JPH0141024Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0141024Y2 JPH0141024Y2 JP1984143650U JP14365084U JPH0141024Y2 JP H0141024 Y2 JPH0141024 Y2 JP H0141024Y2 JP 1984143650 U JP1984143650 U JP 1984143650U JP 14365084 U JP14365084 U JP 14365084U JP H0141024 Y2 JPH0141024 Y2 JP H0141024Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- high voltage
- piezoelectric element
- voltage generator
- case
- divided
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、圧電素子に衝撃力を与えて高電圧を
発生させる高電圧発生装置であつて、電子ライタ
ーやガスマツチ等に適した高電圧発生装置に関す
る。
発生させる高電圧発生装置であつて、電子ライタ
ーやガスマツチ等に適した高電圧発生装置に関す
る。
(従来の技術)
第4図に圧電素子2個を用いた従来の高電圧発
生装置を示す。この図において、絶縁樹脂製の外
ケース1内には素子収納凹部2が形成され、さら
に素子収納凹部2の中間位置に電極板差し込み用
切溝3が形成されている。また、素子収納凹部2
の先端にはヘツドピン用開口4が形成される。そ
して、このような素子収納凹部2内に金属製ヘツ
ドピン5、圧電素子6A、圧電素子6Bが配置さ
れ、さらに圧電素子6A,6B間に前記切溝3よ
り電極板7が差し込まれる。前記外ケース1の左
側の開口凹部8には凸部19を有する金属製受金
9が嵌着されている。また、外ケース1の右側の
内ケース嵌合凹部10には衝撃子11及び該衝撃
子11をヘツドピン方向に付勢する衝撃ばね12
を収納した絶縁樹脂製内ケース13が摺動自在に
嵌合されている。また内ケース13を戻す方向に
戻しばね17が設けられている。前記衝撃子11
はピン14を有し該ピン14は外ケースのL字カ
ム穴15及び内ケースのカム穴16に係合してい
る。
生装置を示す。この図において、絶縁樹脂製の外
ケース1内には素子収納凹部2が形成され、さら
に素子収納凹部2の中間位置に電極板差し込み用
切溝3が形成されている。また、素子収納凹部2
の先端にはヘツドピン用開口4が形成される。そ
して、このような素子収納凹部2内に金属製ヘツ
ドピン5、圧電素子6A、圧電素子6Bが配置さ
れ、さらに圧電素子6A,6B間に前記切溝3よ
り電極板7が差し込まれる。前記外ケース1の左
側の開口凹部8には凸部19を有する金属製受金
9が嵌着されている。また、外ケース1の右側の
内ケース嵌合凹部10には衝撃子11及び該衝撃
子11をヘツドピン方向に付勢する衝撃ばね12
を収納した絶縁樹脂製内ケース13が摺動自在に
嵌合されている。また内ケース13を戻す方向に
戻しばね17が設けられている。前記衝撃子11
はピン14を有し該ピン14は外ケースのL字カ
ム穴15及び内ケースのカム穴16に係合してい
る。
以上の構成において、内ケース13に操作力が
働かない状態においては、戻しばね17の力によ
り内ケース13は外ケース1より突出した状態で
あり、衝撃子11のピン14はL字カム穴15の
右端の溝に係合している。前記内ケース13に操
作力を矢印Fのように加えると、衝撃ばね12に
弾性力が蓄えられ、さらに内ケース13を押し込
んで行くと、内ケースのカム穴16によりピン1
4がL字カム穴15の右端の溝から外れる方向に
駆動され、ついにはピン14とL字カム穴15の
溝との係合は外れて、衝撃子11は衝撃ばね12
の力によりヘツドピン5を強打する。この結果、
電極板7に接続された高圧リード線18と受金9
及びヘツドピン5との間に高電圧を発生する。
働かない状態においては、戻しばね17の力によ
り内ケース13は外ケース1より突出した状態で
あり、衝撃子11のピン14はL字カム穴15の
右端の溝に係合している。前記内ケース13に操
作力を矢印Fのように加えると、衝撃ばね12に
弾性力が蓄えられ、さらに内ケース13を押し込
んで行くと、内ケースのカム穴16によりピン1
