JPH0141472Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0141472Y2 JPH0141472Y2 JP1984172557U JP17255784U JPH0141472Y2 JP H0141472 Y2 JPH0141472 Y2 JP H0141472Y2 JP 1984172557 U JP1984172557 U JP 1984172557U JP 17255784 U JP17255784 U JP 17255784U JP H0141472 Y2 JPH0141472 Y2 JP H0141472Y2
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- Japan
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- liquid
- liquid chamber
- container
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- Accessories For Mixers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は2種以上の溶液を1個の容器に空気と
の接触を阻止した状態で分離収容するとともに、
容器から液を流出させるときには分離収容された
各液を任意配分で混合させながら流出させる複数
液の分離収容・混合流出装置に関するものであ
る。
の接触を阻止した状態で分離収容するとともに、
容器から液を流出させるときには分離収容された
各液を任意配分で混合させながら流出させる複数
液の分離収容・混合流出装置に関するものであ
る。
[従来の技術]
従来、2種以上の容器を混合して用いる化学溶
液、食品用溶液の中には混合したままの状態で長
時間保存し得ないものも多い。即ち、時間の経過
に従つて化学変化或は味覚が変化して品質が低下
或は使用できなくなる混合液があり、このような
場合、混合して用いる2種以上の溶液は別々の容
器に収容し、使用する直前に混合して用いるよう
にせざるを得ない。
液、食品用溶液の中には混合したままの状態で長
時間保存し得ないものも多い。即ち、時間の経過
に従つて化学変化或は味覚が変化して品質が低下
或は使用できなくなる混合液があり、このような
場合、混合して用いる2種以上の溶液は別々の容
器に収容し、使用する直前に混合して用いるよう
にせざるを得ない。
しかし、これでは各種液別に多数の容器を必要
とする上、混合に手間を要し、しかも、このよう
に化学変化、味覚変化のある溶液は一般的に空気
に触れると酸化して溶液の品質が劣化するおそれ
がある。従つて各溶液を別々の容器に収容して
も、各溶液が容器中の空気に触れて酸化し易いと
云う欠点があつた。
とする上、混合に手間を要し、しかも、このよう
に化学変化、味覚変化のある溶液は一般的に空気
に触れると酸化して溶液の品質が劣化するおそれ
がある。従つて各溶液を別々の容器に収容して
も、各溶液が容器中の空気に触れて酸化し易いと
云う欠点があつた。
[考案が解決しようとする問題点]
本考案は2種以上の溶液をそれぞれ空気に触れ
ることを阻止した状態で保存し、しかも、使用時
には容易に混合して用いることができるようにす
ることにある。
ることを阻止した状態で保存し、しかも、使用時
には容易に混合して用いることができるようにす
ることにある。
[問題点を解決するための手段]
本考案の複数液の分離収容・混合流出装置は、
底部が平らな形状で、隔壁を設けることにより
複数液を各液別に分離収容する液室を形成した容
器と、 前記各液室内に設けれられて、該液室をシリン
ダとして外部操作により該液室内を上下に摺動可
能なピストンと、 前記各液室内に設けられたピストンを前記容器
外で連結する、把手部としての連結部材と、 前記容器の側壁に付設されて、前記各液室の底
部付近から上部方向に延びて前記液室内の液面よ
り上部の位置まで達する各液別導通パイプと、 該各液別導通パイプを集合して、該各液別導通
パイプから導かれてきた各液を合流して外部に流
出させる流出口と、 を備えるとともに、 前記各ピストンの上部周縁と前記各液室の内側
上端部との間に膜体を装着したことを要旨として
いる。
複数液を各液別に分離収容する液室を形成した容
器と、 前記各液室内に設けれられて、該液室をシリン
ダとして外部操作により該液室内を上下に摺動可
能なピストンと、 前記各液室内に設けられたピストンを前記容器
外で連結する、把手部としての連結部材と、 前記容器の側壁に付設されて、前記各液室の底
部付近から上部方向に延びて前記液室内の液面よ
り上部の位置まで達する各液別導通パイプと、 該各液別導通パイプを集合して、該各液別導通
パイプから導かれてきた各液を合流して外部に流
