JPH0141054B2 - - Google Patents
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- JPH0141054B2 JPH0141054B2 JP58027181A JP2718183A JPH0141054B2 JP H0141054 B2 JPH0141054 B2 JP H0141054B2 JP 58027181 A JP58027181 A JP 58027181A JP 2718183 A JP2718183 A JP 2718183A JP H0141054 B2 JPH0141054 B2 JP H0141054B2
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- phase
- signals
- timing
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J1/00—Frequency-division multiplex systems
- H04J1/02—Details
- H04J1/06—Arrangements for supplying the carrier waves ; Arrangements for supplying synchronisation signals
- H04J1/065—Synchronisation of carrier sources at the receiving station with the carrier source at the transmitting station
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、直交多重された複数個の直交振幅変
調(以下QAMと略称する)信号を伝送路を介し
て受信し、所定の標本化クロツクにて標本化し、
アナログ−デジタル(以下ADと略称する)変
換、波操作および離散フーリエ変換操作(以下
DFTと略称する)等により複数個の原基底帯域
信号を復調する直交多重信号の受信系におけるキ
ヤリア・タイミング結合制御方式に関する。
調(以下QAMと略称する)信号を伝送路を介し
て受信し、所定の標本化クロツクにて標本化し、
アナログ−デジタル(以下ADと略称する)変
換、波操作および離散フーリエ変換操作(以下
DFTと略称する)等により複数個の原基底帯域
信号を復調する直交多重信号の受信系におけるキ
ヤリア・タイミング結合制御方式に関する。
複数個のQAM信号を直交多重して受信し、受
信側にてベースバンド信号を復調する直交多重伝
送方式は高能率データ伝送を可能にし、しかもそ
のデジタル信号処理過程にDETを導入すれば送
受信装置が著しく簡単化できることが既に知られ
ている(例えば文献1として1981年7月発行の刊
行物「IEEE TRANSACTIONS ON COM
MUNICATIONS、Vol.COM−29、No.7」の第
982頁−第989頁記載の論文“AN ORTHO
GONALLY MULTIPLEXED QAM
SYSTEM USING THE DISCRETE
FOURIER TRAN SFOR”および文献2として
1981年登録の米国特許第4300229号記載の
“TRANSMITTER AND RECEIVER FOR
AN ORTHOGONALL MULTIPLEXED
QAM SIGNAL OF A SAM PLING RATE
N TIMES THAT OF PAM SIGNALS、
COMPRISING AN TRANSFORM
PROCESSOR”を参照されたい)。また、復調さ
れた複素ベースバンド信号に対する2次元自動等
化器も既に提案されており、この2次元自動等化
器を用いれば伝送路にて被つた回線歪を完全に等
化することができ、更に、静的なキヤリア位相ず
れ、タイミング位相ずれをも同時に抑圧してしま
うことが知られている(例えば文献3として1980
年1月発行の刊行物「IEEE TRANSACTIONS
ON COMMUNICATIONS、Vol.COM−28、
No.1」の第73頁−第83頁記載の論文“AN
ANALYSIS OF AUTOMITIC EQIALIZERS
FOR ORTHOGONALLY MULTIPLEXED
QAM SYSTEMS”を参照されたい)。
信側にてベースバンド信号を復調する直交多重伝
送方式は高能率データ伝送を可能にし、しかもそ
のデジタル信号処理過程にDETを導入すれば送
受信装置が著しく簡単化できることが既に知られ
ている(例えば文献1として1981年7月発行の刊
行物「IEEE TRANSACTIONS ON COM
MUNICATIONS、Vol.COM−29、No.7」の第
982頁−第989頁記載の論文“AN ORTHO
GONALLY MULTIPLEXED QAM
SYSTEM USING THE DISCRETE
FOURIER TRAN SFOR”および文献2として
1981年登録の米国特許第4300229号記載の
“TRANSMITTER AND RECEIVER FOR
AN ORTHOGONALL MULTIPLEXED
QAM SIGNAL OF A SAM PLING RATE
N TIMES THAT OF PAM SIGNALS、
COMPRISING AN TRANSFORM
PROCESSOR”を参照されたい)。また、復調さ
れた複素ベースバンド信号に対する2次元自動等
化器も既に提案されており、この2次元自動等化
器を用いれば伝送路にて被つた回線歪を完全に等
化することができ、更に、静的なキヤリア位相ず
れ、タイミング位相ずれをも同時に抑圧してしま
うことが知られている(例えば文献3として1980
年1月発行の刊行物「IEEE TRANSACTIONS
ON COMMUNICATIONS、Vol.COM−28、
No.1」の第73頁−第83頁記載の論文“AN
ANALYSIS OF AUTOMITIC EQIALIZERS
FOR ORTHOGONALLY MULTIPLEXED
QAM SYSTEMS”を参照されたい)。
しかし乍ら、前記の自動等化器のみでは、謂る
動的なキヤリア位相移動、タイミング位相移動に
充分な精度で追従し得ない。こうした動的位相変
動を抑圧する方法として送信信号と共にパイロツ
トを送出し、受信側では、このパイロツトの位相
変動を検出して複素ベースバンド信号に適当な補
償用位相回転を施す方法が既に知られている(例
えば文献4として昭和55年特許願4382号を参照さ
れたい)。
動的なキヤリア位相移動、タイミング位相移動に
充分な精度で追従し得ない。こうした動的位相変
動を抑圧する方法として送信信号と共にパイロツ
トを送出し、受信側では、このパイロツトの位相
変動を検出して複素ベースバンド信号に適当な補
償用位相回転を施す方法が既に知られている(例
えば文献4として昭和55年特許願4382号を参照さ
れたい)。
しかし、上記の方法では、パイロツトを伝送す
る為の余分な帯域を要することになり、特に伝送
効率の高さを重視する場合にはこれが欠点となる
可能性があつた。
る為の余分な帯域を要することになり、特に伝送
効率の高さを重視する場合にはこれが欠点となる
可能性があつた。
本発明の目的は以上の観点に立脚し、余分なパ
イロツトを使用する事無く動的位相変動を抑圧し
得るオフセツト消去形キヤリア・タイミング結合
制御方式を提供することに有る。
イロツトを使用する事無く動的位相変動を抑圧し
得るオフセツト消去形キヤリア・タイミング結合
制御方式を提供することに有る。
即ち、本発明は、直交多重されたQAM信号が
全てスタガQAM(同相、直交間にシンボル周期
の丁度半分の遅延差があるQAM)である点、お
よび全てのQAM信号のシンボルタイミングが同
期している点に着目し、これらの性質を巧みに組
合わせた最尤受信系を構成することにより動的位
相変動を精度良く抑圧し得るオフセツト消去形キ
ヤリア・タイミング結合制御方式を提供するもの
である。
全てスタガQAM(同相、直交間にシンボル周期
の丁度半分の遅延差があるQAM)である点、お
よび全てのQAM信号のシンボルタイミングが同
期している点に着目し、これらの性質を巧みに組
合わせた最尤受信系を構成することにより動的位
相変動を精度良く抑圧し得るオフセツト消去形キ
ヤリア・タイミング結合制御方式を提供するもの
である。
以下図面を用いて本発明の原理及びその構成を
説明する。
説明する。
第1図は、二次元変調信号の一般的な生成過程
を示すブロツク図であり、1,2はは各々同相デ
ータ、直交データの入力される入力端であり、
3,4は、各々同相側ベースバンド整形フイル
タ、直交側ベースバンド整形フイルタであり、
5,6は乗算器、7は加算器を表わしている。8
は出力端であり、この出力端を介して二次元変調
信号が伝送路へ送出される。第1図において、入
力端1,2に入力される同期データ{ak}、直交
データ{bk}のクロツク周期をT秒とし、3で示
される同相側ベースバンド整形フイルタの単位応
答をp(t)、4で示される直交側ベースバンド整
形フイルタの単位応答をq(t)とする。また、
変調キヤリア角周波数wc(ラジアン/秒)とすれ
ば、出力端8に得られる二次元変調信号s(t)
は、次のように表現される。
