JPH0140381B2 - - Google Patents

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JPH0140381B2
JPH0140381B2 JP59053955A JP5395584A JPH0140381B2 JP H0140381 B2 JPH0140381 B2 JP H0140381B2 JP 59053955 A JP59053955 A JP 59053955A JP 5395584 A JP5395584 A JP 5395584A JP H0140381 B2 JPH0140381 B2 JP H0140381B2
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JP
Japan
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viewpoint
Prior art date
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Application number
JP59053955A
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English (en)
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JPS60198684A (ja
Inventor
Hitoshi Matsumoto
Koichi Murakami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH0140381B2 publication Critical patent/JPH0140381B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 発明の技術分野 本発明は3次元物体認識方式に係り、特に基本
物体から合成され階層データ構造で表現される合
成3次元物体の、任意の視点から見た立体像デー
タを高速に得ることのできる3次元物体認識方式
に関する。
(ロ) 技術の背景 或る物体を任意の視点から見た立体像をスクリ
ーン上に表示する場合に、その物体を複数の基本
物体から合成し、その合成3次元物体についての
処理を行なつて上記合成3次元物体を或る視点か
ら見たなら見えるであろう立体像をスクリーン上
に表示する技法が開発されつつある。
しかし、それら知られ得る技法はそれに要する
データ処理量が厖大になつて処理に時間がかかり
過ぎるというそれ固有の解決されねばならない技
術的課題を抱えている。
(ハ) 従来技術と問題点 現在知られる上述技法の1つには或る視点から
眺めた3次元物体の立体像をスクリーン上に得る
ために3次元像を2次元像に変換する透視変換を
不可欠としているから、その変換で処理せねばな
らないデータ量が3次元物体を構成する基本物体
の数にも依存するが莫大な量になつてしまうのが
避けられず、所望の結果を得るのに長時間を要す
るほか、その処理は視点に依存するため視点に応
じた処理をしなければならないという大きな制約
を負つている。
(ニ) 発明の目的 本発明は上述したような従来方式の抱えている
技術的課題に着目して為されたもので、その目的
は各視線毎に視点に至近の物体存在分割空間を求
める手段を構築してデータ処理量を削減し、処理
時間の大幅な短縮を為し、併せて立体像生成にお
ける視点への依存性を排して成る3次元物体認識
方式を提供することにある。
(ホ) 発明の構成 そして、この目的達成のため、本発明方式はユ
ニバース空間内の、基本物体から合成され階層デ
ータ構造で表現される合成3次元物体を任意の視
点から射る視線が上記合成3次元物体のための或
る分割空間レベルにおける分割空間を貫くときそ
の視点に近い分割空間が物体不存在空間、物体存
在空間又は物体一部存在空間のいずれであるかを
検出する検出手段と、物体不存在空間であること
に応答して当該分割空間レベルで視線が貫く他の
分割空間について上記検出手段の動作を生ぜしめ
る検出制御手段と、物体一部存在空間であること
に応答して上記或る分割空間レベルの次位の分割
空間レベルの分割空間について上記検出手段及び
又は検出制御手段の動作を生ぜしめる処理反復手
段とを備え、該処理反復手段により視点に近い分
割空間であつて視線と交差する分割空間が物体存
在空間となる最終分割空間レベルに至るまで上記
処理を為して該最終分割空間レベルでの物体存在
空間の物体情報を出力して上記任意の視点から見
た立体像のためのデータを得るようにしたもので
ある。
(ヘ) 発明の実施例 以下、添付図面を参照しながら本発明の実施例
を説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す。この図にお
いて、10は本発明を実施するシステム全体の制
御を司る制御モジユールで、11はユーザから与
えられる物体に応じて必要となる基本物体情報及
びCGSデータ(constructive solid geometry
data)を格納するメモリ部である。12はオク
トリー生成モジユールで、これは制御モジユール
10の制御(図中、実線で制御を表わす。以下同
じ。)の下にメモリ部11からのデータ(図中、
点線でデータを表わす。以下同じ。)を基にして
公知の技法で第2図に示すようなオクトリーデー
タ構造を生成する。第2図のオクトリーデータ構
造中のN0、N1、N2…はノードと呼ばれ、各ノー