出させる流出口と、 を備えるとともに、 前記各ピストンの上部周縁と前記各液室の内側
上端部との間に膜体を装着したことを要旨として
いる。
[作用]
以上のように構成した本考案の複数液の分離収
容・混合流出装置では、連結部材を操作すること
で、ピストンを各液室内で上下に摺動させること
ができ、連結部材を下側に抑圧したときには、ピ
ストンは下側に移動して各液室を圧縮し、その結
果、各液室内の液体は、各液別導通パイプを介し
て、各液室の底部付近から液室内の液面より上部
の位置まで導びかれ、さらに、流出口を介して、
同時に混合されて外部に流れ出る。なお、連結部
材を下側に押圧しないときには、各液は、各液室
内に分離されて収容されるが、このとき、各液別
導通パイプを、各液室の底部付近から各液室内の
液面より上部の位置まで達する長さを有する構成
としたことから、各液が流出口まで達して混合す
るようなことがなく、各液は一層確実に分離され
る。また、各ピストンの上部周縁と各液室の内側
上端部との間に膜体を装着した構成をしているこ
とから、ピストンと液室の内壁面との間の微妙な
隙間から空気が漏れることがなく、確実に空気か
ら遮断した状態で各液は収容される。
容・混合流出装置では、連結部材を操作すること
で、ピストンを各液室内で上下に摺動させること
ができ、連結部材を下側に抑圧したときには、ピ
ストンは下側に移動して各液室を圧縮し、その結
果、各液室内の液体は、各液別導通パイプを介し
て、各液室の底部付近から液室内の液面より上部
の位置まで導びかれ、さらに、流出口を介して、
同時に混合されて外部に流れ出る。なお、連結部
材を下側に押圧しないときには、各液は、各液室
内に分離されて収容されるが、このとき、各液別
導通パイプを、各液室の底部付近から各液室内の
液面より上部の位置まで達する長さを有する構成
としたことから、各液が流出口まで達して混合す
るようなことがなく、各液は一層確実に分離され
る。また、各ピストンの上部周縁と各液室の内側
上端部との間に膜体を装着した構成をしているこ
とから、ピストンと液室の内壁面との間の微妙な
隙間から空気が漏れることがなく、確実に空気か
ら遮断した状態で各液は収容される。
さらに、容器を、底部が平らは箱体で、各壁を
設けることにより複数の液室を形成した構成とす
るとともに、各液別導通パイプを容器の側壁に付
設して各液室の底部付近から上部方向に延ばした
構成とすることにより、装置全体を床に安定した
状態で載置することができ、したがつて、装置全
体を手で支える必要がなく、連結部材を片手で操
作するだけで、複数液を混合させながら取り出す
ことができる。また、液室を一容器内に納めたこ
とや、各液別導通パイプを、容器の側壁に付設し
て各液室の底部付近から上部方向に延ばした構成
とすることにより、装置全体をコンパクトにする
ことができる。
設けることにより複数の液室を形成した構成とす
るとともに、各液別導通パイプを容器の側壁に付
設して各液室の底部付近から上部方向に延ばした
構成とすることにより、装置全体を床に安定した
状態で載置することができ、したがつて、装置全
体を手で支える必要がなく、連結部材を片手で操
作するだけで、複数液を混合させながら取り出す
ことができる。また、液室を一容器内に納めたこ
とや、各液別導通パイプを、容器の側壁に付設し
て各液室の底部付近から上部方向に延ばした構成
とすることにより、装置全体をコンパクトにする
ことができる。
[実施例]
次に、本考案の一実施例の構成を図面によつて
説明する。
説明する。
第1図と第2図は本考案を実施した原理的構成
図であつて、底部が平らな合成樹脂成形の容器1
には仕切板2で分離された状態で2種の溶液3,
4を別個に収容するための液室5,6が形成され
ている。容器1上面からほぼコの字状に突出形成
された流出口7は各溶液3,4別導通パイプ8,
9を介して各溶液3,4と各液室5,6内の底部
で連通し、かつ、流出口7と各導通パイプ8,9
との接続部の流路にはラビリンス状に邪魔板10
が突出し、各導通パイプ8,9から流出口7に流
れて来た各溶液3,4の混合を一層容易にする。
図であつて、底部が平らな合成樹脂成形の容器1
には仕切板2で分離された状態で2種の溶液3,
4を別個に収容するための液室5,6が形成され
ている。容器1上面からほぼコの字状に突出形成
された流出口7は各溶液3,4別導通パイプ8,
9を介して各溶液3,4と各液室5,6内の底部
で連通し、かつ、流出口7と各導通パイプ8,9
との接続部の流路にはラビリンス状に邪魔板10
が突出し、各導通パイプ8,9から流出口7に流
れて来た各溶液3,4の混合を一層容易にする。
このように形成された容器1の各液室5,6上
部には各液室5,6をシリンダとして容器1の内
側上面に密着したピストン11,12がその下面
を溶液3,4上面に接触させた状態で図示上下方