を示すブロツク図であり、1,2はは各々同相デ
ータ、直交データの入力される入力端であり、
3,4は、各々同相側ベースバンド整形フイル
タ、直交側ベースバンド整形フイルタであり、
5,6は乗算器、7は加算器を表わしている。8
は出力端であり、この出力端を介して二次元変調
信号が伝送路へ送出される。第1図において、入
力端1,2に入力される同期データ{ak}、直交
データ{bk}のクロツク周期をT秒とし、3で示
される同相側ベースバンド整形フイルタの単位応
答をp(t)、4で示される直交側ベースバンド整
形フイルタの単位応答をq(t)とする。また、
変調キヤリア角周波数wc(ラジアン/秒)とすれ
ば、出力端8に得られる二次元変調信号s(t)
は、次のように表現される。
s(t)= k
{akp(t−kT)coswct
+bkq(t−kT)sin wct}
ここで、上記の二次元変調信号s(t)に対す
る受信操作について考えてみる。簡単のため、伝
送路における回線歪は無視視し得るものとし、専
ら伝送遅延t′およびキヤリアオフセツト△wを被
るものとする。この時、受信信号r(t)は、s
(t)が伝送遅延t′とキヤリアオフセツト△wを
受けて得られる信号ro(t)と白色雑音n(t)と
の和として表わされる。
る受信操作について考えてみる。簡単のため、伝
送路における回線歪は無視視し得るものとし、専
ら伝送遅延t′およびキヤリアオフセツト△wを被
るものとする。この時、受信信号r(t)は、s
(t)が伝送遅延t′とキヤリアオフセツト△wを
受けて得られる信号ro(t)と白色雑音n(t)と
の和として表わされる。
ここでro(t)は、wc′=wc+△wとして
ro(t)=
ro(t)= k
{akp(t−t′−kT)cos wc′(t−t′)+bkq(
t−t′−kT)sin wc′(t−t′)} と表わされる。
t−t′−kT)sin wc′(t−t′)} と表わされる。
t′=mT−τ(但し|τ|≦T/2)
θ=△wt−wc′t′
とすれば結局ro(t)は次のように表現される。
ro(t)=
〓
〓k
{akq(t−τ−kT)cos(wct+θ)+bkq(t−τ
−kT)sin(wct+θ)} 即ち、ro(t)は受信側では未知量であるタイ
ミングずれτおよびキヤリア位相ずれθを受けて
いることになる。実際の受信信号τ(t)は、ro
(t)が雑音n(t)に埋ずもれたもの即ちr(t)
=ro(t)+n(t)であるが、受信側では、この
信号r(t)から元のデータ系列{ak}、{bk}を
復元せねばならない。この復元に際しては、ま
ず、タイミングずれと、キヤリア位相ずれθを補
償しなければならないが、その手法として、従
来、最尤推定法が知られている。以下に、最尤推
定法の基本的な考え方を示す。
−kT)sin(wct+θ)} 即ち、ro(t)は受信側では未知量であるタイ
ミングずれτおよびキヤリア位相ずれθを受けて
いることになる。実際の受信信号τ(t)は、ro
(t)が雑音n(t)に埋ずもれたもの即ちr(t)
=ro(t)+n(t)であるが、受信側では、この
信号r(t)から元のデータ系列{ak}、{bk}を
復元せねばならない。この復元に際しては、ま
ず、タイミングずれと、キヤリア位相ずれθを補
償しなければならないが、その手法として、従
来、最尤推定法が知られている。以下に、最尤推
定法の基本的な考え方を示す。
いま、{ak}、{bk}、τ、θの推定値を{a^k}
{b^k}、τ^、θ^とする。これらの推定値を用いて次
の
基準信号u(t)を設定する。
{b^k}、τ^、θ^とする。これらの推定値を用いて次
の
基準信号u(t)を設定する。
u(t)=
〓
〓k
{a^kp(t−τ^−kT)cos(wct+θ^)+b^kq(t
−τ^−kT)sin(wct+θ^)} 最尤推定の立場では、“送信側にてu(t)が送
られたと仮定した時に受信信号r(t)を得る事
後確率が最大となるような推定値を以て最も確か
らしい推定値”と判断する。この推定過程におい
て、データ{ak}、{bk}が正確に知られている前
提の上で推定を行なう方法を判定帰還形(以後
DA形と略称する)と呼び、{ak}、{bk}について
はその統計的性質しか判つていないという前提の
上で推定を行なう方法を判定無帰還形(以後
NDA形と略称する)と呼ぶ。一般に、τ、θの
微小変動に対する制御系の定常パフオーマンスは
DA形の方が優れているが、τ、θの変動が大き
い時はデータ判定結果に誤りを生じ易くそのため
制御系のパフオーマンスも著しく劣化する。ま
た、制御系の初期吸込時には正しい判定結果が得
られていないためDA形では引込特性が劣化す
る。即ち、τ、θに対する高いトラツキング能力
を期待するならばNDA形最尤推定法を用いるの
が望ましい。
−τ^−kT)sin(wct+θ^)} 最尤推定の立場では、“送信側にてu(t)が送
られたと仮定した時に受信信号r(t)を得る事
後確率が最大となるような推定値を以て最も確か
らしい推定値”と判断する。この推定過程におい
て、データ{ak}、{bk}が正確に知られている前
提の上で推定を行なう方法を判定帰還形(以後
DA形と略称する)と呼び、{ak}、{bk}について
はその統計的性質しか判つていないという前提の
上で推定を行なう方法を判定無帰還形(以後
NDA形と略称する)と呼ぶ。一般に、τ、θの
微小変動に対する制御系の定常パフオーマンスは
DA形の方が優れているが、τ、θの変動が大き
い時はデータ判定結果に誤りを生じ易くそのため
制御系のパフオーマンスも著しく劣化する。ま
た、制御系の初期吸込時には正しい判定結果が得
られていないためDA形では引込特性が劣化す
る。即ち、τ、θに対する高いトラツキング能力
を期待するならばNDA形最尤推定法を用いるの
が望ましい。
前記二次元変調信号に対するNDA形尤度関数
L(τ^、θ^)は、n(t)を白色ガウス雑音として、
次式で定義される。
L(τ^、θ^)は、n(t)を白色ガウス雑音として、
次式で定義される。
但し、σ2はn(t)の分散であり、E{・}は
{ak}、{bk}に関する平均化操作を表わしている。
L(τ^、θ^)は確率密度関数であり必ず正の値をと
り、しかもτ^、θ^の最適点にて唯一の最大値を持つ
のでL(τ^、θ^)の対数をとつたもの既ち対数尤度
関数〓〓(τ^、θ^)も唯一の最尤値を有する。従つ
て、τ^、θ^に関する制御系は〓〓(τ^、θ^)を最大
に
すべくτ^、θ^を制御すればよい事が判る。
{ak}、{bk}に関する平均化操作を表わしている。
L(τ^、θ^)は確率密度関数であり必ず正の値をと
り、しかもτ^、θ^の最適点にて唯一の最大値を持つ
のでL(τ^、θ^)の対数をとつたもの既ち対数尤度
関数〓〓(τ^、θ^)も唯一の最尤値を有する。従つ
て、τ^、θ^に関する制御系は〓〓(τ^、θ^)を最大
に
すべくτ^、θ^を制御すればよい事が判る。
ここで、{ak}、{bk}をガウス分布する一種の
雑音とみなせば、良く知られているように〓〓
(τ^、θ^)は次式で表わされる。
雑音とみなせば、良く知られているように〓〓
(τ^、θ^)は次式で表わされる。
〓〓(τ^、θ^)=定数×
〓m
V1 2(mT+τ^)
・
〓m
V2 2(mT+τ^)
但し、
V1(t)=∫TOW1(s)p(s−t)ds
V2(t)=∫TOW2(s)q(s−t)ds
W1(t)=r(t)・cos(wct×θ^)
W2(t)=r(t)・sin(wct×θ^)
即ち、V1(t)は、同位側復調信号W1(t)を
同位側整形フイルタに対する整合フイルタに通し
て得られる出力であり、V2(t)は直交側復調信
号w2(s)を直交側整形フイルタに対する整合フ
イルタに通して得られる出力である。
同位側整形フイルタに対する整合フイルタに通し
て得られる出力であり、V2(t)は直交側復調信
号w2(s)を直交側整形フイルタに対する整合フ
イルタに通して得られる出力である。
τ^、θ^に対する制御は次のアルゴリズムにて実行
される。即ち、現在の推定値τ^k、θ^kより次の推定
値τ^k+1、θ^k+1を得るには、K〓、K〓をループゲイン
として、 とする。ここで、∂〓〓/∂τ^、∂〓〓/∂θ^を計
算すると、 ∂〓〓/∂t^定数× 〓 〓m {V1(mT+τ^)V〓1(mT+τ^)+V2(mT+τ^)V〓2
(mT+τ^) ∂Ω/∂t定数× 〓 〓m {−V1(mT+τ^)y2(mT+τ^)+V2(mT+τ^)y1(
mT+τ^) 但し、 y1(t)=∫TOW1(s)q(s−t)ds Y1(t)=∫TOW2(s)p(s−t)ds となる。
される。即ち、現在の推定値τ^k、θ^kより次の推定
値τ^k+1、θ^k+1を得るには、K〓、K〓をループゲイン
として、 とする。ここで、∂〓〓/∂τ^、∂〓〓/∂θ^を計
算すると、 ∂〓〓/∂t^定数× 〓 〓m {V1(mT+τ^)V〓1(mT+τ^)+V2(mT+τ^)V〓2
(mT+τ^) ∂Ω/∂t定数× 〓 〓m {−V1(mT+τ^)y2(mT+τ^)+V2(mT+τ^)y1(
mT+τ^) 但し、 y1(t)=∫TOW1(s)q(s−t)ds Y1(t)=∫TOW2(s)p(s−t)ds となる。
通常のQAM信号では、p(t)=q(t)であ
るから、y1(t)=V1(t) y2(t)=V2(t)と
なり、∂〓〓/∂Oが恒等的に0となつてしまう。
