JPH0140568Y2 - - Google Patents

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JPH0140568Y2
JPH0140568Y2 JP7479683U JP7479683U JPH0140568Y2 JP H0140568 Y2 JPH0140568 Y2 JP H0140568Y2 JP 7479683 U JP7479683 U JP 7479683U JP 7479683 U JP7479683 U JP 7479683U JP H0140568 Y2 JPH0140568 Y2 JP H0140568Y2
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rolls
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、偏心カートリツジを用いて圧延ロー
ル間〓を可変とする圧延機の圧下装置において、
そのロール間〓(圧下量)を直接目盛表示によつ
て確実容易に視認できるようにしたものに関す
る。
(従来の技術) 線材、棒鋼圧延設備における圧延機において用
いる圧延ロールとして、一対の圧延ロールの間〓
を両ロールに付属する一対の偏心カートリツジの
回転によつて可変とし、所要の偏心圧下量を得る
ようにしたものは周知である。従来この種の偏心
カートリツジタイプの圧延ロールにおいて、その
ロール間〓(圧下量)を目盛表示する手段は全く
なかつた。
(考案が解決しようとする課題) 即ち、第12図に示す如く、偏心カートリツジ
1,1の軸心ハ,ハ′に対して、圧延ロール31,
31の軸心ニ,ニ′が偏心量γで偏心している場
合、この偏心カートリツジ1,1をウオーム軸1
9に設けられたウオーム19a,19bで回転角
度θ1'だけ回転させて、yの圧下量を得て、ロー
ル間〓をδするとき、 y=γsin θ1′ δ=C−D−2 y 但し、Cはカートリツジ1,1の軸心ハ,ハ′
の距離Dは圧延ロール31,31の直径 となり、ロール間〓δは、偏心カートリツジ1の
回転量θ1′とは比例しない。従つて、偏心カート
リツジ1もしくはウオーム軸19の回転量から直
接ロール間〓(圧下量)を取つた場合、その表示
目盛を等間隔にすることができなかつた。不等間
隔の目盛表示では、それを制御に利用し難く、従
つて、従来は、ロール間〓(圧下量)の目盛表示
装置を有しなかつた。
従つて、従来は圧延ラインの圧下作業は、手動
によるロール間の間〓測定によつて行われている
のであり、このため圧延製品の寸法、形状が適正
でない時には、その圧延を中止または微速運転に
切換えて圧下修正を施す必要が生じ、その作業
性、稼動率の著しい低下を招来する点において問
題がある。
そこで、本考案は、前記問題点を解決した圧延
機における圧下表示装置を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本考案は、次の手段
を講じた。即ち、本考案の特徴とする処は、ロー
ルハウジングに偏心カートリツジが回動自在に設
けられ、該偏心カートリツジの偏心軸心に圧延ロ
ールが取付けられ、前記偏心カートリツジの回動
によつて一対の圧延ロールの間〓が可変とされる
圧延機において、 前記ロール間〓の測定基準原点からの前記偏心
カートリツジの回転角度θより、 Y=Rsin θ 但しRは定数 とした前記Yの値を得る回転量取出手段と、前記
回転量取出手段のYの値を比例増減巾する変換手
段と、 該変換手段で変換されたYの値を用いて前記ロ
ール間〓として表示する表示手段と、 を具備した点にある。
(作用) 偏心カートリツジの軸心間距離C、偏心量を
γ、圧延ロールの直径をD、カートリツジの回転
角度θ、圧下量をy、ロール間〓をδとすると、 y=γsin δ δ=C−D−2 y の関係にあり、δとθは比例関係にない。
そこで、本考案では、回転量取出手段により、
カートリツジの回転量θから、Y=Rsin θなる
Yの値を取り出す。
このYの値を変換手段によつて比例増減巾し
て、前記式のyの値と等しくする。この値を用
いて前記式に従つてロール間〓δを表示手段に
表示する。
即ち、本考案は、ロール間〓δを表示するのに
カートリツジの回転角θを直接用いるのではな
く、回転量取出手段により得られたYの値を用い
るようにしているので、表示手段の目盛を等間隔
にすることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。第1.2.3図によつて本考案表示装置を用
いる偏心カートリツジタイプの圧延ロール機構の
1例についてその概略を説示する。
既知のように、図例では横向きの水平位置で上