向に移動可能に取付けられて、各溶液3,4が空
気と触れることを阻止している。容器1の上面に
はピストン11,12を同時に上下動させるため
の把手13がピストンロツド14,15を介して
取付けられている。従つて、各ピストン11,1
2は把手13で同時に上下動し、かつ、シリンダ
の各液室5,6の容積が同一でしかも容積を同一
に変化させることから、把手13を下動させると
同一流量の溶液3,4が導通パイプ8,9から流
出口7に同時に送られる。また、ピストン11,
12の上部周縁と液室5,6の内壁上端部との間
には軟質の合成樹脂製膜体15aが装着されてお
り、各溶液3,4との空気の遮断を一層確実なも
のにしている。なお、第3図には、ピストン1
1,12を下方に下げたときの合成樹脂製膜体1
5aの状態を示している。このように構成された
複数液の分離収容・混合流出装置16において、
各液室5,6内の溶液3,4は、容器1の内壁面
とピストン11,12の下面および合成樹脂製膜
体15aにより、空気との接触が阻止されて溶液
3,4の酸化が防止される。しかも、この酸化防
止保存状態においては、溶液3,4は完全に分離
され、流出口7においても溶液3,4は混合する
ようなことがない。そして、把手13を下動させ
ると、各液室5,6の溶液3,4はピストン1
1,12の同時下動による各液室5,6容積の縮
小によつて、同量の溶液3,4が導通パイプ8,
9を通つて流出口7から流出されるとともに、こ
の流出時において両溶液3,4は、特に邪魔板1
0部分で十分に混合されて流出される。
部には各液室5,6をシリンダとして容器1の内
側上面に密着したピストン11,12がその下面
を溶液3,4上面に接触させた状態で図示上下方
向に移動可能に取付けられて、各溶液3,4が空
気と触れることを阻止している。容器1の上面に
はピストン11,12を同時に上下動させるため
の把手13がピストンロツド14,15を介して
取付けられている。従つて、各ピストン11,1
2は把手13で同時に上下動し、かつ、シリンダ
の各液室5,6の容積が同一でしかも容積を同一
に変化させることから、把手13を下動させると
同一流量の溶液3,4が導通パイプ8,9から流
出口7に同時に送られる。また、ピストン11,
12の上部周縁と液室5,6の内壁上端部との間
には軟質の合成樹脂製膜体15aが装着されてお
り、各溶液3,4との空気の遮断を一層確実なも
のにしている。なお、第3図には、ピストン1
1,12を下方に下げたときの合成樹脂製膜体1
5aの状態を示している。このように構成された
複数液の分離収容・混合流出装置16において、
各液室5,6内の溶液3,4は、容器1の内壁面
とピストン11,12の下面および合成樹脂製膜
体15aにより、空気との接触が阻止されて溶液
3,4の酸化が防止される。しかも、この酸化防
止保存状態においては、溶液3,4は完全に分離
され、流出口7においても溶液3,4は混合する
ようなことがない。そして、把手13を下動させ
ると、各液室5,6の溶液3,4はピストン1
1,12の同時下動による各液室5,6容積の縮
小によつて、同量の溶液3,4が導通パイプ8,
9を通つて流出口7から流出されるとともに、こ
の流出時において両溶液3,4は、特に邪魔板1
0部分で十分に混合されて流出される。
例えば、液体式酸化染毛剤は従来、2種の溶液
を別々の容器に収容保存し、使用直前に2種の溶
液を混合して毛髪に塗布しなければならず、この
場合において、容器に収容保存した溶液は容器内
の空気に触れて劣化し易く、しかも、一方の溶液
を他方の容器に移す際にアンモニア臭が放出する
他、溶液がこぼれて混合量が不均一になつたり、
手や衣服を汚すおそれがあつた。これに対して本
考案の場合は、両液を空気に接触させることなく
互いに分離した状態で保存することができ、しか
も、把手を押し下げるだけで使用直前に両液を簡
単に混合させながら必要とする量を容易に得るこ
とができ、不快な臭気を放出したり、手や衣服を
汚すことなく、染毛作業を快適に行なうことがで
きる。また、本実施例の複数液の分離収容・混合
流出装置16は、装置全体を床に安定した状態で
載置することができ、このために装置全体を手で
支える必要がなく、把手13を片手で操作するだ
けで複数液を混合させながら取り出すことがで
き、操作性に優れている。また装置全体が非常に
コンパクトである。
を別々の容器に収容保存し、使用直前に2種の溶
液を混合して毛髪に塗布しなければならず、この
場合において、容器に収容保存した溶液は容器内
の空気に触れて劣化し易く、しかも、一方の溶液
を他方の容器に移す際にアンモニア臭が放出する
他、溶液がこぼれて混合量が不均一になつたり、
手や衣服を汚すおそれがあつた。これに対して本
考案の場合は、両液を空気に接触させることなく
互いに分離した状態で保存することができ、しか