即ち、良く知られているように通常のQAM信号
に対してはNDA形のキヤリア位相制御を施すこ
とができない。これに対し、謂るスタガQAMに
おいてq(t)=p(t−tp)(但しtpは同相一直交
間の時間ずれ)であり、τ^、θ^いずれに対しても
NDA形の位相制御をかけることができ、特にtp
=T/2の時、その制御能力が長大となる。
るから、y1(t)=V1(t) y2(t)=V2(t)と
なり、∂〓〓/∂Oが恒等的に0となつてしまう。
即ち、良く知られているように通常のQAM信号
に対してはNDA形のキヤリア位相制御を施すこ
とができない。これに対し、謂るスタガQAMに
おいてq(t)=p(t−tp)(但しtpは同相一直交
間の時間ずれ)であり、τ^、θ^いずれに対しても
NDA形の位相制御をかけることができ、特にtp
=T/2の時、その制御能力が長大となる。
第2図は、tp=T/2のスタガQAM信号に対
するタイミング・キヤリア結合制御系の構成を示
すブロツク図である。即ち、第2図において、入
力端11に入力された受信信号へ乗算器12,1
4において、電圧制御発振器17の出力およびそ
の90゜位相シフトしたものとして得られる同相キ
ヤリア、直交キヤリヤにより各々逆変調を受け
る。同相側出力および直交側出力は更に整合フイ
ルタ15および18に各々供給される。整合フイ
ルタ15,18の出力は乗算器19にて相互の相
関がとられ、この相関値により前記電圧制御発振
器17の発振位相が制御される。また、タイミン
グ制御に関しては、タイミング位相を定める電圧
制御発振器25に対し、整合フイルタ15の出力
をT/2秒遅延させた信号とその微分信号との相
関および整合フイルタ18の出力信号とその微分
信号との相関とを加算して得られた制御信号を供
給することにより実行されている。サンプラー2
6,27はこうして得られたタイミングクロツク
により同相信号、直交信号を各々標本化するもの
であり、それらの出力は出力端28,29を介し
て後続の自動等化器等へ供給される。
するタイミング・キヤリア結合制御系の構成を示
すブロツク図である。即ち、第2図において、入
力端11に入力された受信信号へ乗算器12,1
4において、電圧制御発振器17の出力およびそ
の90゜位相シフトしたものとして得られる同相キ
ヤリア、直交キヤリヤにより各々逆変調を受け
る。同相側出力および直交側出力は更に整合フイ
ルタ15および18に各々供給される。整合フイ
ルタ15,18の出力は乗算器19にて相互の相
関がとられ、この相関値により前記電圧制御発振
器17の発振位相が制御される。また、タイミン
グ制御に関しては、タイミング位相を定める電圧
制御発振器25に対し、整合フイルタ15の出力
をT/2秒遅延させた信号とその微分信号との相
関および整合フイルタ18の出力信号とその微分
信号との相関とを加算して得られた制御信号を供
給することにより実行されている。サンプラー2
6,27はこうして得られたタイミングクロツク
により同相信号、直交信号を各々標本化するもの
であり、それらの出力は出力端28,29を介し
て後続の自動等化器等へ供給される。
第3図は、第2図にて示した制御系を全てデジ
タル処理にて実現するための構成を示したブロツ
ク図であり、端子31に入力された受信信号はサ
ンプラ32にて電圧制御発振器46の出力として
得られる標本化クロツクで標本化され乗算器3
3,34に供給される。乗算器33,34は、入
力信号に対して、前記標本化クロツクにて読出専
用メモリ35を駆動して得られる余弦サンプル値
系列および正弦サンプル値系列を各々掛け合わ
せ、同相信号および直交信号を得る。こうして得
られた同相信号および直交信号は位相回転回路3
8にて位相回転を受けるが、この位相回転量は乗
算器40の出力として得られる同相一直交間の相
関値によつて制御される。位相回転回路38の出
力のうち同相信号は遅延回路39にてT/2秒の
遅延を受けた後出力端47に至る。これに対し直
交信号はそのまま出力端48に至る。電圧制御発
振回路46に対する制御信号は加算器45より供
給されるが、この加算器45はT/2秒遅延を受
けた同相信号とその微分信号との相関値および直
交信号とその微分信号との相関値との加算をおこ
なう。
タル処理にて実現するための構成を示したブロツ
ク図であり、端子31に入力された受信信号はサ
ンプラ32にて電圧制御発振器46の出力として
得られる標本化クロツクで標本化され乗算器3
3,34に供給される。乗算器33,34は、入
力信号に対して、前記標本化クロツクにて読出専
用メモリ35を駆動して得られる余弦サンプル値
系列および正弦サンプル値系列を各々掛け合わ
せ、同相信号および直交信号を得る。こうして得
られた同相信号および直交信号は位相回転回路3
8にて位相回転を受けるが、この位相回転量は乗
算器40の出力として得られる同相一直交間の相
関値によつて制御される。位相回転回路38の出
力のうち同相信号は遅延回路39にてT/2秒の
遅延を受けた後出力端47に至る。これに対し直
交信号はそのまま出力端48に至る。電圧制御発
振回路46に対する制御信号は加算器45より供
給されるが、この加算器45はT/2秒遅延を受
けた同相信号とその微分信号との相関値および直
交信号とその微分信号との相関値との加算をおこ
なう。
本発明によるオフセツト消去形キヤリア・タイ
ミング結合制御方式の適用対象は、直交QAM伝
送系であるが、この直交QAM伝送系は基本的に
は前記のスタガQAM信号を複数個互いにスペク
トラム重なりを許容しつつ周波数多重して伝送す
る方式である。
ミング結合制御方式の適用対象は、直交QAM伝
送系であるが、この直交QAM伝送系は基本的に
は前記のスタガQAM信号を複数個互いにスペク
トラム重なりを許容しつつ周波数多重して伝送す
る方式である。
第4図に直交QAM伝送系の原理的な構成図を
示し、第5図に伝送路に送出される直交QAM信
号のスペクトラムの例を示す。
示し、第5図に伝送路に送出される直交QAM信
号のスペクトラムの例を示す。
第4図において、端子51,52には各々第1
チヤネル同期データ{a(1) k}、直交データ{b(1) k}
がクロツク周期T秒にて入力される。同期データ
{a(1) k}は遅延回路59にてT/2秒の遅延を受け
た後成形フイルタ63を通つて乗算器71に至
る。一方、直交データ{b(1) k}は成形フイルタ6
4を通つて乗算器72に至る。成形フイルタ63
および64は同一の周波数伝達特性G(w)を有
しており、このG(w)はいわゆるルートナイキ
スト形に設定されているG(w)のインパルス応
答g(t)とすれば、成形フイルタ63の出力信
号u(1) R(t)および成形フイルタ64の出力信号
u(1) I(t)は各々 u(1) R(t)= 〓ka(1) kg(t−T/2−kT) …(1) u(1) I(t)= 〓kb(1) kg(t−kT) …(2) と表わされる。乗算器71、乗算器72、加算器
79はキヤリア角周波数w1の直交振幅変調器を
構成しており、加算器79の出力には第1QAM
信号q(1)(t)が得られる。即ち、q(1)(t)は、 q(1)(t)=u(1) R(t)cosw1t+u(1)(t)sinw2t =Re{(u(1) R(t)+ju(1) I(t)〕e-jw 1 t}…(3) と表わされる。但しRe{・}は実数部のみをとる
演算を表わしている。全く同様にして、加算器8
0,81,82の出力には各々第2QAM信号q(2)
(t)、第3QAM信号q(3)(t)、第4QAM信号q(4)
(t)が得られる。これらの信号は次式で表わさ
れる。
チヤネル同期データ{a(1) k}、直交データ{b(1) k}
がクロツク周期T秒にて入力される。同期データ
{a(1) k}は遅延回路59にてT/2秒の遅延を受け
た後成形フイルタ63を通つて乗算器71に至
る。一方、直交データ{b(1) k}は成形フイルタ6
4を通つて乗算器72に至る。成形フイルタ63
および64は同一の周波数伝達特性G(w)を有
しており、このG(w)はいわゆるルートナイキ
スト形に設定されているG(w)のインパルス応
答g(t)とすれば、成形フイルタ63の出力信
号u(1) R(t)および成形フイルタ64の出力信号
u(1) I(t)は各々 u(1) R(t)= 〓ka(1) kg(t−T/2−kT) …(1) u(1) I(t)= 〓kb(1) kg(t−kT) …(2) と表わされる。乗算器71、乗算器72、加算器
79はキヤリア角周波数w1の直交振幅変調器を
構成しており、加算器79の出力には第1QAM
信号q(1)(t)が得られる。即ち、q(1)(t)は、 q(1)(t)=u(1) R(t)cosw1t+u(1)(t)sinw2t =Re{(u(1) R(t)+ju(1) I(t)〕e-jw 1 t}…(3) と表わされる。但しRe{・}は実数部のみをとる
演算を表わしている。全く同様にして、加算器8
0,81,82の出力には各々第2QAM信号q(2)
(t)、第3QAM信号q(3)(t)、第4QAM信号q(4)
(t)が得られる。これらの信号は次式で表わさ
れる。
q(2)(t)=Re{〔u(2) R(t)+ju(2) I(t)〕e-jw2
t}…(4) q(3)(t)=Re{〔u(3) R(t)+ju(3) I(t)〕e-jw3
t}…(5) q(4)(t)=Re{〔u(4) R(t)+ju(4) I(t)〕e-jw4