下に対置される一対の圧延ロール31,31は、
ロールハウジング(ロールスタンド)18に、そ
のロール軸31a,31aが何れも可回動に軸架
され、図示のように分割軸型式とされたロール軸
31a,31aの各軸端には駆動ギア32,32
が付設されて可回動とされる。前記ロール軸31
a,31aにはロールハウジング18に挿脱自在
に着装される偏心カートリツジ1,1が、圧延ロ
ール31,31と同行回転自在かつ単独固定自在
の関係のもとに、外嵌されている。このさい第6
図及び第12図に示すように圧延ロール軸心、即
ちロール軸31a,31aの軸心ニ,ニ′に対し、
各偏心カートリツジ1,1の軸心ハ,ハ′はγだ
け偏心されている。これによつて偏心カートリツ
ジ1,1を回転させることによつて、一対の圧延
ロール31,31のロール間〓は可変とされ、そ
の偏心圧下量も変化される。圧延ロール31,3
1の駆動ギア32,32及びロール軸31a,3
1aを介する圧延回転時には、偏心カートリツジ
1,1は非回動に固定されるものであり、これら
一連の構造は既知のものであり、その概略の説示
のみに止める。
前記一対の偏心カートリツジ1,1を同期的に
回転させる回転手段としては、ピン、リンクレバ
ー機構によるネジ回動手段を始めとして、各種手
段が存在することも既知である。図例においてウ
オーム並びにウオームホイルによる回動手段を用
いたものを示しているので、以下これについて説
示する。
即ち第1.2図に示されるように、一対の偏心
カートリツジ1,1の外周面中途の対応位置にそ
れぞれ円筒状にめぐるウオームホイル1a,1b
を形成する。これら両ホイル1a,1bの一側に
おいて、偏心カートリツジ1,1の軸線と直交状
に中空ウオーム軸19をロールハウジング18内
に可回動に立設する。そして、同ウオーム軸19
の前記ウオームホイル1a,1bと対応する位置
にそれぞれウオーム19a,19bを形成し、ウ
オーム19aはウオームホイル1aに、ウオーム
19bはウオームホイル1bに、ウオーム19b
はウオームホイル1bにそれぞれ噛合させる。
このさい両ウオーム19a,19bは互いに反
対にねじれたものとすることによつて、中空ウオ
ーム軸19の正逆回動により、各ウオーム19
a,19bの回動を介し、ウオームホイル1a,
1bをそれぞれ相反方向に回転させることにより
圧延ロール1,1のロール間〓を最大開口度から
最小開口度にまで、偏心カートリツジ1,1の回
転量(回転角)の大小変化によつて可変とし、こ
れにより偏心圧下量yを可変とすることになる。
既知のようにこの種の偏心カートリツジ1,1
はロールハウジング18に対して挿脱自在とさ
れ、例えばカートリツジ1,1内のメタル軸受交
換等の場合は、カートリツジ1,1をロールハウ
ジング18から抜取らねばならない。そこで中空
ウオーム軸19においては、そのウオーム19
a,19bをウオームホイル1a,1bに対して
接離自在に噛合構造とすることが必要である。こ
のため図例では、前記中空ウオーム軸19内にウ
オーム軸19の軸心イに対し偏心した軸心ロの作
動軸33を軸受34,35を介して内嵌し、更に
作動軸33の上下端をロールハウジング18に対
し軸受36,37を介して可回動に立設してい
る。そして、同作動軸33の180度正逆回動によ
つて、中空ウオーム軸19の各ウオーム19a,
19bを、ウオームホイル1a,1bに対し接離
自在とするのである。
前記中空ウオーム軸19の圧下のための回動機
構として、図例では同ウオーム軸19の上端にギ
ヤ29を付設し、同ギヤ29にアイドルギヤ2
8、アイドルギヤ28にアイドルギヤ27を順次
噛合させ、アイドルギヤ27に駆動ギヤ26を噛
合させるとともに、駆動ギヤ26に手動ハンドル
軸24のピニオン38を噛合させている。また駆
動ギヤ26には別に油圧モータ等のモータ25を
減速装置30を介して連結することにより、手動
およびモータ駆動の両駆動手段が可能であるよう
にしている。これによつて先に述べた偏心カート
リツジ1,1の所要回転角(回転量)θの回転が
与えられるようにしており、またアイドルギヤ2
7,28の内、アイドルギヤ28はロールハウジ
ング18側に軸架されるアイドルギヤ27の軸に
枢支されたリンク39と、中空ウオーム軸19の
ギヤ29に固設されたリンク40に保持されるの
である。これは、中空ウオーム軸19の先に述べ
た180度正逆回動によるウオーム19a,19b
のウオームホイル1a,1bに対する接離に当つ
ても、一連の駆動ギヤ26からギヤ29に至る連
動回転関係に支障を与えることなく、かつウオー
ム19a,19bとウオームホイル1a,1bの
噛合を円滑に行なうためである。勿論偏心カート
リツジ1,1の回転手段は第1,2,3図に示し
たものに限定されるものでなく、第3図は一連の