ドは基本物体から合成されオクトリーデータ構造
(階層データ構造)で表現される合成3次元物体
がユニバーサル空間内に置かれた状態で、そのユ
ニバーサル空間が先ず、最初の8つのオクタント
(分割空間)に分割された場合のそれぞれのオク
タントを表わすデータ構造をノードN0で表わし、
その各オクタントが更に8分割されたサブオクタ
ントの各々を表わすデータ構造をノードN1で表
わす如くして表わされる。そして、それぞれのノ
ードはそのオクタントレベルにおけるオクタント
の各々が物体不存在空間(以下、VOID(0)と
表わす。)、物体存在空間(以下、HOMO(1)と表
わす)、又は物体一部存在空間(以下、HETB
(→)と表わす。)であるか否かを表わすと共に、
HETE(→)の場合には次のサブオクタントの内
の、後述するような検索をすべきオクタントを指
定するポインタを有し、又HOMO(1)の場合には
物体の番号を携えている。
このようなデータ構造を有するオクトリーデー
タ構造を格納するのがオクトリー生成モジユール
3に接続されたオクトリーデータ構造格納メモリ
13である。
メモリ13は視線が物体と交差するオクタント
であつてそのオクタントがHOMC(1)になつてい
るものを検索するオクトリー検索モジユール14
へ接続され、このモジユール14はそこで検索さ
れたオクタントにおける基本物体、例えば球の番
号及び制御信号を交差判定モジユール15、輝度
計算モジユール16に送つてその基本物体の性
質、例えば透過、反射等によつてはその基本物体
を基点として更にオクトリー検索モジユール14
における検索を進めるようモジユール15,16
から制御を受けるように構造されている。そのオ
クトリー検索モジユール14は次のような構成を
有する(第3図参照)。
即ち、上述合成3次元物体を任意の視点から射
る視線がその物体のための或るオクタントレベル
におけるオクタントを貫くときその視点に近いオ
クタントがVOID(0)、HOMO(1)、又はHETE
(→)のいずれであるかを検出する検出部17と、
VOID(0)であることを線18を経て知らされ
ることに応答してそのオクタントレベルで視線が
貫く値のオクタントについての同様の検出を行な
うよう検出部17に働きかける検出制御19と、
HETE(→)であることを線20を経て知らされ
ることに応答して上記或るオクタントレベルの次
のオクタントレベルのオクタントについての同様
の検出及び又は制御の繰返しを生ぜしめるよう線
21を介して検出部17、検出制御部19を制御
する処理反復部22とを有する。
次に、上述構成になる本発明実施例の動作態様
を説明する。
システムへ与えられるユーザ任様の物体に応じ
て必要とされる基本物体情報及びCGSデータが
メモリ部11からオクトリー生成モジユール12
へ入力されて、そこで上記物体に相応した合成3
次元物体の第2図に例示する如きオクトリーデー
タ構造が生成せしめられ、そしてオクトリーデー
タ構造格納メモリ13に格納される。
そのオクトリーデータ構造になる合成3次元物
体は第4図には明示しないが、そのオクトリーデ
ータ構造は第5図にその一部を示す如きものであ
るとする。
このオクトリーデータ構造になる合成3次元物
体を完全に取り込むユニバーサル空間(最初に8
分割される空間)S内の合成3次元物体の認識を
行なうべく、任意の視線(1)にてユニバーサル空間
Sを射た場合にその視線が貫くオクタントを既知
の方法で視線Pに近い方から求める〔Scは合成
3次元物体を視点Pから見た場合のに見える立体
像のためのスクリーンである〕。これらオクタン
トの物体存在態様を示すノードN0の討該データ
部のうち、視点Pに近いオクタントOに対応する
データ部が先ず、検出部17で検索される。オク
タントOはVOID(0)、即ち物体の存在しないオ
クタントであることの認識が得られる。そこで、
次のオクタント4について同様の処理が検出制御
部19の制御の下になされる。このオクタントに
ついても、VOID(0)であることが判明される
ので、上記視線(1)についてのそれ以上の検索を終
了し、次の視線例えば(2)について上記説明と同じ
手順を踏んでその視様についての検索が行なわれ
る。これを説明すると、次のようになる。
先ず、視線(2)がユニバーサル空間Sを貫いてい
るオクタント1,5についてノードN0を用いて
上述と同じ検索を行なう。その検索は視点Pに近
いオクタント1についてなされ、そのオクタント
1に対応するデータ部が調べられる。そこには、
HETE(→)を示すデータがあるので、このデー
タに応答する処理反復部22はオクタント1のサ
ブオクタントについて上述同様の処理を開始させ
るよう検出部17、検出制御部19を制御する。
即ち、視線(2)がオクタント1のうちのいずれのサ
ブオクタントを貫いているかを視点Pに近い順に
求める。それらのサブオクタントはオクタント1
―0、オクタント1―1、オクタント1―7であ
る(レベル1のノードN1参照)。
これらオクタントのうちの視点Pに近い方から
順番にVOID(0)か、HOMO(1)か、HETE(→)
であるかを検出部17で調べ、VOID(0)なら
ばオクタントレベル1のうちの次のオクタントに
進み、HOMO(1)ならばそのオクタントにおける
物体の番号をオクタントレベル1のノードN1
の対応するデータ部から調べる。又、HETE
(→)ならばオクタントレベル0からオクタント
レベル1へオクトリーを降りたと同様にして次の
オクタントレベル2へ降りる。このようにしてオ
クトリーを降りていく途中においてHOMO(1)と
なつているオクタント、又は最終的に必ず