4がL字カム穴15の右端の溝から外れる方向に
駆動され、ついにはピン14とL字カム穴15の
溝との係合は外れて、衝撃子11は衝撃ばね12
の力によりヘツドピン5を強打する。この結果、
電極板7に接続された高圧リード線18と受金9
及びヘツドピン5との間に高電圧を発生する。
第5図は従来の高電圧発生装置の他の例であつ
て、圧電素子を1個用いた構成を示す。この場合
には圧電素子6が1個となり、かつ外ケース1A
の側方に開口8Aが設けられ、該開口8Aに金属
製受金9Aが嵌込まれる構成となつている。な
お、ヘツドピン5や内ケース13等の構成は第4
図と同様である。
て、圧電素子を1個用いた構成を示す。この場合
には圧電素子6が1個となり、かつ外ケース1A
の側方に開口8Aが設けられ、該開口8Aに金属
製受金9Aが嵌込まれる構成となつている。な
お、ヘツドピン5や内ケース13等の構成は第4
図と同様である。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、上記第4図及び第5図の構成の場
合、内ケース13の操作を繰り返すことにより、
ヘツドピン、圧電素子、受金等の構成部に遊びが
生じ、耐久性が悪い問題点があつた。また、亜鉛
ダイカスト等で受金を成型するため、成型品の寸
法精度、金型構造が限定され、金型寿命も合成樹
脂成型品の場合に比べ短命であつた。
合、内ケース13の操作を繰り返すことにより、
ヘツドピン、圧電素子、受金等の構成部に遊びが
生じ、耐久性が悪い問題点があつた。また、亜鉛
ダイカスト等で受金を成型するため、成型品の寸
法精度、金型構造が限定され、金型寿命も合成樹
脂成型品の場合に比べ短命であつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、上記の点に鑑み、圧電素子に当接す
る受金部を2分割し、分割部分に弾性を有する硬
材を介在させることにより、使用中に圧電素子等
の構成部分に遊びが生じて耐久性が劣化するのを
防止し長寿命化を図るとともに、分割された受金
部の一方を高硬度樹脂で構成して受金部の製造を
容易とした高電圧発生装置を提供しようとするも
のである。
る受金部を2分割し、分割部分に弾性を有する硬
材を介在させることにより、使用中に圧電素子等
の構成部分に遊びが生じて耐久性が劣化するのを
防止し長寿命化を図るとともに、分割された受金
部の一方を高硬度樹脂で構成して受金部の製造を
容易とした高電圧発生装置を提供しようとするも
のである。
(実施例)
以下、本考案に係る高電圧発生装置の実施例を
図面に従つて説明する。
図面に従つて説明する。
第1図において、外ケース1Bの素子収納凹部
2Bにはヘツドピン5、圧電素子6、第1受金2
0が配置されさらに、第2図A,Bに示すごとき
金属製弾性硬材25を介在させて外ケース1Bの
開口部8Bに第2受金21が嵌着される。弾性硬
材25は凸部26を形成した円板部28より延長
した端子部27を有し、該端子部27は必要に応
じて外ケース外周面にプラス又はマイナスの電極
として引き出される。これにより、第1受金20
は金属製であるが、第2受金21は高硬度樹脂で
構成することができる。なお、内ケース13に衝
撃子11、衝撃ばね等を設ける構成は前述の第4
図の場合と同様である。
2Bにはヘツドピン5、圧電素子6、第1受金2
0が配置されさらに、第2図A,Bに示すごとき
金属製弾性硬材25を介在させて外ケース1Bの
開口部8Bに第2受金21が嵌着される。弾性硬
材25は凸部26を形成した円板部28より延長
した端子部27を有し、該端子部27は必要に応
じて外ケース外周面にプラス又はマイナスの電極
として引き出される。これにより、第1受金20
は金属製であるが、第2受金21は高硬度樹脂で
構成することができる。なお、内ケース13に衝
撃子11、衝撃ばね等を設ける構成は前述の第4
図の場合と同様である。
第3図A,Bは金属製弾性硬材の他の具体例を
示す。この場合、硬材25Aはスプリングワツシ
ヤー状の弾性環状部30より端子部31が引き出
されている。この場合にも、必要に応じて端子部
31を外ケース外周面に引き出してプラス又はマ
イナスの電極を構成することができる。
示す。この場合、硬材25Aはスプリングワツシ
ヤー状の弾性環状部30より端子部31が引き出
されている。この場合にも、必要に応じて端子部
31を外ケース外周面に引き出してプラス又はマ