ギヤ系列の位置関係を示したものである。
本考案は上記1例に説示したような、一対の偏
心カートリツジ1,1の回転θによつて、一対の
圧延ロール31,31のロール間〓δ(圧下量y)
を可変とするものにおいて、第4図以下に例示す
るような表示装置を用いて、前記ロール間〓δま
たは圧下量yを目盛によつて明確に指示できるよ
うにするのである。
即ち第4,5,6図および第6図の各要部断面
を示す第7,8,9,10図において、第6図お
よび第9図に示すように、ウオームホイル1aを
有する一方の偏心カートリツジ1の周側に、同カ
ートリツジ1の軸心ハを通る半径線上に、カムレ
バー2を突出状に固設する。そして、同カムレバ
ー2の先端にカムローラ3を可回動に付設し、偏
心カートリツジ1とカムレバー2が同行回転する
ようにして、これを同カートリツジ1の回転量取
出部材とする。
前記カムローラ3を備えたカムレバー2に対応
し、第5,6,7図に示されるように、偏心カー
トリツジ1の接線と平行して移動自在なラツク5
を、フレーム22を介して設ける。即ちロールハ
ウジング18を利用して偏心カートリツジ1の接
線と平行して固設したフレーム22に同方向のス
ライド溝41を開設し、第9,10図にも示すよ
うに、ラツク5をフレーム22の一側面に添接さ
せる。そして、ラツク5の基部5aをスライド溝
41に摺動自在に挿設し、基部5aの他端にボル
ト締着により固着したカムガイド4をフレーム2
2の他側面に添接させる。更にラツク5及びカム
ガイド4が一体となつてフレーム22上を、偏心
カートリツジの接線方向と平行してスライド自在
に設ける。更にカムガイド4に垂直方向の係合溝
42を設け、同係合溝42に前記カムレバー2の
カムローラ3を係合させるのである。上記ラツク
5の設置に当つては、第6図に示すように、偏心
カートリツジ1の軸心(外径中心)ハと、カムレ
バー2におけるカムローラ3の中心を結ぶ線が、
フレーム22上におけるラツク5の移動する方向
と直角になる時、カートリツジ1の軸心ハと圧延
ロール31の軸心(ロール軸31aと同心)ニと
を結ぶ線ハ−ニと、他方のウオームホイル1bを
有する偏心カートリツジ1の軸心ハ′と圧延ロー
ル31の軸心ニ′とを結ぶ線ハ′−ニ′が平行にな
るように設ける。そして、この状態をロール間〓
測定基準原点とする。
前記ラツク5がスライド自在に保持される固定
のフレーム22の、前記ラツク5の歯面と同側の
一部には第6,7,8図および第11図に示され
るように、ブラケツト43を突出状に付設し、同
ブラケツト43に軸受9を介してピニオン軸44
を設けるとともに同軸44に前記ラツク5の歯と
噛合するピニオン6を設け、更に同ブラケツト4
3には前記ピニオン軸44と別位置に軸受10を
介して軸23を設け、前記ピニオン軸44と軸2
3には、互いに噛合する増速または減速のための
連動ギヤ7,8を設ける。前記軸23には、ロー
ルハウジング18を利用して軸受45を介し軸2
3と同方向に可回動に設けた伝動軸11の一端を
カツプリング46により連結し、同伝動軸11の
他端を本考案の目盛表示部材である回転目盛盤1
3を回転入力軸17に、自在接手12を介して連
結するのである。
このさい回転入力軸17と伝動軸11の連結部
分に自在接手12を介入させたのは、回転目盛盤
13と伝動軸11の中心位置ずれを吸収するため
のものであり、設計的に目盛盤13と軸11の位
置が同心である時には不要である。
前記回転目盛盤13は第11図、更には第1図
に示されるように、ロールハウジング18の上面
に、前記回転入力軸17に指示されて可回動に設
置され、目盛盤13の円形上面には、図示省略し
てあるが、ロール間〓δまたは圧下量yの数値目
盛が円周等分状に設けられる。
この回転目盛盤13の目盛と対応して第1図及
び第3図示のように、ロールハウジング18側に
固定の指針20が設けられ、21は回転入力軸1
7と回転目盛盤13の締結ナツトを示している。
また15は前記回転入力軸17並びに回転目盛
盤13を支持するフレーム14に内蔵した光電式
のパルスピツクアツプであり、16はこれに対応
して入力軸17に付設されるスリツトマーカーで
あり、このパルスピツクアツプ15については後
述する。
本考案の前記実施例によれば、その偏心カート
リツジ1,1の回転による圧下操作(間〓量調
整)に当り、手動操作の場合には、手動ハンドル
軸24に図示省略するが適宜ハンドルを取付けて
回動させる。この回動により、ピニオン38ギヤ
26,27,28をへてギヤ29が回動され、中
空ウオーム軸19の各ウオーム19a,19bに
よる一対の偏心カートリツジ1,1のウオームホ
イル1a,1bの回転角度を変え、一対の圧延ロ
ール31,31のロール間〓を変えることにな
る。従つて手動ハンドル軸24の正逆回動によ