も、把手を押し下げるだけで使用直前に両液を簡
単に混合させながら必要とする量を容易に得るこ
とができ、不快な臭気を放出したり、手や衣服を
汚すことなく、染毛作業を快適に行なうことがで
きる。また、本実施例の複数液の分離収容・混合
流出装置16は、装置全体を床に安定した状態で
載置することができ、このために装置全体を手で
支える必要がなく、把手13を片手で操作するだ
けで複数液を混合させながら取り出すことがで
き、操作性に優れている。また装置全体が非常に
コンパクトである。
第4図は第1図、第2図に示す原理的構成図の
実用化した例である。この例では、容器1を本体
1Aと蓋体1Bに分離し、蓋体1Bを開放して各
液室5,6に溶液3,4をほぼ一杯に容れるとと
もに、溶液3,4上面にピストン11,12下面
を適宜エア抜き、例えば各ピストン11,12と
液室5,6側壁間に細い棒を挟んでエア抜きした
状態で蓋体1Bを閉めかつトグル式ロツク装置1
8のレバー19をフツク20に掛けてレバー19
をフツク20中心にトグル動作させることによつ
て蓋体1Bは本体1Aに密閉され、液室5,6内
の溶液3,4も、ピストン11,12および合成
樹脂製膜体15a(図示中破線で示した)により、
確実に空気に触れることなく密閉保存される。
実用化した例である。この例では、容器1を本体
1Aと蓋体1Bに分離し、蓋体1Bを開放して各
液室5,6に溶液3,4をほぼ一杯に容れるとと
もに、溶液3,4上面にピストン11,12下面
を適宜エア抜き、例えば各ピストン11,12と
液室5,6側壁間に細い棒を挟んでエア抜きした
状態で蓋体1Bを閉めかつトグル式ロツク装置1
8のレバー19をフツク20に掛けてレバー19
をフツク20中心にトグル動作させることによつ
て蓋体1Bは本体1Aに密閉され、液室5,6内
の溶液3,4も、ピストン11,12および合成
樹脂製膜体15a(図示中破線で示した)により、
確実に空気に触れることなく密閉保存される。
なお、2液同量混合流出に代えて、例えば1:
2等の任意の比率で溶液を混合流出させる場合
は、第5図のように液室5,6とピストン11,
12の直径を変化させることによつて容易に実現
できる。なお、第5図は、合成樹脂製膜体15a
を省略して図示したものである。又、2種の溶液
3,4が流出口7の上流位置で混合することを一
層避けるため、第6図のように導通パイプ8,9
からの溶液3,4を流出口7位置で混合させるこ
ともでき、又、第7図に示すように各溶液3,4
が流出口7位置で空気に触れないように、各導通
パイプ8,9の下流位置にチエツクバルブ21を
取付けることもできる。
2等の任意の比率で溶液を混合流出させる場合
は、第5図のように液室5,6とピストン11,
12の直径を変化させることによつて容易に実現
できる。なお、第5図は、合成樹脂製膜体15a
を省略して図示したものである。又、2種の溶液
3,4が流出口7の上流位置で混合することを一
層避けるため、第6図のように導通パイプ8,9
からの溶液3,4を流出口7位置で混合させるこ
ともでき、又、第7図に示すように各溶液3,4
が流出口7位置で空気に触れないように、各導通
パイプ8,9の下流位置にチエツクバルブ21を
取付けることもできる。
又、第8図に示すように、ピストン11,12
と容器1上面との間に溶液3,4を押し出すため
のスプリング22を挿着し、かつ、容器1上面に
突設するとともに把手13に貫通したネジ棒23
にナツト24を取付けたストツパ装置25によつ
て、溶液3,4をその流量を任意に調節した状態
で自動的に混合流出させることができる。なお、
第8図は、合成樹脂製膜体15aを省略して図示
したものである。
と容器1上面との間に溶液3,4を押し出すため
のスプリング22を挿着し、かつ、容器1上面に
突設するとともに把手13に貫通したネジ棒23
にナツト24を取付けたストツパ装置25によつ
て、溶液3,4をその流量を任意に調節した状態
で自動的に混合流出させることができる。なお、
第8図は、合成樹脂製膜体15aを省略して図示
したものである。
[考案の効果]
本考案は、ピストンと膜体とにより、複数種類
の溶液を空気と触れることを阻止した状態で夫々
の液室に分離収容することができる。しかも自動
若しくは手動の溶液押し出し作動によつて複数種
類の溶液を同時に混合流出させることによつて、
各溶液の酸化による劣化を防止した保存状態で、
複数液の混合液を容易に得ることができる効果が
ある。
の溶液を空気と触れることを阻止した状態で夫々
の液室に分離収容することができる。しかも自動
若しくは手動の溶液押し出し作動によつて複数種
類の溶液を同時に混合流出させることによつて、
各溶液の酸化による劣化を防止した保存状態で、
複数液の混合液を容易に得ることができる効果が
ある。
さらに、各溶液の保存状態時に、各溶液が流出
口において混合することがなく、確実に各溶液を
