JPH0141715Y2 - - Google Patents

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JPH0141715Y2
JPH0141715Y2 JP1985054361U JP5436185U JPH0141715Y2 JP H0141715 Y2 JPH0141715 Y2 JP H0141715Y2 JP 1985054361 U JP1985054361 U JP 1985054361U JP 5436185 U JP5436185 U JP 5436185U JP H0141715 Y2 JPH0141715 Y2 JP H0141715Y2
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JP
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transfer device
sheet
plastic sheet
sheet body
motor
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JPS61171757U (ja
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  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は水分を含有し且つそれ自体の重量で
も変形するような脆弱な塑性シート(以下単にシ
ートという)を前後に独立した個別の駆動装置を
有する移送装置によつて移送する場合において前
段である第1の駆動装置の速度を後段の第2の駆
動装置の速度に対応させて調節するための移送速
度制御装置に関するものである。
生産又は加工工程中でシートを移送する場合等
においては各工程毎に独立した駆動装置によつて
移送され、前段の駆動装置は後工程の処理速度に
対応して調節する必要がある。
更に第1移送装置の速度変動を第2の移送速度
を基準として制御する必要がある。
例えばクロロプレンシートを製造する場合にお
いて、第1移送装置である成型凍結ロールの周面
速度が変動することによりスクレーパーから剥ぎ
取られたシートが張り過ぎたり弛んだりしてシー
トの切断、或は重なる等の事態に至る。
このような脆弱なシートにおいてはシートの弛
みを非接触で検知しなければならない他、シート
巾が長く(約1.5m)またロール質量が大きいの
で適当な制御方式がなく従来は作業員の常時監視
が最も確実であつた。
即ち通常のON−OFF制御だけでは追従性が充
分でなく、凍結ロールの所謂バイエル駆動方式に
おける減速機用モータは絶えず正逆転を行ない安
定した制御ができなかつた。
本案はこの欠点を解決したものであつて、含水
量がほぼ一定の走行シートである場合、それ自体
は公知の静電容量型高周波レベルスイツチの検知
用筒状電極にシート面に対面する電極板を取付け
ると共に検知コイルからの出力を基準コイルの出
力と比較して得られた直流変換出力に基いて、予
め設定したシートレベルの上下設定範囲内におい
て所望の時間巾の制御用直流電流を出力し、これ
によつて凍結ロールの駆動用モータに直結してい
る減速機の減速比を変更するための直流モータを
駆動して制御するものである。なお直流モータの
回転速度は印加する電流によつて変更される。
本案装置においてはシートの正常位置l0に対す
るシートの変動許容範囲を規定する張側設定値
l1、及び弛側設定値l2、なる作動点を夫々別個に
設定できる他、直流モータの回転時間巾を任意に
設定できるので応答速度又は感度と調節時間の設
定変更が自由にでき、従つて安定な制御が可能と
なる。
以下に本案を図の実施例について説明する。1
はクロロプレンシートSをその表面に成型する凍
結ロールであつて、シートはスクレーパー(図示
せず)によつて自動的に剥離される。
第1移送装置である凍結ロール1は駆動用モー
タ2により減速機3を介して回転駆動されてい
る。
4は減速機の減速比を変更する正逆転用直流モ
ータである。
5は水洗工程のベルトコンベアであつて、第2
移送装置を構成しモータ6によりほぼ定速で駆動
されている。7は検知電極であつて、上記2つの
移送装置の中間のシート面8の上方約30cmの所定
位置にシートの巾方向に沿つて絶縁性支持杆10
にワイヤ9によつて懸吊支持されている。
検知電極は、容量変化型センサーであつて、約
2mの長さの筒状ケース11内に基準発振コイル
と検知コイルを収容し、シート面8に対面する電
極板12を固着している。
本案における検知電極は、その原理からすると
シート8の上方に設置しても、下方に設置しても
同様に機能するが実際の作業現場では、運転前の
シートの脱落、シート層の付着或はラテツクス等
の含水物が電極板に付着して容量変化を起すこと
から上方に設置することが好ましい。
上記装置においてシートSが上記基準設定位置
l0から離れる(弛みl2又は張りl1)と検知コイル
の周波数が変化するからこれを基準発振コイルの
周波数と比較してその差出力を直流電圧に変換し
この差出力が設定値を超えている場合にモータ回
転時間調節器Tによつて設定された時間巾の所望
電流を制御出力として直流モータ4を制御するよ
うにしている。
而してその作動点である張側設定値l1及び弛側
設定値l2は夫々作動位置設定器R2,R1によつて設
定されるからシートレベル変動巾従つて感度が自
由に変更できると共に直流モータ4の正転又は逆
転する時間巾も回転時間設定器Tで設定されるの
で、シートレベル変動の速さに応じて最適の応答
が得られるのである。
本案はシート状物に限らず細巾のテープ状物等
に適用して同様の効果が得られること勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置の概要構成図、第2図は検知
電極の端面図、第3図は制御装置のブロツク図、
第4図イ,ロはシートレベルの変動と制御出力の
関係を示す図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 静電容量変化型検出器の高周波発振回路を構成
    する基準コイルと検知コイルが筒状ケース内に収
    容され、前記ケースの下面に電極板を固着してな
    る静電容量変化型検知電極が、含水塑性シート体
    を連続移送する第1の減速機付移送装置と第2の
    移送装置の間の所定位置において前記シート体の
    巾方向に非接触状態で懸吊支持されると共に前記
    第1移送装置における減速機の減速比を変更する
    正逆転直流モータを前記検知コイル出力と前記基
    準コイル出力との差出力が予め設定した許容範囲
    を越えたとき、予め設定した所定時間巾で駆動し
    て制御することを特徴とする塑性シートの走行速
    度制御装置。
JP1985054361U 1985-04-12 1985-04-12 Expired JPH0141715Y2 (ja)

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JP1985054361U JPH0141715Y2 (ja) 1985-04-12 1985-04-12

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Publication Number Publication Date
JPS61171757U JPS61171757U (ja) 1986-10-24
JPH0141715Y2 true JPH0141715Y2 (ja) 1989-12-08

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JP1985054361U Expired JPH0141715Y2 (ja) 1985-04-12 1985-04-12

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5214624A (en) * 1975-07-25 1977-02-03 Nippon Steel Corp Sulfurrcontained slag treatment process

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5214624A (en) * 1975-07-25 1977-02-03 Nippon Steel Corp Sulfurrcontained slag treatment process

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JPS61171757U (ja) 1986-10-24

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