t}…(6) 但し、 u(2) R(t)= 〓k a(2) kg(t−kT) …(7) u(2) I(t)= 〓k b(2) kg(t−T/2−kT) …(8) u(3) R(t)= 〓k a(3) kg(t−T/2−kT) …(9) u(3) I(t)= 〓k b(3) kg(t−kT) …(10) u(4) R(t)= 〓k a(4) kg(t−kT) …(11) u(4) I(t)= 〓k b(4) kg(t−T/2−kT) …(12) であり、{a(2) k}、{b(2) k}は各々端子53,54に
入力される第2チヤネル同期データおよび直交デ
ータを、{a(3) k}、{b(3) k}は各々端子55,56に
入力される第3チヤネル同相データおよび直交デ
ータを、{a(4) k}、{b(4) k}は各々端子57,58に
入力される第4チヤネル同期データを各々示して
いる。ここで各キヤリア角周波数w1、w2、w3、
w4の間にはwk−wk-1=2π/Tの関係が成立して
おり、更にT/2秒遅延回路59,60,61,
62は各々同相側、直交側、同相側、直交側と交
互に挿入されている。これにより第1乃至第
4QAM信号は周波数軸上で直交多重配置される
ことになる。この直交多重信号をs(t)とする
と、s(t)は加算回路83の出力として得られ、
図のように4チヤネル多重の例では、 s(t)=4 〓n=1 q(n)(t) …(13) と表わされる。また、直交多重信号s(t)のス
ペクトラムは第5図に示す如くなる。即ち、第5
図において、110,111,112,113は
各々第1、第2、第3、第4QAM信号のスペク
トラムを表わしており、隣接チヤネル間には必ず
スペクトラム重なりが生ずる。直交多重伝送系の
特徴は、こうした隣接スペクトラム重なりがあつ
ても受信側にて原ベースバンドデータを誤まりな
く復元できる点にあり、このため、高能率データ
伝送系が実現できる。
t}…(4) q(3)(t)=Re{〔u(3) R(t)+ju(3) I(t)〕e-jw3
t}…(5) q(4)(t)=Re{〔u(4) R(t)+ju(4) I(t)〕e-jw4
t}…(6) 但し、 u(2) R(t)= 〓k a(2) kg(t−kT) …(7) u(2) I(t)= 〓k b(2) kg(t−T/2−kT) …(8) u(3) R(t)= 〓k a(3) kg(t−T/2−kT) …(9) u(3) I(t)= 〓k b(3) kg(t−kT) …(10) u(4) R(t)= 〓k a(4) kg(t−kT) …(11) u(4) I(t)= 〓k b(4) kg(t−T/2−kT) …(12) であり、{a(2) k}、{b(2) k}は各々端子53,54に
入力される第2チヤネル同期データおよび直交デ
ータを、{a(3) k}、{b(3) k}は各々端子55,56に
入力される第3チヤネル同相データおよび直交デ
ータを、{a(4) k}、{b(4) k}は各々端子57,58に
入力される第4チヤネル同期データを各々示して
いる。ここで各キヤリア角周波数w1、w2、w3、
w4の間にはwk−wk-1=2π/Tの関係が成立して
おり、更にT/2秒遅延回路59,60,61,
62は各々同相側、直交側、同相側、直交側と交
互に挿入されている。これにより第1乃至第
4QAM信号は周波数軸上で直交多重配置される
ことになる。この直交多重信号をs(t)とする
と、s(t)は加算回路83の出力として得られ、
図のように4チヤネル多重の例では、 s(t)=4 〓n=1 q(n)(t) …(13) と表わされる。また、直交多重信号s(t)のス
ペクトラムは第5図に示す如くなる。即ち、第5
図において、110,111,112,113は
各々第1、第2、第3、第4QAM信号のスペク
トラムを表わしており、隣接チヤネル間には必ず
スペクトラム重なりが生ずる。直交多重伝送系の
特徴は、こうした隣接スペクトラム重なりがあつ
ても受信側にて原ベースバンドデータを誤まりな
く復元できる点にあり、このため、高能率データ
伝送系が実現できる。
さて、第4図において、受信側では送信側で施
された演算の逆演算がおこなわれる。例えば、乗
算器84,85および成形フイルタ92,93は
第1QAM信号から同相ベースバンド信号V(1) R
(t)、直交ベースバンド信号V(1) I(t)を復元す
るために用いられる。ここで成形フイルタ92,
93の周波数伝達特性は送信側の成形フイルタ6
3,64等と全く同一のルートナイキスト特性を
有している。従つて、V(1) R(t)、V(1) I(t)は伝送
路で雑音が無い場合各々次式で与えられる。(但
しw1は2π/Tより大としている。) V(1) R(t)=(u(1) R(t)cosθ1−u(1) Isinθ1)*
g(t) +(u(2) R(t)cos(θ1−2π/Tt)−u(2) I(t
)sin(θ1−2π/Tt))*g(t)…(14) V(1) I(t)=(u(1) R(t)sinθ1+u(1) Icosθ1)*
g(t) +(u(2) R(t)sin(θ1−2π/Tt)+u(2) I(t
)cos(θ1−2π/Tt))*g(t)…(15) ここで、θ1は受信側の第1キヤリアの位相ずれ
であり、*は畳み込み演算を表わしている。
(14)、(15)式に(1)、(2)、(7)、(8)式を代入すると
、 V(1) R(t)= 〓k a(1) kho(t−T/2−kT)cosθ1− 〓k b(1) kho(t−kT)sinθ1 + 〓k a(2) k(hc(t−kT)cosθ1+hs(t−kT)sinθ1) + 〓 〓k b(2) k(hc(t−T/2−kT)sinθ1−hs(t−T/2
−kT)cosθ1)…(16) V(1) I(t)= 〓k a(1) kho(t−T/2−kT)sinθ1− 〓k b(1) kho(t−kT)cosθ1 + 〓k a(2) k(hc(t−kT)sinθ1+hs(t−kT)cosθ1) − 〓 〓k b(2) k(hc(t−T/2−kT)cosθ1−hs(t−T/2
−kT)sinθ1) を得る。但し、ho(t)、hc(t)、hs(t)は以下
に定義される関数である。
された演算の逆演算がおこなわれる。例えば、乗
算器84,85および成形フイルタ92,93は
第1QAM信号から同相ベースバンド信号V(1) R
(t)、直交ベースバンド信号V(1) I(t)を復元す
るために用いられる。ここで成形フイルタ92,
93の周波数伝達特性は送信側の成形フイルタ6
3,64等と全く同一のルートナイキスト特性を
有している。従つて、V(1) R(t)、V(1) I(t)は伝送
路で雑音が無い場合各々次式で与えられる。(但
しw1は2π/Tより大としている。) V(1) R(t)=(u(1) R(t)cosθ1−u(1) Isinθ1)*
g(t) +(u(2) R(t)cos(θ1−2π/Tt)−u(2) I(t
)sin(θ1−2π/Tt))*g(t)…(14) V(1) I(t)=(u(1) R(t)sinθ1+u(1) Icosθ1)*
g(t) +(u(2) R(t)sin(θ1−2π/Tt)+u(2) I(t
)cos(θ1−2π/Tt))*g(t)…(15) ここで、θ1は受信側の第1キヤリアの位相ずれ
であり、*は畳み込み演算を表わしている。
(14)、(15)式に(1)、(2)、(7)、(8)式を代入すると
、 V(1) R(t)= 〓k a(1) kho(t−T/2−kT)cosθ1− 〓k b(1) kho(t−kT)sinθ1 + 〓k a(2) k(hc(t−kT)cosθ1+hs(t−kT)sinθ1) + 〓 〓k b(2) k(hc(t−T/2−kT)sinθ1−hs(t−T/2
−kT)cosθ1)…(16) V(1) I(t)= 〓k a(1) kho(t−T/2−kT)sinθ1− 〓k b(1) kho(t−kT)cosθ1 + 〓k a(2) k(hc(t−kT)sinθ1+hs(t−kT)cosθ1) − 〓 〓k b(2) k(hc(t−T/2−kT)cosθ1−hs(t−T/2
−kT)sinθ1) を得る。但し、ho(t)、hc(t)、hs(t)は以下
に定義される関数である。
ho(t)=g(t)*g(t)
hc(t)=g(t)cos2π/Tt*g(t)
hs(t)=g(t)sin2π/Tt*g(t)
g(t)はルートナイキスト特性を有するフイ
ルタのインパルス応答であるから、整数値mに対
して ho(mT)=1m=0の時 0m≠0の時 であり、しかも、任意の整数mに対し hs(mT)=0、hc(mT+T/2)=0 が成立することは既に知られている。従つて
(16)、(17)式において、θ1=0とし、V(1) R(t)
、
V(2) R(t)を各々t=mT+T/2、t=mTのタイ ミング時刻にて標本化すれば V(1) R(mT+T/2)=a(1) n V(1) I(mT)=b(1) n となり、第1チヤネルの同相データ、直交データ
を正しく復元できることがわかる。第2乃至第4
チヤネルの同期データ、直交データも全く同様に
して正しく復元することができる。しかし乍ら、
一般に、受信側では、キヤリア位相ずれ、タイミ
ングずれが存在する為、このずれを制御する事が
必要となる。本発明は、こうした直交QAM伝送
系において、各チヤネルがスタガQAMとなつて