イナスの電極を構成することができる。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案の高電圧発生装置
によれば、圧電素子の受金部を2分割し、分割部
分に弾性を有する硬材を介在させているので、遊
びの発生を防止して耐久性の向上を図ることがで
きる。また、分割した一方の受金部を、使用目的
に合わせて導電性樹脂等による導電体又は絶縁体
のいずれかとすることができ、組み立てが容易と
なる。また、必要に応じて硬材の一部を外周面へ
引き出してプラス側もしくはマイナス側の電極を
構成できる利点があり、さらに分割した受金部の
一方に高硬度合成樹脂を使用可能であるため、金
属ダイカストに比べ成型コストの低減を図ること
もできる。
によれば、圧電素子の受金部を2分割し、分割部
分に弾性を有する硬材を介在させているので、遊
びの発生を防止して耐久性の向上を図ることがで
きる。また、分割した一方の受金部を、使用目的
に合わせて導電性樹脂等による導電体又は絶縁体
のいずれかとすることができ、組み立てが容易と
なる。また、必要に応じて硬材の一部を外周面へ
引き出してプラス側もしくはマイナス側の電極を
構成できる利点があり、さらに分割した受金部の
一方に高硬度合成樹脂を使用可能であるため、金
属ダイカストに比べ成型コストの低減を図ること
もできる。
第1図は本考案に係る高電圧発生装置の実施例
を示す断面図、第2図Aは実施例において使用す
る硬材の正面図、同図Bは同側面図、第3図Aは
硬材の他の具体例の正面図、同図Bは側面図、第
4図は従来の高電圧発生装置の一例を示す断面
図、第5図は従来の高電圧発生装置の他の例を示
す断面図である。 1,1A,1B……外ケース、5……ヘツドピ
ン、9,9A,20,21……受金、6,6A,
6B……圧電素子、13……内ケース、25,2
5A……硬材。
を示す断面図、第2図Aは実施例において使用す
る硬材の正面図、同図Bは同側面図、第3図Aは
硬材の他の具体例の正面図、同図Bは側面図、第
4図は従来の高電圧発生装置の一例を示す断面
図、第5図は従来の高電圧発生装置の他の例を示
す断面図である。 1,1A,1B……外ケース、5……ヘツドピ
ン、9,9A,20,21……受金、6,6A,
6B……圧電素子、13……内ケース、25,2
5A……硬材。
Claims (1)
- 外ケース内に収納された圧電素子に衝撃を与え
て高電圧を発生させる高電圧発生装置において、
前記圧電素子の受金部を2分割し、該分割した受
金部の片方を高硬度樹脂で構成するとともに、分
割部分に弾性を有する硬材を介在させたことを特
徴とする高電圧発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984143650U JPH0141024Y2 (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984143650U JPH0141024Y2 (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6163554U JPS6163554U (ja) | 1986-04-30 |
JPH0141024Y2 true JPH0141024Y2 (ja) | 1989-12-06 |
Family
ID=30701937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984143650U Expired JPH0141024Y2 (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0141024Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5959657U (ja) * | 1982-10-15 | 1984-04-18 | 株式会社東海精器 | 電子ライタ−用発電装置 |
-
1984
- 1984-09-25 JP JP1984143650U patent/JPH0141024Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6163554U (ja) | 1986-04-30 |
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