ
せるテープ懸けと、ロール状テープの引き出し端
を相互間に介入させて送り出す一対の送りローラ
と、該送りローラを操作ノブの押圧によりテープ
の引き出し方向に回転させる逆転防止機能を有す
る回転駆動機構とを設けたカツター付粘着テープ
ケースにおいて、該回転駆動機構は前記送りロー
ラと同軸のギヤのいずれか一方に係脱自在な弧状
のラツク部を先端に形成するとともに基部にはケ
ース本体内の固定軸に遊合させる長窓孔を設けた
ラツク板と、該ラツク板の片面に突設されてガイ
ド板に設けたガイド窓に案内させたピンを下端に
形成されたテーパ状の当て面をもつて押圧する操
作ノブと、該復帰ばねは常時はラツク板を前記長
窓孔と固定軸による案内下に前進させて該ラツク
板に突設られたピンをもつて操作ノブを押し上げ
ているが、操作ノブを押し下げてラツク板の先方
を下押すとラツク部がギヤを回動させた後彎曲度
が高められてラツク板を前記長窓孔と固定軸によ
る案内下に後退させる方向に弾発力が作用してラ
ツク部をギヤから離すように構成されていること
を特徴とするものである。
(作用) このようなカツター付粘着テープケースは、ケ
ース本体を開いてテープ懸けにロール状テープを
懸装支持させて該ロール状テープの引き出し端を
送りローラ間に挿し込んだうえケース本体を閉じ
ておく。そして、使用に際しては操作ノブの押し
下げ操作で1回の押し下げにつき一定の長さでテ
ープをテープ送り出し口より送り出し、該テープ
送り出し口に臨むカツターで切断すればよい。
(実施例) 次に、本考案を図示の実施例について詳細に説
明する。
1は合成樹脂材よりなる分割式の扁平なケース
本体で、その一側面にはテープ送り出し口2が設
けられて該テープ送り出し口2にはカツター3を
臨ませてある。4はケース本体1内の前記テープ
送り出し口2とは反対側に形成されるテープ収納
部で、ケース本体1より突設された軸5にキー嵌
合された合成銃脂製のテープ懸け6を介してロー
ル状テープ7が該テープ懸け6の周面に配設され
る弾性腕6aの弾発力により空転することのない
よう懸装支持されるようになつている。8,8は
ケース本体1内において前記テープ送り出し口2
に近接して設けられる一対の送りローラで、その
少なくとも一方の表面はシリコンゴムのような粘
着剤に対し剥離性はよいが相接して回転する間に
両者間に介入されたテープの送り出し機能に優れ
た弾性材料よりなる条溝付表面層が形成されてお
り、該送りローラ8,8は互いに噛合されている
前記送りローラ8,8と同軸のギヤ9のいずれか
を回転させることにより従動されるようになつて
いる。10は送りローラ8,8の回転駆動機構
で、該回転駆動機構10は一端に前記ギヤ9と対
応したラツク部11を形成した細長板材の他端に
ケース本体1内に設けた固定軸15に遊合させる
長窓孔12を長手方向に透設するとともに片面に
ピン13を突設したラツク板14と、該ピン13
の先端を下端に形成されたテーパ状の当て面16
aをもつて押し下げる操作ノブ16と、該ピン1
3の中間が遊挿されて案内されるガイド窓17を
有するガイド板18と、一端をガイド板18の下
端に固定するとともに他端をラツク板14の弧状
下縁の基部にあたる前記長窓孔12の下方位置に
係止させて常時はラツク板14とピン13を介し
て操作ノブ16を上方に押し上げているが、操作
ノブ16を押し下げるとラツク板14を前記ギヤ
9から離れる方向に弾発する板状の復帰ばね19
とよりなるものとしている。すなわち、この復帰
ばね19は、常時はラツク板14を前記長窓孔1
2と固定軸15による案内下に前進させて該ラツ
ク板14に突設されたピン13をもつて操作ノブ
16を押し上げているが、操作ノブ16を押し下
げてラツク板14の先方を下押すと、ラツク部1
1がギヤ9を回動させた後ラツク板14の下端で
復帰ばね19を押し、復帰ばね19の彎曲度が高
められて上端のラツク板14との固定点が下端の
ガイド板18との固定点より図における左方に移
動し、ラツク板14を前記長窓孔12と固定軸1
5による案内下に後退させる方向に弾発力が作用
してラツク部11をギヤ9から離すように構成さ
れているのである。また、前記ガイド窓17は上
縁を水平とするとともに下縁を固定軸15側に立
ち上がらせた傾斜面とし、また、両側縁は固定軸
15を中心とする弧状に形成されたものとしてあ
り、ラツク板14に突設したピン13は操作ノブ
16を押し下げたときギヤ9側の側縁に沿つて下
降し、ラツク板14の長窓孔12と下縁の傾斜面
および操作ノブ16の下端に形成されたテーパ状
の当て面16aとは同一傾斜となり、ピン13は
下縁の傾斜面と当て面16aとの空間に沿うとと
もに長窓孔12は固定軸15に沿いつつラツク板
14が復帰ばね19によりギヤ9から離れる。そ
の後ラツク板14はピン13をもつ一方の側縁に
沿わせながら固定軸15を中心に回動して旧状に
復帰する。なお、操作ノブ16を最も押し下げた
ときラツク板14のラツク部11の先端が復帰ば
ね19を固定軸15側に押圧するから、ラツク板
14は確実にギヤ9から離脱する方向に移動する
ことができる。なお、図中20は下方のギヤ9に
係合される逆転防止用の爪片、21は操作ノブ1