いる点、および全チヤネルが同期クロツクにて動
作している点に着目し、上記のキヤリア位相ず
れ、タイミングずれを精度良く制御し得るオフセ
ツト消去形キヤリア・タイミング結合制御方式を
提供する。
ルタのインパルス応答であるから、整数値mに対
して ho(mT)=1m=0の時 0m≠0の時 であり、しかも、任意の整数mに対し hs(mT)=0、hc(mT+T/2)=0 が成立することは既に知られている。従つて
(16)、(17)式において、θ1=0とし、V(1) R(t)
、
V(2) R(t)を各々t=mT+T/2、t=mTのタイ ミング時刻にて標本化すれば V(1) R(mT+T/2)=a(1) n V(1) I(mT)=b(1) n となり、第1チヤネルの同相データ、直交データ
を正しく復元できることがわかる。第2乃至第4
チヤネルの同期データ、直交データも全く同様に
して正しく復元することができる。しかし乍ら、
一般に、受信側では、キヤリア位相ずれ、タイミ
ングずれが存在する為、このずれを制御する事が
必要となる。本発明は、こうした直交QAM伝送
系において、各チヤネルがスタガQAMとなつて
いる点、および全チヤネルが同期クロツクにて動
作している点に着目し、上記のキヤリア位相ず
れ、タイミングずれを精度良く制御し得るオフセ
ツト消去形キヤリア・タイミング結合制御方式を
提供する。
いま、第4図において、受信側の真のタイミン
グずれをt*とし第1乃至第4QAMチヤネルに対す
る真のキヤリア位相ずれを各々θ* 1、θ* 2、θ* 3、θ* 4
と
する。第kチヤネルの伝送複素エンベロープ、受
信複素エンベロープを各々βk(t)、rk(t)とす
れば、 rk(t)=βk(t−τ*)ej〓k*+Bk-1(t+〓*)e-jwo(
t-〓*)+jk*+βk+1(t+τ*)ejwo(t+〓*)+j〓k* +nk(t) k=1、2、3、4 …(19) と表わされる。但しβ0(t)=β5(t)=0とする。
グずれをt*とし第1乃至第4QAMチヤネルに対す
る真のキヤリア位相ずれを各々θ* 1、θ* 2、θ* 3、θ* 4
と
する。第kチヤネルの伝送複素エンベロープ、受
信複素エンベロープを各々βk(t)、rk(t)とす
れば、 rk(t)=βk(t−τ*)ej〓k*+Bk-1(t+〓*)e-jwo(
t-〓*)+jk*+βk+1(t+τ*)ejwo(t+〓*)+j〓k* +nk(t) k=1、2、3、4 …(19) と表わされる。但しβ0(t)=β5(t)=0とする。
またwo=2π/Tであり、nk(t)は第kチヤネ
ルの複素ベースバンド雑音である。(19)式の第
2項、第3項は第1項の所望信号とは独立なチヤ
ネル間千渉分であるからそれを近似的にガウス雑
音と考え、γk(t)を次のように書き表わす。
ルの複素ベースバンド雑音である。(19)式の第
2項、第3項は第1項の所望信号とは独立なチヤ
ネル間千渉分であるからそれを近似的にガウス雑
音と考え、γk(t)を次のように書き表わす。
γk(t)=βk(t+τ*)ejek*+NR(t)…(20)
但しNk(t)は(19)式中第1項以外を全て加
算したものである。この系における尤度関数をL
(τ、θ1、θ2、θ3、θ4)とすれば、L(τ、θ1、
θ2、
θ3、θ4) =送信複素エンベローブ集合 β1(t+τ)eje1、β2(t+τ)eje2、 β3(t+τ)eje3、β4(t+τ)eje4を 送つたとした時に受信複素エンベローブ 集合γ1(t)、γ2(t)、γ3(t)、γ4(t)を 受ける事後確率 と定義される。ここで雑音N1(t)、N2(t)、N3
(t)、N4(t)は互いに無相関なガウス相関とみ
なせるから、 L(τ、θ1、θ2、θ3、θ4) =4 〓k=1 {βk(t+τ)ej〓kを送つたとした時にγk
(t)を受ける事後確率} となり、その対数をとつた対数尤度関数〓〓
(τ、θ1、θ2、θ3、θ4)は、〓〓(τ、θ1、θ2、
θ3、θ4) =4 〓k=1 lvy{βk(t+t)ejekを送つた時のγk(t)
を受ける事後確率} と表わされる。
算したものである。この系における尤度関数をL
(τ、θ1、θ2、θ3、θ4)とすれば、L(τ、θ1、
θ2、
θ3、θ4) =送信複素エンベローブ集合 β1(t+τ)eje1、β2(t+τ)eje2、 β3(t+τ)eje3、β4(t+τ)eje4を 送つたとした時に受信複素エンベローブ 集合γ1(t)、γ2(t)、γ3(t)、γ4(t)を 受ける事後確率 と定義される。ここで雑音N1(t)、N2(t)、N3
(t)、N4(t)は互いに無相関なガウス相関とみ
なせるから、 L(τ、θ1、θ2、θ3、θ4) =4 〓k=1 {βk(t+τ)ej〓kを送つたとした時にγk
(t)を受ける事後確率} となり、その対数をとつた対数尤度関数〓〓
(τ、θ1、θ2、θ3、θ4)は、〓〓(τ、θ1、θ2、
θ3、θ4) =4 〓k=1 lvy{βk(t+t)ejekを送つた時のγk(t)
を受ける事後確率} と表わされる。
〓〓(τ、θ1、θ2、θ3、θ4)をデータに関し平
均化したものを〓〓とすれば、 〓〓=4 〓k=1 (τ、θk) …(21) 但し〓〓はkが奇数の時 〓〓k(τ、θk)=定数× 〓m V2 1,k(mT+T/2+τ) 〓n V2 2,k(nT+τ) …(22) でありkが偶数の時 〓〓k(τ+θk)=定数× 〓m V2 1,k(mT+τ) 〓n V2 2,k(nT+T/2+τ) …(23) である。ここでV1,k(t)、V2,k(t)は各々 V1,k(t)=∫Re{rk(s)e-j〓k}g(s−t)ds V2,k(t)=∫lm{rk(s)e-j〓k}g(s−t)ds であり、これに相当する信号は第4図の出力端1
01〜108にて得られる。即ち、出力端10
1,102には第1チヤネル復調ベースバンド信
号の同相分V1、(t)および直交分V2,1(t)が得
られ、出力端103,104にはV1,2(t)、V2,2
(t)が、出力端105,106にはV1,3(t)、
V2,3(t)が、出力端107,108にはV1,4
(t)、V2,4(t)が各々得られる。
均化したものを〓〓とすれば、 〓〓=4 〓k=1 (τ、θk) …(21) 但し〓〓はkが奇数の時 〓〓k(τ、θk)=定数× 〓m V2 1,k(mT+T/2+τ) 〓n V2 2,k(nT+τ) …(22) でありkが偶数の時 〓〓k(τ+θk)=定数× 〓m V2 1,k(mT+τ) 〓n V2 2,k(nT+T/2+τ) …(23) である。ここでV1,k(t)、V2,k(t)は各々 V1,k(t)=∫Re{rk(s)e-j〓k}g(s−t)ds V2,k(t)=∫lm{rk(s)e-j〓k}g(s−t)ds であり、これに相当する信号は第4図の出力端1
01〜108にて得られる。即ち、出力端10
1,102には第1チヤネル復調ベースバンド信
号の同相分V1、(t)および直交分V2,1(t)が得
られ、出力端103,104にはV1,2(t)、V2,2
(t)が、出力端105,106にはV1,3(t)、
V2,3(t)が、出力端107,108にはV1,4
(t)、V2,4(t)が各々得られる。
上記(21)式より、タイミングずれτ、キヤリ
ア位相ずれθ1、θ2、θ3、θ4に対する以下のような
制御方式が得られる。即ち現在の推定値τ(i)、θ(i) 1
、
θ(i) 2、θ(i) 3、θ(i) 4から次の推定値τ(i+1)、θ1 (i
+1)、θ2 (i+1)、
θ3 (i+1)、θ4 (i+1)、を得るには、Kτ、Kθをルーブゲ
インとして、 τ(i+1)=τ(i)+Kτ4 〓R=1 ∂〓〓k/∂θ1|τ=τ(i) θ1 (i+1)=θ(i) 1+Kθ∂〓〓1/∂θ1|〓1=〓1 (i) θ2 (i+1)=θ(i) 2+Kθ∂〓〓2/∂θ2|〓2=〓2 (i) θ3 (i+1)=θ(i) 3+Kθ∂〓〓3/∂θ3|〓3=〓3 (i) θ4 (i+1)=θ(i) 4+Kθ∂〓〓4/∂θ4|〓4=〓(i) とすればよい。直交QAM伝送系では各チヤネル
がスタガQAMであるため既に述べた如く、タイ
ミング、キヤリア位相に関しNDA制御が可能と
なる。更に、タイミングに関しては全チヤネルが
同期関係にあるため、各チヤネルから得られたタ
イミング制御信号を全て加算したもので共通制御
をかければよい事が判る。
ア位相ずれθ1、θ2、θ3、θ4に対する以下のような
制御方式が得られる。即ち現在の推定値τ(i)、θ(i) 1
、
θ(i) 2、θ(i) 3、θ(i) 4から次の推定値τ(i+1)、θ1 (i
+1)、θ2 (i+1)、
θ3 (i+1)、θ4 (i+1)、を得るには、Kτ、Kθをルーブゲ
インとして、 τ(i+1)=τ(i)+Kτ4 〓R=1 ∂〓〓k/∂θ1|τ=τ(i) θ1 (i+1)=θ(i) 1+Kθ∂〓〓1/∂θ1|〓1=〓1 (i) θ2 (i+1)=θ(i) 2+Kθ∂〓〓2/∂θ2|〓2=〓2 (i) θ3 (i+1)=θ(i) 3+Kθ∂〓〓3/∂θ3|〓3=〓3 (i) θ4 (i+1)=θ(i) 4+Kθ∂〓〓4/∂θ4|〓4=〓(i) とすればよい。直交QAM伝送系では各チヤネル
がスタガQAMであるため既に述べた如く、タイ
ミング、キヤリア位相に関しNDA制御が可能と
なる。更に、タイミングに関しては全チヤネルが
同期関係にあるため、各チヤネルから得られたタ