HOMO(1)になつているオクタントレベルのオク
タントに至つたとき検索を終了する。そのオクタ
ントの物体の番号は線23を経て反復処理部22
にて受け取る。
上述視線(1)、(2)と同様の処理が他の視線すべて
について施行される。
こうして得られた物体情報を交差判定モジユー
ル15、輝度計算モジユール16に渡してこれら
モジユールでの所要の処理を行なつた結果、可視
点が求められると、それ以上の検索は行なわれな
いが、上記物体情報を送つて来たオクタントを基
点として更に検索を行なう必要がある場合には、
上述検索手順を踏んで同様の検索を行なうようモ
ジユール15,16からオクトリー検索モジユー
ル14に合図される。
このように、静的な階層構造の検索を経て物体
の認識を行なうから、処理の高速性は格段に向上
するし、又視点の移動に起因して生ずる不具合を
解消することができる。
なお、上述実施例においては分割空間をオクタ
ントとする場合について説明したが、本発明の趣
旨からしてこれのみに限定されるものではない。
(ト) 発明の効果 以上述べたように、本発明によれば、 (1) 物体認識の処理速度を格段に速め得て、 (2) この効果を視点の移動によつて阻害されるこ
となく亨受し得る、等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図、第2図は
第1図オクトリー生成モジユールにて生成される
オクトリーデータ構造を例示する図、第3図はオ
クトリー検索モジユールの詳細図、第4図は合成
3次元物体が置かれているユニバーサル空間を視
点Pから見てオクトリー検索を行なう過程を説明
するための図、第5図は第4図における検索過程
で検索されるオクトリーデータ構造例を示す図で
ある。 図中、10は制御モジユール、11はメモリ
部、12はオクトリー生成モジユール、13はオ
クトリーデータ構造格納メモリ、14はオクトリ
ー検索モジユール、15は交差判定モジユール、
16は輝度計算モジユール、17は検出部、19
は検出制御部、22は処理反復部である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ユニバース空間内の、基本物体から合成され
    階層データ構造で表現される合成3次元物体を任
    意の視点から射る視線が上記合成3次元物体のた
    めの或る分割空間レベルにおける分割空間を貫く
    ときその視点に近い分割空間が物体不存在空間、
    物体存在空間又は物体一部存在空間のいずれであ
    るかを検出する検出手段と、物体不存在空間であ
    ることに応答して当該分割空間レベルで視線が貫
    く他の分割空間について上記検出手段の動作を生
    ぜしめる検出制御手段と、物体一部存在空間であ
    ることに応答して上記或る分割空間レベルの次位
    の分割空間レベルの分割空間について上記検出手
    段及び又は検出制御手段の動作を生ぜしめる処理
    反復手段とを備え、該処理反復手段により視点に
    近い分割空間であつて視線と交差する分割空間が
    物体存在空間となる最終分割空間レベルに至るま
    で上記処理を為して該最終分割空間レベルでの物
    体存在空間の物体情報を出力して上記任意の視点
    から見た立体像のためのデータを得るようにした
    ことを特徴とする3次元物体認識方式。 2 上記分割空間はオクタントであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の3次元物体認
    識方式。
JP59053955A 1984-03-21 1984-03-21 3次元物体認識方式 Granted JPS60198684A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59053955A JPS60198684A (ja) 1984-03-21 1984-03-21 3次元物体認識方式

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JP59053955A JPS60198684A (ja) 1984-03-21 1984-03-21 3次元物体認識方式

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Publication Number Publication Date
JPS60198684A JPS60198684A (ja) 1985-10-08
JPH0140381B2 true JPH0140381B2 (ja) 1989-08-28

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JP59053955A Granted JPS60198684A (ja) 1984-03-21 1984-03-21 3次元物体認識方式

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JP6632443B2 (ja) * 2016-03-23 2020-01-22 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法

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JPS60198684A (ja) 1985-10-08

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