6のガイド棒、22はガイド棒用ガイドである。
このように構成されたものは、操作ノブ16を
押し下げると、その下端のテーパ状の当て面16
aがガイド板18のガイド窓17に案内させて下
降するピン13を介してラツク板14の先方部を
復帰ばね19の弾発力に抗し押し、従つて、ラツ
ク板14は長軸が横方向にある長窓孔12の基端
が接している固定軸15を支点として図において
時計方向に枢動される。そして、このラツク板1
4のラツク部11が上方のギヤ9を回動させて送
りローラ8,8は操作ノブ16の一回の押し下げ
につき一定量回転することとなつてテープの引き
出し端はテープ送り出し口2から操作ノブ16の
一回の押し下げにつき一定長さだけ送り出され
る。そして、操作ノブ16の押し下げが最終段階
近くになると、ラツク板14は第1図に鎖線で示
すように、その長窓孔12の長軸が前記当て面1
6aと略平行するよう傾斜された位置となり、こ
の状態でも復帰ばね19は復元しようとするの
で、前記押し下げの最終段階では、ラツク板14
はその長窓孔12の先端縁が固定軸15に当接さ
れる方向に移動し、第3図に示すようにラツク部
11はギヤ9から離れるから、このまま操作ノブ
16の押し下げを解けばラツク板14はギヤ9に
接することなく第1図に示す正常位置に復帰ばね
19の復元力で復帰する。従つて、操作ノブ16
の押し下げ操作を繰り返すだけで押し下げ回数に
応じた長さのテープの送り出しが行われ、このテ
ープの送り出しが行われたら、テープ送り出し口
2に臨むカツター3を利用して送り出されたテプ
を切断すればよい。なお、この実施例では復帰ば
ね19をラツク板14と別体のものとしている
が、ラツク板14をポリアセタール樹脂等の強靭
なプラスチツクス材よりなるものとする場合に
は、復帰ばね19をラツク板14と一体成形して
部品点数をさらに少なくすることができる。
(考案の効果) 本考案は前記説明から明らかなように、ロール
状に巻かれた粘着テープを体裁よく収納してお
き、使用時にその所要長さを操作ノブの押し下げ
操作で簡単に送り出して切断できるもので、押し
下げ回数を数えるだけで送り出し長さを一定にで
きる利点があり、しかも、一対の送り出しロール
と同軸の2個のギヤと、操作ノブにより操作され
る1枚のラツク板と、該ラツク板を下方より弾発
する1個の復帰ばねとよりなる部品点数の少ない
回転駆動機構を利用したから、小型で手持式とし
ても適確な作動が得られるうえに故障が少なくて
安価に提供できる利点もある。
従つて、本考案は在来のこの種カツター付粘着
テープケースの問題点を解決したものとして実用
的価値極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面
図、第2図は同じく一部切欠平面図、第3図は同
じく態様を異にして示す一部切欠正面図である。 1:ケース本体、2:テープ送り出し口、6:
テープ懸け、8:送りローラ、9:ギヤ、10:
回転駆動機構、11:ラツク部、12:長窓孔、
13:ピン、14:ラツク板、15:固定軸、1
6:操作ノブ、16a:当て面、17:ガイド
窓、18:ガイド板、19:復帰ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一側面にテープ送り出し口2を設けたケース本
    体1内にロール状テープを支持させるテープ懸け
    6と、ロール状テープの引き出し端を相互間に介
    入させて送り出す一対の送りローラ8,8と、該
    送りローラ8,8を操作ノブの押圧によりテープ
    の引き出し方向に回転させる逆転防止機能を有す
    る回転駆動機構10とを設けたカツター付粘着テ
    ープケースにおいて、該回転駆動機構10は前記
    送りローラ8,8と同軸のギヤ9,9のいずれか
    一方に係脱自在な弧状のラツク部11を先端に形
    成するとともに基部にはケース本体1内の固定軸
    15に遊合させる長窓孔12を設けたラツク板1
    4と、該ラツク板14の片面に突設されてガイド
    板18に設けたガイド窓17に案内させたピン1
    3を下端に形成されたテーパ状の当て面16aを
    もつて押圧する操作ノブ16と、前記ガイド板1
    8の下端とラツク板14との間に弧状に彎曲され
    た状態で介装される復帰ばね19とを有してお
    り、該復帰ばね19は常時はラツク板14を前記
    長窓孔12と固定軸15による案内下に前進させ
    て該ラツク板14に突設られたピン13をもつて
    操作ノブ16を押し上げているが、操作ノブ16
    を押し下げてラツク板14の先方を下押すとラツ
    ク部11がギヤ9を回動させた後彎曲度が高めら
    れてラツク板14を前記長窓孔12と固定軸15
    による案内下に後退させる方向に弾発力が作用し
    てラツク部11をギヤ9から離すように構成され
    ていることを特徴とするカツター付粘着テープケ
    ース。
JP1985203798U 1985-12-28 1985-12-28 Expired JPH0141718Y2 (ja)