て、ロール間〓δを最大開口から最小開口位置に
至るまで任意に可変とできる。また手動操作に変
えてモータ25による操作の場合には、減速装置
から30から同様に前記したギヤ系列により、同
様に中空ウオーム軸19を回動させ、ウオーム1
9a,19bおよびウオームホイル1a,1bを
介し、一対の偏心カートリツジ1,1をへて圧延
ロール間〓を同じく可変とすることができる。
何れの操作にさいしても、前記偏心カートリツ
ジ1,1の回転に当り、ウオームホイル1aを有
する偏心カートリツジ1には、カムレバー2が同
行回転自在に設けられ、同カムレバー2の先端の
カムローラ3が、ラツク5と一体のカムガイド4
の係合溝42内に係合されている。従つて、カム
レバー2の先端に位置するカムローラ3が、偏心
カートリツジ1の軸心ハから半径Rの円弧運動を
カートリツジ1の回転とともに行なえば、カムロ
ーラ3の係合した溝42を介し、カムガイド4、
これと一体のラツク5はスライド溝41に沿つて
カートリツジ1の接線方向に直線的に移動する。
即ち、カムレバー2、カムローラ3、カムガイ
ド4、ラツク5が本考案の回転量取出手段を構成
している。
しかして、偏心カートリツジ1が前記ロール間
〓測定基準原点から回転角θだけ回動すると、ラ
ツク5はY=Rsin θのYの値だけ直線的に移動
する。
このラツク5の移動によりフレーム22側に設
けたピニオン6が連動回転されて、ピニオン軸4
4を回動し、ピニオン軸44のギヤ7、これと相
噛合するギヤ8によつて増速(または減速)して
軸23より伝動軸11をへて回転入力軸17が回
動される。即ち、ピニオン6ギヤ7,8が本考案
の変換手段を構成して、前記Yの値を増減巾す
る。これにより回転目盛盤13が回動し、指針2
0と合致する数値目盛が、即ちロール間〓δ(ま
たは圧下量y)を表示することになる。即ち、目
盛盤13、指針20等で本考案の表示手段が構成
されている。これによつて一対の圧延ロール3
1,31におけるロール間〓δ(偏心圧下量y)
を、具体的な数値によつて容易に視認できるので
ある。
第6図及び第12図に例示するように、一対の
偏心カートリツジ1,1の軸心ハ,ハ′間の距離
をCとし、圧延ロール31,31の外径をDと
し、両ロール31,31の間〓をδとし、偏心量
γとした場合、その圧下量y及びロール間〓δ
は、既知のようにy=γsin θ、δ=C−D−2
(γsin θ)となりウオーム回転量θ圧下量yとは
比例しないため、回転目盛盤13における円周配
置の目盛を直接ウオーム19a,19b乃至偏心
カートリツジ1,1の回転角から取ると、最大開
口または最小開口位置においては、目盛間隔が狭
くなり、カートリツジ軸心ハ,ハ′とロール軸心
ニ,ニ′とが平行になる位置側では目盛間隔が広
くなるように、目盛間隔が等間隔にならないので
あるが、本考案は前述のように回転量取出手段と
してのカムレバー2、カムローラ3、ラツク5等
と、回転目盛盤13の回転入力軸17の間に、ラ
ツク5とピニオン6による直線進退運動およびギ
ヤ7,8による増速または減速手段による変換手
段を介在させているので、偏心カートリツジ1を
回転させた時、目盛盤13の回転角とロール間〓
または圧下量とを比例させることができる。即ち
目盛盤13における円周上に配分表示する数値目
盛を等分目盛として表示させることができるの
で、その目盛読み取りはきわめて容易であり、手
動ハンドル軸24による手動圧下調整はきわめて
便利である。またこれによつて第11図において
説した光電型パルスピツプアツプ15、スリツト
マーカー16の利用によつて、モータ25による
駆動操作にさいし、同モータ25の遠隔制御また
は自動制御も可能となるのである。
即ち偏心カートリツジ1の軸心ハからカムレバ
ー2におけるカムローラ3の中心までの距離をR
として、ピニオン6の形をD1、伝動ギヤ7,8
の各歯数をZ1,Z2とし、目盛盤13における1回
転当りの発信パルスNとした場合、ロール間〓δ
をΔδ変位した時のパルス数の変動Δは、 ΔN=Δδ,RN,Z1/2πγ,D1,Z2(パルス数)とな
る。
従つて前記のスリツトマーカー16、パルスピ
ツクアツプ15によつて発信されたパルス数によ
つて、前記モータ25の制御回路を起動制御すれ
ば、その遠隔または自動圧下操作もきわめて容易
に行なえることになる。但しこのようなモータ2
5の遠方または自動圧下操作のためには、パルス
ピツクアツプ15のようなパルス発信器を用いる
代りに、前記ラツク5による直線運動部材を利用
し、その移動量をポジシヨンセンサー、作動トラ
ンス等を用いて位置検出することによつて行なう
ことが可能である。
(考案の効果) 以上のように本考案では、従来の手動によるロ
ール間〓の測定、製品寸法、形状の不良により圧