イミング制御信号を全て加算したもので共通制御
をかければよい事が判る。
ここで、伝送路にて△wの角度オフセツトが存
在した場合について考える。この時、各チヤネル
の位相ずれθ1、θ2、θ3、θ4は各々のチヤネルの静
的な位相ずれを各φ1、φ2、φ3、φ4としてθk=φk
+△wt(k=1、2、3、4)となることが判
る。即ち、θkは各チヤネル固有の静的な位相ずれ
φkと全チヤネルに共通な位相ずれ△wtとを含む
ことになる。△wが小であれば、△wtはほぼ静
的な位相ずれと見做せるためこれを各チヤネル個
別の位相トラツクキングループにて充分抑圧する
ことができる。しかし、△wが大のときは、(14)
(15)式より判る如く、受信信号の帯域と受信側
成形フイルタの帯域との不整合を消し、ベースバ
ンド信号V(1) R(t)、V(1) I(t)の歪が増大する。即
ち、位相トラツキングに必要な位相ずれ情報が正
常に得られない。従つて、△wが大のときは、こ
のオフセツトを吸収する手段を搬送波帯に設けね
ばならない事が判る。尚、位相ずれθkの変動分は
全チヤネル共通であるから、前記のタイミング制
御と同様、その制御の共通化を図る事ができる。
在した場合について考える。この時、各チヤネル
の位相ずれθ1、θ2、θ3、θ4は各々のチヤネルの静
的な位相ずれを各φ1、φ2、φ3、φ4としてθk=φk
+△wt(k=1、2、3、4)となることが判
る。即ち、θkは各チヤネル固有の静的な位相ずれ
φkと全チヤネルに共通な位相ずれ△wtとを含む
ことになる。△wが小であれば、△wtはほぼ静
的な位相ずれと見做せるためこれを各チヤネル個
別の位相トラツクキングループにて充分抑圧する
ことができる。しかし、△wが大のときは、(14)
(15)式より判る如く、受信信号の帯域と受信側
成形フイルタの帯域との不整合を消し、ベースバ
ンド信号V(1) R(t)、V(1) I(t)の歪が増大する。即
ち、位相トラツキングに必要な位相ずれ情報が正
常に得られない。従つて、△wが大のときは、こ
のオフセツトを吸収する手段を搬送波帯に設けね
ばならない事が判る。尚、位相ずれθkの変動分は
全チヤネル共通であるから、前記のタイミング制
御と同様、その制御の共通化を図る事ができる。
第6図は、以上の原理に基いた本発明の一実施
例を示すブロツク図である。即ち、第6図は、第
4図の受信部処理を全てデジタル化したものに、
本発明によるオフセツト消去形キヤリア・タイミ
ング結合制御方式を適用した例であつて、122
はヒルベルト変換回路、123は位相回転回路、
124は多重分離回路、ポリフエーズ回路、逆オ
フセツトフーリエ変換回路等で構成されるデジタ
ル処理復調回路を表わし、該デジタル処理復調回
路124の4つの出力は第4図の出力端101乃
至108に得られる第1チヤネル複素ベースバン
ド信号乃至第4チヤネル複素ベースバンド信号の
T/2秒標本化系列となつている。なお、多重分
離回路、ポリフエーズ回路、逆オフセツトフーリ
エ変換回路の詳細な内容については、文献5とし
て昭和55年特許願28740号を参照されたい。第6
図において、標本化回路121は入力端120に
得られた受信信号を周波数fsなる標本化クロツク
にて標本化している。ここでfsと、各チヤネルの
ボー速度1/Tとは、通常、簡単な整数化関係を
保つており、従つて、いわゆるタイミング時刻
は、この標本化クロツクを基準にして定められ
る。従つて、この系ではタイミング制御信号は標
本化クロツクを発生するVCO139を制御する
ことになる。125乃至128は、第1チヤネル
乃至第4チヤネルに対する位相回転回路であり、
129乃至132は各チヤネルに対する位相差検
出回路である。
例を示すブロツク図である。即ち、第6図は、第
4図の受信部処理を全てデジタル化したものに、
本発明によるオフセツト消去形キヤリア・タイミ
ング結合制御方式を適用した例であつて、122
はヒルベルト変換回路、123は位相回転回路、
124は多重分離回路、ポリフエーズ回路、逆オ
フセツトフーリエ変換回路等で構成されるデジタ
ル処理復調回路を表わし、該デジタル処理復調回
路124の4つの出力は第4図の出力端101乃
至108に得られる第1チヤネル複素ベースバン
ド信号乃至第4チヤネル複素ベースバンド信号の
T/2秒標本化系列となつている。なお、多重分
離回路、ポリフエーズ回路、逆オフセツトフーリ
エ変換回路の詳細な内容については、文献5とし
て昭和55年特許願28740号を参照されたい。第6
図において、標本化回路121は入力端120に
得られた受信信号を周波数fsなる標本化クロツク
にて標本化している。ここでfsと、各チヤネルの
ボー速度1/Tとは、通常、簡単な整数化関係を
保つており、従つて、いわゆるタイミング時刻
は、この標本化クロツクを基準にして定められ
る。従つて、この系ではタイミング制御信号は標
本化クロツクを発生するVCO139を制御する
ことになる。125乃至128は、第1チヤネル
乃至第4チヤネルに対する位相回転回路であり、
129乃至132は各チヤネルに対する位相差検
出回路である。
125乃至128の位相回転回路は、例えば第
9図に示す如く構成される。即ち第9図におい
て、160および161は各々復調ベースバンド
信号の同期分および直交分の入力される入力端で
あり、162,163,164,165は乗算器
であり、166は加算器であり、167は減算器
であり、168は正弦波系列、余弦波系列の書き
込まれたROMであり、169は1サンプル遅延
回路であり、170は加算器であり、172,1
73は位相回転を施されたベースバンド信号の同
相分および直交分の出力される出力端である。い
ま、制御端子171にφなる位相制御信号が入力
されたとすると、ROM168はφに相当する2
進符号にてアドレスのアクセスがなされる。
ROM168には、φの入力に対し、cosφとsinφ
とを出力するよう内部データが書込まれている。
ROM168の第1の出力として得られたcosφは
乗算器162,165にて各々同期信号、直交信
号に乗ぜられる。同様にして第2の出力である
sinφは乗算器163,164にて各々同相信号、
直交信号に乗ぜられる。更に、乗算器162の出
力と乗算器163の出力とは加算器166にてお
互いの和がとられこの和信号を新たな同相信号と
して出力端172に出力にする。乗算器164の
出力と乗算器165の出力とは減算器167にて
互いの差がとられこの差信号を新たな直交信号と
して出力端173に出力する。この操作により入
力複素信号は(−φ)の位相回転を受けて出力さ
れることになる。位相制御信号は第6図の位相差
検出回路129,130,131,132の出力
として得られるが、これら位相差検出回路は、例
えば第7図のように構成される。即ち、第7図に
おいて、140,141は複素ベースバンド信号
の同相分、直交分の入力される入力端であり、1
42,143はT/2秒遅延回路であり、14
4,145は乗算器であり、146は減算器であ
り、147はT秒遅延回路であり、148は減算
器である。入力端140,141のいずれに同相
分を入力させるかは送信側でのT/2秒遅延の付
与の仕方に依存する。即ち、第1、第3チヤネル
の如く、送信側にて同相分がT/2秒遅れている
チヤネルに対しては入力端140に同相分、入力
端141に直交分という割振りになる。第2、第
4チヤネルの如く、送信側にて直交分がT/2秒
遅れているチヤネルに対してはその逆の割振りを
行なう。このようにして出力端147には二つの
入力の相関値と二つのT/2秒遅延入力の相関値
との差成分が位相制御信号として端子149に出
力される。また、この差成分の時間変動分が端子
150に出力される。
9図に示す如く構成される。即ち第9図におい
て、160および161は各々復調ベースバンド
信号の同期分および直交分の入力される入力端で
あり、162,163,164,165は乗算器
であり、166は加算器であり、167は減算器
であり、168は正弦波系列、余弦波系列の書き
込まれたROMであり、169は1サンプル遅延
回路であり、170は加算器であり、172,1
73は位相回転を施されたベースバンド信号の同
相分および直交分の出力される出力端である。い
ま、制御端子171にφなる位相制御信号が入力
されたとすると、ROM168はφに相当する2
進符号にてアドレスのアクセスがなされる。
ROM168には、φの入力に対し、cosφとsinφ
とを出力するよう内部データが書込まれている。
ROM168の第1の出力として得られたcosφは
乗算器162,165にて各々同期信号、直交信
号に乗ぜられる。同様にして第2の出力である
sinφは乗算器163,164にて各々同相信号、
直交信号に乗ぜられる。更に、乗算器162の出
力と乗算器163の出力とは加算器166にてお
互いの和がとられこの和信号を新たな同相信号と
して出力端172に出力にする。乗算器164の
出力と乗算器165の出力とは減算器167にて
互いの差がとられこの差信号を新たな直交信号と
して出力端173に出力する。この操作により入
力複素信号は(−φ)の位相回転を受けて出力さ
れることになる。位相制御信号は第6図の位相差
検出回路129,130,131,132の出力
として得られるが、これら位相差検出回路は、例
えば第7図のように構成される。即ち、第7図に