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JP1985203798U JPH0141718Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28
AU66924/86A AU584264B2 (en) 1985-12-28 1986-12-23 Adhesive tape case provided with cutter
NO865296A NO163050C (no) 1985-12-28 1986-12-23 Limbaandbeholder som er forsynt med kutter.
IT2286686A IT1198255B (it) 1985-12-28 1986-12-24 Custodia portanastro adesivo munita di coltello
KR2019860021380U KR900003995Y1 (ko) 1985-12-28 1986-12-27 커터부 점착 테이프 케이스
US06/946,847 US4775084A (en) 1985-12-28 1986-12-29 Adhesive tape case provided with cutter
BE0/217628A BE906074A (fr) 1985-12-28 1986-12-29 Boitier pour ruban adhesif.
DE19863644657 DE3644657A1 (de) 1985-12-28 1986-12-29 Klebebandgehaeuse mit schneidevorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985203798U JPH0141718Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

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JPS62113165U JPS62113165U (ja) 1987-07-18
JPH0141718Y2 true JPH0141718Y2 (ja) 1989-12-08

Family

ID=31169465

Family Applications (1)

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JP2525966Y2 (ja) * 1989-11-15 1997-02-12 九州日立マクセル 株式会社 テープディスペンサー
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JPS52138300A (en) * 1976-05-12 1977-11-18 Erumu Kougiyou Kk Constant size successive tape feeder for motorrdriven adhesive tape cutter

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JPS62113165U (ja) 1987-07-18

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