延を中止または微速に切換えて、圧下修整を行な
う等の手間をなくし、表示手段による等間隔のロ
ール間〓値または圧下量数値の表示とその確認に
より、常に狂いのない安定均一な圧延内容を保持
でき、均質な圧延製品を提供できる点において優
れ、また圧延条件の変更、調整に当つても、表示
手段の指示に従つてきわめて容易に行なえるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を用いた圧下装置1例の一
部縦断正面図、第2図は同カートリツジ回動要部
の側断面図、第3図は同平面図、第4図は本考案
装置実施例の要部平面図、第5図は同正面図、第
6図は同装置全体の側面図、第7図は第6図のB
−B線断面図、第8図は第7図のC−C線断面
図、第9図は第6図のD−D線断面図、第10図
は第6図のE−E線断面図、第11図は同目盛盤
要部の側断面図、第12図は偏心カートリツジ回
転とロール〓間関係の説明図である。 1,1……偏心カートリツジ、2……カムレバ
ー、3……カムローラ、4……カムガイド、5…
…ラツク、6……ピニオン、7,8……増速(減
速)連動ギヤ、11……伝動軸、13……回転目
盛盤、15……パルスピツクアツプ、16……ス
リツトマーカー、17……回転入力軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ロールハウジングに偏心カートリツジが回動自
    在に設けられ、該偏心カートリツジの偏心軸心に
    圧延ロールが取付けられ、前記偏心カートリツジ
    の回動によつて一対の圧延ロールの間〓が可変と
    される圧延機において、 前記ロール間〓の測定基準原点からの前記偏心
    カートリツジの回転角度θより、 Y=Rsin θ 但しRは定数 とした前記Yの値を得る回転量取出手段と、 前記回転量取出手段のYの値を比例増減巾する
    変換手段と、 該変換手段で変換されたYの値を用いて前記ロ
    ール間〓として表示する表示手段と、 を具備したことを特徴とする圧延機における圧下
    表示装置。
JP7479683U 1983-03-07 1983-05-17 圧延機における圧下表示装置 Granted JPS59180801U (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7479683U JPS59180801U (ja) 1983-05-17 1983-05-17 圧延機における圧下表示装置
US06/586,448 US4581911A (en) 1983-03-07 1984-03-05 Cantilever type rolling mill
KR1019840001152A KR880000628B1 (ko) 1983-03-07 1984-03-07 캔틸레버식 압연기의 로울
BR8402219A BR8402219A (pt) 1983-05-11 1984-05-10 Trem de laminacao do tipo cantilever de mecanismo de trem de laminacao

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7479683U JPS59180801U (ja) 1983-05-17 1983-05-17 圧延機における圧下表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59180801U JPS59180801U (ja) 1984-12-03
JPH0140568Y2 true JPH0140568Y2 (ja) 1989-12-04

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ID=30204880

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7479683U Granted JPS59180801U (ja) 1983-03-07 1983-05-17 圧延機における圧下表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63290611A (ja) * 1987-05-25 1988-11-28 Kotobuki Sangyo Kk 圧延機におけるローラの面間調整装置

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JPS59180801U (ja) 1984-12-03

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