分離収容することができる効果、床に安定した状
態で載置することができる効果、混合液の取り出
しの際の操作性に優れている効果および装置全体
が非常にコンパクトである効果がある。
口において混合することがなく、確実に各溶液を
分離収容することができる効果、床に安定した状
態で載置することができる効果、混合液の取り出
しの際の操作性に優れている効果および装置全体
が非常にコンパクトである効果がある。
第1図は本考案の一実施例の原理的破断正面
図、第2図はその斜視図、第3図はその一部追加
の要部詳細図、第4図はその実用的実施例の分解
斜視図、第5図は本考案の他の実施例の要部斜視
図、第6図と第7図は本考案の他の実施例の要部
破断正面図、第8図は本考案の他の実施例の破断
正面図である。 1……容器、3,4……溶液、5,6……液
室、7……流出口、8,9……導通パイプ、1
1,12……ピストン、13……把手、14,1
5……ピストンロツド、15a……合成樹脂製膜
体、16……複数液の分離収容・混合流出装置。
図、第2図はその斜視図、第3図はその一部追加
の要部詳細図、第4図はその実用的実施例の分解
斜視図、第5図は本考案の他の実施例の要部斜視
図、第6図と第7図は本考案の他の実施例の要部
破断正面図、第8図は本考案の他の実施例の破断
正面図である。 1……容器、3,4……溶液、5,6……液
室、7……流出口、8,9……導通パイプ、1
1,12……ピストン、13……把手、14,1
5……ピストンロツド、15a……合成樹脂製膜
体、16……複数液の分離収容・混合流出装置。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 底部が平らな形状で、隔壁を設けることにより
複数液を各液別に分離収容する液室を形成した容
器と、 前記各液室内に設けられて、該液室をシリンダ
として外部操作により該液室内を上下に摺動可能
なピストンと、 前記各液室内に設けられたピストンを前記容器
外で連結する、把手部としての連結部材と、 前記容器の側壁に付設されて、前記各液室の底
部付近から上部方向に延びて前記液室内の液面よ
り上部の位置まで達する各液別導通パイプと、 該各液別導通パイプを集合して、該各液別導通
パイプから導かれてきた各液を混合して外部に流
出させる流出口と、 を備えるとともに、 前記各ピストンの上部周縁と前記各液室の内側
上端部との間に膜体を装着したことを特徴とする
複数液の分離収容・混合流出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984172557U JPH0141472Y2 (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984172557U JPH0141472Y2 (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6187523U JPS6187523U (ja) | 1986-06-07 |
JPH0141472Y2 true JPH0141472Y2 (ja) | 1989-12-07 |
Family
ID=30730218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984172557U Expired JPH0141472Y2 (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0141472Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5953835B2 (ja) * | 1982-08-31 | 1984-12-27 | ビオフェルミン製薬株式会社 | ビフイズス菌用選択的糖源 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5953835U (ja) * | 1982-09-29 | 1984-04-09 | 長沼 周一郎 | 二液が瞬時に混合する注入器 |
-
1984
- 1984-11-14 JP JP1984172557U patent/JPH0141472Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5953835B2 (ja) * | 1982-08-31 | 1984-12-27 | ビオフェルミン製薬株式会社 | ビフイズス菌用選択的糖源 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6187523U (ja) | 1986-06-07 |
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