おいて、140,141は複素ベースバンド信号
の同相分、直交分の入力される入力端であり、1
42,143はT/2秒遅延回路であり、14
4,145は乗算器であり、146は減算器であ
り、147はT秒遅延回路であり、148は減算
器である。入力端140,141のいずれに同相
分を入力させるかは送信側でのT/2秒遅延の付
与の仕方に依存する。即ち、第1、第3チヤネル
の如く、送信側にて同相分がT/2秒遅れている
チヤネルに対しては入力端140に同相分、入力
端141に直交分という割振りになる。第2、第
4チヤネルの如く、送信側にて直交分がT/2秒
遅れているチヤネルに対してはその逆の割振りを
行なう。このようにして出力端147には二つの
入力の相関値と二つのT/2秒遅延入力の相関値
との差成分が位相制御信号として端子149に出
力される。また、この差成分の時間変動分が端子
150に出力される。
以上の如くキヤリア位相ずれθ1、θ2、θ3、θ4は
各々位相回転回路125,126,127,12
8にて補正される。また、これらのキヤリア位相
ずれの時間的な変動分は加算回路133にて加算
され、位相回転回路123を制御する。なお、位
相回転回路123は前記125乃至128と同様
第9図の如く構成され、標本化回路121の出力
を実数部としてそのヒルペルト変換を虚数部とす
る複素搬送帯信号に対するオフセツト補正を実行
している。
各々位相回転回路125,126,127,12
8にて補正される。また、これらのキヤリア位相
ずれの時間的な変動分は加算回路133にて加算
され、位相回転回路123を制御する。なお、位
相回転回路123は前記125乃至128と同様
第9図の如く構成され、標本化回路121の出力
を実数部としてそのヒルペルト変換を虚数部とす
る複素搬送帯信号に対するオフセツト補正を実行
している。
次にタイミングずれτは第6図の134,13
5,136,137にて示されるタイミングずれ
検出回路で各々独立に検出され、これら検出出力
は全て加算回路138にて加算されVCO139
を制御することになる。各タイミングずれ検出回
路は例えば第8図の如く構成される。即ち、第8
図において、151,152は位相補正された複
素ベースバンド信号の同相分、直交分の入力され
る入力端であり、153,154は離散値系とし
て実現される微分回路であり、155,156は
乗算器であり、157は加算器であり、159は
T/2秒遅延回路であり、158は出力端であ
る。第6図における134,136の如く送信側
にて同相信号が直交信号に対しT/2秒遅延して
いる奇数番目チヤネルに対するタイミングずれ検
出回路においては、入力端151に同期信号、入
力端152に直交信号が各々入力される。逆に、
第6図における135,137の如く送信側にて
直交信号が同相信号に対しT/2秒遅延している
偶数番目チヤネルに対するタイミングずれ検出回
路においては、入力端151に直交信号、入力端
152に同相信号が各々入力される。
5,136,137にて示されるタイミングずれ
検出回路で各々独立に検出され、これら検出出力
は全て加算回路138にて加算されVCO139
を制御することになる。各タイミングずれ検出回
路は例えば第8図の如く構成される。即ち、第8
図において、151,152は位相補正された複
素ベースバンド信号の同相分、直交分の入力され
る入力端であり、153,154は離散値系とし
て実現される微分回路であり、155,156は
乗算器であり、157は加算器であり、159は
T/2秒遅延回路であり、158は出力端であ
る。第6図における134,136の如く送信側
にて同相信号が直交信号に対しT/2秒遅延して
いる奇数番目チヤネルに対するタイミングずれ検
出回路においては、入力端151に同期信号、入
力端152に直交信号が各々入力される。逆に、
第6図における135,137の如く送信側にて
直交信号が同相信号に対しT/2秒遅延している
偶数番目チヤネルに対するタイミングずれ検出回
路においては、入力端151に直交信号、入力端
152に同相信号が各々入力される。
第8図において、乗算器155は入力端151
に入力された信号とその微分信号との相関をと
り、乗算器156は入力端151に入力された信
号をT/2秒遅延して得られる信号とその微分信
号との相関をとり、これ等の相関値は加算器15
7にて加算された後端子158にタイミングずれ
信号として出力される。このタイミングずれ信号
は各チヤンネル間で互いに独立に混入して来る雑
音分を除いて全てのチヤネルで共通であるから、
第6図の加算回路138の出力には、信号対雑音
比の高いタイミング制御信号が得られる。
に入力された信号とその微分信号との相関をと
り、乗算器156は入力端151に入力された信
号をT/2秒遅延して得られる信号とその微分信
号との相関をとり、これ等の相関値は加算器15
7にて加算された後端子158にタイミングずれ
信号として出力される。このタイミングずれ信号
は各チヤンネル間で互いに独立に混入して来る雑
音分を除いて全てのチヤネルで共通であるから、
第6図の加算回路138の出力には、信号対雑音
比の高いタイミング制御信号が得られる。
第6図に示した本発明によるオフセツト消去形
キヤリア・タイミング結合制御方式の一実施例
は、伝送帯域内での群遅延歪振幅がT秒に比し充
分小さい場合にはそのまま適用できる。しかし乍
ら、通常の搬送帯域では、特に帯域端近傍にて著
しく大きな群遅延歪を生ずる事がある。このよう
な回線に対しては、タイミング制御信号を全チヤ
ネル共通化する第6図の実施例は使用できない。
しかし、こうした回路に対しても、帯域の中央近
傍にスペクトラム配置された数チヤネルのみでタ
イミング制御信号の共通化を図る事により、キヤ
リア・タイミングに対するトラツキングを可能に
する事ができる。
キヤリア・タイミング結合制御方式の一実施例
は、伝送帯域内での群遅延歪振幅がT秒に比し充
分小さい場合にはそのまま適用できる。しかし乍
ら、通常の搬送帯域では、特に帯域端近傍にて著
しく大きな群遅延歪を生ずる事がある。このよう
な回線に対しては、タイミング制御信号を全チヤ
ネル共通化する第6図の実施例は使用できない。
しかし、こうした回路に対しても、帯域の中央近
傍にスペクトラム配置された数チヤネルのみでタ
イミング制御信号の共通化を図る事により、キヤ
リア・タイミングに対するトラツキングを可能に
する事ができる。
第10図は上記の観点より導かれた本発明によ
るオフセツト消去形キヤリア・タイミング結合制
御方式の一般的な一実施例を示すブロツク図であ
つて、182はヒルベルト変換回路、183は位
相回転回路である。また184は第6図のデジタ
ル処理復調回路124に対応している。185乃
至188は第6図の125乃至128に対応する
第1チヤネル乃至第4チヤネル用位相回転回路で
ある。更に、189,190は、第6図の13
0,131に対応した位相差検出回路であり、1
92,193は第6図の135,136に対応し
たタイミングずれ検出回路である。第10図に示
した本発明の一般的な一実施例では、第2チヤネ
ル、第3チヤネルより得られたタイミングずれ信
号のみを加算回路194にて共通化してVCO1
95に対する制御信号を得ている。また、キヤリ
アオフセツト情報についても第2、第3チヤネル
のみ共通化し位相回転回路183に対する制御信
号を得ている。これによつて第2チヤネルと第3
チヤネルとは各々タイミングずれ、キヤリアずれ
共に制御されてしまう。これに対し、第1チヤネ
ルと第4チヤネルについては位相差検出回路、タ
イミングずれ検出回路を備えていない。しかし乍
ら、少なく共、タイミングずれ、キヤリア位相ず
れの時間変動量は回線歪に関わり無く全チヤネル
に共通であり、この共通なずれ分は、VCO19
5、位相回転回路183で各々補償される。ま
た、第1チヤネルおよび第4チヤネルには位相回
転回路185,188が設けられており、各々の
位相回転量は、位相差検出回路189の出力にて
制御されているため、キヤリアオフセツト以外の
位相変動分についても補償される。即ち、制御信
号が共通化されない第1および第4チヤネルにつ
いてもその出力複素信号にはタイミング、キヤリ
ア位相の時間的な変動分は存在せず静的な位相ず
れのみが残留することになる。こうした静的なタ
イミングずれ、キヤリア位相ずれは、文献3に示
された2次元自動等化器にて吸収し得ることが知
られている。
るオフセツト消去形キヤリア・タイミング結合制
御方式の一般的な一実施例を示すブロツク図であ
つて、182はヒルベルト変換回路、183は位
相回転回路である。また184は第6図のデジタ
ル処理復調回路124に対応している。185乃
至188は第6図の125乃至128に対応する
第1チヤネル乃至第4チヤネル用位相回転回路で
ある。更に、189,190は、第6図の13
0,131に対応した位相差検出回路であり、1
92,193は第6図の135,136に対応し
たタイミングずれ検出回路である。第10図に示
した本発明の一般的な一実施例では、第2チヤネ
ル、第3チヤネルより得られたタイミングずれ信
号のみを加算回路194にて共通化してVCO1
95に対する制御信号を得ている。また、キヤリ
アオフセツト情報についても第2、第3チヤネル
のみ共通化し位相回転回路183に対する制御信
号を得ている。これによつて第2チヤネルと第3
チヤネルとは各々タイミングずれ、キヤリアずれ
共に制御されてしまう。これに対し、第1チヤネ
ルと第4チヤネルについては位相差検出回路、タ
イミングずれ検出回路を備えていない。しかし乍
ら、少なく共、タイミングずれ、キヤリア位相ず
れの時間変動量は回線歪に関わり無く全チヤネル
に共通であり、この共通なずれ分は、VCO19
5、位相回転回路183で各々補償される。ま
た、第1チヤネルおよび第4チヤネルには位相回
転回路185,188が設けられており、各々の
位相回転量は、位相差検出回路189の出力にて
制御されているため、キヤリアオフセツト以外の
位相変動分についても補償される。即ち、制御信
号が共通化されない第1および第4チヤネルにつ
いてもその出力複素信号にはタイミング、キヤリ
ア位相の時間的な変動分は存在せず静的な位相ず
れのみが残留することになる。こうした静的なタ
イミングずれ、キヤリア位相ずれは、文献3に示
された2次元自動等化器にて吸収し得ることが知
られている。
以上述べた如く、本発明によれば、トラツキン
グ特性の優れたオフセツト消去形キヤリア・タイ
ミング結合制御方式を得る事ができる。尚、第6
図の実施例は第10図の一般的な実施例の特例と
見做し得る事は明きらかである。
グ特性の優れたオフセツト消去形キヤリア・タイ
ミング結合制御方式を得る事ができる。尚、第6
図の実施例は第10図の一般的な実施例の特例と
見做し得る事は明きらかである。
第1図は二次元変調信府の一般的な生成過程を
示すブロツク図であり、3,4は各々同相側ベー
スバンド整形フイルタ、直交側ベースバンド整形
フイルタである。第2図は同相一直交間にT/2
秒の遅延差を有するスタガQAM信号に対するキ
ヤリア・タイミング結合制御系の構成を示すブロ
ツク図であり、12,14,19,21,22は
乗算器であり、13は90゜位相シフタ、5,18
は整合フイルタ、16はT/2秒遅延回路、1
7,25はVCO、20,23は微分回路、24
は加算器である。第3図は第2図のタイミング・
キヤリア結合制御系を全てデジタル処理にて実現
するための構成を示したブロツク図であり、32
はサンプラー、35はROM、38は位相回転回
路である。第4図は直交QAM伝送系の原理的な
構成図であり、第5図は、この伝送系にて伝送路
に送出される直交QAM信号のスペクトラム配置
例を示した図である。第6図は、本発明によるキ
ヤリア・タイミング結合制御方式の具体的な一実
施例を示すブロツク図であり、122はヒルペル
ト変換回路、123は位相回転回路、124はデ
イジタル処理復調回路、125乃至128は位相
回転回路、129乃至132は位相差検出回路、
134乃至137はタイミングずれ検出回路、1
38は加算回路であり、139はVCO、121
は標本化回路である。第7図は、位相差検出回路
の具体的な構成例を示したブロツク図であり、1
42,143はT/2秒遅延回路、144,15
5は乗算器、146,148は減算器、147は
T秒遅延回路である。第8図はタイミングずれ検
出回路の具体的な構成例を示したブロツク図であ
り、152,153は微分回路、154,155
は乗算器、156は加算器、158はT/2秒遅
延回路である。第9図は位相回転回路の具体的な
構成例を示したブロツク図であつて、162乃至
165は乗算器、166は加算器、167は減算
器、168はROM、169は1サンプル遅延回
路、170は加算器である。第10図は本発明に
なるオフセツト消去形キヤリア・タイミング結合
制御方式の一般的な一実施例を示すブロツク図で
あつて、182はヒルベルト変換回路、183は
位相回転回路、184はデイジタル処理復調回
路、185乃至188は位相回転回路、189,
190は位相差検出回路、192,193はタイ
ミングずれ検出回路、191,194は加算回
路、195はVCOである。
示すブロツク図であり、3,4は各々同相側ベー
スバンド整形フイルタ、直交側ベースバンド整形
フイルタである。第2図は同相一直交間にT/2
秒の遅延差を有するスタガQAM信号に対するキ
ヤリア・タイミング結合制御系の構成を示すブロ
ツク図であり、12,14,19,21,22は
乗算器であり、13は90゜位相シフタ、5,18
は整合フイルタ、16はT/2秒遅延回路、1
7,25はVCO、20,23は微分回路、24
は加算器である。第3図は第2図のタイミング・
キヤリア結合制御系を全てデジタル処理にて実現
するための構成を示したブロツク図であり、32
はサンプラー、35はROM、38は位相回転回
路である。第4図は直交QAM伝送系の原理的な
構成図であり、第5図は、この伝送系にて伝送路
に送出される直交QAM信号のスペクトラム配置
例を示した図である。第6図は、本発明によるキ
ヤリア・タイミング結合制御方式の具体的な一実
施例を示すブロツク図であり、122はヒルペル
ト変換回路、123は位相回転回路、124はデ
イジタル処理復調回路、125乃至128は位相
回転回路、129乃至132は位相差検出回路、
134乃至137はタイミングずれ検出回路、1
38は加算回路であり、139はVCO、121
は標本化回路である。第7図は、位相差検出回路
の具体的な構成例を示したブロツク図であり、1
42,143はT/2秒遅延回路、144,15
5は乗算器、146,148は減算器、147は
T秒遅延回路である。第8図はタイミングずれ検
出回路の具体的な構成例を示したブロツク図であ
り、152,153は微分回路、154,155
は乗算器、156は加算器、158はT/2秒遅
延回路である。第9図は位相回転回路の具体的な
構成例を示したブロツク図であつて、162乃至
165は乗算器、166は加算器、167は減算
器、168はROM、169は1サンプル遅延回
路、170は加算器である。第10図は本発明に
なるオフセツト消去形キヤリア・タイミング結合
制御方式の一般的な一実施例を示すブロツク図で
あつて、182はヒルベルト変換回路、183は
位相回転回路、184はデイジタル処理復調回
路、185乃至188は位相回転回路、189,
190は位相差検出回路、192,193はタイ
ミングずれ検出回路、191,194は加算回
路、195はVCOである。
Claims (1)
- 1 第1乃至第N番目の直交振幅変調信号が周波
数領域にて直交多重された信号を伝送路を介して
受信し、これを標本化クロツクにて標本化した後
オフセツト補正手段にて伝送路で受けた周波数オ
フセツトを補正し、こうして得られた信号に対し
波操作、離散フーリエ変換操作を施して第1乃
至第N番目の複素ベースバンド信号を復調する直
交多重信号の受信系において、該複数個の複素ベ
ースバンド信号に対し、各々独立に位相回転を与
える位相回転操作を施し、予め定められた第k、
乃至第km番目の複素ベースバンド信号の前記位
相回転後の出力およびそれらの微分信号より得ら
れるm個のタイミング制御信号を全て加算して得
られた信号にて前記標本化クロツクの位相を制御
すると共に、前記第k1乃至第kn番目の複素ベー
スバンド信号に対する位相回転量は各複素ベース
バンド信号の実数部と虚数部との相関値として得
られる位相差信号によつて各々制御され、第k、
乃至第kn番目以外の複素ベースバンド信号に対
する位相回転量は前記位相差信号のうちの少なく
共1つによつて制御され、前記オフセツト補正手
段に対する制御信号には前記位相差信号の時間変
動分を全て加算した信号を充てる事を特徴とする
オフセツト消去形キヤリア・タイミング結合制御
方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58027181A JPS59153347A (ja) | 1983-02-21 | 1983-02-21 | オフセツト消去形キヤリア・タイミング結合制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58027181A JPS59153347A (ja) | 1983-02-21 | 1983-02-21 | オフセツト消去形キヤリア・タイミング結合制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59153347A JPS59153347A (ja) | 1984-09-01 |
JPH0141054B2 true JPH0141054B2 (ja) | 1989-09-01 |
Family
ID=12213903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58027181A Granted JPS59153347A (ja) | 1983-02-21 | 1983-02-21 | オフセツト消去形キヤリア・タイミング結合制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59153347A (ja) |
-
1983
- 1983-02-21 JP JP58027181A patent/JPS59153347A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59153347A (ja) | 1984-09-01 |
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